JP3939084B2 - 飲料供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、飲食店で取り扱うディスペンサ等の飲料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ファーストフード等の飲食店は、多種類の清涼飲料水(ジュース、お茶等)の何れかをカップに供給するディスペンサを設置している。特に、ファーストフード店は、幅広い年齢層の客および様々な嗜好の客に対応しなければならないので、多数の飲料供給ノズルを有するとともに異なる清涼飲料水をカップに同時供給できるディスペンサを設置し、これによって、業務効率の向上を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、客が注文する清涼飲料水の数が同時供給でまかなえないとき、店員は、最初に、同時供給の対象となる清涼飲料水のボタンを押下し、清涼飲料水の同時供給を終了した後に、残りの清涼飲料水のボタンを押下しなければならない。その間、店員は、ディスペンサの動作状況に注意しながら別の作業を行わなければならないので、一概に業務効率が向上したとは言えないのが現状である。
【0004】
また、上記のディスペンサは、多数の飲料供給ノズルを設けるので、機器自体が大型化してしまう問題があった。特に、上記のディスペンサは、ファーストフード店のような小さい店舗面積の飲食店には設置困難となる致命的な問題があった。
【0005】
また、カップへの飲料の同時供給数を増やすと、各飲料供給ノズルに対応する電磁弁を同時に開閉しなければならないので、電流消費量が増える問題があった。また、水道水を希釈水として取り込む水ポンプモータの供給能力が同時供給数だけ分散するので、圧力損失を生じて飲料品質を低下させてしまう問題があった。
【0006】
そこで、ディスペンサを飲料の同時供給数に合わせて専用設計するとともに評価すれば、上記の問題を解消できることになるが、その反面、多額の開発費用と長期に亘る開発期間を要する二次的な問題を新たに発生することになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記問題点を解決するために創作されたものである。
【0008】
請求項1は、複数の飲料選択ボタンと、前記複数の飲料選択ボタンに応じた飲料をカップに供給する飲料供給機構と、を備えた飲料供給装置において、単位時間当たりの最大飲料供給量と、飲料毎に定められた単位時間当たりの飲料供給量とが予め記憶された記憶部と、前記複数の飲料選択ボタンの少なくとも2つが押下されたとき、前記記憶部からの単位時間当たりの最大飲料供給量と該当する飲料の単位時間当たりの総飲料供給量とを比較し、前記総飲料供給量が前記最大飲料供給量より大のとき、実際の飲料供給量が前記最大飲料供給量より小となるように、押下された前記複数の飲料選択ボタンの何れかに該当する飲料供給を待機させる制御部と、を備えたものである。
【0009】
請求項2は、請求項1に従属し、前記制御部は、先の飲料供給を終了した後に、待機中の前記飲料選択ボタンに該当する飲料供給を開始させるものである。
【0010】
請求項3は、請求項1または2に従属し、前記制御部は、待機させる前記飲料選択ボタンの情報を前記記憶部に記憶させるものである。
【0011】
請求項4は、請求項1乃至3の何れかに従属し、前記制御部は、前記複数の飲料選択ボタンに該当する飲料供給を待機させているとき、前記複数の飲料選択ボタンの押下順に該当する飲料供給を開始させるものである。
【0012】
請求項5は、請求項1乃至4の何れかに従属し、前記制御部は、第1の飲料選択ボタンに該当する飲料供給を実行している最中に第2の飲料選択ボタンが押下されたとき、前記記憶部からの単位時間当たりの最大飲料供給量と該当する飲料の単位時間当たりの総飲料供給量とを比較し、前記総飲料供給量が前記最大飲料供給量より大のとき、前記第2の飲料選択ボタンに該当する飲料供給を待機させるものである。
【0013】
請求項6は、請求項1乃至5の何れかに従属し、待機中の前記飲料選択ボタンに該当する飲料供給をキャンセルするためのキャンセルボタンを設けたものである。
【0014】
請求項7は、請求項1乃至6の何れかに従属し、前記飲料選択ボタンに該当する飲料供給が実行中或いは待機中であることを確認するための表示部を設けたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の詳細を図面に従って具体的に説明する。
【0016】
図1は、本発明の飲料供給装置を示す正面図であり、例えば6個の飲料供給ノズルを具備するものとする。
【0017】
図1において、6個の飲料選択部1〜6は、前面パネル7に横一列に配置される。飲料選択部1は、3個の飲料選択ボタン1a、1b、1cと、キャンセルボタン1dと、LED1e(表示部)とを有する。3個の飲料選択ボタン1a、1b、1cは、S、M、Lのカップサイズの同一飲料に対応するものである。キャンセルボタン1dは、飲料選択部1が予約待機状態のときに押下することによって、飲料選択部1の予約待機を解除させるためのものである。LED1eは、飲料選択部1の飲料供給を実行しているときに点灯し、飲料選択部1の飲料供給を予約待機しているときに点滅するものである。飲料選択部2〜5も、飲料選択部1と同様に、飲料選択ボタン2a〜2c、3a〜3c、4a〜4c、5a〜5c、6a〜6cと、キャンセルボタン2d、3d、4d、5d、6dと、LED2e、3e、4e、5e、6eとを有する。尚、飲料選択部1、2、飲料選択部3、4、飲料選択部5、6のそれぞれの組み合わせは、飲料をカップ8に同時供給できるものとする。トレイラック9は、飲料をカップ8に供給するために、カップ8を位置決めするものである。
【0018】
図2は、本発明の飲料供給装置を示す構成図である。
【0019】
図2において、第1の水電磁弁10は、水供給口と結合され、弁の開閉に従って、水供給口からの水の供給と遮断とを行うものである。水ポンプ11は、モータの駆動力を用いて、第1の水電磁弁10からの水を一定量ずつ放出するものである。例えば、水ポンプ11のためのモータの駆動能力は80ml/秒とする。水冷却コイル12は、水ポンプ11からの水を冷却するものである。水フローレギュレータ13は、水冷却コイル12からの冷却水を、流量調整した後に第2の水電磁弁14を介して水供給ライン15に供給するものである。
【0020】
カーボネータ16は、炭酸水を貯水するものであり、水冷却コイル12からの冷却水が第3の水電磁弁17を介して供給されるとともに、炭酸ガスボンベ18からの炭酸ガスが供給される。これより、カーボネータ16内部は、冷却水と炭酸ガスとが混合されて炭酸水が生成され、一定圧力(例えば0.6MPa)がかかる。カーボネータ16内部の炭酸水は、炭酸ガスボンベ18からのガス圧力で下流側に放出される。尚、第3の水電磁弁17は、カーボネータ16内部における貯水量検出用のフロースイッチ(図示せず)のオンオフに応じて開閉するものであるが、第2の水電磁弁14が開くと、前記フロースイッチの状態に関わらず閉じたままとなる。これより、水供給ライン15の供給圧力が低下するのを防止できる。炭酸水フローレギュレータ19は、カーボネータ16からの炭酸水を流量調整するものである。炭酸水冷却コイル20は、炭酸水フローレギュレータ19からの炭酸水を冷却した後に炭酸水電磁弁21を介して炭酸水供給ライン22に供給するものである。
【0021】
シロップタンク23は、飲料の元となる液体原料を貯蔵するものである。シロップタンク23内部の液体原料は、炭酸ガスボンベ18からのガス圧力で下流側に放出される。シロップ冷却コイル24は、シロップタンク23からの液体原料を冷却するものである。シロップフローレギュレータ25は、シロップ冷却コイル24からの冷却シロップを、流量調整した後にシロップ電磁弁26を介してシロップ供給ライン27に供給するものである。尚、シロップタンク23からシロップ供給ライン27までの経路は、6個の飲料選択部1〜6に対応して、6経路並列に設けられる。
【0022】
マルチバルブ28は、6個の飲料選択部1〜6に1対1に対応して6個設けられる。個々のマルチバルブ28は、飲料の種類に応じて水供給ライン15または炭酸水供給ライン22と接続されるとともに、6本個々のシロップ供給ライン27と接続される。個々のマルチバルブ28は、シロップを水または炭酸水で希釈混合して飲料を生成し、6本個々の飲料供給ノズル29〜34から排出する。
【0023】
図3は、本発明の飲料供給装置を説明するためのブロック図である。尚、水ポンプ11の駆動能力が問題となるので、説明の便宜上、飲料選択部1、2、3、5が無炭酸水飲料に該当するとともに飲料選択部4、6が炭酸水飲料に該当し、個々の飲料選択部1〜6が要する飲料供給能力が40ml/秒となるように、設定されているものとする。
【0024】
図3において、記憶部101は、飲料供給動作を実行するために必要となるプログラムデータ、テーブルデータ等が記憶されるものである。詳細すると、記憶部101は、テーブルデータとして、水ポンプ11の最大飲料供給能力80ml/秒と、個々の飲料選択部1〜6自体と、個々の飲料選択部1〜6の飲料供給能力40ml/秒とを示す情報が予め記憶されている。また、記憶部101は、飲料選択部1〜6と1対1に対応するフラグF1〜F6を有する。このフラグF1〜F6は、飲料選択部1〜6のための飲料供給を予約待機させるとき、論理値“1”となる。尚、記憶部101は、データを紫外線消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEPROM、またはデータを電気消去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しできるEEPROM(フラッシュROMを含む)等の不揮発性メモリを採用してもよく、SRAM等の揮発性メモリをバックアップ電源とともに採用してもよい。制御部102は、記憶部101から読み出されるプログラムデータ、テーブルデータ等に従って、飲料供給動作を実行するものである。
【0025】
以下、図3の制御部102の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
【0026】
先ず、制御部102は、飲料選択ボタンの押下の有無を判別する(S1)。制御部102は、例えば飲料選択部1の飲料選択ボタン1aが押下されたものと判別すると(S1:YES)、記憶部101から飲料選択ボタン1a自体とその飲料供給能力40ml/秒とを示す情報を読み出すとともに、この情報を内部レジスタA(図示せず)に保持する(S2)。制御部102は、第2の水電磁弁14と、該当するシロップタンク23の供給経路に介在するシロップ電磁弁26とを、内部レジスタAの情報を基に特定時間だけ開放する。即ち、図1の飲料選択部1の下部から延在する飲料供給ノズル29から、飲料がカップ8に供給され始める(S3)。このとき、制御部102は、LED1eを点灯するための信号を出力する。即ち、LED1eは、飲料の供給開始から供給停止まで点灯し、飲料供給を実行中であることを告知する(S4)。
【0027】
その後、制御部102は、他の飲料選択ボタンの押下の有無を判別する(S5)。制御部102は、例えば飲料選択部2の飲料選択ボタン2bが押下されたものと判別すると(S5:YES)、記憶部101から飲料選択ボタン2b自体とその飲料供給能力40ml/秒とを示す情報を読み出すとともに、この情報を内部レジスタB(図示せず)に保持する(S6)。制御部102は、飲料選択ボタン1a、2bのための飲料を各カップ8に同時供給できるかどうかを判別する(S7)。飲料選択部1、2は、先に説明したように、飲料を各カップ8に同時供給できる組み合わせであるので(S7:YES)、制御部102は、第2の水電磁弁14と、該当するシロップタンク23の供給経路に介在するシロップ電磁弁26とを、内部レジスタBの情報を基に特定時間だけ開放する。即ち、図1の飲料選択部2の下部から延在する飲料供給ノズル30から、飲料がカップ8に供給され始める(S8)。このとき、制御部102は、LED2eを点灯するための信号を出力する。即ち、LED2eは、飲料の供給開始から供給停止まで点灯し、飲料供給を実行中であることを告知する(S9)。
【0028】
このように、2つの異なる飲料が同時供給されている状態において、制御部102は、他の飲料選択ボタンの押下の有無を判別する(S5)。制御部102は、例えば飲料選択部3の飲料選択ボタン3cが押下されたものと判別すると(S5:YES)、記憶部101から飲料選択ボタン3c自体とその飲料供給能力40ml/秒とを示す情報を読み出すとともに、この情報を内部レジスタC(図示せず)に保持する(S6)。制御部102は、飲料選択ボタン1a、2b、3cのための飲料を各カップ8に同時供給できるかどうかを判別する(S7)。飲料選択部1または2と飲料選択部3とは、先に説明したように、飲料を各カップ8に同時供給できる組み合わせではないので(S7:NO)、制御部102は、先行する飲料選択ボタン1a、2bのための飲料が供給中であるかどうかを判別する(S10)。制御部102は、内部レジスタA、Bの情報を基に、飲料選択ボタン1a、2bのための飲料供給時間が経過していないことを検出すると、飲料選択ボタン1a、2bのための飲料が供給中であるものと判別し(S10:YES)、次に、内部レジスタA、B、Cの情報を基に、飲料選択ボタン1a、2b、3cのための総飲料供給能力が最大飲料供給能力を超えているかどうかを判別する(S11)。飲料選択ボタン1a、2b、3cのための総飲料供給能力は120ml/秒であって、最大飲料供給能力80ml/秒を超えているので(S11:YES)、制御部102は、飲料選択部3に対応する記憶部101内のフラグF3を論理値“1”とし、飲料選択ボタン3cのための飲料供給を予約待機させる(S12)。このとき、制御部102は、LED3eを点滅するための信号を出力する。即ち、LED3eは、飲料選択ボタン1a、2bのための飲料同時供給が終了するまで点滅し、飲料供給を予約待機中であることを告知する(S13)。
【0029】
制御部102は、先行する飲料選択ボタン1a、2bの何れかの飲料供給が終了したかどうかを判別する(S14)。制御部102は、内部レジスタA、Bの情報を基に、飲料選択ボタン1a、2bのための飲料供給時間が経過していないことを検出すると、飲料選択ボタン1a、2bのための飲料が供給中であるものと判別し(S14:YES)、次に、飲料選択部3のキャンセルボタン3dの押下の有無を判別する(S15)。制御部102は、キャンセルボタン3dが押下されたものと判別すると(S15:YES)、飲料選択ボタン3cのための飲料供給の予約待機を取り消す。これは、飲料選択ボタンが誤って押下されたのを取り消す際に有効となる(S16)。一方、制御部102は、キャンセルボタン3dが押下されていないものと判別すると(S15:NO)、先のステップS14の判断に戻る。
【0030】
制御部102は、内部レジスタA、Bの情報を基に、飲料選択ボタン1a、2bの少なくとも一方の飲料供給時間が経過したことを検出すると、飲料選択ボタン1a、2bの少なくとも一方の飲料供給が終了したものと判別し(S14:YES)、先のステップS11の判断に戻る。このときの総飲料供給能力は0または40ml/秒まで低下して、最大飲料供給能力80ml/秒を超えなくなるので(S11:NO)、制御部102は、内部レジスタCとフラグF3の情報を基に、第2の水電磁弁14と、該当するシロップタンク23の供給経路に介在するシロップ電磁弁26とを、内部レジスタCとフラグF3の情報を基に、特定時間だけ開放する。即ち、図1の飲料選択部3の下部から延在する飲料供給ノズル31から、飲料がカップ8に供給され始める(S8)。このとき、制御部102は、LED3eを点滅から点灯へ変更するための信号を出力する。即ち、LED3eは、飲料の供給開始から供給停止まで点灯し、飲料供給を実行中であることを告知する(S9)。そして、先のステップS5の判断に戻る。
【0031】
尚、本発明の実施の形態では、1個の飲料選択ボタンのための飲料供給を予約待機させる場合について説明したが、これに限定されるものではない。つまり、複数個の飲料選択ボタンのための飲料供給を予約待機させ、総飲料供給能力が最大飲料供給能力を超えない範囲内で、複数個の飲料選択ボタンを押下した順に予約待機を解除するとともに飲料供給を開始するように、記憶部101のプログラム内容を変更してもよい。
【0032】
【発明の効果】
本発明によれば、飲料選択ボタンのための飲料供給を予約待機させる機能を設けたので、
(1)飲料供給装置の前に何度も足を運ばなくて済み、全体の飲料供給時間を短縮して業務効率を向上できる。
(2)カップへの飲料の同時供給数を増やさなくて済み、電流消費量を低減できるとともに、飲料供給装置の機器自体の大型化を防止できる。
(3)水道水を希釈水として取り込む水ポンプモータの供給能力を適正範囲に保持し、圧力損失に起因する飲料品質の低下を防止できる。
(4)飲料供給装置を専用設計しなくて済み、飲料供給装置の機器自体を低価格化できる。
という効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飲料供給装置を示す正面図である。
【図2】本発明の飲料供給装置を示す構成図である。
【図3】本発明の飲料供給装置を説明するためのブロック図である。
【図4】本発明の飲料供給装置を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1〜6 飲料選択部
1d〜6d キャンセルボタン
1e〜6e LED
8 カップ
101 記憶部
102 制御部

Claims (7)

  1. 複数の飲料選択ボタンと、前記複数の飲料選択ボタンに応じた飲料をカップに供給する飲料供給機構と、を備えた飲料供給装置において、
    単位時間当たりの最大飲料供給量と、飲料毎に定められた単位時間当たりの飲料供給量とが予め記憶された記憶部と、
    前記複数の飲料選択ボタンの少なくとも2つが押下されたとき、前記記憶部からの単位時間当たりの最大飲料供給量と該当する飲料の単位時間当たりの総飲料供給量とを比較し、前記総飲料供給量が前記最大飲料供給量より大のとき、実際の飲料供給量が前記最大飲料供給量より小となるように、押下された前記複数の飲料選択ボタンの何れかに該当する飲料供給を待機させる制御部と、
    を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 前記制御部は、先の飲料供給を終了した後に、待機中の前記飲料選択ボタンに該当する飲料供給を開始させることを特徴とする請求項1記載の飲料供給装置。
  3. 前記制御部は、待機させる前記飲料選択ボタンの情報を前記記憶部に記憶させることを特徴とする請求項1または2記載の飲料供給装置。
  4. 前記制御部は、前記複数の飲料選択ボタンに該当する飲料供給を待機させているとき、前記複数の飲料選択ボタンの押下順に該当する飲料供給を開始させることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の飲料供給装置。
  5. 前記制御部は、第1の飲料選択ボタンに該当する飲料供給を実行している最中に第2の飲料選択ボタンが押下されたとき、前記記憶部からの単位時間当たりの最大飲料供給量と該当する飲料の単位時間当たりの総飲料供給量とを比較し、前記総飲料供給量が前記最大飲料供給量より大のとき、前記第2の飲料選択ボタンに該当する飲料供給を待機させることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の飲料供給装置。
  6. 待機中の前記飲料選択ボタンに該当する飲料供給をキャンセルするためのキャンセルボタンを設けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の飲料供給装置。
  7. 前記飲料選択ボタンに該当する飲料供給が実行中或いは待機中であることを確認するための表示部を設けたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の飲料供給装置。
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