JP2000292990A - 反射型光センサを備えた原稿搬送装置 - Google Patents

反射型光センサを備えた原稿搬送装置

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JP2000292990A JP11102386A JP10238699A JP2000292990A JP 2000292990 A JP2000292990 A JP 2000292990A JP 11102386 A JP11102386 A JP 11102386A JP 10238699 A JP10238699 A JP 10238699A JP 2000292990 A JP2000292990 A JP 2000292990A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外乱光等による誤検知を予め自動認識できる
反射型光センサを備えた原稿搬送装置を提供する。 【解決手段】 原稿と対向する位置に発光部および受光
部を配置してなる反射型光センサと、上記発光部の点灯
・消灯を制御するための駆動パルスによって受光部出力
をサンプリングしその誤検知を防止する手段と、上記発
光部の非駆動時に上記受光部の出力波形をそのサンプリ
ング波形と比較する手段と、を有し、双方の波形が同等
であるときは、原稿有りの誤検知がされることを予め自
動認識するとともに、サンプリング周波数を切り替える
制御手段を備えた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外光にさらされる
原稿載置手段上に反射型光センサを有し、該反射型光セ
ンサの外乱光による誤検知を防止する制御手段を備えた
原稿搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動原稿搬送装置(以下、「ADF」と
称する)の機能として、原稿が積載されたときそのサイ
ズを認知して複写機本体、及び原稿読取り装置へそのサ
イズ情報等が送られる。このためにそのサイズを検知す
る手段として原稿載置手段上に反射型光センサ(フォト
インタラプタ)が取り付けられている。
【0003】ここでは、図8及び図9を用いて、反射型
光センサを備えた従来の原稿搬送装置、及びその反射型
光センサの誤検知を防止するための制御について説明す
る。図8は、従来の原稿搬送装置の全体構成の概略を示
す斜視図である。このADFには原稿トレイ1があり、
原稿は最初この原稿トレイ1上に積載される。原稿の積
載方法にはいくつかあるが、ここでは原稿を中央に積載
する(中央基準)タイプを説明する。
【0004】原稿を原稿トレイ1に積載し、その給紙口
2に挿入して原稿突当て部3に突き当てる。その後サイ
ドフェンス4を動かし原稿位置がずれないようにする。
このサイドフェンス4は、図中の奥および手前の2箇所
にあるが、どちらも連動しており手前のサイドフェンス
と、奥のサイドフェンスとがそれぞれ中央位置を基準に
正反対方向に動くことで、積載された原稿は必ず原稿ト
レイ1の中央位置に置かれるようになっている。
【0005】給紙口2の奥には原稿幅センサ5a、5
b、及び原稿セットセンサ6がある。原稿セットセンサ
6は、文字通り原稿のON・OFFをみるセンサであ
る。原稿幅センサ5a、5bは、原稿の幅方向を検知さ
せるもので、センサ5aのみがONのときは、幅方向が
短い原稿と認知し、双方のセンサ5a、5bが共にON
のときは、幅方向に長い原稿というように認知される。
なお、この仕様においては原稿セットセンサ6と、原稿
幅センサ5aとは、同じセンサを用いても構わない。こ
れら3つのセンサ5a,5b,6は給紙口2の中に設置
してあるため、外乱光等の光が直接照射されることはな
い。
【0006】次に、原稿長さセンサ7a,7bである
が、これらは外光にさらされる原稿トレイ1に設置され
ているもので、原稿の長さを検知させるものである。原
稿長さセンサ7bのみがOFFのときは短い原稿、セン
サ7a,7bが共にONのときは長い原稿と認知され
る。これらのセンサ7a,7bの検知信号は、既に述べ
たセンサ5a,5b,6の検知信号と共に、サイズ情報
として複写機本体等に送られる。
【0007】この原稿長さセンサ7a,7bは、その他
のセンサと異なりその受光部が外部に向けて設置されて
いるため、外乱光等がそのまま直接に受光部に入ってし
まう。ここで、幅も長さも短い原稿を積載したとする
と、本来であれば原稿幅センサ5aがONで、原稿幅セ
ンサ5bと原稿長さセンサ7bはOFFとなる。ところ
が、この原稿長さセンサ7bの受光部の光軸上に日光や
その他照明があると、原稿長さセンサ7bがONされ
「原稿有り」の間違った検知を行ってしまう。このとき
ADF及びこれを搭載した図示しない複写機本体は、原
稿長さセンサ7bが「原稿有り」の誤った検知信号を送
っているとは認識しておらず(以下、このような状態を
「誤検知」あるいは「誤動作」と称する)、複写動作を
始めてしまう。ここで発生する不具合は多々あるが、代
表例としては、原稿搬送ジャムによる停止や、原稿サイ
ズと違う転写紙サイズによる複写がされるといった不具
合が生じる。
【0008】このような外乱光を原因とする誤検知に対
応した従来の技術としては、例えば、センサの発光部と
受光部を別々の電源で駆動させ、発光部を所定の周波数
の駆動パルスで点滅させるとともに、この駆動パルスの
タイミングで受光部の出力波形をサンプリングすること
により、双方の波形が同期しているかどうかみることで
可能である。
【0009】図9にそのようなパルスタイミングのチャ
ートを示す。図9中上段のチャートで示すように、発光
部へ入力されるパルス波形と、その受光部の出力波形と
がサンプリングタイミングにて同期した場合のみ原稿有
りとし、また、原稿が載置されていないと、図9中下段
のチャートに示すように、外乱光により受光部の出力は
「H」を維持し同期しないので、この場合は原稿無しと
判断させる。これにより受光部出力が外乱光により
「H」になっていても、外乱光が発光部の反射光として
検知されるといった誤作動は防止できる。
【0010】このような誤検知対策を施した従来の装置
にも、次のような不具合がある。すなわち、外乱光が上
記反射型光センサのサンプリングパターンと全く同じ周
波数で点滅した場合には、原稿有りを検知してしまう。
例えば、古くなり点灯・消灯を繰り返してちらつくイン
バータ蛍光燈等のような外乱光が挙げられる。そこで、
従来の装置では、外乱光がサンプリング周波数と同じと
なる場合は、そのサンプリングパターンとして用いる駆
動波形を、使用環境等に応じて変更するといったことが
行われていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の装置に
おいてサンプリングパターンの変更を行うに際し、機械
が誤検知しているかどうかを人間が確認しながら微調整
するといった方法が取られており、このため、使用環境
が変わる等の状況に応じて逐一、確認と変更作業を行わ
なければならなかった。このように、予測しがたい外乱
光等に対して、これが誤検知を発生させるか否かをサー
ビスマン等が逐一判別し、必要に応じて発光・受光のサ
ンプリング周波数を変えるのでは確実性を欠き、また面
倒でもある。また、複写機等のサービス性の向上が図れ
ない。
【0012】また、外乱光の誤検知を回避する必要のあ
るセンサは一個と限らず、多くの場合、一の原稿載置手
段上に複数取り付けている。また、その複数のセンサは
同じ方向に受光部を向けているとは限らず、それぞれ異
なる別の場所で使用している。これら発光部を駆動する
手段として、従来の装置において、そのセンサ1個ずつ
にそれぞれトランジスタ等が使用されている。したがっ
て、それら複数のセンサを一個のトランジスタ等で駆動
できれば大きなコストダウンを図ることが可能となる。
そして、このように一の発光パターンが複数の受光部に
検知される場合に、各受光部において異なる外乱光によ
る誤検知を回避できるよう発光パターンを設定する必要
もでてくる。
【0013】そこで、本発明の目的は、人為的な作業を
伴うことなく外乱光等による反射型光センサの誤検知を
予め自動認識できるとともに、その誤検知が生じないサ
ンプリングパターンを設定でき、また、誤検知の生じ得
る波形がそれぞれ異なる複数の受光部に対して一の発光
パターンを用いても全てのセンサの誤検知を回避できる
反射型光センサを備えた原稿搬送装置を提供することに
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の反射型光センサを備えた原稿搬送装置は、外光にさ
らされる原稿載置手段上の原稿と対向する位置に発光部
および受光部を配置してなる反射型光センサを備えた原
稿搬送装置において、上記発光部の点灯・消灯を制御す
るための駆動パルスによって上記受光部の出力をサンプ
リングすることでその誤検知を防止する手段と、上記発
光部の非駆動時に上記受光部の出力波形を上記サンプリ
ング波形と比較する手段と、を有し、双方の波形が同等
であるときは、原稿有りの誤検知がされることを予め自
動認識する制御手段を備えたことを特徴としている。
【0015】さらに、上記制御手段は、上記発光部の消
灯時における上記受光部の出力波形に対して同等となら
ない駆動パルスによって上記発光部が駆動されるよう
に、該発光部の駆動パルスを切り替え又は可変制御する
構成であるとよい。
【0016】また、2以上の反射型光センサを備え、且
つ一のパルス駆動手段を複数の発光部に接続する構成で
あって、該複数の発光部を駆動する一の駆動パルスが、
各々の受光部から得たすべての出力波形に対して同等と
ならないように設定される構成にすることができる。ま
た、上記駆動パルスは、上記受光部の出力と異なる周波
数に設定されるとすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。本実施例の反射型光センサを備えたA
DFの構成の概略は、上記従来の技術で説明したものと
ほぼ同様であり、ここではADFの制御手段の構成を中
心に説明する。図1は、第1実施例のADFの反射型光
センサを制御するブロック図である。ADFの原稿トレ
イ上のサイズ検知手段としての各反射型光センサは、被
写体(原稿)に向けられた一対の、発光部を構成する発
光LED8と、受光部を構成するフォトダイオード9と
を有する。
【0018】発光LED8のパルス駆動手段は、CPU
の出力ポートから所定周波数のパルスを発信する手段
と、この駆動パルスが抵抗を介してベースに入力される
ことでスイッチング動作を行う駆動トランジスタ11と
により構成される。駆動トランジスタ11のスイッチン
グにより、発光LED8(発光ダイオード)が点灯・消
灯し、このLED光は原稿の平面部に反射されると、そ
の反射光がフォトダイオード9に入る。このフォトダイ
オード9は、トランジスタ10とともに受光部を構成
し、光が当たったフォトダイオード9の起電力はトラン
ジスタ10の導通をON/OFFする。このトランジス
タ10のON/OFFはCPUの入力ポートにてサンプ
リングされる。このように、フォトダイオード9で切り
替わるトランジスタ10と、発光LED8の駆動トラン
ジスタ11は、それぞれ別々の電源Vccに接続されそ
の他端を接地された、いわゆる電源分割タイプのセンサ
を構成している。
【0019】上記反射型光センサの制御手段の構成にお
いて、上記発光LED8の発光を外乱光と区別する目的
で、フォトダイオード9からなる受光部の出力波形を一
定あるいは所定の周波数でサンプリングし、そのパルス
タイミングの一致が判断される。例えば、上記発光LE
D8を駆動する駆動パルスをサンプリング波形とし、ハ
イレベルとローレベルの断続的変化として現れる受光部
の出力波形に対してANDをとることで、上記発光LE
D8の発光を外乱光と区別するとともに、正確に原稿の
有無を判定できる。このようなサンプリング波形をサン
プリングパターンと称して、以下、本実施例の「誤検
知」の自動認識機能を備えた制御手段について説明す
る。
【0020】図2及び図3のフローチャートを用いて第
1実施例の制御手段について説明する。本発明のADF
の制御手段は、装置本体の待機時など非作動状態におけ
る受光部の出力波形と、サンプリングパターンとして用
られる発光LED8の駆動パルスとが同等か否かを比較
する手段を有している。
【0021】図2に示すように、メインルーティンから
の呼び出しにより、原稿のセットの有無が判断され(S
1−1)、ここで原稿「有」であれば、発光LED8を
駆動してサンプリングを行う(S1−2,S1−3)。
ステップS1−1で原稿「無」となれば、ここからサン
プリングパターンの比較による誤動作フラグの切り替え
制御のためのルーティンへ入る。
【0022】まず、発光LED8は駆動せずに消灯させ
ておき(S1−4)、その非発光状態でフォトダイオー
ド9の出力をサンプリングする(S1−5)。このフォ
トダイオード9のサンプリングは、外乱光の影響のみを
検知するものであり、原稿を載置せずに且つ発光LED
8の非駆動状態で行う。この出力波形を、制御部(CP
U)にて駆動パルスとしてのサンプリングパターンと比
較し、原稿の有り判断がされるか否かをみる(S1−
6)。このステップS1−6にて原稿の有りが一瞬でも
判断されることがあれば、発光LED8以外を光源とす
る外乱光等による出力波形と、サンプリングパターンと
が同等であると判断できるので、誤動作フラグをONす
る(S1−7)。これにより、被写体の存在を誤検知
し、誤動作が生じる可能性を自動認識することが可能と
なる。
【0023】また、サンプリングパターンとしては、デ
フォルトとなるパターンを予め複数設定しており、上記
制御手段は、誤動作フラグがONされると、上記発光L
ED8へのサンプリングパターンとなる駆動パルスの周
波数を切り替える手段を備えている。図3に示すよう
に、メインルーティンの呼び出しから、誤動作フラグの
ON・OFFを判断し(S2−1)、ここで誤動作フラ
グがON(Yes)であれば、複数用意してあるサンプ
リングパターン(周波数の異なるパルス)に逐次置き換
えることで、その後は誤動作フラグをONがされないよ
うな駆動パルスへの変更処理を行う(S2−2)。こう
して、非作動時にサンプリングパターンの自動補正をか
け、外乱光の点滅等が不意に発生したり、またその使用
環境の変化によって誤動作が発生しうる状況になって
も、その環境にあったサンプリングパターンを設定する
ことができる。
【0024】つぎに、図4から図7を用いて、第2実施
例のADFにおける制御を説明する。図4に示すよう
に、第2実施例の制御手段は、2以上の反射型光センサ
A〜Cに対して一の駆動トランジスタ11からなるパル
ス駆動手段を接続した構成である。この駆動トランジス
タ11には、制御部からの発信により統一した駆動パル
スによって各々の発光LED8を駆動するものである。
制御部は、異なる周波数の複数のサンプリングパターン
をメモリに格納させてあるが、これらから適当な周波数
を設定し駆動トランジスタ11の駆動を自由に変更でき
る。このとき、全てのセンサA〜Cの誤検知を防止する
ため、全てのフォトダイオード9から得た各々の出力と
同等とならないようなパターンを設定することとなる。
ここでは、3個のセンサA〜Cを使用した例を説明す
る。
【0025】図5に示すように、メインルーティンから
の呼び出しにより、JOBNOをみながら、JOBNO
が「1」であれば、センサAを認識し(S3−2)、セ
ンサAに対する誤検知の検証を行なうサブルーティンに
飛ぶ(S3−3)。なお、JOBNOはセンサの個数
(N=3)に設定される。
【0026】図6にサブルーティンのフローチャートを
示す。誤検知の検証の方法としては、発光LED8を完
全に消灯した状態でフォトダイオード9の出力に対して
複数の周波数にて順次サンプリングし、誤検知の有無を
判定する。図6に示すように、例えば、ある周波数のサ
ンプリングパターン1をセットして(S4−1)、この
誤検知の有無を判断したとき(S4−2)、誤動作フラ
グがONされなければそのサンプリングパターン1のO
Kをセットし(S4−3)、別のサンプリングパターン
2の判断に進む(S4−4)。誤動作の有無に拘わらず
一通りのパターンを検証した後、JOBNOがセンサの
個数(N=3)になっていないことを条件に(S4−
5)、JOBNOを1つ進める(S4−6)。JOBN
Oが「N」(N=3)であれば、JOBNOを「0」に
セットする(S4−7)。
【0027】以上の動作をJOBNO=2でセンサBに
対して、また、JOBNO=3でセンサCに対しても行
なう(図5)。こうしてJOBNO=Nが終了するまで
に、各センサA〜Bに対して誤検知のないサンプリング
周波数が確認される。用意しているすべての周波数につ
いて検証を行なって誤動作しない周波数をすべてメモリ
ーに保存しておく。
【0028】図7に示すように、すべてのセンサの検出
が終わった段階で、メモリーに保存した情報をセンサ同
士で比較し、どのセンサにおいても誤検知しなかった周
波数を検出する(S5−1)。そして、全てのセンサで
誤検知が生じないとされたパターン周波数から1つを選
択し(S5−2)、これを実際に用いるサンプリングパ
ターンとして設定する(S5−3)。その後、原稿がセ
ットされ原稿を検出する場合は、その選定した周波数を
使用し、原稿がセットされていない時は、再度サンプリ
ングパターンの検証を行うこととなる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の反射型光
センサを備えた原稿搬送装置は、外光にさらされる原稿
載置手段上の原稿と対向する位置に発光部および受光部
を配置してなる反射型光センサを備えた原稿搬送装置に
おいて、上記発光部の点灯・消灯を制御するための駆動
パルスによって上記受光部の出力をサンプリングするこ
とでその誤検知を防止する手段と、上記発光部の非駆動
時に上記受光部の出力波形を上記サンプリング波形と比
較する手段と、を有し、双方の波形が同等であるとき
は、原稿有りの誤検知がされることを予め自動認識する
制御手段を備えた構成なので、外乱光が点滅しその波形
が原稿検知用のサンプリング波形と一致してしまうよう
な場合を予め判定し、現状のサンプリング波形では誤検
知がされることを自動認識させることができる。
【0030】さらに上記制御手段は、上記発光部の消灯
時における上記受光部の出力波形に対して同等とならな
い駆動パルスによって上記発光部が駆動されるように、
該発光部の駆動パルスを切り替え又は可変制御する構成
によれば、上記誤検知を自動認識した場合は、そのサン
プリング波形を逐次変更させることが可能である。これ
により外乱光を照射する光源のちらつきや、使用環境の
変化などにより生じる誤検知を自動で回避することがで
きる。
【0031】2以上の反射型光センサを備え、且つ一の
パルス駆動手段を複数の発光部に接続する構成であっ
て、該複数の発光部を駆動する一の駆動パルスが、各々
の受光部から得たすべての出力波形に対して同等となら
ないように設定される構成によれば、複数の発光部に異
なるパターンの波形が入射されても、すべての受光部に
おける誤検知を回避したサンプリング波形を設定すると
ともに、一のパルス駆動手段による簡易な構成で制御が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る制御手段のブロック図であ
る。
【図2】第1実施例で誤検知の自動認識制御を説明する
フローチャートである。
【図3】第1実施例で誤検知される場合の可変制御を説
明するフローチャートである。
【図4】第2実施例に係る制御手段のブロック図であ
る。
【図5】第2実施例で複数の反射型光センサの制御を説
明するフローチャートである。
【図6】第2実施例で各センサが誤検知するサンプリン
グ波形を検証する制御のフローチャートである。
【図7】第2実施例で全てのセンサで誤検知のないサン
プリング波形の設定を説明するフローチャートである。
【図8】従来の原稿搬送装置の全体構成を示す斜視図で
ある。
【図9】従来の原稿検知の一例でサンプリングを説明す
るタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 原稿載置手段 A,B,C 反射型光センサ 8 発光部 9 受光部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外光にさらされる原稿載置手段上の原稿
    と対向する位置に発光部および受光部を配置してなる反
    射型光センサを備えた原稿搬送装置において、 上記発光部の点灯・消灯を制御するための駆動パルスに
    よって上記受光部の出力をサンプリングすることでその
    誤検知を防止する手段と、上記発光部の非駆動時に上記
    受光部の出力波形を上記サンプリング波形と比較する手
    段と、を有し、双方の波形が同等であるときは、原稿有
    りの誤検知がされることを予め自動認識する制御手段を
    備えたことを特徴とする反射型光センサを備えた原稿搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 さらに上記制御手段は、上記発光部の消
    灯時における上記受光部の出力波形に対して同等となら
    ない駆動パルスによって上記発光部が駆動されるよう
    に、該発光部の駆動パルスを切り替え又は可変制御する
    ことを特徴とする請求項1記載の反射型光センサを備え
    た原稿搬送装置。
  3. 【請求項3】 2以上の反射型光センサを備え、且つ一
    のパルス駆動手段を複数の発光部に接続する構成であっ
    て、該複数の発光部を駆動する一の駆動パルスが、各々
    の受光部から得たすべての出力波形に対して同等となら
    ないように設定されることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の反射型光センサを備えた原稿搬送装置。
  4. 【請求項4】 上記駆動パルスが、上記受光部の出力と
    異なる周波数に設定されることを特徴とする請求項1か
    ら3のいずれかに記載の反射型光センサを備えた原稿搬
    送装置。
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