JP3932092B2 - 現金処理機の精査システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、金融機関等に設置される現金の入出金を管理する現金処理機の精査システムに関し、特にセンターからの命令により営業時間外の時間帯に抜き打ち的に精査を行うと共に、精査の判定結果を本部に通知するようにした現金処理機の精査システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来銀行等の金融機関では、現金の入出金を管理する出納機やATM(現金自動受払機)といった現金処理機を多数設けている。そして、それらの現金処理機では、機内の在高データと実際の現金が一致しているかどうかを確認する精査という作業が行われている。有るべき在高データと実際の現金金額が違うこと(現金事故)が発生した場合も、この精査によって明らかになるはずである。
【0003】
窓口係員が使用する現金入出金機などは、業務の終了後に毎日全ての現金を回収して精査が行われるが、出納室などに設けられる現金入出金機は非常に多くの現金が収納されており、精査に非常に多くの時間を要し、しかも外交員などが外交から戻ってきた遅い時間帯に使用されるため、精査は通常1ヶ月に1回もしくは2回程度行われている。また、銀行の各機械には担当者が割り当てられており、その担当者が精査を行うようになっている。
【0004】
一方、精査の方法としては、機械担当者(操作員)が精査の指示を行うと機械内の現金収納庫から現金を1枚ずつ繰り出して識別計数し、再度元の収納庫へ戻すことによって、収納庫内の現金の在高を自動的に確定するようにしている。それと同時に、出金の際に、2枚出しや斜行等の要因で金種、枚数の判定ができなかった現金が収納されているリジェクト庫の中の現金を担当者が手操作で取り出し、金種別の枚数を確認し、現金入出金機の入力部から入力することによってリジェクト庫の現金の在高を確定し、両方の在高の合計と機械に記憶されている在高データとの比較によって精査を行っていた。
【0005】
図9は従来の一般的な精査業務の流れを示しており、営業店に設置された現金処理機では、本部(本店)から電話やFAXで精査指令を受けると(ステップS100)、機械担当者が自分のIDカードを挿入し(ステップS101)、それにより表示された図10に示すようなメニュー画面で自動精査を指示し(ステップS102,S103)、実行キーを操作する(ステップS104)。これにより精査が実行され(ステップS105)、その結果を表示部に表示すると共に、印字するようになっている(ステップS106)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
前述した出納室などに設置される出納機のように、1ヶ月に1回もしくは2回程度しか精査を行わない機械の場合、機械担当者自らが機械内の現金を鍵によって取り出し、不正持ち出しを行い、精査時のみ他の機械から現金を一時的に借りてきて、鍵によってその現金を収納庫に入れて精査を行い、精査結果に異常がないようにみせかけるといった不正行為が行われてしまうといった問題があった。
【0007】
また、出納室などに設けられる現金入出金機には、非常に多くの現金が収納されている関係上、収納庫から1枚ずつ全ての現金を繰り出して識別計数し、元の出納庫に戻すのには多くの時間を必要とし、業務時間内に行うと精査中の銀行業務はストップするため、他の業務が終了した後で行うことになる。一般的に、精査が終了するまでは業務終了とならないため機械担当者はもとより、場合によっては銀行員全員が遅くまで拘束されるという問題があった。
【0008】
本発明は上述のような事情によりなされたものであり、本発明の目的は、監視サーバー(センター)からの指示又は事前に受けていた予約に基づいて、夜間や休日などの銀行員がいないときに抜打ちで現金処理機に対する精査を行うと共に、精査の判定結果を本部の管理者に通知することができる現金処理機の精査システムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は現金処理機の精査システムに関し、本発明の上記目的は、監視サーバーと現金処理機と通信可能に接続され、前記監視サーバーからの精査命令に基づいて前記現金処理機が精査処理を行う現金処理機の精査システムにおいて、前記現金処理機は、現金を入金する入金口と、現金を収納する収納庫と、リジェクトされた現金を収納するリジェクト庫と、操作案内や必要情報を表示する表示部と、データ入力や指示をするための入力部とを有し、前記現金処理機は、前記監視サーバーからの精査命令に基づき、前記収納庫及び前記リジェクト庫のうち前記収納庫に収納された現金のみ計数処理を行う第1の精査処理を行い、その第1の精査処理での計数結果、在高データ、及び終了情報を第1の精査結果として前記監視サーバーヘ通知し、更に、前記現金処理機は、前記第1の精査処理終了後の所定操作に応答して前記表示部に精査命令を表示し、前記第1の精査処理で未確定となっている前記リジェクト庫の現金に対して計数処理する第2の精査処理を行い、その第2の精査処理での計数結果、在高データ、及び終了情報を第2の精査結果として前記監視サーバーへ通知することによって達成される。
或は、本発明の上記目的は、監視サーバーと、金融機関の本部端末と、前記金融機関の営業店に設置された現金処理機と通信可能に接続され、前記監視サーバーからの精査命令に基づいて前記現金処理機が精査処理を行う現金処理機の精査システムにおいて、前記現金処理機は、現金を入金する入金口と、現金を収納する収納庫と、リジェクトされた現金を収納するリジェクト庫と、操作案内や必要情報を表示する表示部と、データ入力や指示をするための入力部とを有し、前記現金処理機は、前記監視サーバーからの精査命令に基づき、前記収納庫及び前記リジェクト庫のうち前記収納庫に収納された現金のみ計数処理を行う第1の精査処理を行い、その第1の精査処理での計数結果、在高データ、及び終了情報を第1の精査結果として前記監視サーバーヘ通知し、前記監視サーバーは前記第1の精査結果の判定を行い、その判定結果を前記本部端末に通知し、更に、前記現金処理機は、前記第1の精査処理終了後の所定操作に応答して前記表示部に精査命令を表示し、前記第1の精査処理で未確定となっている前記リジェクト庫の現金に対して計数処理する第2の精査処理を行い、その第2の精査処理での計数結果、在高データ、及び終了情報を第2の精査結果として前記監視サーバーへ通知し、前記監視サーバーは前記第2の精査結果の判定を行い、その判定結果を前記本部端末に通知することによって達成される。
或は、本発明の上記目的は、監視サーバーと、金融機関の本部端末と、前記金融機関の営業店に設置された現金処理機とが通信可能に接続され、前記監視サーバーからの精査命令に基づいて前記現金処理機が精査処理を行う現金処理機の精査システムにおいて、前記現金処理機は、現金を収納する収納庫と、リジェクトされた現金を収納するリジェクト庫を有し、前記現金処理機は、前記監視サーバーからの精査命令に基づき前記収納庫に収納された現金の計数処理を行う精査処理を行い、終了情報、在高データ、及び計数結果を精査結果として前記監視サーバーへ通知し、前記監視サーバーは前記計数結果と前記在高データの差が所定範囲内であるか否かに基づいて前記精査結果の判定を行い、その判定結果を前記本部端末に通知することによって達成される。
【0010】
また、本発明の上記目的は、前記第2の精査処理は、前記入金口に投入された前記リジェクト庫の現金を計数し、この計数結果に基づいて前記リジェクト庫の現金についての計数結果を確定する処理を含むことにより、或は前記第2の精査処理は、計数不可能な現金に関する前記入力部からの入力値に基づいて前記リジェクト庫の現金についての計数結果を確定する処理を含むことにより、或は前記第2の精査処理は、前記入金口に投入された前記リジェクト庫の現金を計数し、この計数結果と、計数不可能な現金に関する前記入力部からの入力値とに基づいて、前記リジェクト庫の現金についての計数結果を確定することにより、或は前記監視サーバーからの前記精査命令を前記現金処理機の業務時間外に送信することにより、或は前記監視サーバーは、前記精査命令の予約を設定するための設定部を有することにより、或は前記所定範囲が、前記リジェクト庫の現金の在高データと計数結果の差が30%であることにより、より効果的に達成される。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1は本発明のシステム構成例を示しており、金融機関の営業店10には出納機やATMといった現金処理機11が設置されており、現金処理機11は、遠隔監視を行うセンター1に設置された監視サーバー20に通信可能に接続されている。また、金融機関の本部(本店)30には端末(パソコン)31が設置され、センター1の監視サーバー20に通信可能に接続されている。
【0012】
監視サーバー20の機能構成は図2に示すようになっており、精査を指示する精査指示部21からの精査命令は精査命令送信部22に入力され、精査命令送信部22は精査命令を営業店10の現金処理機11に送信する。現金処理機11からの精査結果は判定部23に入力され、判定部23の判定結果は、判定結果送信部24から本部30の端末31に送信される。精査の予約日時を設定するための精査予約設定部25が設けられており、これにより予約日時を設定した場合には、その設定日時が精査命令送信部22から現金処理機11に送信される。
【0013】
また、現金処理機11として出納機100の構成例を示すと、図3のような構成になる。即ち、装置上部には操作案内や必要情報の表示を行う表示部101と、必要なデータ入力や指示を操作する入力部102とが設けられており、紙幣を入金処理するために投入する入金口103が設けられている。入金口103に投入された紙幣は識別部110で金種、真偽等を識別され、表裏反転部111で表裏を揃えられ、真紙幣は金種(万円、5千円、2千円、千円)毎に一時保留部121〜151を経てそれぞれ収納庫120〜150に収納される。また、偽紙幣等は識別部110からリジェクト口104に排出される。収納庫120〜150に収納された紙幣は、出金指令の場合は出金金種に応じて1枚ずつ繰り出され、出金識別部112を経て出金口106に投出され、2枚出しや斜行等の異常紙幣は表裏反転部111を経てリジェクト庫105に収納される。なお、リジェクト庫105にはシャッタ(図示せず)が設けられており、シャッタが開かないと収納された紙幣を取出すことができないようになっている。
【0014】
また、精査命令の場合は、全ての金種紙幣が1枚ずつ順次繰り出され、出金識別部112を経て、更に一時保留部121〜151を経てそれぞれ収納庫120〜150に再収納される。出納機100はまた、監視サーバー20と通信するための通信部160を有すると共に、操作員のIDカードを受付けるためのカードリーダ161を備えている。更に、各金種毎の在高データ等を記憶しているメモリや、全体の制御を行う制御部等を備えている。
【0015】
このような構成において、その動作を図4のフローチャートを参照して説明する。
【0016】
業務時間帯においては、営業店10の出納機100は通常の動作を行う。そして、1日の締め上げ後の夜間や休日には、装置の紙幣搬送系の電源はOFFされるが、通信部160は常時通信可能となっている。このような状態で、夜間又は休日にセンター1の監視サーバー20の精査命令送信部22から、出納機100の通信部160に対して通信で精査命令が送信されると(ステップS1)、出納機100は紙幣搬送系の電源を自動的にONし(ステップS2)、精査処理を行う(ステップS3)。精査処理は収納庫120〜150に収納されている各金種の紙幣を順次1枚ずつ繰り出し、出金識別部112を通して計数し、一時保留部121〜151を経て収納庫120〜150に再収納することによって行われる。このような精査処理が終了すると、出納機100は、通信部160を介して監視サーバー20の判定部23に通信で精査結果を通知する(ステップS4)。精査結果は終了情報、在高データ、計数結果である。その後、出納機100は紙幣搬送系の電源を自動的にOFFし(ステップS5)、動作を終了する。
【0017】
ところで、出納機100は、各収納庫120〜150とリジェクト庫105毎に各金種のあるべき枚数データをメモリに保有している。リジェクト庫105には連鎖、重複搬送、損傷紙幣等の枚数を特定できない搬送異常の紙幣や、指定された金種でない紙幣などが収納されるが、搬送異常し易い紙幣を精査で再度搬送することはエラー(搬送詰まり)が生じやすいため、本例では計数しない。リジェクト庫105に収納される紙幣を可能な限り金種別に計数し、その結果を用いることにより、リジェクト庫105内の紙幣を計数し直すことなしに精査を行う。
【0018】
一方、精査結果を受信したセンター1の監視サーバー20では、図5に示す処理を行う。即ち、監視サーバー20は精査結果を受信すると(ステップS10)、判定部23が精査結果の判定を行う(ステップS11)。本例では、判定は計数結果と在高データの差が一定範囲(リジェクト庫105の推測枚数の30%)内であるか否かで行い(ステップS12)、一定範囲内であれば精査OKの通知を本部30の端末31に対して行い(ステップS13)、一定範囲内に入っていない場合には精査NGの通知を本部30の端末31に対して行う(ステップS14)。
【0019】
ただし、リジェクト庫105内の紙幣を計数し直さない場合は誤差が見込まれるので、リジェクト庫105の現金の在高データと計数結果の差が所定割合(±30%)以内であれば精査結果をOKと判定し、それ以上の場合はNGと判定する。また、リジェクト庫105内の紙幣を操作員に手動、目視で確認してもらい、計数可能なものは出納機100に入金し、計数不可能なものは入力部102からのキー入力により入力する。リジェクト庫105内の紙幣の計数が完了した時点で、監視サーバー20へ最終的な精査結果が通知される。この場合でも、出納機100の大部分の精査は夜間に自動で確定しているため、操作員が不正行為をごまかそうとしても実質的に不可能である。
【0020】
次に、本発明の第2実施例を図6に示して説明する。
【0021】
通常業務を行っている間又は夜間、休日において、監視サーバー20から出納機100に対して精査予約命令(精査開始日時の指定であり、開始時刻は業務を行わない夜間や休日)が送信され(ステップS20)、これに対し出納機100は予約の受付を行い(ステップS21)、通常の業務を遂行する(ステップS22)。なお、精査予約は精査予約設定部25で行い、この予約が設定されると精査命令送信部22を経て出納機100に送信される。通常の業務が終了した時点で、出納機100の現金処理部の電源はOFF状態にされる(ステップS23)。そして、出納機100は受付けた予約時刻になるのを待ち(ステップS24)、予約時刻になったときに出納機100の紙幣搬送系の電源を自動的にONし(ステップS25)、上述と同様な精査処理を行う(ステップS26)。精査の結果を監視サーバー20に通信で通知し(ステップS27)、出納機100の紙幣搬送系の電源を自動的にOFFし、動作を終了する(ステップS28)。この場合の監視サーバー20の動作も、図5で説明した内容と同一である。
【0022】
次に、上述のような第1の精査の後に第2の精査を行う場合の動作を、図7のフローチャートを参照して説明する。この第2の精査は、操作員が朝の業務開始に先立って行うものであり、確定できていないリジェクト庫105の紙幣に対しても行い、業務開始に当たっての確定的な詳細情報を本部30の管理者に通知できる。
【0023】
先ず操作員は朝の業務開始に先立って現金処理部の電源をONし(ステップS30)、予め付与されているIDカードをカードリーダ161に挿入する(ステップS31)。IDカードが正しければ図8に示すような精査命令画面が表示され(ステップS32)、その画面で「実行」キーを入力すると(ステップS33)、リジェクト庫105のシャッタが開かれる(ステップS34)。これにより操作員はリジェクト庫105から紙幣を取り出し、その紙幣を入金口103に投入する(ステップS35)。入金口103に投入された紙幣は自動計数され(ステップS36)、計数できなかったリジェクト口104に排出された紙幣を手入力し(ステップS37)、精査を行い、これにより精査を終了する(ステップS38)。操作員は通信部160を介して、終了情報、在高データ、計数結果を精査結果として監視サーバー20に通信で通知する(ステップS39)。監視サーバー20は前述と同様な判定を行い、所定範囲ならOK、所定範囲外ならNGの結果を本部30の管理者にメール送信する。
【0024】
上述では金融機関における出納機についての精査を説明したが、ATMや現金入出金機等の他の現金処理機に対しても同様に適用することができる。また、上述では精査の判定を監視サーバーで行うようにしているが、現金処理機側で行うことも可能である。更に紙幣についての精査を説明したが、硬貨に関しても同様である。
【0025】
【発明の効果】
以上のように、本発明の現金処理機の精査システムによれば、遠隔サーバーからの指示又は事前に受けていた予約に基づいて、夜間や休日などの銀行員がいないときに抜打ちで精査を行うことにより、銀行員などの人間の操作なしに、現金事故を確実かつ迅速に発見することができる。
【0026】
また、精査の抜打ちチェックが可能になったことにより、行員の不正行為を抑止することができ、業務時間外に精査を行うことにより、金融業務に支障を来すことなく、更に行員の拘束時間を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステム構成例を示すブロック図である。
【図2】監視サーバーの機能構成を示すブロック図である。
【図3】出納機の一例を示す構成図である。
【図4】本発明の動作例を示すフローチャートである。
【図5】監視サーバーの動作例を示すフローチャートである。
【図6】本発明の第2実施例の動作を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第3実施例の動作を示すフローチャートである。
【図8】精査命令画面の一例を示す画面図である。
【図9】従来の一般的な精査業務の流れを示すフローチャートである。
【図10】メニュー画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 センター
10 営業店
11 現金処理機
20 監視サーバー
21 精査指示部
22 精査命令送信部
23 判定部
24 判定結果送信部
25 精査予約設定部
100 出納機
101 表示部
102 入力部
110 識別部
111 表裏反転部
112 出金識別部
160 通信部
161 カードリーダ

Claims (9)

  1. 監視サーバーと現金処理機と通信可能に接続され、前記監視サーバーからの精査命令に基づいて前記現金処理機が精査処理を行う現金処理機の精査システムにおいて、
    前記現金処理機は、現金を入金する入金口と、現金を収納する収納庫と、リジェクトされた現金を収納するリジェクト庫と、操作案内や必要情報を表示する表示部と、データ入力や指示をするための入力部とを有し、
    前記現金処理機は、前記監視サーバーからの精査命令に基づき、前記収納庫及び前記リジェクト庫のうち前記収納庫に収納された現金のみ計数処理を行う第1の精査処理を行い、その第1の精査処理での計数結果、在高データ、及び終了情報を第1の精査結果として前記監視サーバーヘ通知し、
    更に、前記現金処理機は、前記第1の精査処理終了後の所定操作に応答して前記表示部に精査命令を表示し、前記第1の精査処理で未確定となっている前記リジェクト庫の現金に対して計数処理する第2の精査処理を行い、その第2の精査処理での計数結果、在高データ、及び終了情報を第2の精査結果として前記監視サーバーへ通知することを特徴とする現金処理機の精査システム。
  2. 監視サーバーと、金融機関の本部端末と、前記金融機関の営業店に設置された現金処理機と通信可能に接続され、前記監視サーバーからの精査命令に基づいて前記現金処理機が精査処理を行う現金処理機の精査システムにおいて、
    前記現金処理機は、現金を入金する入金口と、現金を収納する収納庫と、リジェクトされた現金を収納するリジェクト庫と、操作案内や必要情報を表示する表示部と、データ入力や指示をするための入力部とを有し、
    前記現金処理機は、前記監視サーバーからの精査命令に基づき、前記収納庫及び前記リジェクト庫のうち前記収納庫に収納された現金のみ計数処理を行う第1の精査処理を行い、その第1の精査処理での計数結果、在高データ、及び終了情報を第1の精査結果として前記監視サーバーヘ通知し、前記監視サーバーは前記第1の精査結果の判定を行い、その判定結果を前記本部端末に通知し、
    更に、前記現金処理機は、前記第1の精査処理終了後の所定操作に応答して前記表示部に精査命令を表示し、前記第1の精査処理で未確定となっている前記リジェクト庫の現金に対して計数処理する第2の精査処理を行い、その第2の精査処理での計数結果、在高データ、及び終了情報を第2の精査結果として前記監視サーバーへ通知し、前記監視サーバーは前記第2の精査結果の判定を行い、その判定結果を前記本部端末に通知することを特徴とする現金処理機の精査システム。
  3. 前記第2の精査処理は、前記入金口に投入された前記リジェクト庫の現金を計数し、この計数結果に基づいて前記リジェクト庫の現金についての計数結果を確定する処理を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載に現全処理機の精査システム。
  4. 前記第2の精査処理は、計数不可能な現金に関する前記入力部からの入力値に基づいて前記リジェクト庫の現金についての計数結果を確定する処理を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載に現全処理機の精査システム。
  5. 前記第2の精査処理は、前記入金口に投入された前記リジェクト庫の現金を計数し、この計数結果と、計数不可能な現金に関する前記入力部からの入力値とに基づいて、前記リジェクト庫の現金についての計数結果を確定することを特徴とする請求項1又は2に記載に現全処理機の精査システム。
  6. 監視サーバーと、金融機関の本部端末と、前記金融機関の営業店に設置された現金処理機と通信可能に接続され、前記監視サーバーからの精査命令に基づいて前記現金処理機が精査処理を行う現金処理機の精査システムにおいて、
    前記現金処理機は、現金を収納する収納庫と、リジェクトされた現金を収納するリジェクト庫を有し、
    前記現金処理機は、前記監視サーバーからの精査命令に基づき前記収納庫に収納された現金の計数処理を行う精査処理を行い、終了情報、在高データ、及び計数結果を精査結果 して前記監視サーバーへ通知し、
    前記監視サーバーは前記計数結果と前記在高データの差が所定範囲内であるか否かに基づいて前記精査結果の判定を行い、その判定結果を前記本部端末に通知することを特徴とする現金処理機の精査システム。
  7. 前記監視サーバーからの精査命令が前記現金処理機の業務時間外に送信されるようになっている請求項1乃至6のいずれかに記載の現金処理機の精査システム。
  8. 前記監視サーバーは、前記精査命令の予約を設定するための設定部を有する請求項1乃至のいずれかに記載の現金処理機の精査システム。
  9. 前記所定範囲が、前記リジェクト庫の現金の在高データと計数結果の差が30%である請求項に記載の現金処理機の精査システム。
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