JP3918268B2 - 映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法 - Google Patents

映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3918268B2
JP3918268B2 JP35531697A JP35531697A JP3918268B2 JP 3918268 B2 JP3918268 B2 JP 3918268B2 JP 35531697 A JP35531697 A JP 35531697A JP 35531697 A JP35531697 A JP 35531697A JP 3918268 B2 JP3918268 B2 JP 3918268B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
video signal
signal
track guide
reproducing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35531697A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11187344A (ja
Inventor
隆治 渡辺
龍哉 日根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP35531697A priority Critical patent/JP3918268B2/ja
Publication of JPH11187344A publication Critical patent/JPH11187344A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3918268B2 publication Critical patent/JP3918268B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に記録された映像信号を再生させる映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、カメラ一体型8ミリビデオテープレコーダ(以下、「カメラ一体型8ミリVTR」という。)は、カメラ部とVTR部とにより構成され、カメラ部により撮像された被写体の映像が電気信号に変換され、VTR部により所定の信号処理を施された後に磁気テープに磁気記録されるようになされていた。
【0003】
そして、VTR部で磁気テープに記録された映像信号は再生されてモニタに供給され、映像信号の画像を表示するようにしていた。
【0004】
ここで、VTR部では再生時に磁気記録信号が記録されているトラックをビデオヘッドが踏み外さずにトレースできるように記録時にATF(Automatic Track Finding)方式によるパイロット信号が記録されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来のカメラ一体型8ミリVTRでは、このようなATFパイロット信号を再生時に検波する際には、水晶によって生成された固定の周波数を分周することにより、リファレンス周波数を作り出し、それを再生RF信号と掛け合わせてフィルタリングすることにより、隣接トラックのクロストーク成分を抜き出すという手法が用いられていた。
【0006】
この場合、再生ATFパイロット信号からATFエラー信号(|f1|−|f3|信号,または|f2|−|f4|信号、ここで、|f1|はf1パイロット信号のエンベロープ値、|f2|はf2パイロット信号のエンベロープ値、|f3|はf3パイロット信号のエンベロープ値、|f4|はf4パイロット信号のエンベロープ値である。)を作成している。この目的は、ATFサーボをかけるためとテープのSP(スタンダードプレイ:標準トラックピッチ)/LP(ロングプレイ:狭トラックピッチ)の判別を行うためである。ATFパイロット信号は、1トラックに1パイロットずつ、f1,f2,f3,f4の順で記録される。このため、再生系、FF(早送り)/REW(巻き戻し)系のときのキャプスタンの速度に従って、このATFエラー信号の信号周波数は変化する。
【0007】
例えば、エンベロープ波形の周波数が、NTSC方式の再生時には60Hz/4=15Hz、NTSC×25倍速時には60Hz×25/4=375Hz、ただし、ドラムスピード補正は考えないものとする。
【0008】
従来の再生時のATF信号の使用方法のみでは固定時定数を使用していたが、高倍速テープ送り時(FF/REW)にはATFパイロット信号を使用していなかった。
【0009】
そのため、通常再生時のみを考えれば、検波出力のC/N比を上げるため、検波器のLPFの時定数を長くしたいが、そうすると、高倍速テープ送り時にエンベロープ信号が出にくくなる。
【0010】
従来の検波回路は、アナログICと抵抗、およびコンデンサで構成され、時定数は固定で使用していた。そのため、この時定数を変えようとすると、コンデンサまたは抵抗と時定数切り替え用のトランジスタが必要となり、部品が増加すという不都合があった。
【0011】
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、どのようなキャプスタン速度においても正確なATFパイロット信号のエンベロープ波形の検出を行うことができる映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法を提案しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するため本発明の映像信号記録再生装置は、記録媒体上に映像信号を記録トラック案内信号と共に記録する記録手段と、上記記録媒体上に記録された映像信号を上記記録トラック案内信号と共に再生する再生手段と、上記再生手段により再生された上記記録トラック案内信号が含まれている低周波数成分を抜き出す低周波数通過手段と、上記低周波数成分が抜き出されたアナログの映像信号を後段の信号処理を容易にするためにデジタルビデオデータに変換するアナログ/デジタル変換手段と、上記変換されたデジタルビデオデータの周波数成分から上記記録トラック案内信号の帯域を検出して上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検波する検波手段と、上記記録媒体の走行速度に応じて、上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検出できるように検波出力に対する時定数を変化させてエンベロープ波形を抜き出す可変低周波数通過手段と、を備えたものである。
【0013】
また、この発明の映像信号記録再生方法は、記録媒体上に映像信号を記録トラック案内信号と共に記録する記録ステップと、上記記録媒体上に記録された映像信号を上記記録トラック案内信号と共に再生する再生ステップと、上記再生ステップにより再生された上記記録トラック案内信号が含まれている低周波数成分を抜き出す低周波数通過ステップと、上記低周波数成分が抜き出されたアナログの映像信号を後段の信号処理を容易にするためにデジタルビデオデータに変換するアナログ/デジタル変換ステップと、上記変換されたデジタルビデオデータの周波数成分から上記記録トラック案内信号の帯域を検出して上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検波する検波ステップと、上記記録媒体の走行速度に応じて、上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検出できるように検波出力に対する時定数を変化させてエンベロープ波形を抜き出す可変低周波数通過ステップと、上記検波ステップにより検波され、上記可変低周波数通過ステップによりエンベロープ波形が抜き出された上記記録トラック案内信号を、再生時の上記再生ステップの駆動をするためのサーボ系の制御に用いる制御ステップと、を備えたものである。
【0014】
本発明の映像信号記録再生装置によれば、以下の作用をする。
記録手段は記録媒体上に映像信号を記録トラック案内信号と共に記録するように作用する。再生手段は上記記録媒体上に記録された映像信号を上記記録トラック案内信号と共に再生するように作用する。低周波数通過手段は上記再生手段により再生された上記記録トラック案内信号が含まれている低周波数成分を抜き出すように作用する。アナログ/デジタル変換手段は上記低周波数成分が抜き出されたアナログの映像信号を後段の信号処理を容易にするためにデジタルビデオデータに変換するように作用する。検波手段は上記変換されたデジタルビデオデータの周波数成分から上記記録トラック案内信号の帯域を検出して上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検波するように作用する。可変低周波数通過手段は上記記録媒体の走行速度に応じて、上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検出できるように検波出力に対する時定数を変化させてエンベロープ波形を抜き出すように作用する。
【0015】
本発明の映像信号記録再生方法によれば、以下の作用をする。
記録ステップは記録媒体上に映像信号を記録トラック案内信号と共に記録するように作用する。再生ステップは上記記録媒体上に記録された映像信号を上記記録トラック案内信号と共に再生するように作用する。低周波数通過ステップは上記再生ステップにより再生された上記記録トラック案内信号が含まれている低周波数成分を抜き出すように作用する。アナログ/デジタル変換ステップは上記低周波数成分が抜き出されたアナログの映像信号を後段の信号処理を容易にするためにデジタルビデオデータに変換するように作用する。検波ステップは上記変換されたデジタルビデオデータの周波数成分から上記記録トラック案内信号の帯域を検出して上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検波するように作用する。可変低周波数通過ステップは上記記録媒体の走行速度に応じて、上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検出できるように検波出力に対する時定数を変化させてエンベロープ波形を抜き出すように作用する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳述する。本実施の形態の映像信号記録再生装置は、カメラ一体型8ミリVTRで記録された映像信号の再生時におけるトラッキングを自動的に行うために、再生時に磁気記録信号が記録されているトラックをビデオヘッドが踏み外さずにトレースできるように記録時にATF(Automatic Track Finding)方式により記録されたパイロット信号のエンベロープ波形の検波フィルターの周波数特性をテープ速度に応じて検波時定数を変化させる場合に適用されるものである。
【0017】
図1は、本発明の実施の形態に係る映像信号記録再生装置の構成を示すブロック図である。
すなわちこの映像信号記録再生装置が適用されるカメラ一体型8ミリVTRは、図示しないカメラ部とVTR部とにより構成され、カメラ部により撮像された被写体の映像が電気信号に変換され、VTR部により所定の信号処理を施された後にATFパイロット信号と共に磁気テープに磁気記録されるようになされていた。
【0018】
本実施の形態の映像信号記録再生装置は、テープ1にヘリカルトラックを形成することにより映像信号を記録し、このヘリカルトラックを走査(スキャン)することにより映像信号を再生する記録再生ヘッド2と、記録再生ヘッド2の回転駆動系及び、記録再生ヘッド2により再生された映像信号の高周波増幅を行う再生アンプ3と、再生アンプ3の再生RF信号のATFパイロット信号f1,f2,f3,f4が含まれている低周波数成分を抜き出すLPF4と、LPF4により抜き出されたアナログの映像信号を後段の信号処理を容易にするためにデジタルビデオデータに変換するアナログ/デジタル変換器5(A/D変換器5)と、を有して構成される。
【0019】
また、この本実施の形態の映像信号記録再生装置は、LPF4により取り出されたデジタルの周波数成分からATFパイロット信号f1,f2,f3,f4の帯域を検出してエンベロープ検波するf1BPF(BandPass Filter)+エンベロープ検波回路6,f2BPF+エンベロープ検波回路7,f3BPF+エンベロープ検波回路8,f4BPF+エンベロープ検波回路9(各ATFパイロット信号f1,f2,f3,f4に対応して4つ設けられている。)と、ATFパイロット信号f1,f2,f3,f4に対応して周波数特性可変なLPF10,LPF11,LPF12,LPF13と,LPF10〜LPF13の出力からATFパイロット信号の位相エラーを演算するATF位相エラー演算部14と、LPF10〜LPF13の出力からテープ1のSP(スタンダードプレイ:標準トラックピッチ)/LP(ロングプレイ:狭トラックピッチ)の判別を行うSP/LP検出器15と、LPF10〜LPF13の出力からテープ1の未記録を検出するバージンテープ検出器16と、を有して構成される。
【0020】
また、この本実施の形態の映像信号記録再生装置は、テープ1を走行させるキャプスタンの回転駆動系のキャプスタンモータ17と、キャプスタンモータ17の回転周波数信号であるキャプスタンFGを検出するキャプスタンFG検出素子18と、キャプスタンFGの波形を整形するキャプスタンFG波形整形回路19と、波形整形されたキャプスタンFGの周期を検出するキャプスタンFG周期検出回路20と、キャプスタンFG周期に応じたLPF10〜13の時定数を決定するLPF時定数決定回路21とを有して構成される。
【0021】
このように構成された本実施の形態の映像信号記録再生装置は、以下のような動作をする。
すなわちこの映像信号記録再生装置が適用されるカメラ一体型8ミリVTRにおいては、図示しないカメラ部により撮像された被写体の映像が電気信号に変換され、VTR部により所定の信号処理を施された後に磁気テープにATFパイロット信号と共に磁気記録される。
【0022】
以下、再生動作について図2のPB(再生) ATFパイロット信号検波系の動作波形図(変速再生時)を参照しながら説明する。
ユーザーが図示しない再生ボタンを押すと、図示しない制御部のマイコンに対して記録再生ヘッド2のドラムモータ及び図示しないキャプスタンモータ17に対する再生動作のコマンドを生成させる入力指示が行われる。マイコンは、この再生ボタンによる入力指示を検出し、記録再生ヘッド2及びキャプスタンモータ17のサーボ系を制御するように記録再生ヘッド2にサーボをかける。具体的には、記録再生ヘッド2を回転制御させるドラムサーボと、記録再生ヘッド2に対してテープ1を所定角度にわたって記録再生ヘッド2の周囲に巻き付ける状態でテープ1を走行制御させるキャプスタンサーボとを用いる。
【0023】
このサーボが安定すると、記録再生ヘッド2が各ヘリカルトラックを走査して得られた磁気記録信号を電気信号に変換する。このようにして記録再生ヘッド2がヘリカルトラックを順次走査することにより映像信号が再生される。記録再生ヘッド2から得られる微小レベルの再生信号は再生アンプ3に供給され、後段の信号処理可能なレベルに増幅される。再生アンプ3により増幅された映像信号はLPF4に供給され、ATFパイロット信号f1,f2,f3,f4が含まれている低周波数成分が抜き出される。LPF4により抜き出されたアナログの映像信号はA/D変換器5に供給され、再生されたアナログの映像信号を後段の信号処理を容易にするためにデジタルビデオデータに変換される。
【0024】
LPF4により取り出されたデジタルの周波数成分はそれぞれf1BPF+エンベロープ検波回路6,f2BPF+エンベロープ検波回路7,f3BPF+エンベロープ検波回路8,f4BPF+エンベロープ検波回路9に供給され、ATFパイロット信号f1,f2,f3,f4の帯域がそれぞれ検出されてエンベロープ検波が行われる。ここで、図2Aにf1BPF出力の動作波形図を示す。f1BPF出力は0を中心として所定振幅を有する約100kHzの信号となる。図2Bにf1エンベロープ出力を示す。f1エンベロープ出力はf1BPF出力を半波検出して、0からプラスの振幅を有する三角波となる。
【0025】
各ATFパイロット信号f1,f2,f3,f4に対応してエンベロープ検波されたエンベロープ検波出力はそれぞれLPF10〜LPF13に供給され、ATFパイロット信号f1,f2,f3,f4に対応した周波数帯域でキャプスタンFG周期に対応した時定数により周波数特性が可変される。図2Cにf1LPF出力を示す。f1LPF出力は検波したいエンベロープ信号の周波数に対し、時定数が小さいときに比べて時定数が大きすぎると検出したエンベロープ信号の波形が減衰して小さくなってしまう。上述ではf1の動作のみを示したが、各ATFパイロット信号f1,f2,f3,f4に対応した動作がなされる。
【0026】
ここで、キャプスタンモータ17によりテープ1が走行制御され、キャプスタンFG検出素子18にキャプスタンFGが供給され、キャプスタンモータ17の回転周波数信号であるキャプスタンFGが検出される。キャプスタンFGはキャプスタンFG波形整形回路19に供給され、キャプスタンFGの波形が整形される。波形整形されたキャプスタンFGはキャプスタンFG周期検出回路20に供給され、キャプスタンFGの周期が検出される。キャプスタンFGの周期はLPF時定数決定回路21に供給され、キャプスタンFG周期に応じたLPF10〜13の時定数が決定され、キャプスタンFG周期に応じたLPF10〜13の時定数がLPF10〜13に供給されている。LPF時定数決定回路21は、テープ速度が速いときは、エンベロープ波形周波数が高いので、LPF時定数を短めに設定し、テープ速度が遅いときは、LPF時定数を長めに設定するように動作する。
【0027】
LPF10〜LPF13の出力はATF位相エラー演算部14に供給され、LPF10〜LPF13の出力からATFパイロット信号の位相エラーが演算される。これにより、安定したATFパイロット信号によりトラッキングサーボをかけることができる。また、LPF10〜LPF13の出力はSP/LP検出器15に供給され、LPF10〜LPF13の出力からテープ1のSP(スタンダードプレイ:標準トラックピッチ)/LP(ロングプレイ:狭トラックピッチ)の判別が行われる。これにより、適正なエンベロープの周波数を検出することにより、SP/LPの判別を安定して行うことができる。また、LPF10〜LPF13の出力はバージンテープ検出器16に供給され、LPF10〜LPF13の出力からテープ1の未記録が検出される。これにより、適正なエンベロープを検出することにより、バージンテープ(未記録テープ)の判別を検出精度を上げて行うことができる。
【0028】
上述した本実施の形態の映像信号記録再生装置によれば、テープ速度が遅いとき(通常再生時)においては、再生ATFパイロット信号の検波出力に対するLPF10〜13の時定数を長くすることで、検出されたPB ATFパイロット信号のC/Nが上がる。これにより、第1に、安定したATFサーボをかけることができる。第2に、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を、ノイズに強く、安定して行うことができる。第3に、バージンテープの検出の精度が向上する。
【0029】
また、テープ速度が速いとき(FF(早送り)/REW(巻き戻し)時等)においては、再生ATFパイロット信号のエンベロープ波形を検出できる程度に検波出力に対するLPF10〜13の時定数を短くすることで、高倍速の時でも、第1に、ATFサーボをかけることができる。第2に、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を行うことができる。第3に、エンベロープ波形のピーク検出方式によりバージンテープの検出を行うことができる。
【0030】
本実施の形態の映像信号記録再生装置は、記録媒体としてのテープ1上に映像信号を記録トラック案内信号(ATFパイロット信号)と共に記録する記録手段としての記録再生ヘッド2と、記録媒体上に記録された映像信号を記録トラック案内信号と共に再生する再生手段としての記録再生ヘッド2と、再生手段により再生された記録トラック案内信号のエンベロープ波形の検波を検波フィルターとしてのLPF10〜13により行う検波手段であって、検波フィルターの周波数特性について、再生手段による記録媒体の走行速度に応じて、検波フィルターの検波時定数を変化させるようにした検波手段としてのf1BPF+エンベロープ検波回路6〜f4BPF+エンベロープ検波回路9、LPF10〜13とを備えたので、記録トラック案内信号の検波出力に対する検波時定数を変化することで、検出された記録トラック案内信号のC/Nを向上させることができ、これにより、第1に、安定したATFサーボをかけることができる。第2に、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を、ノイズに強く、安定して行うことができる。第3に、バージンテープの検出の精度を向上させることができる。
【0031】
また、本実施の形態の映像信号記録再生装置は、上述において、記録媒体の走行速度が小さい(遅い)ときには検波フィルターの時定数を長くし、記録媒体の走行速度が大きい(速い)ときには検波フィルターの時定数を短くするようにしたので、テープ速度が遅いとき(通常再生時)においては、記録トラック案内信号の検波出力に対する検波フィルターの時定数を長くすることで、検出された記録トラック案内信号のC/Nを向上させることができ、また、テープ速度が速いとき(FF(早送り)/REW(巻き戻し)時等)においては、記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検出できる程度に検波出力に対する検波フィルターの時定数を短くすることで、高倍速の時でも、第1に、ATFサーボをかけることができ、第2に、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を行うことができ、第3に、エンベロープ波形のピーク検出方式によりバージンテープの検出を行うことができる。
【0032】
また、本実施の形態の映像信号記録再生装置は、上述において、検波手段により検波された記録トラック案内信号を、再生時の再生手段の駆動をするためのサーボ系の制御に用いるようにしたので、C/Nのよい記録トラック案内信号を得ることができ、これにより、安定したATFサーボをかけることができる。
【0033】
また、本実施の形態の映像信号記録再生装置は、上述において、検波手段により検波された記録トラック案内信号を、記録媒体の未記録判別に用いるようにしたので、C/Nのよい記録トラック案内信号を得ることができ、これにより、バージンテープの検出の精度を向上させることができる。
【0034】
また、本実施の形態の映像信号記録再生装置は、上述において、検波手段により検波された記録トラック案内信号を、トラックピッチの判別に用いるようにしたので、C/Nのよい記録トラック案内信号を得ることができ、これにより、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を行うことができる。
【0035】
また、本実施の形態の映像信号記録再生方法は、記録媒体上に映像信号を記録トラック案内信号と共に記録する記録ステップと、記録媒体上に記録された映像信号を記録トラック案内信号と共に再生する再生ステップと、再生ステップにより再生された記録トラック案内信号の周波数の検出を行う検出ステップのエンベロープ波形の検波を検波フィルターにより行う検波ステップであって、検波フィルターの周波数特性について、再生ステップによる記録媒体の走行速度に応じて、検波フィルターの検波時定数を変化させるようにした検波ステップと、検波ステップにより検波された記録トラック案内信号を、再生時の再生ステップの駆動をするためのサーボ系の制御に用いる制御ステップとを備えたので、記録トラック案内信号の検波出力に対する検波時定数を変化することで、検出された記録トラック案内信号のC/Nを向上させることができ、これにより、第1に、安定したATFサーボをかけることができる。第2に、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を、ノイズに強く、安定して行うことができる。第3に、バージンテープの検出の精度を向上させることができる。
【0036】
また、本実施の形態の映像信号記録再生方法は、上述において、記録媒体の走行速度が小さいときには検波フィルターの時定数を長くし、記録媒体の走行速度が大きいときには検波フィルターの時定数を短くするようにしたので、テープ速度が遅いとき(通常再生時)においては、記録トラック案内信号の検波出力に対する検波フィルターの時定数を長くすることで、検出された記録トラック案内信号のC/Nを向上させることができ、また、テープ速度が速いとき(FF(早送り)/REW(巻き戻し)時等)においては、記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検出できる程度に検波出力に対する検波フィルターの時定数を短くすることで、高倍速の時でも、第1に、ATFサーボをかけることができ、第2に、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を行うことができ、第3に、エンベロープ波形のピーク検出方式によりバージンテープの検出を行うことができる。
【0037】
また、本実施の形態の映像信号記録再生方法は、上述において、検波手段により検波された記録トラック案内信号を、記録媒体の未記録判別に用いるようにしたので、C/Nのよい記録トラック案内信号を得ることができ、これにより、バージンテープの検出の精度を向上させることができる。
【0038】
また、本実施の形態の映像信号記録再生方法は、上述において、検波手段により検波された記録トラック案内信号を、トラックピッチの判別に用いるようにしたので、C/Nのよい記録トラック案内信号を得ることができ、これにより、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を行うことができる。
【0039】
【発明の効果】
本発明の映像信号記録再生装置は、記録媒体上に映像信号を記録トラック案内信号と共に記録する記録手段と、上記記録媒体上に記録された映像信号を上記記録トラック案内信号と共に再生する再生手段と、上記再生手段により再生された上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形の検波を検波フィルターにより行う検波手段であって、上記検波フィルターの周波数特性について、上記再生手段による上記記録媒体の走行速度に応じて、上記検波フィルターの検波時定数を変化させるようにした検波手段とを備えたので、記録トラック案内信号の検波出力に対する検波時定数を変化することで、検出された記録トラック案内信号のC/Nを向上させることができ、これにより、第1に、安定したATFサーボをかけることができる。第2に、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を、ノイズに強く、安定して行うことができる。第3に、バージンテープの検出の精度を向上させることができるという効果を奏する。
【0040】
また、本発明の映像信号記録再生装置は、上述において、上記記録媒体の走行速度が小さいときには上記検波フィルターの時定数を長くし、上記記録媒体の走行速度が大きいときには上記検波フィルターの時定数を短くするようにしたので、テープ速度が遅いとき(通常再生時)においては、記録トラック案内信号の検波出力に対する検波フィルターの時定数を長くすることで、検出された記録トラック案内信号のC/Nを向上させることができ、また、テープ速度が速いとき(FF(早送り)/REW(巻き戻し)時等)においては、記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検出できる程度に検波出力に対する検波フィルターの時定数を短くすることで、高倍速の時でも、第1に、ATFサーボをかけることができ、第2に、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を行うことができ、第3に、エンベロープ波形のピーク検出方式によりバージンテープの検出を行うことができるという効果を奏する。
【0041】
また、本発明の映像信号記録再生装置は、上述において、上記検波手段により検波された上記記録トラック案内信号を、再生時の上記再生手段の駆動をするためのサーボ系の制御に用いるようにしたので、C/Nのよい記録トラック案内信号を得ることができ、これにより、安定したATFサーボをかけることができるという効果を奏する。
【0042】
また、本発明の映像信号記録再生装置は、上述において、上記検波手段により検波された上記記録トラック案内信号を、記録媒体の未記録判別に用いるようにしたので、C/Nのよい記録トラック案内信号を得ることができ、これにより、バージンテープの検出の精度を向上させることができるという効果を奏する。
【0043】
また、本発明の映像信号記録再生装置は、上述において、上記検波手段により検波された上記記録トラック案内信号を、トラックピッチの判別に用いるようにしたので、C/Nのよい記録トラック案内信号を得ることができ、これにより、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を行うことができるという効果を奏する。
【0044】
また、本発明の映像信号記録再生方法は、記録媒体上に映像信号を記録トラック案内信号と共に記録する記録ステップと、上記記録媒体上に記録された映像信号を上記記録トラック案内信号と共に再生する再生ステップと、上記再生ステップにより再生された上記記録トラック案内信号の周波数の検出を行う検出ステップのエンベロープ波形の検波を検波フィルターにより行う検波ステップであって、上記検波フィルターの周波数特性について、上記再生ステップによる上記記録媒体の走行速度に応じて、上記検波フィルターの検波時定数を変化させるようにした検波ステップと、上記検波ステップにより検波された上記記録トラック案内信号を、再生時の上記再生ステップの駆動をするためのサーボ系の制御に用いる制御ステップとを備えたので、記録トラック案内信号の検波出力に対する検波時定数を変化することで、検出された記録トラック案内信号のC/Nを向上させることができ、これにより、第1に、安定したATFサーボをかけることができる。第2に、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を、ノイズに強く、安定して行うことができる。第3に、バージンテープの検出の精度を向上させることができるという効果を奏する。
【0045】
また、本発明の映像信号記録再生方法は、上述において、上記記録媒体の走行速度が小さいときには上記検波フィルターの時定数を長くし、上記記録媒体の走行速度が大きいときには上記検波フィルターの時定数を短くするようにしたので、テープ速度が遅いとき(通常再生時)においては、記録トラック案内信号の検波出力に対する検波フィルターの時定数を長くすることで、検出された記録トラック案内信号のC/Nを向上させることができ、また、テープ速度が速いとき(FF(早送り)/REW(巻き戻し)時等)においては、記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検出できる程度に検波に出力に対する検波フィルターの時定数を短くすることで、高倍速の時でも、第1に、ATFサーボをかけることができ、第2に、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を行うことができ、第3に、エンベロープ波形のピーク検出方式によりバージンテープの検出を行うことができるという効果を奏する。
【0046】
また、本発明の映像信号記録再生方法は、上述において、上記検波手段により検波された上記記録トラック案内信号を、記録媒体の未記録判別に用いるようにしたので、C/Nのよい記録トラック案内信号を得ることができ、これにより、バージンテープの検出の精度を向上させることができるという効果を奏する。
【0047】
また、本発明の映像信号記録再生方法は、上述において、上記検波手段により検波された上記記録トラック案内信号を、トラックピッチの判別に用いるようにしたので、C/Nのよい記録トラック案内信号を得ることができ、これにより、エンベロープの周波数からのSP/LP検出を行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る映像信号記録再生装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態のPB ATFパイロット信号検波系の動作を示す動作波形図(変速再生時)である。
【符号の説明】
1……テープ、2……記録再生ヘッド、3……再生アンプ、4……LPF、5……A/D変換器、6……f1BPF+エンベロープ検波回路、7……f2BPF+エンベロープ検波回路、8……f3BPF+エンベロープ検波回路、9……f4BPF+エンベロープ検波回路、10……LPF、11……LPF、12……LPF、13……LPF、14……ATF位相エラー演算器、15……SP/LP検出器、16……バージンテープ検出器、17……キャプスタンモータ、18……キャプスタンFG検出素子、19……キャプスタンFG波形整形回路、20……キャプスタンFG周期検出回路、21……LPF時定数決定回路、

Claims (9)

  1. 記録媒体上に映像信号を記録トラック案内信号と共に記録する記録手段と、
    上記記録媒体上に記録された映像信号を上記記録トラック案内信号と共に再生する再生手段と、
    上記再生手段により再生された上記記録トラック案内信号が含まれている低周波数成分を抜き出す低周波数通過手段と、
    上記低周波数成分が抜き出されたアナログの映像信号を後段の信号処理を容易にするためにデジタルビデオデータに変換するアナログ/デジタル変換手段と、
    上記変換されたデジタルビデオデータの周波数成分から上記記録トラック案内信号の帯域を検出して上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検波する検波手段と、
    上記記録媒体の走行速度に応じて、上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検出できるように検波出力に対する時定数を変化させてエンベロープ波形を抜き出す可変低周波数通過手段と、
    を備えたことを特徴とする映像信号記録再生装置。
  2. 請求項1記載の映像信号記録再生装置において、
    上記記録媒体の走行速度が小さいときには上記検波出力に対する上記可変低周波数通過手段の時定数を長くし、上記記録媒体の走行速度が大きいときには上記検波出力に対する上記可変低周波数通過手段の時定数を短くするようにしたことを特徴とする映像信号記録再生装置。
  3. 請求項1記載の映像信号記録再生装置において、
    上記検波手段により検波され、上記可変低周波数通過手段によりエンベロープ波形が抜き出された上記記録トラック案内信号を、再生時の上記再生手段の駆動をするためのサーボ系の制御に用いるようにしたことを特徴とする映像信号記録再生装置。
  4. 請求項1記載の映像信号記録再生装置において、
    上記検波手段により検波され、上記可変低周波数通過手段によりエンベロープ波形が抜き出された上記記録トラック案内信号を、記録媒体の未記録判別に用いるようにしたことを特徴とする映像信号記録再生装置。
  5. 請求項1記載の映像信号記録再生装置において、
    上記検波手段により検波され、上記可変低周波数通過手段によりエンベロープ波形が抜き出された上記記録トラック案内信号を、トラックピッチの判別に用いるようにしたことを特徴とする映像信号記録再生装置。
  6. 記録媒体上に映像信号を記録トラック案内信号と共に記録する記録ステップと、
    上記記録媒体上に記録された映像信号を上記記録トラック案内信号と共に再生する再生ステップと、
    上記再生ステップにより再生された上記記録トラック案内信号が含まれている低周波数成分を抜き出す低周波数通過ステップと、
    上記低周波数成分が抜き出されたアナログの映像信号を後段の信号処理を容易にするためにデジタルビデオデータに変換するアナログ/デジタル変換ステップと、
    上記変換されたデジタルビデオデータの周波数成分から上記記録トラック案内信号の帯域を検出して上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検波する検波ステップと、
    上記記録媒体の走行速度に応じて、上記記録トラック案内信号のエンベロープ波形を検出できるように検波出力に対する時定数を変化させてエンベロープ波形を抜き出す可変低周波数通過ステップと、
    上記検波ステップにより検波され、上記可変低周波数通過ステップによりエンベロープ波形が抜き出された上記記録トラック案内信号を、再生時の上記再生ステップの駆動をするためのサーボ系の制御に用いる制御ステップと、
    を備えたことを特徴とする映像信号記録再生方法。
  7. 請求項6記載の映像信号記録再生方法において、
    上記記録媒体の走行速度が小さいときには上記検波出力に対する上記可変低周波数通過ステップの時定数を長くし、上記記録媒体の走行速度が大きいときには上記検波出力に対する上記可変低周波数通過ステップの時定数を短くするようにしたことを特徴とする映像信号記録再生方法。
  8. 請求項6記載の映像信号記録再生方法において、
    上記検波ステップにより検波され、上記可変低周波数通過ステップによりエンベロープ波形が抜き出された上記記録トラック案内信号を、記録媒体の未記録判別に用いるようにしたことを特徴とする映像信号記録再生方法。
  9. 請求項6記載の映像信号記録再生方法において、
    上記検波ステップにより検波され、上記可変低周波数通過ステップによりエンベロープ波形が抜き出された上記記録トラック案内信号を、トラックピッチの判別に用いるようにしたことを特徴とする映像信号記録再生方法。
JP35531697A 1997-12-24 1997-12-24 映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法 Expired - Fee Related JP3918268B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35531697A JP3918268B2 (ja) 1997-12-24 1997-12-24 映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35531697A JP3918268B2 (ja) 1997-12-24 1997-12-24 映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11187344A JPH11187344A (ja) 1999-07-09
JP3918268B2 true JP3918268B2 (ja) 2007-05-23

Family

ID=18443221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35531697A Expired - Fee Related JP3918268B2 (ja) 1997-12-24 1997-12-24 映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3918268B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11187344A (ja) 1999-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0754571B2 (ja) ビデオ信号再生装置
US5561530A (en) Magnetic recording device with automatic media-test function
JP3918268B2 (ja) 映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法
JPS63144484A (ja) 映像信号記録装置
JPH06339100A (ja) 記録再生装置
JPS601654A (ja) 記録装置
JP3918271B2 (ja) 映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法
JP2921956B2 (ja) 音声信号の検索方法およびその装置
JPS634266Y2 (ja)
JP3004992B2 (ja) 再生装置
JP2841850B2 (ja) 磁気記録装置
JPH04129484A (ja) 磁気記録再生装置
JPH0248976Y2 (ja)
KR0126805B1 (ko) 표준/장시간모드 판별회로 및 그 방법
KR940003504Y1 (ko) 영상자기기록 재생장치
KR0170143B1 (ko) 브이 씨 알의 스틸 재생 장치
JP2658449B2 (ja) オートトラッキング装置
JPH02230554A (ja) オーディオ信号録音再生装置
JPH06101158B2 (ja) ディジタルオーディオテープレコーダの記録終端部検索装置
JPS61158058A (ja) 情報信号再生装置
JPS61194602A (ja) 回転ヘツド型記録または再生装置
JPH01217762A (ja) 磁気記録再生装置の記録レベル設定方法
JPH11205730A (ja) 映像信号記録再生装置及び映像信号記録再生方法
JPH03168901A (ja) テープセレクタ装置
JPS61294656A (ja) テ−プレコ−ダ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060905

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061027

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070123

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070205

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees