JP3927593B1 - 二重管式地熱水循環装置 - Google Patents

二重管式地熱水循環装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3927593B1
JP3927593B1 JP2006257840A JP2006257840A JP3927593B1 JP 3927593 B1 JP3927593 B1 JP 3927593B1 JP 2006257840 A JP2006257840 A JP 2006257840A JP 2006257840 A JP2006257840 A JP 2006257840A JP 3927593 B1 JP3927593 B1 JP 3927593B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
geothermal water
pipe
strainer
geothermal
aquifer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006257840A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008075994A (ja
Inventor
博明 上山
Original Assignee
博明 上山
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 博明 上山 filed Critical 博明 上山
Priority to JP2006257840A priority Critical patent/JP3927593B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3927593B1 publication Critical patent/JP3927593B1/ja
Priority to US11/901,776 priority patent/US7490657B2/en
Publication of JP2008075994A publication Critical patent/JP2008075994A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B30/00Heat pumps
    • F25B30/06Heat pumps characterised by the source of low potential heat
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24TGEOTHERMAL COLLECTORS; GEOTHERMAL SYSTEMS
    • F24T10/00Geothermal collectors
    • F24T10/20Geothermal collectors using underground water as working fluid; using working fluid injected directly into the ground, e.g. using injection wells and recovery wells
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24TGEOTHERMAL COLLECTORS; GEOTHERMAL SYSTEMS
    • F24T10/00Geothermal collectors
    • F24T10/30Geothermal collectors using underground reservoirs for accumulating working fluids or intermediate fluids
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B10/00Integration of renewable energy sources in buildings
    • Y02B10/40Geothermal heat-pumps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/10Geothermal energy

Abstract

【課題】 帯水層から収集した地熱水を円滑に還元して井戸枯れや地盤沈下を防止しつつ、帯水層に接するストレーナが目詰まりを起こしても継続的に使用が可能な二重管式地熱水循環装置を提供する。
【解決手段】 二重管式地熱水循環装置100は、帯水層Aから地熱水を浸入させる地熱水供給ストレーナ111と、使用済みの地熱水を帯水層Aへ還元する還元ストレーナ112を備えている外装管110と、この外装管110との間に流通路170を形成し、断熱材で構成されている断熱内装管120と、断熱内装管120内から地熱水を汲み上げるポンプ130と、汲み上げた地熱水を冷暖房装置150へ圧送する熱源供給圧送管140と、使用された地熱水を帯水層Aへ還元するために流通路170に連通された熱源還元管160とを有し、還元ストレーナ112から地熱水供給ストレーナ111にいたる流通路170を分断することなく流通可能に構成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、帯水層の地熱水を冷暖房用の熱源として活用するための技術に関し、特に、冷暖房に使用済みの地熱水を前記帯水層あるいはそれよりも上方の帯水層に還元して前記地熱水を循環させられる二重管式地熱水循環装置に関するものである。
一般的に地中の温度は、夏季の外気温よりも低く、冬季の外気温よりも高いことが知られている。また、地熱の温度は深度が増すごとに高くなることも知られている。そこで、従来、地中の帯水層に貯留されている地熱水を汲み上げて夏季には冷房の熱源として活用し、冬季には暖房の熱源として活用する試みがなされている。
図7は従来の地熱水を利用した冷暖房システムの一例を示す図である。この冷暖房システム700では、採水タンク710を帯水層Aの深さに埋設し、採水タンク710内に採水した地熱水をポンプ730により冷暖房装置750へと輸送して冷暖房に供する。そして、冷暖房に使用した後の地熱水は下水処理施設780に送られて排水処理されたり、地中に還元するための井戸770へ送られて排水される。このような冷暖房システムは、地熱水をダイレクトに冷暖房装置750へと供給するため、熱エネルギーのロスが比較的少なく熱効率がよい。
しかし、図7に示す従来型の冷暖房システム700では、使用済み地熱水を処理する下水処理施設780や還元井戸770を別途施工しなければならないため、イニシャルコストが高くなる。また、採水した地熱水を元の帯水層Aへ還元するものではないため、過剰採水による井戸枯れや地盤沈下のおそれが懸念されている。したがって、現実にはあまり普及していないシステムである。
ところで、本件出願人は、上述した問題を解決しつつ無駄なく効果的に融雪することができる循環地中装置を特開平06−228928号公報において提案している(特許文献1)。
特開平06−228928号公報
図8は、前記特許文献1の請求項1に係る循環地中装置の第1実施形態を示す構成図である。この循環地中装置800は、媒体液を充填させた円筒型の地熱収集ケーシング810を地中に埋設し、この地熱収集ケーシング810の軸心に円筒型の断熱ケーシング820を設け、さらにこの断熱ケーシング820内にポンプ830を設置している。そして、前記ポンプ830により前記媒体液を吸い上げて無散水型の融雪装置850に輸送し、融雪用の熱源として使用する。使用後の媒体液は温度が低下しているが、再び地熱収集ケーシング810内へ戻されると、前記地熱収集ケーシング810の側壁を介して地熱により温められる。その後、ポンプ830の吸引力によって断熱ケーシング820内に引き込まれ、融雪用熱源として繰り返し利用される。
また、図9は、前記特許文献1の請求項2に係る循環地中装置の第2実施形態を示す構成図である。この循環地中装置900では、地熱水を帯水層から収集する地熱液収集ストレーナ911と、その地熱液収集ストレーナ911よりも上方に位置し、融雪装置950で使用された後の地熱水を地中へ還元する融雪冷却還元液還元ストレーナ912とを備えた円筒型の地熱収集ケーシング910が地中に埋設されている。また、前記地熱収集ケーシング910の軸心には円筒型の断熱ケーシング920が設けられており、さらに、前記地熱収集ケーシング910と前記断熱ケーシング920との隙間には、還元液と地熱液とを分断する分断パッカー990が設けられている。
上述した構成からなる第2実施形態の循環地中装置900では、地熱液収集ストレーナ911から地熱水を地熱収集ケーシング910内に収集し、ポンプ930の吸引力によって断熱ケーシング920内に引き込み、融雪装置950へと汲み上げる。その後、その融雪装置950で使用された地熱水を還元液として地熱収集ケーシング910へ戻し、融雪冷却還元液還元ストレーナ912から地中の帯水層へ還元する。このとき、分断パッカー990が設けられいるため、還元液が収集後の地熱水に混ざってしまうことはない。
以上のような特許文献1に示した循環地中装置では、設置箇所が一カ所で済み、施工費用を抑えられること、機構が簡単なので故障が少ないこと、媒体液および地熱水は循環使用されるので過剰採水による井戸枯れや地盤沈下の心配がなくなることなどの効果があるとされている。
しかしながら、特許文献1の第1実施形態の発明においては、腐食や地震などにより地熱収集ケーシングが破損してしまった場合、媒体液が土中に漏れ出して土壌を汚染してしまうおそれがある。また、媒体液を熱収集ケーシングの壁面を介して地熱により温めるため、旧来型のようなダイレクトに地熱水を冷暖房装置へ供給するシステムに比べてエネルギーのロスが大きい。
一方、特許文献1の第2実施形態の発明においては、ストレーナを介して地熱水を収集および還元しているところ、そのストレーナが土砂などによって目詰まりを起こしてしまうと、地熱水を収集できなくなり、あるいは帯水層へ還元できなくなって井戸の使用が不可能となる。ストレーナの目詰まりを修復するには、埋設したシステムを引き抜かねばならず極めて難しく費用も高い。また、地熱収集ケーシングや断熱ケーシングは耐用年数を経過していないから目詰まりによって使用できなくなるのは大きな損失である。
さらに、地熱収集ケーシング内では、地熱水と還元水とを分断パッカーによって分断しているため、還元水は還元ストレーナから帯水層へ還元するしかない。このため、前記還元ストレーナが目詰まりしはじめると、還元水が地熱収集ケーシング内に滞留してしまい、溢れ出たり、収集した地熱水と還元水との量的バランスが崩れることによるトラブルが生じてしまう。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであって、帯水層から収集した地熱水を円滑に還元して井戸枯れや地盤沈下を防止しつつ、帯水層に接するストレーナが目詰まりを起こしても継続的に使用が可能な二重管式地熱水循環装置を提供することを目的としている。
本発明に係る二重管式地熱水循環装置の特徴は、帯水層が存在する深度に埋設され、その帯水層から地熱水を浸入させる地熱水供給ストレーナを備えているとともに、この地熱水供給ストレーナよりも上方から使用済みの地熱水を前記帯水層へ還元する還元ストレーナを備えている外装管と、前記外装管内に挿入されてこの外装管との間に流通路を形成し、前記外装管の下端近傍に前記地熱水を管内に取り込む取水口を備え、断熱材で構成されている断熱内装管と、前記断熱内装管内から地熱水を吸引するための吸引口を動水位より下方に設けて前記地熱水を汲み上げるポンプと、このポンプによって汲み上げた地熱水を冷暖房装置へ圧送する熱源供給圧送管と、前記冷暖房装置で使用された地熱水を前記帯水層へ還元するために前記流通路に連通された熱源還元管とを有しており、前記流通路における前記還元ストレーナから前記地熱水供給ストレーナにいたる流通路を分断することなく流通可能に構成することによって、前記地熱水供給ストレーナから浸入した地熱水と前記冷暖房装置で使用された地熱水の一部とを合流させて前記取水口から汲み上げる点にある。
また、本発明において、地熱水を熱源として利用することに加えて水源としても利用するために、前記熱源供給圧送管に給配水手段を設けることが好ましい。
本発明によれば、帯水層から収集した地熱水を円滑に還元して井戸枯れや地盤沈下を防止しつつ、帯水層に接するストレーナが目詰まりを起こしても継続的に使用が可能である。
以下、本発明に係る二重管式地熱水循環装置の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本第1実施形態の構成図である。ここで本第1実施形態は、主に地熱水を冷暖房用の熱源として用いている。
二重管式地熱水循環装置100を埋設する地盤は、地熱水を含み、砂利や砂などにより構成されている帯水層Aと、粘土層などの不透水層Cとから構成されている。
第1実施形態の二重管式地熱水循環装置100は、主として、帯水層Aの地熱水を採水するとともに使用済みの地熱水を再び帯水層Aへ還元させる外装管110と、この外装管110の下端近傍(井戸底)まで挿入され、地熱水を断熱しながら地上へ輸送する断熱内装管120と、この断熱内装管120と前記外装管110の間に形成される流通路170と、断熱内装管120内から地熱水を汲み上げるポンプ130と、このポンプ130によって汲み上げられた地熱水を冷暖房装置150へ圧送する熱源供給圧送管140と、冷暖房装置150で使用された地熱水を流通路170に輸送するための熱源還元管160とから構成されている。
ここで第1実施形態の各構成についてより詳細に説明すると、外装管110は、帯水層A内から地熱水を採水および貯水するためのものであるとともに、冷暖房に使用済みの地熱水を帯水層Aの上側に還元するためのものである。耐腐食性、耐震性を備えた熱伝導性の高い素材により無底円筒形状に形成されている。
この外装管110は、地中に埋設され、その地中の適当な幅の帯水層Aが存在する深度にストレーナ加工が施される。まず外装管110の下端近傍には、、外装管110内部に地熱水を浸入させる地熱水供給ストレーナ111が備えらえており、更に、この地熱水供給ストレーナ111より浅く、外装管110の下端から離れた帯水層Aの上側には、使用済み地熱水を還元する還元ストレーナ112が備えられている。一般の井戸と同様に、これら地熱水供給ストレーナ111および還元ストレーナ112は砂利や砂を外装管110内に流入させない。そして、地熱水供給ストレーナ111と還元ストレーナ112との位置関係は、採水を行う帯水層Aの深度や帯水層A内の地熱水の帯水量などによって調整される。
断熱内装管120は、外装管110内に採水された地熱水を断熱しながら冷暖房装置150へ移送するための移送経路としての役割と、外装管110との間に使用済みの地熱水を還元ストレーナ112に移送する流通路170を形成するためのものである。耐腐食性、耐震性を有する断熱材により無底円筒形に形成されている。その外径は外装管110の内径よりも小さく、当該外装管110との間に所定の隙間を形成して流通路170を確保するように挿入されている。
断熱内装管120の上端には保温のため天板122が張設されている。さらに、下端には外装管110の下端近傍で開口されており、地熱水を管内に取り込むための取水口121が設けられている。
流通路170は、外装管110と断熱内装管120の間に形成されているとともに、還元ストレーナ112から地熱水供給ストレーナ111にいたる間には、分断パッカーのような流れをストップさせる障害物が設けられていない。これは、後述するように地熱水ストレーナ111や還元ストレーナ112が目詰まりした場合にも地熱水が熱源還元管160から断熱内装管120の取水口121へ直接的に流通できるように形成されているものである。
ポンプ130は、外装管110内に採水された地熱水を汲み上げて冷暖房装置150へ圧送するための動力源である。ポンプ130の吸水口131は断熱内装管120内の動水位WL1よりも下方に設置される。また、汲み上げた地熱水を高圧で配出する配出口132を有する。
本第1実施形態において、ポンプ130には深いところからの揚水に適している水中ポンプを用いる。そのため、水中ポンプ全体が動水位WL1以下になるように設置される。ちなみに動水位WL1とは、自然水位WLが自然に採水された場合の水位であるのに対して、ポンプなどの揚水機を稼働中の水位のことをいい、揚水水位とも呼ばれる。
熱源供給圧送管140は、ポンプ130によって汲み上げられた地熱水を冷暖房装置150に圧送するための輸送路である。耐腐食性、耐圧性を有する断熱材により形成されており、ポンプ130の配出口132から、断熱内装管120の天板122を貫通して冷暖房装置150へと接続されている。
冷暖房装置150は、汲み上げられた地熱水から冷暖房用の熱源を取り出すための装置である。この冷暖房装置150内では、地熱水をそのまま熱交換機(図示しない)で使用してもよいし、加熱してスチーム状にしてから熱交換機に使用してもよい。そして、熱交換機で使用済みの地熱水は回収される。
熱源還元管160は、冷暖房装置150で熱源として使用され、回収された使用済み地熱水を還元ストレーナ112から帯水層Aへ還元するための輸送路である。耐腐食性を有する素材により形成され、冷暖房装置150と流通路170とを連通している。
つぎに本第1実施形態の作用について説明する。
本第1実施形態の二重管式地熱水循環装置100では、地中の圧力により帯水層Aの地熱水が地熱水供給ストレーナ111から外装管110内へ浸入してくる。
次に、ポンプ130を稼働させることにより、外装管110内へ浸入してきた地熱水を断熱内装管120の取水口121から汲み上げる。取水口121は外装管110の下端近傍に設けられているため、地熱水供給ストレーナ111から浸入してきた地熱水を速やかに断熱内装管120内に取り込まれる。そして、当該地熱水は断熱内装管120の断熱効果により温度が保持されながら汲み上げられる。
また、ポンプ130の稼働によって自然水位WLは動水位WL1へと低下するが、ポンプ130の全体および吸引口131が動水位WL1よりも常に下方に位置する深さに設置されているため、空回りによる吸水力の低下は起こらない。
ポンプ130によって汲み上げられた地熱水は、ポンプ排水口132から熱源供給圧送管140を介して冷暖房装置150へと圧送される。そして、地熱水は冷暖房装置150内で熱源として使用された後、熱源還元管160を通って流通路170に輸送され、流通路170内を流下する。
さらに、流通路170を流下する地熱水は二手に分かれる。一方は還元ストレーナ112を透過して帯水層Aに還元され、もう一方はそのまま流通路170を流下し、地熱水供給ストレーナ111から浸入してくる地熱水と合流する。分岐するそれぞれの地熱水の流量比率は水圧や還元ストレーナ112の目詰まりの状況等に影響されるが、通常状態では主として還元ストレーナ112から還元する。
一方、流通路170をそのまま流下した地熱水は、外装管110の壁を介して地熱により地熱の温度に戻されながら流下し、地熱水供給ストレーナ111から浸入してくる地熱水と無理なく合流する。
ここで、還元ストレーナ122から帯水層Aに還元される還元量や地熱水供給ストレーナ111から浸入してくる浸入量のどちらかに多少の増減があったとしても、動水位はWL1はほぼ一定を保つように自然に還元量や浸入量が調整されるので、地熱水を安定的に熱源として供給することができる。
しかし、長年使用していると、図2に示すように、地熱水供給ストレーナ111や還元ストレーナ112が徐々に目詰まりを起こす場合がある。この場合、目詰まりの場所にもよるが、地熱水供給ストレーナ111が完全に目詰まりしても上方の還元ストレーナ112が供給と還元の両方の役割を果たすことができる。これは、図9に示す従来の装置のような分断パッカーが存在していないために自由度が高いのである。そして、さらに還元ストレーナ112も目詰まりし、地熱水が浸入および還元できなくなった場合、やはり従来の装置であれば地熱水を収集できなくなり、あるいは帯水層へ還元できなくなるため、使用が不可能となるが、本第1実施形態では、流通路170が分断されていないため、目詰まりを起こしたとしても、先に収集した地熱水が、媒体液の役割を担い、外装管110の外壁を介して地熱を吸収し、冷却あるいは昇温されながら循環しうるので、熱源供給装置として継続的に使用が可能となる。
以上のように本第1実施形態によれば、使用済みの地熱水は、帯水層Aに還元されても、流通路170を流下しても、地熱により冷却あるいは昇温され、それらを混合しても所定の温度を保持することができるので、再び熱源として使用できる。また、帯水層Aからの浸入量およびに帯水層Aへの還元量に多少の増減があっても循環量が自然に一定に保たれるので、過剰採水による戸枯れや地盤沈下を防ぎ、安定した熱源の供給を行うことができる。さらに、もしも地熱水供給ストレーナ111および還元ストレーナ112が目詰まりを起こし、地熱水の浸入、還元ができなくなっても、収集した地熱水を閉鎖した管内を循環させることにより継続的に使用することができる。
つぎに、本発明の第2実施形態について説明する。なお、本第2実施形態の構成のうち前述した第1実施形態の構成と同一も若くは相当する構成については同一の符号を付し、再度の説明を省略する。
本第2実施形態の特徴は、図3に示すように、熱源供給圧送管140に給配水手段300を設けた点にある。本第2実施形態において二重管式地熱水循環装置100は熱水を熱源として利用することに加えて水源としても利用するための実施形態である。
給配水手段300は、熱源供給圧送管140から分岐した分岐管310と蛇口などの給配水口320から構成されており、汲み上げた地熱水の一部を水源として使用するために、熱源供給圧送管140から地熱水の一部を分岐して配水するものである。
分岐管310は耐腐食性、耐圧性を有する円管によって形成されている。また、給配水口320には、蛇口などの弁部321を備えており、分岐管310の先端部に設けられ、地熱水を水源として使用する量をコントロールする。
つぎに本第2実施形態の作用について説明する
本第2実施形態では、まず、二重管式地熱水循環装置100において地熱水の循環が行われる。ここで、給配水口320の弁部321を開放すると、ポンプ130により圧送されている熱源供給圧送管140内の地熱水の一部は、その圧力によって分岐管310に分岐され、給配水口320から配出される。
これにより、二重管式地熱水循環装置100内の循環量は瞬間的には減少するが、ポンプ130の吸引口131が動水位WL1より上方にならない程度であれば、地熱水を二重管式地熱水循環装置100外へ給配出をすることができる。
以上のように本第2実施形態によれば、地熱水を熱源として利用することに加えて水源としても利用することができる。
なお、本発明に係る二重管式地熱水循環装置は、前述した実施例に限定されるものではなく、適宜変更することができる。
例えば、自然水位WLが4〜5メートル程度の比較的浅い井戸や自噴井戸を用いる場合、ポンプ130は小出力でもよいので、図4に示すように、吸水口131を動水位以下にすればポンプ130を断熱内装管120外の地上などに設置してもよい。
また、図5のように、帯水層が帯水層Aおよび帯水層Bからなる上下2層で構成され、帯水層Aが地熱水を十分に滞水させている場合、地熱水供給ストレーナ111より地熱水を浸入させ、その上方の還元ストレーナ112から帯水層Bへ使用済みの地熱水を還元してもよい。
さらに、図6のように、帯水層が複数存在する場合、それぞれの帯水層に対して、適宜地熱水供給ストレーナ111または還元ストレーナ112を設けてもよい。
以上のように帯水層が複数存在していても、第1実施形態で説明したとおり、帯水層A1〜A3,B1〜B3の地熱水供給ストレーナ111および還元ストレーナ112の目詰まり具合に応じて適宜、各帯水層A1〜A3,B1〜B3が供給用や還元用の帯水層として機能することができる。さらにはすべてのストレーナ111,112が完全に目詰まりしたとしても管内で閉じた循環型の装置100として機能することができるため、そのまま長期間に亘って使用を継続することが可能となる。
本発明に係る二重管式地熱水循環装置の本第1実施形態を示す構成図である。 本第1実施形態において、ストレーナが目詰まりを起こした際の地熱水の流れを示す図である。 本第2実施形態を示す構成図である。 比較的自然水位の浅い井戸や自噴井戸を用いる場合の実施形態を示す図である。 帯水層が上下2層で構成され、地熱水供給ストレーナ側の帯水層が地熱水を十分に滞水させている場合の実施形態を示す図である。 複数の帯水層を有する地盤における実施形態を示す図である。 従来の地熱水を利用した冷暖房システムの一例を示す図である。 特許文献1の請求項1に係る循環地中装置の第1実施形態を示す構成図である。 特許文献1の請求項2に係る循環地中装置の第2実施形態を示す構成図である。
符号の説明
100 二重管式地熱水循環装置
110 外装管
120 断熱内装管
130 ポンプ
140 熱源供給圧送管
150 冷暖房装置
160 熱源還元管
170 流通路
111 地熱水供給ストレーナ
112 還元ストレーナ
121 取水口
122 天板
131 吸水口
132 配出口
300 給配水手段
310 分岐管
320 給配水口
321 弁部
700 冷暖房システム
710 採水タンク
730 ポンプ
750 冷暖房装置
770 還元するための井戸
780 下水処理施設
800、900 循環地中装置
810、910 地熱収集ケーシング
820、920 断熱ケーシング
830、930 ポンプ
850、950 融雪装置
911 地熱液収集ストレーナ
912 融雪冷却還元液還元ストレーナ
990 分断パッカー
A、A1、A2、A3 帯水層
B、B1、B2、B3 帯水層
C 不透水層

Claims (2)

  1. 帯水層の地熱水を冷暖房に活用する二重管式地熱水循環装置であって、
    帯水層が存在する深度に埋設され、その帯水層から地熱水を浸入させる地熱水供給ストレーナを備えているとともに、この地熱水供給ストレーナよりも上方から使用済みの地熱水を前記帯水層へ還元する還元ストレーナを備えている外装管と、
    前記外装管内に挿入されてこの外装管との間に流通路を形成し、前記外装管の下端近傍に前記地熱水を管内に取り込む取水口を備え、断熱材で構成されている断熱内装管と、
    前記断熱内装管内から地熱水を吸引するための吸引口を動水位より下方に設けて前記地熱水を汲み上げるポンプと、
    このポンプによって汲み上げた地熱水を冷暖房装置へ圧送する熱源供給圧送管と、
    前記冷暖房装置で使用された地熱水を前記帯水層へ還元するために前記流通路に連通された熱源還元管とを有しており、
    前記流通路における前記還元ストレーナから前記地熱水供給ストレーナにいたる流通路を分断することなく流通可能に構成することによって、前記地熱水供給ストレーナから浸入した地熱水と前記冷暖房装置で使用された地熱水の一部とを合流させて前記取水口から汲み上げることを特徴とする二重管式地熱水循環装置。
  2. 請求項1において、地熱水を熱源として利用することに加えて水源としても利用するために、前記熱源供給圧送管に給配水手段を設けることを特徴とする二重管式地熱水循環装置。
JP2006257840A 2006-09-22 2006-09-22 二重管式地熱水循環装置 Expired - Fee Related JP3927593B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006257840A JP3927593B1 (ja) 2006-09-22 2006-09-22 二重管式地熱水循環装置
US11/901,776 US7490657B2 (en) 2006-09-22 2007-09-19 Double-pipe geothermal water circulating apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006257840A JP3927593B1 (ja) 2006-09-22 2006-09-22 二重管式地熱水循環装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3927593B1 true JP3927593B1 (ja) 2007-06-13
JP2008075994A JP2008075994A (ja) 2008-04-03

Family

ID=38212149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006257840A Expired - Fee Related JP3927593B1 (ja) 2006-09-22 2006-09-22 二重管式地熱水循環装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7490657B2 (ja)
JP (1) JP3927593B1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4564106B1 (ja) * 2010-05-20 2010-10-20 博明 上山 流路切換式地熱水循環装置
JP4897934B1 (ja) * 2011-06-17 2012-03-14 博明 上山 流路切換式地熱水循環装置
JP2013002806A (ja) * 2011-11-07 2013-01-07 Hiroaki Kamiyama 流路切換式地熱水循環装置

Families Citing this family (46)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2198210B1 (de) * 2007-09-28 2015-09-02 Geo-en Energy Technologies Gmbh Anlage zur Nutzung von Erdwärme
EP2198208A1 (de) * 2007-09-28 2010-06-23 Geo-en Energy Technologies Gmbh Grundwasserbrunnen
US8109094B2 (en) * 2008-04-30 2012-02-07 Altarock Energy Inc. System and method for aquifer geo-cooling
US20090281668A1 (en) * 2008-05-09 2009-11-12 Johnson Controls Technology Company Geothermal and remediation system and method
US20110114284A1 (en) * 2009-11-17 2011-05-19 John Siegenthaler Optimizing the efficiency and energy usage of a geothermal multiple heat pump system
JP5463872B2 (ja) * 2009-11-20 2014-04-09 株式会社大林組 地中熱交換システム
JP6009138B2 (ja) * 2010-03-16 2016-10-19 住友不動産株式会社 地中熱利用システム
JP2011226755A (ja) * 2010-03-30 2011-11-10 Shimizu Corp 地下水利用システム
CN101975427B (zh) * 2010-10-29 2013-04-10 浙江陆特能源科技有限公司 一种利用井水生成地下风的节能环保冷暖空调系统
EP2649311B1 (en) 2010-12-10 2018-04-18 Schwarck Structure, LLC Passive heat extraction and power generation
JP2012180994A (ja) * 2011-03-02 2012-09-20 Shimizu Corp 地中熱利用空調システム
JP2013076516A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Japan Organo Co Ltd 汚染地下水の熱利用システム及び熱利用方法
JP2013076515A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Japan Organo Co Ltd 地熱利用システム及び地熱利用方法
EP2812569B1 (en) * 2011-12-08 2016-05-18 Paya Diaz, Gaspar, Pablo Thermal energy conversion plant
US8733103B2 (en) 2011-12-08 2014-05-27 Gaspar Pablo Paya Diaz Thermal energy conversion plant
JP5173057B1 (ja) * 2012-08-29 2013-03-27 新日鉄住金エンジニアリング株式会社 地熱井から蒸気を回収する多重管とシステム
WO2014058754A1 (en) * 2012-10-08 2014-04-17 Paya Diaz Gaspar Pablo Thermal energy conversion plant
US11796225B2 (en) * 2012-10-18 2023-10-24 American Piledriving Equipment, Inc. Geoexchange systems including ground source heat exchangers and related methods
US20140116643A1 (en) * 2012-10-31 2014-05-01 Heng Sheng Investment Holdings Limited, LLC Heat Exchanging and Accumulating Single Well for Ground Energy Collection
ES1078916Y (es) * 2013-02-05 2013-06-28 Gregorio Jose Salido Sonda geotermica de intercambio térmico mediante movimiento de agua
JP6179798B2 (ja) * 2013-04-11 2017-08-16 坂本 興平 孔内を完全分割化した同じ帯水層の採水と還元を要する採熱井
WO2015030601A1 (en) * 2013-08-27 2015-03-05 Geovarme As A geothermal energy plant and a method for establishing same
KR101462251B1 (ko) * 2013-10-08 2014-11-20 서울시립대학교 산학협력단 지중 열교환 시스템
WO2015066764A1 (en) * 2013-11-06 2015-05-14 Controlled Thermal Technologies Pty Ltd Geothermal loop in-ground heat exchanger for energy extraction
CN103954075A (zh) * 2014-04-08 2014-07-30 湖南凌天能源管理投资有限公司 地下水地源热泵多井并联装置及其施工方法
JP6262688B2 (ja) * 2015-05-11 2018-01-17 株式会社 日東 熱交換システム
DE102015111145A1 (de) * 2015-07-09 2017-01-12 Bernd Kapp Verfahren und Anlage zur Energiegewinnung aus geothermischer Energie
DE102015111146A1 (de) * 2015-07-09 2017-01-12 Bernd Kapp Verfahren und Anlage zur Energiegewinnung aus geothermischer Energie
CN105890293A (zh) * 2016-03-28 2016-08-24 界首市绿源高效农业开发有限公司 利用地热水对大枣烘干的方法
CN105865153A (zh) * 2016-03-28 2016-08-17 界首市绿源高效农业开发有限公司 利用地热水对白芍药片烘干的方法
CN105865152A (zh) * 2016-03-28 2016-08-17 界首市绿源高效农业开发有限公司 利用地热水对枸杞子烘干的方法
CN105865162B (zh) * 2016-03-28 2019-11-26 界首市绿源高效农业开发有限公司 桔梗烘干工艺
CN105865087B (zh) * 2016-05-25 2018-12-28 绍兴市恒源空调设备有限公司 一种水源热泵机组用集中式热源侧供水系统
JP6039856B1 (ja) * 2016-08-09 2016-12-07 株式会社アグリクラスター 熱交換システム
US10401057B2 (en) * 2016-12-16 2019-09-03 Woods Technologies, LLC Induced groundwater flow closed loop geothermal system
JP6907596B2 (ja) * 2017-03-01 2021-07-21 株式会社大林組 地下水利用方法
JP6560706B2 (ja) * 2017-04-04 2019-08-14 株式会社江口設備工業 消雪設備及び消雪方法
WO2019018446A1 (en) 2017-07-17 2019-01-24 Fractal Heatsink Technologies, LLC SYSTEM AND METHOD FOR MULTI-FRACTAL THERMAL DISSIPATOR
US10598160B2 (en) 2017-09-28 2020-03-24 Hmfsf Ip Holdings, Llc Systems and methods of generating electricity using heat from within the earth
KR20200107928A (ko) 2017-09-28 2020-09-16 에이치엠에프에스에프 아이피 홀딩스, 엘엘씨 땅 안으로부터 열을 이용하여 전기를 생성하는 시스템 및 방법
CN107687714A (zh) * 2017-10-24 2018-02-13 中国煤炭地质总局水文地质局 一种中深层地热能井下换热装置
CN107940784B (zh) * 2017-11-14 2020-01-17 中国煤炭地质总局水文地质局 一种中深层地热能井下开放式换热系统和方法
US10464822B1 (en) * 2017-12-13 2019-11-05 U-Fuel, Inc. Solar powered water purification kiosk
NL2024812B1 (en) * 2020-01-31 2021-09-13 Huisman Well Tech B V Geothermal wellbore system and method for installing such a system
EP4261473A1 (en) * 2022-04-12 2023-10-18 Vallourec USA Corporation Geothermal well and tubing apparatus therefor
US11927131B1 (en) * 2023-01-18 2024-03-12 Saudi Arabian Oil Company Energy storage under desert environments

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2461449A (en) * 1946-10-14 1949-02-08 Muncie Gear Works Inc Heat pump using deep well for a heat source
US3679264A (en) * 1969-10-22 1972-07-25 Allen T Van Huisen Geothermal in situ mining and retorting system
US3805885A (en) * 1970-06-18 1974-04-23 Huisen A Van Earth heat energy displacement and recovery system
US3863709A (en) * 1973-12-20 1975-02-04 Mobil Oil Corp Method of recovering geothermal energy
US4019577A (en) * 1976-02-23 1977-04-26 Mobil Oil Corporation Thermal energy production by in situ combustion of coal
US4010800A (en) * 1976-03-08 1977-03-08 In Situ Technology, Inc. Producing thin seams of coal in situ
US4201060A (en) * 1978-08-24 1980-05-06 Union Oil Company Of California Geothermal power plant
US4239288A (en) * 1979-02-01 1980-12-16 Ppg Industries Canada, Ltd. Solution mining method utilizing sub-surface aquifer
US4448237A (en) * 1980-11-17 1984-05-15 William Riley System for efficiently exchanging heat with ground water in an aquifer
US4377208A (en) * 1980-11-28 1983-03-22 Elliott Guy R B Recovery of natural gas from deep brines
JPS57104051A (en) * 1980-12-19 1982-06-28 Kanji Suzuki Collection and returning of geothermal energy
US4507925A (en) * 1981-05-07 1985-04-02 Schaetzle Walter J Method for and thermal energy injection withdrawal system for aquifers
JPS5824762A (ja) 1981-08-05 1983-02-14 Shinichi Adachi 地下水からの熱エネルギ−採取方法
HU197063B (en) * 1984-03-02 1989-02-28 Geo Thermal Mueszaki Fejleszte Method and deep well for producing geothermic energy
JPS61186757A (ja) * 1985-02-13 1986-08-20 Keijiro Yokoo 地熱利用融雪方法及びその装置
US4671351A (en) * 1985-07-17 1987-06-09 Vertech Treatment Systems, Inc. Fluid treatment apparatus and heat exchanger
EP0386176B1 (de) * 1988-07-08 1992-01-02 HILDEBRAND, Hans Anlage zum austausch von energie zwischen erdreich und einem energieaustauscher
JPH048052A (ja) 1990-04-26 1992-01-13 Murata Mach Ltd ファクシミリ装置
US5561985A (en) * 1995-05-02 1996-10-08 Ecr Technologies, Inc. Heat pump apparatus including earth tap heat exchanger
US5937934A (en) * 1996-11-15 1999-08-17 Geohil Ag Soil heat exchanger
JP2000356433A (ja) 1999-06-17 2000-12-26 Kubota Corp 地中熱交換器、及び、熱源設備、及び、熱源設備の運転方法
JP2001004232A (ja) 1999-06-25 2001-01-12 Kubota Corp 循環型地熱利用装置
CN1122155C (zh) * 2000-08-18 2003-09-24 徐生恒 井式液体冷热源系统
JP2006084093A (ja) 2004-09-15 2006-03-30 Toko Kogyo:Kk ヒートポンプ式冷暖房装置
US7178337B2 (en) * 2004-12-23 2007-02-20 Tassilo Pflanz Power plant system for utilizing the heat energy of geothermal reservoirs

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4564106B1 (ja) * 2010-05-20 2010-10-20 博明 上山 流路切換式地熱水循環装置
JP2011242087A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Hiroaki Kamiyama 流路切換式地熱水循環装置
JP4897934B1 (ja) * 2011-06-17 2012-03-14 博明 上山 流路切換式地熱水循環装置
JP2013002806A (ja) * 2011-11-07 2013-01-07 Hiroaki Kamiyama 流路切換式地熱水循環装置

Also Published As

Publication number Publication date
US7490657B2 (en) 2009-02-17
US20080073058A1 (en) 2008-03-27
JP2008075994A (ja) 2008-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3927593B1 (ja) 二重管式地熱水循環装置
JP4486663B2 (ja) 地中熱井戸の高効率な集熱システム
US20080128108A1 (en) Convective earrh coil
JP5963790B2 (ja) 地下水循環型地中熱採熱システム及び地中熱利用冷暖房又は給湯システム
JP2010117081A (ja) 地下水熱交換方法と地下水熱交換装置
JP2005207718A (ja) 地中熱利用の融雪装置
JP2007085644A (ja) 地下水熱利用システム
KR101598562B1 (ko) 지열을 이용한 냉난방 시스템의 열원을 획득하기 위한 지중열교환장치
KR101715752B1 (ko) 지하수를 이용한 지열 냉난방시스템
US10401057B2 (en) Induced groundwater flow closed loop geothermal system
WO2012066403A1 (en) Closed-loop geothermal probe
KR100778686B1 (ko) 지열회수를 통한 급탕수 공급 시스템
JP2013181676A (ja) 冷暖房システム及び冷暖房方法
JP4869145B2 (ja) 地中熱交換システム
JP3600992B2 (ja) 地下水を熱源とするヒートポンプ設備
KR102000481B1 (ko) 충적대수층 계간축열 온실냉난방시스템
JP2020176745A (ja) ジオ ハイブリッド システム(Geo Hybrid System)
CN100460769C (zh) 沿海地下含水层传递海洋冷量的地区性建筑空调系统
KR200371813Y1 (ko) 암반 지하수 및 지열을 이용하는 열교환 구조
CN207556021U (zh) 中深层地热源热泵系统
KR102149119B1 (ko) 지상식 펌프 기반의 개방형 지열 냉난방 시스템
KR20170052119A (ko) 지열을 이용한 냉온수 공급장치
JP2021131223A (ja) 地中熱利用装置及び該地中熱利用装置の使用方法
JP4733549B2 (ja) 集合住宅
JP6262688B2 (ja) 熱交換システム

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130309

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees