JP3921767B2 - 画像表示方法及び画像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、縮小画像を一覧表示する画像表示方法及び画像表示装置に関し、特に、縮小画像を一覧表示する際に特殊画像であるか否かについて表示可能にする改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数の画像を保管する画像ファイリング装置では、保管対象となる画像について、元画像を縮小して一覧表示する機能を備えているものが多い。
【0003】
この画像ファイリング装置として、ピクチャーMD装置やフォトCD装置などがある。そして、ピクチャーMD装置では、元画像を80×60画素に縮小し、この縮小画像を一覧表示している。また、フォトCD装置では、元画像を192×128画素に縮小し、この縮小画像を一覧表示している。
【0004】
また、一般のコンピュータ装置では、32×32画素程度のアイコンやサムネイル画像として表示するものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したいずれの縮小画像表示方法においても、元画像が縮小されているため、元画像にピンぼけやぶれが含まれているか否かについては、一覧表示された縮小画像からは分からない状態であった。すなわち、元画像を表示しない限り、そのようなピンぼけやぶれについては分からない状態であった。
【0006】
また、画像が縮小されると一般に彩度が低下して見える。このため、彩度が高く、プリンタの色域を超えている場合であっても、縮小画像からは認識することができない。すなわち、元画像を表示しない限り、そのような色域については分からない状態であった。
【0007】
このため、縮小画像から元画像を読み出す操作、元画像を読み出して(転送して)表示する時間がかかり、操作性を悪化させていた。
従って、本発明の目的は、縮小画像の一覧表示において、元画像を表示しなければ判定できないような特殊な画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能な画像表示方法及び画像表示装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
すなわち、課題を解決する手段を構成する本発明は以下の(1)〜(2)に説明するようなものである。
【0009】
(1)請求項1記載の発明は、複数の縮小画像を表示手段に一覧表示する画像表示方法であって、記録媒体に記録された一連の画像に対して縮小処理を施して各々縮小画像を生成し、縮小前の各画像が、元画像を表示することにより確認可能になる特殊画像である可能性を、予め定められた基準に基づいて判定手段により判定し、該一連の画像に基づく縮小画像を表示手段に一覧表示すると共に、前記判定された結果を、一覧表示中の該当縮小画像に付随して前記表示手段に表示するよう表示制御手段により制御する、ことを特徴とする画像表示方法である。
【0010】
請求項10記載の発明は、複数の縮小画像を表示手段に一覧表示する機能を備えた画像表示装置であって、記録媒体に記録された一連の画像に対して縮小処理を施して各々縮小画像を生成する縮小処理手段と、縮小前の各画像が、元画像を表示することにより確認可能になる特殊画像である可能性を、予め定められた基準に基づいて判定する判定手段と、前記縮小画像を前記表示手段に一覧表示すると共に前記判定された結果を該当する縮小画像に付随して表示する表示制御手段と、を備えたことを特徴とする画像表示装置である。
【0011】
この第1の発明では、予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないような特殊な画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0012】
(2)請求項2記載の発明は、(1)の画像表示方法において、特殊画像である可能性を有するかの判定結果を表示する際に、可能性の高さに応じた表示を前記表示手段に行うよう前記表示制御手段により制御することを特徴とする。
【0013】
請求項11記載の発明は、(1)の画像表示装置において、前記判定手段における特殊画像である可能性を有するかの判定結果を表示手段に表示する際に、前記表示制御手段は、可能性の高さに応じた表示を行うことを特徴とする。
【0014】
この第2の発明では、予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を、その可能性の高さと共に該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないような特殊な画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0015】
(3)請求項3記載の発明は、(1)の画像表示方法において、前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、ピンぼけ画像またはぶれ画像であることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、(1)の画像表示装置において、前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、ピンぼけ画像またはぶれ画像であることを特徴とする。
【0016】
この第3の発明では、予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないようなピンぼけ画像やぶれ画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0017】
(4)請求項4記載の発明は、(3)の画像表示方法において、前記特殊画像の可能性について、縮小前の画像の中央付近の所定の領域の周波数特性を計算し、その周波数特性の中高周波成分量に基づいて前記判定手段が判定することを特徴とする。
【0018】
請求項13記載の発明は、(3)の画像表示装置において、前記判定手段は、前記特殊画像の可能性について、縮小前の画像の中央付近の所定の領域の周波数特性を計算し、その周波数特性の中高周波成分量から判定することを特徴とする。
【0019】
この第4の発明では、縮小前の画像の中央付近の所定の領域の周波数特性の中高周波成分量に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないようなピンぼけ画像やぶれ画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0020】
(5)請求項5記載の発明は、(1)の画像表示方法において、前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、画像出力手段の色域を超えた画像であることを特徴とする。請求項14記載の発明は、(1)の画像表示装置において、前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、画像出力手段の色域を超えた画像であることを特徴とする。
【0021】
この第5の発明では、色域に関して予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないような画像出力手段の色域を超えた画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0022】
(6)請求項6記載の発明は、(1)の画像表示方法において、前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、予め指定された範囲の色を含む画像であることを特徴とする。請求項15記載の発明は、(1)の画像表示装置において、前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、予め指定された範囲の色を含む画像であることを特徴とする。
【0023】
この第6の発明では、色に関して予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないような指定された範囲の色を含む画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0024】
(7)請求項7記載の発明は、(1)の画像表示方法において、前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、予め指定された色を、一定面積以上含む画像であることを特徴とする。請求項16記載の発明は、前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、予め指定された色を、一定面積以上含む画像であることを特徴とする。
【0025】
この第7の発明では、色と面積に関して予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないような指定された範囲の色を一定面積以上を含む画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0026】
(8)請求項8記載の発明は、(1)の画像表示方法において、前記特殊画像の可能性の判定を、画像ファイリングの一部の処理として前記判定手段が行うことを特徴とする。
【0027】
請求項17記載の発明は、(1)の画像表示装置において、前記判定手段での前記特殊画像の可能性の判定を、画像ファイリングの一部の処理として行うことを特徴とする。
【0028】
この第8の発明では、予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、画像ファイリング装置において、元画像を表示しなければ判定できないような特殊な画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0029】
(9)請求項9記載の発明は、(1)の画像表示方法において、記録媒体に記録された一連の画像について、前記判定された結果を該当する画像に付随して情報タグもしくは情報ファイルとして前記表示制御手段が記録媒体に格納することを特徴とする。
【0030】
請求項18記載の発明は、(1)の画像表示装置において、前記判定手段は記録媒体に記録された一連の画像について判定を行い、前記表示制御手段は前記判定された結果を該当する画像に付随して情報タグもしくは情報ファイルとして記録媒体に格納することを特徴とする。
【0031】
この第9の発明では、予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して情報タグもしくは情報ファイルとして記録媒体に格納することで、元画像を表示しなければ判定できないような特殊な画像について、元画像を表示することなく、記録媒体に含まれる一連の画像についての一覧表示において示すことが可能になる。
【0032】
(10)なお、以上の(1)〜(9)の各発明において、表示手段に一覧表示するとはディスプレイでの画像表示のほか、インデックスプリントやラッシュプリント等の一覧表示状態のプリント出力などを意味する。また、元画像の表示とは、ディスプレイでの元画像の表示のほか、個々の画像を一枚ごとにプリントすること等を意味する。
【0033】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態例を図面を用いて説明する。図1は本発明の一実施の形態例の画像表示方法を実施する装置、また、本発明の一実施の形態例の画像表示装置についての電気的構成を示す構成図である。
【0034】
まず、この図1を用いて画像表示装置の電気的構成を説明する。尚、この画像表示装置は、保管対象となる画像について元画像を縮小して一覧表示する機能を備えた画像ファイリング装置に適用することができ、ここでは、ピクチャーMD装置100に適用した例を示す。なお、フォトCD装置の場合には、以下に説明するMDドライブを記録可能なCDドライブに置き換えればよい。
【0035】
この図1において、110は装置全体の制御を行うメインマイコン、120はメインマイコン110に対して使用者からの操作コマンドを入力する操作部、130は各種パラメータを保持するパラメータ保持部である。なお、パラメータ保持部130は、操作部120から入力された縮小画像表示の際の判定基準などについても保持する。
【0036】
140はメインマイコン110の制御のもとでMDドライブ141を制御するMDドライブコントローラ、141はMDドライブコントローラ140により制御・駆動されるMDドライブであり、記録媒体であるMD(ミニディスク)200に対して画像データの記録と読み出しとを行う。
【0037】
150は画像データを一時的に格納するフレームメモリ、160はフレームメモリ150への画像データの書き込みと読み出しとの制御を行うメモリコントローラである。
【0038】
170は各種画像処理を行う画像処理部であり、縮小画像を生成する縮小画像処理部171と、特殊画像の判定を行う判定処理部172と、判定結果を画像に付随して一覧表示する制御を行う表示制御部173と、を備えている。
【0039】
300はフィルム等から画像データをディジタル化して読み込む画像入力手段としてのスキャナである。なお、このスキャナ300はピクチャーMD装置100に内蔵されている場合と、外付けになっている場合とがある。
【0040】
400は表示制御部173からの信号を受けて縮小画像の一覧表示を行うディスプレイであり、ピクチャーMD装置100に内蔵されている場合と、外付けになっている場合とがある。
【0041】
以上のような構成の装置において、MD200に記録された複数の画像データに関して、ディスプレイ400に一覧表示をする場合について図2以降を参照して説明する。なお、以下の説明では、縮小処理された縮小画像に対して、縮小前の画像を元画像と呼ぶことにする。
【0042】
まず、スキャナ300によってフィルムをスキャンし(図2S1)、1536×1024画素等のディジタル化した画像データを得て、この画像データをフレームメモリ150に展開する。あるいは、MD200に格納されている画像データを読み込んで、フレームメモリ150に展開する(図2S1)。
【0043】
そして、フレームメモリ150に展開された画像データをメモリコントローラ160が画像処理部170に供給する。ここで、縮小処理部171は所定の画像縮小アルゴリズムに従って、80×60画素程度の縮小画像を生成する。
【0044】
また、判定処理部172は、操作部120からの入力され、パラメータ保持部130に保持されている予め定められた基準に基づいて、画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定する(図2S2)。
【0045】
ここで、特殊画像とは、通常以外の状態であって、縮小画像の表示からは確認困難な画像を意味しており、たとえば、ピンぼけ(非合焦)画像,ぶれ画像,プリンタの色域を超えた画像,予め指定された色を含む画像,などが該当する。
【0046】
まず、特殊画像がピンぼけ画像である場合について説明する。ピンぼけ画像とは、画像に含まれる主たる被写体に焦点が合っていないことを意味している。また、主たる被写体はほとんどの場合、画像エリアの中心付近に位置している。このため、図3に示すように、縦横方向それぞれの中心付近のエリア(図3ハッチング部分)について、焦点が合っているか否かを調査して判定を行う。1536×1024画素の画像であれば、中央の512×512画素を抽出して処理を行う。このようにすることで、計算量を減らし、処理を高速化することができる。
【0047】
焦点が合っていれば画像信号に一定量以上の高周波成分が含まれており、焦点が合っていなければ高周波成分が少なくなることが知られている。そこで、判定処理部172が、図4に示すように、前記エリアの画像信号についてFFT処理を行って、そのヒストグラムをとる。なお、2次元のFFT処理を行う必要はなく、縦・横に対してそれぞれ1次元のフーリエ変換を行うことで処理を迅速に行える。
【0048】
この図4に示す例では、注目周波数faにおいて、しきい値th以上の周波数成分を含んでいるaの特性は合焦、しきい値th以上の周波数成分を含んでいないbの特性は非合焦であると判定する。すなわち、bの特性の場合は特殊画像である可能性がある画像であると判定する。
【0049】
なお、このような処理は、高周波成分のみでなく、中〜高周波成分について行うことが好ましい。高周波成分のみであると、ノイズの影響を受け易くなる不具合がある。
【0050】
なお、元画像が既にJPEG圧縮などの直交変換(周波数変換)により既に圧縮されている場合には、完全に解凍することなく、逆直交変換を行う前のデータにより判断することが可能である。このときのデータは、周波数空間での画像のパワースペクトラムをほぼ示しているため、このときの中〜高周波成分を用いることで、特殊画像である可能性について判断が可能になる。
【0051】
ここで、[データの種類]→(処理),として手順を示せば、以下のようになる。なお、比較のため、完全に解凍してから判断する場合も示す。
・完全に解凍せずに、逆直交変換を行う前のデータで判断する場合:
[JPEG圧縮画像]→(逆符号化)→[量子化した周波数画像]→(逆量子化)→[周波数画像]→(ボケ・ブレ判断)
・完全に解凍した後のデータで判断する場合:
[JPEG圧縮画像]→(逆符号化)→[量子化した周波数画像]→(逆量子化)→[周波数画像]→(逆直交変換)→[元画像],
[元画像]→(FFTなどの周波数変換)→[周波数画像]→(ボケ判断)
これにより、完全に解凍して判断する場合と比較して、「逆直交変換」と「FFTなどの周波数変換」の計算を省略することができ、より高速に判断が行えるようになる。
【0052】
また、ボケ量の方向性を抽出することで、ぶれ画像の有無を判定することができる。すなわち、2次元での空間周波数成分の計算を行って、ボケ量の分布が対象でない場合には、ぶれ画像であると判定することができる。
【0053】
なお、以上の場合に、画像の持つノイズ成分を画像成分と誤認識することがあるため、フィルムからディジタイズした画像の場合には、露光量データやフィルム種類に応じてしきい値を変化させることが望ましい。すなわち、高感度フィルムや露出不足気味の撮影コマではノイズが目立つため、それを画像と判断させないような処理を行う。また、同様な理由により、画像がディジタルカメラで撮像されたものである場合には、露光量に応じてしきい値を変化させることが望ましい。以上の、ピンぼけ画像やぶれ画像を判定する際のしきい値については、操作部120から使用者が設定可能であると、適切な判定が行えて望ましい。
【0054】
また、特殊画像がプリンタの色域を超えた画像である場合について説明する。図5にプリンタが再現可能な色域と元画像の色域とを色空間上で模式的に示す。ここでは、元画像の色域の一部分がプリンタの色域から逸脱した状態になっている。そこで、判定処理部172が、色空間上における色域の調査を行い、図5のような場合には、プリンタの色域から逸脱している元画像の画素が存在するため特殊画像である可能性がある画像であると判定する。
【0055】
また、特殊画像が、予め指定された色(注目色)を含む画像である場合について説明する。図6に元画像の色域と注目色の色域とを色空間上で模式的に示す。ここでは、元画像の色域の一部分として、注目色の色域を含んだ状態になっている。そこで、判定処理部172が、色空間上における色域の調査を行い、図6のような場合には、特殊画像である可能性がある画像であると判定する。
【0056】
なお、この注目色については、操作部120からの指定に基づくものであり、一定の色相角度範囲のもの(たとえば、肌色,青空の色,木の緑など)、色相角度範囲及び明度範囲のように設定を行う。
【0057】
なお、このような注目色について、一定の画素数以上存在しているかについて調査を行うようにしてもよい。この場合、元画像を平均化(または、および、縮小)し、注目色の画素割合を調査する。
【0058】
以上のような判定に基づいて特殊画像の可能性が有るか否かの判定結果が判定処理部172から出力され、メインマイコン110は判定結果を元画像データの情報タグまたは情報ファイルとして付加する(図2S3)。
【0059】
そして、このように判定結果が付加された元画像データを、メインマイコン110がMDドライブコントローラ140を介してMDドライブ141からMD200に格納する(図2S4)。
【0060】
または、表示制御部173が、縮小処理部171で生成された縮小画像に前記判定結果を対応させて、ディスプレイ400に一覧表示を行うようにする(図2S4)。
【0061】
以上のステップ1〜ステップ4の動作を、フィルム1本に記録された一連の全ての画像について行うようにする(図2S5)。
図7はフィルム1本に記録された一連の画像について、判定と縮小画像生成とを行って一覧表示した様子を示している。ここでは、合計で24枚の縮小画像について、特殊画像の可能性(a,b,c)と共に示している。
【0062】
ここに示す例では、ピンぼけ画像やぶれ画像などの特殊画像の種類毎に異なる記号(×や☆)を用い、かつ、その程度に応じて記号の大きさを変えるようにしている。すなわち、周波数特性から判定したぼけの程度や、範囲を超えた色域の範囲などから、特殊画像の程度を決定している。
【0063】
なお、特殊画像の表示の仕方はこれに限られるものではなく、このような記号の他に、数字、色、文字、縮小画像周囲の枠、などを用いたり、また、縮小画像に含まれる特殊画像と推測される部分を点滅させたり、輝度や色を変えて表示すること、特殊画像が何コマ目に存在するかのメッセージ表示、なども考えられる。
【0064】
また、フィルムやMDに含まれる一連の画像について一覧表示を行うため、図7d部分に示すように、表示画面の隅の領域に、画像ファイルのIDやファイル名などを表示してもよい。
【0065】
なお、一連の画像に関しては、撮影のロット単位(フィルム1本,ディジタルカメラのメモリカード1枚,ある単位時間(年,月,週など)内の撮影画像)で上述した特殊画像の可能性表示を伴った一覧表示を行うことが望ましい。すなわち、ユーザは、撮影のロット単位の一覧表示において特殊画像を判断したい希望があるが、このような一覧表示では個々の画像が小さく表示されてしまう。このような個々の画像が小さい状態の一覧表示であっても、特殊画像の可能性を予め判定した結果を表示することで、ユーザの要求を満足させることができる。
【0066】
以上の説明では、CRT表示装置やLCD表示装置といったディスプレイ400に特殊画像の可能性の表示を伴った一覧表示をする例を示したが、このほかに、表示手段としてプリンタを用いて、インデックスプリントのようなプリントにおける一覧表示に適用することも可能である。この場合には、特殊画像の可能性の表示を伴ったインデックスプリントを参照してから個々のプリントを依頼するような手順にすることで、無駄なプリントを行わないようにすることができる。
【0067】
また、以上の説明で特殊画像の例としてピンぼけ,ぶれ画像,プリンタの色域を超えた画像等について説明したが、このほかに、ノイズ量や色調バランス等を採用することも可能である。この場合にも、操作部120から判定基準を入力・調整できることが望ましい。
【0068】
また、図1に示した例では、スキャナ300等から画像データを読み込むものを示したが、このほかに、ディジタルカメラ,赤外線ポート,通信回線,MDなどから読み込むことも可能である。そして、ファイリングの記録媒体としては、MDやCDのほかに、ハードディスク,光磁気ディスク,DVDなど各種の媒体を用いることが可能である。
以上のような画像表示方法と画像表示装置とにより、以下のような効果が得られる。
【0069】
▲1▼ユーザは拡大画像を見ることなく、画像の性質を判断できるようになり、操作性の向上と時間短縮とを実現できる。
▲2▼特殊画像の可能性の高さ(確からしさ)を表示することで、ユーザはそのときどきの価値判断で操作を行うことができる。
【0070】
▲3▼ピンぼけ画像は拡大しないと判断しにくいが、縮小画像でその可能性を知ることができるようになる。
▲4▼画像中央部分を抽出してピンぼけの検出を行うことで計算量を減らすことができるようになる。
【0071】
▲5▼プリンタの色域を超えていることを予め知ることで、最終プリント画像の状態を推定することができる。
▲6▼肌色などの特定色を含む画像に印がつくことで、目的の画像(たとえば、人物が写っている画像)を探すことが容易になる。
【0072】
▲7▼ピンぼけの判定の際に、中高周波成分に注目することで、ノイズ成分による誤った判断を回避することができる。
▲8▼大量の画像データをブラウジングする際に、必要な情報を瞬時に判断することができるようになる。
【0073】
▲9▼ユーザの希望する一覧表示において、特殊画像の可能性を知ることができるので、操作性が向上する。
【0074】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば以下のような効果が得られる。
(1)第1の発明では、予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないような特殊な画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0075】
(2)第2の発明では、予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を、その可能性の高さと共に該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないような特殊な画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0076】
(3)第3の発明では、予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないようなピンぼけ画像やぶれ画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0077】
(4)第4の発明では、縮小前の画像の中央付近の所定の領域の周波数特性の中高周波成分量に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないようなピンぼけ画像やぶれ画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0078】
(5)第5の発明では、色域に関して予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないような画像出力手段の色域を超えた画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0079】
(6)第6の発明では、色に関して予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないような指定された範囲の色を含む画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0080】
(7)第7の発明では、色と面積に関して予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないような指定された範囲の色を一定面積以上を含む画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0081】
(8)第8の発明では、予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、画像ファイリング装置において、元画像を表示しなければ判定できないような特殊な画像について、元画像を表示することなく一覧表示において示すことが可能になる。
【0082】
(9)第9の発明では、予め定められた基準に基づいて縮小前の各画像が特殊画像である可能性を有するか否かを判定しておいて、この判定された結果を該当する画像に付随して表示することで、元画像を表示しなければ判定できないような特殊な画像について、元画像を表示することなく、記録媒体に含まれる一連の画像についての一覧表示において示すことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例の画像表示装置の電気的構成を示す機能ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態例の画像表示方法及び画像表示装置の動作状態を示すフローチャートである。
【図3】本発明の実施の形態例でピンぼけ画像の判定に用いる領域を説明する説明図である。
【図4】本発明の実施の形態例でピンぼけ画像の判定に用いる周波数成分の特性の一例を説明する説明図である。
【図5】本発明の実施の形態例で所定の色域の画像の判定に用いる色空間の一例を説明する説明図である。
【図6】本発明の実施の形態例で所定の色域の画像の判定に用いる色空間の一例を説明する説明図である。
【図7】本発明の実施の形態例で特殊画像の可能性の表示を伴った一覧表示の様子を説明する説明図である。
【符号の説明】
100 ピクチャーMD装置
110 メインマイコン
120 操作部
130 パラメータ保持部
140 MDドライブコントローラ
141 MDドライブ
150 フレームメモリ
160 メモリコントローラ
170 画像処理部
171 縮小処理部
172 判定処理部
173 表示制御部
300 スキャナ
400 ディスプレイ

Claims (18)

  1. 複数の縮小画像を表示手段に一覧表示する画像表示方法であって、
    記録媒体に記録された一連の画像に対して縮小処理手段により縮小処理を施して各々縮小画像を生成し、
    縮小前の各画像が、元画像を表示することにより確認可能になる特殊画像である可能性を、予め定められた基準に基づいて判定手段により判定し、
    該一連の画像に基づく縮小画像を表示手段に一覧表示すると共に、前記判定された結果を、一覧表示中の該当縮小画像に付随して前記表示手段に表示するよう表示制御手段により制御する
    ことを特徴とする画像表示方法。
  2. 特殊画像である可能性を有するかの判定結果を表示する際に、可能性の高さに応じた表示を前記表示手段に行うよう前記表示制御手段により制御することを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
  3. 前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、ピンぼけ画像またはぶれ画像であることを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
  4. 前記特殊画像の可能性について、縮小前の画像の中央付近の所定の領域の周波数特性を計算し、その周波数特性の中高周波成分量に基づいて前記判定手段が判定することを特徴とする請求項3記載の画像表示方法。
  5. 前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、画像出力手段の色域を超えた画像であることを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
  6. 前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、予め指定された範囲の色を含む画像であることを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
  7. 前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、予め指定された色を、一定面積以上含む画像であることを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
  8. 前記特殊画像の可能性の判定を、画像ファイリングの一部の処理として前記判定手段が行うことを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
  9. 記録媒体に記録された一連の画像について、前記判定された結果を該当する画像に付随して情報タグもしくは情報ファイルとして前記表示制御手段が記録媒体に格納することを特徴とする請求項1記載の画像表示方法。
  10. 複数の縮小画像を表示手段に一覧表示する機能を備えた画像表示装置であって、
    記録媒体に記録された一連の画像に対して縮小処理を施して各々縮小画像を生成する縮小処理手段と、
    縮小前の各画像が、元画像を表示することにより確認可能になる特殊画像である可能性を、予め定められた基準に基づいて判定する判定手段と、
    前記縮小画像を前記表示手段に一覧表示すると共に前記判定された結果を該当する縮小画像に付随して表示する表示制御手段と、
    を備えたことを特徴とする画像表示装置。
  11. 前記判定手段における特殊画像である可能性を有するかの判定結果を表示手段に表示する際に、前記表示制御手段は、可能性の高さに応じた表示を行うことを特徴とする請求項10記載の画像表示装置。
  12. 前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、ピンぼけ画像またはぶれ画像であることを特徴とする請求項10記載の画像表示装置。
  13. 前記判定手段は、前記特殊画像の可能性について、縮小前の画像の中央付近の所定の領域の周波数特性を計算し、その周波数特性の中高周波成分量から判定することを特徴とする請求項12記載の画像表示装置。
  14. 前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、画像出力手段の色域を超えた画像であることを特徴とする請求項10記載の画像表示装置。
  15. 前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、予め指定された範囲の色を含む画像であることを特徴とする請求項10記載の画像表示装置。
  16. 前記判定手段における判定対象となる前記特殊画像は、予め指定された色を、一定面積以上含む画像であることを特徴とする請求項10記載の画像表示装置。
  17. 前記判定手段での前記特殊画像の可能性の判定を、画像ファイリングの一部の処理として行うことを特徴とする請求項10記載の画像表示装置。
  18. 前記判定手段は記録媒体に記録された一連の画像について判定を行い、前記表示制御手段は前記判定された結果を該当する画像に付随して情報タグもしくは情報ファイルとして記録媒体に格納することを特徴とする請求項10記載の画像表示装置。
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