JP3935546B2 - 包装用袋 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、包装用袋に関し、更に詳しくは、飲食品、その他等の充填包装に適し、更に、包装製品の開封を容易に、かつ、簡単に行うことができる包装用袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、飲食品、その他等を充填包装するために種々の形態の包装用袋が開発され、提案されている。
それらの一つに、例えば、ホ−ムベ−ス型等の三角形状の角隅部を有する形態からなる包装用袋がある。
このものは、通常、角隅部にある三角形状を先端部とし、その先端部のヒ−トシ−ル部であって、その開口予定領域に相当する箇所に、引き裂き開始起点としての開封用カット部が形成され、而して、該開封用カット部の両側を手に持って、その袋体を引き裂いて開口部を形成して開封し、その内容物を取り出すものである。
ところで、上記の開封用カット部は、図4に示すように、通常、包装用袋21を構成する三角形状の先端部Pであって、その開口予定領域に相当する箇所のヒ−トシ−ル部22の上に、ナイフ、カ−タ−等を使用して、例えば、V型ノッチ、U型ノッチ、またはI型ノッチ等の開封用カット部23が、点線Qで示す矢印の方向で、上記のヒ−トシ−ル部22に直交する形で刻設されて形成され、而して、その部分に、その開封用カット部23の部分を引き裂き開始点として袋体を引き裂いて開封する旨の注意書き等が印刷表示されているものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような包装用袋においては、その開封用カット部の形成においては、種々の問題点がある。
まず、開封に際し、通常、開封用カット部が刻設されている部分を手に持って、その袋体を左右(上下)に引っ張って開封することを試みるが、真っ直ぐに、正確に開封することはなかなか困難であり、開封途中から開口部の切り口が斜め方向に曲がったりし、望ましい開口部を形成することは極めて困難であるというの実状である。
更に、開封に際しては、通常、袋体を手に持って強く引っ張って開封し勝ちであり、而して、このような場合、内容物が液状のものであると、開封用カット部を開封開始点として開口部の切り口が形成されると共にその切り口から内容物が勢い良く外に押し出され、思わず手や衣服等を汚すという問題点がある。
このため、開封に際し、ハサミ、ナイフ、カッタ−等の道具を使用して開封を試みる人もいるが、業務用ならともかくとしても、家庭用の場合には、それらの道具が常に身近くにあるものではなく、開封に際し、極めて不便を感じるものであり、更に、業務用と言えども、道具等を使用して開封することは、それだけ手間がかかることであり、作業性が劣るものである。
そこで本発明は、三角形状の角隅部を有する形態の包装用袋において、その袋体の開封を道具等を用いずに、極めて簡単に、かつ、正確に開封し、内容物を容易に取り出すことができる包装用袋を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記のような問題点を解決すべく種々研究の結果、少なくとも流れ方向に直進カット性を有する二軸延伸ナイロンフィルムと、最内層にヒートシール性樹脂のフィルムとを備えた積層材からなり、長方形状の上部と該上部の下辺側に設けられた二等辺三角形状の角隅部を有する5角形のホームベース型であって、かつ、その周辺端部である前記長方形状の上部を構成する上辺と右辺と左辺と前記二等辺三角形状の角隅部を構成する一対の等辺である第1辺と第2辺とがヒ−トシ−ル部で囲繞されている包装用袋において、上記二等辺三角形状の角隅部の第1辺と第2辺のうちのいずれか一辺のヒ−トシ−ル部であって、その開口予定領域に相当する箇所に、上記の角隅部の二等辺三角形状のヒートシールされていない一対の等辺以外の第3辺である底辺と平行に、引き裂き開始起点としてのV型ノッチ、U型ノッチまたはI型ノッチからなる開封用切り欠き部である開封用カット部を設けると共に、当該開封用切り欠き部を構成する切り欠き線と、樹脂のフィルムの直進カット性の方向と、角隅部の三角形状の底辺とが、平行であることを特徴とする包装用袋を製造し、而して、該包装用袋内に内容物を充填包装し、その開封に際し、上記の開封用カット部の部分を手に持って左右(上下)に引き裂いたところ、道具を用いずに、かつ、開封用カット部を開封起点として、真っ直ぐに、正確に、開口部の切り口を形成し、更に、開口部の開口線もずれることなく、容易に開封することができ、これにより、容易に内容物を取り出すことができる包装用袋を見出して本発明を完成したものである。
【0005】
請求項2記載の本発明は、少なくとも流れ方向に直進カット性を有する二軸延伸ナイロンフィルムと、最内層にヒートシール性樹脂のフィルムとを備えた積層材からなり、長方形状の上部と該上部の下辺側に設けられた二等辺三角形状の角隅部を有する5角形のホームベース型であって、かつ、その周辺端部である前記長方形状の上部を構成する上辺と右辺と左辺と前記二等辺三角形状の角隅部を構成する一対の等辺である第1辺と第2辺とがヒ−トシ−ル部で囲繞されている包装用袋において、上記二等辺三角形状の角隅部の第1辺と第2辺のうちのいずれか一辺のヒ−トシ−ル部であって、その開口予定領域に相当する箇所に、上記の角隅部の二等辺三角形状のヒートシールされていない一対の等辺以外の第3辺である底辺と平行に、引き裂き開始起点としてのV型ノッチからなる開封用切り欠き部である開封用カット部を設けると共に、当該V型ノッチからなる開封用切り欠き部を構成する2本の合流する切り欠き線の角隅部側の切り欠き線と、樹脂のフィルムの直進カット性の方向と、角隅部の三角形状の底辺とが、平行であることを特徴とする包装用袋に関するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
上記の本発明について以下に更に詳しく説明する。
本発明にかかる包装用袋についてその二三の例を例示して図面を用いて説明すると、図1、図2および図3は、本発明にかかる包装用袋の構成についてその二三例を示す平面図であり、図4は、従来の例にかかる包装用袋の構成を示す平面図である。
【0007】
まず、本発明にかかる包装用袋についてその一例を例示すると、図1に示すように、少なくとも三角形状の角隅部1を一つ以上有し、かつ、その周辺端部がヒ−トシ−ル部2、2等で囲繞されている包装用袋3において、該包装用袋3を、少なくとも一方向に直進カット性を有する樹脂のフィルムを含む積層材で構成し、更に、上記の三角形状の角隅部1の一辺のヒ−トシ−ル部21 であって、その開口予定領域に相当する箇所Mに、上記の角隅部1の三角形状の底辺4と平行に、引き裂き開始起点としての、例えば、I型ノッチからなる開封用カット部5を設けた構成からなる包装用袋Aを挙げることができる。
而して、図1に示すように、本発明にかかる包装用袋Aにおいて、上記の積層材を構成する少なくとも一方向に直進カット性を有する樹脂のフィルムの直進カット性の方向X1 と、上記の角隅部1の三角形状の底辺4の直線方向X2 と、上記の開封用カット部5を構成する開封用切り欠き部の切り欠き線の開封方向X3 とは、ほぼ平行の関係にあることが望ましく、これにより、開封用カット部5を引き裂き開始点として引き裂くことにより、真っ直ぐに、正確に、その開口部の切り口を形成し、更に、開口部の開口線もずれることなく、容易に開封することができという利点を有するものである。
【0008】
次に、本発明にかかる包装用袋について、別の形態からなる包装用袋Bを挙げると、図2に示すように、開封用カット部としては、上記のようにI型ノッチからなる開封用カット部の代わりに、例えば、V型ノッチからなる開封用カット部51 でもよく、而して、この場合においても、図2に示すように、包装用袋を構成する積層材中の少なくとも一方向に直進カット性を有する樹脂のフィルムの直進カット性の方向X1 と、上記の角隅部1の三角形状の底辺4の直線方向X2 と、上記の開封用カット部51 を構成するV型ノッチからなる開封用切り欠き部の切り欠き線L1 、L2 のいずれか一方の切り欠き線L2 (この場合は、切り欠き線L2 になる)の開封方向X3 とは、ほぼ平行の関係にあることが望ましく、これにより、開封用カット部51 を引き裂き開始点として引き裂くことにより、真っ直ぐに、正確に、その開口部の切り口を形成し、更に、開口部の開口線もずれることなく、容易に開封することができという利点を有するものである。
尚、図2中、1、2、3、4、M等お符号は、前述の図1と同じ意味である。
【0009】
更に、本発明にかかる包装用袋について、別の形態からなる包装用袋Cを挙げると、図3に示すように、開封用カット部としては、上記のようにI型ノッチまたはV型ノッチからなる開封用カット部の代わりに、例えば、U型ノッチからなる開封用カット部52 でもよく、而して、この場合においても、図3に示すように、包装用袋を構成する積層材中の少なくとも一方向に直進カット性を有する樹脂のフィルムの直進カット性の方向X1 と、上記の角隅部1の三角形状の底辺4の直線方向X2 と、上記の開封用カット部52 を構成するU型ノッチからなる開封用切り欠き部の切り欠き線L1 、L2 のいずれか一方の切り欠き線L1 (この場合は、切り欠き線L1 になる)の開封方向X3 とは、ほぼ平行の関係にあることが望ましく、これにより、開封用カット部52 を引き裂き開始点として引き裂くことにより、真っ直ぐに、正確に、その開口部の切り口を形成し、更に、開口部の開口線もずれることなく、容易に開封することができという利点を有するものである。
尚、図3中、1、2、3、4、M等の符号は、前述の図1と同じ意味である。
【0010】
上記の例示は、本発明にかかる包装用袋についてその二三例を例示したものであり、本発明はこれによって限定されるものではない。
例えば、図示しないが、包装用袋の形態としては、上記のようにホ−ムベ−ス型のような5角形の形態の代わりに、例えば、3角形、6角形、8角形等の形態からなる包装用袋でもよいものである。
【0011】
次に、本発明においては、上記のような包装用袋において、三角形状の角隅部を構成するヒ−トシ−ル部の少なくとも一辺に、開封用カット部を刻設して、本発明にかかる包装用袋を製造することができる。
上記において、開封用カット部の形成法としては、例えば、通常のカッタ−、ナイフ、エンボス板ないしエンボスロ−ル、その他等を使用して刻設することができる。
本発明において、開封用カット部の形状としては、単なる直線状の切れ目線、ミシン目状の切れ線、V型ノッチ、U型ノッチ、UVノッチあるいはI型ノッチ等のいずれのカット形状でよい。
【0012】
上記のような本発明にかかる包装用袋につて、内容物を充填包装する方法について説明すると、図示しないが、例えば、該包装用袋を構成するヒ−トシ−ル部の一辺について、開口部とし、該開口部から内容物を充填包装し、しかる後、その開口部をヒ−トシ−ルしてヒ−トシ−ル部を形成することにより、内容物を充填包装した包装製品を製造することができる。
而して、上記の包装製品について、内容物を取り出すには、開封用カット部の部分を手に持って、左右あるいは上下に引き裂くことにより、該開封用カット部を引き裂き開始点とし開口部を形成し、而して、上記のように、本発明にかかる包装用袋においては、上記の積層材を構成する少なくとも一方向に直進カット性を有する樹脂のフィルムの直進カット性の方向と、上記の角隅部の三角形状の底辺の直線方向と、上記の開封用カット部を構成する開封用切り欠き部の切り欠き線の開封方向とを、ほぼ平行の関係に位置付けることにより、開封用カット部を引き裂き開始点として引き裂くと、真っ直ぐに、正確に、その開口部の切り口を形成し、更に、開口部の開口線もずれることなく、容易に開封することができというものである。
【0013】
次に、本発明において、上記のような本発明にかかる包装用袋を構成する材料、およびその製造法等について説明すると、本発明にかかる包装用袋は、基本的には、少なくとも一方向に直進カット性を有する樹脂のフィルムを含む積層材を使用し、これを製袋して、製造することができる。
勿論、本発明においては、少なくとも一方向に直進カット性を有しない樹脂のフィルムを含む積層材を使用し、これを製袋して、本発明にかかる包装用袋を製造することもできる。
ところで、上記の積層材を構成する基材フィルムとしては、これが包装用袋を構成する基本素材となることから、機械的、物理的、化学的、その他等において優れた性質を有する樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができ、具体的には、例えば、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリアラミド系樹脂、、ポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、アクリル系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、フッ素系樹脂、その他等の強靱な樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
而して、上記の樹脂のフィルムないしシ−トとしては、未延伸フィルム、あるいは一軸方向または二軸方向に延伸した延伸フィルム等のいずれのものでも使用することができる。
また、本発明において、その樹脂のフィルムの厚さとしては、強度、剛性等について必要最低限に保持され得る厚さであればよく、約10μmないし100μm位、好ましくは、約12μmないし50μm位が最も望ましい。
【0014】
ところで、本発明にかかる包装用袋は、少なくとも一方向に直進カット性を有する樹脂のフィルムを含む積層材を使用し、これを製袋して、製造することが好ましく、上記の基材フィルムとしては、少なくとも一方向に直進カット性を有する樹脂のフィルムであることが望ましいものである。
而して、上記の少なくとも一方向に直進カット性を有する樹脂のフィルムとしては、上記に例示した基材フィルムであって、一軸方向、あるいは二軸方向等に延伸加工された樹脂のフィルムを使用することができる。
具体的には、本発明において、少なくとも一方向に直進カット性を有する樹脂のフィルムとしては、例えば、出光石油化学株式会社製の二軸延伸特殊ナイロンフィルム(商品名、「ユニアスロン」)を使用することができる。
上記の商品名、「ユニアスロン」からなる樹脂のフィルムは、ナイロン樹脂が有する特性である優れた実用強度を保持しつつ流れ方向に優れた直進カット性を有し、かつ、易裂性を有するものであり、更に、塩素等を含まない環境に優しいバリア−性基材である。
【0015】
次に、本発明において、本発明にかかる包装用袋を製袋するときには、その最内層は、少なくともヒ−トシ−ル性樹脂のフィルムを使用することが好ましく、かかる最内層として使用するヒ−トシ−ル性樹脂のフィルムとしては、熱によって溶融し相互に融着し得るものであればよく、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレ、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−プロピレン共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテンポリマ−、酸変性ポリオレフィン樹脂、その他等の樹脂のフィルムないしシ−トを使用することができる。
上記の樹脂のフィルムの厚さとしては、10μmないし300μm位、好ましくは、20μmないし100μm位が望ましい。
【0016】
次にまた、本発明において、上記のような材料の他、例えば、必要ならば、太陽光等の光を遮光する性質、あるいは水蒸気、水、ガス等を透過しない性質等を有する材料を使用することができ、これは、単体の基材でもよく、あるいは二種以上の基材を組み合わせてなる複合基材等であってもよい。
具体的には、例えば、遮光性とバリア−性を有するアルミニュウム箔またはその蒸着膜を有する樹脂のフィルム、バリア−性を有する酸化珪素、酸化アルミニュウム等の無機酸化物の蒸着膜を有する樹脂のフィルム、水蒸気、水等のバリア−性を有する低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等の樹脂のフィルムないしシ−ト、ガスバリア−性を有するポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコ−ル、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物等の樹脂のフィルムないしシ−ト、樹脂に顔料等の着色剤を、その他、所望の添加剤を加えて混練してフィルム化してなる遮光性を有する各種の着色樹脂のフィルムないしシ−ト等を使用することができる。
これらの材料は、一種ないしそれ以上を組み合わせて使用することができる。
上記のフィルムないしシ−トの厚さとしては、任意であるが、通常、5μmないし300μm位、更には、10μmないし100μm位が望ましい。
更に、上記において、アルミニュウム箔としては、5μmないし30μm位の厚さのもの、また、アルミニュウムまたは無機酸化物の蒸着膜としては、厚さ100Åないし2000Å位のものを使用することができる。
また、上記の蒸着膜を支持する樹脂のフィルムとしては、例えば、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリオレフィンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリカ−ボネ−トフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、ポリビニ
ルアルコ−ルフィルム、エチレン−酢酸ビニル共重合体ケン化物フィルム、その他等を使用することができる。
【0017】
なお、本発明においては、上記のような材料の他に、通常、包装用袋は、種々の物品を充填包装する場合、化学的にも、物理的にも過酷な条件に置かれることが多く、そのために、上記のような材料の他に、通常の軟包装用袋を構成する樹脂のフィルムないしシ−トを同様に使用することができ、具体的には、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、エチレン−アクリル酸またはメタクリル酸共重合体、メチルペンテンポリマ−、ポリブテン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ酢酸ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリル−スチレン共重合体(AS系樹脂)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合体(ABS系樹脂)、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカ−ボネ−ト系樹脂、ポリビニルアルコ−ル系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物、フッ素系樹脂、ジエン系樹脂、ポリアセタ−ル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロ−ス、その他等の公知の樹脂のフィルムないしシ−トから任意に選択して使用することができる。
その他、例えば、セロハン等のフィルム、合成紙等も使用することができる。
本発明において、上記の樹脂のフィルムないしシ−トは、未延伸、一軸ないし二軸方向に延伸されたもの等のいずれのものでも使用することができる。
また、その厚さは、任意であるが、数μmから300μm位の範囲から選択して使用することができる。
更に、本発明においては、樹脂のフィルムないしシ−トとしては、押し出し成膜、インフレ−ション成膜、コ−ティング膜等のいずれの性状の膜でもよい。
【0018】
次に、上記の本発明において、上記のような材料を使用して、本発明にかかる包装用袋を構成する積層材を製造する方法について説明すると、かかる方法としては、通常の包装材料を製造するときに使用するラミネ−ト方法、例えば、ウエットラミネ−ション法、ドライラミネ−ション法、無溶剤型ドライラミネ−ション法、押し出しラミネ−ション法、Tダイ共押し出し成形法、共押し出しラミネ−ション法、インフレ−ション法、その他等で行うことができる。
而して、本発明においては、上記のラミネ−トを行う際に、必要ならば、例えば、コロナ処理、オゾン処理等の前処理をフィルムに施すことができ、また、例えば、イソシアネ−ト系(ウレタン系)、ポリエチレンイミン系、ポリブタジエン系、有機チタン系等のアンカ−コ−ティング剤、あるいはポリウレタン系、ポリアクリル系、ポリエステル系、エポキシ系、ポリ酢酸ビニル系、セルロ−ス系、その他等のラミネ−ト用接着剤等の公知のアンカ−コ−ト剤、接着剤等を使用することができる。
【0019】
ところで、上記のような積層材の製造法において、押し出しラミネ−トする際の接着性樹脂層を構成する押し出し樹脂としては、例えば、ポリエチレン、エチレン−α・オレフィン共重合体、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリイソブテン、ポエイソブチレン、ポリブタジエン、ポリイソプレン、エチレン−メタクリル酸共重合体、あるいはエチレン−アクリル酸共重合体等のエチレンと不飽和カルボン酸との共重合体、あるいはそれらを変性した酸変性ポリオレフィン系樹脂、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、アイオノマ−樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体、その他等を使用することができる。
また、本発明において、ドライラミネ−トする際の接着剤層を構成する接着剤としては、具体的には、ドライラミネ−ト等において使用される2液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエ−テルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、ポリ酢酸ビニル系接着剤、エポキシ系接着剤、ゴム系接着剤、その他等を使用することができる。
【0020】
次に、本発明において、本発明にかかる積層材を使用して包装用袋を製造する方法について説明すると、かかる方法としては、種々の方法があるが、前述の積層材を使用し、そのヒ−トシ−ル性樹脂フィルム層面を対向して重ね合わせ、更に、その周辺端部をヒ−トシ−ルしてシ−ル部を設けて、本発明にかかる包装用袋を製造することができる。
上記において、周辺端部をヒ−トシ−ルする形態としては、例えば、側面シ−ル型、二方シ−ル型、三方シ−ル型、四方シ−ル型、封筒貼りシ−ル型、合掌貼りシ−ル型(ピロ−シ−ル型)、ひだ付シ−ル型、平底シ−ル型、角底シ−ル型、舟底シ−ル型、その他等のヒ−トシ−ル形態をあげることができ、これに合った種々の形態の包装用袋を製造することができる。
その他、例えば、自立性包装袋(スタンディングパウチ)等も製造することが可能である。
上記において、ヒ−トシ−ルの方法としては、例えば、バ−シ−ル、回転ロ−ルシ−ル、ベルトシ−ル、インパルスシ−ル、高周波シ−ル、超音波シ−ル等の公知の方法で行うことができる。
【0021】
本発明において、上記のようにして製造した本発明にかかる包装用袋は、種々の物品の充填包装に使用することができ、例えば、飲食品、その他等の物品を充填包装するに適するものである。
【0022】
【実施例】
上記の本発明について次に実施例を挙げて更に具体的に説明する。
実施例1
厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテフタレ−トフィルムの裏面に、グラビア印刷法により所望の印刷模様を形成した後、該印刷模様面に、厚さ7μmのアルミニウム箔を2液硬化型ポリウレタン系接着剤を使用してドライラミネ−ト法でドライラミネ−トし、更に、該アルミニウム箔の面に、上記と同様に、2液硬化型ポリウレタン系接着剤を使用してドライラミネ−ト法により、厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルムをドライラミネ−トし、しかる後、二軸延伸ナイロンフィルムの面に、上記と同様に、2液硬化型ポリウレタン系接着剤を使用してドライラミネ−ト法により、厚さ50μmの無延伸ポリプロピレンフィルムをドライラミネ−トして、下記の層構成からなる積層材を製造した。
(内面側)厚さ50μmの無延伸ポリプロピレンフィルム/接着剤層/厚さ15μmの二軸延伸ナイロンフィルム/接着剤層/厚さ7μmのアルミニウム箔/接着剤層/厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム
次に、上記で製造した積層材を使用し、ホ−ムベ−ス型の5角形の表基材と裏基材とを製造し、次いで該表基材と裏基材とを、その無延伸ポリプロピレンフィルム面を対向して重ね合わせ、しかる後その上端部の一辺を残して、他の周辺端部をヒ−トシ−ルし、更に、三角形状の先端部を構成するヒ−トシ−ル部の一辺であって、その開封予定位置に、該三角形状の先端部の底辺と平行にI型ノッチからなる開封用カット部を刻設して、ホ−ムベ−ス型の包装用袋を製造した。
次に、上記の開口部から内容物を充填包装し、次いでその開口部をヒ−トシ−ルして包装製品を製造した。
その包装製品の開封に際しては、上記の開封用カット部を手に持って左右に引き裂いたところ、該開封用カット部を引き裂き開始点とし開口し、更に、手に持って袋体を引き裂くことにより、真っ直ぐに、曲がることなく開口部の切り口を形成することができ、極めて容易に内容物を取り出すことができた。
【0023】
実施例2
厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテフタレ−トフィルムの裏面に、グラビア印刷法により所望の印刷模様を形成した後、該印刷模様面に、厚さ7μmのアルミニウム箔を2液硬化型ポリウレタン系接着剤を使用してドライラミネ−ト法でドライラミネ−トし、更に、該アルミニウム箔の面に、上記と同様に、2液硬化型ポリウレタン系接着剤を使用してドライラミネ−ト法により、厚さ15μmの二軸延伸特殊ナイロンフィルム(出光石油化学株式会社製、商品名、「ユニアスロン TB1010」)をドライラミネ−トし、しかる後、二軸延伸特殊ナイロンフィルムの面に、上記と同様に、2液硬化型ポリウレタン系接着剤を使用してドライラミネ−ト法により、厚さ50μmの無延伸ポリプロピレンフィルムをドライラミネ−トして、下記の層構成からなる積層材を製造した。
(内面側)厚さ50μmの無延伸ポリプロピレンフィルム/接着剤層/厚さ15μmの二軸延伸特殊ナイロンフィルム/接着剤層/厚さ7μmのアルミニウム箔/接着剤層/厚さ12μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレ−トフィルム
次に、上記で製造した積層材を使用し、ホ−ムベ−ス型の5角形の表基材と裏基材とを製造し、次いで該表基材と裏基材とを、その無延伸ポリプロピレンフィルム面を対向して重ね合わせ、しかる後その上端部の一辺を残して、他の周辺端部をヒ−トシ−ルし、更に、三角形状の抜加工時に、三角形状の先端部を構成するヒ−トシ−ル部の一辺であって、その開封予定位置に、該三角形状の先端部の底辺と平行に変形V型ノッチからなる開封用カット部(図2参照)を刻設して、ホ−ムベ−ス型の包装用袋を製造した。
次に、上記の開口部から内容物を充填包装し、次いでその開口部をヒ−トシ−ルして包装製品を製造した。
その包装製品の開封に際しては、上記の開封用カット部を手に持って左右に引き裂いたところ、該開封用カット部を引き裂き開始点とし開口し、更に、手に持って袋体を引き裂くことにより、真っ直ぐに、曲がることなく開口部の切り口を形成することができ、極めて容易に内容物を取り出すことができた。
【0024】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明は、少なくとも三角形状の角隅部を一つ以上有し、かつ、その周辺端部がヒ−トシ−ル部で囲繞されている包装用袋において、該包装用袋を、少なくとも一方向に直進カット性を有する樹脂のフィルムを含む積層材で構成し、更に、上記の三角形状の角隅部の一辺のヒ−トシ−ル部であって、その開口予定領域に相当する箇所に、上記の角隅部の三角形状の底辺と平行に、引き裂き開始起点としての開封用カット部を設け、その際に、上記の樹脂のフィルムの直進カット性の方向と、上記の開封用カット部を構成する開封用切り欠き部の切り欠き線と、上記の角隅部の三角形状の底辺とが、ほぼ平行の関係にある包装用袋を製造し、而して、該包装用袋内に内容物を充填包装し、その開封に際し、開封用カット部の部分を手に持って左右(上下)に引き裂いて、道具を用いずに、かつ、開封用カット部を開封起点として、真っ直ぐに、正確に、開口部の切り口を形成し、開口部の開口線もずれることなく、容易に開封することができ、これにより、容易に内容物を取り出すことができる包装用袋を製造することができるというものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる包装用袋の構成についてその一例を示す平面図である。
【図2】本発明にかかる包装用袋の構成についてその一例を示す平面図である。
【図3】本発明にかかる包装用袋の構成についてその一例を示す平面図である。
【図4】従来の例にかかる包装用袋の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 三角形状の角隅部
2 ヒ−トシ−ル部
21 ヒ−トシ−ル部
3 包装用袋
4 三角形状の底辺
5 開封用カット部
51 開封用カット部
52 開封用カット部
A 包装用袋
B 包装用袋
C 包装用袋
L1 、L2 開封用切り欠き部の切り欠き線
M 開口予定領域に相当する箇所
X1 一方向に直線カット性を有する樹脂のフィルムの直進カット性の方向
X2 角隅部1の三角形状の底辺4の直線方向
X3 開封用カット部5を構成する開封用切り欠き部の切り欠き線の開封方向
Claims (2)
- 少なくとも流れ方向に直進カット性を有する二軸延伸ナイロンフィルムと、最内層にヒートシール性樹脂のフィルムとを備えた積層材からなり、長方形状の上部と該上部の下辺側に設けられた二等辺三角形状の角隅部を有する5角形のホームベース型であって、かつ、その周辺端部である前記長方形状の上部を構成する上辺と右辺と左辺と前記二等辺三角形状の角隅部を構成する一対の等辺である第1辺と第2辺とがヒ−トシ−ル部で囲繞されている包装用袋において、上記二等辺三角形状の角隅部の第1辺と第2辺のうちのいずれか一辺のヒ−トシ−ル部であって、その開口予定領域に相当する箇所に、上記の角隅部の二等辺三角形状のヒートシールされていない一対の等辺以外の第3辺である底辺と平行に、引き裂き開始起点としてのV型ノッチ、U型ノッチまたはI型ノッチからなる開封用切り欠き部である開封用カット部を設けると共に、当該開封用切り欠き部を構成する切り欠き線と、樹脂のフィルムの直進カット性の方向と、角隅部の三角形状の底辺とが、平行であることを特徴とする包装用袋。
- 少なくとも流れ方向に直進カット性を有する二軸延伸ナイロンフィルムと、最内層にヒートシール性樹脂のフィルムとを備えた積層材からなり、長方形状の上部と該上部の下辺側に設けられた二等辺三角形状の角隅部を有する5角形のホームベース型であって、かつ、その周辺端部である前記長方形状の上部を構成する上辺と右辺と左辺と前記二等辺三角形状の角隅部を構成する一対の等辺である第1辺と第2辺とがヒ−トシ−ル部で囲繞されている包装用袋において、上記二等辺三角形状の角隅部の第1辺と第2辺のうちのいずれか一辺のヒ−トシ−ル部であって、その開口予定領域に相当する箇所に、上記の角隅部の二等辺三角形状のヒートシールされていない一対の等辺以外の第3辺である底辺と平行に、引き裂き開始起点としてのV型ノッチからなる開封用切り欠き部である開封用カット部を設けると共に、当該V型ノッチからなる開封用切り欠き部を構成する2本の合流する切り欠き線の角隅部側の切り欠き線と、樹脂のフィルムの直進カット性の方向と、角隅部の三角形状の底辺とが、平行であることを特徴とする包装用袋。
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-
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