JP3916706B2 - 改札システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技場、スキー場等において、遊技者を一人づつ改札させながら外部から改札状況を監視する改札システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スキー場等の遊技場においては、リフト、ゴンドラ等の改札ゲートは非常に混雑する。この混雑を整理してスキーヤの流れを円滑にするために改札ゲートには係員が配置されている。この係員は改札ゲートに来るスキーヤを監視しながら腕等に担持されたリフト券カードの券種、有効期間等を確認して改札ゲートを通過させていた。
【0003】
しかし、このような改札業務は、冬季の野外という悪環境下での業務であり、しかも単純作業であるため係員にとっては非常に辛い仕事であった。
【0004】
このようなことから、近年は、電波を放射して非接触のICカードの内部データを受信又は所望のデータを書き込むアンテナ部と、受信した内部データを解析してゲートを開閉する改札機とを一体化した改札システムが配置されるようになって来た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、アンテナ部と改札機とが一体化されているので、スキーヤの検出タイミングとゲートの開閉タイミングを適切に合わせることが容易ではないという問題点があった。
【0006】
また、スキー場又はこのスキー場を管理する会社によってアンテナ部又は改札機の仕様を変更しなければならない場合がある。ところが、従来の改札システムはアンテナ部と改札機とが一体化されているので、いずれか一方の仕様の変更に対しても、改造は全体にかかるという問題点があった。
【0007】
本発明は以上の問題点を解決するためになされたもので、アンテナ部と改札機とを分離してゲートの開閉タイミングをスキーヤの通過に合わせることができる改札システムを得ることを目的とする。
【0008】
本発明の改札ゲートは、非接触のカードの内部データを読み込む及びデータを書き込みするための非接触の検出装置と、該非接触の検出装置とは分割されて、その近傍に配置された改札機とからなる複数の改札ゲートと、これらの改札ゲートと通信網を介して接続され、かつこれらの改札ゲートを監視しながら制御するゲートコントローラとを備えた改札システムである。
前記非接触のカードは、
少なくとも、大人又は子供の種別と一日券又は一回券の券種コード会社コード使用実績データを前記内部データとしてメモリに記憶し、この内部データを前記非接触の検出装置からの電波で送信する手段
を有する。
前記ゲートコントローラは、
前記改札ゲートの改札機に対して、該改札ゲートの運用形態を決める第1の基本データを送信して、この改札ゲートの改札状況を転送させる動作状態要求を送信する手段
を有する。
前記非接触の検出装置は、
前記被検出体の検出を人体検出器によって検出して前記改札機に送信して、前記改札機からの指示に基づいて、電波を放射して被検出体が担持している非接触のカードの内部データを第2の基本データとして読み取り、前記改札機に送信及び前記データを書き込みする手段と
を有する。
前記改札機は、
1回券の磁気カードを挿入させるための挿入口を設け、該挿入口からの磁気カードを内部に搬送させて該磁気カードのデータを読み込むカードリーダ部及び警告手段、カード収納部並びに阻止棒を備え
該カードリーダ部からの前記磁気カードのデータが利用可能な1回券の場合は、使用済みをその磁気カードに書き込み、前記カードリーダ部によって搬送させて前記カード収納部に投函させる手段と、
前記ゲートコントローラからの前記第1の基本データを記憶して、前記動作状態運用要求の受信に伴って、当該改札機の状況を前記ゲートコントローラに送信する手段と、
前記非接触の検出装置からの前記第2の基本データと前記記憶している第1の基本データとを比較して前記非接触のカードが利用可能かどうかを判定する手段と、
前記非接触のカードが利用可能な場合は、前記非接触のカードの使用実績を更新したデータを前記非接触の検出装置に送信して前記書き込みさせて、前記阻止棒を開放し、また前記1回券の磁気カードが利用可能な場合は、前記阻止棒を開放する手段と、
前記1回券の磁気カード又は前記非接触のカードが利用不可能な場合は、前記警告手段で利用できないことを通知させると共に前記阻止棒を閉位置にする手段とを備えたことを要旨とする。
【0009】
請求項1においては、被検出体がいずれかの改札ゲートの非接触の検出装置に来ると、この非接触の検出装置が分割された一対の改札機に被検出体の検出を知らせる。
【0010】
このとき、改札機は非接触の検出装置とは分離されて近傍に配置されているので、被検出体を非接触の検出装置に位置させた状態でゲートコントローラから転送された基本データに基づいて被検出体が担持している非接触の記録媒体の内部データを判定して通過又は阻止の改札を行うと共に、このときの改札状況をゲートコントローラに転送する。ゲートコントローラは改札状況を表示して現在の改札状況を把握することが可能となる。
【0011】
請求項2は、改札機は、被検出体の押圧に対して所定角度範囲で追動する阻止棒を、被検出体が当該機の後方に向かう経路を阻止する方向に取り付け、被検出体の通過を許可したときは阻止棒を前記経路から排除し、また被検出体が当該機を出たときは阻止棒を経路を阻止する方向に復帰させることを要旨とする。
【0012】
請求項2においては、被検出体が非接触の検出装置の検出器により検出されると、その非接触の検出装置に対応する改札機が被検出体が担持している非接触の記録媒体の内部データを非接触の検出装置から送出させ、この内部データをゲートコントローラからの基本データと比較して判定する。
【0013】
そして、この判定結果に基づいて、阻止棒を被検出体の経路から排除又は阻止する方向に位置させる。
【0014】
請求項3は、改札機は、複数の磁気表示器を平板に鋸歯状に直線的に配列した磁気表示部を、被検出体の通過経路側に表示面を向けて回動自在に設けていることを要旨とする。
【0015】
請求項3においては、被検出体が通過する経路に対して磁気表示器部を所定角度動かすだけで被検出体は複数の磁気表示器を容易に見ることが可能となる。
【0016】
請求項4は、改札機は、改札ゲートを通過する被検出体から見て、非接触の検出装置の後方に、その厚み分、経路側に離され、かつ阻止棒側と非接触の検出装置との間は被検出体の横幅分だけ離されて配置されていることを要旨とする。
【0017】
請求項4においては、被検出体は非接触の検出装置の位置に来て非接触のカードの内部データを読み取らせると、改札機は被検出体から見て、非接触の検出装置の後方に、その厚み分、経路側に離されていることにより、磁気表示器部の表示内容が容易に分かる。
【0018】
また、改札機は、阻止棒と非接触の検出装置帽との間隔が被検出体の横幅にされているので、通過許可とした被検出体を阻止棒の手前に一つだけ位置させることができる。
【0019】
請求項5は、ゲートコントローラは、メモリカードのデータを読み込み又はデータを書込みするメモリカードリーダを備え、このメモリカードリーダへのメモリカードの挿入に伴ってメモリカードのデータである前記第1の基本データ、運用状態要求を改札機に転送することを要旨とする。
【0020】
請求項5においては、メモリカードのデータを改札ゲートに転送することにより、このメモリカードに使用設備又は当日の業務内容に応じたプログラムを記録した場合は、改札ゲートが使用設備又は当日の業務内容に適した制御を行う。
【0021】
請求項6は、ゲートコントローラは、改札状況の一種である通過数を集計するときは、複数の改札ゲートの改札機の動作確認を行い、運用を停止している改札機に対して現在までの通過数を会社毎に、かつ券種毎に転送させることを要旨とする。
【0022】
請求項6においては、通過数の集計要求が入力されると、複数の改札ゲートの内で業務を停止した改札ゲートのみに通過数を要求するので、改札ゲート毎の当日の通過数を正確に把握できる。
【0023】
また、改札ゲートからの通過数は会社毎に、かつ券種毎に転送されるので、ゲートコントローラの係員は、複数の管理会社が複数の改札ゲートを管理していても、改札ゲート毎に、管理会社毎の通過数及びその券種が分かる。
【0024】
請求項7は、ゲートコントローラは、改札ゲートが前記非接触のカードの内部データを判定して通過阻止の判定結果を転送してきたとき、通過許可指示が入力されると、その改札ゲートの改札機に対して通過許可を転送することを要旨とする。
【0025】
請求項7においては、改札ゲートから離れた地点にあるゲートコントローラから強制的に通過を許可できるので、特別に通過を許可しなければならない作業員等を通過させることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
図1は本実施の形態の改札システムの概略構成図である。図1に示す改札システムは、アンテナを内蔵して非接触のリフト券カード1と通信を行う非接触の検出装置2と、この非接触の検出装置2が受信したリフト券カード1の内部データを解読し、この内部データが正規のデータの場合は所望のデータを非接触の検出装置2を用いて書き込むと共にフラッパ3を開く改札機4とからなる改札ゲート5を複数ゲレンデに配置し、これらの改札ゲート5とは離れた地点に配置(例えば監視小屋)されたゲートコントローラ6がLAN回線を介して改札ゲート5の改札機3と通信を行って、改札ゲートの5の判定状況、稼働状況、通過人員等の改札状況を把握する。
【0027】
このような改札システムは、スキー場のゲレンデを管理している会社の集計事務所において係員にメモリカード10を配布し、係員が監視小屋に配置されたゲートコントローラ7にこのメモリカード10を挿入し、ゲートコントローラ7を操作してメモリカード10のデータを転送して改札機5の運用を開始させる。
【0028】
このメモリカード10は日常処理用とメンテナンス処理用とがあり、日常処理用は本日の運用形態のプログラムと、稼働状況及び改札ゲート5を通過した通過人員を登録させるための領域とが登録されている。また、メンテナンス用は改札ゲート5のプログラムを書き換えるとき、または稼働バックアップデータの吸い上げに用いられる。
【0029】
次に、非接触の検出装置2と改札機4との配置関係並びに内部の主要構成を図2、図3及び図4を用いて説明する。
【0030】
これらの図に示すように改札ゲート5は、非接触の検出装置2と改札機4とがケーブル12で接続され、メカ的にも電気的にも分離されて非接触の検出装置2が改札機4の手前に、少しずれて配置されている。この非接触の検出装置2と改札機4との間隔は、スキーヤを一人ずつ判定してスムーズに改札するためにスキーヤの人体の幅程度にされている。例えば、非接触の検出装置2の後述する人体検出用センサBとフラッパ3とは250mm程度になるようにされている。
【0031】
そして、非接触の検出装置2と改札機4とは、少なくとも以下に説明する構成を有している。
【0032】
<非接触の検出装置2の構成>
非接触の検出装置2は、主要な機能を備えた本体部15をFRPカバーで覆い2本の支柱17a、17bで支え、この支柱17a、17bの底部を平板18に固着し、支柱17a側にスキーヤが改札機4にぶつかるのを防止させるための手摺りバー19が設けられている。
【0033】
また、本体部15の内部には、長方形のアンテナ20(230mm×580mmで5回巻き)が取り付けられ、このアンテナの内側に改札機4とケーブル12を介して通信を行いながらアンテナ20(コイル20ともいう)をコントロールするアンテナコントローラ21と、人体を検出する人体検出センサA、Bとが設けられている。このアンテナ20は、630mm程度の立体的な空間の中で所望の電界強度を得る。
【0034】
<改札機4の構成>
改札機4は、主要な機能を備えた本体部24をFRPカバーで覆い、この本体部24をスタンド25で支持している。
【0035】
この本体部24には監視小屋に、スキーヤ又は係員が異常を音声で通報するためのインターホン26と、リフト券カード1の判定結果等を音声でスキーヤに通報するためのスピーカ27と、阻止棒であるフラッパ3を収納するフラッパ収納口28と、一回券である磁気カードを挿入させるカード挿入口30等が設けられている。
【0036】
さらに、本体部24の上面には、各表示面が所定角度にされ、かつ取り付け軸を回転可能にした磁気反転表示器部31が設けられている。この磁気反転表示器部31には、赤ランプ灯33と緑ランプ灯34とが設けられている。
【0037】
また、本体部24の内部には、カード挿入口30からの磁気カードを読み込むカードリーダ部36と、フラッパ3を制御するフラッパ制御部37と、各部を制御する主制御部38等が設けられている。
【0038】
フラッパ制御部37は、フラッパ3を円柱状のコイルで連結しているため、スキーヤがフラッパ3を押したとき、30度程度の範囲で追動し、さらに押されたときは、抑止する反発力を与えながら不正進入検出センサが動作するようにしている。
【0039】
主制御部38は、通信処理機能を備え、ゲートコントローラ6からの要求を受信し、この要求コマンドに応じた応答をゲートコントローラ6に転送する。
【0040】
このゲートコントローラ6からのコマンドが通常の業務開始を示しているときは、非接触の検出装置2の人体検出用センサA、Bがスキーヤを検出すると、非接触の検出装置2のアンテナコントローラ21に対して内部データを読み取りさせる信号を送出して内部データを読み、通過可能かどうかを判定する。
【0041】
そして、通過可能と判定したときは、アンテナコントローラ21に所定のデータを書込させる書込信号を送出した後にフラッパ制御部37に対して通過許可信号を送出する。このとき主制御部38は、リフト券カード1の内部データの度数を減算し、減算した度数を表示制御部31に送出して磁気反転表示器35に表示させる。
【0042】
また、一回券である磁気カード(以下一回券のリフト券カード8という)が挿入口に挿入されると、磁気記録媒体読み取り部であるカードリーダ部36に取り込み信号を送出して内部に搬送させ、カードリーダ部36からの一回券のリフト券カード8の内部データを判定し、通過可能な一回券の場合は使用済みコードを書込させてカード収納部に投函させると共に、フラッパ制御部37に通過許可信号を送出する。
【0043】
さらに、読み込んだこれらのカードが通過許可するカードの場合は、その券種に応じた通過人数を累積する。
【0044】
また、主制御部38は、ゲートコントローラ6からの時刻、判定するリフト券カードの基本データ、フラッパ制御のコマンド等を受信し、かつ稼働状況を所定の形式でゲートコントローラ6に転送する通信機能を備えている。さらに、主制御部38にはエラーの種類を表示させるためのLCDと、フラッパ強制解放SW1と、システムリセットSW2とが取り付けられている。さらに、退出検出用のセンサCが後部に取り付けられている。
【0045】
また、非接触の検出装置2及び改札機4は、内部にヒータを備え、電源の投入に伴ってヒータを駆動して内部を所定温度に保つ。
【0046】
<ゲートコントローラの構成>
ゲートコントローラ6は、電源の投入に伴って起動処理を行う。この起動処理はタッチパネル、LAN等の初期化を行った後に、挿入されたメモリカード10の内部データを読み、この内部データに基づいて後述する日常業務処理又はメンテナンス処理を行う。
【0047】
日常業務処理は、改札ゲート5を通過するリフト券カード1及び一回券のリフト券カードの内部データを判定するための基本のデータ、タッチパネルのソフトウエアボタンのコマンドを改札ゲート5に転送し、この改札ゲート5からのデータを所定の形式にして表示する。
【0048】
メンテナンス処理は、改札ゲート5に対してメモりカード10に記憶されているプログラムを転送又は改札ゲート5のバックアップデータをゲートコントローラ6に転送させる。
【0049】
<リフト券カードの説明>
リフト券カード1は、発振機能と内部メモリを備え、この内部メモリは図5に示すように複数ページ領域に分かれ、1ページ領域(P1)には基本データが、2ページ領域(P2)には、使用実績データが書き込まれている。
【0050】
1ページ領域(P1)に書き込まれている基本データは、図5に示すようにスキー場コード(1)と、本装置を管理運営している会社の会社コード(2)と、券種コード(3)等からなっている。この券種コード(3)は大人券、子供券、時間券、一日券、期間券、共通券(会社に関係なく全ての設備を使用できる券)、一回券の区別がある。
【0051】
また、2ページ領域(P2)に書き込まれる使用実績データは、改札機1のシリアルNO(12)と、使用度数(13)と、使用日数(14)等からなっている。
【0052】
<動作説明>
上記のように構成された改札システムについて以下に動作を説明する。図6はゲートコントローラ6の電源投入時の概略フローチャートである。ゲートコントローラ6は電源の投入に伴って、自己チェックを行い(S601)、チェック結果が良いかどうかを判断する(S602)。ステップS602で自己チェックの結果が良いと判断したときは、メモリカード10が挿入されているかどうかを判断する(S603)。
【0053】
ステップS603でメモリカード10が挿入されていないと判断したときは、改札ゲート5に各種コマンドを送信して改札ゲート5を稼働させて各種データを受信する日常業務処理を行う(S605)。
【0054】
また、ステップS603でメモリカード10が挿入されていると判断したときは、記憶されているデータがメンテナンス用を示しているかどうかを判断し(S606)、メンテナンス用ではなく日常業務処理を示しているときは処理をS605に戻し、またメンテナンス用を示しているときは、そのメモリカード10に記憶されているプログラムを改札ゲートに転送又は改札ゲート10のバックアップデータを転送させるメンテナンス処理を行う(S606)。
【0055】
さらに、ステップS602で自己チェックの結果が異常と判断したときは、エラー処理を行って(S607)、電源断を待つ(S609)。
【0056】
すなわち、電源の投入に伴ってメモリカード10の内部データを改札ゲート5の改札機4に設定している。
【0057】
次に、日常業務処理を図7のフローチャートに従って説明する。起動に伴って日常業務処理は、メモリカード10が挿入されているかどうかを判定する(S701)。ステップS701でメモリカード10が挿入されていると判断したときは、メモリカード10の状態が正常か不良かどうかを判定し(S702)、正常と判断したときは、メモリカード10に書き込まれている改札する本日のリフトの運用形態であるリフト情報が正しいかどうかを判定する(S703)。ステップS703でリフト情報が正しいと判断したときは、そのリフト名称を表示部に表示し(S705)、改札ゲート5をどのような状態で運用するかゲート状態表示を行って改札ゲート5に対して運用開始コマンドを送信した後に動作状態要求コマンドを送信する(S706)。但し、システムの立ち上げ時には運用開始要求コマンドと共に、動作猶予時間、基本データ等を送信する。さらにゲート状態表示に合わせて、ゲートコントローラ6は「運用/停止」、「フラッパの強制解放」、「時計」、「集計」、「設定」、「猶予時間」等のソフトウエアボタン(以下単にボタンという)を表示している。
【0058】
また、ステップS702でメモリカード10の状態が不良又はステップS703でリフト情報が正しくないと判断したときは、処理の続行か又は処理停止かの入力を待ち(S707)、処理停止の入力があったときは電源断を待つ(S708)。また、ステップS706でゲート状態表示を行ったときは、動作状態要求コマンドに対応するデータの受信があるかどうかを判断する(S709)。ステップS709で改札ゲート5からのデータの受信があると判断したときは、ステータス、累積通過人数、プログラムバージョン、フラッパ状態等を受信して表示するデータ受信処理を行って(S710)、処理をステップS709に戻す。このデータ受信処理についてはフローチャートを用いて後述する。
【0059】
また、ステップS709で改札ゲート5からのデータの受信がないと判断したときは、表示部に表示しているいずれかのソフトウエアボタンによるキー入力があるかどうかを判断する(S710)。ステップS710でいずれかのキーが入力されたときは、そのキーに対応する処理を行うタッチパネル処理を行う(S712)。このタッチパネル処理についてはフローチャートを用いて後述する。
【0060】
さらに、ステップS711でキー入力がないと判定したときは、内蔵しているタイマーがタイムアップしたかどうかを判断する(S713)。ステップS713でタイムアップでないと判断したときは処理をステップS709に戻し、またタイムアップと判断したときは、動作状態確認コマンドを改札ゲート5に転送して動作状態を確認する動作状態確認処理を行って(S715)、処理をステップS709に戻す。
【0061】
一方、改札ゲート5の改札機4の主制御部38は、電源の投入に伴って、各部をチェックしてカウンタ等をクリアする初期設定を行う。そして、外部のゲートコントローラ6からのコマンド又はシステムリセットスイッチSW、メンテナンススイッチの操作があるかどうかを判定し、ゲートコントローラ6からのコマンドが運用開始を示している場合は、ゲートコントローラ6から現在時間、及びリフト券カード1並びに一回券のリフト券カード8の基本データを受信して内部のメモリに設定し、以下に説明する通常処理を行う。また、いずれかのスイッチの操作があったときは、ゲートコントローラ6からのコマンドを受け付けて停止してスイッチ操作に基づく処理を優先させる。
【0062】
本例では、ゲートコントローラ6が運用開始コマンドを送出した後に行う通常の運用処理を図8を用いて説明する。
【0063】
主制御部38は、非接触の検出装置1の人体検出センサA又はBから人体検出信号A又はBの入力があるかどうかを待つ(S801)。ステップS801で人体検出信号Aの入力があると判定したときは、非接触の検出装置1のアンテナコントローラ2を用いてリフト券カード1の内部データを読み取らせて改札機4側に送出させ、内部データが正しく読み込まれたかどうかを判定する(S802)。ステップS802において、内部データが正しく読み込まれないと判定したときは、正しく内部データが読み込まれるまでリトライを繰り返す。このリトライは、最大3秒間である。
【0064】
上述のデータ読込み処理を実行したにもかかわらず、前記所定時間に亘りデータ読込みに失敗すると、主制御部38は、リフト券カードのデータ読取りに何等かの異常があると判断し、読取り異常処理(サブルーチン1、以下、SUB1という。)を実行後にS801の処理に戻る。
【0065】
このような処理は、磁気カードであるリフト券カード8がカードリーダ部36に挿入された場合でも同様である。
【0066】
また、ステップS802におけるデータ読込み処理において、リフト券カードのデータ読込みに成功すると、主制御部38は、リフト券カードの内部データの解読を行う。また、一回券のリフト券カード8がカードリーダ部36に挿入された場合は、カードリーダ部36はこのリフト券カード8の内部データを主制御部38に送出する。
【0067】
次に、出力された内部データの券種コードが一回券又は通常のリフト券を示しているかどうかを判定する(S803)。
【0068】
ステップS803において、一回券のリフト券カード8であると判定したときは、主制御部38は、この1回券データの内部データとゲートコントローラ5から転送された一回券の基本データと比較する1回券データ比較処理(サブルーチンSUB2)を実行する。このとき、主制御部38は、スピーカ27から「一回券用のカードリーダに挿入指示のメーセージ」を発生させる。
【0069】
次に、この比較結果に基づいてこの1回券が利用可能か否かの判定を行う(S804)。ステップS804における判定の結果、1回券が利用不可能であると判定されると、主制御部38は、この1回券の異常の理由を表示させる等の異常状態に応じた処理を行う各種異常処理(サブルーチンSUB3)を実行し、この実行後にS801に戻る。この各種異常処理は図12に示すように、スキー場又は会社コードの不一致、未有効開始日、無効券使用等の20項目からなっており、いずれかの異常を検出したとき、ゲートコントローラ6に通知する。
【0070】
ステップS804において利用可能な一回券と判定したときは、主制御部38は、カードリーダ部36に対してリフト券カード8を内部に挿入させる指令を送出して、カード収納部に投函させて回収する(S805)。
【0071】
また、ステップS803で通常のリフト券カード1と判定されたときは、主制御部38は、前回の処理においてリフト券カード1のデータ書込みが行われたか否かを判定する(S806)。ステップS806における書込み判定の結果、前回の一連の処理においてリフト券カード1の内部データ書込みが行われていないと判定すると、主制御部38は、前回書込んだ内部データと今回読込んだ内部デ−タとを比較することにより、リフト券カード1の内部データは更新済みか否かの判定を行い(S807)、この判定の結果、リフト券カード1は前回において内部データを更新済みであると判定すると、主制御部38は、フラッパ3を開放位置に駆動させる処理を行う。
【0072】
ステップS806において書込み判定を行う趣旨は、一連の処理が正常に行われている場合には、前回の処理においてリフト券カード5の内部データ書込みが行われるのが通常であることを前提として、このステップS806により、一連の処理が通常状態にあるか、又は、通常状態にないのかのふるいわけをするためである。このステップS806乃至S807における一連の処理により、前回の処理の流れにおいてリフト券カード5の内部データ書込みが行われていないが、リフト券カード1の内部データは更新済みであると判定すると、主制御部13は、再度のデータ更新は行わずに、フラッパ制御部37に制御信号を送出してフラッパ3を開放位置に駆動させてスキーヤを通過させる。
【0073】
従って、初心者のスキーヤなどが改札機4の通過に手間取って比較的長時間改札機4付近に滞っている間に、リフト券カード5が非接触の検出装置3と複数回にわたり内部データの受信を得たとしても、主制御部38は、同一のリフト券カードに対して、初回の通信時には内部データの更新を行うものの再度の内部データ更新は行わない。
【0074】
この結果、主制御部38は、実際の搭乗回数に対応した度数分だけリフト券カード1より度数を差引くことが可能となる。このとき、改札機4は通過許可を知らせる緑ランプ灯34を点灯させる。また、改札ゲート5の非接触の検出装置2と改札機4とはメカ的にも電気的にも分離されて非接触の検出装置2が改札機4の手前に、少しずれて配置され、かつ磁気反転表示器部31が少し角度を有して設けられているので、磁気反転表示器31に表示された残度数、残時間をスキーヤが一目で見ることができる。このため、後何回又は後何時間の滑降ができるかが分かる。
【0075】
また、ステップS806における書込み判定の結果、前回の処理においてリフト券カード1の内部データ書込みが行われていると判定すると、又は、ステップS807における判定の結果、リフト券カード1は前回データ更新をしていないと判定すると、主制御部38は、リフト券カード1より読込んだ基本データとゲートコントローラ6からの基本データと比較するデータ比較処理(サブルーチンSUB4)を実行し、この比較結果に基づいてリフト券カード1が利用可能か否かの判定を行う(S808)。
【0076】
この判定の結果、リフト券カード1が利用不可であると判定されると、主制御部38は、このリフト券カード1の異常理由を表示させる等の異常状態に応じた処理を行う各種異常処理(サブルーチンSUB5)を実行し、この実行後にS801に戻る。この各種異常処理は例えば図12に示すように、スキー場又は会社コードの不一致、未有効開始日、無効券使用等の20項目からなっており、いずれかの異常を検出したとき、ゲートコントローラ6に通知する。
【0077】
さらに、ステップS808における判定の結果、リフト券カード1が利用可能であると判定されると、主制御部38は、リフト券カード1の内部データの基本データである券種データ、スキー場コード、会社コード、並びに使用実績データである残り度数/残り時間等を書込み更新する後述のデータ書込み処理を実行(サブルーチンSUB6)し、この実行後に、主制御部38は、サブルーチンSUB6におけるデータ書込みが成功したか否かの判定を行う(S809)。
【0078】
この判定の結果、データ書込みが失敗したと判定されると、後述するサブルーチンSUB7の書込み異常処理を実行後にS801に戻る。なお、サブルーチンSUB6の内部データ書込み処理は、初回の内部データ書込みに失敗すると、ステップS801に戻って初めから処理を繰り返す。この繰り返しの回数は、この初回のデータ書込み処理を含んで、例えば3回を上限に繰返しデータ書込み処理が実行されるように設定する。
【0079】
ステップS809で書込が済んだと判定したときは、主制御部38は、フラッパ制御部37に制御信号を送出してフラッパ3を開放位置に駆動させる処理を実行する(S810)。フラッパ3の開放位置への駆動後、主制御部38は、退出検知センサCよりの退出検知信号Cの入力を待つ(S811)。この退出検知信号Cが入力されると、つまり、退出検知センサCがゲートよりの退場を検出すると、主制御部38は、フラッパ3を閉止位置に駆動させる処理を実行(S812)後にステップS801に戻る。
次に、ゲートコントローラのデータ受信処理を図9及び図10を用いて説明する。データ受信処理は、改札ゲート5の改札機4からの応答がエラー復帰かどうかを判定する(S901)。ステップS901でエラー復帰を示しているときは、このエラー復帰を送信した改札ゲート5の改札機4に対してエラー状態解除コマンドを転送する(S902)。
【0080】
また、ステップS901でエラー復帰ではないと判定したときは、通過情報の受信かどうかを判断し(S903)、通過情報の受信と判断したときは、この通過情報が示す通過人数及び券種情報を表示する(S904)。また、ステップS903で通過情報ではないと判断したときは、エラー通知の受信かどうかを判断し(S905)、エラー通知であると判断したときは、このエラー通知に応じたエラーメッセージを表示部に表示する(S906)。
【0081】
ステップS905でエラー通知ではないと判断したときは、ゲート状態要求応答の受信かどうかを判定する(S907)。このゲート状態要求応答は、エラーコード、累積通過人数、フラッパ状態等である。
【0082】
次に、ステップS907でゲート状態要求応答と判断したときは、このゲート状態要求応答が示す通過人数を表示して本処理を出る(S908)。
【0083】
また、ステップS907でゲート状態要求応答ではないと判定したときは、動作確認応答かどうかを判定し(S909)、動作確認応答ではないと判定したときは、運用開始応答の受信かどうかを判断する(S910)。ステップS910で運用開始応答ではないと判断したときは、運用停止応答かどうかを判断し(S911)、運用停止応答ではないと判断したとき稼働データ要求応答の受信かどうかを判断する(S912)。また、ステップS909で動作確認応答であると判定するか、又はステップS910で運用開始応答と判定するか、ステップS911で運用停止応答と判定したときは、これらのステータスを表示部に表示して本処理を出る。
【0084】
また、ステップS912で稼働データ要求応答ではないと判断したときは、図10に示すように積算開始通知かどうかを判定する(S1001)。ステップS1001で積算開始通知と判断したときは、積算モード表示を行って(S1002)、本処理を出る。
【0085】
また、ステップS1001で積算開始通知ではないと判断したときは積算中止通知かどうかを判断する(S1003)。ステップS1003で積算中止と判断したときは、通過人数を表示して(S1004)、本処理を出る。
【0086】
次に、タッチパネル処理を図11を用いて説明する。タッチパネル処理は、表示部の運用/停止ボタンが押されたかどうかを判断し(S1101)、運用/停止ボタンが押されたときは、指定の改札ゲート5に対して運用/停止要求コマンドを送信して(S1102)、本処理を出る。また、ステップS1101で運用/停止ボタンではないと判断したときは、フラッパを強制解放させる強制解放ボタンがおされたかどうかを判断し(S1103)、強制解放ボタンが押されたときは強制解放の要求コマンドを送信して(S1104)、本処理を出る。
【0087】
また、ステップS1103で強制解放ではないと判断したときは、時計ボタンがおされたかどうかを判断し(S1105)、時計ボタンが押されたときは、西暦、月、日、時刻を入力させて改札ゲートに転送して設定させる時計設定処理を行って(S1106)、本処理を出る。
【0088】
ステップS1105で時計ボタンではないと判断したときは、猶予時間ボタンが押されたかどうかを判断し(S1107)、猶予ボタンが押されたときは、猶予時間を入力させ、確定ボタンが押されたときにこの猶予時刻を改札ゲート5に転送させる猶予時間処理を行って(S1108)、本処理を出る。
【0089】
また、ステップS1107で猶予時間ボタンではないと判断したときは、集計ボタンの選択かどうかを判断し(S1109)、集計ボタンと判断したときは集計処理を実行して(S1110)、本処理を出る。この集計処理は、集計ボタンが押されたときに起動し、入力された改札ゲートに対して集計コマンドを送信し、転送されてきた改札ゲート5の現在までの会社毎の券種の通過人数をメモリカード10に書き込む。また、集計処理は、ゲートコントローラ6に接続されているいずれかの改札ゲート5が運用を停止していることが条件である。
【0090】
また、ステップS1109で集計ボタンではないと判定したときは、設定ボタンが押されたかどうかを判定し(S1111)、設定ボタンが押されたときはメモリカード10のプログラムを改札ゲート5に転送するダウンロード処理を行って(S1112)、本処理を出る。
【0091】
次に、設定ボタンではないと判断したときは、エラーリセットボタンが押されたかどうかを判断し(S1113)、エラーリセットボタンが押されたときは、入力された改札ゲートに対してエラーリセットを転送するエラーリセット処理を行って(S1114)、本処理を出る。
【0092】
さらに、ステップS1113でエラーリセットボタンではないと判断したときは積算ボタンかどうかを判断し(S1115)、積算ボタンが押されたと判断したときは、改札ゲートに対して積算コマンドを転送する積算処理を行って(S116)、本処理を出る。
【0093】
なお、上記実施の形態では、スキー場にもちいるリフト券カードの内部データを読み込んで改札する改札機としたが、他の非接触のICカードの改札業務に適用させてもよい。
【0094】
【発明の効果】
請求項1によれば、被検出体が改札機に到達する前に改札の結果を被検出体に知らせることができると共に、被検出体と改札機とは所定の間隔を有しているので検出タイミングに合わせてゲートの開閉タイミングを被検出体の通過に合わせることができるという効果が得られている。
【0095】
また、改札ゲート側からゲートコントローラに改札状況を転送し、ゲートコントローラはこの改札状況を表示するので、係員は常に複数の改札ゲートの状況を把握できるという効果が得られている。
【0096】
請求項2によれば、係員が改札ゲートに待機しなくとも、被検出体の通過又は阻止をスムーズに行うことができるという効果が得られている。
【0097】
請求項3によれば、被検出体が通過する経路に対して磁気表示器部を所定角度動かすだけで被検出体は複数の磁気表示器を容易に見ることができるという効果が得られている。
【0098】
請求項4によれば、被検出体は非接触の検出装置の位置に来て非接触の記録媒体の内部データを読み取らせると、磁気表示器部の表示内容が容易に分かるという効果が得られている。
【0099】
また、改札機は、阻止棒と非接触の検出装置帽との間隔が被検出体の横幅にされているので、通過許可とした被検出体を阻止棒の手前に一つだけ位置させることができるという効果が得られている。
【0100】
請求項5によれば、メモリカードに使用設備又は当日の業務内容に応じたプログラムを記録した場合は、改札ゲートに対して使用設備又は当日の業務内容に適した制御を行わせることができるという効果が得られている。
【0101】
請求項6によれば、複数の改札ゲートの内で業務を停止した改札ゲートのみに通過数を要求するので、改札ゲート毎の当日の通過数を正確に把握できるという効果が得られている。
【0102】
また、改札ゲートからの通過数は会社毎に、かつ券種毎に転送されるので、ゲートコントローラの係員は、複数の管理会社が複数の改札ゲートを管理していても、改札ゲート毎に、管理会社毎の通過数及びその券種が分かるという効果が得られている。
【0103】
請求項7によれば、改札ゲートから離れた地点にあるゲートコントローラから強制的に通過を許可できるので、特別に通過を許可しなければならない作業員等を通過させることができるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態の改札システムの概略構成図である。
【図2】 改札システムの改札ゲートの平面図である。
【図3】 改札システムの改札ゲートの側面図である。
【図4】 改札システムの改札ゲートの通過方向見たときの正面図である。
【図5】 リフト券カードの内部データを説明する説明図である。
【図6】 ゲートコントローラの電源投入時の概略フローチャートである。
【図7】 ゲートコントローラの日常処理を説明するフローチャートである。
【図8】 改札機の概略動作を説明するフローチャートである。
【図9】 ゲートコントローラのデータ受信処理を説明するフローチャートである。
【図10】 ゲートコントローラのデータ受信処理を説明するフローチャートである。
【図11】 ゲートコントローラのタッチパネル処理を説明するフローチャートである。
【図12】 エラー応答の種類を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 リフト券カード
2 非接触の検出装置
3 フラッパ
4 改札機
5 改札ゲート
6 ゲートコントローラ
10 メモリカード

Claims (1)

  1. 非接触のカードの内部データを読み込む及びデータを書き込みするための非接触の検出装置と、該非接触の検出装置とは分割されて、その近傍に配置された改札機とからなる複数の改札ゲートと、これらの改札ゲートと通信網を介して接続され、かつこれらの改札ゲートを監視しながら制御するゲートコントローラとを備えた改札システムであって、
    前記非接触のカードは、
    少なくとも、大人又は子供の種別と一日券又は一回券の券種コード会社コード使用実績データを前記内部データとしてメモリに記憶し、この内部データを前記非接触の検出装置からの電波で送信する手段
    を有し、
    前記ゲートコントローラは、
    前記改札ゲートの改札機に対して、該改札ゲートの運用形態を決める第1の基本データを送信して、この改札ゲートの改札状況を転送させる動作状態要求を送信する手段
    を有し、
    前記非接触の検出装置は、
    前記被検出体の検出を人体検出器によって検出して前記改札機に送信して、前記改札機からの指示に基づいて、電波を放射して被検出体が担持している非接触のカードの内部データを第2の基本データとして読み取り、前記改札機に送信及び前記データを書き込みする手段と
    を有し、
    前記改札機は、
    1回券の磁気カードを挿入させるための挿入口を設け、該挿入口からの磁気カードを内部に搬送させて該磁気カードのデータを読み込むカードリーダ部及び警告手段、カード収納部並びに阻止棒を備え
    該カードリーダ部からの前記磁気カードのデータが利用可能な1回券の場合は、使用済みをその磁気カードに書き込み、前記カードリーダ部によって搬送させて前記カード収納部に投函させる手段と、
    前記ゲートコントローラからの前記第1の基本データを記憶して、前記動作状態運用要求の受信に伴って、当該改札機の状況を前記ゲートコントローラに送信する手段と、
    前記非接触の検出装置からの前記第2の基本データと前記記憶している第1の基本データとを比較して前記非接触のカードが利用可能かどうかを判定する手段と、
    前記非接触のカードが利用可能な場合は、前記非接触のカードの使用実績を更新したデータを前記非接触の検出装置に送信して前記書き込みさせて、前記阻止棒を開放し、また前記1回券の磁気カードが利用可能な場合は、前記阻止棒を開放する手段と、
    前記1回券の磁気カード又は前記非接触のカードが利用不可能な場合は、前記警告手段で利用できないことを通知させると共に前記阻止棒を閉位置にする手段と
    を有することを特徴とする改札システム。
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