JP2002080093A - 飲料供給装置 - Google Patents

飲料供給装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予約待機機能を有する飲料供給装置を提供す
る。 【解決手段】 複数の飲料選択ボタンと、複数の飲料選
択ボタンに応じた飲料をカップに供給する飲料供給機構
と、を備えた飲料供給装置において、記憶部には、単位
時間当たりの最大飲料供給量と、飲料毎に定められた単
位時間当たりの飲料供給量とを予め記憶しておき、制御
部は、複数の飲料選択ボタンの少なくとも2つが押下さ
れたとき、記憶部からの単位時間当たりの最大飲料供給
量と該当する飲料の単位時間当たりの総飲料供給量とを
比較し、総飲料供給量が最大飲料供給量より大のとき、
実際の飲料供給量が最大飲料供給量より小となるよう
に、押下された複数の飲料選択ボタンの何れかに該当す
る飲料供給を待機させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、飲食店で取り扱う
ディスペンサ等の飲料供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ファーストフード等の飲食店
は、多種類の清涼飲料水(ジュース、お茶等)の何れか
をカップに供給するディスペンサを設置している。特
に、ファーストフード店は、幅広い年齢層の客および様
々な嗜好の客に対応しなければならないので、多数の飲
料供給ノズルを有するとともに異なる清涼飲料水をカッ
プに同時供給できるディスペンサを設置し、これによっ
て、業務効率の向上を図っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、客が注文する
清涼飲料水の数が同時供給でまかなえないとき、店員
は、最初に、同時供給の対象となる清涼飲料水のボタン
を押下し、清涼飲料水の同時供給を終了した後に、残り
の清涼飲料水のボタンを押下しなければならない。その
間、店員は、ディスペンサの動作状況に注意しながら別
の作業を行わなければならないので、一概に業務効率が
向上したとは言えないのが現状である。
【0004】また、上記のディスペンサは、多数の飲料
供給ノズルを設けるので、機器自体が大型化してしまう
問題があった。特に、上記のディスペンサは、ファース
トフード店のような小さい店舗面積の飲食店には設置困
難となる致命的な問題があった。
【0005】また、カップへの飲料の同時供給数を増や
すと、各飲料供給ノズルに対応する電磁弁を同時に開閉
しなければならないので、電流消費量が増える問題があ
った。また、水道水を希釈水として取り込む水ポンプモ
ータの供給能力が同時供給数だけ分散するので、圧力損
失を生じて飲料品質を低下させてしまう問題があった。
【0006】そこで、ディスペンサを飲料の同時供給数
に合わせて専用設計するとともに評価すれば、上記の問
題を解消できることになるが、その反面、多額の開発費
用と長期に亘る開発期間を要する二次的な問題を新たに
発生することになる。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために創作されたものである。
【0008】請求項1は、複数の飲料選択ボタンと、前
記複数の飲料選択ボタンに応じた飲料をカップに供給す
る飲料供給機構と、を備えた飲料供給装置において、単
位時間当たりの最大飲料供給量と、飲料毎に定められた
単位時間当たりの飲料供給量とが予め記憶された記憶部
と、前記複数の飲料選択ボタンの少なくとも2つが押下
されたとき、前記記憶部からの単位時間当たりの最大飲
料供給量と該当する飲料の単位時間当たりの総飲料供給
量とを比較し、前記総飲料供給量が前記最大飲料供給量
より大のとき、実際の飲料供給量が前記最大飲料供給量
より小となるように、押下された前記複数の飲料選択ボ
タンの何れかに該当する飲料供給を待機させる制御部
と、を備えたものである。
【0009】請求項2は、請求項1に従属し、前記制御
部は、先の飲料供給を終了した後に、待機中の前記飲料
選択ボタンに該当する飲料供給を開始させるものであ
る。
【0010】請求項3は、請求項1または2に従属し、
前記制御部は、待機させる前記飲料選択ボタンの情報を
前記記憶部に記憶させるものである。
【0011】請求項4は、請求項1乃至3の何れかに従
属し、前記制御部は、前記複数の飲料選択ボタンに該当
する飲料供給を待機させているとき、前記複数の飲料選
択ボタンの押下順に該当する飲料供給を開始させるもの
である。
【0012】請求項5は、請求項1乃至4の何れかに従
属し、前記制御部は、第1の飲料選択ボタンに該当する
飲料供給を実行している最中に第2の飲料選択ボタンが
押下されたとき、前記記憶部からの単位時間当たりの最
大飲料供給量と該当する飲料の単位時間当たりの総飲料
供給量とを比較し、前記総飲料供給量が前記最大飲料供
給量より大のとき、前記第2の飲料選択ボタンに該当す
る飲料供給を待機させるものである。
【0013】請求項6は、請求項1乃至5の何れかに従
属し、待機中の前記飲料選択ボタンに該当する飲料供給
をキャンセルするためのキャンセルボタンを設けたもの
である。
【0014】請求項7は、請求項1乃至6の何れかに従
属し、前記飲料選択ボタンに該当する飲料供給が実行中
或いは待機中であることを確認するための表示部を設け
たものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の詳細を図面に従って具体
的に説明する。
【0016】図1は、本発明の飲料供給装置を示す正面
図であり、例えば6個の飲料供給ノズルを具備するもの
とする。
【0017】図1において、6個の飲料選択部1〜6
は、前面パネル7に横一列に配置される。飲料選択部1
は、3個の飲料選択ボタン1a、1b、1cと、キャン
セルボタン1dと、LED1e(表示部)とを有する。
3個の飲料選択ボタン1a、1b、1cは、S、M、L
のカップサイズの同一飲料に対応するものである。キャ
ンセルボタン1dは、飲料選択部1が予約待機状態のと
きに押下することによって、飲料選択部1の予約待機を
解除させるためのものである。LED1eは、飲料選択
部1の飲料供給を実行しているときに点灯し、飲料選択
部1の飲料供給を予約待機しているときに点滅するもの
である。飲料選択部2〜5も、飲料選択部1と同様に、
飲料選択ボタン2a〜2c、3a〜3c、4a〜4c、
5a〜5c、6a〜6cと、キャンセルボタン2d、3
d、4d、5d、6dと、LED2e、3e、4e、5
e、6eとを有する。尚、飲料選択部1、2、飲料選択
部3、4、飲料選択部5、6のそれぞれの組み合わせ
は、飲料をカップ8に同時供給できるものとする。トレ
イラック9は、飲料をカップ8に供給するために、カッ
プ8を位置決めするものである。
【0018】図2は、本発明の飲料供給装置を示す構成
図である。
【0019】図2において、第1の水電磁弁10は、水
供給口と結合され、弁の開閉に従って、水供給口からの
水の供給と遮断とを行うものである。水ポンプ11は、
モータの駆動力を用いて、第1の水電磁弁10からの水
を一定量ずつ放出するものである。例えば、水ポンプ1
1のためのモータの駆動能力は80ml/秒とする。水
冷却コイル12は、水ポンプ11からの水を冷却するも
のである。水フローレギュレータ13は、水冷却コイル
12からの冷却水を、流量調整した後に第2の水電磁弁
14を介して水供給ライン15に供給するものである。
【0020】カーボネータ16は、炭酸水を貯水するも
のであり、水冷却コイル12からの冷却水が第3の水電
磁弁17を介して供給されるとともに、炭酸ガスボンベ
18からの炭酸ガスが供給される。これより、カーボネ
ータ16内部は、冷却水と炭酸ガスとが混合されて炭酸
水が生成され、一定圧力(例えば0.6MPa)がかか
る。カーボネータ16内部の炭酸水は、炭酸ガスボンベ
18からのガス圧力で下流側に放出される。尚、第3の
水電磁弁17は、カーボネータ16内部における貯水量
検出用のフロースイッチ(図示せず)のオンオフに応じ
て開閉するものであるが、第2の水電磁弁14が開く
と、前記フロースイッチの状態に関わらず閉じたままと
なる。これより、水供給ライン15の供給圧力が低下す
るのを防止できる。炭酸水フローレギュレータ19は、
カーボネータ16からの炭酸水を流量調整するものであ
る。炭酸水冷却コイル20は、炭酸水フローレギュレー
タ19からの炭酸水を冷却した後に炭酸水電磁弁21を
介して炭酸水供給ライン22に供給するものである。
【0021】シロップタンク23は、飲料の元となる液
体原料を貯蔵するものである。シロップタンク23内部
の液体原料は、炭酸ガスボンベ18からのガス圧力で下
流側に放出される。シロップ冷却コイル24は、シロッ
プタンク23からの液体原料を冷却するものである。シ
ロップフローレギュレータ25は、シロップ冷却コイル
24からの冷却シロップを、流量調整した後にシロップ
電磁弁26を介してシロップ供給ライン27に供給する
ものである。尚、シロップタンク23からシロップ供給
ライン27までの経路は、6個の飲料選択部1〜6に対
応して、6経路並列に設けられる。
【0022】マルチバルブ28は、6個の飲料選択部1
〜6に1対1に対応して6個設けられる。個々のマルチ
バルブ28は、飲料の種類に応じて水供給ライン15ま
たは炭酸水供給ライン22と接続されるとともに、6本
個々のシロップ供給ライン27と接続される。個々のマ
ルチバルブ28は、シロップを水または炭酸水で希釈混
合して飲料を生成し、6本個々の飲料供給ノズル29〜
34から排出する。
【0023】図3は、本発明の飲料供給装置を説明する
ためのブロック図である。尚、水ポンプ11の駆動能力
が問題となるので、説明の便宜上、飲料選択部1、2、
3、5が無炭酸水飲料に該当するとともに飲料選択部
4、6が炭酸水飲料に該当し、個々の飲料選択部1〜6
が要する飲料供給能力が40ml/秒となるように、設
定されているものとする。
【0024】図3において、記憶部101は、飲料供給
動作を実行するために必要となるプログラムデータ、テ
ーブルデータ等が記憶されるものである。詳細すると、
記憶部101は、テーブルデータとして、水ポンプ11
の最大飲料供給能力80ml/秒と、個々の飲料選択部
1〜6自体と、個々の飲料選択部1〜6の飲料供給能力
40ml/秒とを示す情報が予め記憶されている。ま
た、記憶部101は、飲料選択部1〜6と1対1に対応
するフラグF1〜F6を有する。このフラグF1〜F6
は、飲料選択部1〜6のための飲料供給を予約待機させ
るとき、論理値“1”となる。尚、記憶部101は、デ
ータを紫外線消去することによりデータを繰り返し書き
込み読み出しできるEPROM、またはデータを電気消
去することによりデータを繰り返し書き込み読み出しで
きるEEPROM(フラッシュROMを含む)等の不揮
発性メモリを採用してもよく、SRAM等の揮発性メモ
リをバックアップ電源とともに採用してもよい。制御部
102は、記憶部101から読み出されるプログラムデ
ータ、テーブルデータ等に従って、飲料供給動作を実行
するものである。
【0025】以下、図3の制御部102の動作を図4の
フローチャートを用いて説明する。
【0026】先ず、制御部102は、飲料選択ボタンの
押下の有無を判別する(S1)。制御部102は、例え
ば飲料選択部1の飲料選択ボタン1aが押下されたもの
と判別すると(S1:YES)、記憶部101から飲料
選択ボタン1a自体とその飲料供給能力40ml/秒と
を示す情報を読み出すとともに、この情報を内部レジス
タA(図示せず)に保持する(S2)。制御部102
は、第2の水電磁弁14と、該当するシロップタンク2
3の供給経路に介在するシロップ電磁弁26とを、内部
レジスタAの情報を基に特定時間だけ開放する。即ち、
図1の飲料選択部1の下部から延在する飲料供給ノズル
29から、飲料がカップ8に供給され始める(S3)。
このとき、制御部102は、LED1eを点灯するため
の信号を出力する。即ち、LED1eは、飲料の供給開
始から供給停止まで点灯し、飲料供給を実行中であるこ
とを告知する(S4)。
【0027】その後、制御部102は、他の飲料選択ボ
タンの押下の有無を判別する(S5)。制御部102
は、例えば飲料選択部2の飲料選択ボタン2bが押下さ
れたものと判別すると(S5:YES)、記憶部101
から飲料選択ボタン2b自体とその飲料供給能力40m
l/秒とを示す情報を読み出すとともに、この情報を内
部レジスタB(図示せず)に保持する(S6)。制御部
102は、飲料選択ボタン1a、2bのための飲料を各
カップ8に同時供給できるかどうかを判別する(S
7)。飲料選択部1、2は、先に説明したように、飲料
を各カップ8に同時供給できる組み合わせであるので
(S7:YES)、制御部102は、第2の水電磁弁1
4と、該当するシロップタンク23の供給経路に介在す
るシロップ電磁弁26とを、内部レジスタBの情報を基
に特定時間だけ開放する。即ち、図1の飲料選択部2の
下部から延在する飲料供給ノズル30から、飲料がカッ
プ8に供給され始める(S8)。このとき、制御部10
2は、LED2eを点灯するための信号を出力する。即
ち、LED2eは、飲料の供給開始から供給停止まで点
灯し、飲料供給を実行中であることを告知する(S
9)。
【0028】このように、2つの異なる飲料が同時供給
されている状態において、制御部102は、他の飲料選
択ボタンの押下の有無を判別する(S5)。制御部10
2は、例えば飲料選択部3の飲料選択ボタン3cが押下
されたものと判別すると(S5:YES)、記憶部10
1から飲料選択ボタン3c自体とその飲料供給能力40
ml/秒とを示す情報を読み出すとともに、この情報を
内部レジスタC(図示せず)に保持する(S6)。制御
部102は、飲料選択ボタン1a、2b、3cのための
飲料を各カップ8に同時供給できるかどうかを判別する
(S7)。飲料選択部1または2と飲料選択部3とは、
先に説明したように、飲料を各カップ8に同時供給でき
る組み合わせではないので(S7:NO)、制御部10
2は、先行する飲料選択ボタン1a、2bのための飲料
が供給中であるかどうかを判別する(S10)。制御部
102は、内部レジスタA、Bの情報を基に、飲料選択
ボタン1a、2bのための飲料供給時間が経過していな
いことを検出すると、飲料選択ボタン1a、2bのため
の飲料が供給中であるものと判別し(S10:YE
S)、次に、内部レジスタA、B、Cの情報を基に、飲
料選択ボタン1a、2b、3cのための総飲料供給能力
が最大飲料供給能力を超えているかどうかを判別する
(S11)。飲料選択ボタン1a、2b、3cのための
総飲料供給能力は120ml/秒であって、最大飲料供
給能力80ml/秒を超えているので(S11:YE
S)、制御部102は、飲料選択部3に対応する記憶部
101内のフラグF3を論理値“1”とし、飲料選択ボ
タン3cのための飲料供給を予約待機させる(S1
2)。このとき、制御部102は、LED3eを点滅す
るための信号を出力する。即ち、LED3eは、飲料選
択ボタン1a、2bのための飲料同時供給が終了するま
で点滅し、飲料供給を予約待機中であることを告知する
(S13)。
【0029】制御部102は、先行する飲料選択ボタン
1a、2bの何れかの飲料供給が終了したかどうかを判
別する(S14)。制御部102は、内部レジスタA、
Bの情報を基に、飲料選択ボタン1a、2bのための飲
料供給時間が経過していないことを検出すると、飲料選
択ボタン1a、2bのための飲料が供給中であるものと
判別し(S14:YES)、次に、飲料選択部3のキャ
ンセルボタン3dの押下の有無を判別する(S15)。
制御部102は、キャンセルボタン3dが押下されたも
のと判別すると(S15:YES)、飲料選択ボタン3
cのための飲料供給の予約待機を取り消す。これは、飲
料選択ボタンが誤って押下されたのを取り消す際に有効
となる(S16)。一方、制御部102は、キャンセル
ボタン3dが押下されていないものと判別すると(S1
5:NO)、先のステップS14の判断に戻る。
【0030】制御部102は、内部レジスタA、Bの情
報を基に、飲料選択ボタン1a、2bの少なくとも一方
の飲料供給時間が経過したことを検出すると、飲料選択
ボタン1a、2bの少なくとも一方の飲料供給が終了し
たものと判別し(S14:YES)、先のステップS1
1の判断に戻る。このときの総飲料供給能力は0または
40ml/秒まで低下して、最大飲料供給能力80ml
/秒を超えなくなるので(S11:NO)、制御部10
2は、内部レジスタCとフラグF3の情報を基に、第2
の水電磁弁14と、該当するシロップタンク23の供給
経路に介在するシロップ電磁弁26とを、内部レジスタ
CとフラグF3の情報を基に、特定時間だけ開放する。
即ち、図1の飲料選択部3の下部から延在する飲料供給
ノズル31から、飲料がカップ8に供給され始める(S
8)。このとき、制御部102は、LED3eを点滅か
ら点灯へ変更するための信号を出力する。即ち、LED
3eは、飲料の供給開始から供給停止まで点灯し、飲料
供給を実行中であることを告知する(S9)。そして、
先のステップS5の判断に戻る。
【0031】尚、本発明の実施の形態では、1個の飲料
選択ボタンのための飲料供給を予約待機させる場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではない。つま
り、複数個の飲料選択ボタンのための飲料供給を予約待
機させ、総飲料供給能力が最大飲料供給能力を超えない
範囲内で、複数個の飲料選択ボタンを押下した順に予約
待機を解除するとともに飲料供給を開始するように、記
憶部101のプログラム内容を変更してもよい。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、飲料選択ボタンのため
の飲料供給を予約待機させる機能を設けたので、 (1)飲料供給装置の前に何度も足を運ばなくて済み、
全体の飲料供給時間を短縮して業務効率を向上できる。 (2)カップへの飲料の同時供給数を増やさなくて済
み、電流消費量を低減できるとともに、飲料供給装置の
機器自体の大型化を防止できる。 (3)水道水を希釈水として取り込む水ポンプモータの
供給能力を適正範囲に保持し、圧力損失に起因する飲料
品質の低下を防止できる。 (4)飲料供給装置を専用設計しなくて済み、飲料供給
装置の機器自体を低価格化できる。 という効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の飲料供給装置を示す正面図である。
【図2】本発明の飲料供給装置を示す構成図である。
【図3】本発明の飲料供給装置を説明するためのブロッ
ク図である。
【図4】本発明の飲料供給装置を説明するためのフロー
チャートである。
【符号の説明】
1〜6 飲料選択部 1d〜6d キャンセルボタン 1e〜6e LED 8 カップ 101 記憶部 102 制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の飲料選択ボタンと、前記複数の飲
    料選択ボタンに応じた飲料をカップに供給する飲料供給
    機構と、を備えた飲料供給装置において、 単位時間当たりの最大飲料供給量と、飲料毎に定められ
    た単位時間当たりの飲料供給量とが予め記憶された記憶
    部と、 前記複数の飲料選択ボタンの少なくとも2つが押下され
    たとき、前記記憶部からの単位時間当たりの最大飲料供
    給量と該当する飲料の単位時間当たりの総飲料供給量と
    を比較し、前記総飲料供給量が前記最大飲料供給量より
    大のとき、実際の飲料供給量が前記最大飲料供給量より
    小となるように、押下された前記複数の飲料選択ボタン
    の何れかに該当する飲料供給を待機させる制御部と、 を備えたことを特徴とする飲料供給装置。
  2. 【請求項2】 前記制御部は、先の飲料供給を終了した
    後に、待機中の前記飲料選択ボタンに該当する飲料供給
    を開始させることを特徴とする請求項1記載の飲料供給
    装置。
  3. 【請求項3】 前記制御部は、待機させる前記飲料選択
    ボタンの情報を前記記憶部に記憶させることを特徴とす
    る請求項1または2記載の飲料供給装置。
  4. 【請求項4】 前記制御部は、前記複数の飲料選択ボタ
    ンに該当する飲料供給を待機させているとき、前記複数
    の飲料選択ボタンの押下順に該当する飲料供給を開始さ
    せることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の
    飲料供給装置。
  5. 【請求項5】 前記制御部は、第1の飲料選択ボタンに
    該当する飲料供給を実行している最中に第2の飲料選択
    ボタンが押下されたとき、前記記憶部からの単位時間当
    たりの最大飲料供給量と該当する飲料の単位時間当たり
    の総飲料供給量とを比較し、前記総飲料供給量が前記最
    大飲料供給量より大のとき、前記第2の飲料選択ボタン
    に該当する飲料供給を待機させることを特徴とする請求
    項1乃至4の何れかに記載の飲料供給装置。
  6. 【請求項6】 待機中の前記飲料選択ボタンに該当する
    飲料供給をキャンセルするためのキャンセルボタンを設
    けたことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の
    飲料供給装置。
  7. 【請求項7】 前記飲料選択ボタンに該当する飲料供給
    が実行中或いは待機中であることを確認するための表示
    部を設けたことを特徴とする請求項1乃至6の何れかに
    記載の飲料供給装置。
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