JP3922928B2 - 縦形製袋充填包装機の角底ガセット袋成形装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はフィルム材から被包装物が充填された包装袋を製造する縦形製袋充填包装機に係わり、より詳しくは、包装袋として角底を有するガセット袋を成形する成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
縦形製袋充填包装機は先ず、製袋チューブの回りにフィルム材を筒状に形成した後、フィルム材の両側縁を縦シールしてフィルム筒に成形する。この後、フィルム筒は、横シーラの一対のヒータブロックにより横シールされ、そして、この横シール中央から切断されることで、上下にトップシール及びボトムシールを有する包装袋が個々に製造される。一方、横シールの切断に先立ち、フィルム筒内には製袋チューブを通じて被包装物が充填され、これにより、個々の包装袋に被包装物が収容されることになる。
【0003】
上述の包装袋は一般的に扁平な袋であるが、しかしながら、包装袋のボトムシール側の部位を角底状にしたガセット袋のための包装機もまた公知であり、この種の包装機は例えば、特許第2834714号公報(第1公報)、特許第3179029号公報(第2公報)及び特開平2000-335511号公報(第3公報)にそれぞれ開示されている。これら公報の包装機は何れも、そのガセット袋の角底から突出するボトムシールを折込み、これにより、その角底の平坦性を確保するための手段をそれぞれ備えている。
【0004】
より詳しくは、第1公報の包装機はガセット袋のボトムシール(熱融着部)を横シーラの一方のヒータブロックにより、その角底に折込むことができ、一方、第2及び第3公報の包装機は何れも、ヒータブロックとは別に折込み部材を備え、折込み部材により、ガセット袋のボトムシール(ボトムシールリブ及び横シール部)を折込むことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
第1公報の包装機の場合、フィルム筒、つまり、ガセット袋の横シール中、その角底はヒータブロックの上面に非常に近接していることから、角底はヒータブロックにより高温に晒され、ボトムシールの折込み時、角底とボトムシールとの間の接着が過溶着となるばかりでなく、角底の表面に荒れが生じ、ガセット袋の美観を損なうことがある。
【0006】
一方、第2及び第3公報の包装機の場合、ガセット袋の横シール時、ボトムシール折込まれる側の角底の部位と一方のヒータブロックとの間には前記折込み部材のための進入スペースが確保されているので、角底が過熱される虞はない。しかしながら、ボトムシールの折込みの際、角底の温度はこれらボトムシール及び角底を互いに接着させる程には高くないので、ボトムシールの折込み後、ボトムシールが角底から起き上がり、角底の平坦性が崩れてしまうことが多い。
【0007】
本発明は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、美観に優れ、且つ、角底の平坦性を確実に維持可能することができる縦形製袋充填包装機の角底ガセット袋成形装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明の縦形製袋充填包装機の角底ガセット袋成形装置(請求項1)は、前述したフィルム筒の横シール及び切断を行う閉位置とフィルム筒の通過を許容する開位置との間にて互いに逆向きに移動可能な一対のヒータブロックと、フィルム筒に横シールが形成されるときにはヒータブロックの移動方向とは直交する方向からフィルム筒にそれぞれ突き込み、閉位置にあるヒータブロックと協働して、これらヒータブロックの直上のフィルム筒の部位を角底に成形する一対の折込みガイドと、一対のヒータブロックが閉位置にあるときには、角底と一方のヒータブロックとの間に介在して、一方のヒータブロックによる角底の過熱を阻止しつつ角底の近接部位を所望の温度に加熱する加熱プレートと、一対のヒータブロックが閉位置にあるときには角底と他方のヒータブロックとの間に介在して他方のヒータブロックによる角底の過熱を阻止し、この後、一対のヒータブロックが閉位置から開位置に向けて移動されると、他方のヒータブロックから一方のヒータブロック側に向けて突出し、前記角底に連なる前記ボトムシールを前記角底に折込み、これらボトムシール及び角底を表面的なヒートシールにより互いに接着させる折込みプレートとを備え、そして、製袋チューブの下端縁には、製袋チューブ内への折込みガイドの突込みを許容する切欠溝が形成されている。
【0009】
上述した角底ガセット袋成形装置によれば、フィルム筒、つまり、ガセット袋の横シール中、つまり、一対のヒータブロックが閉位置にあるとき、次に製造されるべきガセット袋の角底と一対のヒータブロックとの間には加熱プレート及び折込みプレートがそれぞれ介在され、これらプレートはヒータブロックからの熱による角底の過熱を防止する一方、加熱プレートは角底の対応した側の近接部位を所望の温度に加熱する。
【0010】
この後、一対のヒータブロックが閉位置から開位置に移動されると、折込みプレートは一方のヒータブロック側に向けて突出し、未だ高温状態にあるボトムシールを角底に折込み、これら角底及びボトムシールを表面的なヒートシールにより互いに接着させる。
そして、製袋チューブの下端縁には切欠溝が設けられているので、折込みガイドが突き込まれたとき、フィルム筒の折込み部分は折り込みガイドとともに、切欠溝を通じて製袋チューブ内に円滑に引込まれることになり、一対のヒータブロックと折込みガイドとの間の干渉に起因したフィルム筒の損傷が確実に防止される。
上述した加熱プレートは、一方のヒータブロックの上面に固定され、この一方のヒータブロックからの放熱を制限する放熱制限材料からなっているのが好ましく(請求項2)、この場合、加熱プレートは自身のための熱源や駆動源を共に必要としない。
【0012】
更に、一対のヒータブロックの下方には、横シール形成前のガセット袋における側面角部を案内する袋ガイドを更に備えることができる(請求項)。この場合、折込みガイド及び一対のヒータブロックにより、次に製造されるべきガセット袋の角底が形成されるとき、袋ガイドは先のガセット袋の上昇を案内し、ガセット袋における側面角部の垂直度が安定して維持される。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は縦形製袋充填包装機を示す。
ウエブ状のフィルム材FはフィルムロールFRから垂直な製袋チューブ2に導かれ、そして、製袋チューブ2の上部に設けたフォーマ4を通過する際、製袋チューブ2を囲み且つその両側縁が互いに重ね合わされた円筒状に形成される。円筒状のフィルム材Fは製袋チューブ2に沿って引下ろされ、製袋チューブ2の両側に配置された一対のフィードベルト6(図1には一方のみ図示)を通過する。これらフィードベルト6はサクションベルトからなり、その走行に伴い、フィルム材Fを吸着しながら製袋チューブ2に沿って間欠的に繰出す。したがって、一対のフィードベルト6の間欠駆動に伴い、フィルムロールFRからフィルム材Fが繰出され、そして、繰出されたフィルム材Fは製袋チューブ2を囲む円筒状に連続的に成形される。
【0014】
また、円筒状のフィルム材Fが縦シーラ8を通過する際、縦シーラはフィルム材Fの両側縁を互いにヒートシールし、これにより、縦シールCSを有するフィルム筒FCが成形される。
さらに、縦シーラ8の下側には折込み片10が配置され、折込み片10は縦シールCSをフィルム筒FCに向けて折込む。
【0015】
図1から明らかなように、製袋チューブ2の下端部は角形をなし、これにより、製袋チューブ2を通過した後、フィルム筒FCは角形に成形される。
製袋チューブ2の下方には横シーラ12が配置され、横シーラ12は一対のヒータブロック14,16からなっている。一対のヒータブロック14,16は水平面内を互いに接離する方向に移動可能である。より詳しくは、一対のヒータブロック14,16は製袋チューブ2の直下にてフィルム筒FCを挟込む閉位置(図1参照)と、フィルム筒FCの通過を許容する開位置との間にて互いに逆向きに移動する。一対のヒータブロック14,16が閉位置に移動されると、これらヒータブロック14,16はフィルム筒FCを両側から挟付けてヒートシールし、これにより、フィルム筒FCに横シールLS(図2参照)が形成される。この横シールLSはフィルム筒FCの繰出し方向でみて周期的に形成される。
【0016】
一方、一対のヒータブロック14,16が開位置から閉位置に移動されるに先立ち、図2に示されるように一対の三角折込みガイド20(図2には一方のみが図示)がヒータブロック14,16の移動方向とは直交する両方向からフィルム筒FCの内方に向けて水平にそれぞれ突き込まれ、これらの突き込みは、一対のヒータブロック14,16と協働してフィルム筒FCに角底RBを成形し、前述した横シールLSは角底RBから下方に突出する。
【0017】
具体的には、図2に示されるように製袋チューブ2の下端縁には、三角折込みガイド20の突込みを許容する一対の切欠溝22がそれぞれ形成されている。このような切欠溝22は、三角折込みガイド20によるフィルム筒FCの折込みを円滑にするばかりでなく、三角折込みガイド20とヒータブロック14,16との間の干渉に起因したフィルム筒FCの損傷を確実に防止する。
【0018】
一方、一対のヒータブロック14,16が閉位置にあるときには、フィルム筒FC内には製袋チューブ2を通じて被包装物が充填され、この充填の後、前述した横シールLSはその中央位置にて上下に切断される。より詳しくは、一方のヒータブロック14は他方のヒータブロック16に向けて突没可能な切断ナイフを内蔵しており、この切断ナイフにより横シールLSが切断される。なお、一方のヒータブロック14から突出した切断ナイフは他方のヒータブロック16内の逃げ溝に進入する。
【0019】
フィルム筒FCの間欠繰出しに伴い、前述した横シールLSの形成及び切断と被包装物の充填とが繰返されると、一対のヒータブロック14,16の下方からは図3に示すような角底RBを有するガセット袋GPが順次製造され、このガセット袋GPはその上下に前述した横シールLSの切断から得られるトップシールTS及びボトムシールBSをそれぞれ有する
図1に示されているように閉位置にある一対のヒータブロック14,16の下方には一対の垂直ガイド24がそれぞれ配置されており、これら垂直ガイド24は三角折込みガイド20に連動して作動する。すなわち、図4に示されるように、三角折込みガイド20が製袋チューブ2内に突き込まれた後、一対のヒータブロック14,16が閉位置に向けて移動して、角底RB及び横シールLSが形成されるとき、この横シールLSの形成に伴い、垂直ガイド24はガセット袋GPの両側面に形成されるV字溝形状の折込み部G内に進入し、これら折込み部G及び横シールLSの安定した形成を確保する。なお、図中、三角折込みガイド20及び垂直ガイド24の往復動機構は省略されている。
【0020】
更に、垂直ガイド24の下方にはガセット袋GPの下部を囲むようにして4つの袋ガイド26が配置されており、これら袋ガイド26は垂直なアングル部材からなっている。具体的には、図5に示されるように左右でみて片側2個ずつの袋ガイド26は連結プレート28に連結され、そして、この連結プレート28がブラケット30を介してエアシリンダ32のピストンロッドに連結されている。これらエアシリンダ32は包装機のフレーム側に支持され、片側2個ずつの袋ガイド26を休止位置と作動位置との間にて水平方向に往復動させ、これにより、袋ガイド26はガセット袋GPに対して接離可能となっている。
【0021】
図5に示す袋ガイド26は、ガセット袋GPから側方に離間した休止位置にあり、これに対し、図4に示す袋ガイド26はガセット袋GPにおける側面下部の対応した角部にそれぞれ宛われるような作動位置にある。
図4から明らかなように、前述した一対のヒータブロック14,16が閉位置に位置付けられる前に袋ガイド26は作動位置にあり、ガセット袋GPの上昇を案内する。すなわち、図6は、横シール形成前のガセット袋GPの状態(A)と、一対のヒータブロック14,16が閉位置に移動して横シールが形成された後のガセット袋GPの状態(B)とをそれぞれ示している。これらの状態(A),(B)を比較すれば明らかなように、状態(A)でのフィルム筒FCのa部が次に製造されるべきガセット袋GPの角底RBを形成し、しかも、状態(A)でのフィルム筒FCのc部が先のガセット袋GPにおける両側面上部の傾斜縁を形成するものとなることから、次に製造されるべきガセット袋GPの角底を形成する際には状態(B)に示されるように、先のガセット袋GPの上昇を伴うことになり、この上昇距離は図6中Hで示されている。このように横シールLSの形成に伴い先のガセット袋GPが上昇しても、この際には、前述したように先のガセット袋GPの側面角部にそれぞれ袋ガイド26が宛われているので、そのガセット袋GP内に充填された被包装物に片よりが生じていても、ガセット袋GPの上昇が安定して行われ、しかも、その角底から立ち上げる側面角部の垂直度を安定して維持することができる。
【0022】
そして、包装機は、ガセット袋GPの角底RBから突出するボトムシールBSを図7に示されるように、その角底RBに折込んで互いに接着させるための手段、つまり、ボトムシール折込み機構を更に備えており、このボトムシール折込み機構について、図8及び図9を参照しながら以下に説明する。
ボトムシール折込み機構は、一方のヒータブロック14の上面に固定された加熱プレート34を備えている。一対のヒータブロック14,16が閉位置に位置付けられ、次に製造されるべきガセット袋GPの角底RBが形成されるとき、図8でみて、加熱プレート34はそのヒータブロック14側の角底RBの左半分部位とヒータブロック14の間に介在し、ヒータブロック14からの熱による前記角底RBの左半分部位の過熱を防止しつつ、この右半分部位の温度を所定温度まで加熱する。具体的には、加熱プレート34は耐熱性を備えた合成樹脂製の断熱材、例えばピーク材(商品名)からなり、ヒータブロック14が170℃の温度に加熱されていても、加熱プレート34の加熱温度は128℃に制限されている。
【0023】
一方、ボトムシール折込み機構は、他方のヒータブロック16の直上に配置された折込みプレート36をも備えている。一対のヒータブロック14,16が開位置から閉位置に向けて移動する際、折込みプレート36はその先端がヒータブロック16のフィルム筒挟持面と面一に位置付けられた状態で、ヒータブロック16と一体的に移動する。したがって、一対のヒータブロック14,16が閉位置にあるとき、折込みプレート36はヒータブロック16側の角底RBの右半分部位とヒータブロック16との間に介在し、ヒータブロック16による角底RBの右半分部位の過熱を防止する。具体的には、折込みプレート36は金属製であるが、折込みプレート36とヒータブロック16との間には所定のギャップが確保されており、ヒータブロック16が170℃に加熱されていても、折込みプレート36の温度上昇は144℃に制限されている。
【0024】
折込みプレート36の基端部は回動ホルダ38に取付けられており、回動ホルダ38はその中央の回動軸40を中心に回動自在であり、そして、圧縮コイルばね42により、図8中反時計方向に回動付勢されている。したがって、回動ホルダ38は回動付勢力を受けることで、図示の垂直姿勢に保持され、これにより、折込みプレート36を水平に維持している。
【0025】
そして、回動ホルダ38の上端にはローラ状のカムフォロア44が回転自在に取付けられており、このカムフォロア44は固定カム46と協働し、回動ホルダ38を回動させる。固定カム46は製袋チューブ2の側方に配置され、その下面がカム面48として形成されている。具体的には、一対のヒータブロック14,16がその閉位置から開位置に向けて移動すると同時に、折込みプレート36はヒータブロック16からヒータブロック14側への突出する方向に更に移動される。そして、この突出移動に伴い、カムフォロア44がカム面48の段差に係合すると、折込みプレート36は回動ホルダ38の回動軸40を中心として時計方向、つまり、上方に向けて回動する。
【0026】
したがって、一対のヒータブロック14,16が開位置から閉位置に向けて移動する場合、折込みプレート36は前述したようにヒータブロック16と一体的に移動するものの、ヒータブロック14,16が閉位置から開位置に向けて移動する際には、折込みプレート36はヒータブロック16とは独立して移動可能であり、このような折込みプレート36の動きは図9に示す連動機構により実現されている。
【0027】
なお、図8には前述したヒータブロック14内の切断ナイフ50や、ヒータブロック16内の逃げ溝52もまた併せて示されている。
図9に示されるように一対のヒータブロック14,16の側方にはブロックサポート54,56がそれぞれ配置され、これらブロックサポート54,56は連結部材(図示しない)を介して対応する側のヒータブロック14,16を支持している。具体的には、一対のヒータブロック14,16の開閉動作は、ブロックサポート54,56が互いに接離する方向に移動されることで実施される。
【0028】
ブロックサポート54の両端部からは一対のアーム58がブロックサポート56に向けて突出し、これらアーム58はヒータブロック14の両端側にそれぞれ位置付けられている。各アーム58の先端にはラッチ部材60がピン62を介して回動自在に取付けられており、ラッチ部材60はその先端部がラッチ爪64として形成される一方、基端にはローラ状のカムフォロア66が回転自在に取付けられている。
【0029】
また、各アーム58の下方には固定カム68がそれぞれ配置され、これら固定カム68は対応する側のラッチ部材60のカムフォロア66と係合するカム面70を有している。更に、各ラッチ部材60は捻りコイルばね(図示しない)の回動付勢力を受け、そのカムフォロア66がカム面70に常時押付けられた状態にある。図9中、各ラッチ部材60が実線で示す回動姿勢にあるとき、そのラッチ爪64は開姿勢の状態にある。
【0030】
一方、ブロックサポート56の両端部からはブロックサポート54に向けて一対のガイドロッド72が互いに平行にして突出されており、これらガイドロッド72にスライダ74がそれぞれ取付けられている。これらスライダ74は前述した回動ホルダ38の回動軸40を介して連結されている。
回動ホルダ38とブロックサポート56との間には一対の引っ張りコイルばね76が掛け渡されており、また、ブロックサポート56には回動ホルダ38のためのショックアブソーバ78もまた備えられている。
【0031】
更に、各スライダ74には前述したラッチ部材60のラッチ爪64と協働するラッチピン80がそれぞれ取付られている。
一対のヒータブロック14,16が図9に示す開位置から閉位置に移動されると、これら移動に伴い、ラッチ部材60及びスライダ74もまた連動して移動する。そして、一対のヒータブロック14,16が閉位置に到達した状態では、ラッチ部材60が固定カム68、つまり、そのカム面70の形状に従って回動し、そのラッチ爪64が対応する側のスライダ74のラッチピン80と係合可能な閉姿勢に位置付けられる。
【0032】
この後、一対のヒータブロック14,16が閉位置から開位置に移動されると、図9中に2点鎖線で示されるように、ラッチ部材60のラッチ爪64は対応する側のスライダ74のラッチピン80に係合され、ヒータブロック14は折込みプレート36を伴って開作動する。この結果、折込みプレート36は引っ張りコイルばね76の付勢力に抗し、ヒータブロック16からヒータブロック14側に突出することになり、そして、このような折込みプレート36の突出により、前述した回動ホルダ38のカムフォロア44が固定カム46、つまり、カム面48の段差に当接した時点で、折込みプレート36は回動軸40を中心として上方に回動される。
【0033】
上述した折込みプレート36の動きは図10〜図14を参照すればより明らかになる。
図10に示す状態にあるとき、一対のヒータブロック14,16は閉位置にあり、これにより、前述したようにヒータブロック14,16は三角折込みガイド20と協働し、フィルム筒FCに対して次に製造されるべきガセット袋GPのための角底RBを形成し、同時に横シールLSをも形成している。
【0034】
このとき、図11に拡大して示されているように、ヒータブロック14の加熱プレート34は角底RBの左半分部位の直下に位置付けられ、その先端のみにて角底RBに接触した状態にあり、加熱プレート34と角底RBにおける左半分部位の下面との間には実質的に所定のギャップが確保された状態にある。したがって、加熱プレート34は角底RBにおける左半分部位の下面の過熱を防止しつつ、その下面、特に、横シールLSに近接した部位を所望の温度に加熱することができる。
【0035】
一方、この際、折込みプレート36は角底RBの右半分部位とヒータブロック16との間に介在し、折込みプレート36もまたその先端のみにて角底RBに接触し、ヒータブロック16と折込みプレート36との間及び折込みプレート36と角底RBにおける右半分部位との間には所定のギャップがそれぞれ確保されている。したがって、折込みプレート36もまた加熱プレート34と同様にヒータブロック16による過熱、つまり、角底RBにおける右半分部位の下面の過熱を防止することができる。この結果、角底RBの下面に過熱による荒れが生じることはなく、ガセット袋GPの美観を損なうこともない。
【0036】
上述したように角底RBの下面の過熱が防止されているので、角底RBを形成するフィルム筒FCの密着部位、つまり、加熱プレート34や折込みプレート36の直上に位置するフィルム筒FCの部位と三角折込みプレート20の下側に位置するフィルム筒FCの部位との密着面が互いにヒートシールされてしまう程、加熱されることはない。
【0037】
このような状態から横シールLSの切断が実施されると、一対の三角折込みガイド20は角底RBから抜け出し、この後、一対のヒータブロック14,16は閉位置から開位置に向けて移動される。これらの移動に伴い、前述したように折込みプレート36が引っ張りコイルばね76の付勢力に抗し、ヒータブロック16からヒータブロック14に向けて突出する。したがって、図12(又は図8)に示されるように折込みプレート36は、横シールLSの切断により形成され且つ角底RBから下方に突出するボトムシールBSを、その先端にて角底RBの左半分部位側に折込む。この際、先のガセット袋GPは一対のヒータブロック14,16から下方に落下し、シュート(図示しない)を介してコンベアに排出される。
【0038】
上述した折込みプレート36の突出動作が更に継続されると、図13に示されるように折込みプレート36はボトムシールBSを角底RBの下面に完全に折込み、そして、図14に示されるように回動ホルダ38のカムフォロア44が固定カム46のカム面48の段差に係合した時点から固定カム46の働きにより、折込みプレート36は上方に向けて回動され、ボトムシールBSを角底RBの下面に密着させる。
【0039】
ここで、折込みプレート36は、一対のヒータブロック14,16が開作動に伴い、ボトムシールBSの折込みを開始するので、ボトムシールBSは横シール時の高い温度に加熱された状態にあり、しかも、角底RBにおける左半分部分の下面は加熱プレート34からの熱により所望の温度に加熱された状態にある。それ故、ボトムシールBSが折込まれると、ボトムシールBS及び角底RBの左半分部分は共に高い温度にあるで、これらは表面的にヒートシールされ、互いに確実に接着されることになる。また、ボトムシールBSの折込み後、折込みプレート36は上方に向けて回動され、そして、このとき、次に製造されるべきガセット袋GP内には既に被包装物が充填された状態にあるので、ボトムシールBSは角底BSの左半分部位に対して押圧されることになり、ボトムシールBSと角底RBとの間の接着はより強固になる。
【0040】
この結果、角底ガセット袋GPの製造後、ボトムシールBSが角底RBから起き上がったりすることはなく、角底RBの平坦性を維持することができる。
なお、一対のヒータブロック14,16が開位置に復帰するまでに、前述したラッチ部材60のラッチ爪64とスライダ74のラッチピン80との間の係合が解除され、折込みプレート36は引っ張りコイルばね76の付勢力によりヒータブロック16側に直ちに復動する。この復動の際、折込みプレート36はショックアブソーバ78に受止められ、復動時の衝撃が緩和される。
【0041】
図15は、被包装物の充填、フィルム筒のフィード、横シーラ、縦シーラ、三角折込みガイド20(垂直ガイド24)、袋ガイド26及び折込みプレート36の作動タイミングをそれぞれ示しており、図15から明らかなように折込みプレート36の突出タイミングは横シーラ12の一対のヒータブロック14,16が閉位置から開位置に移動する直後に設定されている。
【0042】
本発明は上述の一実施例に制約されるものではなく、種々に変更可能である。例えば、加熱プレート34はヒータブロック14の上面に固定されている必要はなく、一対のヒータブロック14,16が閉位置にあるとき、ヒータブロック14と次のガセット袋GPの角底RBとの間に介在され、この角底RBを所望の温度に加熱できるものであればよい。
【0043】
また、一実施例では、ヒータブロック14,16が閉位置にあるとき、加熱プレート34と角底RBとの間に加熱プレート34の先端側部分を除き、所定のギャップを確保するようにしたが、加熱プレート34は角底RBに接触するものであってもよいし、折込みプレート36もまた加熱プレート34と同様な材料から形成することも可能である。
【0044】
更に、包装機はフィルム筒FCを間欠的に繰出すものに限らず、フィルム筒FCを連続して繰出しながら、角底ガセット袋を製造するものであってもよい。
なお、図15中、折込みプレート36及び横シーラ12以外の各部の作動タイミングはその一例を示したもので、図15に示した作動タイミングに制約されるもではない。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の縦形製袋充填包装機の角底ガセット袋成形装置(請求項1)によれば、その閉位置にて、一対のヒータブロックが折込みガイドと協働して、次に製造されるべきガセット袋の角底を横シールとともに形成しているとき、ボトムシールが折込まれる側の角底の部位と一方のヒータブロックとの間には加熱プレートを介在させているから、加熱プレートにより一方のヒータブロックによる角底の前記部位の過熱を防止しつつ、前記部位を所望の温度に加熱することができ、ガセット袋の美観が損なわれることな、折込みプレートによるボトムシールの折込みにより、ボトムシール及び角底の前記部位表面的なヒートシールより互いに確実に接着することができる。この結果、角底からボトムシールが起き上がるようなこともなく、角底の平坦性を確実に維持することができる。また、ボトムシールと角底との間のヒートシールは表面的なものであるから、角底を形成すべく互いに密着する部位が相互にヒートシールされてしまうようなこともない。
そして、製袋チューブの下端縁に折込みガイドの突込みを許容する切欠溝が形成されているので、角底の形成に伴うフィルム筒の折込みが円滑になされ、フィルム筒の損傷が防止される。
【0046】
加熱プレートが一方のヒータブロックの上面に固定されていれば(請求項2)、加熱プレート自体の熱源や駆動源が不要となり、角底ガセット袋成形装置の構成が簡単となる
【0047】
更にまた、一対のヒータブロックの下方に袋ガイドが配置されていれば(請求項3)、角底の形成時、先のガセット袋の上昇を袋ガイドにより案内でき、そのガセット袋の側面角部の垂直度を安定して維持可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦形製袋充填包装機の概略図である。
【図2】三角折込みガイドの働きを説明するための図である。
【図3】ボトムシールが折込まれていない状態での角底ガセット袋を示した斜視図である。
【図4】三角折込みガイドと連動する垂直ガイド及び袋ガイドの機能を説明するための図である。
【図5】図4の袋ガイドの往復動機構を示した図である。
【図6】次に製造されるべきガセット袋の角底が形成される際、先のガセット袋の上昇を説明するための図である。
【図7】ボトムシールが折込まれた状態での角底ガセット袋を示した斜視図である。
【図8】加熱プレート及び折込みプレートの配置を示した図である。
【図9】折込みプレートの突出動作を実現する機構を示した図である。
【図10】閉位置にある一対のヒータブロックを示した図である。
【図11】図10の一部を拡大して示した図である。
【図12】図10の状態から一対のヒータブロックが開作動し始めた直後の状態を示した図である。
【図13】図12の状態から折込みプレートによりボトムシールが完全に折込まれた状態を示した図である。
【図14】図13の状態から折込みプレートが上方に回動した状態を示した図である。
【図15】各部の作動タイミングを示したグラフである。
【符号の説明】
2 製袋チューブ
14,16 ヒータブロック
20 三角折込みガイド
22 切欠溝
26 袋ガイド
34 加熱プレート
36 折込みプレート

Claims (3)

  1. 製袋チューブに沿ってフィルム材を繰出しながら前記製袋チューブの回りに筒状に形成するとともに前記フィルム材の両側縁を縦シールしてフィルム筒を成形し、一方、前記フィルム筒に横シールを周期的に形成した後、この横シールを中央から切断することにより、上下にトップシール及びボトムシールを有し且つその内部に被包装物が充填された包装袋を個々に製造する縦形製袋充填包装機において、
    前記フィルム筒の横シール及び切断を行う閉位置と前記フィルム筒の通過を許容する開位置との間にて互いに逆向きに移動可能な一対のヒータブロックと、
    前記フィルム筒に前記横シールが形成されるときには前記ヒータブロックの移動方向とは直交する方向から前記フィルム筒にそれぞれ突き込まれ、前記閉位置にある前記一対のヒータブロックと協働して、これらヒータブロック直上の前記フィルム筒の部位を角底に成形する一対の折込みガイドと、
    前記一対のヒータブロックが前記閉位置にあるときには、前記角底と一方のヒータブロックとの間に介在し、前記一方のヒータブロックによる前記角底の過熱を阻止しつつ前記角底の近接部位を所望の温度に加熱する加熱プレートと、
    前記一対のヒータブロックが前記閉位置にあるときには前記角底と前記他方のヒータブロックとの間に介在して前記他方のヒータブロックによる前記角底の過熱を阻止し、この後、前記一対のヒータブロックが前記閉位置から前記開位置に向けて移動される過程にて、前記他方のヒータブロックから前記一方のヒータブロック側に向けて突出して前記角底に連なる前記ボトムシールを前記角底に折込み、これらボトムシール及び角底を表面的なヒートシールにより互いに接着させる折込みプレートと
    を具備し
    前記製袋チューブの下端縁には、前記製袋チューブ内への前記折込みガイドの突き込みを許容する切欠溝が形成されていることを特徴とする縦形製袋充填包装機の角底ガセット袋成形装置。
  2. 前記加熱プレートは、前記一方のヒータブロックの上面に固定され、前記一方のヒータブロックからの放熱を制限する放熱制限材料からなっていることを特徴とする請求項1の縦形製袋充填包装機の角底ガセット袋成形装置。
  3. 前記一対のヒータブロックの下方に配置され、前記横シール形成前における角底ガセット袋の側面角部を案内する袋ガイドを更に備えることを特徴とする請求項1又は2の縦形製袋充填包装機の角底ガセット袋成形装置。
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