JPH0355412A - プラズマ焼却灰溶融装置 - Google Patents
プラズマ焼却灰溶融装置Info
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- JPH0355412A JPH0355412A JP19049189A JP19049189A JPH0355412A JP H0355412 A JPH0355412 A JP H0355412A JP 19049189 A JP19049189 A JP 19049189A JP 19049189 A JP19049189 A JP 19049189A JP H0355412 A JPH0355412 A JP H0355412A
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Landscapes
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利川分野〕
この発明は、都市ごみ、下水汚泥、或いはその他の廃棄
物を焼却炉で焼却することによって発生する焼却灰を溶
融炉において溶融処理するプラズマ焼却灰熔融装置に関
する. 〔従来の技碕〕 一般に、都市ごみ、下水汚泥、或い(よその他の廃棄物
を廃棄物焼却炉で焼却することによって発生する焼却灰
は、多くの場合、埋立処理されているのが現状である.
しかし、理立地の健保が年々困難になっているため、埋
立てられる焼却灰の容積を小さくする方法、即ち、減容
化処理が要望されている.また、焼却灰を処理すること
なくそのままの状態で理立地に埋立てた場合には、焼却
灰自体には種々の重金属等の′{′1害物質が含まれて
いるため、焼却灰から有害物質が雨水、地下水等に溶出
したり、或いは、焼却灰中の未燃’fT機物質が腐敗し
、これらの現象が二次公害を引き起こす原因になってい
る.そこで、焼却炉から排出される焼却灰の無公゛S処
理化が要望されている.このヰラなことから従来から種
々の焼却灰の処理方法が開発されている.例えば、焼却
灰をセメントと混合して焼却灰をセメントで固化する処
理方法、アスファルトと混合して焼却灰を固化する処理
方法、或いは粘土等と混合して焼却灰を焼結固化する処
理方法等が開示されている.しかしながら、これらの処
理方法は、処理コストが高価となり、また、焼却灰の処
理状態に対して技術的1ε頼性に欠ける問題がある。
物を焼却炉で焼却することによって発生する焼却灰を溶
融炉において溶融処理するプラズマ焼却灰熔融装置に関
する. 〔従来の技碕〕 一般に、都市ごみ、下水汚泥、或い(よその他の廃棄物
を廃棄物焼却炉で焼却することによって発生する焼却灰
は、多くの場合、埋立処理されているのが現状である.
しかし、理立地の健保が年々困難になっているため、埋
立てられる焼却灰の容積を小さくする方法、即ち、減容
化処理が要望されている.また、焼却灰を処理すること
なくそのままの状態で理立地に埋立てた場合には、焼却
灰自体には種々の重金属等の′{′1害物質が含まれて
いるため、焼却灰から有害物質が雨水、地下水等に溶出
したり、或いは、焼却灰中の未燃’fT機物質が腐敗し
、これらの現象が二次公害を引き起こす原因になってい
る.そこで、焼却炉から排出される焼却灰の無公゛S処
理化が要望されている.このヰラなことから従来から種
々の焼却灰の処理方法が開発されている.例えば、焼却
灰をセメントと混合して焼却灰をセメントで固化する処
理方法、アスファルトと混合して焼却灰を固化する処理
方法、或いは粘土等と混合して焼却灰を焼結固化する処
理方法等が開示されている.しかしながら、これらの処
理方法は、処理コストが高価となり、また、焼却灰の処
理状態に対して技術的1ε頼性に欠ける問題がある。
また、焼却灰の別の処理方法として、バーナ炉、電気炉
即ちオーブンアーク炉に焼却灰を投入して該焼却灰を溶
融処理する方法がある,例えば、製鋼用のオーブンアー
ク炉を用いた処理方法として、特開昭52−80976
号公報に開示されたものがある.咳スラッジの燃焼溶解
方法は、電極と溶融金属との間に常時アークを発生させ
た密閉式アーク炉にスランジを装入し、このスラフジ中
の有4l!a物は上記アークのアーク熱により分解して
ガスとして炉外に取り出し、上記スランジ中の無機物は
上記アークのアーク熟により溶解して上記溶融金属に溶
け込まセるか溶融スラグとして炉外に取出すことを特徴
としている. 或いは、特開昭5 5’− 1 1 4 3 8 39
公報には、焼却灰の溶融処理方法が開示されている。該
焼却灰の溶融処理方法は、サブマージドアーク炉内の溶
融スラグ上に焼却灰を順次投入して焼却灰層を形戊し、
該層の焼却灰を溶融スラグの電気低抗熱により順次溶融
するものである.この場合に、焼却灰として、焼却炉で
焼却排出される灰と、!1!塵器で1111集される集
塵灰との混合灰を用いたものである. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、前掲特開昭52−86976号公報に開
示されたスラッジの燃焼溶解方決は、!.鳩鉛f,11
を用いたオーブンアーク炉を用いたものであるため、十
分な高温が得られず、そのため、焼却灰、特に都市ごみ
焼却灰にあっては含打される土砂、陶2L*属等の高融
点物質を完全に溶融さセることかできないという問題が
あり、そこで、該オーブンアーク炉で溶融できる物質の
みを該オ一ブンアーク炉に投入するため、焼却炉から高
融点物質を事前に選別した後、炉内に投入するか、或い
は、石灰、ホタル石等の融点降下剤を焼却灰に添加して
溶融処理する必要があった.}にた、オーブンアーク炉
では、電極と溶融金属との間にアークを発生させるため
、焼却灰のように、スラグ戒分として含まれている酸化
物を主成分とする廃xL物を処理するためには、事前に
鉄等の金属を炉内で溶解し、いわゆるベースメタルを作
戊しておく必要が生しる.更に、ベースメタル上に酸化
物等のm戊が不均一な焼却灰が投入されると、アーク電
力の変動が大きく、また、アークが消滅する現象が発注
した.しかも、アークが消滅した場合は、ベースメタル
上に電導性のない焼却灰が演った状態となるため、再度
焼却灰を処理するため、焼却灰に再着火を行うことがで
きな《なるという問題がしばしば生じた. また、バーナ炉の場合は、オーブンアーク炉よりも更に
高温が得られず、しかも、燃料の燃焼用空気を多是に使
用するため、排ガス量が膨大となり、その結果、大がか
りな排ガス処理装置が必要となる等、種々の問題が生じ
た。
即ちオーブンアーク炉に焼却灰を投入して該焼却灰を溶
融処理する方法がある,例えば、製鋼用のオーブンアー
ク炉を用いた処理方法として、特開昭52−80976
号公報に開示されたものがある.咳スラッジの燃焼溶解
方法は、電極と溶融金属との間に常時アークを発生させ
た密閉式アーク炉にスランジを装入し、このスラフジ中
の有4l!a物は上記アークのアーク熱により分解して
ガスとして炉外に取り出し、上記スランジ中の無機物は
上記アークのアーク熟により溶解して上記溶融金属に溶
け込まセるか溶融スラグとして炉外に取出すことを特徴
としている. 或いは、特開昭5 5’− 1 1 4 3 8 39
公報には、焼却灰の溶融処理方法が開示されている。該
焼却灰の溶融処理方法は、サブマージドアーク炉内の溶
融スラグ上に焼却灰を順次投入して焼却灰層を形戊し、
該層の焼却灰を溶融スラグの電気低抗熱により順次溶融
するものである.この場合に、焼却灰として、焼却炉で
焼却排出される灰と、!1!塵器で1111集される集
塵灰との混合灰を用いたものである. 〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、前掲特開昭52−86976号公報に開
示されたスラッジの燃焼溶解方決は、!.鳩鉛f,11
を用いたオーブンアーク炉を用いたものであるため、十
分な高温が得られず、そのため、焼却灰、特に都市ごみ
焼却灰にあっては含打される土砂、陶2L*属等の高融
点物質を完全に溶融さセることかできないという問題が
あり、そこで、該オーブンアーク炉で溶融できる物質の
みを該オ一ブンアーク炉に投入するため、焼却炉から高
融点物質を事前に選別した後、炉内に投入するか、或い
は、石灰、ホタル石等の融点降下剤を焼却灰に添加して
溶融処理する必要があった.}にた、オーブンアーク炉
では、電極と溶融金属との間にアークを発生させるため
、焼却灰のように、スラグ戒分として含まれている酸化
物を主成分とする廃xL物を処理するためには、事前に
鉄等の金属を炉内で溶解し、いわゆるベースメタルを作
戊しておく必要が生しる.更に、ベースメタル上に酸化
物等のm戊が不均一な焼却灰が投入されると、アーク電
力の変動が大きく、また、アークが消滅する現象が発注
した.しかも、アークが消滅した場合は、ベースメタル
上に電導性のない焼却灰が演った状態となるため、再度
焼却灰を処理するため、焼却灰に再着火を行うことがで
きな《なるという問題がしばしば生じた. また、バーナ炉の場合は、オーブンアーク炉よりも更に
高温が得られず、しかも、燃料の燃焼用空気を多是に使
用するため、排ガス量が膨大となり、その結果、大がか
りな排ガス処理装置が必要となる等、種々の問題が生じ
た。
一般に、プラズマとは、原子から電子が飛び出してイオ
ン化した状態であり、原子から電子が飛び出す時に発生
ずる高エネルギーであり、プラズマの付近は高温度雰囲
気となる.このプラズマを発生させるため、プラズマア
ーク炉が提供されている.このプラズマアーク炉にはプ
ラズマ1・−チが設けられている.また、焼』41炉か
ら発生ずる焼jJ1灰、及び燃焼排ガスを電気集じん器
等の集じん器で?#洋化し、’bl16●された排ガス
は誘引ファンを通って煙突から排出される. この発明の[1的は、上記種々の問題点を解決すること
であり、焼却灰のfil類及び!k!!戊を問わず、例
えば、焼却灰中に金属陶器、土砂等の高融点物質が含ま
れていても、それらの高融点物質を焼141灰から予め
除去することなく、該焼却灰を溶融炉に直接投入して、
該溶融炉に設砂たプラズマ発生装置であるプラズマトー
チを用いてプラズマを発生させ、該プラズマの高エネル
ギーによって焼却灰を溶融して常に安定して焼却灰を処
理し、しかも溶融炉を固定状態の炉蓋と該炉蓋に対して
簡単に且つ迅速に取付け取外し可能な炉体とからI#威
し、溶融スラグの排出処理が簡単にできるプラズマ焼却
灰溶融装置を提{Jl.することである.(!!I!題
を解決するための手段〕 この発明は、上記目的を達成するため、次のように構威
されている.即ち、この発明は、焼却灰(Jk給口と排
ガス出口を備えた固定状態に設置された炉蓋、該炉蓋に
設けられたプラズマトーチ、前記炉蓋に対して昇降可能
で且つ前記炉蓋に取付け可能なスラグ排出口を備えた耐
火材製の炉体、及び該炉体を傾動可能に設置した台車か
ら成るプラズマ焼却灰溶融装置に関する. また、このプラズマ焼却灰溶融装置において、前記プラ
ズマトーチを前記炉蓋に対して昇降可能に且つ傾動可能
に取付けたものである.更に、このプラズマ焼却灰溶融
!J置において、前記炉体の炉底部に前記プラズマトー
チの対極を設けたものである. また、このプラズマ焼却灰溶融vt置において、前記ス
ラグ排出口のfit+位に排ガス出口付フードを設けた
ものである. (作用) この発明によるプラズマ焼m灰溶融装置は、上記のよう
に構或され“ζおり、次のように作用する.即ら、この
プラズマ焼却灰溶融装置は、固定状態に設置され且つ焼
却灰供給口と排ガス出口を備えた炉蓋、台車に対して傾
動可能に取付け且つ前記炉盈に対して上下動可能で取外
し可能に取付け且つスラグ排出口を備えた炉休、及び前
記炉蓋に取付けたプラズマトーチから構成したので、前
記プラズマトーチによってプラズマアークを持続的に安
定して得ることができ、高温のプラズマの熱エネルギー
で高溶融物質の焼却灰を直t!溶融炉に投入しても迅速
に溶融することができる.更に、前記炉体内の溶融スラ
グはスラグ俳出口よりオーバーフローで連続的に炉外に
排出されるので、焼ill灰を逐次に或いはi!!続的
に溶融炉に投入でき、焼却灰を連続的に溶融処理するこ
とができる.更に、溶融作業終了時に、前記炉董から前
記炉体を下降させて前記炉体を前記台車で移動させ、次
いで前記炉体を傾動させて炉体内の残留溶融スラグを炉
体外に容易に且つ確実に排出することができる.また、
前記プラズマトーチを前記炉蓋に対して昇降可能に且つ
傾動可能に取付けたので、前記プラズマトーチを対極に
近づけてプラズマアークを点火することができる. 更に、前記スラグtJl−出口の部位に排ガス出口付フ
ードを設けたので、排ガスは誘引ファンを介して炉体上
部の排ガス出口から!!排ガス出口付フードよりスムー
スに排出される.また、スラグそ高温に維持でき、前記
スラグ排出口での冷却固化を防止できる. 〔実施例〕 以下、図面を参照して、この発明によるプラズマ焼却灰
溶融!a置の一実施例について説明する.この発明によ
るプラズマ焼却灰溶融装置は、焼却炉からJ5ii物等
を焼却することによって発生ずる焼却灰、場合によって
は、上記焼却炉システムにおける上記集じん器で捕集さ
れたダスト即ち焼却灰を混合して溶融炉即ちプラズマア
ーク炉内に投入し、このプラズマアーク炉において該焼
却灰をt8pA処理する装置である. 第l図において、このプラズマ焼却灰溶融装:なが示さ
れている.このプラズマ焼却灰溶融装置は、都市ごみ、
下水汚泥、或いはその他の廃棄物を焼却炉で焼却するこ
とによって発生する焼月1灰を溶融炉即ちプラズマアー
ク炉5において溶融処理するものであり、主として、プ
ラズマアーク炉5、該プラズマアーク炉5に設けたプラ
ズマトーチ8、及び該プラズマトーチ8にプラズマを発
生させるプラズマシステムlから構成され”ζいる.ま
た、このプラズマ焼却灰溶融装置に使川されるプラズマ
トーチ8には、アーク放電の形式として移送式又は非移
送式のものを使用するものである.第1図に示すように
、プラズマアーク炉5には、炉体6の上部となる永冷式
の固定型の炉ri7が設けられている.この炉体6は、
カーボン、マグネシア、アルξナ等の耐火材で構築され
、レール3上を走行できる台車2に搭載され、該台車2
に設けた後述の上下!!lM{IJI動機横によって台
車2に対して傾動可能で且つ炉蓋7に対して上下動即ら
昇降可能に構成されている。従って、炉体6の上男によ
って固定状態に設置された炉!!7に対して炉体6が取
付け可能になり、また、炉体6の傾動によって炉体6に
溜まっている残留熔融スラグが放出可能になる.更に、
炉蓋7には、トーチ昇降装MllS焼却灰の投入シュー
ト9及び排ガスのリrガスダクト23が取付けられてい
る.プラズマトーチ8は、トーチ昇降装置llによって
炉蓋7に設置可能に設けられている.更に、プラズマト
ーチ8として、第2図に示すような移送式のアーク放電
の形式のものを用いる場合には、炉体6の炉底部にプラ
ズマトーチ8の対極lOとなる黒鉛電極が迎め込まれる
構造に構威する. また、プラズマアーク炉5において、上記のように、移
送式のプラズマトーヂ8を用いる場合には、プラズマト
ーチ8に内蔵された電極(十極)と炉体6の炉底部に設
けた黒鉛電極である対極l0(−極)との間にプラズマ
アークを発生さセる.プラズマトーチ8にプラズマを発
生さーせるためには、プラズマシステl%lの作動によ
って達戒される.このプラズマシステムlは、主として
、柊送式又は非移送式のプラズマトーチ8、交流を直沫
に切り替えて直流をプラズマトーチ8に供給する電力供
給装置4、プラズマトーチ8によってプラズマアークを
発生させ且つ該プラズマアークを安定供給のための制御
を行うiII11御装置26、電極及びトーチ本体を冷
却するための冷却水供給装誼27、及びプラズマ形成ガ
スとなる空気を{ハ給するための空気供給装置28を有
している.上記のflt源供給v2置4には、例えば、
AC400vの電極を投入する.制1■装¥12(iに
つい゜Cは、′rri源を投入して下記の制御IJI口
を車前に設定しておく. プラズマトーチ8が第2図に示すような移送式タイプの
場合には、電源供給装置4からト極はケーブル17を通
じてブラズ゜7トーチ8へ接続し、一極はケーブル22
をij!(.;て対極10へ接続し、プラズマトーチ8
と対極10との間に電圧を印加する.また、パイロット
アークを発生させる起動特に、例えば、アークガス圧力
を1 8 PSIG ,及びアークガス流量を7 3C
FHに設定する.また、メインアークを発生させる運転
時に、例えば、低圧アークガス圧力を2 0 PSIG
,高圧アークガス圧力を3 5 PSIG 、起動時
から低圧アークガス圧力への移動勾配をI PSIG
/see 、低圧設定時間を10sec,低圧アークガ
ス圧力から高圧アークガス圧力への検勤勾配を1 t’
sIG/sec−.高圧設定時間をIOsc+c,高圧
アークガス圧力から低圧アークガス圧力への移動勾配を
l PSIG八ecに設定する. 又は、プラズマトーチ8が第3図に示すようなコ1:移
送式タイプの場合には、黒鉛電極の対極は不変となり、
一極はケーブル1Bを通してプラズマトーチ8に内藏さ
れた電極に接続され、パイロットアークを発生させる起
動時に、例えば、アークガス圧力を1 8 11SIG
,及びアークガスyLffiを75CFHに設定する
.また、メインアークを発生させる運転時に、例えば、
低圧アークガス圧力を20 1’slG ,高圧アーク
ガス圧力を4 0 r’sIG ,起動特から低圧アー
クガス圧力への移動勾配を3 11SIG/sac s
低圧設定時間をL O see , {i!;圧アーク
ガス圧力から高圧アークガス圧力への移動勾配をl P
SIG/see ,高FE設定時間を10sec,高圧
゛?一クガス圧力から低圧アークガス圧力への移動匈配
を1 1’S[G/secに設定する.更に、冷却水偶
給装置27における冷却水ポンプ29を稼動し、冷却水
CWを水タンク30から熱交換2l33へ送り込み、該
熱交換2S33において熱交換した後に、該熱交換器3
3からマニホールド34、次いで冷月1水パイプ19.
20を通じてプラズマトーチ8へ{」ζ給すると共に、
マニホールド34から冷n;水CWを矢印方向に核プラ
ズマトーチ8を設けた炉蓋7に{ハ給し、プラズマトー
チ8及び炉盟7を冷却する.この特、例えば、トーチ冷
却水流量を20〜40GPMに、nつトーチ冷却水圧を
180〜2 5 0 1’SIGに設定する。
ン化した状態であり、原子から電子が飛び出す時に発生
ずる高エネルギーであり、プラズマの付近は高温度雰囲
気となる.このプラズマを発生させるため、プラズマア
ーク炉が提供されている.このプラズマアーク炉にはプ
ラズマ1・−チが設けられている.また、焼』41炉か
ら発生ずる焼jJ1灰、及び燃焼排ガスを電気集じん器
等の集じん器で?#洋化し、’bl16●された排ガス
は誘引ファンを通って煙突から排出される. この発明の[1的は、上記種々の問題点を解決すること
であり、焼却灰のfil類及び!k!!戊を問わず、例
えば、焼却灰中に金属陶器、土砂等の高融点物質が含ま
れていても、それらの高融点物質を焼141灰から予め
除去することなく、該焼却灰を溶融炉に直接投入して、
該溶融炉に設砂たプラズマ発生装置であるプラズマトー
チを用いてプラズマを発生させ、該プラズマの高エネル
ギーによって焼却灰を溶融して常に安定して焼却灰を処
理し、しかも溶融炉を固定状態の炉蓋と該炉蓋に対して
簡単に且つ迅速に取付け取外し可能な炉体とからI#威
し、溶融スラグの排出処理が簡単にできるプラズマ焼却
灰溶融装置を提{Jl.することである.(!!I!題
を解決するための手段〕 この発明は、上記目的を達成するため、次のように構威
されている.即ち、この発明は、焼却灰(Jk給口と排
ガス出口を備えた固定状態に設置された炉蓋、該炉蓋に
設けられたプラズマトーチ、前記炉蓋に対して昇降可能
で且つ前記炉蓋に取付け可能なスラグ排出口を備えた耐
火材製の炉体、及び該炉体を傾動可能に設置した台車か
ら成るプラズマ焼却灰溶融装置に関する. また、このプラズマ焼却灰溶融装置において、前記プラ
ズマトーチを前記炉蓋に対して昇降可能に且つ傾動可能
に取付けたものである.更に、このプラズマ焼却灰溶融
!J置において、前記炉体の炉底部に前記プラズマトー
チの対極を設けたものである. また、このプラズマ焼却灰溶融vt置において、前記ス
ラグ排出口のfit+位に排ガス出口付フードを設けた
ものである. (作用) この発明によるプラズマ焼m灰溶融装置は、上記のよう
に構或され“ζおり、次のように作用する.即ら、この
プラズマ焼却灰溶融装置は、固定状態に設置され且つ焼
却灰供給口と排ガス出口を備えた炉蓋、台車に対して傾
動可能に取付け且つ前記炉盈に対して上下動可能で取外
し可能に取付け且つスラグ排出口を備えた炉休、及び前
記炉蓋に取付けたプラズマトーチから構成したので、前
記プラズマトーチによってプラズマアークを持続的に安
定して得ることができ、高温のプラズマの熱エネルギー
で高溶融物質の焼却灰を直t!溶融炉に投入しても迅速
に溶融することができる.更に、前記炉体内の溶融スラ
グはスラグ俳出口よりオーバーフローで連続的に炉外に
排出されるので、焼ill灰を逐次に或いはi!!続的
に溶融炉に投入でき、焼却灰を連続的に溶融処理するこ
とができる.更に、溶融作業終了時に、前記炉董から前
記炉体を下降させて前記炉体を前記台車で移動させ、次
いで前記炉体を傾動させて炉体内の残留溶融スラグを炉
体外に容易に且つ確実に排出することができる.また、
前記プラズマトーチを前記炉蓋に対して昇降可能に且つ
傾動可能に取付けたので、前記プラズマトーチを対極に
近づけてプラズマアークを点火することができる. 更に、前記スラグtJl−出口の部位に排ガス出口付フ
ードを設けたので、排ガスは誘引ファンを介して炉体上
部の排ガス出口から!!排ガス出口付フードよりスムー
スに排出される.また、スラグそ高温に維持でき、前記
スラグ排出口での冷却固化を防止できる. 〔実施例〕 以下、図面を参照して、この発明によるプラズマ焼却灰
溶融!a置の一実施例について説明する.この発明によ
るプラズマ焼却灰溶融装置は、焼却炉からJ5ii物等
を焼却することによって発生ずる焼却灰、場合によって
は、上記焼却炉システムにおける上記集じん器で捕集さ
れたダスト即ち焼却灰を混合して溶融炉即ちプラズマア
ーク炉内に投入し、このプラズマアーク炉において該焼
却灰をt8pA処理する装置である. 第l図において、このプラズマ焼却灰溶融装:なが示さ
れている.このプラズマ焼却灰溶融装置は、都市ごみ、
下水汚泥、或いはその他の廃棄物を焼却炉で焼却するこ
とによって発生する焼月1灰を溶融炉即ちプラズマアー
ク炉5において溶融処理するものであり、主として、プ
ラズマアーク炉5、該プラズマアーク炉5に設けたプラ
ズマトーチ8、及び該プラズマトーチ8にプラズマを発
生させるプラズマシステムlから構成され”ζいる.ま
た、このプラズマ焼却灰溶融装置に使川されるプラズマ
トーチ8には、アーク放電の形式として移送式又は非移
送式のものを使用するものである.第1図に示すように
、プラズマアーク炉5には、炉体6の上部となる永冷式
の固定型の炉ri7が設けられている.この炉体6は、
カーボン、マグネシア、アルξナ等の耐火材で構築され
、レール3上を走行できる台車2に搭載され、該台車2
に設けた後述の上下!!lM{IJI動機横によって台
車2に対して傾動可能で且つ炉蓋7に対して上下動即ら
昇降可能に構成されている。従って、炉体6の上男によ
って固定状態に設置された炉!!7に対して炉体6が取
付け可能になり、また、炉体6の傾動によって炉体6に
溜まっている残留熔融スラグが放出可能になる.更に、
炉蓋7には、トーチ昇降装MllS焼却灰の投入シュー
ト9及び排ガスのリrガスダクト23が取付けられてい
る.プラズマトーチ8は、トーチ昇降装置llによって
炉蓋7に設置可能に設けられている.更に、プラズマト
ーチ8として、第2図に示すような移送式のアーク放電
の形式のものを用いる場合には、炉体6の炉底部にプラ
ズマトーチ8の対極lOとなる黒鉛電極が迎め込まれる
構造に構威する. また、プラズマアーク炉5において、上記のように、移
送式のプラズマトーヂ8を用いる場合には、プラズマト
ーチ8に内蔵された電極(十極)と炉体6の炉底部に設
けた黒鉛電極である対極l0(−極)との間にプラズマ
アークを発生さセる.プラズマトーチ8にプラズマを発
生さーせるためには、プラズマシステl%lの作動によ
って達戒される.このプラズマシステムlは、主として
、柊送式又は非移送式のプラズマトーチ8、交流を直沫
に切り替えて直流をプラズマトーチ8に供給する電力供
給装置4、プラズマトーチ8によってプラズマアークを
発生させ且つ該プラズマアークを安定供給のための制御
を行うiII11御装置26、電極及びトーチ本体を冷
却するための冷却水供給装誼27、及びプラズマ形成ガ
スとなる空気を{ハ給するための空気供給装置28を有
している.上記のflt源供給v2置4には、例えば、
AC400vの電極を投入する.制1■装¥12(iに
つい゜Cは、′rri源を投入して下記の制御IJI口
を車前に設定しておく. プラズマトーチ8が第2図に示すような移送式タイプの
場合には、電源供給装置4からト極はケーブル17を通
じてブラズ゜7トーチ8へ接続し、一極はケーブル22
をij!(.;て対極10へ接続し、プラズマトーチ8
と対極10との間に電圧を印加する.また、パイロット
アークを発生させる起動特に、例えば、アークガス圧力
を1 8 PSIG ,及びアークガス流量を7 3C
FHに設定する.また、メインアークを発生させる運転
時に、例えば、低圧アークガス圧力を2 0 PSIG
,高圧アークガス圧力を3 5 PSIG 、起動時
から低圧アークガス圧力への移動勾配をI PSIG
/see 、低圧設定時間を10sec,低圧アークガ
ス圧力から高圧アークガス圧力への検勤勾配を1 t’
sIG/sec−.高圧設定時間をIOsc+c,高圧
アークガス圧力から低圧アークガス圧力への移動勾配を
l PSIG八ecに設定する. 又は、プラズマトーチ8が第3図に示すようなコ1:移
送式タイプの場合には、黒鉛電極の対極は不変となり、
一極はケーブル1Bを通してプラズマトーチ8に内藏さ
れた電極に接続され、パイロットアークを発生させる起
動時に、例えば、アークガス圧力を1 8 11SIG
,及びアークガスyLffiを75CFHに設定する
.また、メインアークを発生させる運転時に、例えば、
低圧アークガス圧力を20 1’slG ,高圧アーク
ガス圧力を4 0 r’sIG ,起動特から低圧アー
クガス圧力への移動勾配を3 11SIG/sac s
低圧設定時間をL O see , {i!;圧アーク
ガス圧力から高圧アークガス圧力への移動勾配をl P
SIG/see ,高FE設定時間を10sec,高圧
゛?一クガス圧力から低圧アークガス圧力への移動匈配
を1 1’S[G/secに設定する.更に、冷却水偶
給装置27における冷却水ポンプ29を稼動し、冷却水
CWを水タンク30から熱交換2l33へ送り込み、該
熱交換2S33において熱交換した後に、該熱交換器3
3からマニホールド34、次いで冷月1水パイプ19.
20を通じてプラズマトーチ8へ{」ζ給すると共に、
マニホールド34から冷n;水CWを矢印方向に核プラ
ズマトーチ8を設けた炉蓋7に{ハ給し、プラズマトー
チ8及び炉盟7を冷却する.この特、例えば、トーチ冷
却水流量を20〜40GPMに、nつトーチ冷却水圧を
180〜2 5 0 1’SIGに設定する。
また、空気供給装置28のエアコンプレフナを稼動し、
圧縮空気をマニホールド34からプラズマ形成空気パイ
プ21を通じてプラズマトーチ8にイハ給する.この時
、アークガス圧力は、例えば、前述の設定条件である1
8 PSIG ,アークガス流■として7 3CFM
となる.また、メインアークを発生させるための初期電
圧(D C’)を約700vに設定する. 次に、このプラズマ焼却灰溶融装置における炉体6の上
下動3ll!傾動機構について、第4図、第5図、第6
図及び第7図を参照して説明する.台車2は、車輪35
を有し且つレール3上を走行可能に瑚成されている.こ
の台車2には、上下動兼傾動R横における炉体6を上下
動させるため、台車2〔1体を上下動させる浦圧ジャッ
キ36が設けられている.また、台車2には、炉体6を
支持するために、支柱37及び支持台40が設けられて
いる.支柱37の下端部は台I1t2に固定され、上端
部は炉体6に設けたブラケットに枢着されている.更に
、炉体6と台車2間には、上下動兼傾動itsにおける
炉体6を台車2に対して傾動させるために、ピストン[
1ンド43を備えたt山圧シリンダ39が設(ノられて
いる.即ち、抽圧シリンダ39の一端は台車2に枢支点
4lで+IK着され几つ他端は炉体6に枢支点42で4
1inされている.この上下動兼1噴動機構を(til
tえたが体6の作動は、次のようにして達威される.ま
ず、炉休6を搭a・見した台車2がレール3上を走iテ
して、第5図に示すように、固定状態に設置された炉蓋
7の下に位置する.この状態では、炉蓋7の下面と炉体
6の上面との間には、隙間Lが在在している.次いで、
抽圧ジャッキ36を作動して台車2を上昇させる.台車
2の上昇に伴って台車2上の炉体6も上昇し、第4図に
示すように、炉蓋7の下面と炉体6の−L面とは当接し
て炉体6に設けたスラグ排出口25を除いて密閉状態に
なり、そこで、炉体6を炉A7に固定する。炉蓋7に炉
体6を取付けた状催で後述のようにプラズマ1・−チ8
を機能させ、焼却灰Bを?8融さ・仕る作動を行う.焼
却灰の溶融作動が終了し、上記と逆の作動を行って台車
2をレール3上で走行させて、第6図に示すように、炉
蓋7から炉体Gを引き出した時、炉体6には溶融スラグ
が溜まっているので、該炉体6から該溶融スラグを排出
するため、炉体6を溶融スラグを受け入れるスラグ受け
のある所定の場所で傾動させる.炉体6の上下動兼傾動
機構における傾動作動は、抽圧シリンダ39を作動する
ことによって違或できる.即ち、抽圧シリンダ39を作
動し、第7図に示すように、該柚圧シリンダ39のピス
トンロッド43を伸長させると、炉体6は支柱37の上
端部を枢支点38として旋回して台車2に対して領動ず
る.炉体6の傾動によって、炉体6内に溜まっている溶
融スラグは、所定のスラグ受けに排出される. この発明によるプラズマ焼却灰溶融装置において、焼却
炉から発生した焼却灰或いは集じん器からtall集さ
れたgA却灰Bは、一旦灰コンテナ31に回収されてい
るが、該灰コンテナ3lから灰ホンパI2に投入される
.灰ホッパ12に投入された焼却灰Bは灰供給!!a
n 3 2によってシュート9を通じて連続的或いは間
欠的にプラズマアーク炉5に投入される,プラズマトー
チ8を放電させるjH条件は上記のように設定されてお
り、この設定条件の下で、プラズマトーチ8と対極10
とのti極間に高エネルギーのパルスを与え、バイCl
ノI−アークを発生さ仕る.次いで、メインアークが
発生した後、所定の電誠(例えば、200〜300A)
、所定の電圧(例えば、400〜500V)を設定する
ことにより、プラズマアークの熱エネルギーを被加熱物
である焼却灰nに与えられる。
圧縮空気をマニホールド34からプラズマ形成空気パイ
プ21を通じてプラズマトーチ8にイハ給する.この時
、アークガス圧力は、例えば、前述の設定条件である1
8 PSIG ,アークガス流■として7 3CFM
となる.また、メインアークを発生させるための初期電
圧(D C’)を約700vに設定する. 次に、このプラズマ焼却灰溶融装置における炉体6の上
下動3ll!傾動機構について、第4図、第5図、第6
図及び第7図を参照して説明する.台車2は、車輪35
を有し且つレール3上を走行可能に瑚成されている.こ
の台車2には、上下動兼傾動R横における炉体6を上下
動させるため、台車2〔1体を上下動させる浦圧ジャッ
キ36が設けられている.また、台車2には、炉体6を
支持するために、支柱37及び支持台40が設けられて
いる.支柱37の下端部は台I1t2に固定され、上端
部は炉体6に設けたブラケットに枢着されている.更に
、炉体6と台車2間には、上下動兼傾動itsにおける
炉体6を台車2に対して傾動させるために、ピストン[
1ンド43を備えたt山圧シリンダ39が設(ノられて
いる.即ち、抽圧シリンダ39の一端は台車2に枢支点
4lで+IK着され几つ他端は炉体6に枢支点42で4
1inされている.この上下動兼1噴動機構を(til
tえたが体6の作動は、次のようにして達威される.ま
ず、炉休6を搭a・見した台車2がレール3上を走iテ
して、第5図に示すように、固定状態に設置された炉蓋
7の下に位置する.この状態では、炉蓋7の下面と炉体
6の上面との間には、隙間Lが在在している.次いで、
抽圧ジャッキ36を作動して台車2を上昇させる.台車
2の上昇に伴って台車2上の炉体6も上昇し、第4図に
示すように、炉蓋7の下面と炉体6の−L面とは当接し
て炉体6に設けたスラグ排出口25を除いて密閉状態に
なり、そこで、炉体6を炉A7に固定する。炉蓋7に炉
体6を取付けた状催で後述のようにプラズマ1・−チ8
を機能させ、焼却灰Bを?8融さ・仕る作動を行う.焼
却灰の溶融作動が終了し、上記と逆の作動を行って台車
2をレール3上で走行させて、第6図に示すように、炉
蓋7から炉体Gを引き出した時、炉体6には溶融スラグ
が溜まっているので、該炉体6から該溶融スラグを排出
するため、炉体6を溶融スラグを受け入れるスラグ受け
のある所定の場所で傾動させる.炉体6の上下動兼傾動
機構における傾動作動は、抽圧シリンダ39を作動する
ことによって違或できる.即ち、抽圧シリンダ39を作
動し、第7図に示すように、該柚圧シリンダ39のピス
トンロッド43を伸長させると、炉体6は支柱37の上
端部を枢支点38として旋回して台車2に対して領動ず
る.炉体6の傾動によって、炉体6内に溜まっている溶
融スラグは、所定のスラグ受けに排出される. この発明によるプラズマ焼却灰溶融装置において、焼却
炉から発生した焼却灰或いは集じん器からtall集さ
れたgA却灰Bは、一旦灰コンテナ31に回収されてい
るが、該灰コンテナ3lから灰ホンパI2に投入される
.灰ホッパ12に投入された焼却灰Bは灰供給!!a
n 3 2によってシュート9を通じて連続的或いは間
欠的にプラズマアーク炉5に投入される,プラズマトー
チ8を放電させるjH条件は上記のように設定されてお
り、この設定条件の下で、プラズマトーチ8と対極10
とのti極間に高エネルギーのパルスを与え、バイCl
ノI−アークを発生さ仕る.次いで、メインアークが
発生した後、所定の電誠(例えば、200〜300A)
、所定の電圧(例えば、400〜500V)を設定する
ことにより、プラズマアークの熱エネルギーを被加熱物
である焼却灰nに与えられる。
即ち、プラズマトーチ8のM?tiによってプラズマア
ークが発生し、該プラズマアークの熱エネルギーにより
酸化物、高溶融11J質等を含んだvL却灰l3は溶融
状態の溶融スラグ13となり、金属は溶融金属として、
炉体6のスラグLI出口25より連続的或いは間欠的に
流出させてスラグSとしてスラグヤード14へと外部へ
取り出される.また、位却灰nが?8融することによっ
て発生ずる燃焼ガスGは、排ガス出口付カバー24に土
内されてtItガスダクト23を通って排ガス処理製置
I5に送り込まれる.この1升ガス処I!u%2置l5
で燃焼ガスGは処理されて、清浄されたtJト気ガスI
E G !!誘引ファンl6によって煙突等から大気へ
排気される。
ークが発生し、該プラズマアークの熱エネルギーにより
酸化物、高溶融11J質等を含んだvL却灰l3は溶融
状態の溶融スラグ13となり、金属は溶融金属として、
炉体6のスラグLI出口25より連続的或いは間欠的に
流出させてスラグSとしてスラグヤード14へと外部へ
取り出される.また、位却灰nが?8融することによっ
て発生ずる燃焼ガスGは、排ガス出口付カバー24に土
内されてtItガスダクト23を通って排ガス処理製置
I5に送り込まれる.この1升ガス処I!u%2置l5
で燃焼ガスGは処理されて、清浄されたtJト気ガスI
E G !!誘引ファンl6によって煙突等から大気へ
排気される。
また、排ガス処p1装置15で集じんされた焼却灰Bは
再び俳ホッパ12に投入されたり、或いはスラグSとし
て処理される. この時、電流はPID制1■とし、電圧は移送式のプラ
ズマトーチ8の場合は、対電極間の距離とアークガス圧
の変動サイクルによって決定される.また、非移送式の
プラズマトーチの場合は、アークガス圧の変動サイクル
のみによって決定されるものである.更に、非移送型の
プラズマトーチを用いる場合には、咳プラズマ1・−チ
に内蔵されたト極と一極の電極間でプラズマアークを発
生させ、そのアーク熱即ちプラズマエネルギーにより焼
却灰Bを溶融させる. 〔発明の効果〕 この発明によるプラズマ焼却灰溶融装置は、上記のよう
に構成されており、次のような効果をイfずる.即ち、
このプラズマ焼却灰溶融装置は、焼却灰供給口と排ガス
出口を備えた固定状態に設置された炉蓋、該tF Mに
設けられたプラズマトーチ、前記炉蓋に対してシI.降
可能で且つ前記炉直に取付け可能なスラグIJF出口を
備えた耐火材製のが休、及び該が体を{頃動可能に設置
した台車から構成したので、前記プラズマトーチによっ
てプラズマアークを持続的に安定して得ることができ、
たとえ金属、陶2Vダの3”6溶融物質を含む焼却灰を
直接溶融炉に投入しても、高温のプラズマの熱エネルギ
ーを幅射或いは伝導によって該焼却灰に与え“ζが焼却
灰を溶融することができる。
再び俳ホッパ12に投入されたり、或いはスラグSとし
て処理される. この時、電流はPID制1■とし、電圧は移送式のプラ
ズマトーチ8の場合は、対電極間の距離とアークガス圧
の変動サイクルによって決定される.また、非移送式の
プラズマトーチの場合は、アークガス圧の変動サイクル
のみによって決定されるものである.更に、非移送型の
プラズマトーチを用いる場合には、咳プラズマ1・−チ
に内蔵されたト極と一極の電極間でプラズマアークを発
生させ、そのアーク熱即ちプラズマエネルギーにより焼
却灰Bを溶融させる. 〔発明の効果〕 この発明によるプラズマ焼却灰溶融装置は、上記のよう
に構成されており、次のような効果をイfずる.即ち、
このプラズマ焼却灰溶融装置は、焼却灰供給口と排ガス
出口を備えた固定状態に設置された炉蓋、該tF Mに
設けられたプラズマトーチ、前記炉蓋に対してシI.降
可能で且つ前記炉直に取付け可能なスラグIJF出口を
備えた耐火材製のが休、及び該が体を{頃動可能に設置
した台車から構成したので、前記プラズマトーチによっ
てプラズマアークを持続的に安定して得ることができ、
たとえ金属、陶2Vダの3”6溶融物質を含む焼却灰を
直接溶融炉に投入しても、高温のプラズマの熱エネルギ
ーを幅射或いは伝導によって該焼却灰に与え“ζが焼却
灰を溶融することができる。
更に、前記プラズマトーチの点火或いはtl’l火を瞬
時に操作でき運転・保守管理を容易に行うことができ、
また、iii記炉体内の溶融スラグは前記出湯口よりオ
ーバーフローで連続的に炉外に排出されるので、逐次に
あるいは連続して溶融炉に焼却灰を投入でき、焼却灰を
i!!続的に溶融処理することができる.更に、プラズ
マ形成ガスとしての必要空気攪は少なくて済み、排ガス
量も少なく、溶融炉自体を小型に構成できる.しかも、
前記ブ・冫ズマトーチを用いるため、加熱部分は限られ
た範囲になり、炉全体の温度上昇は少な《、炉体表面か
らの熱t員失が少なくなる. しかも、焼却灰の溶融作業終了時に、前記炉董から前紀
炉体を下降させ、前記台車で前記炉体を前記炉蓋から引
き出して移動させ、次いで所定の場所で前記炉体を傾動
させ、前記炉体内に残留溶融スラグを前記炉体外に容易
に且つ確実に排出することができる. また、焼印灰の溶融処理時に、焼却灰中に含まれている
重金属は、通営、揮発性の高い塩化物の形態であるが、
プラズマ形成ガスとして空気を使用すると、該空気と強
力に酸化反応を起こし、該酸化作用により揮発性の低い
酸化物に変化し、そのため重金属の大部分は溶融スラグ
中に溶融固定され排ガス中に渾敗することはな《、また
生成したスラグから溶出することはない.また、電力の
変動がほとんど発生しないので電源に及ぼす影響も少な
い. また、前記プラズマトーチを前配炉崗に対して昇降可能
に且つ傾動可能に取付けたので、前記プラズマトーチ壱
対極に近づけてプラズマアークを点火することができ、
溶融スラグの影響による前記が体の温度状況に応じて、
前記プラズマトーチを前記炉体から引き離すように距離
を調簡でき、また、前記プラズマトーチを消火して前記
炉体を前記炉董から引き離す時に前記プラズマ1・−チ
を上昇させ、前記炉体の検動をスムースに1テうことか
できる. 更に、前記スラグ排出口の部位に排ガス出口付フードを
設けたので、スラグは冷却固化されることが防止され、
排ガスは誘引ファンを介して炉体上部の排ガス出口から
核排ガス出口付フードよりスムースに排出される.
時に操作でき運転・保守管理を容易に行うことができ、
また、iii記炉体内の溶融スラグは前記出湯口よりオ
ーバーフローで連続的に炉外に排出されるので、逐次に
あるいは連続して溶融炉に焼却灰を投入でき、焼却灰を
i!!続的に溶融処理することができる.更に、プラズ
マ形成ガスとしての必要空気攪は少なくて済み、排ガス
量も少なく、溶融炉自体を小型に構成できる.しかも、
前記ブ・冫ズマトーチを用いるため、加熱部分は限られ
た範囲になり、炉全体の温度上昇は少な《、炉体表面か
らの熱t員失が少なくなる. しかも、焼却灰の溶融作業終了時に、前記炉董から前紀
炉体を下降させ、前記台車で前記炉体を前記炉蓋から引
き出して移動させ、次いで所定の場所で前記炉体を傾動
させ、前記炉体内に残留溶融スラグを前記炉体外に容易
に且つ確実に排出することができる. また、焼印灰の溶融処理時に、焼却灰中に含まれている
重金属は、通営、揮発性の高い塩化物の形態であるが、
プラズマ形成ガスとして空気を使用すると、該空気と強
力に酸化反応を起こし、該酸化作用により揮発性の低い
酸化物に変化し、そのため重金属の大部分は溶融スラグ
中に溶融固定され排ガス中に渾敗することはな《、また
生成したスラグから溶出することはない.また、電力の
変動がほとんど発生しないので電源に及ぼす影響も少な
い. また、前記プラズマトーチを前配炉崗に対して昇降可能
に且つ傾動可能に取付けたので、前記プラズマトーチ壱
対極に近づけてプラズマアークを点火することができ、
溶融スラグの影響による前記が体の温度状況に応じて、
前記プラズマトーチを前記炉体から引き離すように距離
を調簡でき、また、前記プラズマトーチを消火して前記
炉体を前記炉董から引き離す時に前記プラズマ1・−チ
を上昇させ、前記炉体の検動をスムースに1テうことか
できる. 更に、前記スラグ排出口の部位に排ガス出口付フードを
設けたので、スラグは冷却固化されることが防止され、
排ガスは誘引ファンを介して炉体上部の排ガス出口から
核排ガス出口付フードよりスムースに排出される.
第1図はこの発明によるプラズマ焼却灰溶融装置の一実
施例を示す説明図、第2図は第l図の焼却灰溶融vit
に利用される移送式のプラズマトーヂを説明する説明図
、第3図は第l図の焼却灰溶融装置に利用される非移送
弐のプラズマ1・−チを説明する説明図、第4図はこの
発明のプラズマ焼却灰溶融装置における炉体と炉蓋どの
取付け状態を示す説明図、第5図は炉休と炉蓋との取外
し状態を示す説明図、第6図は炉体を搭載した台車を示
す説明図、及び第7図は炉体を台車に対して傾動させた
状態を示す説明図である. l・・・・・・・プラズマシステム、2・・・・・・・
台車、3・・・・・・・レール、5・・・・・・プラズ
マアーク炉、6・・・・・・・炉体、7・−・・・・・
炉蓋、8・・・・・・・プラズマトーチ、lO・・・・
・・対極、11・・・・・・一トーチ昇降装置、l2・
・・・・・灰ホッパ、l3−・一・・・一溶融スラグ、
15・・−・・・俳ガス処理装置、24・・・・−・1
トガス出口付カバー、25・・・・・・・スラグ排出口
、36・・・・・・柚圧ジャッキ、39・・・・・・一
抽圧シリンダ. 出訓人 荏原インフィルコ株式会社 出廟人 株式会社 社原総合研究所
施例を示す説明図、第2図は第l図の焼却灰溶融vit
に利用される移送式のプラズマトーヂを説明する説明図
、第3図は第l図の焼却灰溶融装置に利用される非移送
弐のプラズマ1・−チを説明する説明図、第4図はこの
発明のプラズマ焼却灰溶融装置における炉体と炉蓋どの
取付け状態を示す説明図、第5図は炉休と炉蓋との取外
し状態を示す説明図、第6図は炉体を搭載した台車を示
す説明図、及び第7図は炉体を台車に対して傾動させた
状態を示す説明図である. l・・・・・・・プラズマシステム、2・・・・・・・
台車、3・・・・・・・レール、5・・・・・・プラズ
マアーク炉、6・・・・・・・炉体、7・−・・・・・
炉蓋、8・・・・・・・プラズマトーチ、lO・・・・
・・対極、11・・・・・・一トーチ昇降装置、l2・
・・・・・灰ホッパ、l3−・一・・・一溶融スラグ、
15・・−・・・俳ガス処理装置、24・・・・−・1
トガス出口付カバー、25・・・・・・・スラグ排出口
、36・・・・・・柚圧ジャッキ、39・・・・・・一
抽圧シリンダ. 出訓人 荏原インフィルコ株式会社 出廟人 株式会社 社原総合研究所
Claims (4)
- (1)焼却灰供給口と排ガス出口を備えた固定状態に設
置された炉蓋、該炉蓋に設けられたプラズマトーチ、前
記炉蓋に対して昇降可能で且つ前記炉蓋に取付け可能な
スラグ排出口を備えた耐火材製の炉体、及び該炉体を傾
動可能に設置した台車から成るプラズマ焼却灰溶融装置
。 - (2)前記プラズマトーチを前記炉蓋に対して昇降可能
に且つ傾動可能に取付けた請求項1に記載のプラズマ焼
却灰溶融装置。 - (3)前記炉体の炉底部に前記プラズマトーチの対極を
設けた請求項1に記載のプラズマ焼却灰溶融装置。 - (4)前記スラグ排出口の部位に排ガス出口付フードを
設けた請求項1に記載のプラズマ焼却灰溶融装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1190491A JPH0694927B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | プラズマ焼却灰溶融装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1190491A JPH0694927B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | プラズマ焼却灰溶融装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0355412A true JPH0355412A (ja) | 1991-03-11 |
JPH0694927B2 JPH0694927B2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=16258979
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1190491A Expired - Lifetime JPH0694927B2 (ja) | 1989-07-25 | 1989-07-25 | プラズマ焼却灰溶融装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0694927B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006292333A (ja) * | 2005-04-14 | 2006-10-26 | Babcock Hitachi Kk | プラズマ式溶融炉の運転方法およびプラズマ式溶融炉 |
KR100654855B1 (ko) * | 2004-08-05 | 2006-12-06 | 주식회사 화강환경 | 이동수단이 구비된 소각장치의 용융로 |
CN103939920A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-07-23 | 河南中易环保科技有限公司 | 一种飞灰处理方法和系统 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916199A (ja) * | 1982-07-16 | 1984-01-27 | Nec Corp | 記憶装置 |
JPS59142374A (ja) * | 1983-02-01 | 1984-08-15 | 株式会社 田熊総合研究所 | 連続出滓装置を有するもえがらの連続溶融電気炉 |
JPS6086731U (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-14 | 大同特殊鋼株式会社 | 廃棄物溶融処理炉 |
JPS646611A (en) * | 1987-05-04 | 1989-01-11 | Retech Inc | Device and method for incinerating, thermally decomposing and melting waste substance |
-
1989
- 1989-07-25 JP JP1190491A patent/JPH0694927B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN103939920A (zh) * | 2014-04-29 | 2014-07-23 | 河南中易环保科技有限公司 | 一种飞灰处理方法和系统 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0694927B2 (ja) | 1994-11-24 |
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