JP2656169B2 - 間仕切りパネル - Google Patents

間仕切りパネル

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JP2656169B2 JP14497391A JP14497391A JP2656169B2 JP 2656169 B2 JP2656169 B2 JP 2656169B2 JP 14497391 A JP14497391 A JP 14497391A JP 14497391 A JP14497391 A JP 14497391A JP 2656169 B2 JP2656169 B2 JP 2656169B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は多数枚連結されたパネ
ルを引き出したりあるいは折り畳んで収納することによ
り室内空間を適宜な広さに区画する間仕切りパネルに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】折り畳み可能に多数枚連結されたパネル
により構成される間仕切りパネルの一例を図14〜図1
6に従って説明すると、図14に示す間仕切りパネルは
同一幅の多数枚の中間パネル1と幅の異なる後端パネル
1aの幅方向側縁が上下方向全長にわたって合成樹脂製
あるいはアルミ製の長蝶番2で隣合うパネル1の側縁に
回動可能に連結され、後端パネル1aはその上縁後端部
がランナー3によりハンガーレール4に対し移動可能に
かつ水平方向に回動可能に吊下支持されるとともに、中
間パネル1は後端パネル1aから1枚おきのパネルがそ
の上縁中央部でランナー3によりハンガーレール4に対
し移動可能にかつ水平方向に回動可能に吊下支持されて
いる。そして、図14に示すように各パネル1,1aを
ハンガーレール4に沿って引き出すと室内空間を区画す
ることが可能となり、図15に示すように前端側のパネ
ルをハンガーレール4に沿って後端パネル1a側に押し
て各パネル1,1aをハンガーレール4の一端側に畳み
込むと、区画されていた室内空間が開放される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な間仕切りパネルでは各中間パネル1が1枚おきにラン
ナー3で吊下支持されているだけであるので、図16に
示すように各パネル1を折り畳む場合にランナー3で吊
下支持されていない中間パネル1の両側縁の長蝶番2が
同方向に回動しようとして同中間パネル1がハンガーレ
ール4の下方から一方へずれて折り畳み不能な状態に陥
ることがある。
【0004】この発明の目的は、パネルの畳み込み時に
は前端側のパネルをハンガーレールに沿ってパネル収納
方向に押すことにより複数枚のパネルの畳み込みを確実
に行い得る間仕切りパネルを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、中間パネルの幅方向側縁の全長にわたっ
て取着される長蝶番2で複数枚の中間パネル1を回動可
能に連結して各パネルを直線状態から一枚ずつ平行に折
り畳んだ状態の範囲で連結可能とし、連結された複数枚
の前記中間パネルの後端に同中間パネルの半分の幅の一
枚の後端パネルを前記中間パネルと同様に長蝶番で連結
し、前記後端パネルの上縁後端及び前記複数枚の中間パ
ネルの中から一枚おきのパネルの上縁長手方向中央をハ
ンガーレールに移動可能に支持されたランナーで水平方
向に回動可能に吊下支持し、各長蝶番の上端には各パネ
ルを折り畳んだ状態から前記ハンガーレールに沿って直
線状に引き出した時同ハンガーレールの外側面に当接す
る係止ピンを設けた構成としている。
【0006】
【作用】上記手段により、ランナーは一枚おきのパネル
に設けられているのでランナーとハンガーレールとの摩
擦が減少してパネルの畳み込み及び引き出し操作に要す
る操作力が軽減され、直線状に引き出された複数枚のパ
ネルの前端側のパネルをパネル収納方向に押して後端パ
ネルから順次畳み込む場合に係止ピンにより中間パネル
の前後両側縁の長蝶番が同一方向に回動しようとするこ
とが防止される。
【0007】
【実施例】以下、この発明を具体化した一実施例を図1
〜図13に従って説明する。なお、前記従来例と対応す
る部分は同一番号を付して説明する。図1に示すよう
に、間仕切りパネルは奇数枚の同一幅の中間パネル1の
幅方向側縁が長蝶番2で連結され、これらの中間パネル
1の後端には中間パネル1の1/2の幅の後端パネル1
aが長蝶番2で同様に連結され、中間パネル1の前端に
は前記後端パネル1aとほぼ同一幅の前端パネル1bと
その前端パネル1bより幅狭の操作パネル1cとが長蝶
番2で同様に連結されている。前記操作パネル1c上縁
の幅方向中央部はランナー3を介してハンガーレール4
に吊下支持され、前記前端パネル1bにはランナー3は
設けられず、3枚の中間パネル1は中央部の中間パネル
1だけがその上縁の幅方向中央部でランナー3によりハ
ンガーレール4に吊下支持され、後端パネル1aはその
上縁後端がランナー3を介してハンガーレール4に吊下
支持されている。従って、操作パネル1cから1枚おき
の中間パネル1及び後端パネル1aがランナー3で吊下
支持され、それらのパネル1,1aは各ランナー3でハ
ンガーレール4に対し水平方向に回動可能に支持されて
いる。なお、操作パネル1cだけはその上縁後端にハン
ガーレール4内に突出するガイド軸(図示しない)が設
けられ、そのガイド軸とランナー3とによりハンガーレ
ール4に沿って移動可能にかつ回動不能に支持されてい
る。操作パネル1cの上下方向中央部には把手11が設
けられ、その把手11により各パネル1の引き出し及び
畳み込み操作が可能である。
【0008】前記各長蝶番2の上端にはその長蝶番2で
連結される前後のパネルをハンガーレール4に沿って直
線状に維持するか、若しくはハンガーレール4に対し直
角に回動した状態に維持する付勢力を備えた付勢蝶番1
2が取着されている。その付勢蝶番12の構成を図6〜
図8に従って説明すると、図6に示すように台座13に
は一対の取り付けアーム14a,14bの基端がそれぞ
れ異なる回動支点X1,X2で回動可能に支持され、そ
の回動支点X1,X2は前記長蝶番2の回動支点と一致
し、台座13の回動支点に設けられた透孔と長蝶番2の
回動支点に設けられた透孔とにタッピングネジ15が螺
入されて長蝶番2と台座13とが固定されている。ま
た、取り付けアーム14a,14bは長蝶番2で連結さ
れるパネル1,1a,1b,1cの上縁に固定される。
【0009】各取り付けアーム14a,14bはほぼ筒
状に形成され、その取り付けアーム14a,14b内に
はピボット16a,16bが出没可能に嵌挿され、その
ピボットの先端には台座13に接しながら褶動する褶接
面17が形成されるとともに取り付けアーム14a,1
4b内のピボット16a,16b基端と取り付けアーム
14a,14b内に設けられたバネ受け18との間には
コイルスプリング19が配設されている。そして、バネ
受け18を支点としたコイルスプリング19の付勢力に
よりピボット16a,16bの褶接面17は台座13の
カム面20に圧接されている。
【0010】前記カム面20は図6に示すように取り付
けアーム14a,14bが直線状に位置する状態から図
8に示すように取り付けアーム14a,14bが平行に
位置する状態まで回動させる間においてその中間位置に
カム山20aが存在し、前記褶接面17がそのカム山2
0aを乗り越える際には取り付けアーム14a,14b
の回動中心X1,X2と褶接面17との距離が拡大され
るため、ピボット16a,16bはコイルスプリング1
9の付勢力に抗して取り付けアーム14a,14b内に
押し込められる。
【0011】また、前記褶接面17及びカム面20は図
6に示すように取り付けアーム14a,14bが直線状
に位置する状態及び図8に示すように取り付けアーム1
4a,14bが平行に位置する状態で安定して保持され
るように構成されている。すなわち、褶接面17及びカ
ム面20は取り付けアーム14a,14bが直線状に位
置する状態でコイルスプリング19の付勢力がカム面2
0に作用する作用中心Fが回動アーム14a,14bの
中心線Lよりカム山20a側に位置するように構成され
て取り付けアーム14a,14bが図6における矢印A
方向へ回動しにくくなるように構成され、また図8に示
すように取り付けアーム14a,14bが平行に位置す
る状態でも褶接面17とカム面20とが密着してこの状
態が安定して保持されるようになっている。
【0012】前記褶接面17の一端には取り付けアーム
14a,14bの中心線Lに沿う方向に突出される回動
規制片21が形成され、回動規制片21の先端近傍にお
いて台座13には突部22が形成されて取り付けアーム
14a,14bの前記回転方向とは逆方向の回転を阻止
するようになっている。また、台座13の突部22間に
は上方へ突出する係止ピン23が取着され、その係止ピ
ン23は取り付けアーム14a,14bを直線状として
各パネルをハンガーレール4に沿って直線状に引き出し
た場合に、図4及び図5に示すようにハンガーレール4
下部の開口溝側面4aに当接する位置に設けられてい
る。
【0013】そして、このような付勢蝶番12が各パネ
ル間の長蝶番2の上端に取着され、その取り付け方向は
長蝶番2の回動方向と一致するように、かつ各パネルの
両側縁に取着される付勢蝶番12がそれぞれ逆方向に回
動するように取着されている。前記後端パネル1aは図
2に示すように各パネル1,1a,1b,1cを壁面間
で直線状に引き出した場合から図3に示すように各パネ
ル1,1a,1b,1cを折り畳む場合とでその後端が
ハンガーレール4に沿う方向に移動する。すなわち、図
13に示すように後端パネル1aの後端下部にはヒンジ
棒24が取着され、そのヒンジ棒24の先端が後記調整
框29下端に取着されたヒンジ受け25に支持されてい
る。そのヒンジ受け25はハンガーレール4に沿う方向
に長孔26が形成され、その長孔26にヒンジ棒24の
先端部が挿通されて同ヒンジ棒24はその長孔26の範
囲で移動可能にかつ回動可能に支持されている。従っ
て、後端パネル1aはこの長孔26により規定されるス
トロークでハンガーレール4に沿って移動可能である。
なお、ヒンジ棒24は後端パネル1a下端部に設けられ
た取り付け金具27を支点とするコイルスプリング28
の付勢力により常には下方へ付勢され、ヒンジ棒24の
先端部近傍に設けられたフランジ24aがヒンジ受け2
5に圧接され、そのフランジ24aよりさらに先端部分
が長孔26内に突出されている。
【0014】前記ヒンジ受け25の上部には壁面7と後
端パネル1aとの間に生ずる隙間を塞ぐための調整框2
9が壁面7に取着されている。その調整框29は図12
に示すようにアングル状の固定片30とその固定片30
に回動可能に支持される回動片31とその回動片31を
原位置へ回動復帰させるための捩じりコイルスプリング
32とから構成されている。固定片30はその一片が壁
面7に固定され、その一片の端縁に軸部33が形成され
ている。回動片31はその一方端縁に形成された嵌合部
34が前記軸部33に回動可能に嵌合され、前記捩じり
コイルスプリング32はその一端が固定片31に固定さ
れるとともに他端が回動片31に固定され、図12に示
すように常には固定片30を支点とする捩じりコイルス
プリング32の付勢力により回動片31と固定片30と
が直角となるように保持される。従って、調整框29は
常には溝型に維持されるとともに捩じりコイルスプリン
グ32の付勢力に抗して回動片31を図12に示す矢印
B方向に回動させることもできる。
【0015】そして、図2に示すように各パネルを壁面
7間に直線状に引き出した場合には後端パネル1aの後
端縁は溝型に維持された調整框29内に僅かに没して壁
面7と後端パネル1aとの間での隙間の発生を防止し、
図3に示すように各パネルを折り畳んだ状態では後端パ
ネル1aが前記ヒンジ受け25の長孔26に沿って調整
框29内へ移動しながら回動するため、後端パネル1a
に押圧されて回動片31が外側へ回動されるようになっ
ている。
【0016】図9に示すように、後端パネル1aを支持
するランナー3の吊下軸35には蹴り出しアーム36の
基端が固定されている。その蹴り出しアーム36は前記
吊下軸35から水平方向に突出され、その蹴り出しアー
ム36を覆うケース37がハンガーレール4に固定され
ている。そして、図2に示すように各パネルを壁面7間
に直線状に引き出した状態では図9に示すように蹴り出
しアーム36は斜め後方に突出してケース37内面とは
離間しており、この状態から後端パネル1aを調整框2
9に向かって移動させると、蹴り出しアーム36がケー
ス37内面に当接して後端パネル1aが吊下軸35を支
点として回動し始める。このようにして後端パネル1a
が回動されて同後端パネル1aとこれに連なる中間パネ
ル1との間に連結される付勢蝶番12のピボット16
a,16bの褶接面17がカム山20aを乗り越える
と、後端パネル1aと同後端パネル1aに連結される中
間パネル1とは付勢蝶番12の作用により図10に示す
ように自動的に平行状態に折り畳まれ、その中間パネル
1の回動により続いて連結されている中間パネル1が自
動的に回動されて折り畳まれるように動作する。
【0017】次に、上記のように構成された間仕切りパ
ネルの動作を説明する。さて、図1に示すように各パネ
ルを壁面7間に引き出した状態では後端パネル1aに取
着されたヒンジ棒24は図13に実線で示すようにヒン
ジ受け25の長孔26の調整框29開口部側に位置して
いる。また、この状態では各長蝶番2上端の付勢蝶番1
2に設けられた係止ピン23は図5に示すようにハンガ
ーレール4の下部側面4aに当接して各付勢蝶番12で
連結されるパネルの通常の回動方向とは逆方向の回動を
阻止している。
【0018】この状態から把手11を持って操作パネル
1cに図2矢印C方向すなわち後端パネル1a方向への
操作力を加えると、各パネル1,1a,1b,1cがハ
ンガーレール4に沿って矢印C方向へ移動する。する
と、後端パネル1aに設けられた蹴り出しアーム36の
先端がケース37の内面に当接して図10に示すように
同後端パネル1aが回動され、同後端パネル1aとそれ
に連なる中間パネル1との間の付勢蝶番12が回動さ
れ、その中間パネル1の回動にともなって後続の中間パ
ネル1を連結する付勢蝶番12が回動され始める。そし
て、さらに操作パネル1cを介して各パネルを同方向へ
移動させると、後端パネル1aに近い位置にある付勢蝶
番12から順次そのピボット16a,16bの褶接面1
7がカム面20のカム山20aを乗り越えて、各パネル
をハンガーレール4に対し直角状態となるまで回動さ
せ、やがて図3に示すように操作パネル1cを除いて各
パネル1,1a,1bがハンガーレール4に対し直角状
態となるように折り畳まれる。
【0019】この時、後端パネル1aは図13に鎖線で
示すようにそのヒンジ棒24がヒンジ受け25の長孔2
6の調整框29奥部側に位置してこの位置でハンガーレ
ール4に対し直角となる方向に回動されているので、図
3に示すように回動片31は後端パネル1aの側面で押
圧されて外側へ回動される。一方、折り畳まれた各パネ
ルを引き出す場合には図3に示す状態から操作パネル1
cをハンガーレール4に沿って矢印D方向へ移動させれ
ば操作パネル1cに連なる前端パネル1bから順次ハン
ガーレール4に沿う方向に回動されながら移動し、やが
て図2に示すように各パネルがハンガーレール4に沿っ
て直線状に引き出される。そして、この状態では図5に
示すように各付勢蝶番12の係止ピン23がハンガーレ
ール4の下部側面4aに当接する。
【0020】以上のようにこの間仕切りパネルでは、各
パネルがその上縁の幅方向中間部でランナー3によりハ
ンガーレール4に吊下支持されているので、各パネルを
引き出した状態及び畳み込んだ状態のいずれの状態にお
いても各パネルの重心はハンガーレール4の下方に位置
する。従って、パネル4の下端を支持するガイド溝を床
面に設ける必要はなく、設置工事が容易となる。
【0021】また、中間パネル1においては1枚おきの
パネルがランナー3で吊下支持されているので、ランナ
ー3とハンガーレール4との摩擦も軽減されて軽微な操
作力で畳み込み及び引き出し操作を行うことができる。
各パネルは長蝶番2と付勢蝶番12とで連結されている
ので、同付勢蝶番12の作用により各長蝶番2で連結さ
れるパネル間のはさみ角が一定角度以下となるように折
り曲げれば、同付勢蝶番12でピボット16a,16b
の褶接面17がカム山20aを乗り越えて同付勢蝶番1
2で連結されるパネルが平行状態すなわちハンガーレー
ル4に対し直角方向となるように自動的に回動され、各
長蝶番2で連結されるパネル間のはさみ角がを一定角度
以上となるように引き伸ばせば、前記褶接面17がカム
山20を反対方向に乗り越えて各パネルがハンガーレー
ル4に沿って直線状になるまで自動的に回動される。従
って、各パネルをハンガーレール4に対し確実に直角方
向となるように折り畳んで収納スペースを小さくするこ
とができるとともに、各パネルをハンガーレール4に沿
って確実に直線状に引き出して美観に優れた間仕切りパ
ネルを構成することができる。
【0022】また、後端パネル1aに蹴り出しアーム3
6が設けられ、操作パネル1cを操作して後端パネル1
aを調整框29内へ移動させれば、蹴り出しアーム36
がケース37内面に当接して回動されることにより後端
パネル1aが回動されて同後端パネル1aとそれに連な
る中間パネル1を連結する付勢蝶番12に回動のきっか
けが与えられ、そのきっかけに基づいて後端パネル1a
に近い位置の付勢蝶番12から順次パネルの折り畳み方
向に回動されるので、操作パネル1cをハンガーレール
4に沿って移動させるだけで各パネルを容易に折り畳む
ことができる。
【0023】また、各パネルをハンガーレール4に沿っ
て直線状に引き出した場合に各付勢蝶番12に設けられ
た係止ピン23がハンガーレール4の下部側面4aに当
接して各中間パネル1の両側縁に取着される各付勢蝶番
12及び長蝶番2の同一方向への回動を阻止する。従っ
て、ランナー3を持たない中間パネル1の両側に位置す
る付勢蝶番12及び長蝶番2が同一方向に回動されて操
作パネル1cで後端パネル1a方向への操作力を加える
だけでは折り畳み不能となる状態を未然に回避すること
ができる。
【0024】なお、前記実施例では付勢蝶番12及び起
動装置36を備えた構成としたが、前記付勢蝶番12及
び起動装置36を持たない間仕切りパネルにおいて各パ
ネル1,1aを折り畳み可能に連結する長蝶番2に前記
係止ピン23を設ける構成としても同様な効果を得るこ
とができる。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はパネル
畳み込み時には前端側のパネルをハンガーレールに沿っ
てパネル収納方向に押すことにより複数枚のパネルの畳
み込みを確実に行い得る間仕切りパネルを提供すること
ができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した一実施例の間仕切りパネル
を示す正面図である。
【図2】一実施例の間仕切りパネルの横断面図である。
【図3】一実施例の間仕切りパネルの畳み込み時の横断
面図である。
【図4】一実施例の間仕切りパネルの縦断面図である。
【図5】一実施例の間仕切りパネルの平面図である。
【図6】一実施例の付勢蝶番を示す平面図である。
【図7】一実施例の付勢蝶番を示す平面図である。
【図8】一実施例の付勢蝶番を示す平面図である。
【図9】一実施例の蹴り出しアームの動作を示す平面図
である。
【図10】一実施例の蹴り出しアームの動作を示す平面
図である。
【図11】一実施例の蹴り出しアームの動作を示す平面
図である。
【図12】一実施例の調整框の横断面図である。
【図13】一実施例の後端パネルの下部ヒンジを示す断
面図である。
【図14】従来例の間仕切りパネルを示す正面図であ
る。
【図15】従来例の間仕切りパネルを示す平面図であ
る。
【図16】従来例の間仕切りパネルを示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 中間パネル 1a 後端パネル 2 長蝶番 3 ランナー 4 ハンガーレール 23 係止ピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間パネル(1)の幅方向側縁の全長に
    わたって取着される長蝶番(2)で複数枚の中間パネル
    (1)を回動可能に連結して各パネル(1,1a)を直
    線状態から一枚ずつ平行に折り畳んだ状態の範囲で連結
    可能とし、連結された複数枚の前記中間パネル(1)の
    後端に同中間パネル(1)の半分の幅の一枚の後端パネ
    ル(1a)を前記中間パネルと同様に長蝶番(2)で連
    結し、前記後端パネル(1a)の上縁後端及び前記複数
    枚の中間パネル(1)の中から一枚おきのパネルの上縁
    長手方向中央をハンガーレール(4)に移動可能に支持
    されたランナー(3)で水平方向に回動可能に吊下支持
    し、各長蝶番(2)の上端には各パネル(1,1a)を
    折り畳んだ状態から前記ハンガーレール(4)に沿って
    直線状に引き出した時同ハンガーレール(4)の外側面
    に当接する係止ピン(23)を設けたことを特徴とする
    間仕切りパネル。
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