JP2005144390A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005144390A5 JP2005144390A5 JP2003388518A JP2003388518A JP2005144390A5 JP 2005144390 A5 JP2005144390 A5 JP 2005144390A5 JP 2003388518 A JP2003388518 A JP 2003388518A JP 2003388518 A JP2003388518 A JP 2003388518A JP 2005144390 A5 JP2005144390 A5 JP 2005144390A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic material
- drum
- separator
- mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims description 162
- 239000006148 magnetic separator Substances 0.000 claims description 82
- 239000002893 slag Substances 0.000 claims description 82
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 66
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 50
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 39
- 230000002093 peripheral Effects 0.000 claims description 36
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 26
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 23
- 239000002699 waste material Substances 0.000 claims description 14
- 239000000155 melt Substances 0.000 claims description 8
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 238000007885 magnetic separation Methods 0.000 claims description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 43
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 26
- 239000000463 material Substances 0.000 description 12
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 5
- 238000004056 waste incineration Methods 0.000 description 5
- 210000002381 Plasma Anatomy 0.000 description 3
- 235000010599 Verbascum thapsus Nutrition 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000005469 granulation Methods 0.000 description 3
- 230000003179 granulation Effects 0.000 description 3
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 239000002440 industrial waste Substances 0.000 description 2
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010128 melt processing Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000006011 modification reaction Methods 0.000 description 1
- 239000010908 plant waste Substances 0.000 description 1
Description
本発明は、都市ごみ焼却工場や産業廃棄物焼却工場における溶融炉から排出される溶融物を水砕固化した水砕スラグから磁性物を分離する磁性・非磁性物分離方法、磁性・非磁性物分離装置及び該磁性・非磁性物分離装置を備えた廃棄物溶融処理設備に関するものである。
都市ごみ焼却工場や産業廃棄物焼却工場における溶融炉から発生するメタルとスラグは、ドラム型磁選機の上部からメタルとスラグの混合物を供給して、磁性物であるメタルをドラム表面に磁力で捕捉させて回収することにより、磁性物であるメタルと非磁性物であるスラグを分離していた。
都市ごみ又は都市ごみ焼却灰を溶融処理した場合、溶融物として、磁性物であるメタルと非磁性物であるスラグが混合した状態で溶融炉の出口(出滓口)より排出される。このように混合状態の溶融物は、通常、溶融炉の下方部に位置した水砕水槽に落下し、水砕された後、水砕水槽内の溶融物分離コンベアで排出され、更にドラム型磁選機でメタルとスラグが分離され、スラグは土木資材(骨材等)、溶融メタルは金属資源としてリサイクルされている。
しかし、溶融物分離コンベアより排出された溶融物は濡れ状態であるため(含水率約10%)、磁選機のドラム表面に水膜を形成する。そしてこの水の表面張力によりドラム表面にスラグが付着した状態を保持するため、ドラム表面の磁束密度が低下するという問題が起る。また、更にドラム表面に付着した非磁性物であるスラグが磁性物として回収されるため、磁選機での分離効率は極めて悪かった。
図1は従来のドラム型磁選機の概略構成を示す図である。図1(a)は側断面図、図1(b)は内部正面図である。図示するように、ドラム型磁選機100はケーシング101内に回転する回転ドラム102が配設され、該回転ドラム102の下方に仕切板103が配設され、該仕切板103で区分されたケーシング101の一方(図では右側)が磁性物排出シュート104、他方(図では左側)が非磁性物排出シュート105となっている。回転ドラム102の内部に断面扇形状の磁石106がその円弧部の外周面が回転ドラム102の内周面に接近して配設固定されている。また、ケーシング101の頂部にはメタルとスラグの混合物が投入される投入ホッパー107が設けられている。
上記構成のドラム型磁選機において、投入ホッパー107に投入されたメタルとスラグの混合物110は回転している回転ドラム102の上部(この部分の回転ドラム102の内部には磁石106が位置していない)に落下する。磁性物であるメタル108の一部は落下の衝撃により、飛散し、一部は磁石106の磁力により回転ドラム102の表面に吸引され、磁石106の磁力が作用しない位置まで移動し、ここで回転ドラム102の表面から離脱し、磁性物排出シュート104に落下する。また、非磁性物であるスラグ109は非磁性物排出シュート105に落下する。
投入ホッパー107に投入されたメタルとスラグの混合物は溶融炉から排出された後、水砕されているから濡れ状態(含水率約10%)にあるから、上記のようにドラム型磁選機100の回転ドラム102の表面に水膜を形成する。そしてこの水膜の表面張力により回転ドラム102の表面にスラグが付着した状態となるので、表面の磁束密度が低下し、更に本来、非磁性物であるスラグ109が磁性物であるメタル108が排出される磁性物排出シュート104に落下し、磁性物として回収されるため。ドラム型磁選機100での分離効率は極めて悪くなる。
特開平8−187485号公報
本発明は、上記のように従来のドラム型磁選機で濡れ状態の磁性物であるメタルと非磁性物であるスラグの混合物を分離した場合、分離効率は極めて悪くなるという問題を解決し、濡れ状態にある磁性物と非磁性物の混合物であっても磁性物と非磁性物を効率良く分離できる磁性・非磁性物分離方法、磁性・非磁性物分離装置及び該磁性・非磁性物分離装置を備えた廃棄物溶融処理設備を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1に記載の発明は、ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離方法において、混合物の供給速度に応じてドラム型磁選機のドラムの周速を変化させ、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離方法において、ドラム型磁選機のドラム表面に圧力空気を吹き付け、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離方法において、ドラム型磁選機のドラム表面に圧力空気を該ドラム下方から接線方向に吹き付け、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離方法において、混合物の供給速度に応じてドラム型磁選機のドラムの周速を変化させること、該ドラム表面に圧力空気を吹き付けること、該ドラム表面に下方から接線方向に圧力空気を吹き付けることのいずれか二つ以上を組合せ磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離装置において、混合物の供給速度を検出する速度検出手段と、ドラム型磁選機のドラムの周速を制御する制御手段を設け、制御手段は速度検出手段で検出した混合物の供給速度に応じて、ドラムの周速を変化させ、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離装置において、ドラム型磁選機のドラム表面に圧力空気を吹き付ける圧力空気吹付手段を設け、該ドラム表面に圧力空気を吹き付け、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離装置において、ドラム型磁選機のドラム表面に該ドラム下方から接線方向に圧力空気を吹き付ける圧力空気吹付手段を設け、該ドラム表面に圧力空気を吹き付け、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離装置において、混合物の供給速度を検出し、該検出した混合物の供給速度に応じてドラム型磁選機のドラムの回転速度を制御する制御手段と、該ドラム表面に圧力空気を吹き付ける圧力空気吹付手段と、該ドラム表面に該ドラム下方から接線方向に圧力空気を吹き付ける圧力空気吹付手段のいずれか二つ以上を組合せ、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、廃棄物を溶融する溶融炉、該溶融炉から排出される溶融物を水砕固化した水砕スラグを製造するスラグ製造装置、該スラグ製造装置から排出された水砕スラグを磁性物と非磁性物に分離する磁性・非磁性物分離装置を備えた廃棄物溶融処理設備において、磁性・非磁性物分離装置に、請求項5乃至8のいずれか1項に記載の磁性・非磁性物分離装置を用いることを特徴とする。
請求項1又は5に記載の発明によれば、磁性物と非磁性物の混合物の供給速度に応じてドラム型磁選機のドラムの周速を変化させることにより、分離された磁性物への非磁性物の混入率を小さくできる。
請求項2又は6に記載の発明によれば、ドラム型磁選機のドラム表面に圧力空気を吹き付け、該ドラム表面に付着した非磁性物を吹き飛ばすので、分離された磁性物への非磁性物の混入率を小さくできる。
請求項3又は7に記載の発明によれば、圧力空気をドラム表面に接線方向から吹きつけるので、ドラム表面に付着した非磁性物をより効果的に吹き飛ばすことができ、分離された磁性物への非磁性物の混入率を小さくできる。
請求項4又は8に記載の発明によれば、混合物の供給速度に応じてドラム型磁選機のドラムの周速を変化させること、該ドラム表面に圧力空気を吹き付けること、該ドラム表面に下方から接線方向に圧力空気を吹き付けることのいずれか二つ以上を組合せ磁性物と非磁性物を分離するので、分離された磁性物への非磁性物の混入率を更に小さくできる。
請求項9に記載の発明によれば、廃棄物溶融処理設備のスラグ製造装置から排出された水砕スラグを磁性物と非磁性物に分離する磁性・非磁性物分離装置に請求項5乃至8のいずれか1項に記載の磁性・非磁性物分離装置を用いるので、廃棄物から磁性物を高効率で回収できる廃棄物溶融処理設備を提供できる。
以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。図2は本発明に係る磁性・非磁性物分離装置のドラム型磁選機の構成例を示す図である。図2(a)は側断面図、図2(b)は内部正面図である。図示するように、ドラム型磁選機10はケーシング11内に回転する回転ドラム12が配設され、該回転ドラム12の下方に仕切板13が配設され、該仕切板13で区分されたケーシング11の一方(図では右側)が磁性物排出シュート14、他方(図では左側)が非磁性物排出シュート15となっている。回転ドラム12の内部に断面扇形状の磁石16がその円弧部の外周面が回転ドラム12の内周面に接近して配設固定されている。また、ケーシング11の頂部には溶融水砕固化されたメタルとスラグの混合物20が投入される投入ホッパー17が設けられている。また、回転ドラム12の下方には圧力空気21を噴出するエアノズル22を設け、該エアノズル22から圧力空気21を非磁性物排出シュート15側の上方で且つ回転ドラム12の表面の接線方向に噴出するようになっている。
また、回転ドラム12は図3に示すように、モータ23で回転駆動されるようになっており、該モータ23はモータ駆動装置24で駆動されるようになっている。また、モータ駆動装置24には制御装置25から制御信号Sが入力され、モータ駆動装置24は該制御信号Sに基づいてモータ23を指令された回転速度で駆動するようになっている。また、制御装置25にはドラム型磁選機10に供給される溶融水砕固化されたメタルとスラグの混合物20の供給速度を検出するための各種センサ26−1〜26−nが接続されており、制御装置25は該センサ26−1〜26−nからの出力により混合物20の供給速度を演算して求め、この供給速度に応じて回転ドラム12の周速を変化させることができるようになっている。
上記構成のドラム型磁選機において、投入ホッパー17に投入されたメタルとスラグの混合物20は回転している回転ドラム12の上部に落下する。混合物20は上記のように濡れ状態(含水率約10%)にあるから、回転ドラム12の表面に水膜を形成し、水の表面張力により回転ドラム12の表面にスラグ19が付着した状態となると共に、メタル18は磁石16の磁力により回転ドラム12の表面に吸引される。回転ドラム12の表面には上記のようにその接線方向にエアノズル22から圧力空気21が吹き付けられているから、付着したスラグが吹き飛ばされて回転ドラム12の表面から離脱し、非磁性物排出シュート15に落下する。また、磁性物であるメタル18は磁石16の磁力が作用しない位置で回転ドラム12の表面から離脱し、磁性物排出シュート14に落下する。
上記のように、回転ドラム12の表面に付着したスラグ19はエアノズル22から噴出された圧力空気21により吹き飛ばされるから、磁性物排出シュート14に落下するメタル18にはスラグ19の混入率は極めて小さくなる。また、回転ドラム12の表面に付着したスラグ19が除去されることにより、回転ドラム12の表面の磁石16による磁気吸引力が低下することなく、磁性物であるメタル18は確実に回転ドラム12の表面に吸引され、磁力が作用しない位置で離脱するから、混合物20からのメタル18の分離率が向上する。また、回転ドラム12の周速は上記のように混合物20の供給速度に応じて変化させるようになっているから、後に実験結果で示すように分離されたメタル18のスラグ混入率を低減させることができる。
図4は本発明に係る磁性・非磁性物分離装置を使用する廃棄物溶融処理設備の全体構成例を示す図である。図示するように廃棄物溶融処理設備は、溶融炉30、スラグ分離コンベア40、スラグヤード50を具備する。溶融炉30はプラズマトーチ31を具備し、焼却灰投入口32から投入された焼却灰33をプラズマトーチ31から発せられるプラズマアーク34の高温で溶融し、出滓口35から溶融した磁性物であるメタルと非磁性物であるスラグの混合物37を排出するようになっている。焼却灰33の溶融に伴って発生するガスは排ガス39となってガス出口36から排出される。
出滓口35から排出された混合物37はシュート38を通ってスラグ分離コンベア40の水砕水槽41内に落下する。該水砕水槽41に落下した混合物37は水砕水槽41内の水と接触し、水砕され、固化する。なお、混合物37をシュート38内で水と接触させ、水砕された混合物を水砕水槽41内に落下させる場合もある。水砕水槽41内で水砕固化した混合物20はコンベア42でドラム型磁選機10の投入ホッパー17に運ばれ投入される。ドラム型磁選機10では混合物20は、上記のように磁性物であるメタル18と非磁性物であるスラグ19に分離される。分離されたメタル18は磁性物排出シュート14から排出され、メタルバケット27に収容され、再利用される。また、分離されたスラグ19はスラグ搬送コンベア28によりスラグヤード50に運ばれる。
ドラム型磁選機10に供給される水砕固化されたメタルとスラグの混合物20の供給速度(t/h)を検出するための各種センサ26−1〜26−n(図3参照)としては、例えば溶融炉30の出滓口35やシュート38の近傍に、出滓口35から排出される混合物37やシュート38内を落下する混合物37を監視する監視カメラを設け、制御装置25で該監視カメラからの画像信号を画像処理し、供給される混合物20の供給速度を検出する方法がある。また、監視カメラに替えてサーモカメラを設置し、制御装置25で該サーモカメラの出力信号を処理し、混合物20の供給速度を検出するようにしてもよい。また、出滓口35やシュート38の近傍に、1個又は複数個の温度計を設け、この温度計の出力信号を処理し、混合物20の供給速度を検出するようにしてもよい。また、スラグ分離コンベア40の水砕水槽41の1又は複数箇所に水温を測定する温度計を設け、該温度計の出力信号を処理し、混合物20の供給速度を検出するようにしてもよい。
図5は水砕水槽にて水砕冷却された混合物(メタル50%、スラグ50%)を供給速度0.5t/h、1.0t/h、2.0t/hの条件で、図2に示す構成のドラム型磁選機10に供給し、磁性物(メタル)と非磁性物(スラグ)を分離した場合の磁性物側(磁性物排出シュート14側)のスラグ混入率(%)を示す図である。この時の回転ドラム12の周速は50m/minに固定している。また、回転ドラム12の表面に下方に設置したエアノズル22から接線方向にエア(圧力空気)を吹き付けて付着したスラグを除去する場合と、エアを吹き付けない場合を示す。従来のように、エアを吹き付けない場合の磁性物側スラグ混入率が13%、18%、27%であるのに対して、エアを吹き付け、回転ドラム12の表面に付着したスラグを除去した場合の磁性物側スラグ混入率が1.6%、1.9%、2.0%となる。図から明らかなように、回転ドラム12の表面にエアを吹き付けた場合、即ち本発明によれば磁性物側スラグ混入率が大幅に改善されることがわかる。なお、このときのエア吹き付け量は、回転ドラム12の単位長当り(1〜5m3/min)/m吹き付け圧力は500〜1000kPaである。
図6は上記実施例1と同様の混合物(メタル50%、スラグ50%)を供給速度0.5t/h、1.0t/h、1.5t/hの条件で図2に示す構成のドラム型磁選機10に供給し、回転ドラム12のドラム周速を変化させて磁性物(メタル)と非磁性物(スラグ)を分離した場合の磁性物側(磁性物排出シュート14側)のスラグ混入率(%)を示す図である。曲線Aが1.5t/h、曲線Bが1.0t/h、曲線Cが0.5t/hをそれぞれ示す。図示するように、ドラム周速を50m/min〜200m/minに変化させることにより、混合物の供給速度0.5t/h、1.0t/h、1.5t/hのいずれの場合もスラグ混入率が改善される。
図7は上記実施例1と同様の混合物(メタル50%、スラグ50%)を供給速度0.5t/h、1.0t/h、1.5t/hの条件で図2に示す構成のドラム型磁選機10に供給し、回転ドラム12の周速を変化させて磁性物(メタル)と非磁性物(スラグ)を分離した場合の磁性物側(磁性物排出シュート14側)のスラグ混入率(%)を示す図である。ここでは、回転ドラム12の表面に下方に設置したエアノズル22から接線方向に空気を吹き付けて付着したスラグを除去している。曲線Aが1.5t/h、曲線Bが1.0t/h、曲線Cが0.5t/hをそれぞれ示す。図示するように、回転ドラム12の表面に接線方向に空気を吹き付けて付着スラグを除去し、回転ドラム12の周速を速くすることにより、磁性物側のスラグ混入率が大幅に改善されることがわかる。
図8は混合物として、(1)メタル25%、スラグ75%、(2)メタル50%、スラグ50%、(3)メタル75%、スラグ25%の3種類の混合物を供給速度1.0t/hで図2に示す構成のドラム型磁選機10に供給し、磁性物側のスラグ混入率を1.0%以下にするための回転ドラム12の周速を求めた。(1)の場合は周速125m/min、(2)の場合は周速80m/min、(3)の場合は周速50m/minで、磁性物側のスラグ混入率が1.0%以下になる。これにより、メタルの含有率に応じてドラム型磁選機10の回転ドラム12の周速を変化させることにより磁性物側のスラグ混入率を低減させることができることがわかる。
図9は図4に示すような構成の廃棄物溶融処理設備において、出滓口35の近傍に監視カメラを設置し、該監視カメラで溶融炉30の炉体を傾動させ炉体内に滞留している溶融物が出滓口35から排出される状態を撮影し、図3の制御装置25で該監視カメラからの画像信号を画像処理し、溶融物の排出速度を検出し、その排出速度に応じて、図3のドラム型磁選機10の回転ドラム12の周速を変化させた場合と、変化させない場合で磁性物(メタル)と非磁性物(スラグ)を分離させた場合の磁性物側のスラグ混入率を示す図である。図示するように、従来のように回転ドラム12の周速を100m/minで一定にした場合、磁性物側のスラグ混入率が26%であるのに対し、本発明のように回転ドラム12の周速を50m/min〜100m/minの範囲で可変した場合、磁性物側のスラグ混入率が3.3%と大幅に改善できる。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。例えば、図2に示すドラム型磁選機10ではドラム下方に設置したエアノズルから、回転ドラム12の表面に接線方向に圧力空気21を噴出したが、回転ドラム12の表面に付着した非磁性物であるスラグを効果的に除去できるのであれば、接線方向に限定されるものではない。また、混合物の供給速度に応じて回転ドラム周速を変えること、回転ドラム表面に圧力空気を吹き付けること、回転ドラム表面に下方から接線方向に圧力空気を吹き付けることの二つ以上を組合せて、本発明に係る磁性・非磁性物分離方法及び装置を構成してもよい。
10 ドラム型磁選機
11 ケーシング
12 回転ドラム
13 仕切板
14 磁性物排出シュート
15 非磁性物排出シュート
16 磁石
17 投入ポッパー
18 メタル
19 スラグ
20 混合物
21 圧力空気
22 エアノズル
23 モータ
24 モータ駆動装置
25 制御装置
26 センサ
27 メタルバケット
28 スラグ搬送コンベア
30 溶融炉
31 プラズマトーチ
32 焼却灰投入口
33 焼却灰
34 プラズマアーク
35 出滓口
36 ガス出口
37 混合物
39 排ガス
40 スラグ分離コンベア
41 水砕水槽
42 コンベヤ
50 スラグヤード
11 ケーシング
12 回転ドラム
13 仕切板
14 磁性物排出シュート
15 非磁性物排出シュート
16 磁石
17 投入ポッパー
18 メタル
19 スラグ
20 混合物
21 圧力空気
22 エアノズル
23 モータ
24 モータ駆動装置
25 制御装置
26 センサ
27 メタルバケット
28 スラグ搬送コンベア
30 溶融炉
31 プラズマトーチ
32 焼却灰投入口
33 焼却灰
34 プラズマアーク
35 出滓口
36 ガス出口
37 混合物
39 排ガス
40 スラグ分離コンベア
41 水砕水槽
42 コンベヤ
50 スラグヤード
Claims (9)
- ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離方法において、
前記混合物の供給速度に応じて前記ドラム型磁選機のドラムの周速を変化させ、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする磁性・非磁性物分離方法。 - ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離方法において、
前記ドラム型磁選機のドラム表面に圧力空気を吹き付け、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする磁性・非磁性物分離方法。 - ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離方法において、
前記ドラム型磁選機のドラム表面に圧力空気を該ドラム下方から接線方向に吹き付け、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする磁性・非磁性物分離方法。 - ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離方法において、
前記混合物の供給速度に応じてドラム型磁選機のドラムの周速を変化させること、該ドラム表面に圧力空気を吹き付けること、該ドラム表面に下方から接線方向に圧力空気を吹き付けることのいずれか二つ以上を組合せ磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする磁性・非磁性物分離方法。 - ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離装置において、
前記混合物の供給速度を検出する速度検出手段と、前記ドラム型磁選機のドラムの周速を制御する制御手段を設け、
前記制御手段は前記速度検出手段で検出した混合物の供給速度に応じて、ドラムの周速を変化させ、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする磁性・非磁性物分離装置。 - ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離装置において、
前記ドラム型磁選機のドラム表面に圧力空気を吹き付ける圧力空気吹付手段を設け、該ドラム表面に圧力空気を吹き付け、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする磁性・非磁性物分離装置。 - ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離装置において、
前記ドラム型磁選機のドラム表面に該ドラム下方から接線方向に圧力空気を吹き付ける圧力空気吹付手段を設け、該ドラム表面に圧力空気を吹き付け、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする磁性・非磁性物分離装置。 - ドラム型磁選機を具備し、該ドラム型磁選機に供給される溶融水砕固化された磁性物と非磁性物の混合物から磁性物と非磁性物を分離する磁性・非磁性物分離装置において、
前記混合物の供給速度を検出し、該検出した混合物の供給速度に応じて前記ドラム型磁選機のドラムの回転速度を制御する制御手段と、該ドラム表面に圧力空気を吹き付ける圧力空気吹付手段と、該ドラム表面に該ドラム下方から接線方向に圧力空気を吹き付ける圧力空気吹付手段のいずれか二つ以上を組合せ、磁性物と非磁性物を分離することを特徴とする磁性・非磁性物分離装置。 - 廃棄物を溶融する溶融炉、該溶融炉から排出される溶融物を水砕固化した水砕スラグを製造するスラグ製造装置、該スラグ製造装置から排出された水砕スラグを磁性物と非磁性物に分離する磁性・非磁性物分離装置を備えた廃棄物溶融処理設備において、
前記磁性・非磁性物分離装置に、請求項5乃至8のいずれか1項に記載の磁性・非磁性物分離装置を用いることを特徴とする廃棄物溶融処理設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003388518A JP4939729B2 (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | 磁性・非磁性物分離方法、磁性・非磁性物分離装置及び廃棄物溶融処理設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003388518A JP4939729B2 (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | 磁性・非磁性物分離方法、磁性・非磁性物分離装置及び廃棄物溶融処理設備 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005144390A JP2005144390A (ja) | 2005-06-09 |
JP2005144390A5 true JP2005144390A5 (ja) | 2006-12-07 |
JP4939729B2 JP4939729B2 (ja) | 2012-05-30 |
Family
ID=34695556
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003388518A Expired - Lifetime JP4939729B2 (ja) | 2003-11-18 | 2003-11-18 | 磁性・非磁性物分離方法、磁性・非磁性物分離装置及び廃棄物溶融処理設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4939729B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102527508B (zh) * | 2011-12-14 | 2014-05-28 | 柳州市远健磁力设备制造有限责任公司 | 一种从切割产生的金属屑中湿法磁选回收铝、铁的方法 |
WO2017212898A1 (ja) * | 2016-06-06 | 2017-12-14 | 新東工業株式会社 | セパレータ装置及びショット処理装置 |
JP2019051472A (ja) * | 2017-09-14 | 2019-04-04 | 日新製鋼株式会社 | 製鋼スラグの磁選方法、および製鋼スラグ用の磁選装置 |
CN109847926A (zh) * | 2019-01-11 | 2019-06-07 | 孙树春 | 一种干式风磁选机及其使用方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE7309949L (sv) * | 1973-07-16 | 1975-01-17 | Atomenergi Ab | Separator for en behandling av anga och vatten. |
JPH04131151A (ja) * | 1990-09-25 | 1992-05-01 | Tohoku Electric Power Co Inc | バラ物中鉄片除去装置 |
JPH05123605A (ja) * | 1991-11-06 | 1993-05-21 | Sumitomo Metal Ind Ltd | スラグ中の地金回収方法 |
JPH0985124A (ja) * | 1995-09-26 | 1997-03-31 | Hitachi Zosen Corp | 磁力選別装置 |
JPH11179334A (ja) * | 1997-12-19 | 1999-07-06 | Nkk Corp | 廃棄物溶融炉の溶融物からのスラグの回収方法及び装置 |
JP3652638B2 (ja) * | 2001-11-14 | 2005-05-25 | 川崎重工業株式会社 | スラグの改質方法及び装置 |
-
2003
- 2003-11-18 JP JP2003388518A patent/JP4939729B2/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4747547A (en) | Process for the treatment of slag generated in an ironworks | |
JP2013117058A (ja) | 鉄系材料及び再生砂の製造装置 | |
JP5213119B2 (ja) | セメント焼成炉からの鉛除去方法 | |
KR20120068029A (ko) | 강자성체의 분리 장치 | |
JP2003145123A (ja) | スラグの改質方法及び装置 | |
JP4017403B2 (ja) | 製砂システム | |
JP4939729B2 (ja) | 磁性・非磁性物分離方法、磁性・非磁性物分離装置及び廃棄物溶融処理設備 | |
JP2005144390A5 (ja) | ||
CN106636497A (zh) | 一种快速回收含铁熔渣中金属铁的方法 | |
EP0785028B1 (en) | Apparatus for solidifying and processing a molten material | |
JP6374742B2 (ja) | 竪型ローラミル | |
EP2297369B1 (en) | Method for recycling aluminium slags comprising an eddy current separator operating at reduced rotary speed. | |
JP2003071405A (ja) | 灰溶融炉の前処理方法 | |
JP3564035B2 (ja) | 金属含有原料の金属とスラグの分離回収方法及び装置 | |
JP4027592B2 (ja) | 空缶処理方法 | |
JP3827976B2 (ja) | 灰溶融炉の前処理方法及び前処理装置 | |
JP2003185104A (ja) | 流動層ボイラ設備 | |
JP2010164226A (ja) | 回転炉床炉の炉床に形成された岩盤の破砕方法 | |
JPH08187485A (ja) | 廃棄物溶融炉から排出される溶融物の処理装置 | |
JP2001280631A (ja) | ロータリーキルンから排出される溶融物の回収方法及びその装置 | |
JPH09290219A (ja) | ごみ処理施設 | |
JP4526675B2 (ja) | ピッチ粉粒体含有スラリーの脱水方法および脱水設備 | |
JP3137713U (ja) | 主灰の前処理設備 | |
JPH09137923A (ja) | 廃棄物溶融炉による溶融物の固化処理装置 | |
JP4430835B2 (ja) | 人工軽量骨材の製造方法 |