JP3929773B2 - 最適経路探索装置、最適経路探索方法 - Google Patents

最適経路探索装置、最適経路探索方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は最適経路探索装置、最適経路探索方法に係り、とくに交通機関の乗り継ぎを含めて出発駅または出発地から目的駅または目的地までを最短の移動時間で結ぶ最適な経路を探索するようにした最適経路探索装置、最適経路探索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
交通機関の乗り継ぎを含めて所望の出発地(または出発駅)から所望の目的地(または目的駅)までを最短の移動時間で結ぶ最適な経路を探索するようにした最適経路探索装置が有る。所望の出発駅から所望の目的駅までの最適な経路(ここでは交通機関の乗り継ぎ経路)を知りたい場合、出発駅、目的駅、出発予定日時または到着予定日時を指定し、探索を指示すると、最適経路探索装置は交通機関の時刻表データを用いて交通機関により、指定探索条件に応じて出発駅から目的駅まで最短時間で移動できる最適な経路を探索し、該探索した最適経路情報を表示、印刷したり、通信により外部の情報端末に送信するなどしてユーザに告知する。
【0003】
また、任意の出発地から任意の目的地までを徒歩と交通機関の組み合わせにより、最短の移動時間で移動できる最適経路を知りたい場合、出発地、目的地、出発地出発予定日時または目的地到着予定日時を指定し、探索を指示すると、最適経路探索装置は、交通機関の駅位置情報を含む道路データと、交通機関の時刻表データを用いて徒歩と交通機関の組み合わせにより、指定探索条件に応じて出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索し、該探索した最適経路情報を表示、印刷、通信により外部の情報端末に送信するなどしてユーザに告知する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、交通機関の駅は複数の出入口を有するものが大半であり、大規模な駅の場合、個々の出入口が互いに遠く離れている場合が有る。出発地、目的地が駅から離れている場合、最適経路情報には、所望の出発地から出発駅までを結ぶ徒歩経路と、目的駅から所望の目的地までを結ぶ徒歩経路も含まれている。しかし、出発駅、目的駅が複数の出入口を有していても、無視して出発地から出発駅の中心位置までを結ぶ徒歩経路が探索され、目的駅の中心位置から目的地までを結ぶ徒歩経路が探索されているため、出発駅で出入口を探したとき、出発地から遠い方の出入口から駅内に入ってしまったり、目的駅で出入口を探したとき、目的地から遠い方の出入口から駅外に出てしまったりして、余計な時間が掛かってしまうことがあった。
本発明は上記した従来技術の問題に鑑み、出発駅または目的駅が複数の出入口を有する場合に、一番適切な出入口を簡単に見出すことのできる最適経路探索装置、最適経路探索方法を提供することを、その目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明によれば、
道路データと、交通機関の路線網データを含む時刻表データを記憶した記憶手段と、出発地、目的地、出発地出発予定日時または目的地到着予定日時から成る指定探索条件に従い、道路データと、交通機関の時刻表データを用いて出発地近くの最寄りの1または複数の出発駅候補と目的地近くの最寄りの1または複数の目的駅候補を定めるとともに、各出発駅候補と各目的駅候補の組み合わせの中で、徒歩と交通機関の組み合わせにより、指定探索条件に応じて出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索する探索手段と、を備えた最適経路探索装置において、
前記記憶手段は、交通機関の路線網データに、複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報を含めて記憶しておき、
前記探索手段は、出発駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと交通機関の路線網データを用いて各出入口の内、出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として出発駅候補とし、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと交通機関の路線網データを用いて各出入口の内、目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として目的駅候補として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにしたこと、を特徴としている。
請求項2記載の発明によれば、
出発地、目的地、出発地出発予定日時または目的地到着予定日時から成る指定探索条件に従い、道路データと、交通機関の路線網データを含む時刻表データを用いて出発地近くの最寄りの1または複数の出発駅候補と目的地近くの最寄りの1または複数の目的駅候補を定めるとともに、各出発駅候補と各目的駅候補の組み合わせの中で、徒歩と交通機関の組み合わせにより、指定探索条件に応じて出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにした最適経路探索装置における最適経路探索方法において、
交通機関の路線網データに、複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報を含めておき、
最適な経路を探索する際、出発駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと交通機関の路線網データを用いて各出入口の内、出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として出発駅候補とし、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと交通機関の路線網データを用いて各出入口の内、目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として目的駅候補として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにしたこと、を特徴としている。
請求項3記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、
前記記憶手段には、交通機関の路線網データに、複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報と名称を含めて記憶しておき、
前記探索手段は、出発駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと、交通機関の時刻表データを用いて各出入口の内、出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として出発駅候補とし、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、各出入口の内、道路データを用いて目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として目的駅候補として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにし、かつ、最適な経路上の出発駅が複数の出入口を有するとき、最適経路上での出発駅位置とされた1つの出入口の名称を検索し、最適経路情報に付加するようにしたこと、を特徴としている。
請求項4記載の発明によれば、請求項2記載の発明において、
前記記憶手段には、交通機関の路線網データに、複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報と名称を含めて記憶しておき、
前記最適経路探索装置は、出発地から最寄りの出発駅候補と、目的地から最寄りの出発駅候補を検索し、
交通機関の路線網データに、交通機関の駅毎の位置情報に複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報と名称を含めておき、出発駅候補が複数の出入口を有するときは、各出入口の内、道路データを用いて出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として出発駅候補とし、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、各出入口の内、道路データを用いて目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として目的駅候補として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにし、かつ、最適な経路上の出発駅が複数の出入口を有するとき、最適経路上での出発駅位置とされた1つの出入口の名称を検索し、最適経路情報に付加するようにしたこと、を特徴としている。
請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の発明において、
前記記憶手段には、交通機関の路線網データに、複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報と名称を含めて記憶しておき、
前記探索手段は、出発地から最寄りの出発駅候補と、目的地から最寄りの出発駅候補を検索し、出発駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと、交通機関の時刻表データを用いて各出入口の内、出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として出発駅候補とし、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、各出入口の内、道路データを用いて目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として目的駅候補として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにし、かつ、最適な経路上の目的駅が複数の出入口を有するとき、最適経路上での目的駅位置とされた1つの出入口の名称を検索し、最適経路情報に付加するようにしたこと、を特徴としている。
請求項6記載の発明によれば、請求項2記載の発明において、
前記記憶手段には、交通機関の路線網データに、複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報と名称を含めて記憶しておき、
前記最適経路探索装置は、出発地から最寄りの出発駅候補と、目的地から最寄りの出発駅候補を検索し、
交通機関の路線網データに、交通機関の駅毎の位置情報に複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報と名称を含めておき、出発駅候補が複数の出入口を有するときは、各出入口の内、道路データを用いて出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として出発駅候補とし、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、各出入口の内、道路データを用いて目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として目的駅候補として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにし、かつ、最適な経路上の目的駅が複数の出入口を有するとき、最適経路上での目的駅位置情報とされた1つの出入口の名称を検索し、最適経路情報に付加するようにしたこと、を特徴としている。
【0006】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の一つの実施の形態を図1を参照して説明する。図1は本発明に係る最適経路探索方法を具現した最適経路探索装置の構成を示すブロック図である。
最適経路探索装置1の内、2はCD−ROMであり、地図データ、経路探索用の道路データ、経路探索用で公共交通機関の路線網データを含む時刻表データが記憶されている。地図データは、地理的に分割された領域毎の地図表示用のデータであり、ここでは、出発地から出発駅までを結ぶ徒歩経路、目的駅から目的地までを結ぶ徒歩経路を地図上に重ねて表示するために用いられる。路線網データは、各路線の各駅を駅ノードとして、全駅ノードを定義した駅ノードテーブル(駅ノード毎に、駅ノード番号、駅中心位置座標、駅名、路線番号、路線名、他の路線に乗換え可か否かを示すデータ、他の路線に乗換え可の場合に乗換え先路線番号と乗換え先駅ノード番号の組データを含む)、各路線毎の路線データ(路線番号、路線名、路線を構成する駅ノード番号列を含む)を含む。また、路線網データには、1または複数の出入口を有する各駅について駅出入口位置情報を集めた駅出入口位置情報テーブルと、駅出入口別最適降車車両位置情報を集めた駅出入口別最適降車車両位置情報テーブル、路線間の乗換えが可能な各駅について、最適乗換え車両位置情報を集めた最適乗換え車両位置情報テーブルとが含めて記憶されている。道路データと公共交通機関の時刻表データは、徒歩と公共交通機関の組み合わせにより、ユーザ指定の探索条件(出発地、目的地、出発地出発予定日時または目的地到着予定日時)に応じて出発地から目的地までを最短時間で移動できる最適経路を探索するために用いられる。
【0007】
駅出入口位置情報テーブルは、図2の如く構成されており、駅が1つの出入口しか有しない場合は、該出入口の位置座標と名称(「南口」、「A1」など)が駅ノード番号と対応付けて記憶されており、駅が複数の出入口を有する場合は、各出入口の位置座標と名称を駅ノード番号と対応付けて記憶されている。例えば、図9の○○○線××駅の場合、出入口は名称が「A1」〜「A4」の4つ有り、・・・線・・駅の場合、出入口は名称が「北口」と「南口」の2つ有る。駅が複数の出入口を有する場合の各出入口毎の位置座標は、出発駅候補の駅位置を出発地から徒歩で一番早く到達できる出入口に引き込むために用い、目的駅候補の駅位置を目的地まで徒歩で一番早く到達できる出入口に引き込むために用いる。
【0008】
最適乗換え車両位置情報テーブルは、図3の如く構成されており、各路線上で路線間の乗換えが生じる各駅につき、入線側路線及び入線方向と、出線側路線及び出線方向の組み合わせ別に、入線側路線での最適乗換え車両位置番号(一方の路線の電車から他方の路線の電車への乗換え時間が一番短い当該一方の電車での車両位置番号)を駅ノード番号と対応付けて構成されている。例えば、乗換え駅が図4の○○○線○○駅の場合、○○○線で○○○線×○駅の方から入線して、○○○線○○駅で降車し、△△線○○駅で△△線に乗り換えて乗車し、△△線△×駅の方へ出線する場合を考え、乗換え駅の駅ノード番号SN、入線側路線番号RN、入線方向を示す入線側隣接駅ノード番号SN、出線側路線番号RN、出線方向を示す出線側隣接駅ノード番号SN、最適乗換え車両位置番号1の組み合わせで1つの最適乗換え車両位置情報が構成される。また、○○○線で○○○線○×駅の方から入線して、○○○線○○駅で降車し、△△線○○駅で△△線に乗り換えて乗車し、△△線△×駅の方へ出線する場合を考え、乗換え駅の駅ノード番号SN、入線側路線番号RN、入線方向を示す入線側隣接駅ノード番号SN、出線側路線番号RN、出線方向を示す出線側隣接駅ノード番号SN、最適乗換え車両位置番号4の組み合わせで1つの最適乗換え車両位置情報が構成される。
【0009】
また、○○○線で○○○線×○駅の方から入線して、○○○線○○駅で降車し、△△線○○駅で△△線に乗り換えて乗車し、△△線×△駅の方へ出線する場合を考え、乗換え駅の駅ノード番号SN、入線側路線番号RN、入線方向を示す入線側隣接駅ノード番号SN、出線側路線番号RN、出線方向を示す出線側隣接駅ノード番号SN、最適乗換え車両位置番号1の組み合わせで1つの最適乗換え車両位置情報が構成される。また、○○○線で○○○線○×駅の方から入線して、○○○線○○駅で降車し、△△線○○駅で△△線に乗り換えて乗車し、△△線×△駅の方へ出線する場合を考え、乗換え駅の駅ノード番号SN、入線側路線番号RN、入線方向を示す入線側隣接駅ノード番号SN、出線側路線番号RN、出線方向を示す出線側隣接駅ノード番号SN、最適乗換え車両位置番号4の組み合わせで1つの最適乗換え車両位置情報が構成される(図3参照)。
【0010】
同様に、乗換え駅が図4の△△線○○駅の場合、△△線で△△線×△駅の方から入線して、△△線○○駅で降車し、○○○線○○駅で○○○線に乗り換えて乗車し、○○○線○×駅の方へ出線する場合を考え、乗換え駅の駅ノード番号SN、入線側路線番号RN、入線方向を示す入線側隣接駅ノード番号SN、出線側路線番号RN、出線方向を示す出線側隣接駅ノード番号SN、最適乗換え車両位置番号3の組み合わせで1つの最適乗換え車両位置情報が構成される。また、△△線で△△線△×駅の方から入線して、△△線○○駅で降車し、○○○線○○駅で○○○線に乗り換えて乗車し、○○○線○×駅の方へ出線する場合を考え、乗換え駅の駅ノード番号SN、入線側路線番号RN、入線方向を示す入線側隣接駅ノード番号SN、出線側路線番号RN、出線方向を示す出線側隣接駅ノード番号SN、最適乗換え車両位置番号3の組み合わせで1つの最適乗換え車両位置情報が構成される(図3参照)。
【0011】
また、△△線で△△線×△駅の方から入線して、△△線○○駅で降車し、○○○線○○駅で○○○線に乗り換えて乗車し、○○○線×○駅の方へ出線する場合を考え、乗換え駅の駅ノード番号SN、入線側路線番号RN、入線方向を示す入線側隣接駅ノード番号SN、出線側路線番号RN、出線方向を示す出線側隣接駅ノード番号SN、最適乗換え車両位置番号3の組み合わせで1つの最適乗換え車両位置情報が構成される。また、△△線で△△線△×駅の方から入線して、△△線○○駅で降車し、○○○線○○駅で○○○線に乗り換えて乗車し、○○○線×○駅の方へ出線する場合を考え、乗換え駅の駅ノード番号SN、入線側路線番号RN、入線方向を示す入線側隣接駅ノード番号SN、出線側路線番号RN、出線方向を示す出線側隣接駅ノード番号SN、最適乗換え車両位置番号3の組み合わせで1つの最適乗換え車両位置情報が構成される(図3参照)。
【0012】
駅出入口別最適降車車両位置情報テーブルは、図5の如く構成されており、各路線上で出入口が複数存在する各駅につき、入線方向と出入口の組み合わせ別に、入線方向での最適降車車両位置番号(電車を降りて所望の出入口まで一番早く到達できる車両位置番号)を、駅ノード番号と対応付けて構成されている。例えば、複数の出入口を有する駅が図6の△△線△△駅の場合、△△線で△△線□×駅の方から入線して、△△線△△駅で降車し、出入口番号1の出入口B1から出る場合を考え、駅ノード番号SN、路線番号RN、入線方向を示す入線側隣接駅ノード番号SN、出入口番号1、最適降車車両位置番号1の組み合わせで1つの最適降車車両位置情報が構成される。また、△△線で△△線□×駅の方から入線して、△△線△△駅で降車し、出入口番号2の出入口B2から出る場合を考え、駅ノード番号SN、路線番号RN、入線方向を示す入線側隣接駅ノード番号SN、出入口番号2、最適降車車両位置番号6の組み合わせで1つの最適降車車両位置情報が構成される。また、△△線で△△線×□駅の方から入線して、△△線△△駅で降車し、出入口B1から出る場合を考え、駅ノード番号SN、路線番号RN、入線方向を示す入線側隣接駅ノード番号SN、出入口番号1、最適降車車両位置番号6の組み合わせで1つの最適降車車両位置情報が構成される。また、△△線で△△線×□駅の方から入線して、△△線△△駅で降車し、出入口B2から出る場合を考え、駅ノード番号SN、路線番号RN、入線方向を示す入線側隣接駅ノード番号SN、出入口番号2、最適降車車両位置番号6の組み合わせで1つの最適降車車両位置情報が構成される(図5参照)。
【0013】
図1に戻って、3は最適経路探索部であり、後述する操作部により、ユーザ所望の出発地、目的地、出発地出発予定日時または目的地到着予定日時からなる探索条件が指定されたのち、探索指示操作がされると、CD−ROM2に記憶された道路データと公共交通機関の路線網データを含む時刻表データを用いて、出発地近くの1または複数の出発駅候補と目的地近くの1または複数の目的駅候補を定めるとともに、徒歩と交通機関の組み合わせにより、指定探索条件に応じて出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索し、探索した最適経路の情報を記憶部4に記憶させる。記憶部4に記憶される最適経路情報は、最適経路の概要を示す文字情報(最適経路概要文字情報)と、最適経路中の出発地−出発駅間徒歩経路データと、目的駅−目的地間徒歩経路データである(図7参照)。
【0014】
最適経路探索部3は、若し或る出発駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと公共交通機関の路線網データ(駅出入口情報テーブル)を用いて、各出入口の内、出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索し、該探索した出入口の位置を当該出発駅候補の駅位置とし、同様に、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと公共交通機関の路線網データを用いて、各出入口の内、目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索し、該探索した出入口の位置を当該目的駅候補の駅位置として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索する。
【0015】
また、最適経路探索部3は、最適な経路に路線間で乗換えを行うべき駅があるとき、最適経路探索部3は、交通機関の路線網データ(駅ノードテーブル、路線データなど)から最適な経路上での当該乗換え駅での入線側路線及び入線方向(入線側隣接駅)と、出線側路線及び出線方向(線側隣接駅)を判別し、最適乗換え車両位置情報テーブルを参照して、当該乗換え駅での入線側路線での最適乗換え車両位置を検索し、最適経路概要文字情報に付加する。また、最適な経路上の目的駅が複数の出入口を有するとき、最適経路探索部3は、交通機関の路線網データ(駅ノードテーブル、路線データなど)から最適な経路上での当該目的駅での入線側路線及び入線方向(入線側隣接駅)を判別し、駅出入口別最適降車車両位置情報テーブルを参照して、当該目的駅の駅位置とされた1つの出入口を対象とする入線側路線での最適降車車両位置と名称を検索し、最適経路情報に付加する。また、最適経路探索部3は、最適な経路の出発駅が複数の出入口を有する場合に、出発駅の駅位置とされた出入口の名称を検索し、最適経路情報に付加する。
【0016】
5は最適経路の概要を示す最適経路概要文字情報を表示したり、最適経路中の徒歩経路部分を地図に重ねて表示したりする表示部である。6は操作部であり、ユーザ所望の出発地、目的地、出発地出発予定日時または目的地到着予定日時からなる探索条件を指定したり、探索指示操作をしたりする。また、探索後、最適経路の内、出発地−出発駅間の徒歩経路または目的駅−目的地間の徒歩経路の表示指示操作をする。7は表示制御部であり、探索が終わると記憶部4に記憶された最適経路概要文字情報を表示部5に表示させる。また、操作部6で出発地−出発駅間の徒歩経路の表示が指示されると、記憶部4に記憶された出発地−出発駅間徒歩経路データと、CD−ROM2に記憶された出発地周辺の地図データを用いて、出発地周辺の地図画像を出発地−出発駅間の徒歩経路とともに描画し、表示部5に表示させる。同様に、操作部6で目的駅−目的地間の徒歩経路の表示が指示されると、記憶部4に記憶された目的駅−目的地間徒歩経路データと、CD−ROM2に記憶された出発地周辺の地図データを用いて、目的駅周辺の地図画像を目的駅−目的地間の徒歩経路とともに描画し、表示部5に表示させる。
【0017】
図8は出発地と目的地の地理的関係の一例を示す説明図、図9は出発駅候補の決定方法の説明図、図10は目的駅候補の決定方法の説明図、図11は表示部5に表示される最適経路概要文字情報の説明図、図12は表示部5に表示される出発地周辺の地図に出発地−出発駅間の徒歩経路を重ねた画像の説明図、図13は表示部5に表示される目的駅周辺の地図に目的駅−目的地間の徒歩経路を重ねた画像の説明図であり、以下、これらの図を参照して上記した実施の形態の動作を説明する。
【0018】
操作部6でユーザが所望の出発地、目的地、出発地出発予定日時または目的地到着予定日時からなる探索条件を指定するとともに探索指示操作をすると、最適経路探索部3は、CD−ROM2に記憶された道路データと公共交通機関の路線網データを含む時刻表データを用いて、指定探索条件に応じて出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索する。
例えば、ユーザが図8に示す所望の出発地と目的地及び出発地出発予定日時として、2001年12月14日午前10時00分を指定したとき、最適経路探索部3は、まず、図2に示す駅出入口位置情報テーブルを参照して、出発地から或る一定距離R(例えば4km)内に1つでも出入口の位置座標が入っている全ての駅を見出す。ここでは、図9の○○○線××駅と・・・線・・駅の2つが該当したとすると、これら2つの駅を出発駅候補とする。そして、各出発駅候補について、出入口が1つしかない場合は該出入口の位置座標を出発駅候補の駅位置座標とする。出入口が複数存在する出発駅候補については、道路データを用いて、各出入口毎に、出発地から出入口までを最短距離で結ぶ経路を探索するとともに、各経路の距離と徒歩での所要時間を計算する。そして、一番距離が短い(一番所要時間が短い)出入口の位置座標を当該出発駅候補の駅位置座標とし、出発地から出発駅の駅位置とした出入口までの所要時間と、出発駅の駅位置とした出入口の出入口番号(図2参照)を出発駅候補に対応付けて最適経路探索部3の内部に記憶しておく。
【0019】
例えば、○○○線××駅は出入口が1番目から4番目まで4つ(各出入口の名称は「A1」〜「A4」とする)有ったとき、出発地から「A1」〜「A4」の各々までを道路に沿って最短で結ぶ経路はRT1〜RT4の4つになるが、RT4が一番短いので、出入口「A4」の位置座標を出発駅候補の1つである○○○線××駅の駅位置座標とする。出発地から○○○線××駅の位置(ここでは、「A4」)の間の徒歩の所要時間をtとする。また、・・・線・・駅は出入口が1番目と2番目の2つ(各出入口の名称は「北口」及び「南口」とする)有ったとき、出発地から北口と南口までを道路に沿って最短で結ぶ経路はRV1とRV2の2つになるが、RV1の方が短いので、「北口」の位置座標を出発駅候補の他の1つである・・・線・・駅の駅位置座標とする。出発地から・・・線・・駅の位置(ここでは、「北口」)の間の徒歩の所要時間をtとする。
【0020】
同様にして、図2に示す駅出入口位置情報テーブルを参照して、目的地から或る一定距離R内に1つでも出入口の位置座標が入っている全ての駅を見出す。ここでは、図10の△△線△△駅と■■線■■駅の2つが該当したとすると、これら2つの駅を目的駅候補とする。そして、各目的駅候補について、出入口が1つしかない場合は該出入口の位置座標を目的駅候補の駅位置座標とする。出入口が複数存在する目的駅候補については、道路データを用いて、各出入口毎に、出入口から目的地までを最短距離で結ぶ経路を探索するとともに、各経路の距離と徒歩での所要時間を計算する。そして、一番距離が短い(一番所要時間が短い)出入口の位置座標を当該目的駅候補の駅位置座標とし、かつ、目的駅の駅位置とした出入口から目的地までの所要時間と、目的駅の駅位置とした出入口の出入口番号(図2参照)を目的駅候補に対応付けて最適経路探索部3の内部に記憶しておく。
【0021】
例えば、△△線△△駅は出入口が1番目と2番目の2つ(図10の符号B1、B2参照。各出入口B1、B2の名称は「東口」及び「西口」とする)有ったとき、目的地と出入口B1、B2の各々を道路に沿って最短で結ぶ経路はRP1とRP2の2つになるが、RP2の方がより短いので、出入口B2の位置座標を目的駅候補の1つである△△線△△駅の駅位置座標とする。△△線△△駅の出入口B2と目的地の間の徒歩の所要時間をt3とする。また、■■線■■駅は出入口が「北口」と「南口」(名称)の2つ有ったとき、出発地から「北口」と「南口」までを道路に沿って最短で結ぶ経路はRF1とRF2の2つになるが、RF1の方が短いので、「北口」の位置座標を目的駅候補の他の1つである■■線■■駅の駅位置座標とする。■■線■■駅の「北口」と目的地の間の所要時間をt4とする。
【0022】
次に、最適経路探索部3はCD−ROM2に記憶された公共交通機関の時刻表データを参照して、出発地出発予定日時からt後に出発駅候補の1つである○○○線××駅に到着したと仮定して、○○○線××駅から目的駅候補の1つである△△線△△駅までの電車の乗り継ぎ経路を探索し、△△線△△駅の到着予定日時にtを加算した目的地到着予定日時T13を求める。また、出発地出発予定日時からt後に出発駅候補の1つである○○○線××駅に到着したと仮定して、○○○線××駅から目的駅候補の他の1つである■■線■■駅まで電車を乗り継いだときの■■線■■駅の到着予定日時にtを加算した目的地到着予定日時T14を求める。更に、出発地出発予定日時からt後に出発駅候補の他の1つである・・・線・・駅に到着したと仮定して、・・・線・・駅から目的駅候補の1つである△△線△△駅までの電車の乗り継ぎ経路を探索し、△△線△△駅の到着予定日時にtを加算した目的地到着予定日時T23を求める。また、出発地出発予定日時からt後に出発駅候補の1つである・・・線・・駅に到着したと仮定して、・・・線・・駅から目的駅候補の他の1つである■■線■■駅まで電車を乗り継いだときの■■線■■駅の到着予定日時にtを加算した目的地到着予定日時T24を求める。そして、出発地出発予定日時が指定されている場合、目的地に一番早く到達できる経路が最適なので、T13、T14、T23、T24の内、一番早いものを探す。T13が該当するとき、出発駅は○○○線××駅として確定し、目的駅は△△線△△駅として確定する。そして、先に探索した○○○線××駅から△△線△△駅までの電車の乗り継ぎ経路情報を内部に記憶する。
【0023】
なお、最適経路探索部3は電車の乗り継ぎ経路を探索する際、時刻表データから、出発駅についての駅ノード番号,駅名,路線番号,路線名,出発駅の駅位置とした出発地に最寄りの出入口の出入口番号(図2参照)、発車時刻、途中の乗換えすべき駅毎に、乗換え駅の駅ノード番号,駅名,乗換え駅での入線側路線番号,入線側路線名,到着時刻,乗換え駅での入線側路線上で1つ手前(出発地寄り)の駅の駅ノード番号(入線側隣接駅ノード番号),乗換え駅での出線側路線番号,出線側路線名,発車時刻,出線側路線上で1つ先(目的地寄り)の駅の駅ノード番号(出線側隣接駅ノード番号)、目的駅についての駅ノード番号,駅名,目的駅の駅位置とした目的地に最寄りの出入口の出入口番号、到着時刻を判別し、これらの情報も電車の乗り継ぎ経路情報に含めて記憶する。また、出発駅の駅位置とした出入口の名称を検索し、目的駅の駅位置とした出入口の名称を検索し、これらの情報も電車の乗り継ぎ経路情報に含めて記憶させる。
【0024】
出発地、目的地、○○○線、△△線の関係が図8の如くなっている場合、出発駅は○○○線××駅となり(図9参照)、出発駅の駅位置とされる出入口は「A4」(名称)とされる。また、目的駅は△△線△△駅となり(図10、図6参照)、目的駅の駅位置とされる出入口はB2の「西口」(名称)となる。
【0025】
また、乗換え駅は○○○線○○駅となり(図4参照)、電車の乗り継ぎ経路情報には、乗換え駅の駅ノード番号SN,駅名○○駅,乗換え駅での入線側路線番号RN,入線側路線名○○○線,到着時刻,乗換え駅での入線側路線上で1つ手前(出発地寄り)の駅の駅ノード番号(入線側隣接駅ノード番号であり、乗換え駅での入線方向を示す)SN,乗換え駅での出線側路線番号RN,出線側路線名△△線,発車時刻,出線側路線上で1つ先(目的地寄り)の駅の駅ノード番号(出線側隣接駅ノード番号であり、乗換え駅での出線方向を示す)SNが含まれる。
【0026】
このあと、最適経路探索部3は道路データを参照して出発地から先に確定した出発駅の駅位置として設定した出入口「A4」までを最短で結ぶ徒歩経路を探索し、出発地−出発駅間徒歩経路データとして内部に記憶する。同様に、道路データを参照して先に確定した目的駅の駅位置として設定した出入口B2から目的地までを最短で結ぶ徒歩経路を探索し、目的駅−目的地間徒歩経路データとして内部に記憶する。
【0027】
更に、最適経路探索部3は交通機関の路線網データの内、最適乗換え車両位置情報テーブル(図3参照)を参照して、先に探索した電車の乗り継ぎ経路情報の内の乗換えすべき○○○線○○駅について、入線側路線番号と入線側隣接駅ノード番号、出線側路線番号と出線側隣接駅ノード番号から、入線側路線○○○線で×○駅方向から入線し、出線側路線△△の△×駅方向へ出線する場合に○○○線○○駅で一番早く乗り換えられる○○○線の最適乗換え車両位置を検索し、乗り継ぎ経路情報に追加して記憶する。図3、図4の場合、最適乗換え車両位置は1となる。
【0028】
更に、最適経路探索部3は交通機関の路線網データの内、駅出入口別最適降車車両位置情報テーブル(図5参照)を参照して、先に探索した電車の乗り継ぎ経路情報の内の目的駅である△△線△△駅について、入線側路線番号と入線側隣接駅ノード番号、出入口番号(2)から、入線側路線△△線で×□駅方向から入線し、出入口B2へ向かう場合に△△線△△駅で一番早く移動できる△△線の最適降車車両位置を検索し、乗り継ぎ経路情報に追加して記憶する。図5、図6の場合、最適降車車両位置は6となる。
【0029】
以上の如くして最適経路探索部3による出発地から目的地までを徒歩と交通機関により、最短時間で結ぶ最適な経路の探索が完了すると、内部に記憶した出発駅−出発地間徒歩経路データとtを対応付けて記憶部4に記憶させ、目的駅−目的地間徒歩経路データとtを対応付けて記憶部4に記憶させる。また、乗り継ぎ経路情報、出発地出発予定日時、t、tなどから、交通手段の別に最適経路の概要を文字で表した図11の如く最適経路概要文字情報を作成して記憶部4に記憶させる。
【0030】
表示制御部7は最適経路探索部3による最適な経路の探索が完了すると、まず記憶部4に記憶された最適経路概要文字情報を表示部5に表示させる(図11参照)。これにより、ユーザは、出発地から出発駅までの徒歩による所要時間、出発駅の駅名,路線名,出発駅で出発地に最寄りの出入口の名称,出発駅での発車時間,出発駅で電車に乗るのに適した車両位置(次の乗換え駅での乗換えが便利な車両位置)、乗換え駅の駅名,乗換え先の路線名と駅名,乗換え先の路線での発車時間,目的駅の駅名,路線名,目的駅での到着時間,目的駅で目的地に最寄りの出入口の名称,目的駅から目的地までの徒歩による所要時間などを知ることができる。
【0031】
ここで、出発地に最寄りの出発駅の出入口の名称が判るので、出発駅が複数の出入口を有していても、出発地から徒歩で出発後、出発駅の出入口の内、出発地に最寄りの出入口を容易に見つけることができ、出発駅まで遠回りする恐れがなくなる。同様に、目的地に最寄りの目的駅の出入口の名称が判るので、目的駅が複数の出入口を有していても、目的駅の出入口の内、目的地に最寄りの出入口を容易に見つけることができ、目的地まで遠回りする恐れがなくなる。
また、最適経路に一方の路線(図8のRB参照)から他方の路線(図8のRC参照)へ乗換えすべき駅が有るとき、一方の路線で乗換えを素早くできる便利な車両位置が事前に判るので、一方の路線で電車に乗る際に、当該便利な車両位置に乗ることで、乗換えに要する時間を短縮することができる。同様に、目的駅まで最後に乗る路線から降りて目的駅の出入口の内、目的地に最寄りの出入口に素早く向かうことのできる便利な車両位置が事前に判るので、最後に乗る路線で電車に乗る際に、当該便利な車両位置に乗っておくことで、目的駅で目的地に最寄りの出入口に素早く到達することができる。
【0032】
ユーザが出発地−出発駅間徒歩経路を地図上で確認したいとき、操作部6で出発地−出発駅間徒歩経路表示指示操作をする。すると、表示制御部7は、記憶部4の内、出発地−出発駅間徒歩経路データを参照して、CD−ROM2から出発地周辺の地図データを読み出し、出発地を中心とする地図画像を描画し、該地図画像の上に重ねて出発地−出発駅間徒歩経路(図8のRA参照)を特定の色で太く強調して描画し、更に、地図画像の内、出発地−出発駅間徒歩経路の起点と終点に相当する箇所に起点マークと終点マークを重ねて描画し、表示部5に表示させる(図12参照)。これにより、ユーザは、出発地から出発駅までの最適な徒歩経路を地図上で確認することができる。出発駅が複数の出入口を有していても、出発地から一番最寄りの出入口に向けた最適徒歩経路が探索されているので、ユーザは地図上の強調徒歩経路(図12の符号RA′参照)を辿って出発駅に向かうことで、速やかに出発地に辿り着くことができ、出発駅の内、出発地から遠い方の出入口に間違って向かう恐れがなくなる。
【0033】
また、ユーザが目的駅−目的地間徒歩経路を地図上で確認したいとき、操作部6で目的駅−目的地間徒歩経路表示指示操作をする。すると、表示制御部7は、記憶部4の内、目的駅−目的地間徒歩経路データを参照して、CD−ROM2から目的駅周辺の地図データを読み出し、目的駅を中心とする地図画像を描画し、該地図画像の上に重ねて目的駅−目的地間徒歩経路(図8のRD参照)を特定の色で太く強調して描画し、更に、地図画像の内、目的駅−目的地間徒歩経路の起点と終点に相当する箇所に起点マークと終点マークを重ねて描画し、表示部5に表示させる(図13参照)。これにより、ユーザは、目的駅から目的地までの最適な徒歩経路を地図上で確認することができる。目的駅が複数の出入口を有していても、目的地に一番最寄りの出入口から目的地に向けた最適徒歩経路が探索されているので、ユーザは地図上の強調徒歩経路(図12の符号RD′参照)の起点に相当する出入口から目的駅を出て強調徒歩経路に沿って目的地に向かうことで、速やかに目的地に辿り着くことができ、目的駅の内、目的地から遠い方の出入口から間違って出て遠回りで目的地に向かう恐れがなくなる。
【0034】
この実施の形態によれば、最適経路探索部3で探索した最適経路の途中に、或る路線から他の路線への乗換え駅があった場合、該乗換え駅で一番早く乗換えができる当該或る路線の電車での乗車車両位置をユーザが知ることが出来るので、乗換えに無駄な時間を掛けることがなくなる。
また、最適経路探索部3で探索した最適経路の目的駅に関して、目的駅まで最後に乗った路線の電車から目的駅で降り、目的地の出入口の内、目的地に最寄りの出入口に素早く向かうことのできる便利な車両位置が事前に判るので、最後に乗る路線で電車に乗る際に、当該便利な車両位置に乗っておくことで、目的駅で目的地に最寄りの出入口に素早く到達することができる。
また、最適経路探索部3が出発地近くの1または複数の出発駅候補を検索したときに、或る出発駅候補が複数の出入口を有しているときは、出発地に最寄りの1つの出入口を当該出発駅候補の駅位置に設定し、目的地近くの1または複数の目的駅候補を検索したときに、或る目的駅候補が複数の出入口を有しているときは、目的地に最寄りの1つの出入口を当該目的駅候補の駅位置に設定して最適経路の探索をするので、最終的に、出発地−目的地間の徒歩と交通機関による移動時間が一番短い経路を確実に探索できる。
そして、最終的に探索した最適経路上の出発駅が複数の出入口を有するときは、出発地に最寄りの一番最適な1つの出入口の名称をユーザが知ることが出来るので、出発地に最寄りの出入口を容易に見つけることができ、出発駅内に入るのに遠回りせずに済み、同様に、最終的に探索した最適経路上の目的駅が複数の出入口を有するときは、目的地に最寄りの一番最適な1つの出入口の名称をユーザが知ることが出来るので、目的地に最寄りの出入口を容易に見つけることができ、目的地まで遠回りせずに済む。
【0035】
なお、上記した実施の形態では、出発地、目的地、出発地出発予定時間を探索条件として指定する場合を例に挙げて説明したが、出発地、目的地、目的地到着予定時間を探索条件として指定する場合にも同様に適用することができる。目的地到着予定時間が指定されたときは、最適経路探索部は、出発地近くの1または複数の出発駅候補と、目的地近くの1または複数の目的駅候補の組み合わせの内、出発地を一番遅く出発できる組み合わせの出発駅候補と目的駅候補の組み合わせを出発駅と目的駅として確定すれば良い。
【0036】
また、上記した実施の形態では、出発地と目的地が駅から離れている場合について説明したが、或る所望の駅を出発地とし、他の或る所望の駅を目的地とし、出発駅出発予定日時または目的駅到着予定日時とともに指定するようにしても良く、この場合、最適経路探索部3は道路データは用いずに、単に、時刻表データから、指定探索条件に従応じた出発駅から目的駅まで最短時間で移動できる最適な乗り継ぎ経路を探索すれば良く、この際、乗換えすべき駅があれば前述と同様にして、最適乗換え車両位置を求めるようにする。目的駅での最適降車車両位置と出入口名称は、目的駅の1番目の出入口を対象にして求めるようにし、出発駅の名称は、出発駅の1番目の出入口を対象にして求めるようにすれば良い。
【0037】
また、上記した実施の形態では、道路データ及び交通機関の時刻表データはCD−ROM1に記憶されたものを使用したが、ICメモリカードに記憶させて最適経路探索装置を携帯可能としても良い。また、最適経路探索装置をネットワーク上に設置し、外部と通信可能としておき、携帯電話、携帯コンピュータ等からネットワーク経由で探索条件を指定して最適経路探索装置に探索を指示し、外部から通信で探索が指示されると、最適経路探索部が指定探索条件に従い、最適経路の探索をしたのち、図示しない配信部が最適経路概要文字情報を要求元の携帯電話、携帯コンピュータ等に返信して画面表示可能とし、このあと、携帯電話、携帯コンピュータ等から出発地−出発駅間徒歩経路(または目的駅−目的地間徒歩経路)が要求されると、表示制御部の描画した強調徒歩経路付の出発地周辺の地図画像データ(または強調徒歩経路付の目的駅周辺の地図画像データ)を図示しない配信部が要求元の携帯電話、携帯コンピュータ等に返信して画面表示可能としても良い。
【0038】
【発明の効果】
本発明の1つによれば、出発地近くの1または複数の出発駅候補が有ったときに、或る出発駅候補が複数の出入口を有しているときは、出発地に最寄りの1つの出入口を当該出発駅候補の駅位置に設定し、目的地近くの1または複数の目的駅候補が有ったときに、或る目的駅候補が複数の出入口を有しているときは、目的地に最寄りの1つの出入口を当該目的駅候補の駅位置に設定して最適経路の探索をするので、最終的に、出発地−目的地間の徒歩と交通機関による移動時間が一番短い経路を確実に探索できる。
本発明の他の1つによれば、最終的に探索した最適経路上の出発駅が複数の出入口を有するときは、出発地に最寄りの一番最適な1つの出入口の名称が判るので、出発地に最寄りの出入口を容易に見つけることができ、出発駅内に入るのに遠回りせずに済み、同様に、最終的に探索した最適経路上の目的駅が複数の出入口を有するときは、目的地に最寄りの一番最適な1つの出入口の名称をユーザが知ることが出来るので、目的地に最寄りの出入口を容易に見つけることができ、目的地まで遠回りせずに済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一つの実施の形態に係る最適経路探索装置の構成図である。
【図2】図1中の路線網データに含まれる駅出入口情報テーブルの内容を示す説明図である。
【図3】図1中の路線網データに含まれる最適乗換え車両位置情報テーブルの内容を示す説明図である。
【図4】最適乗換え車両位置情報テーブルのデータ構成を説明する説明図である。
【図5】図1中の路線網データに含まれる駅出入口別最適降車車両位置情報テーブルの内容を示す説明図である。
【図6】駅出入口別最適降車車両位置情報テーブルのデータ構成を説明する説明図である。
【図7】図1中の記憶部に記憶される内容の説明図である。
【図8】最適経路探索方法の説明図である。
【図9】最適経路探索方法の説明図である。
【図10】最適経路探索方法の説明図である。
【図11】表示部に表示される最適経路概要文字情報の説明図である。
【図12】表示部に地図に重ねて表示される出発地から出発駅までを結ぶ徒歩経路の説明図である。
【図13】表示部に地図に重ねて表示される目的駅から目的地までを結ぶ徒歩経路の説明図である。
【符号の説明】
1 最適経路探索装置 2 CD−ROM
3 最適経路探索部 4 記憶部
5 表示部 6 操作部
7 表示制御部

Claims (6)

  1. 道路データと、交通機関の路線網データを含む時刻表データを記憶した記憶手段と、出発地、目的地、出発地出発予定日時または目的地到着予定日時から成る指定探索条件に従い、道路データと、交通機関の時刻表データを用いて出発地近くの最寄りの1または複数の出発駅候補と目的地近くの最寄りの1または複数の目的駅候補を定めるとともに、各出発駅候補と各目的駅候補の組み合わせの中で、徒歩と交通機関の組み合わせにより、指定探索条件に応じて出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索する探索手段と、を備えた最適経路探索装置において、
    前記記憶手段は、交通機関の路線網データに、複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報を含めて記憶しておき、
    前記探索手段は、出発駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと交通機関の路線網データを用いて各出入口の内、出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として出発駅候補とし、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと交通機関の路線網データを用いて各出入口の内、目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として目的駅候補として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにしたこと、を特徴とする最適経路探索装置。
  2. 出発地、目的地、出発地出発予定日時または目的地到着予定日時から成る指定探索条件に従い、道路データと、交通機関の路線網データを含む時刻表データを用いて出発地近くの最寄りの1または複数の出発駅候補と目的地近くの最寄りの1または複数の目的駅候補を定めるとともに、各出発駅候補と各目的駅候補の組み合わせの中で、徒歩と交通機関の組み合わせにより、指定探索条件に応じて出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにした最適経路探索装置における最適経路探索方法において、
    交通機関の路線網データに、複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報を含めておき、
    最適な経路を探索する際、出発駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと交通機関の路線網データを用いて各出入口の内、出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として出発駅候補とし、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと交通機関の路線網データを用いて各出入口の内、目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として目的駅候補として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにしたこと、を特徴とする最適経路探索方法。
  3. 前記記憶手段には、交通機関の路線網データに、複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報と名称を含めて記憶しておき、
    前記探索手段は、出発駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと、交通機関の時刻表データを用いて各出入口の内、出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として出発駅候補とし、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、各出入口の内、道路データを用いて目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として目的駅候補として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにし、かつ、最適な経路上の出発駅が複数の出入口を有するとき、最適経路上での出発駅位置とされた1つの出入口の名称を検索し、最適経路情報に付加するようにしたこと、を特徴とする請求項1に記載の最適経路探索装置。
  4. 前記記憶手段には、交通機関の路線網データに、複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報と名称を含めて記憶しておき、
    前記最適経路探索装置は、出発駅候補が複数の出入口を有するときは、各出入口の内、道路データを用いて出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として出発駅候補とし、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、各出入口の内、道路データを用いて目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として目的駅候補として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにし、かつ、最適な経路上の出発駅が複数の出入口を有するとき、最適経路上での出発駅位置とされた1つの出入口の名称を検索し、最適経路情報に付加するようにしたこと、を特徴とする請求項2に記載の最適経路探索方法。
  5. 前記記憶手段には、交通機関の路線網データに、複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報と名称を含めて記憶しておき、
    前記探索手段は、出発駅候補が複数の出入口を有するときは、道路データと、交通機関の時刻表データを用いて各出入口の内、出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として出発駅候補とし、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、各出入口の内、道路データを用いて目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として目的駅候補として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにし、かつ、最適な経路上の目的駅が複数の出入口を有するとき、最適経路上での目的駅位置とされた1つの出入口の名称を検索し、最適経路情報に付加するようにしたこと、を特徴とする請求項1に記載の最適経路探索装置。
  6. 前記記憶手段には、交通機関の路線網データに、複数の出入口の有る各駅につき、出入口の位置情報と名称を含めて記憶しておき、
    前記最適経路探索装置は、出発駅候補が複数の出入口を有するときは、各出入口の内、道路データを用いて出発地から徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として出発駅候補とし、目的駅候補が複数の出入口を有するときは、各出入口の内、道路データを用いて目的地まで徒歩で一番早く到達できる1つの出入口を探索してその位置を当該駅の位置として目的駅候補として、出発地から目的地まで最短時間で移動できる最適な経路を探索するようにし、かつ、最適な経路上の目的駅が複数の出入口を有するとき、最適経路上での目的駅位置情報とされた1つの出入口の名称を検索し、最適経路情報に付加するようにしたこと、を特徴とする請求項2に記載の最適経路探索方法。
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