JP3930361B2 - 溶融炉装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、都市ごみ、下水汚泥、或いはその他の廃棄物を廃棄物焼却炉で焼却することによって発生する焼却灰を溶融処理する溶融炉を具備する溶融炉装置に関し、特に溶融炉の炉体内の溶融金属を排出するための溶融炉傾動機構を具備する溶融炉装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
都市ごみ、下水汚泥、或いはその他の廃棄物を廃棄物焼却炉で焼却することによって発生する焼却灰の減容化処理方法として、この焼却灰をプラズマアーク炉等の溶融炉に投入し溶融する方法が行われている。図1は従来のこの種の溶融炉であるプラズマアーク炉の概略構成を示す図である。プラズマアーク炉1は炉蓋2、炉体3を具備し、炉蓋2にはプラズマトーチ4を挿入するトーチ挿入口5が設けられ、炉体3の底部にはプラズマトーチ4と対向して対極6が設けられている。プラズマトーチ4と対極6の間に電圧を印加し、該プラズマトーチ4と対極6の間にプラズマアーク10を発生させ、その熱により炉体3内に投入された焼却灰7を溶融し、溶融スラグ8とする。溶融スラグ8は排出口9から炉外に排出され、埋立処分、再資源化(路盤材等)に利用される。また、成形機により成形されて製品化される。なお、焼却灰7の溶融に伴って発生する排ガスGは排ガス処理システム(図示せず)に送られ処理される。
【0003】
上記構成のプラズマアーク炉1において、溶融スラグ8や溶融金属は排出口9から同時にオーバーフローさせて排出しているが、溶融炉停止時溶融スラグ8より比重の重い溶融金属は炉体3内に貯まったままとなる。このように溶融金属は炉体3内に貯まったままで冷却すると金属が炉体3内で固化してしまうという問題があり、該固化した金属を除去するためのはつり作業が大変困難になるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、溶融炉停止時に炉体内に残留する溶融金属を容易に炉体外に排出できる溶融炉装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため請求項1に記載の発明は、炉体、プラズマトーチを具備し、該炉体内に投入された高融点物質を含む焼却灰を該プラズマトーチと前記炉体に設けた対極の間で発生させたプラズマアークにより溶融する溶融炉と、溶融炉を傾動させる傾動機構と、炉体内の溶融スラグ及び溶融金属を排出する溶融スラグ排出口とを有し、傾動機構はインバータモータとシンクロシリンダーからなり、インバータモータ回転力をシンクロシリンダーの伸縮の動力とし溶融スラグ排出口のスラグ排出位置に合わせた傾動支軸を中心に傾動するように構成した溶融炉装置において、傾動機構は溶融炉の傾動角を検出するセンサを具備し、センサは、インバータモータの回転力をシンクロシリンダーに伝達する回転シャフトに設けた該シャフトの回転数を検出するロータリーポジショナにより傾動角を検出するものであることを特徴とする。
【0006】
上記のように傾動機構はインバータモータとシンクロシリンダーからなり、インバータモータ回転力をシンクロシリンダーの伸縮の動力とし溶融スラグ排出口のスラグ排出位置に合わせた傾動支軸を中心に傾動するように構成したので、該傾動機構で炉体を傾け高温の溶融スラグ及び溶融金属を排出すると、排出された溶融スラグ及び溶融金属は一定の排出位置に安定して排出される。また、炉体内の溶融金属を容易に炉体外に排出できるので、炉体内に残留する溶融金属が固化し、それを除去するための困難なはつり作業がなくなる。また、傾動機構は、インバータモータの回転力をシンクロシリンダーに伝達する回転シャフトに設けた該シャフトの回転数を検出するロータリーポジショナにより傾動角を検出するセンサを具備するので、溶融炉の傾動角を精度よく検出できる。従って、溶融炉の過傾動を防止する対策や、高温の溶融スラグ及び溶融金属の排出量が大き過ぎることによって発生する危険を回避する対策を容易に採ることができる。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項に記載の溶融炉装置において、前記傾動機構は排出緊急停止必要時にインバータモータの回転を逆転させて溶融炉の逆傾動を行う逆傾動機構を具備することを特徴とする。
【0012】
上記のように傾動機構は逆傾動機構を具備するので、排出口からオーバーフローで溶融スラグを排出中又は溶融炉を傾動させ溶融スラグ及び溶融金属の排出中に、該排出を停止すべき何等かの緊急事態が発生した場合、逆傾動機構により溶融炉の傾きを戻す(傾け角が小さくなる方向)ことにより、高温の溶融スラグ及び溶融金属の排出を速やかに停止できる。
【0015】
また、請求項1又は2に記載の溶融炉装置において、傾動機構は過傾動を検出する過傾動検出センサを具備し、該過傾動センサの出力により傾動動作を停止する過傾防止機構を設ける。
【0016】
上記のように傾動機構は過傾動防止機構を具備するので、過傾動センサが過傾動を検出すると、溶融炉の傾動動作を停止するから、溶融炉が過傾動となり、高温の溶融スラグ及び溶融金属の排出量が大き過ぎることによって発生する危険を回避できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図2乃至図7は本発明に係る溶融炉装置の構成を示す図で、図2は平面図、図3は図2の焼却灰供給装置を除いたA矢視図、図4は図2の焼却灰供給装置を除いたB矢視図、図5は図2の焼却灰供給装置を除いたC矢視図、図6はプラズマアーク炉を搭載する架台の平面図、図7は架台の側面図である。図2乃至図7において、図1と同一符号を付した部分は同一又は相当部分を示す。
【0018】
溶融炉であるプラズマアーク炉1は炉蓋2、炉体3を具備し、炉蓋2にはプラズマトーチ4を挿入するトーチ挿入口5が設けられ、炉体3の底部にはプラズマトーチと対向して対極(図示は省略)が設けられている。プラズマアーク炉1は全体が炉受架台20に搭載されている。炉受架台20の前面側の両側部には吊りアーム21が固定され、該吊りアーム21、21の上端部は第1ベース23に固定された架台24、24の上端部に傾動支軸25、25で回動自在に支持されている。また、炉受架台20の裏面側の両側部にはシリンダー吊りアーム26、26が固定され、該シリンダー吊りアーム26、26の上部側面には第2ベース27、27に固定されたシンクロシリンダー28、28のシャフト29、29の上端部が支軸30、30で回動自在に支持されている。
【0019】
31はインバータモータであり、該インバータモータ31の回転力は減速機32を介して回転シャフト33に伝達されるようになっており、該回転シャフト33の回転力はその両端のシンクロシリンダー28、28に伝達されるようになっている。インバータモータ31を正逆回転することにより、シンクロシリンダー28、28は作動し、シャフト29、29を矢印Dに示すように伸縮する。これにより炉受架台20は図7の一点鎖線に示すように、傾動支軸25、25を中心に回動し、該炉受架台20に搭載されているプラズマアーク炉1は傾動する。この傾動角は回転シャフト33の回転数を検出するロータリーポジショナ34により検出される。
【0020】
プラズマアーク炉1の炉体3の周囲には高融点物質を含む焼却灰を炉体3内に供給するための焼却灰供給装置35が設けられ、図8に示すように焼却灰7を炉体3内に供給するようになっている。炉体3内に供給された焼却灰7はプラズマトーチ4から発せられるプラズマアーク10で加熱され、溶融スラグ8となり、排出口9からオーバーフローにより炉体3の外に排出される。プラズマアーク炉1の運転停止時、シンクロシリンダー28、28を作動させ、プラズマアーク炉1を傾動させることにより、オーバーフローでは排出できない排出口9より低レベルに位置するベースメタル8’も炉体3の外に排出される。
【0021】
上記のように、プラズマアーク炉1の傾動は傾動支軸25、25を傾動支点として行われる。この傾動支点を排出口9の溶融スラグ8の排出位置に合せている。このようにプラズマアーク炉1の傾動支点を排出口9の溶融スラグ8の排出位置に合せることにより、プラズマアーク炉1の傾動中溶融スラグ8の排出点が移動しないから、一定の排出位置に安定して溶融スラグ8及びベースメタル8’を排出することができる。
【0022】
プラズマアーク炉1を傾動させるためのモータはインバータモータ31であり、正逆回転が可能であるから、制御装置(図示せず)に溶融スラグ8の排出を緊急に停止する必要が発生した場合、インバータモータ31を逆回転させ、プラズマアーク炉1を逆に傾動させる制御機能を設けておくことにより、排出口9からオーバーフローで溶融スラグ8を排出中又はプラズマアーク炉1を傾動させ溶融スラグ8及びベースメタル8’の排出中に、該排出を停止すべき何等かの緊急事態が発生した場合、インバータモータ31を逆回転させることにより、インバータモータ31の傾きを戻す(傾動角が小さくなる方向)ことにより、高温の溶融スラグ8及びベースメタル8’(溶融金属)の排出を速やかに停止できる。
【0023】
また、上記制御装置にロータリーポジショナ34の検出信号を入力し、プラズマアーク炉1の傾動が所定以上となり、過傾動となった場合、シンクロシリンダー28、28によるプラズマアーク炉1の傾動動作を停止することにより、プラズマアーク炉1の過傾動を防止することができ、高温の溶融スラグ8及びベースメタル8’の排出量が大き過ぎることによって発生する危険を回避できる。
【0024】
プラズマアーク炉1が搭載されている炉受架台20には、支柱36が固定されており、該支柱36の上部には旋回台37が旋回自在に固定され、該旋回台37にはプラズマアーク炉1内にトーチ挿入口5を通して、プラズマトーチ4を挿入するトーチ挿入機構38がブラケット39を介して取付けられている。トーチ挿入機構38は旋回機構40を介してプラズマトーチ4を図2の実線で示すE位置、即ちトーチ挿入口5の真上位置、一点鎖線で示すF位置(退避位置)の間を旋回できるようになっている。
【0025】
トーチ挿入機構38はプラズマトーチ4を上下動させるトーチ上下動機構41を具備し、該トーチ上下動機構41でプラズマトーチ4をプラズマアーク炉1に挿入しその先端の上下位置を調整することができるようになっている。また、トーチ挿入機構38はプラズマトーチ4を前後に傾動させる前後移動機構42を具備し、該前後移動機構42でプラズマトーチ4を支持するトーチ上下動機構41を前後に傾動させることができるようになっている(図2、図4参照)。更にトーチ挿入機構38はプラズマトーチ4を左右に傾動させる左右移動機構43を具備し、該左右移動機構43でプラズマトーチ4を支持するトーチ上下動機構41を左右に傾動させることができるようになっている(図2、図5参照)。即ち、トーチ上下動機構41、前後移動機構42及び左右移動機構43はプラズマトーチ4の先端の上下、前後及び左右位置を調整し、プラズマアーク10の発生位置を調整できるようになっている。
【0026】
図9は上記溶融炉装置を用いる焼却灰処理設備のシステム構成例を示す図である。100は溶融炉装置であり、該溶融炉装置100の焼却灰供給装置35には、焼却灰貯蔵槽101から、灰移送コンベア102を介して焼却灰7が供給されるようになっている。焼却灰供給装置35からプラズマアーク炉1内に供給された焼却灰7はプラズマトーチ4、4から発せられたプラズマアーク10により溶融され溶融スラグ8となり、排出口9からオーバーフローによりスラグ生成装置103に供給される。スラグ生成装置103でスラグ冷却水槽104からのスラグ冷却水と接触して冷却された生成スラグ105は該スラグ冷却水と共にスラグ生成コンベヤ106に投入され、該スラグ生成コンベヤ106で生成スラグは分離され、スラグバンカ107に供給される。
【0027】
スラグ生成コンベヤ106からのスラグ冷却水はろ過機108を通して濾過されスラグ冷却水槽104に戻る。該スラグ冷却水槽104内のスラグ冷却水はクーリングタワー109との間を循環しながら冷却される。プラズマアーク炉1の炉体は炉体冷却水槽110からの冷却水により冷却されるようになっている。該炉体冷却水槽110の冷却水はクーリングタワー111との間を循環しながら冷却される。
【0028】
プラズマアーク炉1で焼却灰7の溶融に伴って発生する排ガスGは排出口9から溶融スラグ8に伴って排出され、冷却空気112と混合され、集じん機(バグフィルタ)113に送られ、該集じん機113で排ガス中の塵芥は除去され、塵芥の除去された排ガスは脱硫装置114に送られ、該脱硫装置114でアンモニア源115からのアンモニアガスが添加され脱硫処理される。この脱硫処理された排ガスは誘引送風機116を通して煙突117から大気中に放出される。なお、118は消石灰貯蔵槽であり、該消石灰貯蔵槽118からの消石灰は送風機119を介して集じん機113に送られる排ガス中に添加される。
【0029】
プラズマアーク炉1内に配置されたプラズマトーチ4、4には、電源供給装置120、120からプラズマアーク発生用の電圧が印加されるようになっている。また、プラズマトーチ4、4にはトーチ冷却水槽121、121から冷却水、コンプレッサ122から圧縮空気が供給されるようになっている。また、トーチ冷却水槽121、121の冷却水は熱交換器123、123で冷却されるようになっている。
【0030】
【発明の効果】
以上、説明したように各請求項に記載の発明によれば、下記のような優れた効果が得られる。
【0031】
請求項1に記載の発明によれば、傾動機構はインバータモータとシンクロシリンダーからなり、インバータモータ回転力をシンクロシリンダーの伸縮の動力とし溶融スラグ排出口のスラグ排出位置に合わせた傾動支軸を中心に傾動するように構成したので、該傾動機構で炉体を傾け高温の溶融スラグ及び溶融金属を排出すると、排出された溶融スラグ及び溶融金属は一定の排出位置に安定して排出される。また、炉体内の溶融金属を容易に炉体外に排出できるので、炉体内に残留する溶融金属が固化し、それを除去するための困難なはつり作業がなくなる。また、傾動機構は、インバータモータの回転力をシンクロシリンダーに伝達する回転シャフトに設けた該シャフトの回転数を検出するロータリーポジショナにより傾動角を検出するセンサを具備するので、溶融炉の傾動角を精度よく検出できる。従って、溶融炉の過傾動を防止する対策や、高温の溶融スラグ及び溶融金属の排出量が大き過ぎることによって発生する危険を回避する対策を容易に採ることができる。
【0034】
請求項に記載の発明によれば、傾動機構は逆傾動機構を具備するので、排出口からオーバーフローで溶融スラグを排出中又は溶融炉を傾動させた溶融スラグ及び溶融金属の排出中に、該排出を停止すべき何等かの緊急事態が発生した場合、逆傾動機構により溶融炉の傾きを戻す(傾き角が小さくなる方向)ことにより、高温の溶融スラグ及び金属の排出を速やかに停止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の溶融炉の概略構成を示す図である。
【図2】本発明に係る溶融炉装置の構成例を示す平面図である。
【図3】本発明に係る溶融炉装置の構成例を示す側面図(図2のA矢視図)である。
【図4】本発明に係る溶融炉装置の構成例を示す側面図(図2のB矢視図)である。
【図5】本発明に係る溶融炉装置の構成例を示す側面図(図2のC矢視図)である。
【図6】本発明に係る溶融炉装置の溶融炉を搭載する架台の構成例を示す平面図である。
【図7】本発明に係る溶融炉装置の溶融炉を搭載する架台の構成例を示す側面図である。
【図8】本発明に係る溶融炉装置の溶融炉でプラズマアークを発生させた状態を示す図である。
【図9】本発明に係る溶融炉装置を用いる焼却灰処理設備のシステム構成を示す図である。
【符号の説明】
1 プラズマアーク炉
2 炉蓋
3 炉体
4 プラズマトーチ
5 トーチ挿入口
6 対極
7 焼却灰
8 溶融スラグ
8’ ベースメタル(溶融金属)
9 排出口
10 プラズマアーク
20 炉受架台
21 吊りアーム
23 第1ベース
24 架台
25 傾動支軸
26 シリンダー吊りアーム
27 第2ベース
28 シンクロシリンダー
29 シャフト
30 支軸
31 インバータモータ
32 減速機
33 回転シャフト
34 ロータリーポジショナ
35 焼却灰供給装置
36 支柱
37 旋回台
38 トーチ挿入機構
39 ブラケット
40 旋回機構
41 トーチ上下動機構
42 前後移動機構
43 左右移動機構

Claims (2)

  1. 炉体、プラズマトーチを具備し、該炉体内に投入された高融点物質を含む焼却灰を該プラズマトーチと前記炉体に設けた対極の間で発生させたプラズマアークにより溶融する溶融炉と、
    前記溶融炉を傾動させる傾動機構と、
    前記炉体内の溶融スラグ及び溶融金属を排出する溶融スラグ排出口とを有し、
    前記傾動機構はインバータモータとシンクロシリンダーからなり、インバータモータ回転力をシンクロシリンダーの伸縮の動力とし溶融スラグ排出口のスラグ排出位置に合わせた傾動支軸を中心に傾動するように構成した溶融炉装置において、
    前記傾動機構は溶融炉の傾動角を検出するセンサを具備し、
    前記センサは、前記インバータモータの回転力をシンクロシリンダーに伝達する回転シャフトに設けた該シャフトの回転数を検出するロータリーポジショナにより傾動角を検出するものであることを特徴とする溶融炉装置。
  2. 請求項に記載の溶融炉装置において、
    前記傾動機構は排出緊急停止必要時にインバータモータの回転を逆転させて溶融炉の逆傾動を行う逆傾動機構を具備することを特徴とする溶融炉装置。
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