JP3927356B2 - 食品用簡易容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、薄いプラスチック板を一体成形した中容器と発泡プラスチックの縁枠からなり、とくに、電子レンジでの加熱に適した食品用簡易容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
本願出願人は、先に、平成12年4月11日出願に係る特許出願、特願2000−109489において、係る電子レンジでの加熱に適した食品用簡易容器を開示した。
【0003】
この食品用簡易容器の本体5は、図2の平面図と図3の断面図に示すように、厚みが0.2〜0.5mm程度の薄い耐熱性プラスチックの一体成形体からなる中容器1と、3〜7mm厚程度の発泡プラスチック製の縁枠2からなり、この二重の熱遮断空間31と32によって、中容器1内の収納物の電子レンジによる加熱に際して、比較的低融点の発泡プラスチック材によって形成されている縁枠2の溶け落ち、変形を防止することができる構造としたものである。
【0004】
この食品用簡易容器は、加工食品類を本体5に詰めたのち、中容器1内の収納物の加熱に際して熱の放出を防ぐため、図4に4として示す通常、透明の極く薄いプラスチックからなる蓋部材を容器本体5へ嵌合される。この蓋部材4は、その外周に下方に延びた周縁部41を有し、その周縁部41の下端42は、被せたとき、中容器1の周縁部12に当接し、さらに、その下端42に、さらに延長部43が形成され、延長部43の先端部分は、縁枠2と嵌合係止するように形成されている。
【0005】
さらに、先の出願においては、この蓋部材4の容器本体5への嵌合構造の他の例として、図4に示すように、容器本体10の中容器1の周縁部12に形成された下方延長部13の外周面に嵌合される形態のものも開示した。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような構造のものでは、製造工程上、縁枠の厚みが正確に出せないため、予め一体成形によって得られた蓋の下縁の内径との関係が一定とならず、加工食品の詰め込み後の蓋を被せた際、蓋の縁枠への嵌合が甘くなったり、蓋が最初から嵌合されなかったり、さらには、電子レンジによる加熱に際して蓋部材と容器本体との係止が簡単に外れてしまう問題は、依然として完全には解決されない。
【0007】
本発明における解決課題は、係る電子レンジによる加熱に適した簡易容器における蓋の嵌合の問題の解決にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、薄いプラスチック板を一体成形した中容器と、発泡プラスチックの縁枠からなり、前記中容器の上周縁先端から下方に延びた延長部が形成されており、その延長部の先端は縁枠と熱融着されて中容器と縁枠との間に熱遮断空間が形成された食品簡易容器本体と、その外周に下方に延びた周縁部を有し、食品簡易容器本体に被せる蓋部材とからなる食品用簡易容器であって、
前記中容器の上周縁先端から下方に延びた延長部の外面に係止部を設け、
前記蓋部材の外周に下方に延びた周縁部の内面に係止部を設け、
蓋部材を容器本体に被せたとき、この蓋部材の周縁部の内面に設けた係止部が、中容器の上周縁先端から下方に延びた延長部の外面に設けた係止部と係止し合うようにしたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を実施例に基づいて説明する。
【0010】
本発明に係る食品用簡易容器の本体5の上方から見た平面図は、先の図2と基本的には同じであり、図1は、本発明に係る食品用簡易容器10の実施例の断面を、蓋部材4を容器本体5に被せて係止し嵌合した状態で示す。
【0011】
本発明の食品用簡易容器10の本体5は、先に開示した容器と同様に、薄い耐熱性プラスチックの一体成形体からなる中容器1と、発泡プラスチック製の縁枠2からなる。そして、中容器1と縁枠2との間には、その下端を縁枠2の下端と熱融着した立ち上がり部11の上縁の周縁部12からの延長部13と縁枠2の内面との間に形成した第1の熱遮断空間31と、中容器1の立ち上がり部11の延長部13との間に形成された第2の熱遮断空間32との二重の熱遮断空間に、中容器1内の収納物の電子レンジによる加熱に際して、縁枠2の溶け落ち、変形を防止することができる構造とし、さらに、この本体5は、その外周に下方に延びた周縁部41を有する蓋部材4が嵌合できる構造になっている。
【0012】
本願発明の特徴は、中容器1の上縁の周縁部12からの延長部13の外面に凹部を形成した係止部14が形成され、中容器1の延長部13の外面と嵌合状態で接する蓋部材4の周縁部41の下端面42は、中容器1の上縁の周縁部12に接触して載置され、さらに、そこから下方に延びる延長部43には、蓋部材4の延長部13の外面に形成した凹部からなる係止部14に挿入される凸状の係止部44が形成され、蓋部材4を本体5に被せたとき、中容器1と蓋部材4とのそれぞれの係止部14と44が係止し、電子レンジによる加熱に際しても蓋部材4は中容器1から外れることはない。
【0013】
また、本発明の実施例においては、縁枠2の高さを中容器1の高さよりも低く形成している。すなわち、縁枠2の上端の位置を、中容器1の立ち上がり部11の上縁よりも低く形成しており、容器本体5を重ね合わせて搬送する際に、重ね合わせた嵩高さを低くできる。これによって、搬送に際しての嵩容量を小さくでき、流通の効率を上げることができる。
【0014】
係止部44を形成した延長部43は、係止部44から下方位置で水平方向に展開されて、さらにその外方先端には、縁枠2の上端に係止するフック状の係止部45が形成され、これによって、縁枠2は蓋部材4によって覆われ、また、蓋部材4は縁枠2によっても係止される。
【0015】
【発明の効果】
電子レンジで中容器内の収納食品を加熱するに際して、比較的低融点の素材からなる発泡プラスチックの縁枠は変形あるいは溶け落ちすることはないという機能を有する簡易容器において、以下の効果を奏する。
【0016】
1. 蓋部材は、容器本体の内容器に係止されているので、収納した加工食品の加熱に際しての縁枠の変形によって外れることはなく、食品容器としての安定性が増す。
【0017】
2. 蓋部材の周縁を拡大して、縁枠部分まで覆う構造にすることによって、見栄えも良くなり、内容器への汚染の侵入の機会が少なくなり、より衛生的である。
【0018】
3. 簡易容器としての収納容積を減少することなく、搬送の際の重ね合わせの嵩容積を小さくでき、流通効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明に係る食品用簡易容器の実施例を図2のI-I線で切断した断面を示す。
【図2】 本願発明と先行技術に記載の食品用簡易容器の平面図を示す。
【図3】 先行技術に記載の食品用簡易容器の断面を示す。
【図4】 先行技術に記載の他の食品用簡易容器の断面を示す。
【符号の説明】
10 本発明の食品用簡易容器
1 中容器
11 立ち上がり部 12 上縁の周縁部
13 上縁周縁の延長部 14 係止部
2 縁枠
21 蓋部材の挿着溝
31,32 熱遮断空間
4 蓋部材
41 蓋部材の周縁部 42 蓋部材の周縁部の下端
43 延長部 44 係止部
45 先端係止部
5 容器本体

Claims (3)

  1. 薄いプラスチック板を一体成形した中容器と、発泡プラスチックの縁枠からなり、前記中容器の上周縁先端から下方に延びた延長部が形成されており、その延長部の先端は縁枠と熱融着されて中容器と縁枠との間に熱遮断空間が形成された食品簡易容器本体と、その外周に下方に延びた周縁部を有し、食品簡易容器本体に被せる蓋部材とからなる食品用簡易容器であって、
    前記中容器の上周縁先端から下方に延びた延長部の外面に係止部を設け、
    前記蓋部材の外周に下方に延びた周縁部の内面に係止部を設け、
    蓋部材を容器本体に被せたとき、この蓋部材の周縁部の内面に設けた係止部が、中容器の上周縁先端から下方に延びた延長部の外面に設けた係止部と係止し合うようにした食品用簡易容器。
  2. 縁枠の高さを中容器の高さよりも低く形成した請求項1に記載の食品用簡易容器。
  3. 蓋部材の周縁を広く形成して、縁枠の外周が蓋部材によって覆われるようにした請求項1また2に記載の食品用簡易容器。
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