JP2005147592A - 廃棄物溶融炉の溶融物排出方法、溶融物排出装置及び廃棄物溶融処理設備 - Google Patents

廃棄物溶融炉の溶融物排出方法、溶融物排出装置及び廃棄物溶融処理設備 Download PDF

Info

Publication number
JP2005147592A
JP2005147592A JP2003388517A JP2003388517A JP2005147592A JP 2005147592 A JP2005147592 A JP 2005147592A JP 2003388517 A JP2003388517 A JP 2003388517A JP 2003388517 A JP2003388517 A JP 2003388517A JP 2005147592 A JP2005147592 A JP 2005147592A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
furnace body
melt
discharge
waste
furnace
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003388517A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitomo Okabe
由知 岡部
Akira Kurata
顕 倉田
Yasutaka Yamada
康登 山田
Shinya Takenaka
伸也 竹中
Yasuyuki Aida
泰之 合田
Masami Kashima
正実 香島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2003388517A priority Critical patent/JP2005147592A/ja
Publication of JP2005147592A publication Critical patent/JP2005147592A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Gasification And Melting Of Waste (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Furnace Charging Or Discharging (AREA)
  • Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

【課題】 炉体内に滞留した溶融物(主に溶融メタル)を炉体を傾動させて排出させ、該排出した溶融物を水砕処理する場合、溶融物の流出速度の変動が小さく、水蒸気爆発の危険性がなく安定した水砕処理ができる、廃棄物溶融炉の溶融物排出方法及び装置、及び廃棄物溶融処理設備を提供すること。
【解決手段】炉体2を具備し、該炉体2内に供給された廃棄物(焼却灰101)を溶融する廃棄物溶融炉の溶融物排出装置であって、炉体2を傾動させる炉体傾動機構9、該炉体傾動機構9の傾動速度を制御する傾動速度制御手段を設け、炉体2の傾動速度を制御し、溶融物(溶融メタル106)の排出速度を一定に保持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、廃棄物溶融炉の溶融物排出方法、溶融物排出装置及び廃棄物溶融処理設備に係り、特に溶融炉の炉体内に滞留している溶融物(主に溶融メタル)を排出し、安全に水砕処理するのに好適な廃棄物溶融炉の溶融物排出方法、溶融物排出装置及び廃棄物溶融処理設備に関するものである。
従来の廃棄物溶融炉においては、特に溶融炉の炉体内に滞留している溶融物(主に溶融メタル)を排出する際、炉体を傾動させ、該溶融物を排出口から流出させていたが、該流出した溶融物の処理を乾式処理する場合が多かった。乾式処理の場合、排出口から流出された溶融物を受ける受容器から溶融物が溢れるようなことがない限り、特に溶融物の流出速度を制御する必要がなかった。
上記乾式処理の場合は、処理設備の設置面積が格段に広く、装置も大型化し、コストも高くなるという欠点があった。一方、溶融物を水砕処理すると、処理設備の設置面積が少なく、装置も小型化でき、コストも低下するが、水砕処理の場合、溶融物を水と接触させるため、水蒸気爆発の危険性を秘めていた。このため、炉体を傾け排出する溶融物を水砕処理している事例は非常に少なかった。
また、炉体を傾動させて溶融物を排出する際、炉体傾動速度を一定で行うと、溶融物の流出速度の変動が大きく、安定した処理が困難であるという問題があった。
特許第3193816号公報 特許第3115460号公報
上記のように炉体内に滞留した溶融物(主に溶融メタル)を炉体を傾動させて排出させ、該排出した溶融物を水砕処理する場合、溶融物の流出速度が大きく変動すると水蒸気爆発の危険がある。そこで本発明は排出する際の流出速度の変動が小さく、水蒸気爆発の危険性がなく安定した水砕処理ができる、廃棄物溶融炉の溶融物排出方法、溶融物排出装置及び廃棄物溶融処理設備を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、炉体内に供給された廃棄物を溶融する廃棄物溶融炉の溶融物排出方法であって、炉体を傾動させて該炉体内に滞留する溶融物を排出する際、該炉体の傾動速度を制御することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の廃棄物溶融炉の溶融物排出方法において、炉体の傾動速度を制御することにより、前記溶融物を排出する排出速度を一定に保持することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、炉体を具備し、該炉体内に供給された廃棄物を溶融する廃棄物溶融炉の溶融物排出装置であって、炉体を傾動させる炉体傾動機構、該炉体傾動機構の傾動速度を制御する傾動速度制御手段を設け、炉体の傾動速度を制御し、溶融物の排出速度を一定に保持することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の廃棄物溶融炉の溶融物排出装置において、炉体の溶融物排出口及び/又は溶融物排出シュートに溶融物の排出量を検出する排出量検出手段を設け、該排出量検出手段の検出出力により傾動速度制御手段は溶融物の排出速度を一定に保持するように炉体の傾動速度を制御することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の廃棄物溶融炉の溶融物排出装置において、排出量検出手段は、監視カメラの画像処理、温度センサ、サーモカメラ、水温センサのいずれか又はこれらを複合的に用いて前記溶融物の排出量を検出するように構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項3に記載の廃棄物溶融炉の溶融物排出装置において、炉体及び内部に滞留している溶融物の重量を計測するロードセルを設け、該ロードセルの出力により傾動速度制御手段は溶融物の排出速度を一定に保持するように炉体の傾動速度を制御することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、炉体を具備し、該炉体内に供給された廃棄物を溶融する廃棄物溶融炉の溶融物排出装置であって、炉体を傾動させる炉体傾動機構、該炉体傾動機構の傾動速度を制御する傾動速度制御手段を設け、炉体の溶融物排出口及び/又は溶融物排出シュートに配置した監視カメラの画像処理、温度センサ、サーモカメラ、水温センサのいずれか又はこれらを複合的に用いて溶融物の排出量を検出するように構成された排出量検出手段を設けると共に、炉体及び内部に滞留している溶融物の重量を計測するロードセルを設け、傾動速度制御手段は、排出量検出手段の検出出力と、ロードセルの出力を複合的に用いて溶融物の排出速度を一定に保持するように炉体の傾動速度を制御することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、廃棄物を溶融する廃棄物溶融炉、該廃棄物溶融炉から排出される溶融物を水砕固化して水砕スラグを製造するスラグ製造装置を備えた廃棄物溶融処理設備において、廃棄物溶融炉から溶融物を排出する溶融物排出装置に請求項3乃至7のいずれか1項に記載の溶融物排出装置を用いることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、炉体の傾動速度を制御するので、炉体内から排出された溶融物の排出速度を制御することが可能となる。
請求項2に記載の発明によれば、炉体内から排出された溶融物を水砕処理するため、処理水に接触させても、該溶融物の排出速度を一定に保持するので、水蒸気爆発の危険性がなく安定した水砕処理ができる溶融物排出方法を提供できる。
請求項3に記載の発明によれば、炉体を傾動させる炉体傾動機構、該炉体傾動機構の傾動速度を制御する傾動速度制御手段を設け、炉体の傾動速度を制御し、溶融物の排出速度を一定に保持するので、炉体内から排出された溶融物を水砕処理するため、処理水に接触させても、該溶融物の排出速度が一定に保持されるから、水蒸気爆発の危険性がなく安定した水砕処理ができる溶融物排出装置を提供できる。
請求項4に記載の発明によれば、炉体の溶融物排出口及び/又は溶融物排出シュートに溶融物の排出量を検出する排出量検出手段を設け、該排出量検出手段の検出出力により傾動速度制御手段は溶融物の排出速度を一定に保持するので、より安定した水砕処理ができる溶融物排出装置を提供できる。
請求項5に記載の発明によれば、排出量検出手段は、監視カメラの画像処理、温度センサ、サーモカメラ、水温センサのいずれか又はこれらを複合的に用いて溶融物の排出量を検出するように構成されているので、排出される溶融物の流速を精度良く検出できる。
請求項6に記載の発明によれば、炉体及び内部に滞留している溶融物の重量を計測するロードセルを設け、該ロードセルの出力により傾動速度制御手段は溶融物の排出速度を一定に保持するので、より安定した水砕処理ができる廃棄物溶融炉の溶融物排出装置を提供できる。
請求項7に記載の発明によれば、傾動速度制御手段は、排出量検出手段の検出出力と、ロードセルの出力を複合的に用いるので、排出される溶融物の流速及び重量を精度よく検出でき、この検出された流速及び重量に基づいて溶融物の排出速度を一定に保持するように炉体の傾動速度を制御するから、より安定した水砕処理ができる廃棄物溶融炉の溶融物排出装置を提供できる。
請求項8に記載の発明によれば、廃棄物溶融処理設備の該廃棄物溶融炉から溶融物を排出する溶融物排出装置に請求項3乃至7のいずれか1項に記載の溶融物排出装置を用いるので、溶融物を安定して水砕処理ができる廃棄物溶融処理設備を提供できる。
以下、本発明の実施形態例を図面に基づいて説明する。ここでは廃棄物溶融炉として焼却灰101を溶融するプラズマアーク炉を例に説明するが、本発明に係る廃棄物溶融炉はこれに限定されるものではない。図1はプラズマアーク炉の構成例及び動作を示す図である。プラズマアーク炉1は炉体2とその上部を覆う炉蓋3から構成され、前部にスラグ排出口4を有している。スラグ排出口4は炉体2と炉蓋3との接合部分に形成されている。
炉蓋3には焼却灰101を投入する投入口5が設けられている。また、炉蓋3には焼却灰の溶融時に発生した排ガスが排出される排ガス出口6が形成されている。更に炉蓋3には2個の貫通孔7、7が設けられており、それぞれの貫通孔7、7にはプラズマトーチ8、8が設置可能になっている。
図1(a)に示すように、炉体2内に投入口5から焼却灰101を投入し、プラズマトーチ8、8からアーク102を発生させることにより、焼却灰101が溶融して、炉体2内に比重の小さい溶融スラグ層103と比重の大きい溶融メタル層104が形成される。溶融スラグ105は、図1(b)に示すように、スラグ排出口4から排出されるから、焼却灰101を連続的に投入しながら、炉体2内で溶融し、溶融スラグ105はスラグ排出口4から連続的に排出される。
溶融スラグ105は上記のように連続的に排出されるが、比重の大きい溶融メタルは排出されないから、炉体2内に滞留し、溶融メタル層104のレベルが図1(a)、(b)、(c)に示すように次第に上昇していく。溶融メタル層104のレベルがスラグ排出口4の近傍まで達したら、焼却灰101の投入を停止する。そして図1(d)に示すように、炉体2を傾け、溶融メタル層104の溶融メタル106をスラグ排出口4から排出する。この排出された溶融メタル106を水砕処理するために、溶融メタル106に処理水を接触させるが、溶融メタルの排出量が変動すると水蒸気爆発の危険性がある。そこでここでは、炉体2の傾動速度を制御しながら、該溶融メタル106の排出速度(単位時間当りの排出流量)を、水蒸気爆発が起らない所定の値以下の一定に保持する。
図2は上記プラズマアーク炉から溶融メタルを排出する排出装置及び排出された溶融メタルを水砕処理する水砕処理装置の概略構成を示す図である。図2において、プラズマアーク炉1の内部構成は図1に示すプラズマアーク炉1と同一であるから、その図示は省略する。炉体2はシリンダ−等の炉体傾動機構9により、回動支持部10を中心に傾動するようになっている。スラグ排出口4には出滓フード11が接続され、該出滓フード11には可撓性を有する接続管12を介して水砕シュート13が接続されている。14は処理水を噴射する処理水噴射ノズルであり、水砕シュート13内に処理水107を噴射している。
炉体傾動機構9により炉体2を傾動させることにより、排出される溶融メタル106はこの処理水107に接触し、水砕装置20の水槽21内に投入される。水槽21には処理水107を供給する処理水供給ノズル22が設けられ、水槽21内には処理水107が充満している。水砕シュート13で処理水107に接触した溶融メタル106は、該処理水107と伴に、水槽21内に投入され、急冷され微細化して水砕メタル108となる。水槽21には水砕メタル108を掻き出すコンベア23が設けられ、コンベア23により掻き出された水砕メタル108は容器24内に収容される。
炉体傾動機構9は後に詳述する制御装置により炉体2の傾動速度を制御し、スラグ排出口4から排出される溶融メタル106の排出速度(排出流量)が、該溶融メタル106が水砕シュート13や水槽21内で処理水107に接触した際、水蒸気爆発とならない所定の排出速度以下の一定排出速度に維持する。
図3は炉体2から排出される溶融メタル106の排出速度(単位時間当りの排出流量)を検出するための各種センサの配置状態を示す図である。図示するように、出滓フード11には監視カメラ31−1、サーモカメラ32−1、更に温度計33−1が配置されている。また、水砕シュート13にも監視カメラ31−2、31−3、31−4、サーモカメラ32−2、温度計33−2が配置されている。また、水砕装置20の水槽21内の所定位置にも水温を検出するための温度計33−3〜33−8が配置されている。
図4は炉体傾動機構9を制御する傾動速度制御装置のシステム構成を示す図である。図示するように、傾動速度制御装置は、画像解析部34、サーモ解析部35、演算部36及び炉体傾動制御部37を具備する。監視カメラ31−1〜31−4の画像出力信号は画像解析部34に入力され、ここで各画像出力信号を解析し、出滓フード11に排出される溶融メタル106の太さ等からその排出速度、水砕シュート13内での溶融メタル106と処理水107の接触状態等を検出し、その検出信号を演算部36に入力する。
また、サーモカメラ32−1、32−2の出力はサーモ解析部35に入力され、出滓フード11や水砕シュート13内の温度分布状態を検出し、その検出信号は演算部36に入力される。また、温度計33−1により検出された出滓フード11内温度、温度計33−2により検出された水砕シュート13内の温度、更には温度計33−3〜33−8で検出された水槽21の各部の水温も演算部36に入力される。
演算部36は画像解析処理部34からの信号、サーモ解析部35からの信号、温度計33−1〜33−8からの信号から、溶融メタル106を安定して水砕処理できる排出速度(単位時間当り排出流量)を算出し、該算出した排出速度を炉体傾動制御部37に出力する。該炉体傾動制御部37は、炉体2から排出される溶融メタル106の排出速度が演算部36で算出した排出速度になるように、炉体傾動機構9を介して炉体2の傾動速度を制御する。
なお、上記例では、4個の監視カメラ31−1〜31−4、2個のサーモカメラ32−1、32−2、8個の温度計33−1〜33−8を所定の位置に配置する例を示したが、監視カメラ、サーモカメラ、温度計の個数はこれに限定されるものではなく、要は炉体2から排出される溶融メタル106を排出速度(単位時間当りの排出流量)を精度よく検出できるものであれば、検出手段(センサ)の種類、個数、その配置位置等は限定されない。
また、図3では溶融メタル106の排出速度(流量)を監視カメラ、サーモカメラ及び温度計を用い、これらの出力から求める例を示したが、図5に示すように、炉体2の底部に、炉体2とその内部に滞留する溶融メタル層104の重量を検出するロードセル25を設け、図6に示すように、該ロードセル25の出力を演算部36に入力し、該演算部36で安定して水砕処理できる溶融メタル106の排出速度(単位時間当りの排出流量)を算出し、その出力を炉体傾動制御部37に出力するようにしてもよい。
図7は各種センサ及びロードセルの配置状態を示す図である。ここでは、図示するように、出滓フード11には監視カメラ31−1、サーモカメラ32−1、更に温度計33−1が配置されている。また、水砕シュート13にも監視カメラ31−2、31−3、31−4、サーモカメラ32−2、温度計33−2が配置されている。また、水砕装置20の水槽21内の所定位置にも水温を検出するための温度計33−3〜33−8が配置されている。更に、炉体2の底部に、炉体2とその内部に滞留する溶融メタル層104の重量を検出するロードセル25を設けている。
図8は図7に示す各種センサ及びロードセルの出力を用いる炉体傾動速度制御装置の構成例を示す図である。図示するように、演算部36には、監視カメラ31−1〜31−4の出力を画像解析部34で画像処理した出力、サーモカメラ32−1、32−2をサーモ解析部35で解析処理した出力、温度計33−1〜33−8の出力、ロードセル25の出力が入力されている。演算部36では入力されたこれらの出力を複合的に用いることにより、排出される溶融メタル106の流速及び重量を精度よく検出でき、この検出された流速及び重量に基づいて、安定して水砕処理できる溶融メタル106の排出速度(単位時間当たりの排出流量)を算出し、その出力を炉体傾動制御部37に出力する。これにより、更に精度よく排出される溶融メタル106の排出速度を制御できる。
図9は上記傾動速度制御装置で炉体の傾動速度を制御して溶融メタルを排出した場合を示す図である。図9において、縦軸は溶融メタルの排出速度(kg/sec)及び炉体角度(°)を示し、横軸は経過時間(min)を示す。なお、以下、図10、図11、図14、図17、図18においても同様である。点線Aは溶融物を安定して水砕処理できる排出速度の上限値を示す。上記傾動速度制御装置で炉体角度を時間の経過と伴に実線Bに示すように制御する。これにより、溶融メタルの排出速度は実線Cに示すようになり、溶融物排出速度の上限値Aを超えることなく、略一定に維持できる。
図10は従来の方法で、溶融物の排出速度を一定にせず、傾動速度を一定に保持して、炉体を傾動させて、炉体内に滞留する溶融物を排出した例を示す図である。図10の実線Dに示すように一定の傾動速度で炉体角度を制御すると、溶融メタルの排出速度は実線Eに示すように、激しく変動し、排出速度の上限値Aを超える場合がある。
図11は図12に示すように、プラズマアーク炉1の出滓フード11に監視カメラ31−1、水砕シュート13に監視カメラ31−2、31−3、31−4を配置し、炉体傾動速度制御装置を図13に示すように構成し、監視カメラ31−1〜31−4の画像信号を画像解析処理し、この画像解析処理信号からのみ傾動速度を制御して溶融メタル106を排出した場合を示す図である。排出される溶融メタル106の輝度及び面積をもとに溶融メタル106の排出速度を予め実験して得られたデータに基づいて演算部36で演算処理して求め、溶融メタル106の炉体傾動制御部37で溶融メタル106の排出速度が一定になるように炉体傾動速度を変化させた例である。実線Eに示すように炉体傾動速度を所々で変化させている。また、実線Dに示すように溶融メタル106の排出速度の変動はかなり緩和されるが、溶融物排出速度の上限値Aを超える小さなピークがあり、この溶融物排出速度の上限値Aを超える面積は全面積の5%程度を占める。
図14は図15に示すように、プラズマアーク炉1の出滓フード11に監視カメラ31−1及び温度センサ33−1、水砕シュート13に監視カメラ31−2、31−3、31−4及び温度センサ33−2、水砕装置20の水槽21に温度センサ33−3〜8を配置し、炉体傾動速度制御装置を図16に示すように構成し、監視カメラ31−1〜31−4からの画像信号と温度センサ33−1〜8の出力から傾動速度制御して溶融メタルを排出した場合を示す図である。監視カメラ31−1〜31−4の画像信号を画像解析部34で画像解析処理し、この画像解析処理信号から排出される溶融メタル106の輝度及び面積をもとに排出速度を求め、温度センサ33−1〜8の検出温度から水砕水の受熱量を求める。演算部36で温度センサ33−1〜8の情報により、画像解析部34からの画像解析処理信号情報を補正し、溶融メタル106の検出速度の精度を高め、溶融メタル106の排出速度を一定にするように炉体傾動速度を変化させた例である。実線Gに示すように炉体傾動速度を所々で変化させている。また、実線Fに示すように溶融メタル106の排出速度の変動はかなり緩和され、溶融物排出速度の上限値Aを超える小さなピークがなくなった。
また、溶融メタル106の排出速度検出手段として、監視カメラ31−1〜4の画像解析処理信号、温度センサ33−1,2の出力信号、サーモカメラ32−1,2の解析処理信号、温度センサ33−3〜8の出力信号を複合的に用いることで、溶融メタル106の排出速度の検出精度を高めることができる。これにより、図14(実施例2)で示すよりも炉体2の傾動速度の変化が多くなり、溶融メタルの排出速度の変動は緩和され、排出速度はさらに滑らかとなり、高さも低くなる。
図17は図5に示すように炉体2の底部にロードセル25を設け、炉体傾動速度制御装置を図6に示すように構成し、ロードセル25の出力から傾動速度制御して溶融メタルを排出した場合を示す図である。ロードセル25の検出値から求められる排出される溶融メタル106の重量を基に溶融メタル106の排出速度を求め、溶融メタル106の排出速度を一定になるように炉体傾動速度を変化させた例である。実線Iに示すように炉体傾動速度を所々で変化させている。また、実線Hに示す溶融メタル106の排出速度の変動はかなり緩和されるが、溶融物排出速度の上限値Aを超える面積が全面積の5%程度を占める。
図18は図19に示すように、プラズマアーク炉1の出滓フード11に監視カメラ31−1、水砕シュート13に監視カメラ31−2、31−3、31−4、炉体2の底部にロードセル25を配置し、炉体傾動速度制御装置を図20に示すように構成し、監視カメラ31−1〜31−4の画像信号を画像解析部34で解析処理し、該画像解析処理信号とロードセル25の出力から傾動速度制御して溶融メタルを排出した場合を示す図である。演算部36で画像解析部34から画像解析処理信号から排出される溶融メタル106の輝度及び面積をもとに排出速度を求め、ロードセル25の出力から水砕水の受熱量を求める。ロードセル25の出力で監視カメラ31−1〜4の画像解析処理信号情報を補正し、溶融メタル106の排出速度の検出精度を高め、溶融メタル106の排出速度を一定にするように炉体傾動速度を変化させた例である。実線Kに示すように炉体傾動速度を所々で変化させている。また、実線Jに示すように溶融メタル106の排出速度の変動は緩和され、溶融物の排出速度の上限値Aを超えるピークが小さくなった。
また、溶融メタル106の排出速度検出手段としてロードセル25、監視カメラ31−1〜4の画像解析処理信号、温度センサ33−1,2の出力信号、サーモカメラ32−1,2の解析処理信号、温度センサ(水温センサ)33−3〜8を複合的に用いることで、溶融メタル106の排出速度の検出精度を高めることができる。図18(実施例4)に示すよりも炉体傾動速度の変化が多くなり、溶融メタル106の排出速度は変動が緩和され、排出速度はさらに滑らかとなり、高さも低くなる。
図21は本発明に係る溶融物排出装置を用いる廃棄物溶融処理設備の構成例を示す図である。図示するように、廃棄物溶融処理設備は、廃棄物溶融炉としてのプラズマアーク炉1、水砕スラグ製造装置としての水砕装置20、該水砕装置20からの水砕スラグ110に含まれる磁性物(水砕メタル)108を除去し、水砕メタル108と非磁性物(水砕スラグ)110に分離する磁性物・非磁性物分離装置40、スラグヤード50を具備する。また、図示は省略するが図2、図3、図5、図7のいずれかに示す構成の溶融物排出装置と、図4、図6、図8のいずれかに示す構成の炉体傾動速度制御装置を具備する。プラズマアーク炉1の投入口5から投入された焼却灰101はプラズマトーチ8から発せられるプラズマアーク102の高温で溶融され、スラグ排出口(出滓口)4から溶融スラグ105として排出されるようなっている。また、焼却灰101の溶融に伴って発生するガスは排ガスGとなって排ガス出口6から排出され、排ガス処理設備(図示せず)に送られる。
スラグ排出口4から排出された溶融スラグ105は水砕シュート13内で処理水噴射ノズル14から噴射された処理水と接触させ、水砕されて水槽21内に落下する。水槽21内で水砕固化した水砕スラグ110はコンベア23で磁性物・非磁性物分離装置40に運ばれ投入される。該磁性物・非磁性物分離装置40では水砕スラグ110に含まれる磁性物である水砕メタル108を分離し、磁性物排出シュート41から排出され、メタルバケット43に収容され、再利用される。また、水砕メタル108の除去された水砕スラグ110はスラグ排出シュート42からスラグ搬送コンベヤ44によりスラグヤード50に運ばれる。
図1(a)に示すように、プラズマアーク炉1の投入口5から炉体2内に投入された焼却灰101は溶融され、炉体2内に比重の小さい溶融スラグ層103と比重の大きい溶融メタル層104が形成される。溶融スラグ105は、図1(b)に示すように、スラグ排出口4から排出されるが、比重の大きい溶融メタルは排出されないから、炉体2内に滞留し、溶融メタル層104のレベルが図1(a)、(b)、(c)に示すように次第に上昇していく。溶融メタル層104のレベルがスラグ排出口4の近傍まで達したら、上記溶融物排出装置及び炉体傾動速度制御装置により、炉体2を傾動させて溶融メタル層104の溶融メタル106を排出する。該溶融メタル106は水砕シュート13内で処理水と接触させ、水砕されて水槽21内に落下する。水槽21内で水砕固化した水砕メタル108はコンベア23で磁性物・非磁性物分離装置40に運ばれ投入される。該磁性物・非磁性物分離装置40では水砕メタル108に含まれる水砕スラグ110が分離され、スラグ搬送コンベヤ44によりスラグヤード50に運ばれる。また、水砕スラグ110の除去された水砕メタルはメタルバケット43に収容され、再利用される。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、上記例では廃棄物溶融炉として焼却灰101を溶融するプラズマアーク炉を例に説明したが、本発明に係る溶融物排出方法及び装置は、炉体内に滞留する溶融物を炉体を傾動させて排出する廃棄物溶融炉に広く適用できる。
プラズマアーク炉の構成例及び動作を示す図である。 本発明に係る溶融物排出装置及び水砕処理装置の構成例を示す図である。 本発明に係る溶融物排出装置及び水砕処理装置の各種センサの配置例を示す図である。 本発明に係る炉体傾動速度制御装置の構成例を示す図である。 本発明に係る溶融物排出装置及び水砕処理装置の構成例を示す図である。 本発明に係る炉体傾動速度制御装置の構成例を示す図である。 本発明に係る溶融物排出装置及び水砕処理装置の各種センサの配置例を示す図である。 本発明に係る炉体傾動速度制御装置の構成例を示す図である。 本発明に係る炉体傾動速度制御装置による溶融物排出例を示す図である。 従来の溶融物排出例を示す図である。 本発明に係る炉体傾動速度制御装置による溶融物排出例を示す図である。(実施例1) 本発明に係る溶融物排出装置及び水砕処理装置の各種センサの配置例を示す図である。(実施例1) 本発明に係る炉体傾動速度制御装置の構成例を示す図である。(実施例1) 本発明に係る炉体傾動速度制御装置による溶融物排出例を示す図である。(実施例2) 本発明に係る溶融物排出装置及び水砕処理装置の各種センサの配置例を示す図である。(実施例2) 本発明に係る炉体傾動速度制御装置の構成例を示す図である。(実施例2) 本発明に係る炉体傾動速度制御装置による溶融物排出例を示す図である。(実施例3) 本発明に係る炉体傾動速度制御装置による溶融物排出例を示す図である。(実施例4) 本発明に係る溶融物排出装置及び水砕処理装置の各種センサの配置例を示す図である。(実施例4) 本発明に係る炉体傾動速度制御装置の構成例を示す図である。(実施例4) 本発明に係る廃棄物溶融処理設備の構成例を示す図である。
符号の説明
1 プラズマアーク炉
2 炉体
3 炉蓋
4 スラグ排出口
5 投入口
6 排ガス出口
7 貫通孔
8 プラズマトーチ
9 炉体傾動機構
10 回動支持部
11 出滓フード
12 接続管
13 水砕シュート
14 処理水噴射ノズル
20 水砕装置
21 水槽
22 処理水供給ノズル
23 コンベア
24 容器
25 ロードセル
31 監視カメラ
32 サーモカメラ
33 温度計
34 画像解析部
35 サーモ解析部
36 演算部
37 炉体傾動制御部
40 磁性物・非磁性物分離装置
41 磁性物排出シュート
42 スラグ排出シュート
43 メタルバケット
44 スラグ搬送コンベヤ
50 スラグヤード

Claims (8)

  1. 炉体内に供給された廃棄物を溶融する廃棄物溶融炉の溶融物排出方法であって、
    前記炉体を傾動させて該炉体内に滞留する溶融物を排出する際、該炉体の傾動速度を制御することを特徴とする廃棄物溶融炉の溶融物排出方法。
  2. 請求項1に記載の廃棄物溶融炉の溶融物排出方法において、
    前記炉体の傾動速度を制御することにより、前記溶融物を排出する排出速度を一定に保持することを特徴とする廃棄物溶融炉の溶融物排出方法。
  3. 炉体を具備し、該炉体内に供給された廃棄物を溶融する廃棄物溶融炉の溶融物排出装置であって、
    前記炉体を傾動させる炉体傾動機構、該炉体傾動機構の傾動速度を制御する傾動速度制御手段を設け、
    前記炉体の傾動速度を制御し、前記溶融物の排出速度を一定に保持することを特徴とする廃棄物溶融炉の溶融物排出装置。
  4. 請求項3に記載の廃棄物溶融炉の溶融物排出装置において、
    前記炉体の溶融物排出口及び/又は溶融物排出シュートに前記溶融物の排出量を検出する排出量検出手段を設け、該排出量検出手段の検出出力により前記傾動速度制御手段は溶融物の排出速度を一定に保持するように前記炉体の傾動速度を制御することを特徴とする廃棄物溶融炉の溶融物排出装置。
  5. 請求項4に記載の廃棄物溶融炉の溶融物排出装置において、
    前記排出量検出手段は、監視カメラの画像処理、温度センサ、サーモカメラ、水温センサのいずれか又はこれらを複合的に用いて前記溶融物の排出量を検出するように構成されていることを特徴とする廃棄物溶融炉の溶融物排出装置。
  6. 請求項3に記載の廃棄物溶融炉の溶融物排出装置において、
    前記炉体及び内部に滞留している溶融物の重量を計測するロードセルを設け、該ロードセルの出力により前記傾動速度制御手段は溶融物の排出速度を一定に保持するように前記炉体の傾動速度を制御することを特徴とする廃棄物溶融炉の溶融物排出装置。
  7. 炉体を具備し、該炉体内に供給された廃棄物を溶融する廃棄物溶融炉の溶融物排出装置であって、
    前記炉体を傾動させる炉体傾動機構、該炉体傾動機構の傾動速度を制御する傾動速度制御手段を設け、
    前記炉体の溶融物排出口及び/又は溶融物排出シュートに配置した監視カメラの画像処理、温度センサ、サーモカメラ、水温センサのいずれか又はこれらを複合的に用いて前記溶融物の排出量を検出するように構成された排出量検出手段を設けると共に、前記炉体及び内部に滞留している溶融物の重量を計測するロードセルを設け、
    前記傾動速度制御手段は、前記排出量検出手段の検出出力と、前記ロードセルの出力を複合的に用いて溶融物の排出速度を一定に保持するように前記炉体の傾動速度を制御することを特徴とする廃棄物溶融炉の溶融物排出装置。
  8. 廃棄物を溶融する廃棄物溶融炉、該廃棄物溶融炉から排出される溶融物を水砕固化して水砕スラグを製造するスラグ製造装置を備えた廃棄物溶融処理設備において、
    前記廃棄物溶融炉から溶融物を排出する溶融物排出装置に請求項3乃至7のいずれか1項に記載の溶融物排出装置を用いることを特徴とする廃棄物溶融処理設備。
JP2003388517A 2003-11-18 2003-11-18 廃棄物溶融炉の溶融物排出方法、溶融物排出装置及び廃棄物溶融処理設備 Pending JP2005147592A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003388517A JP2005147592A (ja) 2003-11-18 2003-11-18 廃棄物溶融炉の溶融物排出方法、溶融物排出装置及び廃棄物溶融処理設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003388517A JP2005147592A (ja) 2003-11-18 2003-11-18 廃棄物溶融炉の溶融物排出方法、溶融物排出装置及び廃棄物溶融処理設備

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005147592A true JP2005147592A (ja) 2005-06-09

Family

ID=34695555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003388517A Pending JP2005147592A (ja) 2003-11-18 2003-11-18 廃棄物溶融炉の溶融物排出方法、溶融物排出装置及び廃棄物溶融処理設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005147592A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007051831A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Nippon Steel Engineering Co Ltd 電気炉式廃棄物溶融炉の溶融メタル出湯方法及び溶融メタル出湯装置
KR101362724B1 (ko) 2012-07-26 2014-02-17 주식회사 포스코 부산물 처리장치 및 부산물 처리방법

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59189282A (ja) * 1983-03-31 1984-10-26 新日鐵化学株式会社 高温溶融物の定量排出方法
JPS61138087A (ja) * 1984-12-07 1986-06-25 住友軽金属工業株式会社 傾動炉装置
JPS6373089A (ja) * 1986-09-12 1988-04-02 新日鐵化学株式会社 装入中の溶融炉からの定量排出方法
JPH01167578A (ja) * 1987-12-24 1989-07-03 Tanabe Kakoki Kk 溶融物の定量出湯方法
JPH01285786A (ja) * 1988-05-12 1989-11-16 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 金属溶融炉
JPH06159951A (ja) * 1992-11-27 1994-06-07 Nippon Steel Corp 溶融金属の容器間移し替え監視方法
JP2001065827A (ja) * 1999-08-26 2001-03-16 Takuma Co Ltd 溶融炉に於ける溶融メタルの水砕方法及びその装置
JP2002098317A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 灰溶融炉における溶融メタル水砕装置
JP2002098319A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 灰溶融炉における溶融メタル排出流量制御装置
JP2002130639A (ja) * 2000-10-24 2002-05-09 Kawasaki Heavy Ind Ltd 溶融炉のスラグ流監視・制御方法及び装置
JP2003302035A (ja) * 2002-04-11 2003-10-24 Ebara Corp 溶融炉装置及びその運転方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59189282A (ja) * 1983-03-31 1984-10-26 新日鐵化学株式会社 高温溶融物の定量排出方法
JPS61138087A (ja) * 1984-12-07 1986-06-25 住友軽金属工業株式会社 傾動炉装置
JPS6373089A (ja) * 1986-09-12 1988-04-02 新日鐵化学株式会社 装入中の溶融炉からの定量排出方法
JPH01167578A (ja) * 1987-12-24 1989-07-03 Tanabe Kakoki Kk 溶融物の定量出湯方法
JPH01285786A (ja) * 1988-05-12 1989-11-16 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd 金属溶融炉
JPH06159951A (ja) * 1992-11-27 1994-06-07 Nippon Steel Corp 溶融金属の容器間移し替え監視方法
JP2001065827A (ja) * 1999-08-26 2001-03-16 Takuma Co Ltd 溶融炉に於ける溶融メタルの水砕方法及びその装置
JP2002098317A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 灰溶融炉における溶融メタル水砕装置
JP2002098319A (ja) * 2000-09-26 2002-04-05 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 灰溶融炉における溶融メタル排出流量制御装置
JP2002130639A (ja) * 2000-10-24 2002-05-09 Kawasaki Heavy Ind Ltd 溶融炉のスラグ流監視・制御方法及び装置
JP2003302035A (ja) * 2002-04-11 2003-10-24 Ebara Corp 溶融炉装置及びその運転方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007051831A (ja) * 2005-08-18 2007-03-01 Nippon Steel Engineering Co Ltd 電気炉式廃棄物溶融炉の溶融メタル出湯方法及び溶融メタル出湯装置
JP4564901B2 (ja) * 2005-08-18 2010-10-20 新日鉄エンジニアリング株式会社 電気炉式廃棄物溶融炉の溶融メタル出湯方法
KR101362724B1 (ko) 2012-07-26 2014-02-17 주식회사 포스코 부산물 처리장치 및 부산물 처리방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6521171B2 (en) Processing method for high-temperature exhaust gas
KR930010005B1 (ko) 연속주조용 로봇
RU2479377C2 (ru) Непрерывная разливка металлов высокой реакционной способности с использованием стеклянной футеровки
JP2007284761A (ja) 溶融高炉スラグからの熱回収装置及び熱回収方法
JP2005147592A (ja) 廃棄物溶融炉の溶融物排出方法、溶融物排出装置及び廃棄物溶融処理設備
US5694480A (en) Molten slag flow rate measuring device and furnace facilities using the same
KR102082770B1 (ko) 고압 수분사를 이용한 용융 금속의 그래뉼 제조 장치 및 제조 방법
JPS59206035A (ja) 高温溶融スラグの風砕装置
JP2005343779A (ja) 電子ビームを用いたスクラップシリコンの精錬装置
JP4939729B2 (ja) 磁性・非磁性物分離方法、磁性・非磁性物分離装置及び廃棄物溶融処理設備
JP3868304B2 (ja) 灰溶融炉の運転管理システム
JP3733795B2 (ja) 溶融スラグの冷却固化方法及びその装置
JP4357981B2 (ja) スラグの処理方法および処理装置
JPH1151575A (ja) スラグ水砕水中の溶解性重金属の低減装置および低減方法
JP2005144390A5 (ja)
JP2003021326A (ja) 炉の窓構造
JP3809039B2 (ja) 溶融炉に於ける溶融メタルの水砕方法
US20180207719A1 (en) Electro-Slag Remelting Installation
JP2002122319A (ja) 水砕スラグの処理装置
JP2001304526A (ja) 表面溶融炉の自動制御方法
RU2356944C2 (ru) Устройство и способ для литья и выпуска расплавленных железосодержащих и минеральных материалов
JP4564901B2 (ja) 電気炉式廃棄物溶融炉の溶融メタル出湯方法
JP3392753B2 (ja) 廃棄物プラズマ溶融炉の運転制御方法
JPS62171949A (ja) 廃棄物溶融スラグの水砕装置
JPH09170746A (ja) 未溶融灰流出防止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20051228

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080422

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080618

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080618

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080819