JP3926504B2 - 反射型光センサを備えた原稿搬送装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、外光にさらされる原稿載置手段上に反射型光センサを有し、該反射型光センサの外乱光による誤検知を防止する制御手段を備えた原稿搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動原稿搬送装置(以下、「ADF」と称する)の機能として、原稿が積載されたときそのサイズを認知して複写機本体、及び原稿読取り装置へそのサイズ情報等が送られる。このためにそのサイズを検知する手段として原稿載置手段上に反射型光センサ(フォトインタラプタ)が取り付けられている。
【0003】
ここでは、図8及び図9を用いて、反射型光センサを備えた従来の原稿搬送装置、及びその反射型光センサの誤検知を防止するための制御について説明する。
図8は、従来の原稿搬送装置の全体構成の概略を示す斜視図である。このADFには原稿トレイ1があり、原稿は最初この原稿トレイ1上に積載される。原稿の積載方法にはいくつかあるが、ここでは原稿を中央に積載する(中央基準)タイプを説明する。
【0004】
原稿を原稿トレイ1に積載し、その給紙口2に挿入して原稿突当て部3に突き当てる。その後サイドフェンス4を動かし原稿位置がずれないようにする。このサイドフェンス4は、図中の奥および手前の2箇所にあるが、どちらも連動しており手前のサイドフェンスと、奥のサイドフェンスとがそれぞれ中央位置を基準に正反対方向に動くことで、積載された原稿は必ず原稿トレイ1の中央位置に置かれるようになっている。
【0005】
給紙口2の奥には原稿幅センサ5a、5b、及び原稿セットセンサ6がある。原稿セットセンサ6は、文字通り原稿のON・OFFをみるセンサである。原稿幅センサ5a、5bは、原稿の幅方向を検知させるもので、センサ5aのみがONのときは、幅方向が短い原稿と認知し、双方のセンサ5a、5bが共にONのときは、幅方向に長い原稿というように認知される。なお、この仕様においては原稿セットセンサ6と、原稿幅センサ5aとは、同じセンサを用いても構わない。これら3つのセンサ5a,5b,6は給紙口2の中に設置してあるため、外乱光等の光が直接照射されることはない。
【0006】
次に、原稿長さセンサ7a,7bであるが、これらは外光にさらされる原稿トレイ1に設置されているもので、原稿の長さを検知させるものである。原稿長さセンサ7bのみがOFFのときは短い原稿、センサ7a,7bが共にONのときは長い原稿と認知される。これらのセンサ7a,7bの検知信号は、既に述べたセンサ5a,5b,6の検知信号と共に、サイズ情報として複写機本体等に送られる。
【0007】
この原稿長さセンサ7a,7bは、その他のセンサと異なりその受光部が外部に向けて設置されているため、外乱光等がそのまま直接に受光部に入ってしまう。ここで、幅も長さも短い原稿を積載したとすると、本来であれば原稿幅センサ5aがONで、原稿幅センサ5bと原稿長さセンサ7bはOFFとなる。ところが、この原稿長さセンサ7bの受光部の光軸上に日光やその他照明があると、原稿長さセンサ7bがONされ「原稿有り」の間違った検知を行ってしまう。このときADF及びこれを搭載した図示しない複写機本体は、原稿長さセンサ7bが「原稿有り」の誤った検知信号を送っているとは認識しておらず(以下、このような状態を「誤検知」あるいは「誤動作」と称する)、複写動作を始めてしまう。ここで発生する不具合は多々あるが、代表例としては、原稿搬送ジャムによる停止や、原稿サイズと違う転写紙サイズによる複写がされるといった不具合が生じる。
【0008】
このような外乱光を原因とする誤検知に対応した従来の技術としては、例えば、センサの発光部と受光部を別々の電源で駆動させ、発光部を所定の周波数の駆動パルスで点滅させるとともに、この駆動パルスのタイミングで受光部の出力波形をサンプリングすることにより、双方の波形が同期しているかどうかみることで可能である。
【0009】
図9にそのようなパルスタイミングのチャートを示す。図9中上段のチャートで示すように、発光部へ入力されるパルス波形と、その受光部の出力波形とがサンプリングタイミングにて同期した場合のみ原稿有りとし、また、原稿が載置されていないと、図9中下段のチャートに示すように、外乱光により受光部の出力は「H」を維持し同期しないので、この場合は原稿無しと判断させる。これにより受光部出力が外乱光により「H」になっていても、外乱光が発光部の反射光として検知されるといった誤作動は防止できる。
【0010】
このような誤検知対策を施した従来の装置にも、次のような不具合がある。すなわち、外乱光が上記反射型光センサのサンプリングパターンと全く同じ周波数で点滅した場合には、原稿有りを検知してしまう。例えば、古くなり点灯・消灯を繰り返してちらつくインバータ蛍光燈等のような外乱光が挙げられる。そこで、従来の装置では、外乱光がサンプリング周波数と同じとなる場合は、そのサンプリングパターンとして用いる駆動波形を、使用環境等に応じて変更するといったことが行われていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の装置においてサンプリングパターンの変更を行うに際し、機械が誤検知しているかどうかを人間が確認しながら微調整するといった方法が取られており、このため、使用環境が変わる等の状況に応じて逐一、確認と変更作業を行わなければならなかった。このように、予測しがたい外乱光等に対して、これが誤検知を発生させるか否かをサービスマン等が逐一判別し、必要に応じて発光・受光のサンプリング周波数を変えるのでは確実性を欠き、また面倒でもある。また、複写機等のサービス性の向上が図れない。
【0012】
また、外乱光の誤検知を回避する必要のあるセンサは一個と限らず、多くの場合、一の原稿載置手段上に複数取り付けている。また、その複数のセンサは同じ方向に受光部を向けているとは限らず、それぞれ異なる別の場所で使用している。これら発光部を駆動する手段として、従来の装置において、そのセンサ1個ずつにそれぞれトランジスタ等が使用されている。したがって、それら複数のセンサを一個のトランジスタ等で駆動できれば大きなコストダウンを図ることが可能となる。そして、このように一の発光パターンが複数の受光部に検知される場合に、各受光部において異なる外乱光による誤検知を回避できるよう発光パターンを設定する必要もでてくる。
【0013】
そこで、本発明の目的は、人為的な作業を伴うことなく外乱光等による反射型光センサの誤検知を予め自動認識できるとともに、その誤検知が生じないサンプリングパターンを設定でき、また、誤検知の生じ得る波形がそれぞれ異なる複数の受光部に対して一の発光パターンを用いても全てのセンサの誤検知を回避できる反射型光センサを備えた原稿搬送装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の反射型光センサを備えた原稿搬送装置は、外光にさらされる原稿載置手段上の原稿と対向する位置に発光部および受光部を配置してなる反射型光センサを備えた原稿搬送装置において、上記発光部の点灯・消灯を制御するための駆動パルスとしてのサンプリング波形によって上記受光部の出力をサンプリングしその結果に基づいて原稿有無を検知する手段と、上記発光部の非駆動時に上記受光部の出力波形を上記駆動パルスとしての上記サンプリング波形と比較する手段と、を有し、上記発光部の非駆動時に上記受光部の出力波形と上記駆動パルスとしての上記サンプリング波形とが同等であるときは、原稿有りの誤検知がされることを自動認識する制御手段を備えたことを特徴としている。
【0015】
さらに、上記制御手段は、上記発光部の消灯時における上記受光部の出力波形に対して同等とならない駆動パルスによって上記発光部が駆動されるように、該発光部の駆動パルスを切り替え又は可変制御する構成であるとよい。
【0016】
また、2以上の反射型光センサを備え、且つ一のパルス駆動手段を複数の発光部に接続する構成であって、該複数の発光部を駆動する一の駆動パルスが、各々の受光部から得たすべての出力波形に対して同等とならないように設定される構成にすることができる。
また、上記駆動パルスは、上記受光部の出力と異なる周波数に設定されるとすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明する。本実施例の反射型光センサを備えたADFの構成の概略は、上記従来の技術で説明したものとほぼ同様であり、ここではADFの制御手段の構成を中心に説明する。
図1は、第1実施例のADFの反射型光センサを制御するブロック図である。ADFの原稿トレイ上のサイズ検知手段としての各反射型光センサは、被写体(原稿)に向けられた一対の、発光部を構成する発光LED8と、受光部を構成するフォトダイオード9とを有する。
【0018】
発光LED8のパルス駆動手段は、CPUの出力ポートから所定周波数のパルスを発信する手段と、この駆動パルスが抵抗を介してベースに入力されることでスイッチング動作を行う駆動トランジスタ11とにより構成される。駆動トランジスタ11のスイッチングにより、発光LED8(発光ダイオード)が点灯・消灯し、このLED光は原稿の平面部に反射されると、その反射光がフォトダイオード9に入る。このフォトダイオード9は、トランジスタ10とともに受光部を構成し、光が当たったフォトダイオード9の起電力はトランジスタ10の導通をON/OFFする。このトランジスタ10のON/OFFはCPUの入力ポートにてサンプリングされる。このように、フォトダイオード9で切り替わるトランジスタ10と、発光LED8の駆動トランジスタ11は、それぞれ別々の電源Vccに接続されその他端を接地された、いわゆる電源分割タイプのセンサを構成している。
【0019】
上記反射型光センサの制御手段の構成において、上記発光LED8の発光を外乱光と区別する目的で、フォトダイオード9からなる受光部の出力波形を一定あるいは所定の周波数でサンプリングし、そのパルスタイミングの一致が判断される。例えば、上記発光LED8を駆動する駆動パルスをサンプリング波形とし、ハイレベルとローレベルの断続的変化として現れる受光部の出力波形に対してANDをとることで、上記発光LED8の発光を外乱光と区別するとともに、正確に原稿の有無を判定できる。このようなサンプリング波形をサンプリングパターンと称して、以下、本実施例の「誤検知」の自動認識機能を備えた制御手段について説明する。
【0020】
図2及び図3のフローチャートを用いて第1実施例の制御手段について説明する。本発明のADFの制御手段は、装置本体の待機時など非作動状態における受光部の出力波形と、サンプリングパターンとして用られる発光LED8の駆動パルスとが同等か否かを比較する手段を有している。
【0021】
図2に示すように、メインルーティンからの呼び出しにより、原稿のセットの有無が判断され(S1−1)、ここで原稿「有」であれば、発光LED8を駆動してサンプリングを行う(S1−2,S1−3)。ステップS1−1で原稿「無」となれば、ここからサンプリングパターンの比較による誤動作フラグの切り替え制御のためのルーティンへ入る。
【0022】
まず、発光LED8は駆動せずに消灯させておき(S1−4)、その非発光状態でフォトダイオード9の出力をサンプリングする(S1−5)。このフォトダイオード9のサンプリングは、外乱光の影響のみを検知するものであり、原稿を載置せずに且つ発光LED8の非駆動状態で行う。この出力波形を、制御部(CPU)にて駆動パルスとしてのサンプリングパターンと比較し、原稿の有り判断がされるか否かをみる(S1−6)。このステップS1−6にて原稿の有りが一瞬でも判断されることがあれば、発光LED8以外を光源とする外乱光等による出力波形と、サンプリングパターンとが同等であると判断できるので、誤動作フラグをONする(S1−7)。これにより、被写体の存在を誤検知し、誤動作が生じる可能性を自動認識することが可能となる。
【0023】
また、サンプリングパターンとしては、デフォルトとなるパターンを予め複数設定しており、上記制御手段は、誤動作フラグがONされると、上記発光LED8へのサンプリングパターンとなる駆動パルスの周波数を切り替える手段を備えている。
図3に示すように、メインルーティンの呼び出しから、誤動作フラグのON・OFFを判断し(S2−1)、ここで誤動作フラグがON(Yes)であれば、複数用意してあるサンプリングパターン(周波数の異なるパルス)に逐次置き換えることで、その後は誤動作フラグをONがされないような駆動パルスへの変更処理を行う(S2−2)。こうして、非作動時にサンプリングパターンの自動補正をかけ、外乱光の点滅等が不意に発生したり、またその使用環境の変化によって誤動作が発生しうる状況になっても、その環境にあったサンプリングパターンを設定することができる。
【0024】
つぎに、図4から図7を用いて、第2実施例のADFにおける制御を説明する。
図4に示すように、第2実施例の制御手段は、2以上の反射型光センサA〜Cに対して一の駆動トランジスタ11からなるパルス駆動手段を接続した構成である。この駆動トランジスタ11には、制御部からの発信により統一した駆動パルスによって各々の発光LED8を駆動するものである。制御部は、異なる周波数の複数のサンプリングパターンをメモリに格納させてあるが、これらから適当な周波数を設定し駆動トランジスタ11の駆動を自由に変更できる。このとき、全てのセンサA〜Cの誤検知を防止するため、全てのフォトダイオード9から得た各々の出力と同等とならないようなパターンを設定することとなる。ここでは、3個のセンサA〜Cを使用した例を説明する。
【0025】
図5に示すように、メインルーティンからの呼び出しにより、JOBNOをみながら、JOBNOが「1」であれば、センサAを認識し(S3−2)、センサAに対する誤検知の検証を行なうサブルーティンに飛ぶ(S3−3)。なお、JOBNOはセンサの個数(N=3)に設定される。
【0026】
図6にサブルーティンのフローチャートを示す。誤検知の検証の方法としては、発光LED8を完全に消灯した状態でフォトダイオード9の出力に対して複数の周波数にて順次サンプリングし、誤検知の有無を判定する。図6に示すように、例えば、ある周波数のサンプリングパターン1をセットして(S4−1)、この誤検知の有無を判断したとき(S4−2)、誤動作フラグがONされなければそのサンプリングパターン1のOKをセットし(S4−3)、別のサンプリングパターン2の判断に進む(S4−4)。誤動作の有無に拘わらず一通りのパターンを検証した後、JOBNOがセンサの個数(N=3)になっていないことを条件に(S4−5)、JOBNOを1つ進める(S4−6)。JOBNOが「N」(N=3)であれば、JOBNOを「0」にセットする(S4−7)。
【0027】
以上の動作をJOBNO=2でセンサBに対して、また、JOBNO=3でセンサCに対しても行なう(図5)。こうしてJOBNO=Nが終了するまでに、各センサA〜Bに対して誤検知のないサンプリング周波数が確認される。用意しているすべての周波数について検証を行なって誤動作しない周波数をすべてメモリーに保存しておく。
【0028】
図7に示すように、すべてのセンサの検出が終わった段階で、メモリーに保存した情報をセンサ同士で比較し、どのセンサにおいても誤検知しなかった周波数を検出する(S5−1)。そして、全てのセンサで誤検知が生じないとされたパターン周波数から1つを選択し(S5−2)、これを実際に用いるサンプリングパターンとして設定する(S5−3)。その後、原稿がセットされ原稿を検出する場合は、その選定した周波数を使用し、原稿がセットされていない時は、再度サンプリングパターンの検証を行うこととなる。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の反射型光センサを備えた原稿搬送装置は、外光にさらされる原稿載置手段上の原稿と対向する位置に発光部および受光部を配置してなる反射型光センサを備えた原稿搬送装置において、上記発光部の点灯・消灯を制御するための駆動パルスによって上記受光部の出力をサンプリングすることでその誤検知を防止する手段と、上記発光部の非駆動時に上記受光部の出力波形を上記サンプリング波形と比較する手段と、を有し、双方の波形が同等であるときは、原稿有りの誤検知がされることを予め自動認識する制御手段を備えた構成なので、外乱光が点滅しその波形が原稿検知用のサンプリング波形と一致してしまうような場合を予め判定し、現状のサンプリング波形では誤検知がされることを自動認識させることができる。
【0030】
さらに上記制御手段は、上記発光部の消灯時における上記受光部の出力波形に対して同等とならない駆動パルスによって上記発光部が駆動されるように、該発光部の駆動パルスを切り替え又は可変制御する構成によれば、上記誤検知を自動認識した場合は、そのサンプリング波形を逐次変更させることが可能である。これにより外乱光を照射する光源のちらつきや、使用環境の変化などにより生じる誤検知を自動で回避することができる。
【0031】
2以上の反射型光センサを備え、且つ一のパルス駆動手段を複数の発光部に接続する構成であって、該複数の発光部を駆動する一の駆動パルスが、各々の受光部から得たすべての出力波形に対して同等とならないように設定される構成によれば、複数の発光部に異なるパターンの波形が入射されても、すべての受光部における誤検知を回避したサンプリング波形を設定するとともに、一のパルス駆動手段による簡易な構成で制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る制御手段のブロック図である。
【図2】第1実施例で誤検知の自動認識制御を説明するフローチャートである。
【図3】第1実施例で誤検知される場合の可変制御を説明するフローチャートである。
【図4】第2実施例に係る制御手段のブロック図である。
【図5】第2実施例で複数の反射型光センサの制御を説明するフローチャートである。
【図6】第2実施例で各センサが誤検知するサンプリング波形を検証する制御のフローチャートである。
【図7】第2実施例で全てのセンサで誤検知のないサンプリング波形の設定を説明するフローチャートである。
【図8】従来の原稿搬送装置の全体構成を示す斜視図である。
【図9】従来の原稿検知の一例でサンプリングを説明するタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 原稿載置手段
A,B,C 反射型光センサ
8 発光部
9 受光部
Claims (4)
- 外光にさらされる原稿載置手段上の原稿と対向する位置に発光部および受光部を配置してなる反射型光センサを備えた原稿搬送装置において、上記発光部の点灯・消灯を制御するための駆動パルスとしてのサンプリング波形によって上記受光部の出力をサンプリングしその結果に基づいて原稿有無を検知する手段と、上記発光部の非駆動時に上記受光部の出力波形を上記駆動パルスとしての上記サンプリング波形と比較する手段と、を有し、
上記発光部の非駆動時に上記受光部の出力波形と上記駆動パルスとしての上記サンプリング波形とが同等であるときは、原稿有りの誤検知がされることを自動認識する制御手段を備えたことを特徴とする反射型光センサを備えた原稿搬送装置。 - さらに上記制御手段は、上記発光部の消灯時における上記受光部の出力波形に対して同等とならない駆動パルスによって上記発光部が駆動されるように、該発光部の駆動パルスを切り替え又は可変制御することを特徴とする請求項1記載の反射型光センサを備えた原稿搬送装置。
- 2以上の反射型光センサを備え、且つ一のパルス駆動手段を複数の発光部に接続する構成であって、該複数の発光部を駆動する一の駆動パルスが、各々の受光部から得たすべての出力波形に対して同等とならないように設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の反射型光センサを備えた原稿搬送装置。
- 上記駆動パルスが、上記受光部の出力と異なる周波数に設定されることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の反射型光センサを備えた原稿搬送装置。
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