JP3926230B2 - デコリン産生促進剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デコリン産生促進剤、並びにデコリン産生促進剤を含有する皮膚外用剤及び食品に関する。さらに詳しくは、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物を有効成分とするデコリン産生促進剤、並びにデコリン産生促進剤を含有する皮膚外用剤及び食品に関する。
【0002】
【従来の技術】
加齢や紫外線等による真皮マトリックスの減少や変性は、シワや皮膚の弾性低下といった老化症状の重要な要因となっており、係る老化症状を改善するために従来の皮膚外用剤や食品の分野では、様々な有効成分の検討がなされてきた。従来の老化改善の有効成分としては、真皮マトリックスの構成成分であるコラーゲンやエラスチン等の産生促進剤や分解阻害剤などが知られており、近年では真皮マトリックス成分の分解に関与しているマトリックスメタロプロテアーゼの阻害剤に関する研究なども行われている。しかし、これらの有効成分は、副作用の点から配合が制限される場合や有効量を配合すると着色・不快臭といった問題が発生する場合があるなど安定性や効果の点から未だ十分なものは得られていないのが現状であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明者らは、上記のような従来の問題点を解決し、老化症状の防止や改善に優れ、皮膚外用剤や食品等に応用可能な成分を提供することを目的に、真皮マトリックス構造を強化する成分であるデコリンに着目し検討を行った。
【0004】
デコリンは、プロテオグリカンの一種であり、ポリペプチド鎖に1本の糖鎖が共有結合した分子量約12万の複合糖質である。デコリンは、真皮線維芽細胞によって産生され、コラーゲン線維の生成過程においてコラーゲン同士の結合を調節する機能を持ち、真皮マトリックス構造の支持に大きな役割を果たしている。このため、真皮線維芽細胞におけるデコリン産生を高める成分は、真皮マトリックス構造を強化し、シワや皮膚の弾性低下といった老化症状の防止や改善に非常に有効であると考えられた。
【0005】
従って、本発明の課題は、老化症状の防止や改善に優れた効果を発揮するデコリン産生促進剤、並びにデコリン産生促進剤を含有する皮膚外用剤及び食品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明者らは、真皮線維芽細胞におけるデコリン産生の促進効果に基づき、広く種々の成分について検討を行った。その結果、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物が優れたデコリン産生促進作用を有することを見出し、さらに検討を加え、本発明を完成するに至った。すなわち、本発明は、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物を有効成分とするデコリン産生促進剤、並びにデコリン産生促進剤を含有する皮膚外用剤及び食品を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明で用いるカウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物の出発原料となるカウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類は、緑藻綱(Chlorophyceae)イワヅタ科(C aurelpaceae)イワヅタ属(Caulerpa)に属する海藻であり、本州の太平洋南部,九州,南西諸島,太平洋熱帯域,インド洋に広く分布しており、ウミブドウやシーグレープ(Sea Grapes)と言われる場合もある。カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類には、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)以外に多数の変種が存在することが知られている。カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)の変種としては、センナリヅタ(Caurelpa racemosa var. clavifera f. macrophysa),スリコギヅタ(Caurelpa racemosa var. laete−virens),ヒラエヅタ(Caurelpa racemosa var. lamourouxii),エツキヅタ(Caurelpa racemosavar. occidentalis),タカツキヅタ(Caurelpa racemosa var. peltata),コハギヅタ(Caurelpa racemosa var. uvifera),カウレルパ ラセモサ ツルビナタ(Caulerpa racemosa var. turbinata)などが知られている。
【0008】
カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類の属するイワヅタ科の海藻の利用としては、ヒアルロニダーゼ阻害剤(特開平09−67266),スリミング剤(特開2000−72642),育毛剤(特2001−55314)がこれまでに開示されている。
【0009】
しかし、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物が優れたデコリン産生促進作用を有するデコリン産生促進剤として機能すること、又このデコリン産生促進剤を皮膚外用剤や食品に配合することにより、老化症状の防止や改善に優れた効果を発揮することに関しては、本発明により初めて明らかとなったことである。
【0010】
カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類の抽出物を得る際は、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類を生のまま、若しくは細切,乾燥,粉砕等の処理を行った後に抽出を行うことが好ましい。抽出は、抽出溶媒に浸漬するか、超臨界流体や亜臨界流体を用いた抽出方法でも行うことができる。抽出効率を上げるため、撹拌や抽出溶媒中でホモジナイズしてもよい。抽出温度としては、5℃程度から抽出溶媒の沸点以下の温度とするのが適切である。抽出時間は抽出溶媒の種類や抽出温度によっても異なるが、1時間〜14日間程度とするのが適切である。
【0011】
抽出溶媒としては、水の他、メタノール,エタノール,プロパノール,イソプロパノール等の低級アルコール、1,3−ブチレングリコール,プロピレングリコール,ジプロピレングリコール,グリセリン等の多価アルコール、エチルエーテル,プロピルエーテル等のエーテル類、酢酸エチル,酢酸ブチル等のエステル類、アセトン,エチルメチルケトン等のケトン類などの溶媒を用いることができ、これらより1種又は2種以上を選択して用いる。また、生理食塩水,リン酸緩衝液,リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。さらに、水や二酸化炭素,エチレン,プロピレン,エタノール,メタノール,アンモニアなどの1種又は2種以上の超臨界流体や亜臨界流体を用いてもよい。
【0012】
カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類の上記溶媒による抽出物は、そのままでも使用することができるが、濃縮,乾固した物を水や極性溶媒に再度溶解したり、或いはこれらの生理作用を損なわない範囲で脱色,脱臭,脱塩等の精製処理を行ったり、カラムクロマトグラフィー等による分画処理を行った後に用いてもよい。カウレルパ ラセモサの前記抽出物やその処理物及び分画物は、各処理及び分画後に凍結乾燥し、用時に溶媒に溶解して用いることもできる。また、リポソーム等のベシクルやマイクロカプセル等に内包させて用いることもできる。
【0013】
本発明に係るデコリン産生促進剤は、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物を有効成分とする。
【0014】
本発明に係るデコリン産生促進剤を含有する皮膚外用剤及び食品は、老化症状の予防や改善に優れた効果を発揮する。
【0015】
本発明に係るデコリン産生促進剤を含有する皮膚外用剤は、使用方法に応じて、ローション,乳液,ゲル,クリーム,軟膏剤,粉末,顆粒等の種々の剤型で提供することができる。なお、必要に応じて、通常皮膚外用剤に配合される油性成分,保湿剤,粉体,色素,乳化剤,可溶化剤,洗浄剤,紫外線吸収剤,増粘剤,薬剤,香料,樹脂,防菌防黴剤,植物抽出物,アルコール類等を適宜配合することができ、本発明の効果を損なわない範囲において、他のデコリン産生促進剤との併用も可能である。
【0016】
また、本発明に係るデコリン産生促進剤を含有する食品は、使用方法に応じて、ガムやキャンディーのような口腔用組成物、かまぼこ,ちくわ等の水産練り製品、ソーセージ,ハム等の畜産製品、洋菓子類、和菓子類、生麺,ゆで麺等の麺類、ソース,しょう油,たれなどの調味料、漬け物、総菜、清涼飲料水等一般的な飲食品の剤型とすることができる。その際、食品に一般的に用いられる各種成分、例えば、砂糖,練乳,小麦粉,ショートニング,食塩,ブドウ糖,鶏卵,バター,マーガリン,水飴,カルシウム,鉄分,調味料,香辛料等を適宜配合することができ、本発明の効果を損なわない範囲において、他のデコリン産生促進剤との併用も可能である。
【0017】
【実施例】
さらに実施例により、本発明の特徴について詳細に説明する。まず、本発明のカウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物の調製方法を示す。
【0018】
[調製方法1]
1kgのカウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類をホモジナイザーによって粉砕し、得られた懸濁液をろ過してろ液を回収し、凍結した。凍結後に溶解し、濾過により不溶物を取り除き、得られたろ液を凍結乾燥し、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物を得た。
【0019】
[調製方法2]
1kgのカウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類に50重量%エタノール水溶液を10リットル加え、室温で7日間浸漬した。抽出液をろ過して回収し、溶媒を除去した後、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物を得た。
【0020】
[調製方法3]
カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類の乾燥粉砕物1kgにメタノールを9リットル加え、室温で7日間浸漬した。抽出液をろ過して回収し、溶媒を除去した後、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物を得た。
【0021】
[調製方法4]
超臨界抽出装置にカウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類を投入し、40℃において15MPaの気圧下で二酸化炭素の超臨界流体によって抽出した。抽出物を回収し、カウレルパ ラセモサ(Caulerparacemosa)藻類抽出物を得た。
【0022】
次に、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物の真皮線維芽細胞におけるデコリン産生促進作用について示す。評価には、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)から調製方法1によって得られたカウレルパ ラセモサ抽出物を実施例1として用いた。
【0023】
評価は、以下の手順で行った。正常ヒト真皮線維芽細胞を1ウェル当たり2.0×104個となるように96穴マイクロプレートに播種した。播種培地には、ダルベッコ改変イーグル培地(DMEM)に1%のウシ胎児血清を添加したものを用いた。24時間培養後、実施例1を任意の濃度で添加した試験培地に交換し、さらに24時間培養した。培養後に培養上清中に分泌されたデコリン産生量をELISA法(Enzyme−linked immunosorbent assay)により定量した。また、ブランクとして、デコリン産生促進剤が無添加の培地を用い、ブランクでのデコリン産生量をELISA法により定量した。実施例1の評価結果を、ブランクでのデコリン産生量を100とした場合の相対値にて表1に示す。
【0024】
【表1】
【0025】
表1より明らかなように、実施例1を0.063〜1.00mg/mL添加した場合に、ブランクと比較して、危険率1%未満で有意なデコリン産生促進作用が認められた。このことから、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物は、優れたデコリン産生促進作用を有することが明らかとなった。
【0026】
続いて、本発明に係るカウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物をデコリン産生促進剤として含有する皮膚外用剤及び食品の実施例の処方を示す。
【0027】
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(10)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、冷却を開始し、(11)と(12)を順次加え、均一に混合する。
【0028】
【表2】
【0029】
製法:(1)に(2)〜(4)を溶解する。溶解後、(5)〜(7)を順次添加した後、十分に攪拌し、(8)を加え、均一に混合する。
【0030】
製法:(1)〜(6)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(7)〜(11)の水相成分を80℃にて加熱溶解する。これに前記油相成分を攪拌しながら加え、ホモジナイザーにより均一に乳化する。乳化終了後、冷却を開始し、40℃にて(12)を加え、均一に混合する。
【0031】
製法:(1)〜(6)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(14)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。次いで、上記水相成分に油相成分を添加して予備乳化を行った後、ホモミキサーにて均一に乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、50℃にて(15)を加える。さらに40℃まで冷却し、(16)を加え、均一に混合する。
【0032】
製法:(1)を(2)に加え、均一に攪拌した後、(3)を加える。均一に攪拌した後,(4)に予め溶解した(5)を加える。均一に攪拌した後、予め混合しておいた(6)〜(8)を加える。均一に攪拌した後、(9)〜(14)を順次加え、均一に混合する。
【0033】
製法:(1)と(2)を均一に溶解する。これに、(3)〜(5)を順次加え、均一に混合する。
【0034】
製法:(1)〜(4)の油相成分を80℃にて加熱溶解する。一方(5)〜(7)の水相成分を80℃にて加熱溶解し、油相成分と均一に混合撹拌する。冷却を開始し、40℃にて(8)と(9)を加え、均一に混合する。
【0035】
製法:(1)〜(4)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(5)〜(7)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(8)〜(10)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散させる。この水相成分に前記油相成分を加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(11)〜(13)の成分を加え、均一に混合する。
【0036】
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解する。一方、(7)〜(10)の水相成分を混合し、75℃にて加熱溶解し、これに(11)〜(15)の顔料を加え、ホモミキサーにて均一に分散する。油相成分を加え、乳化を行う。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(16)〜(18)の成分を順次加え、均一に混合する。
【0037】
製法:(5)と(6)を(11)の一部に溶解して50℃とし、50℃に加熱した(4)に撹拌しながら徐々に加える。これを混合した後、70℃にて加熱溶解した(1)〜(3)に均一に分散する。これに(7)〜(10)を(11)の残部に70℃にて加熱溶解したものを撹拌しながら加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(12)と(13)を加え、均一に混合する。
【0038】
製法:(1)〜(5)の成分を混合,均一化する。
【0039】
製法:(2)と(3)を混合し、80℃に加温した後、80℃に加温した(1)に溶解する。均一に溶解した後、(4)〜(5)を加え、攪拌しながら冷却を開始する。40℃まで冷却し、(6)〜(8)を加え、均一に混合する。
【0040】
製法:(1)〜(6)の油相成分を混合し、75℃にて加熱溶解後する。一方、(7)〜(10)の水相成分を75℃にて加熱溶解し、前記油相成分を加え、ホモミキサーにて乳化する。乳化終了後に冷却を開始し、40℃にて(11)〜(13)の成分を加え、均一に混合する。
【0041】
製法:(1)〜(5)を均一に混合する。
【0042】
製法:(1)〜(5)を均一に混合する。
【0043】
製法:(1)〜(2)を加熱混合均一化した後冷却し、70℃で(3)〜(4)の成分を添加し、混合均一化した後成型する。
【0044】
製法:(1)〜(3)を打錠機にて打錠し、直径10mm、重量300mgの錠剤とした。
【0045】
製法:(1)〜(6)を均一に混合攪拌し、スプレードライを行い散剤とする。
【0046】
本発明の実施例2〜7について使用試験を行い、シワ,タルミ,肌のハリの改善効果を評価した。その際、実施例2において、配合したカウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物を精製水に代替し、比較例1として同時に使用試験を行った。
【0047】
各試料について、シワ,タルミ,肌のハリの低下といった症状が顕著に認められる40〜60才代の男女パネラー20名にブラインドにて1カ月間使用させ、使用前後の皮膚状態の変化を観察して評価した。皮膚の症状の指標として、シワ,タルミ,肌のハリについて、「改善」,「やや改善」,「変化なし」の三段階で評価し、表3に各評価を得たパネラー数にて示した。
【0048】
【表3】
【0049】
表3より、シワ,タルミ,肌のハリについて、カウレルパ ラセモサ(Cau lerpa racemosa)藻類抽出物を含有しない比較例使用群においては、半数以上のパネラーに改善が認められなかったが、カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)藻類抽出物を配合した実施例使用群においては、6割以上のパネラーに明確な改善が認められた。
【0050】
以上のように、本発明の実施例においては、従来の比較例よりも、シワ,タルミ,肌のハリの低下といった老化症状の改善に優れた効果を有していた。
【0051】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明により、優れたデコリン産生促進作用を発揮するデコリン産生促進剤を得ることが出来た。また、このデコリン産生促進剤を配合することにより、老化症状の防止や改善に優れた効果を発揮する皮膚外用剤及び食品を得ることが出来た。
Claims (1)
- カウレルパ ラセモサ(Caulerpa racemosa)抽出物を有効成分とするデコリン産生促進剤。
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