JP3937796B2 - プッシュロック装置を備えた照明装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、天井や壁面に開閉可能に配置した照明カバーを閉位置に固定即ちロックするために用いるロック装置を備えた照明装置に関し、特に、一方向へ押す操作でロックを解除できる構成のプッシュロック装置を備えた照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ギャラリー等において天井や壁面を全体的に柔らかく発光する面照明にすることが望まれており、そのために、天井や壁面に取り付けた多数の蛍光灯を、光拡散性のシートを張った複数の照明カバーで覆った照明装置が知られている。通常、照明カバーは矩形状であり、天井や壁面の広い範囲に一様な面照明を形成することができるよう、多数の照明カバーが互いに近接した状態で配置されている。また、各照明カバーは、蛍光灯の取り替え等のために開閉する必要があり、そのため、一端を天井や壁面に対して旋回可能な形態で取り付け、他端を天井や壁面に対して、ロック装置によって解除可能な形態でロックしていた。ここで用いるロック装置は、回転レバー式のもので、天井や壁面と照明カバーの一方にピンを固定し、他方に回転レバーを取り付け、該回転レバーに形成しているラッチをピンに引っかけることでロックし、回転レバーを回転させてラッチをピンから外すことでロックを解除する構成となっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、かかるロック装置では、照明カバーを開く際に、回転レバーを手作業で旋回させる必要があるが、この回転レバーは、照明面の意匠性を上げるために、照明カバーの奥に配置しており、このため、隣接した照明カバー間の狭い隙間から適当な治具を差し込んで手さぐりで回転レバーを探し、操作する必要があり、きわめて困難な作業となっていた。特に、天井面に配置した場合には脚立等の上に乗って上向きの不安定な姿勢で作業しなければならず、一層作業が困難であった。
【0004】
そこで、単に押し込む操作によってロックを解除できる構成のプッシュロック装置を用いることが望まれていた。この種のプッシュロック装置の1例が特公平3−3792号公報に記載されている。この公報に記載の天井点検口扉等の開閉装置は、天井側に水平に移動可能に保持され、ばねによって前進方向に付勢された爪板と、開閉板側に固定されたフックとを備え、そのフックを爪板に引っかけることでロック状態(閉状態)に保ち、ロックを解除するには、開閉板を更に押し込むことでフックに形成しているカム面で爪板を横方向に退避させ、爪板の後ろに配置している揺動爪を爪板に係止させて爪板を退避位置に保持させ、その状態で開閉板を開き、その途中で開閉板側に設けている作動部材で揺動爪を爪板から離して次のロック動作に備える構成である。この構成のロック装置を照明カバーに用いることが考えられるが、このロック装置は、爪板、揺動爪、作動部材がいずれも往復動或いは旋回可能な構成で且つそれぞればねによって付勢された構造となっており、可動部品及びばねの個数が多く、コスト高となるという問題があった。また、家具の扉等の開閉ロック装置にも、プッシュロック方式のものが広く使用されており(例えば、特開平10−220091号公報参照)、これを照明カバーに使用することが考えられる。しかしながら、家具の扉などに用いられる開閉ロック装置は、扉に先端に係合体を備えたロッドを固定し、家具本体側には、その係合体をはさんで固定する一対の爪と、その一対の爪を前進して開いた位置と、後退して閉じた位置に移動させる機構を設けるという構成となっており、使用部品点数が多くてコスト高となるのみならず、照明カバーのように重量のあるものに使うには強度が不足するという問題があった。
【0005】
本発明はかかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、照明カバーのような重量のあるものに対しても支障なく使用できる構造簡単なプッシュロック方式のロック装置を備えた照明装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の照明装置に用いるプッシュロック装置は、互いに係止しようとする二つの部材の一方(例えば、天井、壁面など)に取り付ける第一係止具と、他方(例えば、照明カバーなど)に取り付ける第二係止具とを備え、その第一係止具を、第一係止具本体と、その第一係止具本体に揺動可能に保持され、先端をL字状に曲げて係止爪とした係止ピンと、該係止ピンを係止爪の先端方向に付勢する弾性部材を備えた構成とし、前記第二係止具を、第二係止具本体と、その第二係止具本体に設けられ、前記係止爪を案内するハート形状のカム溝を備え、そのカム溝を、ハート形の凹部に係止爪を引っかけて係止できるよう前記凹部を奥に向けて配置されると共に該カム溝の屈曲部分の底面のそれぞれに、ハート形の先端部から進入した前記係止爪が一方向に進行することを許容するが、逆方向への進行は阻止する段差を設けるという構成としたものである。この構成により、第一係止具と第二係止具の一方を他方に対して押し込んでゆくと、第一係止具の係止ピン先端の係止爪が、第二係止具のハート形状のカム溝の先端部からハート形の一方の側方に沿って移動し、ハート形の凹部に進入する。これにより、第一係止具と第二係止具とが係止状態となる。次に、第一係止具と第二係止具の一方を他方に対して更に押し込むと、ハート形の凹部に位置していた第一係止具の係止爪が、進入してきた側とは反対方向にカム溝に沿って移動し、ハート形の側方に出るので、その後は第一係止具と第二係止具を互い離す方向に移動させることで、係止爪がハート形の側方のカム溝を通り抜けてカム溝から離れ、これによって、第一係止具と第二係止具の係止を解除できる。このように、第一係止具と第二係止具の一方を他方に対して押し込んで行くことで、両者を係止でき、また、更に押し込み次いで引き離すことで両者を離脱させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図5(a)、(b)は天井に配置した照明装置を概略的に示すもので、1は天井に設けている取付枠、2は天井に配置した多数の蛍光灯、3はその蛍光灯を覆うように配置された照明カバーである。この照明カバー3は矩形状の枠体に光拡散性のシート、板材等を取り付けたものであり、天井面に沿って多数の照明カバーが互いに隣接して配置され、広い面積の面照明を形成している。各照明カバー3は開閉可能なように、その一端がブラケット4の支点軸5に旋回可能に保持されている。そして、その他端を取付枠1に対して離脱可能な形態でロックするため、本発明の実施の形態に係るプッシュロック装置7が設けられている。プッシュロック装置7は、天井側の取付枠1に取り付けられた第一係止具8と、照明カバー3に取り付けられた第二係止具9を備えている。なお、第一係止具8を照明カバー3に取り付け、第二係止具9を取付枠1に取り付けるように、変更しても差し支えない。
【0008】
次に、図1〜図4を参照して第一係止具8及び第二係止具9を詳細に説明する。図1は第一係止具8と第二係止具9を離した状態で示すもので、(a)は第一係止具8は概略断面で、第二係止具9はカバーを取り外した状態で概略正面を示す図、(b)、(c)はそれぞれ(a)のA−A矢視概略断面図、B−B矢視概略断面図、図2(a)は第一係止具8と第二係止具9を、係止させる途中の状態で且つ第一係止具8は概略断面で、第二係止具9はカバーを取り外した状態で概略正面を示す図、図2(b)は図2(a)のC−C矢視概略断面図、図2(c)は第一係止具8と第二係止具9を、係止状態で且つ第一係止具8は概略断面で、第二係止具9はカバーを取り外した状態で概略正面を示す図、図2(d)は図2(c)のD−D矢視概略断面図、図3(a)、(b)、(c)はそれぞれ第一係止具8の概略正面図、概略端面図、概略下面図、図4(a)、(b)、(c)はそれぞれ第二係止具9の概略上面図、概略正面図、概略端面図である。第一係止具8は、取付枠1等に取り付けるための第一係止具本体11を備えている。この第一係止具本体11は、取り付け用のフランジ部11aと、そのフランジ部11aから直角方向に延びる直立部分11bを備え、その直立部分11bの内側に、矩形状の大きい開口12と、その奥の一対の係合穴13、13を形成している。係合穴13は先端側(フランジ部11a側)が細くなるような形状に形成されている。一対の係合穴13、13の中央には係止ピン15が、図1に矢印E−Eで示す方向に揺動可能に保持されている。この係止ピン15は開口12を通って延び出すように配置されており、その先端を、揺動方向に対して直角方向にL字状に曲げて係止爪15aとしている。更に、第一係止具本体11には、係止ピン15を係止爪15aの先端方向に即ち矢印F方向に付勢する弾性部材(本実施の形態では板ばね)16が設けられている。第一係止具本体11は、アルミ合金等の強度の大きい材料で作られる。係止ピン15は、先端のL字状に曲げた係止爪15aを後述する係止用溝部23cに引っかけることで第一係止具8と第二係止具9を係止させるためのものであり、必要な係止強度を確保できるよう、鋼等の強度の大きい材料で、且つ所望の強度が得られる太さに作られる。例えば、係止ピン15を直径3.0mmの鋼製線材で形成することで、約390Nの荷重を支えることができ、かなり大型の照明カバー(例えば、重さ10Kg程度)に対しても、問題なく使用可能である。
【0009】
第二係止具9は、照明カバー3等に取り付けるための第二係止具本体18と、その第二係止具本体18に取り付けたカバー19を備えている。この第二係止具本体18は、取り付け用のフランジ部18aと、そのフランジ部18aから直角方向に延びる直立部分18bを備えている。この直立部分18bは、第一係止具8の開口12及び一対の係合穴13、13に挿入可能な一対の係合突起20、20と、その一対の係合突起20、20の間に延びる側壁21を備えており、その側壁21の内面に、係止爪15aを案内するハート形状のカム溝23が形成されている。このカム溝23は、一対の係合突起20、20の間を通って進入する係止爪15aをハート形の一方の側方に案内する入側溝部23aと、その入側溝部23aからハート形の凹部中央に向かうよう折り返す肩部第一溝部23bと、ハート形の凹部中央の係止用溝部23cと、その係止用溝部23cからハート形の他方の側方に向かう肩部第二溝部23dと、その肩部第二溝部23dの端部からハート形の側方を通ってハート形の先端に向かい、ハート形の先端領域から外に抜けるように開いた出側溝部23eを備えている。入側溝部23aは、一方の係合突起20から肩部第一溝部23bに向かってほぼ直線状に延びる第一案内面23aaと他方の係合突起20からハート形の側方を通って肩部第一溝部23bに向かって延びる第二案内面23abで画定され、溝幅が入り側で広く、肩部第一溝部23bに向かうにつれて徐々に小さくなっている。そして、このカム溝23は、ハート形の凹部の係止用溝部23cに第一係止具8の係止爪15aを引っかけて係止できるようハート形の凹部を奥に向けて(フランジ部18側となるように)配置されている。
【0010】
カム溝23の底面は、第一係止具8の開口12に第二係止具9の係合突起20、20を挿入させた時に、弾性部材16によって付勢されている係止ピン15の係止爪15aの先端が常に押し付けられるように、位置が定められている。更に、カム溝23の底面は、入側溝部23aの先端部Pから奥に向かうにつれて高くなり、入側溝部23aと肩部第一溝部23bの境界には溝部23bが低くなるよう段差が形成され、肩部第一溝部23bは係止用溝部23cに向かうにつれて高くなり、肩部第一溝部23bと係止用溝部23cの境界には係止用溝部23cが低くなるよう段差が形成され、係止用溝部23cにつながる肩部第二溝部23dは出側溝部23eに向かうにつれて高くなり、肩部第二溝部23dと出側溝部23eの境界には出側溝部23eが低くなるよう段差が形成され、出側溝部23eは先端に向かうにつれて高くなり、出側溝部23eと入側溝部23aの境界には入側溝部23aが低くなるように段差が形成されている。この構成により、第一係止具8と第二係止具9を互いに接近させると、第一係止具8の係止ピン15先端の係止爪15aが、ハート形の先端部Pの近傍で入側溝部23aの第二案内面23abで案内され、入側溝部23aの奥の方に進入し、その入側溝部23aを通って肩部第一溝部23bに入り、その状態で第一係止具8と第二係止具9を少し引き離すと、係止爪15aは肩部第一溝部23bと入側溝部23aの間に段差があるため入側溝部23aに戻ることなく肩部第一溝部23bを通って係止用溝部23cに入る。これにより、第一係止具8と第二係止具9とが係止ピン15によって互いに係止された状態となる。次に、この状態から第一係止具8と第二係止具9を互いに接近させると、係止用溝部23c内に位置していた係止爪15aが奥の方に移動しようとし、その際、係止用溝部23cと肩部第一溝部23bとの間には段差があるので、肩部第一溝部23bに戻ることはなく、他方の肩部第二溝部23dを通って出側溝部23eに移動する。そして、この後、第一係止具8と第二係止具9を互いに引き離すことにより、係止爪15aは肩部第二溝部23dに戻ることなく、出側溝部23eに沿ってハート形の先端部に移動し、カム溝23から抜け出す。このように、カム溝23は、溝部23a、23b間、溝部23b、23c間、溝部23d、23e間にそれぞれ段差を設けたことにより、ハート形の先端部からカム溝23内に進入した係止爪15aが常に一定方向に進行し、ハート形のカム溝を通り抜けることができる構成となっている。
【0011】
第二係止具本体18に形成している一対の係合突起20、20は、第一係止具8の開口12及び一対の係合穴13、13に容易に挿入可能なように、先端側が細くなるような形状としている。第二係止具本体18も、第一係止具本体11と同様に、アルミ合金等の強度の大きい材料で作られる。
【0012】
次に、このプッシュロック装置7を設けている照明カバー3の開閉動作を説明する。図5(b)に示すように開いた状態の照明カバー3を閉じるには、照明カバー3を単に押し上げれば良い。この照明カバー3を押し上げることで、第二係止具9が第一係止具8に接近してゆき、図2(a)、(b)に示すように、第二係止具9の係合突起20、20が第一係止具8の開口12内に進入し、第一係止具8の係止ピン15先端の係止爪15aが第二係止具9のカム溝23の入側溝部23aで案内され、それに続く肩部第一溝部23bに入る。その後、照明カバー3を少し下げると、第二係止具9が少し下降し、図2(c)、(d)に示すように係止爪15aが係止用溝部23c内に入る。これにより、第二係止具9が第一係止具8に係止ピン15を介して係止した状態となり、照明カバー3は図5(a)に示す閉位置に保持される。次に、照明カバー3を開くときには、照明カバー3を少し押し上げる。これによって、第二係止具9が図2(c)、(d)に示す位置より少し持ち上げられ、係止用溝部23cに入っていた係止爪15aが肩部第二溝部23dを通って出側溝部23eに移動する。その後、照明カバー3をゆっくりと下方に開いてゆくと、それにつれて、第二係止具9も下降し、係止爪15aは出側溝部23eを通って、その上端からカム溝23の外に出る。かくして、第二係止具9は第一係止具8から外れ、照明カバー3を下方を大きく開くことができる。このように、照明カバー3を単に押し上げることで、第二係止具9を第一係止具8に係止させることができ、また、その状態から少し押し上げ、その後下方に下ろすことで第二係止具9を第一係止具8から外すことができ、従来のように旋回レバーを手作業で旋回させるといった面倒な操作を行うことなく、照明カバー3を簡単に開閉できる。
【0013】
【0014】
【発明の効果】
以上のように、本発明の照明装置に用いているプッシュロック装置は、単に第一係止具に対して第二係止具を押し込んでゆくことで、両者を係止させることができ、また係止状態からは、第一係止具に対して第二係止具を少し押し込み次いで引き離すことで両者の係止状態を解除することができ、きわめて簡単な操作で係止、離脱を行うことができ、このため、重い照明カバーであっても、或いは、脚立等の上に乗って上向きの不安定な姿勢で作業する場合であっても、その照明カバーをきわめて簡単に開閉できる。しかも、使用している可動部品及びばねは、揺動可能な1個の係止ピンとそれを付勢する弾性部材のみであるので、構造が簡単で使用部品点数が少なく、コストダウンを図ることができる等の効果を有している。
【0015】
更に、前記第一係止具には一対の係合穴を設け、第二係止具にはそれに挿入させる一対の係合突起を設けているので、第一係止具と第二係止具を係止させる際に、両者の位置を正しく合わせることができる。ここで、その係合突起及び係合穴を、先端が細くなる形状としておくと、第一係止具と第二係止具の取り付け位置精度が悪くても、確実に係合突起を係合穴に挿入して位置決めを行うことができ、一層確実に第一係止具と第二係止具の係止を行うことができるといった効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一係止具8と第二係止具9を離した状態で示すもので、(a)は第一係止具8は概略断面で、第二係止具9はカバーを取り外した状態で概略正面を示す図、(b)、(c)はそれぞれ(a)のA−A矢視概略断面図、B−B矢視概略断面図
【図2】 (a)第一係止具8と第二係止具9を、係止させる途中の状態で且つ第一係止具8は概略断面で、第二係止具9はカバーを取り外した状態で概略正面を示す図 (b)(a)のC−C矢視概略断面図
(c)第一係止具8と第二係止具9を、係止状態で且つ第一係止具8は概略断面で、第二係止具9はカバーを取り外した状態で概略正面を示す図
(d)(c)のD−D矢視概略断面図
【図3】 (a)、(b)、(c)はそれぞれ第一係止具8の概略正面図、概略端面図、及び概略下面図
【図4】 (a)、(b)、(c)はそれぞれ第二係止具9の概略上面図、概略正面図、及び概略端面図
【図5】 (a)天井に配置した照明装置を閉じた状態で示す概略側面図
(b)その照明装置を開いた状態で示す概略側面図
【符号の説明】
1 取付枠
2 蛍光灯
3 照明カバー
4 ブラケット
5 支点軸
7 プッシュロック装置
8 第一係止具
9 第二係止具
11 第一係止具本体
12 開口
13 係合穴
15 係止ピン
15a 係止爪
18 第二係止具本体
19 カバー
20 係合突起
21 側壁
23 カム溝
23a 入側溝部
23b 肩部第一溝部
23c 係止用溝部
23d 肩部第二溝部
23e 出側溝部

Claims (2)

  1. 天井若しくは壁面に開閉可能に配置される照明カバーと、互いに係止、離脱可能な第一係止具(8)と第二係止具(9)を備え、前記第一係止具と第二係止具の一方を前記天井若しくは壁面に取り付け、他方を前記照明カバーに取り付け、該照明カバーを閉位置にロックするプッシュロック装置を備えた照明装置であって
    前記プッシュロック装置の前記第一係止具(8)は、矩形状の大きい開口(12)とその奥に互いに間隔を開けて形成された一対の係合穴(13、13)を有する第一係止具本体(11)と、その第一係止具本体の、前記一対の係合穴(13、13)の中央を支点として前記開口(12)内で揺動可能に保持された係止ピン(15)であって、先端を該係止ピンが揺動する面に直角にL字状に曲げて係止爪(15a)とした係止ピン(15)と、該係止ピンを係止爪の先端方向に付勢する弾性部材(16)を備えており、
    前記第二係止具(9)は、前記第一係止具(8)の前記開口(12)及び前記一対の係合穴(13、13)に挿入可能な一対の係合突起(20、20)とその一対の係合突起の間に延びる側壁(21)と、その側壁の内面に形成され、前記係止爪を案内するハート形状のカム溝(23)を有する第二係止具本体(18)を備えており、前記カム溝(23)が、ハート形の凹部に前記係止爪を引っかけて係止できるよう前記凹部を奥に向けて配置されており、更に、前記カム溝(23)が、前記一対の係合突起の間を通って進入する前記係止爪をハート形の一方の側方に案内する入側溝部(23a)と、その入側溝部の端部からハート形の凹部中央に向かうよう折り返す肩部第一溝部(23b)と、ハート形の凹部中央の係止用溝部(23c)と、その係止用溝部(23c)からハート形の他方の側方に向かう肩部第二溝部(23d)と、その肩部第二溝部(23d)の端部からハート形の側方を通ってハート形の先端に向かい、ハート形の先端領域から外に抜けるように開いた出側溝部(23e)を備えると共に、入側溝部(23a)と肩部第一溝部(23b)の境界の底面、肩部第一溝部(23b)と係止用溝部(23c)の境界の底面、肩部第二溝部(23d)と出側溝部(23e)の境界の底面、及び出側溝部(23e)と入側溝部(23a)の境界の底面にそれぞれ、前記カム溝(23)にハート形の先端部から進入した前記係止爪が、前記入側溝部(23a)、肩部第一溝部(23b)、係止用溝部(23c)、肩部第二溝部(23d)、出側溝部(23e)を経て前記入側溝部(23a)に向かうように一方向に進行することを許容するが、逆方向への進行は阻止するように、段差を形成しており、更に前記入側溝部(23a)は、一方の係合突起(20)から前記肩部第一溝部(23b)に向かってほぼ直線状に延びる第一案内面(23aa)と他方の係合突起(20)からハート形の側方を通って前記肩部第一溝部(23b)に向かって延びる第二案内面(23ab)で画定され、溝幅が入り側で広く、前記肩部第一溝部(23b)に向かうにつれて徐々に小さくなっていることを特徴とする、プッシュロック装置を備えた照明装置
  2. 前記係合突起及び係合穴を、先端が細くなる形状としたことを特徴とする請求項1記載のプッシュロック装置を備えた照明装置
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