JP3973076B2 - 断熱容器 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、内容物の冷凍保存から、電子レンジによる解凍加熱、そして加熱保温までの用途に使用し得る合成樹脂製断熱容器関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、合成樹脂製断熱容器として、発泡スチロールで成形したものが、最も一般的に使用されているが、この発泡スチロール製容器は、優れた断熱性を発揮するものの、収容した内容物を、そのまま電子レンジで加熱することができない、と云う不便さがあった。
【0003】
この発泡スチロール製容器の不便さを解消する合成樹脂製断熱容器として、特開平6−32379号公報に、容器本体の外周面の全部又は、一部に突起を形成し、この突起の外側に熱収縮性プラスチックフィルムを外装し、熱をかけて当該プラスチックフィルムを収縮させることにより容器本体の外周に密着させると共に、突起間に断熱保温空間を形成して断熱容器を構成する技術が、従来技術として開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来技術にあっては、確かにプラスチックフィルムで覆われた突起間空間が、優れた断熱性を発揮することができるのであるが、この容器を、閉鎖された空間内で、内容物を加熱すると共に、保温すべく、ホットプレート上に載置しておくと、すなわちウオ−マーに収納しておくと、容器の底部が歪に湾曲変形してしまう、と云う問題があった。
【0005】
また、内容物を安全に冷凍保存するための、容器の耐寒性に関する配慮が欠けており、内容物の冷凍保存状態での、容器の耐衝撃性に不安がある、と云う問題があった。
【0006】
そこで、本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく創案されたもので、解凍加熱した内容物を、ウオ−マーにより加熱保温することを可能にすることを技術的課題とし、もって冷凍内容物を、店頭で、飲食に適した加熱状態にして販売できるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決する本発明の内、請求項1記載の発明の手段は、
外周面に、突出高さの略等しい多数の凸片を並列設状に設け、上端に外鍔状の口鍔片を周設し、開口部を形成する上端部内周面に、補強周条を周設した筒状の胴部の下端に、接地面積の小さい脚片を有する底部を一体に連設し、この底部の下面に、下端が脚片よりも下に突出しない底凸片を突設して構成され、耐寒性を高めたポリプロピレン系樹脂製の容器本体を有すること、
凸片を設けた胴部部分に、巻回状に外装される熱収縮性合成樹脂フィルム製のラベルを有すること、
にある。
【0008】
この請求項1記載の発明にあっては、ラベルに覆われた凸片間空間が優れた断熱性を発揮するので、内容物を冷凍保存した状態でも、反対に、内容物を解凍加熱し、そのまま加熱保温された状態でも、素手で容器本体を掴持することが、無理なく可能となる。
【0009】
容器本体は、耐寒性を高めたポリプロピレン系樹脂、例えばポリエチレンとの共重合体、さらにはポリエチレンをブレンドしたもので成形されているので、内容物を冷凍保存した低温状態で、衝撃により割れ易くなると云うことがなく、容器として安定した耐寒性を発揮する。
【0010】
電子レンジで内容物を解凍加熱した状態で、容器をウオ−マー内に入れると、容器は、ウオ−マーのホットプレートにより100℃に近い温度で加熱されることになるが、このホットプレートに接触するのは、小さな接触面積でホットプレートに接触している脚片だけであるので、内容物を収容している本体部分に、ホットプレートからの熱が直接接触作用することがなく、このため内容物を収容している本体部分に、ホットプレートからの熱による変形が発生せず、安定して自己形状を保持する。
【0011】
脚片は、ホットプレートと直接接触する下端部を、局部的に熱変形させることがあるかも知れないが、熱伝導率のきわめて低い材料製であるので、ホットプレートからの接触による熱的影響は、この脚片の下端部だけに限定され、他の部分に影響することはない。
【0012】
また、容器本体の底部の下面に、下端が脚片よりも下に突出しない底凸片を突設することにより、消費者が、ウオ−マー内から取出した容器を手に持った際に、底凸片に邪魔されて、指先が底部に直接接触しないようにし、これにより、指先が底部に直接触れて、不快な熱ショックを受けないようにしている。
【0013】
また、加熱により硬さの低下した底部が、内容物の重量により、下方に垂れ下がり状に変形しようとした際に、底凸片がウオ−マーのホットプレートに当接して、底部の主体部分である底壁がホットプレートに接触しないようにして、底部の不良熱変形の発生を防止する。
【0014】
0025+0026
また、容器本体の開口部を形成する胴部の上端部内周面に、補強周条を周設することにより、容器本体の開口部の剛性を高め、これにより加熱されて容器本体の硬さが低下した際に、容器本体の開口部の変形し易くなる程度を抑制し、容器の安全な使用状態を得ることができる。
【0015】
0014
また、ラベルは、耐熱性を有する熱収縮性合成樹脂フィルム製であるので、例えウオ−マー内であっても、不正に熱変形することはない。
【0016】
0015
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に、ラベルを、耐寒性を高めたポリプロピレン系樹脂もしくはポリエチレンテレフタレート樹脂製の熱収縮性合成樹脂フィルムとした、ことを加えたものである。
【0017】
0016
この請求項2記載の発明にあっては、ラベルは、耐熱性だけではなく、高い耐寒性をも有することになるので、低温状態であっても破れが発生し難く、安定した耐寒性を発揮し、特に他の物品と接触することの多い下端部であっても、破れの発生することはない。
【0018】
0017
請求項3記載の発明は、請求項1記載の発明に、容器本体の口鍔片に、シールシートを引き剥がし可能に密に溶着して、容器本体を密閉した、ことを加えたものである。
【0019】
0018
この請求項3記載の発明にあっては、冷凍した内容物を、容器本体内に安全に収容した状態で、製造元から販売場所である店舗まで、格納し搬送することができる。
【0020】
0019
請求項4記載の発明は、請求項1記載の発明に、天壁に小さなエアー抜き穴を開設し、天壁の周端部分を残してほぼ全域を陥没させて凹部を形成し、また天壁の周端から垂下連設された筒壁下端に、下方に湾曲突出し容器本体の開口部に嵌入する嵌入周突片を形成し、この嵌入周突片を介して容器本体の口鍔片上に搭載する外鍔状の載置フランジを連設し、この載置フランジの周端縁から、口鍔片に密に外嵌する外嵌筒片を垂下連設して構成される伏皿状の蓋体を、容器本体の口鍔片に略密に外嵌組付けして、容器本体を閉鎖した、ことを加えたものである。
【0021】
0020
この請求項4記載の発明にあっては、シールシートを引き剥がして容器本体を開封した状態で、電子レンジにより内容物を解凍して、加熱調理する際て、内容物の吹きこぼれを防止し、また容器を電子レンジからウオ−マーに移す際に、加熱した内容物のこぼれを防止して、安全な取扱いを得ることができ、そしてウオ−マー内で加熱保温している状態では、水分の蒸発を制限して、内容物の風味を良好に保つ。
【0022】
0036
嵌入周突片を容器本体の開口部に浅く嵌入することにより、外嵌筒片の口鍔片に対する密接を確保すると共に、それ自身の容器本体開口部に対する嵌入を密なものとし、これにより容器に対する蓋体の組付きを密にして、取扱い時に内容物が妄りにこぼれないようにすることができる。
【0023】
0021
請求項5記載の発明は、請求項1記載の発明の凸片を、縦リブ構造としたものである。
【0024】
0022
この請求項5記載の発明にあっては、成形された容器本体の成形金型からの離型が容易であり、これにより容器本体の成形処理が容易となり、また熱収縮したラベルが、隣合った凸片間に殆ど侵入することなく、隣合った凸片の突出端間に張設状に位置するので、安定した断熱作用を得ることができる。
【0025】
0023
請求項6記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、容器本体の胴部の下端部に、上向き段部であるスタック防止段部を設けた、ことを加えたものである。
【0026】
0024
この請求項6記載の発明にあっては、製造元で、多数の容器本体の連続取扱いに際して、多数嵌合積重した容器本体のスタックを防止することができ、製造元での容器本体の取扱いを、良好なものとすることができる。
【0027】
0027
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照しながら説明する。
本発明による容器は、射出成形、熱成形等の成形方法により、耐寒性を高めたポリプロピレン系樹脂により成形されたカップ状の容器本体1と、耐熱性を有する熱収縮性合成樹脂フィルム製のラベル、すなわちシュリンクラベルであるラベル11と、から構成されている。
【0028】
0028
有底円筒形状をした容器本体1は、上方にわずかに拡径した円筒状の胴部2の上端に、外鍔状の口鍔片7を周設し、また胴部2の外周面に、縦リブ状の多数の凸片6を並列設し、そして胴部2の下端に連設された底部8に、胴部2をそのまま下方に延長させた形態で脚片9を設けている。
【0029】
0029
胴部2は、開口部を形成する上端部の直下に、上方に拡径するテーパー筒片状の拡径部3を設け、また下端部に、容器本体1を嵌合積重した際に、上位の容器本体1の脚片9が搭載することにより、容器本体1同士のスタックが発生しないようにする、上向きの段部であるスタック防止段部5(図6参照)を設け、開口部を形成する上端部の内周面には、開口部の剛性を高めるために、肉厚帯状となった補強周条4を設けている。
【0030】
0030
凸片6は、拡径部3から脚片9の下端まで設けられており、その上端は、拡径部3のテーパー面に沿って、突出高さを徐々に減少させており、容器本体1を射出成形した場合には、図4に示す構造となり、また容器本体1を熱成形した場合には、図5に示す構造となる。
【0031】
0031
底部8は、外周端の脚片9と中心点との略中間箇所に、下端が脚片9の下端よりも下方に突出しない高さで、短円筒片状の底凸片10を、垂下状に突設している。
【0032】
0032
ラベル11は、耐寒性を高めたポリプロピレン系樹脂もしくはポリエチレンテレフタレート樹脂製の熱収縮性合成樹脂フィルムを円筒状に巻回して製作され、図7に示すように、容器本体1に下方から外装して、その上端部を胴部2の上端部外周面に接着させた状態で、加熱処理により熱収縮して容器本体1に外装組付きするが、このラベル11の下端は、脚片9の下に回り込んで、ラベル11の高さ方向の収縮限界を設定している。
【0033】
0033
このように、ラベル11は、脚片9の下に回り込んでいるので、床面などに常に接触することになるが、高い耐寒性が付与されているので、低温化による脆さの発生が殆どなく、このため内容物を冷凍した状態での取扱い時に、妄りにラベル11の下端部が破れると云う不都合の発生は殆どない。
【0034】
0034
伏せた皿状をした蓋体12は、ポリプロピレン系樹脂製シートから熱成形されたもので、小穴であるエアー抜き穴14を開設した天壁13の、周端部分を残して、ほぼ全域を陥没させて凹部15を形成し、天壁13の周端から垂下連設された筒壁18の下端に、下方に湾曲突出した嵌入周突片19を介して、容器本体1の口鍔片7上に搭載する外鍔状の載置フランジ20を連設し、この載置フランジ20の周端縁から、容器本体1の口鍔片7に密に外嵌する外嵌筒片21を垂下連設して構成されている。
【0035】
0035
凹部15の凹部周壁16には、抜きテーパーとは逆テーパーとなったオーバーハング部17が、等間隔に複数設けられており、蓋体12を嵌合積重した際に、上下の蓋体12がスタック状態となるのを防止している。
【0036】
0036
嵌入周突片19は、容器の開口部に浅く嵌入することにより、外嵌筒片21の口鍔片7に対する密接を確保すると共に、それ自身の容器開口部に対する嵌入を密なものとし、これにより容器に対する蓋体12の組付きを密にして、取扱い時に内容物が妄りにこぼれないようにしている。
【0037】
0037
外嵌筒片21には、容器本体1の口鍔片7を乗り越えて下方から係止する、複数の係止突片22が等間隔に設けられており、この係止突片22の口鍔片7に対する係止により、容器に対する蓋体12の組付きが強固に保持される。
【0038】
0038
外嵌筒片21の下端には、幅の狭い補強外鍔片23が連設されているが、この補強外鍔片23は、外嵌筒片21の剛性を高めると共に、蓋体12を容器から取り外す際の指掛け部を提供している。
【0039】
0039
シールシート24は、高いバリヤー性を有するラミネートフィルム等で製作されており、その周端縁の一部に、容器からの引き剥がし用の摘まみ片(図7参照)を延設している。
【0040】
0040
本発明の断熱容器の取扱い例を、以下に説明する。
容器本体1に、所望の印刷を施したラベル11を、接着および加熱処理により組付けて容器を構成し、この容器内に内容物を収納し、そのまま内容物を冷凍してから、シールシート24の溶着により容器を密閉する。
【0041】
0041
内容物を密閉収納した容器は、蓋体12と一緒にコンビニエンスストアー等の販売場所に搬送される。
【0042】
0042
販売場所では、販売したい数の容器からシールシート24を剥ぎ取り、代わりに蓋体12をこの容器に組付けて、電子レンジにより内容物を解凍加熱する。
【0043】
0043
内容物を解凍加熱した蓋体12付きの容器は、そのままウオ−マー内に入れられて、内容物を加熱保温した状態で販売される。
【0044】
0044
【発明の効果】
本発明は、上記した構成としたので、以下に示す効果を奏する。
請求項1記載の発明にあっては、ラベルに覆われた凸片間空間が優れた断熱性を発揮するので、内容物の熱に影響されることなく、素手で容器を取り扱うことができ、高い利便性を発揮する。
【0045】
0045
また、容器本体は高い耐寒性を有しているので、内容物の冷凍保存状態での取扱い時に、割れ等の破損が発生し難く、その分、容器の取扱いの安全性を高めることができる。
【0046】
0046
さらに、容器は、ウオ−マーのホットプレートに対して、接触面積の小さい脚片だけで接触することになるので、容器の内容物を収容する本体部分に、ホットプレートからの熱が直接接触作用することがなく、これにより容器の本体部分に熱変形は発生させることなく、ウオ−マーによる加熱保温を達成できる。
【0047】
0047
また、内容物を加熱保温した容器を、安全に取り扱うことができ、また加熱により硬さの低下した容器本体の底部が、内容物の重量により垂れ下がり状に変形しようとしても、この変形しようとする底部の、ウオ−マーのホットプレートに対する接触を確実に阻止することができるので、容器本体の底部がホットプレートに直接接触することによる、大きな不良変形の発生を確実に防止することができる。
【0048】
0053
また、補強周条の周設により、加熱による容器本体の開口部の剛性の低下を抑制し、これにより容器の安全な使用状態を得ることができる。
【0049】
0048
請求項2記載の発明にあっては、ラベルに高い耐寒性を与えることができるので、例えラベルの下端部が、容器本体の脚片の下側に回り込む構成となっても、内容物を冷凍保存した状態での取扱い時に、破れ等の破損が発生し難く、容器を安全に取り扱うことができる。
【0050】
0049
請求項3記載の発明にあっては、冷凍状態の内容物を、高い密閉状態で収納保持することができ、製造元から販売場所までの取扱いの安全性を充分に高めることができる。
【0051】
0050
請求項4記載の発明にあっては、内容物の解凍加熱調理、および内容物を加熱調理した容器の取扱いを安全に行うことができ、また加熱保温している内容物からの水分の蒸発を制限して、内容物の風味を保つことができる。
【0052】
0051
請求項5記載の発明にあっては、容器本体の成形が容易であり、また断熱機能部分を好適に形成することができる。
【0053】
0052
請求項6記載の発明にあっては、製造元での容器本体の取扱いが良好なものとなり、これにより安全で効率の良い生産作業を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示す、ラベルを半断した容器の正面図。
【図2】 図1に示した実施例の、容器本体を半断した容器の正面図。
【図3】 図1に示した実施例の、容器本体の底面図。
【図4】 図1に示した実施例の、凸片の拡大平断面図。
【図5】 凸片の他の実施例を示す、拡大平断面図。
【図6】 図1に示した実施例の、容器本体の嵌合積重状態を示す説明断面図。
【図7】 本発明による容器の一実施例の、分解斜視図
【図8】 本発明の容器に組付けられる蓋体の一実施例を示す、半縦断正面図。
【図9】 図8に示した蓋体の、底面図。
【図10】 図8に示した蓋体の、要部拡大縦断面図。
【符号の説明】
1 ; 容器本体
2 ; 胴部
3 ; 拡径部
4 ; 補強周条
5 ; スタック防止段部
6 ; 凸片
7 ; 口鍔片
8 ; 底部
9 ; 脚片
10; 底凸片
11; ラベル
12; 蓋体
13; 天壁
14; エアー抜き穴
15; 凹部
16; 凹部周壁
17; オーバーハング部
18; 筒壁
19; 嵌入周突片
20; 載置フランジ
21; 外嵌筒片
22; 係止突片
23; 補強外鍔片
24; シールシート
Claims (6)
- 外周面に、突出高さの略等しい多数の凸片(6)を並列設状に設け、上端に外鍔状の口鍔片(7)を周設し、開口部を形成する上端部内周面に、補強周条 (4) を周設した筒状の胴部(2)の下端に、接地面積の小さい脚片(9)を有する底部(8)を連設し、該底部(8)の下面に、下端が前記脚片(9)よりも下に突出しない底凸片(10)を突設して構成され、耐寒性を高めたポリプロピレン系樹脂製の容器本体(1)と、前記凸片(6)を設けた胴部(2)部分に、巻回状に外装される耐熱性を有する熱収縮性合成樹脂フィルム製のラベル(11)と、から成る耐熱容器。
- ラベル(11)を、耐寒性を高めたポリプロピレン系樹脂もしくはポリエチレンテレフタレート樹脂製の熱収縮性合成樹脂フィルムとした請求項1記載の断熱容器。
- 口鍔片(7)に、シールシート(24)を引き剥がし可能に密に溶着して、容器本体(1)を密閉した請求項1または2記載の断熱容器。
- 天壁(13)に小さなエアー抜き穴(14)を開設し、
前記天壁 (13) の周端部分を残してほぼ全域を陥没させて凹部 (15) を形成し、該天壁 (13) の周端から垂下連設された筒壁 (18) 下端に、下方に湾曲突出し容器本体 (1) の開口部に嵌入する嵌入周突片 (19) を形成し、該嵌入周突片 (19) を介して前記容器本体 (1) の口鍔片 (7) 上に搭載する外鍔状の載置フランジ (20) を連設し、該載置フランジ (20) の周端縁から、前記口鍔片 (7) に密に外嵌する外嵌筒片 (21) を垂下連設して構成される伏皿状の蓋体(12)を、口鍔片(7)に略密に外嵌組付けして、容器本体(1)を閉鎖した請求項1または2記載の断熱容器。 - 凸片(6)を、縦リブ構造とした請求項1、2、3または4記載の断熱容器。
- 容器本体(1)の胴部(2)の下端部に、上向き段部であるスタック防止段部(5)を設けた請求項1、2、3、4または5記載の断熱容器。
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