JP3942755B2 - 天井用はしご装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、天井裏への昇降等に使用される天井用はしご装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば実開昭61−59725号公報に示されるように、上面に折畳み可能なはしご本体が取り付けられた蓋体の一端を開口枠の一端の下部に回動自在に枢支し、一対のリンクを接続した吊下リンクの一端を開口枠の側面に回動自在に枢着するとともに、吊下リンクの他端を蓋体に回動自在に枢支し、開口枠の側面にボルトやビス等のねじ具によりストッパーブロックを上下表裏付け替え自在に取り付け、ストッパーブロックの当接部の付け替えにより吊下リンクの位置決め角度を変更することにより、天井部の高さに応じてはしご本体の設置高さを調節する吊下リンクをリンク受部で確実に支持できるようにすることが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようにストッパーブロックを上下反転させ、あるいは表裏反転させることによって吊下リンクに当る当接部を変更し、吊下リンクがストッパーブロックの当接部に当るときの角度を調節することにより、はしごユニットの設置高さに応じてリンク受部を調整して吊下リンクを位置決めできるように構成した場合には、この吊下リンクに対するストッパーブロックの当接部を変更する際に、この当接部を吊下リンクにぴったりと沿わせた状態で、上記ストッパーブロックをねじ止めする必要があり、この作業が煩雑であるという問題がある。
【0004】
すなわち、上記ストッパーブロックには、ねじ具が挿通されるばか孔からなる取り付け孔が形成されているので、この取り付け孔の孔径と上記ねじ具の軸径との差に対応した取付誤差が、左右の吊下リンク間に生じると、両吊下リンクの一方だけが上記ストッパーブロックの当接部に当るという片当り状態が発生することが避けられない。この片当り状態の発生を防止するためには、はしご本体を展開して上記左右の吊下リンクをそれぞれ上記当接部に当接させた状態で、左右のストッパーブロックを同時にねじ止めし、あるいは一方のストッパーブロックの取付状態に対応させて他方のストッパーブロックの取付状態を変更する等の作業を繰り返して行わなければならず、この作業が煩雑であるという問題があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑み、吊下リンクの上端枢支位置を移動させることにより、はしご本体の設置高さを容易かつ適正に調節することができる天井用はしご装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、天井の開口部に取り付けられた縁枠と、この縁枠と床面との間に展開されて架け渡されるとともに、天井の上方に折畳まれて格納されるように構成されたはしご本体と、上端部が上記縁枠に枢支されてはしご本体を支持するとともに、中間部において屈伸自在に構成された吊下リンクと、上記はしご本体の使用時に、上記吊下リンクに当接してその回動変位を阻止するストッパとを備えた天井用はしご装置であって、上記縁枠に吊下リンクの上端部を枢支する吊下ブラケットを設け、この吊下ブラケットに、複数個の横溝を高さ方向に所定の間隔を置いて並ぶように形成するとともに、各横溝を連結して上記枢支部を高さ方向に案内する縦溝を形成し、上記天井の高さに応じて、上記吊下リンクの上端枢支部を上記縦溝に沿って高さ方向に移動させ、この上端枢支部を上記横溝の一つに選択的に係止することで、当該吊下リンクに支持されるはしご本体の高さを変更するよう構成したものである。
【0007】
上記構成によれば、吊下リンクの上端枢支位置を移動させる際には、吊下ブラケットに形成された縦溝に沿って吊下リンクの上端枢支部を高さ方向にスライド変位させ、上記複数個の横溝のうちの一つを選択して上記枢支部を導入することにより、吊下リンクの上端枢支位置が移動し、この吊下リンクによって支持されるはしご本体の設置高さが調節される。また、上記はしご本体の左右に設けられた一対の吊下リンクの上端枢支位置を変化させる作業が同時に実行されて、上記はしご本体の設置高さが容易かつ正確に調節されることになる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1及び図2は、本発明に係る天井用はしご装置の実施形態を示している。この天井用はしご装置は、天井1に形成された開口部に取り付けられた縁枠2と、この縁枠2に前端部がヒンジ結合されることによって開閉自在に支持された天蓋3と、この天蓋3に支持されたはしご本体4と、上記天蓋3の閉止時にその後端部を縁枠2に係止するロック機構(図示せず)とを備えている。
【0015】
このはしご本体4は、ヒンジ金具5,6によって折畳み可能に連結された上下三段のはしご部4a,4b,4cからなり、最上段のはしご部4aが取付ブラケット7,7によって上記天蓋3の上面に固着されている。そして、上記はしご本体4は、その使用時に図1に示すように、各はしご部4a〜4cが展開されて上記縁枠2と床面8との間に架け渡されるとともに、不使用時に図2に示すように、天蓋3上に折畳まれた状態で天井1の上方に格納されるように構成されている。
【0016】
上記縁枠2と天蓋3との間には、この天蓋3及び上記はしご本体4を支持する左右一対の吊下リンク9が設けられている。この吊下リンク9は、ピン10により枢支された上部リンク11と下部リンク12とからなり、中間部において屈伸するように構成されている。すなわち、上記上部リンク11の上端部が、縁枠2に取り付けられた吊下ブラケット13に枢支されるとともに、下部リンク12の下端部が、天蓋3の上面に固着された取付ブラケット14に枢支され、はしご本体4を展開状態から折畳み状態に移行させるのに応じ、吊下リンク9が図1に示すように伸長した状態から、図2に示すように中間部において屈曲した状態に移行するようになっている。
【0017】
また、上記縁枠2の前端部には、引張りばね15の上端部を支持する支持ブラケット35が取り付けられ、この支持ブラケット35と、上記吊下リンク9の下部リンク12との間に上記引張りばね15が張設されている。この引張りばね15は、上記天蓋3及びはしご本体4を上向きに付勢することにより、はしご本体4の格納時にその押上げ力を軽減するとともに、天蓋3の開放時にその急変位を防止するように構成されている。
【0018】
上記吊下ブラケット13は、図3及び図4に示すように、縁枠2にビス止めされた取付板16と、縁枠2の壁面と平行に伸びる基板17とを有する断面ハット状に形成されている。上記吊下ブラケット13の基板17には、上下複数個の横溝18〜21と、これらの横溝18〜21を連結するように伸びる単一の縦溝22とが形成されるとともに、上記上部リンク11に当接してその回動を阻止するストッパ23が突設されている。なお、最上段の横溝18は、吊下ブラケット13の最前方側に配設されるとともに、下段の横溝19〜21は順次後方側に位置するように配設されている。
【0019】
そして、上記上部リンク11の上端部に突設された枢支ピン24からなる上端枢支部を、上記縦溝22に沿ってスライド変位させることにより、上記横溝18〜21に一つが任意に選択されて上記枢支ピン24が導入されるようになっている。また、上記縁枠2と吊下ブラケット13の基板17との間には、上記横溝18〜21に導入された上部リンク11の枢支ピン24を回動可能な状態で係止する規制部材25が挿入され、この規制部材25がビス26により上記縁枠2の壁面に固着されている。
【0020】
上記規制部材25は、吊下ブラケット13の縦溝22を覆うことにより上記枢支ピン24に設けられた円板状のフランジ部27が、上記横溝18〜21内において回動するのを許容しつつ、上記横溝18〜21外に導出されるのを規制するように構成されている。また、上記ビス26を取り外して規制部材25を図3の仮想線で示すように、上方の規制解除位置に変位させることにより、上記縦溝22が開放され、この縦溝22に沿って枢支ピン24をスライド変位させることが許容されるようになっている。
【0021】
上記規制部材25の下端部には、縦溝22に沿ってスライド変位する突片28が突設され、この突片28が上記縦溝22の下辺部に当接することによって規制部材25が上記規制位置に位置決めされ、上記突片28が縦溝22の上辺部に当接することによって規制部材25が吊下ブラケット13の設置部外に引き抜かれることが阻止されるように構成されている。
【0022】
また、上記規制部材25の下部には、図5に示すようにV形の切欠29が左右両側辺部に形成されている。上記規制部材25を上方の規制解除位置に移動させた状態で、上記切欠29を基板17の上辺部に係合することにより、上記規制部材25が自重に応じて上端部が内方側に傾動した状態に保持され、これによって上記規制部材25が規制解除位置に仮止めされることになる。
【0023】
上記支持ブラケット35は、図6に示すように、縁枠2の壁面に取り付けられる取付板30と、この取付板30と平行に伸びる基板31とを有する断面U字状に形成されている。上記支持ブラケット35の基板31には、水平方向に伸びる横溝32と、この横溝32の前端部から下方側に伸びる縦溝33とが形成されている。
【0024】
そして、上記横溝32の後端部32aからなる上段係止部または上記縦溝33の下端部33aからなる下段係止部に、引張りばね15の上端部をフック部材34によって選択的に係止することにより、上記引張りばね15の付勢力が調節されるように構成されている。例えば、上記縦溝33の下端部32aからなる下段係止部に係止されたフック部材34を、上記横溝32及び縦溝33からなる案内溝に沿ってスライド変位させて上記横溝32の後端部32aからなる上段係止部に係止することにより、上記引張りばね15の付勢力を増強することができる。
【0025】
以上のような構成において、天井1の開口部に取り付けられた縁枠2と、床面8との間隔に応じ、はしご本体4の設置高さを調節する場合には、図3の仮想線及び図5に示すように、上記規制部材25を上方の規制解除位置に仮止めした状態で、上部リンク11に突設された枢支ピン24からなる吊下リンク9の上端枢支部を上記縦溝22に沿ってスライド変位させ、上記横溝18〜21に係止される枢支ピン24の位置を変更して吊下リンク9の上端枢支位置を移動させる。この結果、上記吊下リンク9によって展開状態に支持されたはしご本体4の設置角度が変化し、このはしご本体4の設置高さが調節されることになる。
【0026】
すなわち、図7の実線で示すように、上記枢支ピン24を最上段の横溝18に係止した状態から、同仮想線で示すように、最下段の横溝21に枢支ピン24の係止位置を変化させた場合には、上記吊下リンク9によって展開状態に支持されたはしご本体4の設置角度αが急角度になるため、これに応じてはしご本体4の設置高さが増大されることになる。
【0027】
なお、上記横溝18〜21の位置、個数及び設置方向は上記実施形態に限定されることなく、種々の変更が可能であるが、上記実施形態に示すように、最上段の横溝18に比べ、下段の横溝19〜21を順次後方側に位置させるように配設した場合には、上記吊下リンク9の枢支位置を下方に変化させるのに応じ、上記ストッパ23に当接することにより拘束される吊下リンク9の張出し角度βを大きくすることができる。このように上記吊下リンク9の枢支位置を下方に変化させるのに応じ、上記はしご本体4の設置角度α及び吊下リンク9の張出し角度βの両方が大きくなるように構成することにより、上記枢支位置の如何に拘らず、吊下リンク9の伸長時における上部リンク11と下部リンク12との連結角度γが略一定に維持されることになる。
【0028】
上記のように天井1の開口部に取り付けられた縁枠2に吊下リンク9の上端部を枢支する吊下ブラケット13を設け、この吊下ブラケット13に、複数個の横溝18〜21と、各横溝18〜21を連結する縦溝22とを形成し、この縦溝22に沿って上記吊下リンク9の上端枢支部(枢支ピン24)をスライド変位させるように構成したため、上記横溝18〜21の一つを選択して吊下リンク9の上端枢支部を導入させた後、この枢支部を上記横溝18〜21の一つに係止することにより、この吊下リンク9の上端枢支位置を移動させることができる。
【0029】
したがって、上記縁枠2と床面8との間隔に対応させて吊下リンク9の上端枢支位置を移動させることにより、はしご本体4の使用時に、上記縁枠2と床面8との間にはしご本体4が適正状態で架け渡されるように、このはしご本体4の設置高さを調節する作業を容易に実行することができる。しかも、上記はしご本体4の左右に設けられた一対の吊下リンク9の上端枢支位置を変化させる作業を、左右同時に実行することができるため、上記はしご本体4の設置高さを容易かつ正確に調節することができる。
【0030】
また、上記実施形態では、吊下ブラケット13の横溝18〜21内に導入された吊下リンク9の上端枢支部が横溝18〜21外に導出されるのを規制することによって上記上端枢支部を回動可能に係止する規制部材25を設け、この規制部材25をビス26により縁枠2の壁面に着脱可能に固着する等により、上記枢支部の規制位置と、規制解除位置とに変位可能に構成したため、上記規制部材25を規制解除位置にセットした状態で、吊下リンク9の上端枢支部を縦溝22に沿ってスライド変位させることにより、複数個の横溝18〜21の一つを選択して上記上端枢支部を導入させることができる。その後、上記規制部材25を規制位置にセットして固定することにより、吊下リンク9の上端枢支部を上記横溝18〜21の一つに係止することができるため、上記はしご本体4を吊下リンク9によって安定して支持することができる。
【0031】
特に、上記実施形態では、吊下ブラケット13の横溝18〜21を覆う規制位置と、横溝18〜21を開放する規制解除位置とに変位可能に上記規制部材25を構成するとともに、この規制部材25に形成されたV形の切欠29からなる仮止め部によって上記規制部材25を上方の規制解除位置に仮止めするように構成したため、この規制解除位置に規制部材25を規制解除位置に仮止めした状態で、上記縦溝22に沿って吊下リンク9の上端枢支部をスライド変位させることにより、複数個の横溝18〜21の一つを選択して吊下リンクの上端枢支部を導入させる作業等を容易に行うことができるという利点がある。
【0032】
なお、上記実施形態に代え、図8及び図9に示すように、吊下ブラケット13の基板17と縁枠2との間に規制部材25を昇降可能に設置するとともに、上記基板17に螺着された取付ボルト26を螺着し、この取付ボルト26の先端部を規制部材25の壁面に圧接させることにより、規制部材25を上方の規制解除位置に仮止めするように構成してもよい。このように構成した場合には、上記取付ボルト26からなる仮止め部によって規制部材25を上記仮止め位置に安定して係止することができる。
【0033】
また、上記規制部材25に代え、横溝18〜21内に導入された枢支ピン24が横溝18〜21外に導出されるのを規制する段部を設け、この段部によって吊下リンク9の上端枢支部を上記横溝18〜21に回動可能に係止するとともに、上記段部を乗り越えさせることにより、上記枢支ピン24を縦溝22に沿ってスライド変位させる得るように構成してもよい。
【0034】
また、上記のようにはしご本体4を上方に付勢する引張りばね15の上端部を支持する上記支持ブラケット35からなる支持部に、水平方向に伸びる横溝32と、この横溝32の前端部から下方側に伸びる縦溝33とを形成することにより、上記横溝32の後端部32aからなる上段係止部または上記縦溝33の下端部33aからなる下段係止部に、引張りばね15の上端部を選択的に係止するように構成した場合には、この引張りばね15から上記天蓋3及びはしご本体4に付与される付勢力を容易に調節することができる。
【0035】
すなわち、上記支持ブラケット35を縁枠2から取り外す等の繁雑な作業を要することなく、引張りばね15の上端部を係止するフック部材34を、支持ブラケット35に設けられた上記横溝32及び縦溝33からなる案内溝に沿ってスライド変位させることにより、上記引張りばね15の上端部の係止位置を容易に変化させることができるため、これによって上記引張りばね15の付勢力を容易に調節することができる。
【0036】
なお、上記吊下ブラケット13と略同様に構成された上下複数段の横溝からなる係止部と、各係止部を連結する縦溝からなる案内溝を上記支持ブラケット35に設け、上記縦溝に沿って引張りばね15の上端部をスライド変位させることにより、上記縦溝の一つに引張りばね15の上端部を選択的に係止するように構成してもよい。また、上記引張りばね15の下端部を支持する吊下リンク9の下部リング12に、上下複数個の係止部と、各係止部を連結する案内溝とを形成した構造としてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、天井の開口部に取り付けられた縁枠と、この縁枠と床面との間に展開されて架け渡されるとともに、天井の上方に折畳まれて格納されるように構成されたはしご本体と、上端部が上記縁枠に枢支されてはしご本体を支持するとともに、中間部において屈伸自在に構成された吊下リンクと、上記はしご本体の使用時に、上記吊下リンクに当接してその回動変位を阻止するストッパとを備えた天井用はしご装置において、上記縁枠に吊下リンクの上端部を枢支する吊下ブラケットを設け、この吊下ブラケットに、上記吊下リンクの上端枢支部が係止される複数個の横溝と、各横溝を連結して上記枢支部を案内する縦溝とを形成し、上記横溝の一つに吊下リンクの上端枢支部を選択的に係止するように構成したため、上記縦溝に沿って上記枢支部をスライド変位させて横溝の一つに係止させることにより、縁枠と床面との間隔に対応させて吊下リンクの上端枢支部の位置を変化させることができ、これによってはしご本体の使用時に、上記縁枠と床面との間にはしご本体が適正状態で架け渡されるように、このはしご本体の設置高さを調節する作業を容易かつ正確に実行することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る天井用はしご装置の実施形態を示す説明図である。
【図2】はしご本体の格納状態を示す説明図である。
【図3】吊下ブラケットの具体的構成を示す正面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【図5】規制部材を規制解除位置に仮止めした状態を示す側面断面図である。
【図6】支持ブラケットの具体的構成を示す斜視図である。
【図7】はしご本体の展開状態を示す説明図である。
【図8】吊下ブラケットの変形例を示す正面図である。
【図9】上記吊下ブラケットの縦断面図である。
【符号の説明】
1 天井
2 縁枠
4 はしご本体
8 床面
9 吊下リンク
13 吊下ブラケット
18〜21 横溝
22 縦溝
23 ストッパ
24 枢支ピン(上端枢支部)
25 規制部材
29 切欠(仮止め部)
32 横溝(案内溝)
33 傾斜溝(案内溝)
32a 横溝の後端部(係止部)
33a 傾斜溝の下端部(係止部)
35 支持ブラケット

Claims (1)

  1. 天井の開口部に取り付けられた縁枠と、この縁枠と床面との間に展開されて架け渡されるとともに、天井の上方に折畳まれて格納されるように構成されたはしご本体と、上端部が上記縁枠に枢支されてはしご本体を支持するとともに、中間部において屈伸自在に構成された吊下リンクと、上記はしご本体の使用時に、上記吊下リンクに当接してその回動変位を阻止するストッパとを備えた天井用はしご装置であって、
    上記縁枠に吊下リンクの上端部を枢支する吊下ブラケットを設け、
    この吊下ブラケットに、複数個の横溝を高さ方向に所定の間隔を置いて並ぶように形成するとともに、各横溝を連結して上記枢支部を高さ方向に案内する縦溝を形成し、
    上記天井の高さに応じて、上記吊下リンクの上端枢支部を上記縦溝に沿って高さ方向に移動させ、この上端枢支部を上記横溝の一つに選択的に係止することで、当該吊下リンクに支持されるはしご本体の高さを変更するよう構成したことを特徴とする天井用はしご装置。
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