JP3935886B2 - 有機エレクトロルミネッセンス素子 - Google Patents

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Description

本発明は、有機エレクトロルミネッセンス素子(以下、「有機EL素子」と称する)に関する。更に詳しくは、本発明は、長期に亘って安定な発光特性を維持できる長寿命の有機EL素子に関する。本発明の有機EL素子は、主に情報産業機器用の各種ディスプレーや発光素子に好適に用いられる。
エレクトロルミネッセンス(EL)は、硫化亜鉛(ZnS)系の蛍光体に交流高電圧を印加したときに発光する現象として古くから知られている。有機EL素子は、この発光現象を発光物質として蛍光性の有機化合物を用いて実現したものである。
有機EL素子に関する研究は古くから行われており、その基本構造の出発点は、1987年にTangらが報告した2層型のシングルヘテロ構造である。その構造は、透明電極(ITO)上に、ホール輸送層、発光層を兼ねる電子輸送層及び金属陰極を順次積層したものである。
このような構造により、キャリア再結合効率が高まり、10V以下の低電圧で輝度1000cd/m2以上、外部量子効率1.3%、視感発光効率1.51m/Wの特性が得られることが報告された。この構造の有機EL素子が現在に至る有機EL素子の実用化への道を開いた。
その後、有機EL素子の研究では、電子輸送層の導入や、発光層への電子輸送材料のドーピング等による電子注入バランスの改善、励起子の閉じ込め効果等のデバイス構造の改良等が提案された。具体的には、ホール輸送、電子輸送及び発光の機能を分離し、求められる各機能に好適な材料を用いた構造が提案された。
上記構造によって、有機EL素子の性能が飛躍的に向上し、この構造の素子は、既に一部では実用化されるに至っている。
高分子系の有機化合物を用いた高分子系有機EL素子の研究は、1990年にケンブリッジ大学のBurroughesらにより発表された導電性高分子のポリ(パラフェニレンビニレン)(PPV)薄膜を用いた単層素子が最初である。
その後、発光波長、発光効率、耐熱性、発光寿命等の特性向上を目指し、ポリアルキルチオフェンのような共役系導電性高分子、色素含有高分子等の高分子材料を用いた有機EL素子の研究開発が活発化し、現在に至っている。
一方、駆動初期において輝度及び発光効率が高く、駆動電圧が低電圧である有機EL素子であっても、連続駆動により輝度の低下、ダークスポットの発生と成長、駆動電圧の上昇、電気的な短絡といった経時的劣化が生じるという問題がある。
このような劣化にはいくつかの原因があり、積層の界面現象に絡むもの、熱的な変化に起因するもの、電気化学的な不安定性によるものに大別される。また、用いる材料に起因する固有の要因もあるが、劣化原因の多くは低分子材料、高分子材料ともに共通していると考えられている。
高分子系有機EL素子において、ホール輸送層にSを含有するポリチオフェン系材料PSS/PEDOT(ポリスチレンスルホン酸塩/ポリエチレンジオキシチオフェン)を用いることにより、上記問題の内、発光特性及び素子寿命を向上できることが知られている。
しかしながら、硫黄化合物又は単体Sは、大気中、液体中、固体中を移動(拡散)し易い物質であるため、様々なデバイスにおいてデバイス不良の原因となり、個々にその対処法が検討されてきた。
M.P.de Jongは、PSS/PEDOTを用いた素子について以下のことを報告している(PhD thesis,Eindhoven,2000)(非特許文献1)。
PhD thesis,Eindhoven,2000
すなわち、PSS/PEDOTを用いた素子では、PSS/PEDOT中に残存する微量のH2OとPSSとの脱亜硫酸反応により、非金属の硫黄化合物(硫酸等)が生じ、それが発光層中に拡散する。拡散した硫黄化合物が、発光層/陰極界面において、陰極と酸化還元反応を起こし、新たな金属硫黄化合物層を形成する。また、電圧を印加することにより新たな金属硫黄化合物層を形成する酸化還元反応が促進される。
この発光層/電子注入電極界面に形成された新たな金属硫黄化合物層が、素子劣化の要因となっていることが報告されている。
上記のSに起因する素子の劣化対策として、Sを含まない有機材料を用いることが1つの手段である。しかし、Sは上記のような劣化の要因となる反面、発光特性や寿命を向上させる為の機能を持つことから、有機EL素子には必要な有機分子の構成元素である。特に、高分子型有機EL素子でのホール輸送層には、PSS/PEDOTより優れた発光特性・寿命を有する適正材料が見当たらないのが現状である。
このようなことから、Sの優れた機能を残存しつつ、非金属の硫黄化合物又は単体Sの有機層/陰極界面への移動を抑制する手段の開発が望まれていた。
本発明の発明者は、上記課題を解決するため鋭意研究を重ねた結果、発光層を含む有機層中のSを含有する層中で生成された非金属の硫黄化合物又は単体Sの移動を抑制することにより、駆動による輝度低下・電圧上昇が極めて少なく、長期に亘って安定な発光特性が維持され、かつ、長寿命の有機EL素子が得られることを見出し、本発明に至った。
かくして、本発明によれば、ホール注入電極と、電子注入電極と、これらの電極間に発光層を含む1種以上の有機層を有し、有機層が、Sを含有する層を含み、その層中にAg,Mg又はそれらの合金がドーピングされていることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子が提供される。
本発明によれば、Sを含有する層中で生成された非金属の硫黄化合物又は単体Sの有機層/電子注入電極への移動が殆ど無く、素子駆動による輝度低下、電圧上昇が極めて少ない。そのため、長期に亘って安定な発光特性が維持され、かつ、長寿命の有機EL素子を得ることができる。
本発明の発明者は、研究の結果、
(1)PSS/PEDOT以外にも、数多くのSを構成元素としてもつ有機材料を用いた有機EL素子では、Sを含有する層中で非金属の硫黄化合物又は単体Sが形成され、それらが他の層中へ移動していること、
(2)電子注入電極/有機層界面に移動した非金属の硫黄化合物又は単体Sが、電子注入電極と酸化還元反応等の化学反応を起して新たな金属硫黄化合物を形成し、素子劣化の要因になっていること、
(3)電圧を印加すると酸化還元反応が促進され、未電圧印加時と比べて桁違いに速いスピードで劣化が進行すること、
見出した。
上記内容を以下で更に説明する。
すなわち、有機層中に含有される有機分子の一部が、層中の溶存不純物(例えば酸素や水分や有機溶媒等)と化学反応(脱硫黄反応、脱硫黄化合物反応)することや、素子への電圧印加や素子作製時の熱等のストレスによって解離し、新たな非金属の硫黄化合物又は単体Sを生成する。生成された硫黄化合物又は単体Sは、拡散により他の層中へ移動する。
移動した非金属の硫黄化合物又は単体Sは、電子注入電極/有機層界面において電子注入電極と酸化還元反応し、新たな金属硫黄化合物層を形成する。この金属硫黄化合物層は、電子注入電極から有機層への電子注入のバリアとなったり、界面でのポテンシャルの急激なシフトを引き起こしたり、電子をトラップしたりする等、素子劣化の原因となる。
また、素子に電圧を印加すると、電子注入電極から電子が供給され続けることにより、有機分子の酸化還元反応による非金属の硫黄化合物又は単体Sの生成が促進される。電圧の印加で生じた電場により非金属の硫黄化合物又は単体Sの移動速度が、エレクトロマイグレーションにより増加する。このため、未電圧印加時と比べて桁違いに速いスピードで素子の劣化が進行する。
上記知見に基づいて、更に検討した結果、
(1)Sを含有する層を有する有機EL素子において、Sを含有する層中へAg,Mg又はそれらの合金をドーピングすると、他層への非金属の硫黄化合物又は単体Sの拡散がドーピングしない時と比べて抑制されること、
(2)その結果、素子への電圧印加時に生じる非金属の硫黄化合物又は単体Sのエレクトロマイグレーションによる有機層/電子注入電極界面への移動が抑制されること、
を見出した。
(1)及び(2)についての詳細なメカニズムは未だ明らかではないが次のように推論される。
・Sを含有する層中、又は電子注入電極とSを含有する層との間のいずれか1種の有機層中に、Ag,Mg又はそれらの合金が存在すると、これら金属が非金属の硫黄化合物又は単体Sと化学反応し新たな硫黄化合物が形成される。この硫黄化合物の拡散係数又は化学ポテンシャルの勾配が非金属の硫化化合物又は単体Sと比べて小さい為、結果として拡散速度が小さくなると思われる。
・プラス電荷を持つ非金属の硫黄化合物又は単体SがAg,Mg又はそれらの合金と化学反応し、電荷を持たないもしくは非金属の硫黄化合物又は単体Sと比べて電荷量が少ない新たな硫黄化合物が生成される。
・その結果エレクトロマイグレーションによる有機層/電子注入電極界面への移動する量が減少したと思われる。
以下において、図面を参照しつつ以下の実施の形態を用いて本発明を具体的に説明する。なお、これらの実施の形態は一例であり、種々の形態での実施が本発明の範囲内で可能である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の有機EL素子の実施の形態1を示す層構成要部の概略断面図である。
この実施の形態1の特徴は、ホール注入電極と、電子注入電極と、これらの電極間に発光層を含む1種以上の有機層を有し、有機層がSを含有する層を含み、その層中にAg,Mg又はそれらの合金がドーピングされていることにある。
この有機EL素子は、基板1、ホール注入電極2、S含有ホール輸送層3、電子輸送性発光層4、及び電子注入電極5により構成され、Sを含有するホール輸送層にAg,Mg又はそれらの合金がドーピングされている。
本発明では、上記構成に限定されず、下記の層構成であってもよい。なお、下記において、「ドーピングS含有…層」は、Ag,Mg又はそれらの合金と、Sとを含有する層を意味する。
(1)基板/ホール注入電極/ドーピングS含有ホール輸送層/発光層/電子輸送層/電子注入電極
(2)基板/電子注入電極/電子輸送性発光層/ドーピングS含有ホール輸送層/ホール注入電極
(3)基板/電子注入電極/電子輸送層/発光層/ドーピングS含有ホール輸送層/ホール注入電極
(4)基板/ホール注入電極/ホール輸送層/ドーピングS含有電子輸送性発光層/電子注入電極
(5)基板/ホール注入電極/ホール輸送層/ドーピングS含有発光層/電子輸送層/電子注入電極
(6)基板/電子注入電極/ドーピングS含有電子輸送性発光層/ホール輸送層/ホール注入電極
(7)基板/電子注入電極/電子輸送層/ドーピングS含有発光層/ホール輸送層/ホール注入電極
(8)基板/ホール注入電極/ホール輸送層/発光層/ドーピングS含有電子輸送層/電子注入電極
(9)基板/電子注入電極/ドーピングS含有電子輸送層/発光層/ホール輸送層/ホール注入電極
上記層構成例は、例示であり、Sを含有する層にAg,Mg又はそれらの合金がドーピングされていればいかなる構成であってもよく、上記構成に限定されるものではない。
Ag,Mg又はそれらの合金のドーピングされる有機層中のドーパント濃度は特に限定されないが、0.001〜10重量%であることが好ましい。更に好ましくは、0.01〜1.0重量%である。0.001重量%より少ない場合、未反応な非金属の硫黄化合物又は単体Sが多量に生じるので好ましくなく、10重量%より多い場合、リーク電流が生じる等素子に悪影響を及ぼすので好ましくない。
Ag,Mg又はそれらの合金のドーピングされる有機層の形成方法は、いかなる方法であってもよく、例えば蒸着法やスパッタ法等が使用できる。また溶液からの塗布で形成可能な原料の場合には、スピンコーティング法やディップコーティング法等の溶液からの塗布法が使用できる。この場合、有機層形成用有機化合物とドーパントを、両者と不活性なポリマー中に分散して用いてもよい。
本発明で用いられるSを含有する層形成用の有機化合物は、高分子、低分子の何れの化合物でもよく、また、ホール輸送材料、発光材料、ドープ材料等あらゆる材料として用いることのできる化合物を使用できる。
具体的には、高分子化合物としては、ポリスチレンスルホン酸塩:PSS、ポリエチレンジオキシチオフェン:PEDOT、ポリチオフェンアセテート、ポリ(3−アルキルチオフェン):PAT、ポリ(3−ヘキシルチオフェン):PHT、ポリ(3−シクロヘキシルチオフェン)PCHT、ポリ(3−シクロヘキシル−4−メチルチオフェン):PCHMT、ポリ(3−[4−オクチルフェニル]−2,2’−ビチオフェン):PTOPT、ポリ(3−(4−オクチルフェニル)−チオフェン):POPT、ポリ(3,4−ジシクロヘキシルチオフェン):PDCHT等が挙げられ、低分子化合物としては、ビス{4−[ビス(4−メチルフェニル)アミノ]フェニル}オリゴチオフェン:BMA−nT、5,5’−ビス(ジメシチルボリル)−2,2’−ビチオフェン:BMB-2T、ベンゾチアゾール亜鉛錯体:Zn(BTZ)2、オキサジアゾール亜鉛錯体:Zn(ODZ)2、クマリン6、クマリン540、2,5−ビス(5−tert−ブチル−2−ベンゾオキサゾルイル)−チオフェン:BBOT、トリス(4,4,4−トリフルオロ−1−(2−チエニル)−1,3−ブタンジオノ)−1,10−フェナントロリンユウロピウム(III):Eu(TTFA)3Phen、トリス(4,4,4−トリフルオロ−1−(2−チエニル)−1,3−ブタンジオノ)−1,10−フェナンスロリンジスプロシウム(III):Dy(TTFA)3Phen、アザベンゾキサンテン:ABTX、シス−ビス[2−(2′−チエニル)ピリジナト−N,C3]Pt(II):PT(thpy)2、SiTSTSi、TTSTT等が挙げられる。
なお、上記以外の分子においてもSが構成元素として含まれていれば本発明に適用できる。
本発明で用いられる基板は、積層面が絶縁性物質で構成されていれば特に限定されるものではない。しかし、基板側から光を取り出す場合には、光透過率の高い材料からなる基板が通常使用される。
具体的には、ガラス、石英等の無機材料;ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカルバゾール、ポリイミド等のプラスチック;アルミナのようなセラミックス等の絶縁性基板;アルミニウム、鉄等の金属基板にSiO2、有機絶縁材料等の絶縁物をコートした基板;アルミニウムのような金属基板の表面を陽極酸化法で絶縁化処理を施した基板等が挙げられる。
本発明で用いられるホール注入電極を構成する材料としては、仕事関数が大きいものが好ましい。
具体的には、金属(金、白金、ニッケル等)、透明電極材料[インジウムと錫からなる酸化物(ITO)、インジウムと亜鉛からなる酸化物(IDIXO)、酸化錫等]、ポリアニリン等が挙げられる。ホール注入電極側から光を取り出す場合には、光透過率の高い材料が通常使用される。そのような材料として、ITO、IDIXO、酸化スズ、金及びポリアニリンが挙げられる。
本発明で用いられる電子注入電極を構成する材料としては、仕事関数の小さいものが好ましい。
具体的には、K、Li、Na、Mg、La、Ce、Ca、Sr、Ba、Al、Ag、In、Sn、Zn及びZr等の金属の単体又はこれらの合金が挙げられる。また、これらの合金は、電極としての安定性が向上するため好ましい。
合金としては、例えばAg・Mg(Ag:0.1〜50atm%)、Al・Li(Li:0.01〜14atm%)、In・Mg(Mg:50〜80atm%)、Al・Ca(Ca:0.01〜20atm%)等が挙げられる。
また、電子注入電極として、Li、Na、K、Rb、Cs等のアルカリ金属のフッ化物(LiF、NaF、KF、RbF、CsF)あるいは酸化物(Li2O、Na2O、K2O、Rb2O、Cs2O)を用いてもよい。更には、アルカリ金属の過酸化物、複合酸化物、フッ化物以外のハロゲン化物、アルカリ金属の窒化物、塩等を用いることもできる。
電子注入電極は、上記の材料からなる単層薄膜又は2種類以上の材料からなる多層薄膜が用いられる。
本発明で用いられる有機層は、単層構造でも多層構造でもよく、少なくとも発光層及びSを含有する層を有する。例えば、下記の構成が挙げられるが、本発明はこれらに限定されるものではない。
(1)発光層
(2)ホール輸送層/発光層
(3)発光層/電子輸送層
(4)ホール輸送層/発光層/電子輸送層
(5)ホール注入層/ホール輸送層/発光層/電子輸送層
(6)ホール注入層/ホール輸送層/発光層/ホールブロック層/電子輸送層
発光層には、発光材料以外の材料が含まれていてもよい。例えば、電子輸送材料を含む電子輸送性発光層、ホール輸送材料を含むホール輸送性発光層としてもよい。
発光層、ホール注入層、ホール輸送層、ホールブロック層及び電子輸送層の各層は、単層構造でも多層構造でもよく、有機層の両面又は片面には更にバッファ層が設けられていてもよい。
また、これらの層は、当該技術分野で公知の材料により構成することができ、公知の方法で形成することができる。
有機層の各層の膜厚は、通常1〜1000nm程度である。
ホール輸送層を構成するホール輸送材料としては、ベンジジン誘導体、スチリルアミン誘導体、トリフェニルメタン誘導体、トリフェニル(又はアリール)アミン誘導体、及びヒドラゾン誘導体等の低分子化合物、ポリアニリン、ポリチオフェン、ポリビニルカルバゾールや、ポリ(3,4−エチレンジオキシチオフェン)とポリスチレンスルホン酸との混合物等の高分子化合物が挙げられる。
発光層を構成する発光機能を有する物質としては、キナクリドン、ルブレン及びスチリル系色素;トリス(8−キノリノラト)アルミニウム(Alq3)のような8−キノリノール類及びその誘導体を配位子とする金属錯体色素等のキノリン誘導体、テトラフェニルブタジエン、アントラセン、ペリレン、コロネン、12−フタロペリノン誘導体等の低分子化合物、フェニルアントラセン誘導体、テトラアリールエテン誘導体;クマリン系、ペリレン系、ピラン系、アンスロン系、ポルフィレン系、キナクリドン系、N,N’−ジアルキル置換キナクリドン系、ナフタルイミド系、N,N’−ジアリール置換ピロロピロール系等の蛍光性色素をポリスチレン、ポリメチルメタクリレート、ポリビニルカルバゾール等の高分子中に溶解させたものや、ポリアリールビニレン系やポリフルオレン系等の高分子蛍光体等が挙げられる。
電子輸送層を構成する電子輸送材料としては、トリス(8−キノリノラト)アルミニウム(Alq3)のような8−キノリノール類及びその誘導体を配位子とする有機金属錯体等のキノリン誘導体、オキサジアゾール誘導体、ペリレン誘導体、ピリジン誘導体、ピリミジン誘導体、キノキサリン誘導体、ジフェニルキノン誘導体、ニトロ置換フルオレン誘導体等が挙げられる。
本発明の有機EL素子には、有機EL素子のコントラストを向上させるために基板の電極形成面の反対面に公知の偏光板を設けてもよく、また、外部からの素子内への酸素や水分の混入を防止し、有機EL素子の寿命を向上させるために、ガラス等の公知の封止膜又は封止基板を基板の反対面に設けてもよい。
(実施の形態2)(参考例)
図2は、本発明の有機EL素子の実施の形態2を示す層構成要部の概略断面図である。
この実施の形態2の特徴は、ホール注入電極と、電子注入電極と、これらの電極間に発光層を含む1種以上の有機層を有し、有機層がSを含有する層と金属又はその酸化物がドーピングされた層を含み、電子注入電極とSを含む層との間に金属又はその酸化物がドーピングされた層が位置することにある。
この有機EL素子は、基板6、ホール注入電極7、S含有ホール輸送層8、電子輸送性発光層9、及び電子注入電極10により構成され、S含有ホール輸送層と電子注入電極との間の電子輸送性発光層に金属又はその酸化物のいずれか1種がドーピングされている。
本発明では、上記構成に限定されず、下記の層構成であってもよい。なお、下記において、「ドーピング…層」は、金属又はその酸化物を含有する層を意味する。
(1)基板/ホール注入電極/S含有ホール輸送層/ドーピング発光層/電子輸送層/電子注入電極
(2)基板/ホール注入電極/S含有ホール輸送層/発光層/ドーピング電子輸送層/電子注入電極
(3)基板/電子注入電極/ドーピング電子輸送性発光層/S含有ホール輸送層/ホール注入電極
(4)基板/電子注入電極/電子輸送層/ドーピング発光層/S含有ホール輸送層/ホール注入電極
(5)基板/電子注入電極/ドーピング電子輸送層/発光層/S含有ホール輸送層/ホール注入電極
(6)基板/ホール注入電極/ホール輸送層/S含有発光層/ドーピング電子輸送層/電子注入電極
(7)基板/電子注入電極/ドーピング電子輸送層/S含有発光層/ホール輸送層/ホール注入電極
上記層構成例は、例示であり、Sを含有する層と電子注入電極との間の有機層中に金属又はその酸化物がドーピングされていればいかなる構成であってもよく、上記構成に限定されるものではない。
実施の態様2において、Sを含有する有機化合物、基板、ホール注入電極、電子注入電極及び有機層は、実施の形態1と同様のものを用いることができる。
なお、本発明で用いられるドーピングする金属又はその酸化物が、Zn、Al、Sb、Ir、In、U、Os、Cd、K、Ga、Ca、Ag、Cr、Si、Ge、Co、Hg、Sn、Sr、Cs、Tl、W、Ta、Ti、Fe、Cu、Cd、Th、Pb、Ni、Pt、Ba、Pd、V、Bi、As、Te、Mg、Mn、Mo、Li、Ru、Rb、Re、Rh等のうち、2種以上からなる合金、例えば、AgMg、AlLi、InMg、AlCa等、又は前記合金の酸化物、例えば、AgMgO、AlLiO、InMgO、AlCaO等のような合金酸化物であっても、有機層中のSを含有する層中で生成された非金属の硫黄化合物又は担体Sと反応し、エレクロトマイグレーションによる有機層/電子注入電極界面への移動する量を減少させる効果がある。
本発明を実施例及び比較例に基づいて更に具体的に説明するが、本実施例では、金属Ag又は合金Ag−Mgを用い、その効果を説明している。実施例で使用した材料及びその量、処理温度や処理時間等の数値的条件等は一例に過ぎず、これらの実施例により本発明が限定されるものではない。
実施例1
本発明の有機EL素子として、次のようにして2層型の素子を作製した。
まず、ガラス基板上に、スパッタリング法により、ホール注入電極となるITO膜を、膜厚が100nmになるように形成した。得られたITO膜のシート抵抗は10Ω/□以下であった。
次いで、ITO膜に対してフォトリソグラフィ及びエッチング処理を施し、2mm幅の帯状のホール注入電極を形成した。このホール注入電極を形成したガラス基板を、アセトン及びIPA(2−プロパノール)で各10分間、超音波洗浄した後、乾燥させた。
次に、金属ドーピングS含有ホール輸送層形成用塗液を用いて、スピンコーターで65nmの金属ドーピングS含有ホール輸送層を形成した。ここで、金属ドーピングS含有ホール輸送層形成用塗液としては、PEDOT/PSS(5mg/95mg)及びAgのナノ粒子(0.1mg)を純水(10ml)に分散させた液を用いた。
次に、この基板を、200℃で5分間、高純度窒素雰囲気中で加熱乾燥し、ホール輸送層中の溶媒を除去した。
次に、前記金属ドーピングS含有ホール輸送層上に電子輸送性発光層形成用塗液を用いて、スピンコーターで70nmの発光層を形成した。ここで、電子輸送性発光層形成用塗液としては、ポリ(2−メトキシ−5−(2’−エチルヘキシルオキシ)−1,4−フェニレンビニレン)(以下MEH−PPVという)(100mg)をキシレン10mlに溶かした液を用いた。
次に、この基板を90℃で1時間、高純度窒素雰囲気中で加熱乾燥し、層中の溶媒を除去した。
その後、ホール注入電極、ホール輸送層及び発光層を形成したガラス基板を、電極形成用の真空蒸着装置内に設置し、発光層上に、ステンレス製の金属マスクを用いた真空蒸着法で、電子注入電極としてCaを膜厚が2.5nmになるように形成し、続けてAlを膜厚が100nmになるように形成した。
このようにして、ホール注入電極と直交する2mm幅の帯状のCa/Al層からなる電子注入電極を形成し、有機EL素子を得た。
最後に、封止用ガラスUV硬化樹脂を用いて有機EL素子を覆うようにガラス基板と貼り合わせた。
実施例2
金属ドーピングS含有ホール輸送層(Ag、PEDOT/PSS)の代わりに合金ドーピングS含有ホール輸送層[Ag・Mg(0.01mg・0.09mg)、PEDOT/PSS]を形成したこと以外は、実施例1と同様にして有機EL素子を得た。
実施例3(参考例)
本発明の有機EL素子として、次のようにして2層型の素子を作製した。
まず、ガラス基板上に、スパッタリング法により、ホール注入電極となるITOを膜厚が100nmになるように形成した。得られたITO膜のシート抵抗は10Ω/□以下であった。
次いで、ITO膜に対してフォトリソグラフィ及びエッチング処理を施し、2mm幅の帯状のホール注入電極を形成した。このホール注入電極を形成したガラス基板を、アセトン及びIPA(2−プロパノール)で各10分間、超音波洗浄した後、乾燥させた。
次に、S含有ホール輸送層形成用塗液を用いて、スピンコーターで65nmのホール輸送層を形成した。ここで、S含有ホール輸送層形成用塗液としては、PEDOT/PSS(5mg/95mg)を純水(10ml)に分散させて液を用いた。
次に、この基板を、200℃で5分間、高純度窒素雰囲気中で加熱乾燥し、ホール輸送層中の溶媒を除去した。
次に、前記ホール輸送層上に金属ドーピング電子輸送性発光層形成用塗液を用いて、スピンコーターで70nmの金属ドーピング電子輸送性発光層を形成した。ここで、金属ドーピング電子輸送性発光層形成用塗液としては、MEH−PPV(100mg)及びAgのナノ粒子(0.1mg)を純水10mlに分散させた液を用いた。
次に、この基板を90℃で1時間、高純度窒素雰囲気中で加熱乾燥し、層中の溶媒を除去した。
その後、ホール注入電極、ホール輸送層及び発光層を形成したガラス基板を、電極形成用の真空蒸着装置内に設置し、発光層上に、ステンレス製の金属マスクを用いた真空蒸着法で、電子注入電極としてCaを膜厚が2.5nmになるように形成し、続けてAlを膜厚が100nmになるように形成した。
このようにして、ホール注入電極と直交する2mm幅の帯状のCa/Al層からなる電子注入電極を形成し、有機EL素子を得た。
最後に、封止用ガラスUV硬化樹脂を用いて有機EL素子を覆うようにガラス基板と貼り合わせた。
実施例4(参考例)
金属ドーピング電子輸送性発光層(Ag、MEH−PPV)の代わりに合金ドーピング電子輸送性発光層[Ag−Mg(0.01mg−0.09mg)、MEH−PPV]を形成したこと以外は、実施例3と同様にして有機EL素子を得た。
比較例1
金属ドーピングホール輸送層(Al、PEDOT/PSS)の代わりにホール輸送層(PEDOT/PSS)を形成したこと以外は、実施例1と同様にして有機EL素子を得た。
実施例5
本発明の有機EL素子として、次のようにして2層型の素子を作製した。
まず、ガラス基板上に、スパッタリング法により、ホール注入電極となるITOを膜厚が100nmになるように形成した。得られたITO膜のシート抵抗は10Ω/□以下であった。
次いで、ITO膜に対してフォトリソグラフィ及びエッチング処理を施し、2mm幅の帯状のホール注入電極を形成した。このホール注入電極を形成したガラス基板を、アセトン及びIPA(2−プロパノール)で各10分間、超音波洗浄した後、乾燥させた。
次に、ホール輸送層形成用塗液を用いて、スピンコーターで65nmのホール輸送層を形成した。ここで、ホール輸送層形成用塗液としては、ポリ(N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス−(3−メチルフェニル)−[1,1’−ビフェニル]−4,4’−ジアミン(以下、Poly−TPDという))100mg)をジメチルホルムアミド(10ml)に分散させた液を用いた。
次に、この基板を、200℃で5分間、高純度窒素雰囲気中で加熱乾燥し、ホール輸送層中の溶媒を除去した。
次に、前記ホール輸送層上に金属ドーピングS含有電子輸送性発光層形成用塗液を用いて、スピンコーターで70nmの金属ドーピングS含有電子輸送性発光層を形成した。ここで、金属ドーピングS含有電子輸送性発光層形成用塗液としては、ポリ(3−ヘキシルチオフェン)(以下PHTという)(100mg)及びAg(0.1mg)をキシレン(10ml)に分散させた液を用いた。
次に、この基板を90℃で1時間、高純度窒素雰囲気中で加熱乾燥し、層中の溶媒を除去した。
その後、ホール注入電極、ホール輸送層及び発光層を形成したガラス基板を、電極形成用の真空蒸着装置内に設置し、発光層上に、ステンレス製の金属マスクを用いた真空蒸着法で、電子注入電極としてCaを膜厚が2.5nmになるように形成し、続けてAlを膜厚が100nmになるように形成した。
このようにして、ホール注入電極と直交する2mm幅の帯状のCa/Al層からなる電子注入電極を形成し、有機EL素子を得た。
最後に、封止用ガラスUV硬化樹脂を用いて有機EL素子を覆うようにガラス基板と貼り合わせた。
実施例6(参考例)
金属ドーピングS含有電子輸送性発光層(Ag、PHT)の代わりに合金ドーピング電子輸送性発光層[Ag・Mg(0.01mg・0.09mg)、PHT]を形成したこと以外は、実施例5と同様にして有機EL素子を得た。
比較例2
金属ドーピングS含有電子輸送性発光層(Ag、PHT)の代わりに電子輸送性S含有発光層(PHT)を形成したこと以外は、実施例5と同様にして有機EL素子を得た。
以上の手順で作製した各有機EL素子に直流電圧を印加し、10mA/cm2の一定電流密度で連続駆動させ、その特性を評価した。
各素子の相対初期輝度及び相対輝度半減寿命を表1に示す。
Figure 0003935886
表1の結果から、実施例1〜4の素子は比較例1と比べて、実施例5及び実施例6の素子は比較例2と比べて、素子駆動による輝度低下が抑制されており、長寿命化していることが分かる。
本発明の実施の形態1の有機EL素子の概略断面図である。 施の形態2の有機EL素子の概略断面図である。
符号の説明
1、6 基板
2、7 ホール注入電極
3、8 S含有ホール輸送層
4、9 電子輸送性発光層
5、10 電子注入電極

Claims (3)

  1. ホール注入電極と、電子注入電極と、これらの電極間に発光層を含む1種以上の有機層を有し、有機層が、Sを含有する層を含み、その層中にAg,Mg又はそれらの合金がドーピングされていることを特徴とする有機エレクトロルミネッセンス素子。
  2. 前記Ag,Mg又はそれらの合金がドーピングされた層が、0.001〜10重量%のドーパントの濃度でAg,Mg又はそれらの合金を含む請求項1に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
  3. 前記Sを含有する層が、少なくともPSS又はPEDOTを含む有機層である請求項1又は2に記載の有機エレクトロルミネッセンス素子。
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