JP3943189B2 - 非通気性床仕上げ材用の通気性下地層並びにその施工法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、非通気性床仕上げ材用の通気性下地層並びにその施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】
貼り床仕上げや塗り床仕上げ等の非通気性床仕上げ材(通気性を全く有しないか又は通気性に乏しい仕上げ材)を施す場合には、被着体となる下地コンクリート内部に存在している水分の大気中への散逸が大幅に阻害されることから、これら床仕上げ材にはふくれ、剥離といった様々な機能障害の発生がつきまとうことになる。とりわけ近年、頓に採用が急増の傾向にある鋼製デッキ型枠工法によるコンクリート床版打設では該コンクリートが上端面のみの一面乾燥様式となるため、従来の合板型枠工法による場合に比してその乾燥速度も必然的に大きく低下する。従って、同一硬化材令時点で該コンクリート床版面上へ貼り床、塗り床等の非通気性仕上げ材を施すとした場合、鋼製デッキ型枠工法の方が下地水分の影響を大きく蒙ることとなり、仕上げ床の故障発生率はさらに増加することとなる。
【0003】
かかる問題を解決すべき有効な手段として、コンクリート下地面上へ通気性を備えた単独層を新たに打ち継ぎ、この上へ仕上げ材を施工するとして、既述の非通気性床上げ材の直下に位置する該通気層にコンクリートの通気作用を分担させ、下地コンクリート組織内部の水分はもとより、仕上げ塗膜自体からの浸出水分(床仕上げ材が特に水系材料の場合)をも散逸させることを技術思想とした提案が特開昭61−45054号並びに特公平6−21512号に既になされている。
【0004】
前者は、「内部を多孔質、しかし表層部を非透気・非透水性とされた粗粒の無気質断熱性骨材粒と、展延性付与材としての無機質細粒と、高分子系もしくは無機系結合材との混合物からなり、コンクリート床版上に層状に塗敷硬化せられ、その上に仕上げ塗膜が塗設される層であって、この層内には前記骨材粒の粒子間間隙が、上記コンクリート床版及びもしくは仕上げ塗膜より発生する水分・蒸気の流通を許容する実質的な連続的通気路を形成して成ることを特徴とする塗膜の通気性断熱下地層。」であり、その施工法は、「骨材粒と細粒および結合材とを混合し、粘着性を与えるために予め結合材を塗布したコンクリート床版の表面に上記混合物を任意の厚みに敷きならし、鏝その他の転圧器具で平坦に押える。
【0005】
結合材が硬化して形成された下地層上に塗材として防水塗膜を塗布成膜する。」とされている。
また、後者は、「コンクリート構造体と非通気性仕上げ層との間に設けるモルタル状下地層であって、骨材を結合する水硬性セメントと消泡剤を添加しないポリマーディスパージョンからなる結合部に連続的多孔性通気路を構成してなる、前記非通気性仕上げ層のふくれ防止用下地層。」であり、その施工法は、「消泡剤を添加しないポリマーディスパージョン、水硬性セメント及び骨材を含む組成物に塗布・硬化するのに適する量,すなわち流動性材料が130〜200mmの範囲のフロー値となる量の水を加えて十分に混練して塗布用の流動性材料を調整する。この材料を、連続通気路を形成して本発明の目的を達成するのに十分な厚さで、すなわち好ましくは2mm以上特に好ましくは3〜5mmの厚さで、コンクリート構造体上に塗布し硬化せしめて下地層を形成する。形成した下地層の上に通常の方法により非通気性仕上げ層を設ける。」とされている。
【0006】
なお、両通気性の層の仕上げ材下地としての平滑精度の確保手段は、前者にあっては鏝押さえによるとさている。但し、硬化後の表面が粟おこし状であるがため、ペースト状・その他の目止め材料で目止め塗膜を施す場合もあるとされている。また、後者にあっては、適用される材料が単なる多泡系のポリマーセメントモルタル組成物としての「調整流動性材料」であるが故に前者同様、必然的に金鏝などによる入念な押さえ、延展作業の必要性を余儀なくされるのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
叙上の如く、従来の通気性下地層にあっては、非能率な鏝押さえ作業が不可欠なるために必然的に工期、施工コストの面で不満足な点を有す。本発明は、叙上の事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、短工期,低コストの通気性下地層並びに施工法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の非通気性床仕上げ材用の通気性下地層は、コンクリート下地に打ち継ぎするセルフレベリング材に発泡剤および/または起泡剤などを添加して透気・透湿層を構成するとしたものである。
また、本発明の非通気性床仕上げ材用の通気性下地層の施工法は、コンクリート下地に平滑機能と透気・透湿機能を保持するセルフレベリング材を打ち継ぎするとしたものである。
【0009】
【作用】
平滑精度が確保された短工期,低廉型の床仕上げ材下地の提供は、鏝押さえ作業が不要な透気・透湿性セルフレベリング材(SL材と略記)の適用によってのみ初めて達成され得る。このセメント系あるいは石こう系である汎用のSL材中には流動化剤などによる混入気泡を消すための消泡剤が強度並びに平滑精度確保のために添加されているが、本発明にあっては、これにあえて発泡剤及び/若しくは起泡剤、空気連行を促進するための空気連行剤やポリマーディスパージョンなどを添加する。
【0010】
発泡剤としては炭酸塩,アンモニウム塩,金属などの無機発泡剤とアゾ化合物に代表される有機系発泡剤に大別される。発泡剤によって発生したガスはSL剤のマトリックス中に均一且つ微細な独立あるいは連続した気泡として残留し、この結果として透気・透湿機能が付与される。発泡剤を添加したSL材のセルフレベリング性は未添加のものと同等以上であり、このことはSL材マトリックス中での発泡剤の3次元方向への発泡圧とガス内蔵による嵩比重の低下において、発泡圧の方が優位に働いていることがうかがえる。さらに、発泡剤の添加によってセメントの硬化阻害を生じることはなく、強度発現性状としては正常である。このことは発泡剤を添加したSL材の嵩比重と圧縮強度の関係が一般的な質量則の範囲にあることから容易に推察できる。
【0011】
空気連行剤としてはJIS A6204に規定されているAE剤等が、ポリマーディスパージョンとしてはスチレンーブタジエンゴム(SBR)系合成ゴムラテックスやポリアクリル酸エステル系及びエチレン酢酸ビニル系樹脂エマルションが使用される。SL材中に連行された空気の作用については、前述した発泡剤の場合と同様である。
【0012】
床仕上げ材下地層に必要な透気係数は、当該層の直下に位置する下地コンクリートの通気性状が透気係数として×10-18(m2)オーダーであることを勘案すれば、少なくとも当該値よりも大きな値としなければならない。硬化した床仕上げ材下地層の上へ貼り床、塗り床を施すに当たり、これらの床仕上げ材に浮き、剥離といったトラブルを発生させないために必要な床仕上げ下地層の透気係数としては概ね、×10-14 〜×10-12(m2)オーダー、望ましくは×10-13(m2)オーダーであることが判明している。透気係数が×10-14 よりも小さい場合にはコンクリート中から移行してくる湿分を十分逃がすことができないこと、×10-12(m2)オーダーよりも大きい場合には通気性下地層の強度が不足し、結果として実用性が損なわれるためである。
【0013】
勿論この透気性能の外に、例えば(社)日本建築学会建築工事標準仕様書・同解説JASS15M-103「セルフレベリング材の品質基準」で定めるフロー値、凝結時間、圧縮強度、下地接着強度、衝撃に係わる各品質基準をも併せて満足し得る必要があることは言うまでもない。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の非通気性床仕上げ材用の通気性下地層の施工法の実施の形態を説明すると、従来技術の一工法であるSL材を使用する場合と同じ手順であり、具体的にはコンクリート打設→押さえ荒ら均し→養生→SL材流し→養生→仕上げ材施工となる。ここで、透気・透湿性能を付与したSL材を使用するところが当該発明のボトルネック技術であり、その詳細は次のとおりである。まず、打設されたコンクリートを押さえおよび荒ら均しし、粗な水平レベルを確保したのち、硬化のために所定期間の養生をおこなう。養生後のコンクリート床の上に必要に応じて接着性の付与のためにプライマーを塗布し透気・透湿性SL材を所定厚さに見合った量を流すことによって平滑精度と透気・透湿性が同時に確保される。鏝押さえが一切無く短工期,低コストが実現する。透気・透湿性SL材の硬化が完了したのち各種の仕上げ材処理をおこなう。
【0015】
【実施例】
本発明の通気性下地の作用確認の試験結果を以下説明する。
(1)汎用SL材としてのライオンハイフロー(住友大阪セメント(株)製)をベース材料とし、発泡剤はアゾジカルボン酸エステル化合物であるユニフォームAZ-AE300(大塚化学(株)製)を用いた表1に示す配合のものを、日本建築学会規格JASS15 M-103に設定している試験法により試料を作製しフロー値、4週間標準養生後の圧縮強度を測定した。また、透気量の測定については定まった方法がなく、供試体に一定の圧力を加え、供試体中を透過する空気量を測定するという定圧法によりおこない、K=2d η P1 Q/{(P2 2−P1 2) A}により透気係数を算出した。ここで、各文字はK;透気係数(m2)、d;試験体厚さ(m)、η;空気の粘性係数(Pa・S ) 、Q;透気量(m3/S )、P2 ;負荷絶対圧力(Mpa)、P1 ;大気圧(Mpa)、A;透過断面積(m2)である。ここで比較のために設計基準強度210kg f/ cm2 、スランプ18cmのコンクリートについても併せておこなった。
【0016】
試験結果の1例を表1に示す。コンクリートの透気係数は×10-18 オーダーであるが発泡剤を添加したものは×10-14 オーダーすなわち数千から一万倍の透気係数を与えた。また、フロー値、圧縮強度についても日本建築学会の規格値をほぼ満足するものであった。このことから、汎用SL材をベースにして、当初の目的であるセルフレベリング性と透気透湿性の両機能の保持が可能であることが実証できた。発泡剤の対セメント添加率を大きくすると透気係数も大きくなる。
【0017】
【表1】
Figure 0003943189
【0018】
(2)次に、設計基準強度210kg f/ cm2 、スランプ18cmのコンクリートを用い作製した300W ×300L ×100T mmのコンクリート板を4週間標準養生した後、2週間20℃、RH65%雰囲気で乾燥したものを基板とし、当該基板に下地処理として透気・透湿機能を有するSL材(透気係数3×10-14 2 )5mmを施工した。その後、エポキシ系塗り床仕上げ材1mmを施工し、さらに側面(4面)をエポキシ樹脂塗布により不透気・不透湿処理したものを供試体とした。
【0019】
これを30℃の温水中に半浸漬し、6ケ月にわたりふくれの発生状況を観察した。浸漬期間1月,2月,6月のいずれも異常がなく、コンクリート中の自由水に起因する湿分の移行がスムーズであり、塗り床仕上げ材への湿分に起因する悪影響防止に効果的であることが確認された。
(3) (2)での下地処理をおこなった基板を用い、仕上げ材としてJIS A 5705に規定するコンポジションビニル床タイルをJIS A 5536に規定する酢酸ビニル系ビニル床タイル・ビニル床シート用接着剤を用いて張り付け仕上げをおこなった。その後、側面(4面)をエポキシ樹脂塗布により不透気・不透湿処理したものを供試体とした。供試体を3ケ月間30℃の温水中に半浸漬したのち、ビニル床タイルの付着強さ試験をおこない、下地処理の効果を評価したところ、初期は5.8kg f/ cm2 、浸漬後5.9kg f/ cm2 で健全の結果が出た。よって、本発明においてはコンクリートの中の自由水に起因する湿分の移行がスムーズであり、貼り床仕上げ材の汚損・損傷防止に極めて効果的であることがわかった。
【0020】
【発明の効果】
本発明の非通気性床仕上げ材用の通気性下地層並びにその施工法は、以上の如く構成されるので、その工期はSL材施工と全く同じで済む。
しかして、鏝押さえを要する手段に比し、大幅な短工期,低コスト化が実現する。

Claims (2)

  1. 硬化あるいは硬化初期のく体コンクリート上に、下地層として発泡剤および/または空気連行剤を添加したセルフレベリング材を施工し、前記コンクリート上に透気係数が1×10−14〜1×10−12(m)である下地層を、前記セルフレベリング作用で形成することとした非通気性床仕上げ材用の通気性下地層の形成方法。
  2. く体コンクリート上に形成された下地層であって、透気係数が1×10 −14 〜1×10 −12 (m )であり、かつ前記下地層を形成する下地素材が発泡剤および/または空気連行剤を添加したセルフレベリング材であり、該セルフレベリング作用により上面が平滑に形成された非通気性床仕上げ材用のコンクリートの通気性下地層
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