JP3942254B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ遊技機やアレンジボール遊技機等、開口部を備えた前面カバー部材により遊技盤を前方から覆い、開口部を通じて遊技盤の遊技領域を視認可能に構成した遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術を代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて説明する。
この種のパチンコ遊技機では、遊技球が流下可能な遊技領域を遊技盤の前面に形成してあり、この遊技領域を前方から覆うように透明部材(例えば、前面ガラス)を配設してある。この透明部材は透明部材保持枠に保持されている。そして、透明部材保持枠には方形状の金属製枠体が一般的に用いられており、透明部材保持枠は前面枠に開設した開口部に開閉可能な状態で取り付けてある。
この透明部材保持枠の閉止時には、透明部材保持枠の前面は、前面枠の前面よりも僅かに前方に突出した状態になる。従って、これらの透明部材保持枠と前面枠とにより、遊技機の前面は平坦な面となっている。そして、遊技盤の遊技領域は、透明部材保持枠に保持された透明部材を通じて遊技者側から視認できる。
また、遊技盤には、発光により装飾表示を行う装飾部材を配設してあり、補助遊技におけるリーチ時や大当たり時等においては、この装飾部材を発光させて装飾表示を行う。この装飾部材による装飾表示もまた、透明部材を通じて遊技者側から視認できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このパチンコ遊技機において、遊技時の装飾表示は、主に遊技盤に設けた装飾部材等で行っている。このため、装飾表示が単調となってしまい、装飾性を高めた表示が行い難かった。
【0004】
また、パチンコ遊技機の前面、即ち、前面枠の前面及び透明部材保持枠の前面が平坦であったため、遊技者の目には、遊技盤に設けた遊技領域及び装飾表示以外にも、遊技店の照明や近隣の遊技者の動きが映ることがある。このため、遊技者は、照明等が気になり遊技に集中できなくなってしまうことがあった。
【0005】
また、遊技店の従業員は、通常、一群のパチンコ遊技機を隣り合わせた状態で複数台設置した島設備の脇に待機しており、補助遊技において大当たりした場合には、大当たりした遊技機に球箱を運んだりする。しかしながら、パチンコ遊技機の前面が平坦であり、装飾部材が遊技盤に設けてあったため、従業員の待機位置(即ち、島設備の脇)からは、大当たりした際における装飾部材の発光を視認し難かった。
そして、大当たりを従業員が見逃してしまった場合には、球箱が運ばれてこないので遊技者は、下皿に溜まった遊技球を球箱へ移すことができなくなる。このため、下皿が遊技球で満杯になってオーバーフロー状態になってしまう。この場合、大当たりに連動してなされる特別遊技の最中であってもパチンコ球の発射が強制的に停まってしまい、折角の大当たりによる利益が損なわれてしまう。
【0006】
また、パチンコ遊技機の前面が平坦であるので、近隣の遊技者や後方の通路を通行している遊技者(即ち、他の遊技者)からは、遊技領域が容易に視認できてしまう。そして、補助遊技でリーチ状態になったことが他の遊技者に知られてしまうと、他の遊技者に、遊技の様子を覗き見られてしまう可能性がある。この場合、遊技者は遊技に集中し難くなり、尚且つ、覗き見られるという不快な思いをしてしまう。
【0007】
そこで、本発明は、多彩な装飾表示が行え、尚且つ、遊技者が集中して遊技を行うことができる遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、請求項1記載の発明は、遊技盤に形成された遊技領域が臨む開口部を有する枠状体であり、該開口部を後方から塞ぐ透明部材を備えた前面カバー部材が前面枠に開閉可能に設けられた遊技機において、
前記前面カバー部材は
該前面カバー部材における外周縁と開口内周縁との間を前方に膨出形成し
前記開口部を設けた枠状体であるとともに、当該前面カバー部材の膨出先端部分から前記開口内周縁に連なる内周面を形成する額縁部材と、
中央に略方形状のベース開口部を有するとともに、当該ベース開口部の内周縁に沿って前記額縁部材を取り付け、当該前面カバー部材の膨出先端部分から前記外周縁に連なる外周面を形成するベース部材と、を備え、
尚且つ、
前記額縁部材には、その上部に、第1発光手段取付部として形成された窪部に第1発光手段を設け、
前記ベース部材には、その上部に、第2発光手段取付部として形成された窪部に第2発光手段を設け、前記第1発光手段と前記第2発光手段との間を区画する区画壁部を立設し、
前記第1発光手段は、
遊技者側に向いて傾倒した状態で前記第1発光手段取付部に取り付けられて、遮光性を有する前面カバー部材の膨出部分及び前記区画壁部により覆われて、当該遊技機の側方からその発光状態を視認し難い状態で配置される第1レンズ部材を有し、主として遊技者に知らせたい情報の報知を行い、
前記第2発光手段は、
左右方向に延在するとともにその左右両端部を当該遊技機の側方から視認可能な程度に下方に屈曲させた略アーチ状に形成され、前記区画壁部とともに第1レンズ部材の上部を覆う状態で配置される第2レンズ部材を有し、主として従業員に知らせたい情報の報知を行うように構成したことを特徴とする遊技機である。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、以下の説明においては、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機1を例に挙げて説明する。
【0014】
まず、パチンコ遊技機1の全体的な構成について説明する。ここで、図1は、パチンコ遊技機1の正面図、図2は、前面枠5、前面カバー部材15及び開閉パネル16を開放したパチンコ機本体2を正面側から見た斜視図である。
【0015】
例示したパチンコ遊技機1は、パチンコ機本体2と、遊技カードに記憶された情報の読み書き等を行うカードユニット3とから概略構成してある。パチンコ機本体2は機枠4により囲われており、この機枠4の前方(遊技者側)には額縁状の前面枠5を開閉可能に取り付けてある。また、この前面枠5の窓部には、後方から臨ませた状態で遊技盤6を取り付けてある。即ち、遊技盤6は、図2に示す遊技盤収納フレーム内の取付空部7に収納した状態で取り付ける。
【0016】
この遊技盤6は、ガイドレール等の区画部材8により区画された遊技領域9を前面に備えている。この遊技領域9は、発射された遊技球が流下する領域であり、その中央には、液晶表示装置やブラウン管等により構成され、補助遊技時の表示等、各種表示を行うための可変表示装置10を配設してある。なお、補助遊技とは、例えば、横並び配置した3つの図柄を始動条件の成立により高速で可変表示し、その後、各図柄の可変表示を順次停止させ、全図柄の停止時において、各図柄が所定図柄で揃った場合(例えば、7,7,7)を大当たりとする図柄合わせ遊技である。
この可変表示装置10の下方には、遊技球の入賞が補助遊技の始動条件として設定されている始動口11を設けてあり、始動口11の下方には、補助遊技の大当たりに連動してなされる特別遊技にて周期的に開放し、開放時には遊技球を容易に入賞させ得る変動入賞装置(アタッカー)12を設けてある。
【0017】
一方、前面枠5の窓部を前方から塞ぐようにして、前面カバー部材15と開閉パネル16とを上下に配設して共に開閉可能とし、開閉パネル16の前面には、上皿25を前方に突出した状態で設けてあり、開閉パネル16の下方には、発射操作部26と下皿27と灰皿28とを設けてある。
【0018】
上記した前面カバー部材15は、図2に示すように、開口部17を中央に開設した額縁状の枠体であり、合成樹脂により構成してある。この前面カバー部材15は、外周縁18と開口内周縁19との間を前方に膨出形成すると共に、図1に示すように、膨出先端部分20から外周縁18に連なる外周面15Aと膨出先端部分20から開口内周縁19に連なる内周面15Bとを設けてある。そして、前面カバー部材15における上部であって内周面15B側には第1発光部21を設け、一方、外周面15A側には第2発光部22を設ける。また、この前面カバー部材15の裏面側には透明部材保持枠23を止着してある。この透明部材保持枠23には、透明な前面ガラス(透明部材の一種)24を保持させてあり、開口部17を後方から塞いでいる。
【0019】
そして、前面カバー部材15が閉じられた状態では、透明部材保持枠23が保持した前面ガラス24が遊技盤6の遊技領域9を前方から覆うと共に、開口部17からは遊技領域9が臨む。従って、遊技者は、前面ガラス24を通じて開口部17から臨んだ遊技領域9を視認することができる。
【0020】
次に、前面カバー部材15の構成について詳細に説明する。ここで、図3は前面カバー部材15の構成を説明する分解斜視図、図4は、第1発光部21及び第2発光部22の構成を説明する図で、図1におけるA−A断面図である。
【0021】
まず、前面カバー部材15を構成する各構成部材について説明する。図3に示すように、本実施形態の前面カバー部材15は、ベース部材31、額縁部材32、第1発光部21及び第2発光部22から構成してある。
【0022】
ベース部材31は、中央に略方形状のベース開口部33を設けた略正方形状の枠体であり、本実施形態では遮光性を備えた合成樹脂により一体成型してある。
このベース部材31の上部には第2発光部22を取り付けるための第2発光部取付部34を設けてあり、ベース開口部33の内周縁の近傍には、この内周縁に沿って額縁部材32を取り付けるための額縁部材取付部35を設けてある。なお、本実施形態において、この額縁部材取付部35は、額縁部材32が嵌合可能な窪部である。
【0023】
そして、第2発光部取付部34と額縁部材取付部35との境界部分には、この境界部分に沿って区画壁部36を前方に向けて立設してある。
また、ベース部材31における第2発光部取付部34を除いた部分において、ベース部材31の外周縁(即ち、前面カバー部材15の外周縁18に相当、以下外周縁18という)から第2発光部取付部34までの間は、本実施形態における外周面15Aの一部として機能する部分であり、外周縁18から第2発光部取付部34に向かうにつれて前方に延出(膨出)させてある。
【0024】
第2発光部取付部34は、第2発光部22の一部を構成する第2レンズ部材44(後述)が嵌合可能な窪部であり、第2レンズ部材44が嵌合した状態で、第2発光部22の一部を構成する第2ランプ基板43(後述)を収納可能な空部を第2レンズ部材44と共に形成する。この第2発光部取付部34の前面には、第2ランプ基板43を止着するために前方に向けて突設した複数の基板用ボス34a、第2レンズ部材44を止着するための止着孔34b、第2ランプ基板43の配線を裏面側に向けて案内するための第2配線通し穴34cを設けてある。
【0025】
なお、前面ガラス24を保持する透明部材保持枠23もまた、このベース部材31の背面に止着してある。
【0026】
額縁部材32は、遊技盤6の遊技領域9を視認可能とする略正方形状の開口部、即ち、前面カバー部材15における開口部17を設けた枠状体であり、本実施形態においては遮光性を備えた合成樹脂により一体成型してある。そして、開口内周縁19と額縁部材32における外周縁32Aとの間は、本実施形態における前面カバー部材15の内周面15Bとして機能する部分であり、開口内周縁19から額縁部材32の外周縁32Aに向かうにつれて徐々に前方に膨出させた傾斜面としてある。
【0027】
この額縁部材32の上部(内周面15B側)には、第1発光部21を取り付けるための第1発光部取付部38(本発明における第1発光手段取付部に相当)を設けてある。この第1発光部取付部38は、第1発光部21の一部を構成する第1レンズ部材41(後述)が止着される窪部である。この第1発光部取付部38における止着面(即ち、前面)38aは、図4に示すように、上縁を前方側(前面枠5の前面から離隔した側)に位置させると共に、下縁を後方側(前面枠5の前面に近接した側)に位置させた傾倒状態で設けてある。また、この第1発光部取付部38には、第1レンズ部材41を止着するためのビスを通すためのネジ孔38bや、止着された第1ランプ基板40の配線を裏面側に向けて案内するための第1配線通し穴38cを設けてある。
【0028】
第1発光部21は、本実施形態における第1発光手段として機能する第1ランプ基板40と、本実施形態における第1透光部材として機能する第1レンズ部材41とから構成してある。
第1ランプ基板40は、多数のLED(発光ダイオード)40aと配線基板40bとから構成してあり、本実施形態では、上下2段に横並びに配置したLED40a…を配線基板40bに固定して一体化してある。
【0029】
第1レンズ部材41は、後面が開放した中空箱状の部材であり、本実施形態においては、透光性を備えた合成樹脂により形成してある。そして、図4に示すように、第1レンズ部材41の前面部裏面には、基板用ボス41aを後方に向けて立設してある。そして、第1ランプ基板40は、ビス等により基板用ボス41aに止着されることにより、第1レンズ部材41の空部に収納された状態で固定される。
また、第1レンズ部材41の前面部裏面には、第1レンズ部材41を額縁部材32に止着するためのレンズ部材用ボス41bを後方に立設してある。
【0030】
一方、この第1レンズ部材41の前面の左側には、異常時等において遊技球の排出を停止する際に発光する排出停止レンズ部41cを設けてあり、右側には賞球を排出する際に発光する賞球レンズ部41dを設けてある。なお、これらの排出停止レンズ部41c及び賞球レンズ部41dは、第1ランプ基板40における所定のLED40aの発光により発光する。
また、この第1レンズ部材41における他の部分は、例えば、上記した補助遊技時にリーチ状態になった場合、この補助遊技で大当たりした場合、上記した特別遊技を行っている場合等、遊技者に情報を報知する場合に発光する。
【0031】
なお、この第1レンズ部材41に関し、本実施形態では後面が開放した中空箱状のものを例示したが、前面カバー部材15の内周面15B(額縁部材32における開口内周縁19と外周縁32Aとの間の面)と連続した平面を形成する形状のものでも良い。
【0032】
第2発光部22は、本実施形態における第2発光手段として機能する第2ランプ基板43と、本実施形態における第2透光部材として機能する第2レンズ部材44とから構成してある。
【0033】
第2ランプ基板43は、複数のLED43a…と配線基板43bとから構成してある。本実施形態では、横並びに配置したLED43a…を配線基板43bに固定して一体化したものを2つ用いてあり、各ランプ基板43,43を横並び状態で配置してある。
【0034】
第2レンズ部材44は、第2発光部取付部34に嵌合可能な形状に形成してあり、本実施形態における外周面15Aの一部を構成する。具体的には、図4に示すように、区画壁部36と連続する側の部分(即ち、膨出先端部分20側の部分に相当)を前方に位置させると共に、ベース部材31の外周縁18側の部分(前面カバー部材15の外周縁18に相当)を後方に位置させた膨出形状に形成してある。
そして、この第2レンズ部材44は、図3に示すように、第2発光部取付部34に沿って左右方向に延在させてあると共に、左右両端部においては下向きに延在させている。換言すれば、この第2レンズ部材44は、左右方向に延在すると共に、その左右両端部を側方から視認可能な程度に下方向へ屈曲させた略アーチ状の部材であり、第2ランプ基板43の前方、上方及び左右両側方を覆う部材である。
また、この第2レンズ部材44における前面部の背面には、第2レンズ部材44をベース部材31に止着するためのレンズ部材用ボス44aを後方に向けて突設してある。
【0035】
次に、上記した各構成部材の組み付けについて説明する。
上記した各前面カバー部材15の構成部材に関し、額縁部材32はベース部材31に前方から止着し、第1発光部21は額縁部材32の第1発光部取付部38に取り付ける。また、第2発光部22は、ベース部材31の第2発光部取付部34に取り付ける。
【0036】
このようにして組み付けることにより、外周縁18(ベース部材31における外周縁に相当)と開口内周縁19(額縁部材32における開口内周縁19に相当)との間を前方に膨出形成すると共に、膨出先端部分20(額縁部材32における前端部、第2レンズ部材44の前端部等に相当、図4参照)から外周縁18に連なる外周面15Aと膨出先端部分20から開口内周縁19に連なる内周面15Bとを備えた前面カバー部材15となる。
【0037】
そして、第1発光部21を額縁部材32の第1発光部取付部38に取り付けるには、まず、第1ランプ基板40を第1レンズ部材41の空部内に収納した状態で止着する。即ち、基板用ボス41aと第1ランプ基板40の止着孔との位置を合わせ、ビス等により締め付けて第1ランプ基板40を第1レンズ部材41に止着する。第1ランプ基板40を第1レンズ部材41に止着したならば、第1レンズ部材41を額縁部材32(第1発光部取付部38)に止着する。即ち、レンズ部材用ボス41bの後端に設けたネジ孔と第1発光部取付部38に設けたネジ孔38bとの位置を合わせ、第1発光部取付部38の背面側からビス等により固定する。
【0038】
同様に、第2発光部22をベース部材31の第2発光部取付部34に取り付けるには、まず、第2ランプ基板43の止着孔とベース部材31の基板用ボス34aとの位置を合わせ、ビス等により締め付けて第2ランプ基板43,43を第2発光部取付部34に止着する。第2ランプ基板43,43を止着したならば、この第2ランプ基板43,43を覆うように、前方から第2レンズ部材44を止着する。即ち、第2レンズ部材44のレンズ部材用ボス44aと第2発光部取付部34に設けた止着孔34bとを位置合わせしてビス等により締め付け固定する。
【0039】
上記の手順にて取り付けた第1発光部21は、前面カバー部材15における上部に位置し、図4に示すように、第1ランプ基板40のLED40aが遊技者側(即ち、前方斜め下向き)に向いた状態(傾倒状態)で配置される。
そして、この状態で第1発光部21が発光した場合には、この第1発光部21が、前面カバー部材15の膨出部分における内周面15Bであって上縁部に設けてあるため、遊技者の位置からは第1発光部21の発光状態が視認し易い。
一方、近隣のパチンコ遊技機1で遊技を行っている遊技者等からは、前面カバー部材15の膨出部分が第1発光部21からの光を遮光するので、この第1発光部21の発光状態が視認し難い。
【0040】
また、第2発光部22は、前面カバー部材15における上端部に位置する。そして、第2発光部22を構成する第2ランプ基板に関し、その前方、上方及び左右両側方は、前面カバー部材15における外周面15Aの一部を構成すると共に、透光性を備えた第2レンズ部材44で覆われているので、第2ランプ基板43からの光は、第2レンズ部材44を通じてパチンコ遊技機1の前方や左右両側方から視認することができる。即ち、島設備の両脇からでも第2発光部22の発光状態を視認することができる。従って、遊技店の従業員の待機位置からもこの第2発光部からの光を容易に認識することができる。
【0041】
なお、本実施形態においては、額縁部材32及び区画壁部36(ベース部材31)を遮光性を備えた合成樹脂により形成してあるので、換言すれば、第1発光部21と第2発光部22との間に遮光性部材を配設しているので、第1発光部21からの光及び第2発光部22からの光は、額縁部材32及び区画壁部36(遮光性部材)により遮光される。このため、第1発光部21からの光が第2発光部22へ漏れることはなく、第2発光部22からの光が第1発光部21へ漏れることはない。
【0042】
従って、遊技者の位置からは第1発光部21の発光状態を視認することは容易であるが第2発光部22の発光状態を視認し難く、逆に、近隣の遊技者や待機している従業員の位置からは第2発光部22の発光状態を視認することは容易であるが第1発光部21の発光状態を視認することが困難となるので、後述するように、報知したい内容に適した多彩な表示を行うことができる。
【0043】
また、ベース部材31における第1発光部取付部38の後方には、図4に示すように、ドライバ等の工具を挿入可能な取付用孔45を開設してあるので、この取付用孔45を通じて前面カバー部材15の後方側から第1発光部21(レンズ部材)を取り付けたり取り外したりすることができる。一方、遊技者側である前方側からは、第1発光部21を着脱することが困難である。
【0044】
さらに、本実施形態においては、前面カバー部材15の膨出部分、即ち、遊技者側に膨出させた外周面15A及び内周面15Bにより、遊技領域9を近隣の遊技者の位置からは視認し難いように隠すと共に、遊技者の位置からは遊技店の照明等を遊技者の視界に入れ難くすることができる。このため、遊技者は、周囲の様子を気にすることなく集中して遊技を行うことができる。
【0045】
次に、このパチンコ遊技機1における電気的構成について説明する。ここで、図5は、第1ランプ基板40及び第2ランプ基板43に係る部分の電気的構成を説明するブロック図である。
図5に示すように、第1ランプ基板40、第2ランプ基板43は、パチンコ遊技を制御する役物制御装置46に電気的に接続されており、この役物制御装置46からの制御信号に基づいて発光する。
【0046】
そして、役物制御装置46は、主として遊技者に知らせたい情報の報知を、第1ランプ基板40(第1発光部21)を発光させることにより行い(図6参照)、主として遊技店の従業員に知らせたい情報の報知を、第2ランプ基板43(第2発光部22)を発光させることにより行っている(図7参照)。さらに、遊技者と従業員の双方に知らせたい情報については、第1ランプ基板40と第2ランプ基板43の両方を発光させることにより行っている(図8参照)。
【0047】
本実施形態では、通常の遊技で行われる動作については、主として遊技者に知らせたい情報として扱い、第1ランプ基板40(第1発光部21)の発光により報知を行っている。具体的に例示すると、遊技球の入賞に伴う賞球排出の報知、補助遊技における可変表示状態の報知、補助遊技におけるリーチ状態の報知等である。
そして、この報知は、遊技者以外からは視認することが困難であるため、遊技者は、この報知に起因して他の遊技者に遊技を覗き見られることが少なくなり、遊技に集中することができる。
【0048】
また、不正行為に係る場合やパチンコ遊技機1の保守を必要とする場合については、主として遊技店の従業員に知らせたい情報として扱い、第2ランプ基板43(第2発光部22)の発光により報知を行っている。具体的に例示すると、前面カバー部材15や前面枠5が開放された場合の報知、球詰まり等のエラーの報知、パチンコ遊技機1に貯留してある遊技球の量が不足した場合等である。
そして、この報知は、従業員等からは視認し易く、尚且つ、遊技者からは視認し難いので、従業員は速やかに保守を行うことができると共に、不正行為の発見を確実にすることができる。
【0049】
さらに、補助遊技で大当たりした場合については、遊技者と従業員の双方に知らせたい情報として扱い、第1ランプ基板40と第2ランプ基板43の両方の発光により報知を行っている。
そして、この報知は、遊技者からも従業員等からも視認し易いので、遊技者は大当たりの喜びを得ることができるし、従業員は直ちに球箱を運んでくることができる。
【0050】
このように、本実施形態では、報知対象に適した多彩な装飾表示を行うことができる。
【0051】
なお、上記した実施形態においては、前面カバー部材15と前面枠5とを別個の部材で構成したものを例示したが、前面カバー部材15と前面枠5とを単一の部材により一体成型したものでも本発明を適用することができる。
【0052】
また、パチンコ遊技機以外にも、アレンジボール遊技機、雀球遊技機、パチコン遊技機等、開口部を備えた前面カバー部材により遊技盤を前方から覆うように構成した遊技機であれば、本発明を適用することができる。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次の効果を奏する。
即ち、請求項1記載の発明によれば、前面カバー部材における外周縁と開口内周縁との間を前方に膨出形成し、尚且つ、前記前面カバー部材は、当該前面カバー部材における外周縁と開口内周縁との間を前方に膨出形成し、前記開口部を設けた枠状体であるとともに、当該前面カバー部材の膨出先端部分から前記開口内周縁に連なる内周面を形成する額縁部材と、中央に略方形状のベース開口部を有するとともに、当該ベース開口部の内周縁に沿って前記額縁部材を取り付け、当該前面カバー部材の膨出先端部分から前記外周縁に連なる外周面を形成するベース部材と、を備え、前記額縁部材には、その上部に、第1発光手段取付部として形成された窪部に第1発光手段を設け、前記ベース部材には、その上部に、第2発光手段取付部として形成された窪部に第2発光手段を設けたので、第1発光手段と第2発光手段とを別個に発光させることができる。従って、多彩な装飾表示を行うことができる。
そして、前記第1発光手段と前記第2発光手段との間を区画する区画壁部を立設し、前記第1発光手段は、遊技者側に向いて傾倒した状態で前記第1発光手段取付部に取り付けられて、遮光性を有する前面カバー部材の膨出部分及び前記区画壁部により覆われて、当該遊技機の側方からその発光状態を視認し難い状態で配置される第1レンズ部材を有し、主として遊技者に知らせたい情報の報知を行い、前記第2発光手段は、左右方向に延在するとともにその左右両端部を当該遊技機の側方から視認可能な程度に下方に屈曲させた略アーチ状に形成され、前記区画壁部とともに第1レンズ部材の上部を覆う状態で配置される第2レンズ部材を有し、主として従業員に知らせたい情報の報知を行うように構成したので、遊技者以外には不要な情報については他の遊技者に知られ難くなり、尚且つ、従業員に知らせたい情報については、従業員に確実に知らせることができ、例えば、リーチ状態が発生しても他人の視線を気にすることなく遊技に集中することができる。
換言すると、第1発光手段からの光が第2発光手段へ漏れることはなく、第2発光手段からの光が第1発光手段へ漏れることはない。従って、遊技者の位置からは第1発光手段の発光状態を視認することは容易であるが第2発光手段の発光状態を視認し難く、逆に、近隣の遊技者や待機している従業員の位置からは第2発光手段の発光状態を視認することは容易であるが第1発光手段の発光状態を視認することが困難となるので、報知したい内容に適した多彩な表示を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の正面図である。
【図2】前面枠、前面カバー部材及び開閉パネルを開放したパチンコ機本体を正面側から見た斜視図である。
【図3】前面カバー部材の構成を説明する分解斜視図である。
【図4】図1におけるA−A断面図である。
【図5】第1ランプ基板及び第2ランプ基板に係る部分の電気的構成を説明するブロック図である。
【図6】第1発光部及び第2発光部の発光状態を説明する図で、第1発光部が発光している様子を示した図である。
【図7】第1発光部及び第2発光部の発光状態を説明する図で、第2発光部が発光している様子を示した図である。
【図8】第1発光部及び第2発光部の発光状態を説明する図で、第1発光部と第2発光部の両方が発光している様子を示した図である。
【符号の説明】
1 パチンコ遊技機
2 パチンコ機本体
3 カードユニット
4 機枠
5 前面枠
6 遊技盤
7 取付空部
8 区画部材
9 遊技領域
10 可変表示装置
11 始動口
12 変動入賞装置
15 前面カバー部材
15A 外周面
15B 内周面
16 開閉パネル
17 開口部
18 外周縁
19 開口内周縁
20 膨出先端部分
21 第1発光部
22 第2発光部
23 透明部材保持枠
24 前面ガラス
25 上皿
26 発射操作部
27 下皿
28 灰皿
31 ベース部材
32 額縁部材
33 ベース開口部
34 第2発光部取付部
34a 基板用ボス
34b 止着孔
34c 第2配線通し穴
35 額縁部材取付部
36 区画壁部
38 第1発光部取付部
38a 止着面
38b ネジ孔
38c 第1配線通し穴
40 第1ランプ基板
40a LED
40b 配線基板
41 第1レンズ部材
41a 基板用ボス
41b レンズ部材用ボス
41c 排出停止レンズ部
41d 賞球レンズ部
43 第2ランプ基板
43a LED
43b 配線基板
44 第2レンズ部材
44a レンズ部材用ボス
45 取付用孔
46 役物制御装置

Claims (1)

  1. 遊技盤に形成された遊技領域が臨む開口部を有する枠状体であり、該開口部を後方から塞ぐ透明部材を備えた前面カバー部材が前面枠に開閉可能に設けられた遊技機において、
    前記前面カバー部材は
    該前面カバー部材における外周縁と開口内周縁との間を前方に膨出形成し
    前記開口部を設けた枠状体であるとともに、当該前面カバー部材の膨出先端部分から前記開口内周縁に連なる内周面を形成する額縁部材と、
    中央に略方形状のベース開口部を有するとともに、当該ベース開口部の内周縁に沿って前記額縁部材を取り付け、当該前面カバー部材の膨出先端部分から前記外周縁に連なる外周面を形成するベース部材と、を備え、
    尚且つ、
    前記額縁部材には、その上部に、第1発光手段取付部として形成された窪部に第1発光手段を設け、
    前記ベース部材には、その上部に、第2発光手段取付部として形成された窪部に第2発光手段を設け、前記第1発光手段と前記第2発光手段との間を区画する区画壁部を立設し、
    前記第1発光手段は、
    遊技者側に向いて傾倒した状態で前記第1発光手段取付部に取り付けられて、遮光性を有する前面カバー部材の膨出部分及び前記区画壁部により覆われて、当該遊技機の側方からその発光状態を視認し難い状態で配置される第1レンズ部材を有し、主として遊技者に知らせたい情報の報知を行い、
    前記第2発光手段は、
    左右方向に延在するとともにその左右両端部を当該遊技機の側方から視認可能な程度に下方に屈曲させた略アーチ状に形成され、前記区画壁部とともに第1レンズ部材の上部を覆う状態で配置される第2レンズ部材を有し、主として従業員に知らせたい情報の報知を行うように構成したことを特徴とする遊技機。
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