JP3935946B2 - 副画像と主画像を合成する装置 - Google Patents

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Description

産業上の利用分野
本発明は、水平解像度を改善するために五点形サンプリングを使用するピクチャーインピクチャー・システムに関する。
発明の背景
現在の画像表示システムは、比較的大きい主画像に加えて、小さい副画像を表示できる機能を具えている。比較的小さい画像は比較的大きい主画像の範囲内に表示され、この場合、このようなシステムはピクチャーインピクチャー(PIP)システムと呼ばれ、または、小さい方の副画像は大きい方の主画像の外側(例えば、左側または右側)に配置され、この場合、このシステムはピクチャーアウトサイドピクチャー(POP)システムと呼ばれる。主画像と副画像は同一の画像源から得られる場合もあるし(例えば、主画像のフリーズ・フレームPIP画像)、あるいは、別個の画像源から得られる場合もある(例えば、第1のチューナが、主画像として表示される1つのビデオ信号に同調し、第2のチューナが、第1のチューナとは別個に、挿入画像として表示される第2のビデオ信号に同調するようなシステム)。
PIPまたはPOPシステムは、副ビデオ信号内に生じる副画像を表わす圧縮された画像データを貯え、この圧縮された画像データを、主画像信号の代わりに、副画像を表示するために指定されている主画像の部分に使用する動作を実行する。このシステムは、副画像が副ビデオ信号中に生じる時から副画像が主画像内に表示される時まで副画像データを貯えるのに十分なメモリ量を持っていなければならない。既に知られているシステムは、1フレームまたは1フィールドの副画像データを保持するのに十分なメモリを備えている。メモリは比較的高価なので、必要とするメモリの量を最少限度にすることが望ましい。必要とされるメモリの量を減らすために、既に知られているPIPおよびPOPシステムは、副ビデオ信号をサブサンプリングし、サブサンプリングされた副画像データを1フィールドだけ貯える。PIPまたはPOP画像を表示するために、サブサンプリング方式を補足する表示方法が使用される。
しかしながら、既に知られているサブサンプリング技術では、単純に「1個のサンプルを抜き取り、N個のサンプルを捨てる」ことが副ビデオ信号の各ラインごとに繰り返される。これは、PIPまたはPOP画像の水平解像度を低下させ、そのため、表示されるPIPまたはPOP画像の画質を目に付くほど低下させるので望ましくない。主画像と共にあとで表示するためにPIPまたはPOP画像データを貯えるのに必要なメモリの量を増加させることなく、PIPまたはPOP画像の水平解像度を高めることのできるサブサンプリング方式が望ましい。
五点形サブサンプリングは、サブサンプル副画像データを一時的に貯えるために必要とされるメモリの量を増加させることなく、サブサンプル副画像の感知される水平解像度を増加させる1つの方法である。五点形パターンは、空間的サンプリングに関し、正方形に配列される4個のサンプルとその正方形の中央に配列される1個のサンプルで形成される。五点形サンプリングでは、等間隔に置かれた第1組の水平点で副画像の1水平ラインをサブサンプリングし、それから第1組の中間にある第2組の水平点で、隣接する次の水平ライン(すなわち、次のフィールド)をサブサンプリングし、このパターンを繰り返す。第3図の上部は、以下に詳しく述べるように、このサンプリング方式を示しており、図において、“X”はサブサンプリングされるサンプルを示し、“+”は飛ばされるサンプルを示す。図に示されるように、また以下に説明するように、各水平ラインで同じ数のサンプルが抜き取られるが、抜き取られたサンプルをすべて合わせると、2倍の数の水平点をカバーしており、したがって、サブサンプリングされた副画像の感知される水平解像度が高められる。
空間的に隣接するラインは時間的に隣接するフィールド内で生じるので、五点形サンプリングでは、1フィールド内の副画像のすべてのラインを1組の水平点でサンプリングしてから、次の隣接するフィールド内のすべてのラインを、前フィールドの水平点の中間にある第2組の水平点でサンプリングし、このパターンを繰り返す。従って、1フィールド内の各ラインは、その同じフィールド内の他のすべてのラインと同じ様にサンプリングされるが、1フィールド内のラインでサブサンプリングされるサンプルの水平点は、隣接するフィールド内のラインでサンプリングされるサンプルの水平点の中間にある。
五点形サンプリングを使用するPIPまたはPOPシステムには問題が生じる。主ビデオ信号と副ビデオ信号は同期していないので、1フィールドのサブサンプリングされた副画像サンプルをメモリから取り出して、主画像内に表示するとき、メモリの一部は前フィールドの副画像から取られたサンプルを一時的に含んでおり、メモリの他の部分は現フィールドの副画像から取られたサンプルを含んでいる。これらのフィールドは1/60秒間離れている(米国のNTSC標準の場合)ので、メモリのこれら2つの部分で形成される画像が並置されると、継ぎ目(時間的継ぎ目と称す)が生じる。更に、もし一方のサンプリング・パターンを使用して、前フィールドからのサンプルが抜き取られ、他方のサンプリング・パターンを使用して、現フィールドのサンプルが抜き取られるならば、これらのサンプルが主画像と合成されて表示されたとき、前フィールドから取られたサンプルと現フィールドから抜き取られたサンプルとの時間的継ぎ目の位置に、空間的継ぎ目と呼ばれる継ぎ目が生じる。これは、挿入副画像の画質を極めて劣化させる。時間的継ぎ目の位置における空間的継ぎ目から劣化が生じることなく、感知される水平解像度が五点形サンプリングにより高められることが望ましい。
発明の概要
本発明の原理に従う、副画像と主画像を合成する装置は、主画像ビデオ信号源と、連続するフィールドを有する副画像ビデオ信号を表わすサンプル源を含んでいる。五点形サブサンプラーは、副画像サンプル源に結合され、サンプルが第1組の水平点で抜き取られる第1のサンプル・パターンで、またはサンプルが第1組の中間にある第2組の水平点で抜き取られる第2のサンプル・パターンで、すべて制御信号に応答して、副画像サンプルをサブサンプリングする。信号合成器は、五点形サブサンプラーと主画像信号源に結合され、主画像信号と五点形サブサンプリングされた副画像サンプルを表わす信号を合成し、主画像と副画像の合成画像を表わす信号を発生する。制御回路は五点形サブサンプラー制御信号を発生し、五点形サブサンプラーは、副画像ビデオ信号の各フィールドの始めに一方のサンプル・パターンで、そして計算された切替え時間後に他方のサンプル・パターンで、サンプルを抜き取り、合成画像における五点形サブサンプリングされた副画像サンプルはすべて同一のサンプル・パターンである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、主画像と、ピクチャーインピクチャー(PIP)画像と、本発明を組み込んでいる表示画像を示す。
第2図は、本発明を組み込んでいるPIPシステムの一部を、一部はブロック形式で、一部は論理形式で示したものである。
第3図は、五点形サンプリングを例示するPIP表示画像のより詳細な説明図である。
第4図は、主のビデオ信号、PIPビデオ信号、およびPIPメモリ・アクセス・アドレスの波形図である。
第5図および第6図は、PIP画像用に五点形サンプリングを使用することにより生じる問題とその解決法を例示する、PIP表示画像のより詳細な説明図である。
第7図、フィールド・メモリ内に貯えるPIPデータを発生するためのエンコーダを、一部はブロック図で、一部は論理回路で示す。
第8図は、主画像の中に挿入するPIPデータを発生するためのデコーダを、一部はブロック図で、一部は論理回路で示す。
発明の詳細な説明
例示した実施例は、第1図に示す画像を発生する、ピクチャーインピクチャー(PIP)システムに関して説明される。しかしながら、本発明の原理は、他の多画像システム、例えば、小画像が主画像の外側(すなわち、左側または右側)に配置されるピクチャーアウトサイドピクチャー(POP)システムにも等しく応用できる。
第1図は、主画像と副画像を含み且つ本発明を組み込んでいるPIP表示画像を示す。第1図で、主画像2は表示装置(例えば、テレビジョン受像機またはモニター)に表示されている。主画像2は、アンテナまたはケーブルから受信されるテレビジョン信号に応答するチューナを含む、既知の信号処理回路で発生される。また、第1図には、第2の画像4が主画像2の左下の隅に挿入されている。この実施例における副画像4は、ピクチャーインピクチャー(PIP)画像と呼ばれる。また、PIP画像は、アンテナまたはケーブルから受信される第2のテレビジョン信号に応答する第2のチューナを多分含んでいる、既知の信号処理回路で発生される。第2のチューナは、別個のビデオカセット・レコーダ(VCR)においても実施できる。PIP画像4を表す信号は、既知の方法で、主画像2を表す信号と合成され、合成された信号は表示装置に供給され、表示装置は、第1図に例示する画像を表示する。
第2図は、本発明が組み込まれているPIPシステムの一部分を、一部はブロック形式で、一部は論理回路形式で示す。第2図で、主のビデオ画像を表す信号源102は、同期成分処理回路103とビデオ成分処理回路104のそれぞれの入力端子に結合される出力端子を有する。同期成分処理回路103の出力端子は主のタイミング信号発生器106に結合される。ビデオ成分処理回路104の出力端子はマルチプレクサ108の第1のデータ入力端子に結合される。マルチプレクサ108の出力端子は、合成ビデオ信号を発生し、既知の方法で、表示装置(図示せず)に結合される。主のタイミング信号発生器106のそれぞれの出力端子は、ビデオ成分処理回路104のクロック入力端子とマルチプレクサ108の制御入力端子に結合される。
PIPビデオ信号源110はPIPアナログ/ディジタル変換器112の入力端子に結合される。PIPアナログ/ディジタル変換器112の出力端子は、PIPビテオ処理回路113とPIPタイミング信号発生器114のそれぞれの入力端子に結合される。PIPビデオ処理回路113の出力端子は、五点形サブサンプラー116のデータ入力端子に結合される。サブサンプラー116の出力端子は、フィールド・メモリ120のデータ入力端子に結合される。フィールド・メモリ120のデータ出力端子は、挿入画像表示信号発生器124のデータ入力端子に結合される。表示信号発生器124の出力端子はマルチプレクサ108の第2のデータ入力端子に結合される。
PIPタイミング信号発生器114のそれぞれの出力端子は、サブサンプラー116および書込みアドレス発生器118の対応する入力端子に結合される。書込みアドレス発生器118の出力端子は、サブサンプラー116およびフィールド・メモリ120のそれぞれの書込みアドレス入力端子に結合される。主のタイミング信号発生器106のそれぞれの出力端子は、読取りアドレス発生器122および表示信号発生器124の対応する入力端子に結合される。読出しアドレス発生器122の出力端子は、サブサンプラー116およびフィールド・メモリ120のそれぞれの読出しアドレス入力端子に結合される。
第1図および第2図の両方に関連して説明すると、主ビデオ信号源102からの主ビデオ信号は、ビデオ成分と同期成分を含んでいる。同期成分処理回路103は同期成分信号を抽出して処理する。この同期信号は、4・fsc(色副搬送波周波数)のクロック信号と同期してタイミング信号を発生するタイミング信号発生器106に供給される。このタイミング信号は主ビデオ処理回路104に結合される。ビデオ処理回路104は既知の方法で主ビデオ信号を処理する。例えば、好ましい実施例では、主ビデオ処理回路104は輝度信号/クロミナンス信号分離装置(例えば、くし形フィルタ)を含み、分離された輝度信号とクロミナンス信号を発生する。主ビデオ処理回路104は、クロミナンス信号用の復調回路をも含み、分離されたI信号とQ信号またはU信号とV信号を発生し、更に、カラー信号マトリックスを含み、R、G、Bのカラー成分信号を発生する。また、好ましい実施例では、主ビデオ処理回路104はアナログ/ディジタル変換器を含み、ディジタル回路で処理の一部(くし形濾波を含む)を実行する。あるいは、ビデオ処理を全く行わないことも有りうる。この場合、主ビデオ信号は、変えられずに、主ビデオ信号源102からマルチプレクサ108に送られる。
また、主タイミング信号発生器106は、PIP挿入画像が配置される表示画像の部分を表示装置が走査しているとき、それを知らせる信号を発生する。この信号はマルチプレクサ108の制御入力端子に供給される。主画像が表示されるとき、マルチプレクサ108は、主ビデオ処理回路104をその出力端子に結合させるように制御され、PIP画像が表示されるとき、マルチプレクサ108は表示発生器124をその出力端子に結合させるように制御される。
同時に、PIPビデオ信号はPIPアナログ/ディジタル変換器112で処理され、周波数4・fscのPIPビデオ信号を表すサンプルを発生する。これらのサンプルはPIPタイミング信号発生器114およびPIPビデオ信号処理回路113で処理される。具体的に言うと、PIPタイミング信号発生器114はPIP同期成分を識別し抽出して処理する。PIPビデオ処理回路113は、PIPアナログ/ディジタル変換器112からのPIPビデオ信号サンプルを処理するディジタル回路を含んでいる。上述した主ビデオ処理回路104と同様に、好ましい実施例では、このビデオ処理回路113は、PIPビデオ信号から輝度信号とクロミナンス信号を分離する回路(例えば、くし形フィルタ)を含んでいる。更に、PIPビデオ処理回路113は、IおよびQもしくはUおよびVクロミナンス成分を分離する復調器を含んでいる。あるいは、PIPビデオ処理回路113はPIPビデオ信号サンプルをそれ以上処理しないこともある。その場合、PIPアナログ/ディジタル変換器112の出力は五点形サブサンプラー116の入力端子に直接結合される。
PIPビデオ処理回路113からのPIP画像サンプル・シーケンスは、PIPタイミング信号発生器114からのタイミング信号、およびフィールド・メモリの読出しアドレスと書込みアドレスに応答して、五点形サブサンプラー116によりサブサンプリングされる。これについては、以下に詳しく説明する。通常、各フィールドのPIPサンプル・シーケンスは、以下のような方法で、個別にサブサンプリングされる。垂直方向において、垂直方向に整合のとれた3個の水平PIPサンプルが濾波され、1個のサブサンプリングされたPIPサンプルを発生する。好ましい実施例において、垂直方向に整合したこれら3個のサンプルは平均化される。水平方向において、濾波されたサンプル・シーケンスは6:1の割合でサブサンプリングされる。すなわち、以下に詳しく説明するように、1個のサンプルを保持し、5個のサンプルを捨てる。水平方向のサブサンプリングのタイミングは、以下に詳しく説明するように制御され、五点形のサンプリングを実行する。PIP画像のサンプル・ストリームの1成分だけを五点形でサブサンプリングすることが可能である。例えば、好ましい実施例においては、輝度成分のサンプル・ストリームが五点形でサブサンプリングされる。
サブサンプラー116からの、サブサンプリングされた1フィールドのPIPサンプルはフィールド・メモリ120に貯えられる。PIP画像4が表示されているとき、表示信号発生器124は、主のタイミング信号発生器106の制御の下に、先に貯えられたサンプル(サブサンプリングされた)をフィールド・メモリ120から抽出する。表示信号発生器124は、五点形サブサンプラー116で行われるサブサンプリングとは逆の機能を実行し、挿入副画像を表すサンプルのシーケンスを発生する。また、表示信号発生器124は、主ビデオ信号104がアナログ領域で維持されるならば、ディジタル/アナログ変換器を含む。従って、表示信号発生器124からの出力信号は主ビデオ処理回路104からの出力信号に対応する。すなわち、主ビデオ処理回路104からの出力信号がアナログの輝度信号とクロミナンス信号である(好ましい実施例におけるように)ならば、表示信号発生器124からの出力信号もアナログの輝度信号とアナログのクロミナンス信号である。
PIP挿入画像4が表示される期間の間、マルチプレクサ108は、復号化されたサンプルをデコーダ124からその出力端子に送るように制御される。主画像2が表示されているとき、主のアナログ/ディジタル変換器104からの主ビデオ・サンプルはマルチプレクサ108を通過する。好ましい実施例において、主画像信号およびPIP画像信号はそれぞれアナログの輝度信号とアナログのクロミナンス信号から成り、マルチプレクサ108は2個のアナログ信号スイッチを含んでおり、1個は主ビデオ信号とPIPビデオ信号のアナログ輝度成分を切り替え、他の1個は主ビデオ信号とPIPビデオ信号のアナログ・クロミナンス成分を切り替える。主クロミナンス信号がIおよびQ信号あるいはUおよびV信号に復調され、もしくは更にR、G、Bのカラー成分信号にデマトリックス(dematrix)されるならば、各成分について1個づつ、3個のマルチプレクサが設けられる。
上述のように、水平方向のサブサンプリングを行なうと、サブサンプルにより表される画像は低い水平解像度を有する。以下に説明する、五点形サンプリングの使用は、サブサンプリングされたPIP画像の低い水平解像度を解決する1つの方法である。
第3図は、五点形サンプリングを説明する、PIP表示画像4の一層詳細な説明図である。上述のように、好ましい実施例では、PIPビデオ信号の輝度成分とクロミナンス成分は、それぞれのサンプル・ストリームに分離される。第3図の上部は、PIP画像サンプル・シーケンスの1フレームの一部分のサンプリング・パターンを示す。第3図の各ラインは、各フィールド内で隣接する3本のラインを垂直方向に瀘波する(例えば、平均化する)結果を表している。垂直方向に瀘波された各ライン(以下簡単に、ラインと称する)は、“X”または“+”(以下簡単に、サンプルと称す)から成る水平ラインで表される。このような各サンプルは、4・fsc PIPタイミング信号(PIP CLK)のサイクルで発生され、これは図示されたPIP表示画像の下に図示されており、そのサンプルの輝度成分を表す1つの部分と、そのサンプルのクロミナンス成分を表す1つの部分から成る。各“X”は、水平サブサンプリングで抜き取られたサンプルを表し、各“+”は飛ばされたサンプルを表す。PIPビデオ画像は飛越し走査されるので、垂直に瀘波された隣接する水平ラインは連続するフィールドで送られる。
第3図の一番上のラインで、6番目のサンプル毎にサンプル“X”が取られ、一番左のサンプルは最初に抜き取られたサンプルである。次に、5個のサンプル“+”が飛ばされてから次のサンプル“X”が抜き取られる。このパターンは、このラインの残りの部分を通して繰り返される。図において、垂直に瀘波された第3番目と第5番目のラインのサンプルは第1番目のラインと同じ組の水平点で抜き取られる。飛越し走査方式のため、これらのラインは全て同じフィールドからのものである。従って、1フィールド内の各ラインは同じパターンでサンプリングされる。このパターンはサンプル・パターンSP1と呼ばれる。
第3図の第2番目のラインにおいて、次のフィールドで、4番目のサンプル“X”が最初に抜き取られるサンプルである。次に、5個のサンプル“+”が飛ばされてから、次のサンプルが抜き取られる。このパターンは、そのラインの残りの部分を通して繰り返される。第4番目のラインにおけるサンプルは第2番目のラインと同じ組の水平点で抜き取られる。このフィールドのサンプルは、前フィールドから隣接するラインにおけるサンプルの水平点の中間にある水平点から抜き取られる。サンプル・パターンSP2と呼ばれる、このサンプル・パターンは、サンプル・パターンSP1を発生するサブサンプリング・タイミング信号4・fsc PIPクロック(PIP CLK)を3サイクルだけ遅延させることにより発生される。
サンプル・パターンSP1とSP2を使用して、五点形サンプリングと呼ばれるサンプリングのパターンが得られ、PIP画像において、より多数の水平点からサンプルを供給することにより、PIP画像の感知される水平解像度が高められる。第3図の上部に“X”で示す抜き取られたサンプルはメモリ120(第2図)に貯えられる。
第3図の下部は、上述のようにメモリ120(第2図)に前に貯えられたPIP挿入画像サンプルを表示する方法を示す。第3図の下部は、第1図に示す合成画像に表示されるPIP画像4の一部を示す。第3図の下部に示す各サンプルは、4・fscなる主タイミング信号のクロック・タイム(MAIN CLK)で発生される。一般に、各サンプルは“X”で表されるように表示され、それから、“X”のすぐ右の“○”で表されるように繰り返される。
PIP画像4の一番上のラインの左端のサンプルが表示される。このサンプルは、次の4・fsc主クロック・タイムで繰り返される。それから、前に貯えられた次のサンプルが表示され、直ちに繰り返される。この様子が、第3図の下部(“X”と“○”の記号が交互に並んでいる)において示されている。これは、このPIP画像ラインの残りの部分について繰り返される。このパターンはPIP画像の第3番目と第5番目の(そしてすべての奇数番号の)ラインについて繰り返される。これらのラインは第1番目のラインと同じフィールド内にある。従って、上述したPIPビデオ信号のサンプリング・プロセスについては、1フィールド内の各ラインは同じパターンで表示される。このパターンは、表示パターンDP1と呼ばれ、上述したサンプル・パターンSP1に対応する。
第2番目のラインの左端のサンプルは“○”であり、これは、そのすぐ左の先行するサンプル(図示せず)の繰り返しである。第2番目のラインの2番目のサンプル“X”が表示され、それから、次の4・fscなる主クロック・タイムで直ちに繰り返される、“○”。それから、前に貯えられた次のサンプル“X”が表示され、繰り返される、“○”。これは、このPIP挿入画像ラインの残りの部分についても繰り返される。これと同じパターンがPIP画像の第4番目の(そしてすべての偶数番号の)ラインについて繰り返される。このパターンは、表示パターンDP2と呼ばれ、上述したサンプル・パターンSP2に対応する。表示パターンDP2は、表示パターンDP1として発生されるサンプルを、4・fsc主クロック1サイクルだけ遅延させることにより発生される。
各サンプルは、そのサンプルの輝度成分を表す部分とそのサンプルのルミナンス成分を表す部分から成る。好ましい実施例で、これらのサンプル部分は個別にアナログ形式に変換され、主ビデオ処理回路104で発生されるアナログの輝度/クロミナンス信号に対応して、それぞれアナログの輝度/クロミナンス信号が発生される。図面に見られるように、前に貯えられたPIP画像サンプルの最初の表示を表す“X”は、第3図の上部に示すサンプリング・パターンと同じように、五点形表示パターンに配列される。このようにして、フィールド・メモリ120(第2図)に必要とされるメモリ・サイズを増大することなく、PIP画像の感知される水平解像度は増大される。
しかしながら、PIP画像信号について五点形サンプリングを使用すると問題が起こる。この問題は、第4図と第5図を参照することにより、一層良く理解できる。第4図は、主ビデオ信号とPIPビデオ信号の波形図、およびPIPメモリ・アクセス・アドレスの波形図である。第4図で、主ビデオ信号源102(第2図)からの信号は、連続するフレームから成るものとして、最上部に示されている。標準的な飛越し走査ビデオ信号の場合と同様に、各フレームに2つのフィールドがあり、そのラインは既知のように飛越し走査され、通常、偶数フィールドと奇数フィールドと呼ばれる。主ビデオ信号の各フィールドは矩形で表されている。これは第4図に表されており、主ビデオ信号のフィールドを表す矩形に番号1および2が付けられている。主ビデオ信号の2つの完全なフィールド1および2は第4図に示されている。各矩形の左端は、そのフィールドに関連する垂直同期パルスの時間的位置を表す。第4図において、1ビデオ・フレームの偶数フィールドおよび奇数フィールドと、フィールドの名称1および2との間には意図的な対応関係はない。
PIPビデオ信号源110からの信号は第2番目の波形に示されている。このPIPビデオ信号も連続するフレームを含んでおり、各フレームは2フィールドの飛越し走査されたラインを含み、各フィールドは番号1および2の矩形で表されている。各矩形の左端はそのフィールドに関連する垂直同期パルスの時間的位置を表す。主ビデオ信号とPIPビデオ信号の垂直同期信号の時間的位置が異なっていることから分かるように、PIPビデオ信号は主ビデオ信号と時間的に整合がとれていない。
第2図に関して説明すると、好ましい実施例で、輝度部分とクロミナンス部分を含むPIPビデオ信号のサンプルは、PIPビデオ処理回路113で発生されると、最初に垂直に瀘波される。次に、この垂直に瀘波されたサンプルは、サブサンプラー116により制御される時刻に、水平にサブサンプリングされ(以下に詳しく述べる)、サブサンプリングされたこれらのサンプルは、メモリ120内の、書込みアドレス発生器118により制御される場所(ロケーション:location)に貯えられる。PIP垂直同期パルスに応答して、書込みアドレス発生器118は、サブサンプリングされたPIP挿入画像サンプルを保持するフィールド・メモリ120の始めに(あるいはフィールド・メモリ120内部のバッファの始めに)書込みアドレスをリセットする。このようなバッファは、通常、低アドレスから高アドレスへと満たされるので、この最初のアドレスは最小アドレスである。
書込みアドレス発生器118により発生される書込みアドレスは、第4図で3番目の波形で表されている。PIPビデオ信号の第2フィールド(2番目の波形)の始めに、書込みアドレス発生器118は、最小アドレスであるPIP書込みアドレスを発生するように制御される。サブサンプリングされたサンプルは、サブサンプラー116(第2図)で発生されると、フィールド・メモリ内の次第に増加するアドレス(書込みアドレス発生器118から供給される)に貯えられる。これは、第4図で、次第に増加する書込みアドレス信号によって示されている。第2フィールドの終わりまでに、サブサンプリングされたサンプルは全ての書込みバッファの中に書き込まれており、アドレス信号はその最大値に達している。それから、次のフィールド(第1フィールド)の垂直同期パルスは、書込みアドレス発生器118のアドレスをバッファの始め(すなわち、最小アドレス)に再びリセットし、このプロセスが繰り返される。
上述のように、サブサンプリングされたPIPサンプルが、サブサンプラー116および書込みアドレス発生器118の制御の下に、メモリ120の中に書き込まれている間、主ビデオ信号の走査位置は表示信号発生器124によりモニターされている。主画像(第1図)の最初の部分6の間、PIP画像の部分は表示されていない。主画像の最後の部分8(例えば、図示された実施例で、合成画像の下1/3の部分)の間、メモリ120に前に貯えられたサンプル(サブサンプル)は、表示信号発生器124によって、読出しアドレス発生器122により制御されるアドレスから取り出される。これらのサンプルは、以下に詳しく述べるように、表示信号発生器124により処理され、第3図の下部に示すサンプル・パターンを発生する。好ましい実施例では、これらのサンプルは更に処理され、それぞれのアナログ輝度信号とクロミナンス信号を形成する。次に、これらの信号はPIP画像が表示されている間、マルチプレクサ108において、対応する主ビデオ輝度信号とクロミナンス信号の代わりに使用される。
書込みアドレス発生器118に対するのと同様に、主ビデオ信号の垂直同期パルスは、サブサンプリングされたPIPサンプルを保持しているフィールド・メモリ120の初め(またはフィールド・メモリ内のバッファの初め)を指示するアドレスを発生するように、読出しアドレス発生器122を制御する。PIP画像4が合成画像の中に挿入される。合成画像の最下部8の間に、読出しアドレス発生器122はフィールド・メモリ120を制御して、PIPサンプルがサブサンプラー116によってフィルード・メモリの中に書き込まれたときと同じ順序で、PIPサンプルをフィールド・メモリ120から取り出す。従って、PIP画像サンプルが合成画像の中に挿入されるとき、サンプルの取り出しは最小のアドレスから始まり最大のアドレスへと進む。
読出しアドレス発生器122から発生される読出しアドレスは4番目の波形で表される。主ビデオ信号の垂直同期パルスで、読出しアドレス発生器122は、フィールド・メモリ(またはフィールド・メモリ内部のバッファ)の始めのアドレスを発生するように制御される。このアドレスは、合成ビデオ画像の最初の部分6への間、変わらない。PIPサンプルがフィールド・メモリ120から取り出されるとき、読出しアドレスは、主ビデオ第2フィールドの終わりまでに、最大アドレスに増大する。次の主ビデオ第1フィールドの始めに、読出しアドレス発生器122はリセットされ、このプロセスが繰り返される。
第5図は、PIPシステムにおいて、五点形サンプリングの1つの実施例で起こり得る問題を示している。第5図は、PIP画像の第1フィールド(第4図に示す)内で起こる、時刻TS1におけるフィールド・メモリ120の内容の一部を示す。第5図について述べると、PIP画像の先行するフィールド(第2フィールド)の一部は第5図の左上に示されており、そのサンプリング・パターンSP2が(第3図と同じ符号を使用して)図示されている。点線は第1フィールドからのラインを表す。第2フィールドは、第2フィールドの左側の矢印で示すように、上から下へ通常の態様で走査される。連続する次のフィールド(第1フィールド)の一部は、そのサンプリング・パターンSP1と共に、第2フィールドのすぐ下に図示されている。点線は第2フィールドからのラインを表す。第1フィールドも、第1フィールドの左側の矢印で示すように、上から下へ走査される。第5図の右側に、時刻TS1における、図示された第1フィールドと第2フィールドの部分に対応するメモリ120の状態が示されている。第5図に示すように、メモリ120は、メモリ120の右側の矢印で示すように、上から下へ書き込まれる。当業者には、サブサンプリングされたサンプル“X”だけがメモリ内に貯えられ、間にあるサンプル“+”は貯えられないことが理解されるであろう。第5図のメモリ120に示すパターンは、フィールド・メモリ120の図示された部分に貯えられたサンプル(サブサンプル)が取られる、サンプリング・パターンを示すものである。
PIP画像の第2フィールドの終わりに、メモリ120は、サンプリング・パターンSP2を使用して第2フィールドから取られる、サブサンプリングされたサンプル“X”で完全に満たされる。第1フィールドの始めに、メモリ120内にある第2フィールドのサンプルは、サンプリング・パターンSP1を使用する第1フィールドからのサブサンプリングされたサンプルで上書きされる。これは第5図に示すように、メモリの上部から始まり下部へ向かう。時刻TS1で、メモリ120の下部は、第2フィールドからメモリ120の下部に至る矢印で示すように、第2フィールドからのサンプルを含んでおり、メモリ120の上部は、第1フィールドからメモリ120の上部に至る矢印で示すように、第1フィールドからのサンブルを含んでいる。
第4図に関連して述べると、主ビデオ信号の第2フィールドの間、PIPビデオ信号の第1フィールドのPIP書込みアドレス波形の一部がPIP読出しアドレス波形の上に(破線で)重ね合わされている。時刻TS1で、PIP読出しアドレスはPIP書込みアドレスと同じである。第5図に関連して、時刻TS1の直前に、PIP画像の第1フィールドからのライン202は、PIPビデオ信号からサブサンプリングされ、書込みアドレス発生器118(第2図)から与えられるアドレスでメモリ120の中に書き込まれる。また、メモリの中に書き込まれたライン202は、メモリ120内の同じ場所から読み出され、PIP挿入画像4(第1図)内の適正な位置に表示される。時刻TS1の直後に、PIP画像4(第1図)内の次のライン204を形成するサンプルは、読出しアドレス発生器122から与えられるアドレスでメモリ120から読み出されるはずである。しかしながら、このラインは、まだ、第1フィールドのPIPビデオ信号から受け取られておらず且つサブサンプリングされていない。代わりに、表示されるPIP画像4のライン204は、前の第2フィールドからサブサンプリングされたサンプルから発生される。
表示されたPIP画像4のライン202(およびそれより前のライン)はPIP画像の第1フィールドからサンプリングされたものであり、ライン204(および残りのライン)は前の第2フィールドからサンプリングされたものであり、従って、これは、第1フィールドよりも1/60秒早く起こる(米国NTSC標準の場合)。PIP画像におけるこの並置は、時間的継ぎ目(TS:Temporal Seam)と呼ばれるものを発生し、フィールド・メモリを使用するPIPシステムで知られている現象である。時間的継ぎ目に加えて、第5図に示すシステムでは、フィールド・メモリ120の下部の(例えば、現在の第1フィールドからの)サンプルは、サンプリング・パターンSP1を使用して抜き取られ、フィールド・メモリ120の上部の(例えば、前の第2フィールドからの)サンプルは、サンプリング・パターンSP2を使用して抜き取られる。第1フィールドと第2フィールドのサンプリング・パターンSP1とSP2で抜き取られるサンプルの水平点の相違(第5図に示すメモリ120内のサンプリング・パターンで強調される)により、時間的継ぎ目の位置で、表示されるPIP画像4に見られる不連続性(以下、空間的継ぎ目と呼ぶ)を生じる。従って、時間的継ぎ目におけるサンプリング・パターンの変化により、PIP画像の時間的継ぎ目に知覚できる即ち見て分かるほどの劣化を生じる。
第6図は、第5図に対応し、時間的継ぎ目TSにおける空間的継ぎ目の問題および知覚できるPIP画像の劣化の解決法を示す。第2フィールドの始めはサンプル・パターンSP2(第3図に示す)を使用してサンプリングされ、これは、第4図の下部に示すように、時刻TS2まで継続する。時刻TS2において、第2フィールドのサブサンプリング・パターンは、サンプル・パターンSP2からサンプル・パターンSP1に変えられ、第2フィールドの残りの部分は、サンプル・パターンSP1を使用してサンプリングされる。第1フィールドの始めに、サンプル・パターンはSP1のままであり、時刻TS1まで継続する。時刻TS1で、サンプル・パターンは再びサンプル・パターンSP2に変えられる。これは、すべての連続するフィールドについて繰り返される。
このようにして、サンプリング・パターンを制御する結果は、第6図で時刻TS1におけるメモリ120の状態に示されている。時刻TS1で、メモリ120の下部は、第2フィールドの下部(例えば、第2フィールドで、時刻TS2を示すラインの下)からのサブサンプリングされたサンプルを依然として含んでいる。これらのサンプルは、上述のように、サンプル・パターンSP1を使用してサンプリングされている。メモリ120の上部は、第1フィールドの上部(例えば、第1フィールドで時刻TS1を示すラインの上)からのサブサンプリングされたサンプルを含んでいる。これらのサンプルもサンプル・パターンSP1を使用してサンプリングされている。従って、これらのサンプルがメモリ120から取り出されてPIP画像4を発生すると、そのサンプル・パターンはPIP画像の上部から下部まで不変である。主画像の第1フィールド内の時間的継ぎ目の位置で知覚できる空間的継ぎ目は生じない。同様に、図示されていないが、表示されたPIP画像4(第1図)の次のフィールドのすべてのサンプルは、サンプル・パターンSP2を使用してサンプリングされることになり、やはり、そのフィールドの時間的継ぎ目の位置で知覚できる空間的継ぎ目は生じない。
第7図は、フィールド・メモリ120図(第2図)に貯えられる、サブサンプリングされたPIPサンプルを発生するサブサンプラー116を、一部はブロック図で一部は論理回路で示す。第7図で、読出しアドレス発生器122からの読出しアドレス信号は、比較器405の第1の入力端子に結合され、書込みアドレス発生器118からの書込みアドレス信号は、比較器405の第2の入力端子に結合される。比較器405の出力端子はS−Rフリップ・フロップ410のセット入力端子Sに結合される。S−Rフリップ・フロップ410の非反転出力端子Qはインバータ420の入力端子に結合される。インバータ420の出力端子は排他的オアゲート430の第1の入力端子に結合される。排他的オアゲート430の出力端子はアンドゲート435の第1の入力端子に結合される。アンドゲート435の出力端子はマルチプレクサ450の制御入力端子に結合される。PIPタイミング信号発生器114からのPIP垂直同期パルス信号はS−Rフリップ・フロップ410のリセット入力端子Rに結合される。PIPビデオ信号の現在のフィールドのタイプを示す信号(以下に述べる)は、排他的オアゲート430の第2の入力端子に結合される。*FREEZE信号、フリーズ・フレーム機能が遂行されることを示すアクティブ−ロー(active−low)信号は、アンドゲート435の第2の入力端子に結合される。
PIPタイミング信号発生器114からのPIP水平同期リセット信号は、マルチプレクサ450の第1のデータ入力端子に結合されると共に、4・fsc PIPタイミング信号3サイクル遅延回路440の入力端子に結合される。好ましい実施例において、PIP水平同期リセット信号は、PIP水平同期成分信号の中間で生じる、4・fsc PIP信号1サイクルの幅を有するパルスである。または、このようなパルス信号はPIP水平同期信号の始めか終わりに生じるか、あるいは水平同期信号内の任意の所で生じる。
遅延回路440の出力端子はマルチプレクサ450の第2のデータ入力端子に結合される。マルチプレクサ450の出力端子は6で割る回路460のリセット入力端子に結合される。6で割る回路460のタイミング信号出力端子は、PIPサブサンプル・タイミング信号を発生し、サブサンプラー470の対応する入力端子に結合される。PIPタイミング信号発生器114からの4・fsc PIPタイミング信号は、6で割る回路460のタイミング信号入力端子に結合される。PIPビデオ処理回路113からのPIPビデオ・サンプル・ストリームは、サブサンプラー470のデータ入力端子に結合される。サブサンプラー470の出力端子は、サブサンプリングされたデータを発生し、フィールド・メモリ120に結合される。
第3図に関連して述べると、サンプリング・パターンSP2は、サンプリング・パターンSP1と同じであるが、4・fsc PIPタイミング信号3サイクルだけ遅延されている。動作を説明すると、S−Rフリップ・フロップ410は、PIP垂直同期パルスによって、各PIPフィールドの始めにリセットされる。従って、各フィールドの始めに、S−Rフリップ・フロップ410の出力端子Qにおける信号は論理‘0’である。比較器405は、PIP読出しアドレスとPIP書込みアドレスをモニターする。これらのアドレスが同じである(例えば、時刻TSで)とき、比較器は論理‘1’信号を発生し、同じでないとき、論理‘0’信号を発生する。時刻TSにおける比較器405からの論理‘1’信号は、S−Rフリップ・フロップ410をセットし、出力端子Qに論理‘1’信号を発生する。この信号はインバータ420で反転され、時刻TS以前の1フィールド以内で論理‘1’であり、時刻TS以後に論理‘0’となる。
PIPフィールド・タイプ信号は、現在受信されているPIPフィールドのタイプを示す双安定信号である。第4図に関連して述べると、PIPフィールドは、タイプ1のフィールドかタイプ2のフィールドの何れかである。上述のように、偶数フィールド、奇数フィールドとフィールド・タイプ1、フィールド・タイプ2との間には意図される対応関係はない。図に示す実施例において、論理‘0’信号はフィールド・タイプ1を示し、論理‘1’信号はフィールド・タイプ2を示す。排他的オアゲート430が動作して、PIPビデオ信号をサブサンプリングするのに使用される適正なサンプリング・パターン(例えば、SP1またはSP2)を表す信号を発生する。図に示す実施例において、排他的オアゲート430の出力が論理‘1’の信号であるとき、サンプリング・パターンSP1が使用され、排他的オアゲート430の出力が論理‘0’の信号であるとき、サンプリング・パターンSP2が使用される。
再び第5図と第6図についての説明に戻り、フィールド・タイプ1に対し、サンプル・パターンSP1は時刻TS1の前に使用され、サンプル・パターンSP2は時刻TS1の後に使用される。フィールド・タイプ2に対し、サンプル・パターンSP2は時刻TS2の前に使用され、サンプル・パターンSP1は時刻TS2の後に使用される。PIPフィールド・タイプ信号が論理‘0’信号であり、フィールド・タイプ1を示し、また、BEFORE TS信号が、例えばTS1以前に論理‘1’であるならば、排他的オアゲート430の出力は論理‘1’信号であり、これはサンプル・パターンSP1を示している。BEFORE TS信号が時刻TS1で論理‘0’信号に変わると、排他的オアゲート430の出力は論理‘0’信号に変わり、サンプル・パターンSP2を示す。PIPフィールド・タイプ信号が論理‘1’信号であり、フィールド・タイプ2を表し、BEFORE TS信号が、例えばTS2以前に論理‘1’であれば、排他的オアゲート430の出力は論理‘0’信号であり、これはサンプル・パターンSP2を表す。時刻TS2で、BEFORE TS信号が論理‘0’信号に変わると、排他的オアゲート430の出力が論理‘1’信号に変わり、サンプル・パターンSP1を示す。
排他的オアゲート430からのサンプル・パターン選択信号、SP1/*SP2は*FREEZE信号によってアンドゲートを通してゲート制御される。上述のように、*FREEZE信号は、PIPフリーズ・フレームが遂行されることを示すのに使用される。フリーズ・フレームの動作中、フィールド・メモリ120(第2図)へのPIPデータの書込みは中断され、読出し動作はそのまま続けられる。この状態では、新しいサンプルはフィールド・メモリ120の中に書き込まれていないので、同じサンプルが、フィールド・メモリから繰り返し読み出されて、PIP挿入画像を発生するのに使用される。これは、表示装置上に固定された、すなわちフリーズ(静止、凍結)した、PIP挿入画像4を発生する作用即ち効果を生じる。しかしながら、もし書込み動作が、上述のように、五点形サンプリングされているPIPフィールドの終わりに中断されると、時刻TSより前に書き込まれたフィールド・メモリの部分には、一方のサンプル・パターンでサンプリングされたサンプルが含まれ、時刻TSの後に書き込まれたフィールド・メモリ120の部分には他方のサンプル・パターンでサンプリングされたサンプルが含まれることになる。
PIP完全動画像が表示されている間、上述のように、サンプリング・パターンを制御することにより、時間的継ぎ目の位置における空間的継ぎ目が避けられる。しかしながら、PIP画像がフリーズされている間、このような同じ全体的サンプリング・パターンでは、時間的継ぎ目の位置で空間的継ぎ目がPIP画像の中に導入される。フリーズ(凍結)されたPIP画像の時間的継ぎ目の位置に空間的継ぎ目が表示されるのを防止するために、フィールド・メモリ120へのPIPサブサンプル画像の書込みが中断される前の少なくとも2フィールドの間、五点形サンプリングは中断され、その代わり、PIP挿入画像は矩形パターンでサブサンプリングされる。このため、感知される水平解像度は低下するが、五点形サンプル信号をフリーズすることから生じる、時間的継ぎ目の位置における空間的継ぎ目が除去される。
*FREEZE信号が論理‘1’信号であり、フリーズが差し迫っていないことをホすと、SP1/*SP2信号はアンドゲートを介してマルチプレクサ450の制御入力端子に達する。*FREEZE信号が論理‘0’信号であり、フリーズが差し迫っていることを示すと、SP1/*SP2信号は阻止され、アンドゲート435の出力は論理‘0’信号となり、その後のすべてのフィールドにサンプル・パターンSP2が使用されることを示す。このため、サンプル・パターンSP1とSP2を同時に使用することから生じる、五点形サンプリング・パターンは中断され、その代わり、副画像は、サンプル・パターンSP2で定められる一組の水平点で矩形パターンでサブサンプリングされる。これは、他の既知の回路(図示せず)の制御の下に、2フィールドの間継続する。それから、この他の回路により、フィールド・メモリ120への書き込み動作が中断される。フリーズが取り消されると、*FREEZE信号は、論理‘1’信号となるように制御され、五点形サンプリングがもう一度可能にされる。
アンドゲート435からの信号が論理‘1’であり、サンプル・パターンSP1が使用されることを示すと、マルチプレクサ450は、PIPタイミング信号発生器114からのPIP水平同期リセット・パルス信号を、6で割る回路460のリセット入力端子に直接結合させるように制御される。アンドゲート435からの信号が論理‘0’であり、サンプル・パターンSP2が使用されることを示すと、マルチプレクサ450は、4・fsc PIPタイミング信号3サイクル遅延回路440からの遅延されたPIP水平同期リセット・パルス信号を、6で割る回路460のリセット入力端子に結合させるように制御される。
6で割る回路は、リセット・パルスがマルチプレクサ450から受信された時から、PIP4・fscタイミング信号の6サイクル目ごとに、サブサンプリング・パルスを発生する。遅延されないPIP水平同期リセット・パルスが、マルチプレクサ450から、6で割る回路460のリセット入力端子で受信されると、サンプルは、サンプル・パターンSP1(第3図)を生じる時刻において抜き取られる。4・fsc PIPクロック3サイクルだけ遅延されたPIP水平同期リセット・パルスが、マルチプレクサ450から、6で割る回路460の入力端子で受信されると、サンプルは、サンプル・パターンSP2を生じる時刻において抜き取られる。サブサンプラー470は、6で割る回路460からのサンプリング信号に応答して、PIPビデオ処理回路113からのPIP画像サンプル・ストリームをサブサンプリングする。これらのサブサンプリングされたサンプルはフィールド・メモリ120(第2図)に供給される。
第8図は、主画像の中に挿入するためのPIPデータを発生するPIP挿入画像表示信号発生器124を、一部はブロック図で一部は論理回路で示す。第8図で、フィールド・メモリ120(第2図)からのサブサンプリングされたPIPサンプルは、サンプル取出し回路479の入力端子に結合される。サンプル取出し回路479の出力端子は、4・fsc主タイミング信号1サイクル遅延回路480の入力端子に結合されると共に、マルチプレクサ490の第1のデータ入力端子に結合される。遅延回路480の出力端子はマルチプレクサ490の第2のデータ入力端子に結合される。マルチプレクサ490の出力端子は、マルチプレクサ108(第2図)に結合される。主フィールド・タイプ信号は、アンドゲート485の第1の入力端子に結合され、*FREEZE信号(第8図)はアンドゲート485の第2の入力端子に結合される。アンドゲート485の出力端子は、マルチプレクサ490の制御入力端子に結合される。
動作を説明すると、サンプルは、サンプル取出し回路479によって、読出しアドレス発生器122からの読出しアドレス信号により指定されるフィールド・メモリ120の場所から取り出される。上述のように、好ましい実施例において、これらのサンプルの各々は、そのサンプルの輝度成分を表す第1の部分、およびそのサンプルのクロミナンス成分を表す第2の部分を有する。サンプル取出し回路479は、4・fsc PIPタイミング信号のサイクルで1つのサンプルを取り出し、このサンプルをその出力端子に供給する。次に、サンプル取出し回路479はそのサンプルをその出力端子に保持し、これは次の4・fsc PIPタイミング信号のサイクルで繰り返される。それから、次のサンプルがフィールド・メモリ120から取り出される。これは、フィールド・メモリ120内の各ラインにおける全てのサンプルについて繰り返される。
第3図に関連して、動作を説明すると、主フィールド・タイプ信号は、第7図に関連して述べたPIPフィールド型信号と同様に、現在取り出されているPIP画像データをサブサンプリングするのに使用されるサンプル・パターン(SP1またはSP2)に対応する表示パターン(それぞれ、DP1またはDP2)を示す。すなわち、フィールド・メモリ120から現在取り出されているデータをサンプリングするのにサンプル・パターンSP1が使用されていたならば、そのデータを表示するのに、表示パターンDP1が使用され、データをサンプリングするのにサンプル・パターンSP2が使用されていたならば、そのデータを表示するのに表示パターンDP2が使用される。第7図に関連して上述した*FREEZE信号は、アクティブ−ロー(active−low)信号であり、フリーズ機能が差し迫っているときに主張(assert)される。この信号に応答して、五点形サンプリングは不能にされる。この信号は、マルチプレクサ490の制御入力端子に主フィールド・タイプ信号をゲート(gate)制御するのに使用される。
図示された実施例で、主フィールド・タイプ信号が論理‘1’のとき、表示パターンDP1を使用して、サブサンプリングされたPIPサンプルを表示し、主フィールド・タイプ信号が論理‘0’のとき、表示パターンDP2を使用して、サブサンプリングされたPIPサンプルを表示する。主フィールド・タイプ信号は、*FREEZE信号によって動作可能にされると、マルチプレクサ490を制御する。主フィールド・タイプ信号が論理‘1’信号であり、表示パターンDP1を示すと、マルチプレクサ490は、サンプリングされたPIPデータをサンプル取出し回路479から直接マルチプレクサ108に結合させるように制御される。これにより、サブサンプリングされたPIPサンプルは遅延されずに供給され、第3図に示す表示パターンDP1を生じる。主フィールド・タイプ信号が論理‘0’信号であり、表示パターンDP2を示すと、マルチプレクサ490は、遅延されたPIPサンプル・データを4・fsc主タイミング信号1サイクル遅延回路480からマルチプレクサ108に結合させるように制御される。遅延回路480で生じる遅延により、第3図に示す表示パターンDP2を生じる。*FREEZE信号が、フリーズ・フレーム機能が遂行されていることを示すと、アンドゲート485の出力は論理‘0’となり、表示パターンDP2を示し、これは、第7図の*FREEZE信号により選択されるサンプリング・パターンSP2に対応する。
これまで説明し図示したPIPサンプリング・システムにより、追加的なサンプルあるいはより大きなフィールド・メモリを必要とせずに、水平解像度の改善されたPIP画像が得られる。その上、このシステムでは、このようなシステムで起こり得る、時間的継ぎ目の位置で知覚できる空間的継ぎ目が除去される。最後に、このシステムは、時間的継ぎ目の位置における空間的継ぎ目を、フリーズされた画像の中へ持ち込まずに、フリーズ・フレーム機能が得られる方法を提供するものである。

Claims (3)

  1. 副画像と主画像を合成する装置であって、
    主画像信号源と、
    連続的なフィールドを有する副画像信号を表わすサンプル源と、
    前記副画像サンプル源に結合され、制御信号に応答して、第1組の水平点にあるサンプルを取り出す第1のサンプル・パターンおよび前記第1組の水平点の中間にある第2組の水平点にあるサンプルを取り出す第2のサンプル・パターン、のうちの1つで前記副画像サンプルを選択的にサブサンプリングする五点形サブサンプラーと、
    前記五点形サブサンプラーおよび前記主画像信号源に結合され、前記主画像信号と前記五点形サブサンプリングされた副画像サンプルを表わす信号を合成して、合成画像信号を発生する信号合成器と、
    各副画像信号フィールドの始めに前記第1および第2のサンプル・パターンのうちの1つでサンプルを取り出し、切替え時間後に前記第1および第2のサンプル・パターンのうちの他の1つでサンプルを取り出すように前記五点形サブサンプラーを制御する前記五点形サブサンプラー制御信号を発生する制御回路とを備え、
    前記切替時間は、前記合成画像信号で表わされる前記五点形サブサンプリングされた副画像サンプルが、すべて同じサンプル・パターンで取り出されるように計算された時間である、前記装置。
  2. 前記副画像信号は更に、各フレームが第1のフィールドと第2のフィールドを有する、連続的なフレームを有し、そして
    前記制御回路が、前記五点形サブサンプラー制御信号を発生して、各第1のフィールドの始めに前記第1のサンプル・パターンで、そして前記切替え時間後に前記第2のサンプル・パターンで、各第2のフィールドの始めに前記第2のサンプル・パターンで、そして前記切替え時間後に前記第1のサンプル・パターンで、サンプルを取り出すように前記五点形サブサンプラーを制御する、請求項1記載の装置。
  3. 前記五点形サブサンプラーに結合され、前記副画像信号に同期して、五点形サブサンプリングされた1フィールドの副画像サンプルを連続的な書込み位置に記憶すると共に、前記主画像信号に同期して、以前記憶されたサブサンプリングされたサンプルを連続的な読出し位置から取り出すフィールド・メモリを更に含み、そして
    前記制御回路が、前記切替え時間を、前記書込み位置と前記読出し位置が同じである時として計算する、請求項1記載の装置。
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