JPH10143690A - 改札機 - Google Patents
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- JPH10143690A JPH10143690A JP30318796A JP30318796A JPH10143690A JP H10143690 A JPH10143690 A JP H10143690A JP 30318796 A JP30318796 A JP 30318796A JP 30318796 A JP30318796 A JP 30318796A JP H10143690 A JPH10143690 A JP H10143690A
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Classifications
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07B—TICKET-ISSUING APPARATUS; FARE-REGISTERING APPARATUS; FRANKING APPARATUS
- G07B15/00—Arrangements or apparatus for collecting fares, tolls or entrance fees at one or more control points
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06K—GRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
- G06K17/00—Methods or arrangements for effecting co-operative working between equipments covered by two or more of main groups G06K1/00 - G06K15/00, e.g. automatic card files incorporating conveying and reading operations
- G06K17/0022—Methods or arrangements for effecting co-operative working between equipments covered by two or more of main groups G06K1/00 - G06K15/00, e.g. automatic card files incorporating conveying and reading operations arrangements or provisions for transferring data to distant stations, e.g. from a sensing device
-
- G—PHYSICS
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- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q10/00—Administration; Management
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06Q—INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G06Q50/00—Information and communication technology [ICT] specially adapted for implementation of business processes of specific business sectors, e.g. utilities or tourism
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 自動的にスムーズに改札を行うことができる
改札機を得る。 【解決手段】 スキーヤが非接触の検出装置3の検出器
A、Bにより検出されると、改札機1の主制御部13が
非接触の検出装置1から電波を放射させてスキーヤが担
持しているリフト券カード5の内部データを受信させて
送出させ、この内部データが正規のデータの場合は、内
部データの使用実績を更新し、この更新値を非接触の検
出装置1によりリフト券カード5に書込させると共に、
フラッパ45をスキーヤの経路から排除する。そして、
スキーヤが当該機の後部に設けた検出器Cから当該機を
出たことが知らせられると、フラッパ45を経路を阻止
する方向に復帰させる。
改札機を得る。 【解決手段】 スキーヤが非接触の検出装置3の検出器
A、Bにより検出されると、改札機1の主制御部13が
非接触の検出装置1から電波を放射させてスキーヤが担
持しているリフト券カード5の内部データを受信させて
送出させ、この内部データが正規のデータの場合は、内
部データの使用実績を更新し、この更新値を非接触の検
出装置1によりリフト券カード5に書込させると共に、
フラッパ45をスキーヤの経路から排除する。そして、
スキーヤが当該機の後部に設けた検出器Cから当該機を
出たことが知らせられると、フラッパ45を経路を阻止
する方向に復帰させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技場、スキー場
等において、遊技者をスムーズに通過させる改札機に関
する。
等において、遊技者をスムーズに通過させる改札機に関
する。
【0002】
【従来の技術】スキー場等の遊技場においては、リフ
ト、ゴンドラ等の改札ゲートは非常に混雑する。
ト、ゴンドラ等の改札ゲートは非常に混雑する。
【0003】この混雑を整理してスキーヤの流れを円滑
にするために改札ゲートには係員が配置されている。こ
の係員は改札ゲートに来るスキーヤを監視しながら腕等
に担持されたリフト券カードの券種、有効期間等を確認
して改札ゲートを通過させていた。
にするために改札ゲートには係員が配置されている。こ
の係員は改札ゲートに来るスキーヤを監視しながら腕等
に担持されたリフト券カードの券種、有効期間等を確認
して改札ゲートを通過させていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな改札業務は、冬季の野外という悪環境下での業務で
あり、しかも単純作業であるため係員にとっては非常に
辛い仕事であるという問題点があった。
うな改札業務は、冬季の野外という悪環境下での業務で
あり、しかも単純作業であるため係員にとっては非常に
辛い仕事であるという問題点があった。
【0005】また、一般にゲレンデ等においては、複数
のリフトが備わっている。このため、リフトの数に応じ
て改札ゲートを設け、かつ改札ゲート毎に係員を配置し
なければならないので、係員の数が増えるという問題点
があった。
のリフトが備わっている。このため、リフトの数に応じ
て改札ゲートを設け、かつ改札ゲート毎に係員を配置し
なければならないので、係員の数が増えるという問題点
があった。
【0006】本発明は以上の問題点を解決するためにな
されたもので、自動的にスムーズに改札を行うことがで
きる改札機を得ることを目的とする。
されたもので、自動的にスムーズに改札を行うことがで
きる改札機を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1は、被検出体を
検出したとき、電波を放射して該被検出体が担持してい
る非接触の記録媒体の内部データを受信又は記録媒体に
書込する非接触の検出装置の近傍に配置される改札機に
おいて、被検出体の押圧に対して所定角度範囲で追動す
るフラッパを、被検出体が当該機の後方に向かう経路を
阻止する方向に取り付け、被検出体の通過許可信号が入
力したときフラッパを経路から排除し、また被検出体が
当該機を出たときフラッパを経路を阻止する方向に復帰
させるフラッパ制御部と、当該機の後部の被検出体を検
出する位置に設けられ、被検出体を検出したとき検出信
号を送出する検出器と、非接触の検出装置が被検出体を
検出したとき、電波を放射させ、被接触の検出装置から
記録媒体の内部データが送出されると、内部データが正
規のデータの場合は、通過許可信号を出力すると共に使
用実績の更新を行って非接触の検出装置に電波を放射さ
せて更新値を記録媒体に書込させ、検出器から検出信号
が入力したとき、被検出体が当該機を出たと判定する主
制御部とを備えたことを要旨とする。
検出したとき、電波を放射して該被検出体が担持してい
る非接触の記録媒体の内部データを受信又は記録媒体に
書込する非接触の検出装置の近傍に配置される改札機に
おいて、被検出体の押圧に対して所定角度範囲で追動す
るフラッパを、被検出体が当該機の後方に向かう経路を
阻止する方向に取り付け、被検出体の通過許可信号が入
力したときフラッパを経路から排除し、また被検出体が
当該機を出たときフラッパを経路を阻止する方向に復帰
させるフラッパ制御部と、当該機の後部の被検出体を検
出する位置に設けられ、被検出体を検出したとき検出信
号を送出する検出器と、非接触の検出装置が被検出体を
検出したとき、電波を放射させ、被接触の検出装置から
記録媒体の内部データが送出されると、内部データが正
規のデータの場合は、通過許可信号を出力すると共に使
用実績の更新を行って非接触の検出装置に電波を放射さ
せて更新値を記録媒体に書込させ、検出器から検出信号
が入力したとき、被検出体が当該機を出たと判定する主
制御部とを備えたことを要旨とする。
【0008】請求項1においては、被検出体が非接触の
検出装置の検出器により検出されると、改札機の主制御
部が非接触の検出装置から電波を放射させて被検出体が
担持している記録媒体の内部データを受信させて送出さ
せる。
検出装置の検出器により検出されると、改札機の主制御
部が非接触の検出装置から電波を放射させて被検出体が
担持している記録媒体の内部データを受信させて送出さ
せる。
【0009】そして、この内部データが正規のデータか
どうかを判定し、正規の内部データの場合は、内部デー
タの使用実績を更新し、この更新値を非接触の検出装置
により記録媒体に書込させると共に、フラッパ制御部に
通過許可信号を送出し、かつ表示させる。
どうかを判定し、正規の内部データの場合は、内部デー
タの使用実績を更新し、この更新値を非接触の検出装置
により記録媒体に書込させると共に、フラッパ制御部に
通過許可信号を送出し、かつ表示させる。
【0010】フラッパ制御部は、通過許可信号が入力す
ると、フラッパを被検出体の経路から排除する。そし
て、被検出体が当該機の後部に設けた検出器から当該機
を出たことが知らせられると、フラッパを経路を阻止す
る方向に復帰させる。
ると、フラッパを被検出体の経路から排除する。そし
て、被検出体が当該機の後部に設けた検出器から当該機
を出たことが知らせられると、フラッパを経路を阻止す
る方向に復帰させる。
【0011】請求項2は、当該機の最上部で、かつフラ
ッパの手前に、磁気記録媒体を挿入させる挿入口を設
け、挿入された磁気記録媒体を内部に取り込み、正規の
一回券の場合は、この磁気記録媒体を後端から投函させ
て回収する磁気記録媒体読み取り部とを備えたことを要
旨とする。
ッパの手前に、磁気記録媒体を挿入させる挿入口を設
け、挿入された磁気記録媒体を内部に取り込み、正規の
一回券の場合は、この磁気記録媒体を後端から投函させ
て回収する磁気記録媒体読み取り部とを備えたことを要
旨とする。
【0012】請求項2においては、磁気記録媒体を持っ
た被検出体が非接触の検出装置の前に来ると、磁気記録
媒体読み取り部が改札機の最上部に挿入口を向けて設け
られているので、この挿入口から磁気記録媒体を挿入さ
せることが可能となる。
た被検出体が非接触の検出装置の前に来ると、磁気記録
媒体読み取り部が改札機の最上部に挿入口を向けて設け
られているので、この挿入口から磁気記録媒体を挿入さ
せることが可能となる。
【0013】そして、挿入された磁気記録媒体が読み込
みされ、この内部データが正規の一回券を示している場
合は、主制御部がフラッパ制御部に通過許可信号を送出
してフラッパを被検出体の経路から排除する。そして、
被検出体が当該機の後部に設けた検出器から当該機を出
たことが知らせられると、フラッパを経路を阻止する方
向に復帰させる。
みされ、この内部データが正規の一回券を示している場
合は、主制御部がフラッパ制御部に通過許可信号を送出
してフラッパを被検出体の経路から排除する。そして、
被検出体が当該機の後部に設けた検出器から当該機を出
たことが知らせられると、フラッパを経路を阻止する方
向に復帰させる。
【0014】請求項3は、磁気録媒体読み取り部は、挿
入口に連結される入力端を低くし、後端を高くして当該
機の最上部に設けられていることを要旨とする。
入口に連結される入力端を低くし、後端を高くして当該
機の最上部に設けられていることを要旨とする。
【0015】請求項4は、複数の磁気表示器を、平板に
鋸歯状に直線的に配列した磁気表示器部を、経路側に、
その表示面を向けて回動自在に当該機の最上部に設けた
ことを要旨とする。
鋸歯状に直線的に配列した磁気表示器部を、経路側に、
その表示面を向けて回動自在に当該機の最上部に設けた
ことを要旨とする。
【0016】請求項4においては、被検出体の通過する
経路に対して磁気表示器部を所定角度動かすだけで、被
検出体に対して複数の磁気表示器の文字を見やすくさせ
ることが可能となる。
経路に対して磁気表示器部を所定角度動かすだけで、被
検出体に対して複数の磁気表示器の文字を見やすくさせ
ることが可能となる。
【0017】請求項5は、フラッパ制御部は、直線状の
フラッパを、円柱形状のバネで連結し、バネの端部を箱
型の連結箱に固着し、連結箱を駆動部の回転軸に一辺が
固着されたコの字形状の挟板で連結箱を、水平方向に回
動自在に挟んで連結していることを要旨とする。
フラッパを、円柱形状のバネで連結し、バネの端部を箱
型の連結箱に固着し、連結箱を駆動部の回転軸に一辺が
固着されたコの字形状の挟板で連結箱を、水平方向に回
動自在に挟んで連結していることを要旨とする。
【0018】請求項5においては、回動軸の回転に伴っ
てフラッパが垂直に開閉される。またフラッパが押され
ると、連結箱と挟板とによってフラッパが水平に動き、
さらに押されると円柱状のバネが反発力を効かせながら
所定範囲で水平方向に動く。
てフラッパが垂直に開閉される。またフラッパが押され
ると、連結箱と挟板とによってフラッパが水平に動き、
さらに押されると円柱状のバネが反発力を効かせながら
所定範囲で水平方向に動く。
【0019】請求項6は、連結箱と挟板とは、それぞれ
の上面と下面とがコイルバネをとうしたピンで連結さ
れ、かつバー側の後方を向く連結箱の面縁と、この面の
隣りとなる挟板の縁に、ピンの幅分を有する開口を形成
するための側板を両縁に設けて、コイルバネの端を両縁
に引っかけて形成されていることを要旨とする。
の上面と下面とがコイルバネをとうしたピンで連結さ
れ、かつバー側の後方を向く連結箱の面縁と、この面の
隣りとなる挟板の縁に、ピンの幅分を有する開口を形成
するための側板を両縁に設けて、コイルバネの端を両縁
に引っかけて形成されていることを要旨とする。
【0020】請求項6においては、フラッパが押されて
バネの反発力が働くようになると、連結箱と挟板とを連
結するピンによってとうされたコイルバネが連結箱と挟
板の側板の両縁を押す。
バネの反発力が働くようになると、連結箱と挟板とを連
結するピンによってとうされたコイルバネが連結箱と挟
板の側板の両縁を押す。
【0021】請求項7は、主制御部は、磁気記録媒体読
み取り部が磁気記録媒体の挿入を検出すると、この磁気
記録媒体の内部データを判定し、所定のデータが書き込
まれているとき、投函させると共に、この磁気記録媒体
の券種数を計数することを要旨とする。
み取り部が磁気記録媒体の挿入を検出すると、この磁気
記録媒体の内部データを判定し、所定のデータが書き込
まれているとき、投函させると共に、この磁気記録媒体
の券種数を計数することを要旨とする。
【0022】請求項7においては、挿入された磁気記録
媒体は内部に取り込まれて内部データが読み込みされ、
この内部データが主制御部によって正規の一回券を示し
ているかどうかが確認される。
媒体は内部に取り込まれて内部データが読み込みされ、
この内部データが主制御部によって正規の一回券を示し
ているかどうかが確認される。
【0023】正規の一回券の場合は、主制御部がフラッ
パ制御部に通過許可信号を送出してフラッパを被検出体
の経路から排除する。そして、被検出体が当該機の後部
に設けた検出器から当該機を出たことが知らせられる
と、フラッパを経路を阻止する方向に復帰させる。
パ制御部に通過許可信号を送出してフラッパを被検出体
の経路から排除する。そして、被検出体が当該機の後部
に設けた検出器から当該機を出たことが知らせられる
と、フラッパを経路を阻止する方向に復帰させる。
【0024】請求項8は、記録媒体の内部データは、当
該機が改札を行う設備、場所の使用を許可するための基
本データと、記録媒体の使用実績データとからなり、主
制御部は、記録媒体の内部データが送出されたとき、予
め記憶されている基本データと基本データとが一致し、
かつ使用実績データの残度数又は残時間が所定の値を満
足しているとき正規のデータと判定することを要旨とす
る。
該機が改札を行う設備、場所の使用を許可するための基
本データと、記録媒体の使用実績データとからなり、主
制御部は、記録媒体の内部データが送出されたとき、予
め記憶されている基本データと基本データとが一致し、
かつ使用実績データの残度数又は残時間が所定の値を満
足しているとき正規のデータと判定することを要旨とす
る。
【0025】請求項8においては、記録媒体の基本デー
タが判定され、かつ使用実績データであるの残度数又は
残時間が判定される。そして、これが全て満足したとき
にフラッパが経路から排除される。
タが判定され、かつ使用実績データであるの残度数又は
残時間が判定される。そして、これが全て満足したとき
にフラッパが経路から排除される。
【0026】請求項9は、主制御部は、一致で残度数又
は残時間を満足すると判定したときは、使用実績データ
の残度数又は残時間を更新して、更新値を被接触の検出
装置から放射させると共に、磁気表示器部に送出して表
示させることを要旨とする。
は残時間を満足すると判定したときは、使用実績データ
の残度数又は残時間を更新して、更新値を被接触の検出
装置から放射させると共に、磁気表示器部に送出して表
示させることを要旨とする。
【0027】請求項9においては、記録媒体の基本デー
タが予め記憶されている基本データと一致し、かつ残度
数又は残時間を満足した場合は、記録媒体の残度数又は
残時間が更新され、この更新値が非接触の検出装置から
放射されて記録媒体に書き込まれると共に、磁気表示器
に更新した残度数又は残時間が表示される。
タが予め記憶されている基本データと一致し、かつ残度
数又は残時間を満足した場合は、記録媒体の残度数又は
残時間が更新され、この更新値が非接触の検出装置から
放射されて記録媒体に書き込まれると共に、磁気表示器
に更新した残度数又は残時間が表示される。
【0028】請求項10は、主制御部は、会社毎の券種
に対応する使用実績カウンタを備え、内部データが正規
のデータと判定したとき記録媒体の基本データが示す券
種に対応する会社の券種の使用実績カウンタを更新する
ことを要旨とする。
に対応する使用実績カウンタを備え、内部データが正規
のデータと判定したとき記録媒体の基本データが示す券
種に対応する会社の券種の使用実績カウンタを更新する
ことを要旨とする。
【0029】請求項10においては、複数の会社が遊技
設備等を管理していても、会社毎の券種毎に通過数をカ
ウントしているので、会社毎に券種の使用枚数を把握す
ることが可能である。
設備等を管理していても、会社毎の券種毎に通過数をカ
ウントしているので、会社毎に券種の使用枚数を把握す
ることが可能である。
【0030】請求項11は、使用実績データを書込み更
新するにあたり、使用実績データが、今回の更新時点よ
り以前に遡って所定の書込み更新サイクルにおいて書込
み更新されていないことを条件に、書込み更新を行うこ
とを要旨とする。
新するにあたり、使用実績データが、今回の更新時点よ
り以前に遡って所定の書込み更新サイクルにおいて書込
み更新されていないことを条件に、書込み更新を行うこ
とを要旨とする。
【0031】請求項11においては、被検出体が改札ゲ
ートの通過に手間取って比較的長時間改札ゲート付近に
滞っている間に、被検出体が持担している記録媒体と非
接触の検出装置とが複数回にわたり通信を行い得たとし
ても、主制御部は、同一の記録媒体に対して、初回の通
信時にはデータの更新を行うものの再度のデータ更新は
行わない。
ートの通過に手間取って比較的長時間改札ゲート付近に
滞っている間に、被検出体が持担している記録媒体と非
接触の検出装置とが複数回にわたり通信を行い得たとし
ても、主制御部は、同一の記録媒体に対して、初回の通
信時にはデータの更新を行うものの再度のデータ更新は
行わない。
【0032】請求項12は、制御部は、外部のコントロ
ーラからの命令を受信して解読し、解読した命令に応じ
た処理を行って外部のコントローラに、所望のデータを
送信する通信機能を有することを要旨とする。
ーラからの命令を受信して解読し、解読した命令に応じ
た処理を行って外部のコントローラに、所望のデータを
送信する通信機能を有することを要旨とする。
【0033】請求項12においては、外部のコントロー
ラから改札機の現在の稼働状況又は被検出体の通過数が
券種毎に把握することが可能となる。
ラから改札機の現在の稼働状況又は被検出体の通過数が
券種毎に把握することが可能となる。
【0034】
【発明の実施の形態】図1は本実施の形態の改札機の概
略構成図である。図1に示す改札機1は、非接触の検出
装置3が人体を検出したとき、非接触の検出装置3のア
ンテナを駆動させて、非接触のリフト券カード5の内部
データを送信させる。そして、この内部データの判定を
行い、改札機1(ゲートともいう)を通過できるときは
フラッパを下げて通過させる。
略構成図である。図1に示す改札機1は、非接触の検出
装置3が人体を検出したとき、非接触の検出装置3のア
ンテナを駆動させて、非接触のリフト券カード5の内部
データを送信させる。そして、この内部データの判定を
行い、改札機1(ゲートともいう)を通過できるときは
フラッパを下げて通過させる。
【0035】このとき、内部データの内容を解析し、表
示部に残り時間、残り度数等を表示すると共に、リフト
券カード5の内部データを更新する。また、外部との通
信を行って現在の状況を知らせる。
示部に残り時間、残り度数等を表示すると共に、リフト
券カード5の内部データを更新する。また、外部との通
信を行って現在の状況を知らせる。
【0036】リフト券カード5は、発振機能と内部メモ
リを備え、この内部メモリは図2に示すように複数ペー
ジ領域に分かれ、1ページ領域(P1)には基本データ
が、2ページ領域(P2)には、使用実績データが書き
込まれている。
リを備え、この内部メモリは図2に示すように複数ペー
ジ領域に分かれ、1ページ領域(P1)には基本データ
が、2ページ領域(P2)には、使用実績データが書き
込まれている。
【0037】1ページ領域(P1)に書き込まれている
基本データは、図2に示すようにスキー場コード(1)
と、本装置を管理運営している会社の会社コード(2)
と、券種コード(3)等からなっている。この券種コー
ド(3)は大人券、子供券、時間券、一日券、期間券、
共通券(会社に関係なく全ての設備を使用できる券)、
一回券の区別がある。
基本データは、図2に示すようにスキー場コード(1)
と、本装置を管理運営している会社の会社コード(2)
と、券種コード(3)等からなっている。この券種コー
ド(3)は大人券、子供券、時間券、一日券、期間券、
共通券(会社に関係なく全ての設備を使用できる券)、
一回券の区別がある。
【0038】また、2ページ領域(P2)に書き込まれ
る使用実績データは、改札機1のシリアルNO(12)
と、使用度数(13)と、使用日数(14)等からなっ
ている。
る使用実績データは、改札機1のシリアルNO(12)
と、使用度数(13)と、使用日数(14)等からなっ
ている。
【0039】<各部の構成>改札機1は、非接触の検出
装置3、磁気カードである一回券をリードするカードリ
ーダ部7、表示制御部9、フラッパコントローラ11等
を制御する主制御部13を備えている。これらの各部
は、主電源15からの電力を各部が必要とする所望の直
流電圧に変換するサブ電源17に接続されている。ま
た、主電源15には内部に一定温度にするヒータ部18
が接続され、サブ電源部17には、表示器を暖めるため
の表示器用ヒータ部20と、カードコントローラ7側に
一定温度の温風を送付するヒータ部22とが接続されて
いる。
装置3、磁気カードである一回券をリードするカードリ
ーダ部7、表示制御部9、フラッパコントローラ11等
を制御する主制御部13を備えている。これらの各部
は、主電源15からの電力を各部が必要とする所望の直
流電圧に変換するサブ電源17に接続されている。ま
た、主電源15には内部に一定温度にするヒータ部18
が接続され、サブ電源部17には、表示器を暖めるため
の表示器用ヒータ部20と、カードコントローラ7側に
一定温度の温風を送付するヒータ部22とが接続されて
いる。
【0040】すなわち、主電源15の投入に伴って、こ
れらのヒータが動作するようにされている。
れらのヒータが動作するようにされている。
【0041】さらに、監視小屋に配置されている外部の
コントローラ(図示せず)に、メッセージを通報するた
めのインターホーン24が取り付けられている。
コントローラ(図示せず)に、メッセージを通報するた
めのインターホーン24が取り付けられている。
【0042】非接触の検出装置3は、電波を放射するア
ンテナ28と、改札機1と通信を行いながらアンテナ2
8を駆動するアンテナコントローラ29と、内部を一定
温度に保つヒータ部30と、スキーヤがアンテナ28の
前に位置していることを検出する人体検出用センサA、
B等を備えている。
ンテナ28と、改札機1と通信を行いながらアンテナ2
8を駆動するアンテナコントローラ29と、内部を一定
温度に保つヒータ部30と、スキーヤがアンテナ28の
前に位置していることを検出する人体検出用センサA、
B等を備えている。
【0043】改札機1のカードリーダ部7は、磁気カー
ドである一回券のリフト券カード8を水平搬送し、所定
位置に到達したリフト券カード8の内部データを読み込
んで主制御部13に送出し、この主制御部13からの指
示に基づいて一回券のリフト券カード8を後段に搬送し
て後述するカード収納部に投函したり、挿入口から返却
する。また、このカード収納部にはカード満杯検出セン
サ32が設けられている。
ドである一回券のリフト券カード8を水平搬送し、所定
位置に到達したリフト券カード8の内部データを読み込
んで主制御部13に送出し、この主制御部13からの指
示に基づいて一回券のリフト券カード8を後段に搬送し
て後述するカード収納部に投函したり、挿入口から返却
する。また、このカード収納部にはカード満杯検出セン
サ32が設けられている。
【0044】また、カードリーダ部7には、カード詰ま
り又は搬送誤り、カード収納部が満杯になったときに、
挿入口からの挿入を阻止するシャッタ機構(図示せず)
が設けられている。
り又は搬送誤り、カード収納部が満杯になったときに、
挿入口からの挿入を阻止するシャッタ機構(図示せず)
が設けられている。
【0045】表示制御部9は、7セグ表示の磁気反転表
示器35と、表示器ファン36とが接続され、主制御部
13からの指示に基づいて表示器ファン36を回しなが
ら磁気反転表示器35を制御する。
示器35と、表示器ファン36とが接続され、主制御部
13からの指示に基づいて表示器ファン36を回しなが
ら磁気反転表示器35を制御する。
【0046】フラッパコントローラ11は、不正進入セ
ンサ39、赤点灯のライト40と、緑点灯のライト41
と、フラッパの位置を検出するフラッパ位置センサS
1、S2と、フラッパを駆動するフラッパ用のモータM
が接続されている。
ンサ39、赤点灯のライト40と、緑点灯のライト41
と、フラッパの位置を検出するフラッパ位置センサS
1、S2と、フラッパを駆動するフラッパ用のモータM
が接続されている。
【0047】そして、フラッパ位置センサS1、S2か
らの信号と、不正進入センサの信号を主制御部13に送
出しながら主制御部13の指示に基づいてフラッパモー
タMを駆動し、かつライト40、41のいずれかを点灯
させる。
らの信号と、不正進入センサの信号を主制御部13に送
出しながら主制御部13の指示に基づいてフラッパモー
タMを駆動し、かつライト40、41のいずれかを点灯
させる。
【0048】主制御部13は、非接触の検出装置3の人
体検出用センサAが人体を検出すると、非接触の検出装
置3のアンテナコントローラ29に対して内部データを
読み取りさせる信号を送出して内部データを読み、通過
可能かどうかを判定する。
体検出用センサAが人体を検出すると、非接触の検出装
置3のアンテナコントローラ29に対して内部データを
読み取りさせる信号を送出して内部データを読み、通過
可能かどうかを判定する。
【0049】そして、通過可能と判定したときは、アン
テナコントローラ29に所定のデータを書込させる書込
信号を送出した後にフラッパコントローラ11に対して
通過許可信号を送出する。このとき主制御部13は、リ
フト券カードの内部データの度数を減算し、減算した度
数を表示制御部に送出して磁気反転表示器に表示させ
る。
テナコントローラ29に所定のデータを書込させる書込
信号を送出した後にフラッパコントローラ11に対して
通過許可信号を送出する。このとき主制御部13は、リ
フト券カードの内部データの度数を減算し、減算した度
数を表示制御部に送出して磁気反転表示器に表示させ
る。
【0050】また、一回券のリフト券カード8が挿入口
に挿入されると、磁気記録媒体読み取り部であるカード
リーダ部7に取り込み信号を送出して内部に搬送させ、
カードリーダ部7からの一回券のリフト券カード8の内
部データを判定し、通過可能な一回券の場合は使用済み
コードを書込させてカード収納部に投函させると共に、
フラッパコントローラ11に通過許可信号を送出する。
に挿入されると、磁気記録媒体読み取り部であるカード
リーダ部7に取り込み信号を送出して内部に搬送させ、
カードリーダ部7からの一回券のリフト券カード8の内
部データを判定し、通過可能な一回券の場合は使用済み
コードを書込させてカード収納部に投函させると共に、
フラッパコントローラ11に通過許可信号を送出する。
【0051】さらに、読み込んだカードが通過許可する
カードの場合は、その券種に応じた通過人数を累積す
る。
カードの場合は、その券種に応じた通過人数を累積す
る。
【0052】また、主制御部13は、外部からのコント
ローラからの時刻、判定するリフト券カードの基本デー
タ、フラッパ制御のコマンド等を受信し、かつ稼働状況
を所定の形式で外部のコントローラに転送する通信機能
を備えている。
ローラからの時刻、判定するリフト券カードの基本デー
タ、フラッパ制御のコマンド等を受信し、かつ稼働状況
を所定の形式で外部のコントローラに転送する通信機能
を備えている。
【0053】さらに、主制御部13は、エラーの種類を
表示させるためのLCDが接続されている。
表示させるためのLCDが接続されている。
【0054】さらに、監視小屋に配置されているコント
ローラ(図示せず)に、メッセージを通報するためのイ
ンターホーン24と、フラッパ強制解放SWと、システ
ムリセットSWと、通過しようとするスキーヤにメッセ
ージを伝えるためのスピーカ25が取り付けられてい
る。
ローラ(図示せず)に、メッセージを通報するためのイ
ンターホーン24と、フラッパ強制解放SWと、システ
ムリセットSWと、通過しようとするスキーヤにメッセ
ージを伝えるためのスピーカ25が取り付けられてい
る。
【0055】非接触の検出装置3は、電波を放射するア
ンテナ28と、改札機1と通信を行いながらアンテナ2
8を駆動するアンテナコントローラ29と、内部を一定
温度に保つヒータ部30と、スキーヤの入力を検出する
検出用のセンサAと、スキーヤの出力を検出するセンサ
B等を備えている。
ンテナ28と、改札機1と通信を行いながらアンテナ2
8を駆動するアンテナコントローラ29と、内部を一定
温度に保つヒータ部30と、スキーヤの入力を検出する
検出用のセンサAと、スキーヤの出力を検出するセンサ
B等を備えている。
【0056】この非接触の検出装置3及び改札機1は、
以下に説明する外観を有して配置される場合が多い。
以下に説明する外観を有して配置される場合が多い。
【0057】図3は非接触の検出装置3と改札機1とを
配置したときの上面図である。図4は非接触の検出装置
3と改札機1とを配置したときの正面図である。図5は
図3の通過方向から見た側面図である。これらの図に示
すように非接触の検出装置3は2本の支柱で支えられF
RPカバーで覆われて、改札機1の手前に配置されてい
る。また、改札機1はフラッパ45を正面に備えてFR
Pで覆われ、このフラッパ45がフラッパ収納口46に
納められるようにされている。また、最上面48に磁気
反転表示器35を備えている。この磁気反転表示器35
は、改札機1の最上面48に回動可能に取り付けられて
いる。
配置したときの上面図である。図4は非接触の検出装置
3と改札機1とを配置したときの正面図である。図5は
図3の通過方向から見た側面図である。これらの図に示
すように非接触の検出装置3は2本の支柱で支えられF
RPカバーで覆われて、改札機1の手前に配置されてい
る。また、改札機1はフラッパ45を正面に備えてFR
Pで覆われ、このフラッパ45がフラッパ収納口46に
納められるようにされている。また、最上面48に磁気
反転表示器35を備えている。この磁気反転表示器35
は、改札機1の最上面48に回動可能に取り付けられて
いる。
【0058】この改札機1は、上記説明の各部を図6に
示すように内部に配置している。図6に示すように、改
札機1の最上部47に一回券用のカードリーダ部7を斜
めに設けている。これは、カード挿入口49から雨が内
部に入り込むことを防ぐためである。また、カードリー
ダ部7の後端50の下方にはカード収納部51が設けら
れ、このカード収納部51には満杯検出センサ32が設
けられている。
示すように内部に配置している。図6に示すように、改
札機1の最上部47に一回券用のカードリーダ部7を斜
めに設けている。これは、カード挿入口49から雨が内
部に入り込むことを防ぐためである。また、カードリー
ダ部7の後端50の下方にはカード収納部51が設けら
れ、このカード収納部51には満杯検出センサ32が設
けられている。
【0059】さらに、最上部47の後端には、表示制御
部9と、ヒータ部22とが設けられている。このヒータ
部22は、表示制御部9の後ろに斜めに設けられ、温風
を最上面48側に吹き付ける。
部9と、ヒータ部22とが設けられている。このヒータ
部22は、表示制御部9の後ろに斜めに設けられ、温風
を最上面48側に吹き付ける。
【0060】また、主制御部13と、主電源部15と、
サブ電源部17と、フラッパコントローラ11と、フラ
ッパモータMと、ヒータ18等は、最上部47の下方に
設けられた平板51に取り付けられている。
サブ電源部17と、フラッパコントローラ11と、フラ
ッパモータMと、ヒータ18等は、最上部47の下方に
設けられた平板51に取り付けられている。
【0061】また、主制御部13と、フラッパコントロ
ーラ11と、フラッパモータMとは、防護シート53で
覆われている。この防護シート53は、1mm程度のア
クリル材で生成され、斜めに発砲ウレタンで生成した厚
さ10mm程度ののバー55が固着されている。
ーラ11と、フラッパモータMとは、防護シート53で
覆われている。この防護シート53は、1mm程度のア
クリル材で生成され、斜めに発砲ウレタンで生成した厚
さ10mm程度ののバー55が固着されている。
【0062】すなわち、最上部47から落ちる水滴をこ
の防護シート53で受けてバー55で筐体の側面58に
流すようにすることで、主要な電気系を保護している。
の防護シート53で受けてバー55で筐体の側面58に
流すようにすることで、主要な電気系を保護している。
【0063】さらに、最上部47の後面59にはLCD
と、システムリセットスイッチSWと、フラッパ強制解
放SWとが設けられている。
と、システムリセットスイッチSWと、フラッパ強制解
放SWとが設けられている。
【0064】次に、フラッパ45について説明する。図
7は図5のAーA方向から見たときの平面図である。図
7に示すように、フラッパモータMが連結ギヤ58で軸
棒61に連結され、この軸棒61がコの字形状の軸受け
63に固着されている。
7は図5のAーA方向から見たときの平面図である。図
7に示すように、フラッパモータMが連結ギヤ58で軸
棒61に連結され、この軸棒61がコの字形状の軸受け
63に固着されている。
【0065】この軸受け63の一方の平板63aはピン
ナット63bで軸棒61に固着されているが他方の平板
63cは軸棒61に摺動自在に取り付けられている。
ナット63bで軸棒61に固着されているが他方の平板
63cは軸棒61に摺動自在に取り付けられている。
【0066】また、軸受け63dには不正進入検出用の
近接センサ64が取り付けられている。
近接センサ64が取り付けられている。
【0067】さらに、軸受け63には箱型に形成された
フラッパ金具67が固着されている。このフラッパ金具
67は4隅の一方にかけ71を形成した箱69を、コの
字型のブラケット68で覆い、このブラケット68を軸
受け63に固着している。
フラッパ金具67が固着されている。このフラッパ金具
67は4隅の一方にかけ71を形成した箱69を、コの
字型のブラケット68で覆い、このブラケット68を軸
受け63に固着している。
【0068】また、箱69の底板と上板とは中央に貫通
孔が設けられ、かつブラケット68の上板と底板も中央
に貫通孔が設けられている。そして、これらの貫通孔を
ピン70で貫通されてブラケット68と箱69とを連結
している。
孔が設けられ、かつブラケット68の上板と底板も中央
に貫通孔が設けられている。そして、これらの貫通孔を
ピン70で貫通されてブラケット68と箱69とを連結
している。
【0069】さらに、箱69内には、コイルバネ73が
設けられ、このコイルバネ73をピン70が貫通させて
いる。また、ブラケット68の上板と底板の一方の側に
は側面板76が設けられ、この側面板76にコイルバネ
73の端を引っかけるための溝が刻まれている。
設けられ、このコイルバネ73をピン70が貫通させて
いる。また、ブラケット68の上板と底板の一方の側に
は側面板76が設けられ、この側面板76にコイルバネ
73の端を引っかけるための溝が刻まれている。
【0070】また、箱69のかけ71に至るまでの側面
板75にもコイルバネ73の端を引っかけるための溝が
刻まれている。
板75にもコイルバネ73の端を引っかけるための溝が
刻まれている。
【0071】そして、コイルバネ73の両端は、前述の
ブラケット68の側面板76の溝と箱の側面板75の溝
に引っかけられている。
ブラケット68の側面板76の溝と箱の側面板75の溝
に引っかけられている。
【0072】このように形成されたフラッパ金具67
は、バネ77に固着され、このバネ77がフラッパホル
ダ78に収納されて固着されている。これらを総称して
フラッパ制御部ともいう。
は、バネ77に固着され、このバネ77がフラッパホル
ダ78に収納されて固着されている。これらを総称して
フラッパ制御部ともいう。
【0073】すなわち、フラッパ制御部は、フラッパ4
5がスキーヤ等によって通過方向におされたときは、バ
ネ77及びコイルバネ73によって通過方向に動くよう
にし、所定角度(例えば30度)に到達したとき、コイ
ルバネ73を効かせながら元の位置に戻すようにしてい
る。そして、さらに所定角度を越えてもフラッパ45が
押されたときは、コイルバネ73の反発力で不正進入セ
ンサ64を起動させるようにしている。
5がスキーヤ等によって通過方向におされたときは、バ
ネ77及びコイルバネ73によって通過方向に動くよう
にし、所定角度(例えば30度)に到達したとき、コイ
ルバネ73を効かせながら元の位置に戻すようにしてい
る。そして、さらに所定角度を越えてもフラッパ45が
押されたときは、コイルバネ73の反発力で不正進入セ
ンサ64を起動させるようにしている。
【0074】次に、磁気反転表示部35を説明する。図
8は磁気反転表示部35の数字板を強調した上面図であ
る。図8に示すように、表示板80はL型の板で形成さ
れ、この板に7セグの磁気方式の表示器81が4枚垂直
に取り付けられている。これらの磁気方式の表示器81
は通過方向軸に対してそれぞれ20度の角度を有して取
り付けられている。
8は磁気反転表示部35の数字板を強調した上面図であ
る。図8に示すように、表示板80はL型の板で形成さ
れ、この板に7セグの磁気方式の表示器81が4枚垂直
に取り付けられている。これらの磁気方式の表示器81
は通過方向軸に対してそれぞれ20度の角度を有して取
り付けられている。
【0075】従って、磁気判定表示器35を通過方向に
対して少し傾けるだけで、スキーヤは容易に残り度数等
が分かる。
対して少し傾けるだけで、スキーヤは容易に残り度数等
が分かる。
【0076】上記のように構成された改札機について以
下に動作を説明する。初めに、改札機1の主制御部13
は、電源の投入に伴って、各部をチェックしてカウンタ
等をクリアする初期設定を行う。そして、外部のコント
ローラからのコマンド又はシステムリセットスイッチS
W、メンテナンススイッチの操作があるかどうかを判定
し、コントローラからのコマンドが業務開始を示してい
る場合は、コントローラから現在時間、及びリフト券カ
ード並びに一回券のリフト券カード8の基本データを送
出させて内部のメモリに設定し、以下に説明する通常処
理を行う。また、いずれかのスイッチの操作があったと
きは、コントローラからのコマンドを受け付けて停止し
てスイッチ操作に基づく処理を優先させる。
下に動作を説明する。初めに、改札機1の主制御部13
は、電源の投入に伴って、各部をチェックしてカウンタ
等をクリアする初期設定を行う。そして、外部のコント
ローラからのコマンド又はシステムリセットスイッチS
W、メンテナンススイッチの操作があるかどうかを判定
し、コントローラからのコマンドが業務開始を示してい
る場合は、コントローラから現在時間、及びリフト券カ
ード並びに一回券のリフト券カード8の基本データを送
出させて内部のメモリに設定し、以下に説明する通常処
理を行う。また、いずれかのスイッチの操作があったと
きは、コントローラからのコマンドを受け付けて停止し
てスイッチ操作に基づく処理を優先させる。
【0077】本例では、コントローラが業務開始コマン
ドを送出した後に行う通常の運用処理を図9を用いて説
明する。
ドを送出した後に行う通常の運用処理を図9を用いて説
明する。
【0078】主制御部13は、非接触の検出装置1の人
体検出センサA又はBから人体検出信号A又はBの入力
があるかどうかを待つ(S2)。ステップS1で人体検
出信号Aの入力があると判定したときは、非接触の検出
装置1のアンテナコントローラ29を用いてリフト券カ
ード5の内部データを読み取らせて改札機1側に送出さ
せ、内部データが正しく読み込まれたかどうかを判定す
る(S3)。ステップS3において、内部データが正し
く読み込まれないと判定したときは、正しく内部データ
が読み込まれるまでリトライを繰り返す。このリトライ
は、最大3秒間である。
体検出センサA又はBから人体検出信号A又はBの入力
があるかどうかを待つ(S2)。ステップS1で人体検
出信号Aの入力があると判定したときは、非接触の検出
装置1のアンテナコントローラ29を用いてリフト券カ
ード5の内部データを読み取らせて改札機1側に送出さ
せ、内部データが正しく読み込まれたかどうかを判定す
る(S3)。ステップS3において、内部データが正し
く読み込まれないと判定したときは、正しく内部データ
が読み込まれるまでリトライを繰り返す。このリトライ
は、最大3秒間である。
【0079】上述のデータ読込み処理を実行したにもか
かわらず、前記所定時間に亘りデータ読込みに失敗する
と、主制御部13は、リフト券カードのデータ読取りに
何等かの異常があると判断し、後述する読取り異常処理
(サブルーチン1、以下、SUB1という。)を実行後
にS1の処理に戻る。
かわらず、前記所定時間に亘りデータ読込みに失敗する
と、主制御部13は、リフト券カードのデータ読取りに
何等かの異常があると判断し、後述する読取り異常処理
(サブルーチン1、以下、SUB1という。)を実行後
にS1の処理に戻る。
【0080】このような処理は、磁気カードであるリフ
ト券カード8がカードリーダ部7に挿入された場合でも
同様である。
ト券カード8がカードリーダ部7に挿入された場合でも
同様である。
【0081】また、ステップS2におけるデータ読込み
処理において、リフト券カードのデータ読込みに成功す
ると、主制御部13は、リフト券カードの内部データの
解読を行う。また、一回券のリフト券カード8がカード
リーダ部7に挿入された場合は、カードリーダ部7はこ
のリフト券カード8の内部データを主制御部13に送出
する。
処理において、リフト券カードのデータ読込みに成功す
ると、主制御部13は、リフト券カードの内部データの
解読を行う。また、一回券のリフト券カード8がカード
リーダ部7に挿入された場合は、カードリーダ部7はこ
のリフト券カード8の内部データを主制御部13に送出
する。
【0082】次に、出力された内部データの券種コード
が一回券又は通常のリフト券を示しているかどうかを判
定する(S4)。
が一回券又は通常のリフト券を示しているかどうかを判
定する(S4)。
【0083】ステップS4において、一回券のリフト券
カード8であると判定したときは、主制御部13は、こ
の1回券データの内部データと予め設定されている一回
券の基本データと比較する1回券データ比較処理(サブ
ルーチンSUB2)を実行する。このとき、主制御部1
3は、スピーカから「一回券用のカードリーダに挿入指
示のメーセージ」を発生させる。
カード8であると判定したときは、主制御部13は、こ
の1回券データの内部データと予め設定されている一回
券の基本データと比較する1回券データ比較処理(サブ
ルーチンSUB2)を実行する。このとき、主制御部1
3は、スピーカから「一回券用のカードリーダに挿入指
示のメーセージ」を発生させる。
【0084】次に、この比較結果に基づいてこの1回券
が利用可能か否かの判定を行う(S5)。ステップS5
における判定の結果、1回券が利用不可能であると判定
されると、主制御部13は、この1回券の異常の理由を
表示させる等の異常状態に応じた処理を行う後述の各種
異常処理(サブルーチンSUB3)を実行し、この実行
後にS1に戻る。
が利用可能か否かの判定を行う(S5)。ステップS5
における判定の結果、1回券が利用不可能であると判定
されると、主制御部13は、この1回券の異常の理由を
表示させる等の異常状態に応じた処理を行う後述の各種
異常処理(サブルーチンSUB3)を実行し、この実行
後にS1に戻る。
【0085】ステップS5において利用可能な一回券と
判定したときは、主制御部13は、カードリーダ部7に
対してリフト券カード8を内部に挿入させる指令を送出
して、カード収納部に投函させて回収する(S6)。
判定したときは、主制御部13は、カードリーダ部7に
対してリフト券カード8を内部に挿入させる指令を送出
して、カード収納部に投函させて回収する(S6)。
【0086】また、ステップS4で通常のリフト券カー
ド5と判定されたときは、主制御部13は、前回の処理
においてリフト券カード5のデータ書込みが行われたか
否かを判定する(S7)。ステップS7における書込み
判定の結果、前回の一連の処理においてリフト券カード
5の内部データ書込みが行われていないと判定すると、
主制御部13は、前回書込んだ内部データと今回読込ん
だ内部デ−タとを比較することにより、リフト券カード
5の内部データは更新済みか否かの判定を行い(S
8)、この判定の結果、リフト券カード5は前回におい
て内部データを更新済みであると判定すると、主制御部
13は、フラッパ45を開放位置に駆動させる処理を行
う。
ド5と判定されたときは、主制御部13は、前回の処理
においてリフト券カード5のデータ書込みが行われたか
否かを判定する(S7)。ステップS7における書込み
判定の結果、前回の一連の処理においてリフト券カード
5の内部データ書込みが行われていないと判定すると、
主制御部13は、前回書込んだ内部データと今回読込ん
だ内部デ−タとを比較することにより、リフト券カード
5の内部データは更新済みか否かの判定を行い(S
8)、この判定の結果、リフト券カード5は前回におい
て内部データを更新済みであると判定すると、主制御部
13は、フラッパ45を開放位置に駆動させる処理を行
う。
【0087】ステップS7において書込み判定を行う趣
旨は、一連の処理が正常に行われている場合には、前回
の処理においてリフト券カード5の内部データ書込みが
行われるのが通常であることを前提として、このステッ
プS7により、一連の処理が通常状態にあるか、又は、
通常状態にないのかのふるいわけをするためである。
旨は、一連の処理が正常に行われている場合には、前回
の処理においてリフト券カード5の内部データ書込みが
行われるのが通常であることを前提として、このステッ
プS7により、一連の処理が通常状態にあるか、又は、
通常状態にないのかのふるいわけをするためである。
【0088】このステップS7及び至S8における一連
の処理により、前回の処理の流れにおいてリフト券カー
ド5の内部データ書込みが行われていないが、リフト券
カード5の内部データは更新済みであると判定すると、
主制御部13は、再度のデータ更新は行わずに、フラッ
パコントローラ11に制御信号を送出してフラッパ45
を開放位置に駆動させてスキーヤを通過させる。
の処理により、前回の処理の流れにおいてリフト券カー
ド5の内部データ書込みが行われていないが、リフト券
カード5の内部データは更新済みであると判定すると、
主制御部13は、再度のデータ更新は行わずに、フラッ
パコントローラ11に制御信号を送出してフラッパ45
を開放位置に駆動させてスキーヤを通過させる。
【0089】従って、初心者のスキーヤなどが改札機1
の通過に手間取って比較的長時間改札機1付近に滞って
いる間に、リフト券カード5が非接触の検出装置3と複
数回にわたり内部データの受信を得たとしても、主制御
部13は、同一のリフト券カードに対して、初回の通信
時には内部データの更新を行うものの再度の内部データ
更新は行わない。
の通過に手間取って比較的長時間改札機1付近に滞って
いる間に、リフト券カード5が非接触の検出装置3と複
数回にわたり内部データの受信を得たとしても、主制御
部13は、同一のリフト券カードに対して、初回の通信
時には内部データの更新を行うものの再度の内部データ
更新は行わない。
【0090】この結果、主制御部13は、実際の搭乗回
数に対応した度数分だけリフト券カード5より度数を差
引くことが可能となる。
数に対応した度数分だけリフト券カード5より度数を差
引くことが可能となる。
【0091】また、ステップS8における書込み判定の
結果、前回の処理においてリフト券カード5の内部デー
タ書込みが行われていると判定すると、又は、ステップ
S8における判定の結果、リフト券カード5は前回デー
タ更新をしていないと判定すると、主制御部13は、リ
フト券カード5より読込んだデータの基本データを予め
記憶している基本データと比較する後述のデータ比較処
理(サブルーチンSUB4)を実行し、この比較結果に
基づいてリフト券カード5が利用可能か否かの判定を行
う(S9)。
結果、前回の処理においてリフト券カード5の内部デー
タ書込みが行われていると判定すると、又は、ステップ
S8における判定の結果、リフト券カード5は前回デー
タ更新をしていないと判定すると、主制御部13は、リ
フト券カード5より読込んだデータの基本データを予め
記憶している基本データと比較する後述のデータ比較処
理(サブルーチンSUB4)を実行し、この比較結果に
基づいてリフト券カード5が利用可能か否かの判定を行
う(S9)。
【0092】この判定の結果、リフト券カード5が利用
不可であると判定されると、主制御部13は、このリフ
ト券カード5の異常理由を表示させる等の異常状態に応
じた処理を行う後述の各種異常処理(サブルーチンSU
B5)を実行し、この実行後にS1に戻る。
不可であると判定されると、主制御部13は、このリフ
ト券カード5の異常理由を表示させる等の異常状態に応
じた処理を行う後述の各種異常処理(サブルーチンSU
B5)を実行し、この実行後にS1に戻る。
【0093】一方、ステップS9における判定の結果、
リフト券カード5が利用可能であると判定されると、主
制御部13は、リフト券カード5の内部データの基本デ
ータである券種データ、スキー場コード、会社コード、
並びに使用実績データである残り度数/残り時間等を書
込み更新する後述のデータ書込み処理を実行(サブルー
チンSUB6)し、この実行後に、主制御部13は、サ
ブルーチンSUB6におけるデータ書込みが成功したか
否かの判定を行う(S10)。この判定の結果、データ
書込みが失敗したと判定されると、後述するサブルーチ
ンSUB7の書込み異常処理を実行後にS1に戻る。な
お、サブルーチンSUB6の内部データ書込み処理は、
初回の内部データ書込みに失敗すると、ステップS1に
戻って初めから処理を繰り返す。この繰り返しの回数
は、この初回のデータ書込み処理を含んで、例えば3回
を上限に繰返しデータ書込み処理が実行されるように設
定する。
リフト券カード5が利用可能であると判定されると、主
制御部13は、リフト券カード5の内部データの基本デ
ータである券種データ、スキー場コード、会社コード、
並びに使用実績データである残り度数/残り時間等を書
込み更新する後述のデータ書込み処理を実行(サブルー
チンSUB6)し、この実行後に、主制御部13は、サ
ブルーチンSUB6におけるデータ書込みが成功したか
否かの判定を行う(S10)。この判定の結果、データ
書込みが失敗したと判定されると、後述するサブルーチ
ンSUB7の書込み異常処理を実行後にS1に戻る。な
お、サブルーチンSUB6の内部データ書込み処理は、
初回の内部データ書込みに失敗すると、ステップS1に
戻って初めから処理を繰り返す。この繰り返しの回数
は、この初回のデータ書込み処理を含んで、例えば3回
を上限に繰返しデータ書込み処理が実行されるように設
定する。
【0094】ステップS10で書込が済んだと判定した
ときは、主制御部13は、フラッパコントローラ11に
制御信号を送出してフラッパ45を開放位置に駆動させ
る処理を実行する(S12)。フラッパ45の開放位置
への駆動後、主制御部13は、退出検知センサCよりの
退出検知信号Cの入力を待つ(S13)。 この退出検
知信号Cが入力されると、つまり、退出検知センサCが
ゲートよりの退場を検出すると、主制御部13は、フラ
ッパ45を閉止位置に駆動させる処理を実行(S15)
後にステップS1に戻る。
ときは、主制御部13は、フラッパコントローラ11に
制御信号を送出してフラッパ45を開放位置に駆動させ
る処理を実行する(S12)。フラッパ45の開放位置
への駆動後、主制御部13は、退出検知センサCよりの
退出検知信号Cの入力を待つ(S13)。 この退出検
知信号Cが入力されると、つまり、退出検知センサCが
ゲートよりの退場を検出すると、主制御部13は、フラ
ッパ45を閉止位置に駆動させる処理を実行(S15)
後にステップS1に戻る。
【0095】なお、主制御部13は、図示しないタイマ
を備えており、このタイマを適宜用いて、退出検出セン
サCより人体検出信号が主制御部13に入力されなくな
ってから所定時間、例えば1秒経過後であって、さらに
所定時間、例えば3秒経過するか、又は退出検知センサ
Cより退出検知信号が主制御部13に入力されるかのい
ずれか一方の成立を条件に、フラッパ45を閉止位置に
駆動させる。
を備えており、このタイマを適宜用いて、退出検出セン
サCより人体検出信号が主制御部13に入力されなくな
ってから所定時間、例えば1秒経過後であって、さらに
所定時間、例えば3秒経過するか、又は退出検知センサ
Cより退出検知信号が主制御部13に入力されるかのい
ずれか一方の成立を条件に、フラッパ45を閉止位置に
駆動させる。
【0096】ここで、退出検出センサCより人体検出信
号が主制御部13に入力されなくなってから所定の遅延
時間をおく趣旨は、例えば、あるスキーヤが改札機1に
入場した時において、リフト乗り場の混雑によりこのス
キーヤの前に改札機1を既に通過したスキーヤがまだ滞
留しており、退出検知センサCより退出検知信号Cが主
制御部13に継続して入力されている場合を考える。
号が主制御部13に入力されなくなってから所定の遅延
時間をおく趣旨は、例えば、あるスキーヤが改札機1に
入場した時において、リフト乗り場の混雑によりこのス
キーヤの前に改札機1を既に通過したスキーヤがまだ滞
留しており、退出検知センサCより退出検知信号Cが主
制御部13に継続して入力されている場合を考える。
【0097】この場合、もしこの所定時間を設けていな
ければ、すなわち、退出検出センサCより人体検出信号
が主制御部13に入力されなくなり、かつ、退出検知セ
ンサCより退出検知信号が主制御部13に入力されるこ
と条件に、フラッパ45を閉止位置に駆動させると、主
制御部13は、前記したあるスキーヤがまだフラッパ4
5を通過していないにもかかわらず、フラッパ45を閉
止位置に駆動させてしまうことが起こり得るからであ
る。このことから、この所定の遅延時間は、リフト乗り
場が混雑していても、スキーヤがゲートを円滑に通過で
きることを考慮して決定される。
ければ、すなわち、退出検出センサCより人体検出信号
が主制御部13に入力されなくなり、かつ、退出検知セ
ンサCより退出検知信号が主制御部13に入力されるこ
と条件に、フラッパ45を閉止位置に駆動させると、主
制御部13は、前記したあるスキーヤがまだフラッパ4
5を通過していないにもかかわらず、フラッパ45を閉
止位置に駆動させてしまうことが起こり得るからであ
る。このことから、この所定の遅延時間は、リフト乗り
場が混雑していても、スキーヤがゲートを円滑に通過で
きることを考慮して決定される。
【0098】また、退出検出センサCより人体検出信号
が主制御部13に入力されなくなってから所定時間経過
後において、さらに所定時間、例えば3秒の遅延時間を
設けた趣旨は、この遅延時間を設定しなければ、スキー
ヤがフラッパ45を通過して、退出検知センサCにその
退出を検知されない限り、フラッパ45は開放状態を維
持し続けることにより、スキーヤの流れを阻害すること
となる虞れがあるからである。したがって、この所定の
遅延時間も、前述と同様に、スキーヤがフラッパ45を
円滑に通過できることを考慮して決定される。
が主制御部13に入力されなくなってから所定時間経過
後において、さらに所定時間、例えば3秒の遅延時間を
設けた趣旨は、この遅延時間を設定しなければ、スキー
ヤがフラッパ45を通過して、退出検知センサCにその
退出を検知されない限り、フラッパ45は開放状態を維
持し続けることにより、スキーヤの流れを阻害すること
となる虞れがあるからである。したがって、この所定の
遅延時間も、前述と同様に、スキーヤがフラッパ45を
円滑に通過できることを考慮して決定される。
【0099】一方、前述した通常のメインルーチン処理
を実行中であって、リフト券カードよりデータを読込む
以前に、人体検出センサAより人体検出信号Aが主制御
部13に入力され、かつ、フラッパ45が押されて図7
に示す不正進入検出センサ64から不正入場信号が主制
御部13に入力すると、主制御部13は、メインルーチ
ン処理を一時中断し、割り込みプログラムINTを起動
する。
を実行中であって、リフト券カードよりデータを読込む
以前に、人体検出センサAより人体検出信号Aが主制御
部13に入力され、かつ、フラッパ45が押されて図7
に示す不正進入検出センサ64から不正入場信号が主制
御部13に入力すると、主制御部13は、メインルーチ
ン処理を一時中断し、割り込みプログラムINTを起動
する。
【0100】割り込みプログラムINTが起動される
と、まず、主制御部13は、スピーカ25からブザー音
を発生させると共に、赤色のランプ40を点灯させる。
これらにより、係員は、どの改札機1で異常事態が発生
したのかを即座に知ることができる。
と、まず、主制御部13は、スピーカ25からブザー音
を発生させると共に、赤色のランプ40を点灯させる。
これらにより、係員は、どの改札機1で異常事態が発生
したのかを即座に知ることができる。
【0101】さらに、主制御部13は、不正入場があっ
た旨を内容とするデータを外部のコントローラに送信す
る。そして、主制御部13は、外部のコントローラを介
して入力される信号に基づいてシステムリセットSWが
操作されているか否かを判定し、システムリセットSW
が操作されていないと判定されると、主制御部13は、
さらに外部のコントローラからタイムアップ信号を受信
したか否かを判定する。
た旨を内容とするデータを外部のコントローラに送信す
る。そして、主制御部13は、外部のコントローラを介
して入力される信号に基づいてシステムリセットSWが
操作されているか否かを判定し、システムリセットSW
が操作されていないと判定されると、主制御部13は、
さらに外部のコントローラからタイムアップ信号を受信
したか否かを判定する。
【0102】そして、システムリセットスイッチSWが
操作されていると判定するか、または、外部のコントロ
ーラからタイムアップ信号を受信したと判定すると、主
制御部13は、ブザー音の発生を停止させるとともに、
赤色のランプ40を消灯させる処理を行い、この処理後
に、割り込みプログラムINTを終了させてメインルー
チンの処理に戻す。
操作されていると判定するか、または、外部のコントロ
ーラからタイムアップ信号を受信したと判定すると、主
制御部13は、ブザー音の発生を停止させるとともに、
赤色のランプ40を消灯させる処理を行い、この処理後
に、割り込みプログラムINTを終了させてメインルー
チンの処理に戻す。
【0103】次に、サブルーチンSUB1の読込異常処
理について説明する。リフト券カードの内部データの読
込みに失敗したと判定されると、主制御部13は、リフ
ト券カードの内部データを読込むに当り、例えばリフト
券カードがアンテナとの通信可能距離より離れている等
の異常があると判断し、スピーカから「リフト券を近づ
けてください」とのメッセージを音声出力させる。
理について説明する。リフト券カードの内部データの読
込みに失敗したと判定されると、主制御部13は、リフ
ト券カードの内部データを読込むに当り、例えばリフト
券カードがアンテナとの通信可能距離より離れている等
の異常があると判断し、スピーカから「リフト券を近づ
けてください」とのメッセージを音声出力させる。
【0104】これにより、スキーヤに対し、リフト券カ
ードを非接触の検出装置1に近づけるよう警告がなされ
る。この警告後に、主制御部13は、サブルーチンSU
B1のプログラムを終了させてメインルーチンのステッ
プS1に戻す。
ードを非接触の検出装置1に近づけるよう警告がなされ
る。この警告後に、主制御部13は、サブルーチンSU
B1のプログラムを終了させてメインルーチンのステッ
プS1に戻す。
【0105】次に、サブルーチンSUB2の1回券デー
タ比較処理について、図10を参照して説明する。
タ比較処理について、図10を参照して説明する。
【0106】主制御部13は、まず、非接触の検出装置
1によって読込んだ1回券の内部データのパターンを、
正当な1回券のデータパターンと比較する処理を行い
(S20)、この比較処理の結果、読込んだ1回券の内
部データのパターンが正当ではないと判定すると、主制
御部13は、カードデータ異常フラグF1のフラグを立
てる処理を実行する(S21)。
1によって読込んだ1回券の内部データのパターンを、
正当な1回券のデータパターンと比較する処理を行い
(S20)、この比較処理の結果、読込んだ1回券の内
部データのパターンが正当ではないと判定すると、主制
御部13は、カードデータ異常フラグF1のフラグを立
てる処理を実行する(S21)。
【0107】一方、読込んだ1回券の内部データのパタ
ーンが正当であると判定されると、主制御部13は、読
込んだ1回券の会社コードを、正当な会社コードと比較
する処理を行い(S22)、この比較処理の結果、予め
記憶している正当な会社コードと一致しないと判定する
と、主制御部13は、会社コード不一致異常フラグF2
のフラグを立てる処理を実行する(S23)。
ーンが正当であると判定されると、主制御部13は、読
込んだ1回券の会社コードを、正当な会社コードと比較
する処理を行い(S22)、この比較処理の結果、予め
記憶している正当な会社コードと一致しないと判定する
と、主制御部13は、会社コード不一致異常フラグF2
のフラグを立てる処理を実行する(S23)。
【0108】ステップS22で会社コードが一致すると
判定すると、主制御部13は、1回券のリフト券カード
8のスキー場コードを、予め記憶しえいる正当な当スキ
ー場のコードと比較する処理を行い(S24)、この比
較処理の結果、正当な当スキー場のコードと一致しない
と判定すると、主制御部13は、スキー場コード異常フ
ラグF3のフラグを立てる処理を実行する(S25)。
判定すると、主制御部13は、1回券のリフト券カード
8のスキー場コードを、予め記憶しえいる正当な当スキ
ー場のコードと比較する処理を行い(S24)、この比
較処理の結果、正当な当スキー場のコードと一致しない
と判定すると、主制御部13は、スキー場コード異常フ
ラグF3のフラグを立てる処理を実行する(S25)。
【0109】ステップS24で1回券のスキー場コード
が一致すると判定すると、主制御部13は、読込んだ1
回券の残り度数を確認する処理を行い(S26)、この
確認処理の結果、読込んだ1回券の残り度数が不足して
いると判定すると、主制御部13は、度数不足異常フラ
グF4のフラグを立てる処理を実行する(S27)。
が一致すると判定すると、主制御部13は、読込んだ1
回券の残り度数を確認する処理を行い(S26)、この
確認処理の結果、読込んだ1回券の残り度数が不足して
いると判定すると、主制御部13は、度数不足異常フラ
グF4のフラグを立てる処理を実行する(S27)。
【0110】次に、読込んだ1回券の残り度数が不足し
ていないと判定すると、主制御部13は、読込んだ1回
券が子供券か否かを確認する処理を行い(S28)、こ
の確認処理の結果、読込んだ1回券が子供券であると判
定すると、主制御部13は、後述するサブルーチンSU
B21の子供券処理を実行する。
ていないと判定すると、主制御部13は、読込んだ1回
券が子供券か否かを確認する処理を行い(S28)、こ
の確認処理の結果、読込んだ1回券が子供券であると判
定すると、主制御部13は、後述するサブルーチンSU
B21の子供券処理を実行する。
【0111】一方、読込んだ1回券が子供券ではないと
判定するか、異常フラグF1〜F4が立つか、または、
サブルーチンSUB21の子供券処理が終了すると、主
制御部13は、サブルーチンSUB2の1回券データ比
較処理プログラムを終了させてメインルーチンのステッ
プS5に戻す。
判定するか、異常フラグF1〜F4が立つか、または、
サブルーチンSUB21の子供券処理が終了すると、主
制御部13は、サブルーチンSUB2の1回券データ比
較処理プログラムを終了させてメインルーチンのステッ
プS5に戻す。
【0112】ここで、サブルーチンSUB21の子供券
処理について説明すると、主制御部13は、緑色のラン
プ41を点灯させ、この点灯後に、サブルーチンSUB
21の子供券処理プログラムを終了させてメインルーチ
ンのステップS5に戻す。これにより、1回券のカード
リーダ部7に子供券が挿入されると、緑色のランプ41
が点灯して子供が通過する旨を報知するので、大人のス
キーヤが子供券を使用してリフトに搭乗することを抑制
できる。
処理について説明すると、主制御部13は、緑色のラン
プ41を点灯させ、この点灯後に、サブルーチンSUB
21の子供券処理プログラムを終了させてメインルーチ
ンのステップS5に戻す。これにより、1回券のカード
リーダ部7に子供券が挿入されると、緑色のランプ41
が点灯して子供が通過する旨を報知するので、大人のス
キーヤが子供券を使用してリフトに搭乗することを抑制
できる。
【0113】次に、サブルーチンSUB3の各種異常処
理について、図11を参照して説明する。
理について、図11を参照して説明する。
【0114】主制御部13は、まず、異常フラグF1〜
F4の状態を確認し(S30)、異常フラグF1〜F4
のうち、どの異常フラグが立っているかを特定する。そ
して、主制御部13は、この特定された異常モードに対
応する異常処理を行う。
F4の状態を確認し(S30)、異常フラグF1〜F4
のうち、どの異常フラグが立っているかを特定する。そ
して、主制御部13は、この特定された異常モードに対
応する異常処理を行う。
【0115】例えばカードデータ異常処理などの後述す
るサブルーチンSUB31の各種異常処理を実行する。
この各種異常処理は、度数不足処理、会社コード不一致
処理等である。
るサブルーチンSUB31の各種異常処理を実行する。
この各種異常処理は、度数不足処理、会社コード不一致
処理等である。
【0116】これら各種異常処理の実行後に、主制御部
13は、カードデータ異常などの異常が発生した旨を内
容とするデータを外部のコントローラに送信する(S3
1)。このデータ送信後に、主制御部13は、1回券の
カードリーダ部7に制御信号を送出して搬送を逆転させ
て挿入口49から1回券を排出させる(S32)。これ
により、データ異常と判定された1回券はスキーヤに戻
される。
13は、カードデータ異常などの異常が発生した旨を内
容とするデータを外部のコントローラに送信する(S3
1)。このデータ送信後に、主制御部13は、1回券の
カードリーダ部7に制御信号を送出して搬送を逆転させ
て挿入口49から1回券を排出させる(S32)。これ
により、データ異常と判定された1回券はスキーヤに戻
される。
【0117】次に、主制御部13は、外部からのコント
ローラを介して入力される信号に基づいてシステムリセ
ットSWが操作されているか否かを判定し(S33)、
この判定の結果、システムリセットSWが操作されてい
ないと判定されると、主制御部13は、さらに外部のコ
ントローラからタイムアップ信号を受信したかどうかを
判定する(S34)。
ローラを介して入力される信号に基づいてシステムリセ
ットSWが操作されているか否かを判定し(S33)、
この判定の結果、システムリセットSWが操作されてい
ないと判定されると、主制御部13は、さらに外部のコ
ントローラからタイムアップ信号を受信したかどうかを
判定する(S34)。
【0118】次に、システムリセットSWが操作されて
いると判定されるか、または、外部のコントローラから
タイムアップ信号を受信したと判定すると、主制御部1
3は、各種異常処理において点灯されるランプ、また
は、各種音声メッセージを出力するスピーカに対し、そ
の点灯、または出力を停止させ(S35)、この停止処
理後に、サブルーチンSUB3の各種異常処理プログラ
ムを終了させてメインルーチンのステップ1の処理に戻
す。
いると判定されるか、または、外部のコントローラから
タイムアップ信号を受信したと判定すると、主制御部1
3は、各種異常処理において点灯されるランプ、また
は、各種音声メッセージを出力するスピーカに対し、そ
の点灯、または出力を停止させ(S35)、この停止処
理後に、サブルーチンSUB3の各種異常処理プログラ
ムを終了させてメインルーチンのステップ1の処理に戻
す。
【0119】次に、サブルーチンSUB31の異常処理
について説明する。なお、この異常処理は、カードデー
タ異常フラグF1、シーズン不一致異常フラグF2、ま
たは、スキー場コード異常フラグF3のうちいずれかの
フラグが立っている時に実行されるサブルーチンプログ
ラムである。
について説明する。なお、この異常処理は、カードデー
タ異常フラグF1、シーズン不一致異常フラグF2、ま
たは、スキー場コード異常フラグF3のうちいずれかの
フラグが立っている時に実行されるサブルーチンプログ
ラムである。
【0120】サブルーチンSUB3の各種異常処理にお
いて、異常フラグF1〜F4の状態が確認され、異常フ
ラグF1〜F3のうちいずれかのフラグが立っていると
判定すると、主制御部13は、サブルーチンSUB31
の異常処理プログラムを実行する。まず、主制御部13
は、赤色のランプ40を点灯させると共に、スピーカに
「この券は使用できません」とのメッセージを音声出力
させる処理を行う。これにより、カードデータ異常、会
社コード不一致異常、または、スキー場コード異常が発
生した時において、スキーヤに対し、この券は使用でき
ない旨の警告がなされる。
いて、異常フラグF1〜F4の状態が確認され、異常フ
ラグF1〜F3のうちいずれかのフラグが立っていると
判定すると、主制御部13は、サブルーチンSUB31
の異常処理プログラムを実行する。まず、主制御部13
は、赤色のランプ40を点灯させると共に、スピーカに
「この券は使用できません」とのメッセージを音声出力
させる処理を行う。これにより、カードデータ異常、会
社コード不一致異常、または、スキー場コード異常が発
生した時において、スキーヤに対し、この券は使用でき
ない旨の警告がなされる。
【0121】この警告後に、主制御部13は、サブルー
チンSUB31の異常処理プログラムを終了させてサブ
ルーチンSUB3のステップS31に戻す。
チンSUB31の異常処理プログラムを終了させてサブ
ルーチンSUB3のステップS31に戻す。
【0122】次に、サブルーチンSUB31の度数不足
異常処理について説明する。なお、この度数不足異常処
理は、度数不足異常フラグF4のフラグが立っている時
に実行されるサブルーチンプログラムである。
異常処理について説明する。なお、この度数不足異常処
理は、度数不足異常フラグF4のフラグが立っている時
に実行されるサブルーチンプログラムである。
【0123】主制御部13は、読出された1回券が補助
券か否かを判定する。この判定の結果、読出された1回
券が補助券ではないと判定すると、主制御部13は、赤
色ランプ40を点灯させると共に、スピーカに、「この
券ではご乗車できません」とのメッセージを音声出力さ
せる処理を行う。これにより、度数不足異常が発生した
時において、スキーヤーSKに対し、この券ではリフト
に乗車できない旨の警告がなされる。
券か否かを判定する。この判定の結果、読出された1回
券が補助券ではないと判定すると、主制御部13は、赤
色ランプ40を点灯させると共に、スピーカに、「この
券ではご乗車できません」とのメッセージを音声出力さ
せる処理を行う。これにより、度数不足異常が発生した
時において、スキーヤーSKに対し、この券ではリフト
に乗車できない旨の警告がなされる。
【0124】また、読出された1回券が補助券であると
判定されると、主制御部13は、この補助券の乗車ポイ
ントを加算し、このポイントを主制御部13に内蔵され
たメモリの所定アドレスに格納する。なお、この度数不
足異常処理プログラムには記述されていないが、主制御
部13は、補助券が投入される毎に、この補助券の乗車
ポイントをメモリに加算して記憶する。メモリに累積さ
れた補助券の乗車ポイントがリフトに1回搭乗できるだ
けのポイントに達すると、主制御部13は、正当な1回
券が投入された時と同様にフラッパ45を開放位置に駆
動させる。
判定されると、主制御部13は、この補助券の乗車ポイ
ントを加算し、このポイントを主制御部13に内蔵され
たメモリの所定アドレスに格納する。なお、この度数不
足異常処理プログラムには記述されていないが、主制御
部13は、補助券が投入される毎に、この補助券の乗車
ポイントをメモリに加算して記憶する。メモリに累積さ
れた補助券の乗車ポイントがリフトに1回搭乗できるだ
けのポイントに達すると、主制御部13は、正当な1回
券が投入された時と同様にフラッパ45を開放位置に駆
動させる。
【0125】次に、サブルーチンSUB4のデータ比較
処理について、図12を参照して説明する。
処理について、図12を参照して説明する。
【0126】主制御部13は、まず、読込んだリフト券
カードの内部データのパターンを、予め記憶されている
正当なリフト券のデータパターンと比較する処理を行い
(S40)、この比較処理の結果、リフト券カードの内
部データパターンが正当ではないと判定されると、主制
御部13は、カードデータ異常フラグF5のフラグを立
てる処理を実行する(S41)。
カードの内部データのパターンを、予め記憶されている
正当なリフト券のデータパターンと比較する処理を行い
(S40)、この比較処理の結果、リフト券カードの内
部データパターンが正当ではないと判定されると、主制
御部13は、カードデータ異常フラグF5のフラグを立
てる処理を実行する(S41)。
【0127】また、ステップS41で内部データパター
ンが正当であると判定されると、主制御部13は、リフ
ト券カード5のスキー場コードを、予め記憶されている
正当な当スキー場のコードと比較する処理を行い(S4
2)、この比較処理の結果、リフト券カードのスキー場
コードが正当な当スキー場のコードと一致しないと判定
されると、主制御部13は、スキー場コード異常フラグ
F6のフラグを立てる処理を実行する(S43)。ステ
ップS42でスキー場コードが一致と判定したときは、
リフト券カードの会社コードと、予め記憶されている正
当な会社コードと比較する処理を行い(S44)、会社
コードが一致しないときは、会社コード異常フラグF2
を立てる処理を実行する(S45)。また、ステップS
44で会社コードが一致したと判定したときは、主制御
部13は、リフト券カードの残り度数を確認する処理を
行い(S46)、この確認処理の結果、残り度数が不足
していると判定すると、主制御部13は、度数不足異常
フラグF7のフラグを立てる処理を実行する(S4
7)。
ンが正当であると判定されると、主制御部13は、リフ
ト券カード5のスキー場コードを、予め記憶されている
正当な当スキー場のコードと比較する処理を行い(S4
2)、この比較処理の結果、リフト券カードのスキー場
コードが正当な当スキー場のコードと一致しないと判定
されると、主制御部13は、スキー場コード異常フラグ
F6のフラグを立てる処理を実行する(S43)。ステ
ップS42でスキー場コードが一致と判定したときは、
リフト券カードの会社コードと、予め記憶されている正
当な会社コードと比較する処理を行い(S44)、会社
コードが一致しないときは、会社コード異常フラグF2
を立てる処理を実行する(S45)。また、ステップS
44で会社コードが一致したと判定したときは、主制御
部13は、リフト券カードの残り度数を確認する処理を
行い(S46)、この確認処理の結果、残り度数が不足
していると判定すると、主制御部13は、度数不足異常
フラグF7のフラグを立てる処理を実行する(S4
7)。
【0128】ステップS46で残り度数が不足していな
いと判定されると、主制御部13は、リフト券カードの
日数を確認する処理を行い(S48)、この確認処理の
結果、リフト券カードの日数が有効期間を超過している
と判定すると、主制御部13は、日数超過異常フラグF
8のフラグを立てる処理を実行する(S49)。
いと判定されると、主制御部13は、リフト券カードの
日数を確認する処理を行い(S48)、この確認処理の
結果、リフト券カードの日数が有効期間を超過している
と判定すると、主制御部13は、日数超過異常フラグF
8のフラグを立てる処理を実行する(S49)。
【0129】ステップS48で日数が超過していないと
判定すると、主制御部13は、リフト券カードの時間帯
を確認する処理を行い(S50)、この確認処理の結
果、有効時間帯から現在時刻が外れていると判定する
と、主制御部13は、有効時間異常フラグF9のフラグ
を立てる処理を実行する(S51)。
判定すると、主制御部13は、リフト券カードの時間帯
を確認する処理を行い(S50)、この確認処理の結
果、有効時間帯から現在時刻が外れていると判定する
と、主制御部13は、有効時間異常フラグF9のフラグ
を立てる処理を実行する(S51)。
【0130】ステップS50で有効時間帯から現在時刻
が外れていないと判定すると、主制御部13は、読込ん
だリフト券の制限時間を確認する処理を行い(S5
3)、この確認処理の結果、制限時間が超過していると
判定すると、主制御部13は、制限時間異常フラグF9
のフラグを立てる処理を実行する(S54)。
が外れていないと判定すると、主制御部13は、読込ん
だリフト券の制限時間を確認する処理を行い(S5
3)、この確認処理の結果、制限時間が超過していると
判定すると、主制御部13は、制限時間異常フラグF9
のフラグを立てる処理を実行する(S54)。
【0131】次に、制限時間が超過していないと判定す
ると、主制御部13は、リフト券カードが子供券か否か
を確認する処理を行い(S55)、この確認処理の結
果、子供券であると判定すると、主制御部13は、後述
するサブルーチンSUB41の子供券処理を実行する。
ると、主制御部13は、リフト券カードが子供券か否か
を確認する処理を行い(S55)、この確認処理の結
果、子供券であると判定すると、主制御部13は、後述
するサブルーチンSUB41の子供券処理を実行する。
【0132】また、ステップS55で子供券ではないと
判定すると、主制御部13は、残り度数がリフト乗車可
能回数に換算して3回以下か否かを確認する処理を行い
(S56)、この確認処理の結果、残り度数がリフト乗
車可能回数に換算して3回以下であると判定されると、
主制御部13は、後述するサブルーチンSUB42の残
度数警告処理を実行する。
判定すると、主制御部13は、残り度数がリフト乗車可
能回数に換算して3回以下か否かを確認する処理を行い
(S56)、この確認処理の結果、残り度数がリフト乗
車可能回数に換算して3回以下であると判定されると、
主制御部13は、後述するサブルーチンSUB42の残
度数警告処理を実行する。
【0133】そして、ステップS56において残り度数
がリフト乗車可能回数に換算して4回以上であると判定
されるか、異常フラグF5〜F10が立てられるか、ま
たは、サブルーチンSUB41,SUB42の子供券処
理若しくは残度数警告処理が終了すると、主制御部13
は、サブルーチンSUB4のデータ比較処理プログラム
を終了させてメインルーチンのステップS9に戻す。
がリフト乗車可能回数に換算して4回以上であると判定
されるか、異常フラグF5〜F10が立てられるか、ま
たは、サブルーチンSUB41,SUB42の子供券処
理若しくは残度数警告処理が終了すると、主制御部13
は、サブルーチンSUB4のデータ比較処理プログラム
を終了させてメインルーチンのステップS9に戻す。
【0134】ここで、サブルーチンSUB41,SUB
42の子供券処理,残度数警告処理について説明する。
まず、子供券処理について説明すると、子供券であると
判定すると緑色のランプ41を点灯させ、この点灯後
に、サブルーチンSUB41の子供券処理プログラムを
終了させてメインルーチンのステップS9に戻す。
42の子供券処理,残度数警告処理について説明する。
まず、子供券処理について説明すると、子供券であると
判定すると緑色のランプ41を点灯させ、この点灯後
に、サブルーチンSUB41の子供券処理プログラムを
終了させてメインルーチンのステップS9に戻す。
【0135】次に、残度数警告処理について説明する。
主制御部13は、スピーカに、「残り度数は3です」、
「残り度数は2です」、「残り度数は1です」のいずれ
かのメッセージを音声出力させる処理を行う。これによ
り、残り度数が少ない時において、スキーヤに対し、残
り度数が少ない旨の警告がなされる。
主制御部13は、スピーカに、「残り度数は3です」、
「残り度数は2です」、「残り度数は1です」のいずれ
かのメッセージを音声出力させる処理を行う。これによ
り、残り度数が少ない時において、スキーヤに対し、残
り度数が少ない旨の警告がなされる。
【0136】次に、サブルーチンSUB6のデータ書込
処理について、図13を参照して説明する。
処理について、図13を参照して説明する。
【0137】このデータ書込処理プログラムにおいて、
まず、リフト券カードが回数券か否かの判定がなされる
(S50)。この判定の結果、リフト券カードが回数券
であると判定されると、主制御部13は、リフト券カー
ドの残度数から、リフトに乗車するのに必要な度数を減
算する演算処理を行い(S51)、この演算処理結果で
ある今回のリフト乗車後のリフト券カードの残度数を表
示させる(S52)。この表示後に、主制御部13は、
表示したリフト券カードの残度数を、後述のリフト券カ
ードの書込みデータ用に適宜編集する(S53)ととも
に、この残度数を主制御部13に内蔵されるメモリの所
定アドレスに記憶する。
まず、リフト券カードが回数券か否かの判定がなされる
(S50)。この判定の結果、リフト券カードが回数券
であると判定されると、主制御部13は、リフト券カー
ドの残度数から、リフトに乗車するのに必要な度数を減
算する演算処理を行い(S51)、この演算処理結果で
ある今回のリフト乗車後のリフト券カードの残度数を表
示させる(S52)。この表示後に、主制御部13は、
表示したリフト券カードの残度数を、後述のリフト券カ
ードの書込みデータ用に適宜編集する(S53)ととも
に、この残度数を主制御部13に内蔵されるメモリの所
定アドレスに記憶する。
【0138】また、ステップS50で回数券ではないと
判定したときは、主制御部13は、時間券か否かの判定
を行う(S56)。ここで、時間券とは、午前券、午後
券、ナイター券、または時間指定券等のことをいう。
判定したときは、主制御部13は、時間券か否かの判定
を行う(S56)。ここで、時間券とは、午前券、午後
券、ナイター券、または時間指定券等のことをいう。
【0139】ステップS56で時間券であると判定され
ると、主制御部13は、リフト券カードの利用可能時間
から現在時刻を減算することにより、リフトの利用可能
残時間を演算する処理を行い(S57)、この演算処理
結果であるリフトの利用可能残時間を表示器制御部9に
知らせて磁気反転表示器35に表示させる(S58)。
ると、主制御部13は、リフト券カードの利用可能時間
から現在時刻を減算することにより、リフトの利用可能
残時間を演算する処理を行い(S57)、この演算処理
結果であるリフトの利用可能残時間を表示器制御部9に
知らせて磁気反転表示器35に表示させる(S58)。
【0140】ステップS56で時間券ではないと判定さ
れるか、ステップS54における残度数編集処理が終了
するか、またはステップS57における残時間表示がな
されると、主制御部13は、現在の日時を、リフト乗車
日時としてリフト券カード5に書込むためのデータに適
宜編集する(S59)。この編集後に、主制御部13
は、編集した残度数に関するデータ、および編集したリ
フト乗車日時に関するデータを、非接触の検出装置3に
送出する処理を行う(S60)。これにより、リフト券
カード5には、リフト券2の残度数に関するデータ、お
よびリフト乗車日時に関するデータ等がメモリに最新デ
ータとして書込される。そして、主制御部13は、乗車
実績データを、券種毎に累積(累積処理)して主制御部
13に内蔵されるメモリの所定アドレスに記憶する(S
61)。この累積処理は、リフト券カード又は一回券の
リフト券カード8の会社コードと券種を判定し、図14
に示すように会社コードに対応して予め設けた複数の券
種カウンタメモリの内で、判定した券種に対応する券種
カウンタメモリを更新する。
れるか、ステップS54における残度数編集処理が終了
するか、またはステップS57における残時間表示がな
されると、主制御部13は、現在の日時を、リフト乗車
日時としてリフト券カード5に書込むためのデータに適
宜編集する(S59)。この編集後に、主制御部13
は、編集した残度数に関するデータ、および編集したリ
フト乗車日時に関するデータを、非接触の検出装置3に
送出する処理を行う(S60)。これにより、リフト券
カード5には、リフト券2の残度数に関するデータ、お
よびリフト乗車日時に関するデータ等がメモリに最新デ
ータとして書込される。そして、主制御部13は、乗車
実績データを、券種毎に累積(累積処理)して主制御部
13に内蔵されるメモリの所定アドレスに記憶する(S
61)。この累積処理は、リフト券カード又は一回券の
リフト券カード8の会社コードと券種を判定し、図14
に示すように会社コードに対応して予め設けた複数の券
種カウンタメモリの内で、判定した券種に対応する券種
カウンタメモリを更新する。
【0141】すなわち、券種カウンタメモリの値が会社
毎の券種に応じた通過人数である。この登録後に、主制
御部13は、サブルーチンSUB6のデータ書込処理プ
ログラムを終了させてメインルーチンMAINのステッ
プS10に処理を戻す。
毎の券種に応じた通過人数である。この登録後に、主制
御部13は、サブルーチンSUB6のデータ書込処理プ
ログラムを終了させてメインルーチンMAINのステッ
プS10に処理を戻す。
【0142】さらに、改札機1の主制御部13は、稼働
状況登録機能を備えている。この稼働状況登録機能は、
エラーが発生する毎に、図14に示すように累積ファイ
ルのそのエラーに対応するエラーカウンタメモリを更新
する。
状況登録機能を備えている。この稼働状況登録機能は、
エラーが発生する毎に、図14に示すように累積ファイ
ルのそのエラーに対応するエラーカウンタメモリを更新
する。
【0143】従って、この累積ファイルを外部のコント
ローラからの命令に基づいて転送すると、コントローラ
側では、現在の改札機の状況を一目でわかる。
ローラからの命令に基づいて転送すると、コントローラ
側では、現在の改札機の状況を一目でわかる。
【0144】なお、上記実施の形態では、スキー場にも
ちいるリフト券カードの内部データを読み込んで改札す
る改札機としたが、他の非接触のICカードの改札業務
に適用させてもよい。
ちいるリフト券カードの内部データを読み込んで改札す
る改札機としたが、他の非接触のICカードの改札業務
に適用させてもよい。
【0145】
【発明の効果】請求項1によれば、係員が改札ゲートに
待機していなくとも、被検出体の通過又は阻止の判定と
記録媒体の内部データの更新を自動的に行いながらスム
ーズに改札を行うことができるという効果が得られてい
る。
待機していなくとも、被検出体の通過又は阻止の判定と
記録媒体の内部データの更新を自動的に行いながらスム
ーズに改札を行うことができるという効果が得られてい
る。
【0146】請求項2によれば、一回しか本ゲートを通
過しない被検出体は、回収機を用いる必要がないという
効果が得られている。
過しない被検出体は、回収機を用いる必要がないという
効果が得られている。
【0147】請求項3によれば、風雨によって雨が挿入
口から入っても傾斜によって阻止されるので内部に雨が
入ることを防止できるという効果が得られている。
口から入っても傾斜によって阻止されるので内部に雨が
入ることを防止できるという効果が得られている。
【0148】請求項4によれば、被検出体の通過する経
路に対して磁気表示器部を所定角度動かすだけで、被検
出体に対して複数の磁気表示器の文字を見やすくさせる
ことができるという効果が得られている。
路に対して磁気表示器部を所定角度動かすだけで、被検
出体に対して複数の磁気表示器の文字を見やすくさせる
ことができるという効果が得られている。
【0149】請求項5によれば、フラッパへの衝突があ
っても、被検出体、フラッパ及び連結系の破損を防止で
きるという効果が得られている。
っても、被検出体、フラッパ及び連結系の破損を防止で
きるという効果が得られている。
【0150】請求項6によれば、フラッパが押されてバ
ネの反発力が働くようになると、連結箱と挟板とを連結
するピンによってとうされたコイルバネが連結箱と挟板
の側板の両縁を押すので、これ以上のフラッパの押圧を
防止できるという効果が得られている。請求項7によれ
ば、一回しか本ゲートを通過しない被検出体は、回収機
を用いる必要がないと共に、この磁気記録媒体を持った
被検出体の通過数も計数されるという効果が得られてい
る。
ネの反発力が働くようになると、連結箱と挟板とを連結
するピンによってとうされたコイルバネが連結箱と挟板
の側板の両縁を押すので、これ以上のフラッパの押圧を
防止できるという効果が得られている。請求項7によれ
ば、一回しか本ゲートを通過しない被検出体は、回収機
を用いる必要がないと共に、この磁気記録媒体を持った
被検出体の通過数も計数されるという効果が得られてい
る。
【0151】請求項8によれば、当設備の使用を許可
し、かつ残度数又は残時間が満足する記録媒体を持った
被検出体のみを通過させることができるという効果が得
られている。
し、かつ残度数又は残時間が満足する記録媒体を持った
被検出体のみを通過させることができるという効果が得
られている。
【0152】請求項9によれば、次回にこの記録媒体を
持った被検出体が本ゲートに来たときは、正確な残度数
又は残時間で判定することができると共に、残りの残度
数又は残時間が磁気表示器に表示されるので、後どのく
らい使用可能かを知らせることができるという効果が得
られている。
持った被検出体が本ゲートに来たときは、正確な残度数
又は残時間で判定することができると共に、残りの残度
数又は残時間が磁気表示器に表示されるので、後どのく
らい使用可能かを知らせることができるという効果が得
られている。
【0153】請求項10によれば、複数の会社が遊技設
備等を管理していても、会社毎の券種毎に通過数をカウ
ントしているので、会社毎に券種の使用枚数を把握する
ことができるという効果が得られている。
備等を管理していても、会社毎の券種毎に通過数をカウ
ントしているので、会社毎に券種の使用枚数を把握する
ことができるという効果が得られている。
【0154】請求項11によれば、実際の搭乗回数に対
応した度数分だけの度数を差引くことができるという効
果が得られている。
応した度数分だけの度数を差引くことができるという効
果が得られている。
【0155】請求項12によれば、外部のコントローラ
から改札機の現在の稼働状況又は被検出体の通過数が券
種毎に把握することができるという効果が得られてい
る。
から改札機の現在の稼働状況又は被検出体の通過数が券
種毎に把握することができるという効果が得られてい
る。
【図1】本実施の図1は本実施の形態の改札機の概略構
成図である。
成図である。
【図2】リフト券カード5の内部データを説明する説明
図である。
図である。
【図3】非接触の検出装置3と改札機1とを配置したと
きの上面図である。
きの上面図である。
【図4】非接触の検出装置3と改札機1とを配置したと
きの正面図である。
きの正面図である。
【図5】図3の通過方向から見た側面図である。
【図6】改札機1の各部の配置を示す構成図である。
【図7】図5のAーA方向から見たときの平面図であ
る。
る。
【図8】磁気反転表示部35の数字板を強調した上面図
である。
である。
【図9】通常の運用処理のメイン処理のフローチャート
である。
である。
【図10】サブルーチンSUB2の1回券データ比較処
理のフローチャートである。
理のフローチャートである。
【図11】サブルーチンSUB3の各種異常処理のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図12】サブルーチンSUB4のデータ比較処理のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図13】サブルーチンSUB6のデータ書込処理のフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図14】会社コードに対応して予め設けた券種カウン
タメモリのファイルの説明である。
タメモリのファイルの説明である。
1 改札機 3 非接触の検出装置 5 リフト券カード 7 カードリーダ部 8 一回券のリフト券カード 9 表示制御部 11 フラッパコントローラ 13 主制御部 18 ヒータ部 24 インターホーン 28 アンテナ 32 カード満杯検出センサ 35 磁気反転表示器部 39 不正進入センサ 40 赤点灯のライト 41 緑点灯のライト 46 フラッパ収納口 51 カード収納部 53 防護シート 58 連結ギヤ 61 軸棒 73 コイルバネ
Claims (12)
- 【請求項1】 被検出体を検出したとき、電波を放射し
て該被検出体が担持している非接触の記録媒体の内部デ
ータを受信又は前記記録媒体に書込する非接触の検出装
置の近傍に配置される改札機において、 前記被検出体の押圧に対して所定角度範囲で追動するフ
ラッパを、前記被検出体が当該機の後方に向かう経路を
阻止する方向に取り付け、前記被検出体の通過許可信号
が入力したとき前記フラッパを前記経路から排除し、ま
た前記被検出体が当該機を出たとき前記フラッパを前記
経路を阻止する方向に復帰させるフラッパ制御部と、 前記当該機の後部の前記被検出体を検出する位置に設け
られ、前記被検出体を検出したとき検出信号を送出する
検出器と、 前記非接触の検出装置が前記被検出体を検出したとき、
前記電波を放射させ、前記被接触の検出装置から前記記
録媒体の内部データが送出されると、該内部データが正
規のデータの場合は、前記通過許可信号を出力すると共
に使用実績の更新を行って前記非接触の検出装置に電波
を放射させて前記更新値を前記記録媒体に書込させ、前
記検出器から前記検出信号が入力したとき、前記被検出
体が当該機を出たと判定する主制御部とを有することを
特徴とする改札機。 - 【請求項2】 当該機の最上部で、かつ前記フラッパの
手前に、磁気記録媒体を挿入させる挿入口を設け、挿入
された磁気記録媒体を内部に取り込み、正規の一回券の
場合は、この磁気記録媒体を後端から投函させて回収す
る磁気記録媒体読み取り部とを有することを特徴とする
請求項1記載の改札機。 - 【請求項3】 前記記磁気録媒体読み取り部は、前記挿
入口に連結される入力端を低くし後端を高くして当該機
の最上部に設けられていることを特徴とする請求項2記
載の改札機。 - 【請求項4】 複数の磁気表示器を、平板に鋸歯状に直
線的に配列した磁気表示器部を、前記経路側に、その表
示面を向けて回動自在に当該機の最上部に設けたことを
特徴とする請求項1乃至3記載の改札機。 - 【請求項5】 前記フラッパ制御部は、 直線状のフラッパを、円柱形状のバネで連結し、該バネ
の端部を箱型の連結箱に固着し、該連結箱を駆動部の回
転軸に一辺が固着されたコの字形状の挟板で前記連結箱
を、水平方向に回動自在に挟んで連結していることを特
徴とする請求項1乃至4記載の改札機。 - 【請求項6】 前記連結箱と前記挟板とは、それぞれの
上面と下面とがコイルバネをとうしたピンで連結され、
かつ前記バー側の後方を向く前記連結箱の面縁と、この
面の隣りとなる挟板の縁に、前記ピンの幅分を有する開
口を形成するための側板を前記両縁に設けて、前記コイ
ルバネの端を前記両縁に引っかけて形成されていること
を特徴とする請求項5記載の改札機。 - 【請求項7】 前記主制御部は、前記磁気記録媒体読み
取り部が磁気記録媒体の挿入を検出すると、この磁気記
録媒体の内部データを判定し、所定のデータが書き込ま
れているとき、前記投函させると共に、この磁気記録媒
体の券種を計数することを特徴とする請求項1乃至6記
載の改札機。 - 【請求項8】 前記記録媒体の内部データは、当該機が
改札を行う設備、場所の使用を許可するための基本デー
タと、前記記録媒体の使用実績データとからなり、前記
主制御部は、 前記記録媒体の内部データが送出されたとき、予め記憶
されている基本データと前記基本データとが一致し、か
つ前記使用実績データの残度数又は残時間が所定の値を
満足しているとき前記正規のデータと判定することを特
徴とする請求項1乃至7記載の改札機。 - 【請求項9】 前記主制御部は、前記一致で残度数又は
残時間を満足すると判定したときは、前記使用実績デー
タの残度数又は残時間を更新して、該更新値を前記被接
触の検出装置から放射させると共に、前記磁気表示器部
に送出して表示させることを特徴とする請求項1乃至8
記載の改札機。 - 【請求項10】 前記主制御部は、 会社毎の券種に対応する使用実績カウンタを備え、前記
内部データが正規のデータと判定したとき前記記録媒体
の基本データが示す券種に対応する会社の券種の使用実
績カウンタを更新することを特徴とする請求項1乃至9
記載の改札機。 - 【請求項11】 前記使用実績データを書込み更新する
にあたり、前記使用実績データが、今回の更新時点より
以前に遡って所定の書込み更新サイクルにおいて書込み
更新されていないことを条件に、書込み更新を行うこと
を特徴とする請求項1乃至10記載の改札機。 - 【請求項12】 前記制御部は、 外部のコントローラからの命令を受信して解読し、該解
読した命令に応じた処理を行って前記外部のコントロー
ラに、所望のデータを送信する通信機能を有することを
特徴とする請求項1乃至11記載の改札機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30318796A JPH10143690A (ja) | 1996-11-14 | 1996-11-14 | 改札機 |
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