JP3915454B2 - 電気光学装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば液晶パネルなどの電気光学パネルと、この電気光学パネルに対して光を照射するバックライトとからなる液晶装置などの電気光学装置に関し、特にバックライトを構成する導光板の形状に関する。
【0002】
【従来の技術】
電気光学装置の一例である透過型液晶装置は、電気光学パネルの一例である液晶パネルと、液晶パネルに隣接して配置されたバックライトとを有する。
【0003】
液晶パネルは、一対の基板と、基板外周部に沿って一対の基板間に形成されたシール材と、これら一対の基板及びシール材により囲まれた領域に配置された電気光学物質としての液晶と、液晶を駆動するための駆動回路とを有する。駆動回路を構成する半導体装置は、例えば、液晶パネルを構成する一対の基板の一方の基板に直接実装される、あるいは、可撓性基板上に実装され、この可撓性基板が液晶パネルを構成する一対の基板の一方の基板に電気的に接続される構成となっている。
【0004】
バックライトは、導光板と、導光板と重ねられるシート状光学部品と、導光板の側方から導光板に光を入射する光源部とを有している。導光板は、平面的に、液晶パネルの液晶が挟持された領域、すなわちほぼ表示領域に相当する領域よりもやや大きい形状を有している。
【0005】
液晶装置においては、バックライトと液晶パネルはそれぞれほぼ矩形状を有しており、バックライト及び液晶パネルはフレームに収納され、液晶パネルはフレームに両面接着テープなどにより接着固定されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の液晶装置構造においては、液晶パネルはフレームに接着固定されているため、フレームに衝撃をうけた場合、液晶パネルを構成する基板に割れたり欠けたりする損傷が発生する問題があった。また、液晶パネルに実装された半導体装置が剥がれる問題があった。この半導体装置が剥がれる原因は定かでないが、半導体装置が実装された基板に伝わる振動が原因であると考えられる。また他にも、液晶パネルに接続された可撓性基板が剥がれたりしてしまうという問題があった。
【0007】
本発明の課題は、このような問題に鑑みてなされたものであり、衝撃をうけても壊れにくい電気光学装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の電気光学装置によれば、一対の基板間に電気光学物質を挟持した電気光学パネルと、少なくとも電気光学物質が挟持された表示領域に光を出射する光出射面が対向するように電気光学パネルの背面側に配設される導光板と、光出射面と略同等な大きさの外形を有し、表示領域を含む領域を開口部とした両面が接着可能な額縁状の接着シートと、接着シートよりも小さな外形を有し、導光板が出射する光を拡散させる拡散板を含む複数の光学シートと、少なくとも電気光学パネルと、導光板と、接着シートと、光学シートとを収納するとともに、導光板を支持するフレームと、を備え、一対の基板のうち、一方の基板は、他方の基板から突出している張出し部を有し、導光板は、光出射面と、光出射面と段差を持って設けられた張出し部を支持する支持領域とを有し、光学シート、接着シート、電気光学パネルは、この順に導光板の上に重畳されるとともに、接着シートにより導光板に固定され、電気光学パネルは、張出し部が支持領域に当接するように導光板に固定されることを特徴とする。
【0009】
この構成によれば、導光板に光出射面と、光出射面と段差をなした支持領域とを設けるとともに、支持領域に張出し部が当接するように電気光学パネルを導光板に固定し、電気光学パネルが固定された状態の導光板をフレームにより支持することにより、フレームに加わった衝撃は、導光板および支持領域を介して張出し部に伝達される。
つまり、導光板を衝撃緩衝部材としても利用することにより、フレームに加わった衝撃を緩和し、他部位と比較して強度の低い張出し部が損傷を受けることを低減することができる。
従って、衝撃をうけても壊れにくい電気光学装置を供給することができる。
【0010】
本発明に係る電気光学装置によれば、接着シートの外形は、導光板の支持領域を覆うように延長されて設けられ、電気光学パネルの張出し部は、接着シートにより導光板の支持領域に固定されることが好ましい。
この構成によれば、1枚の接着シートにより、張出し部を含めた電気光学パネルをしっかりと導光板に固定することができる。
【0011】
本発明に係る電気光学装置によれば、接着シートは、遮光性を有することが好ましい。
この構成によれば、導光板を含むバックライトからの光もれを防止することができる。
【0012】
本発明に係る電気光学装置によれば、光学シートには、出射光の配光角を調整するプリズムシートが含まれることが好ましい。
この構成によれば、正面の輝度を向上させることができる。
【0013】
本発明に係る電気光学装置によれば、導光板は、光を放射する光源を収納する第1凹部を有することが好ましい。
本発明に係る電気光学装置によれば、導光板の支持領域には、回路素子を収納するための第2凹部が設けられていることが好ましい。
【0014】
また、前記張出し部上に回路素子を更に備えることを特徴とする。尚、回路素子とは、電気光学物質を駆動する駆動回路を構成する素子を指し、例えば半導体装置やキャパシタなどがある。
【0015】
また、前記導光板は、前記第2基板に隣接した面と対向する面に前記光源を収納する第1凹部を有することを特徴とする。
【0016】
このような構成によれば、導光板の導光領域に対して光を照射する光源を収納する第1凹部を導光板に設けることにより、導光板から突出した状態で光源を設ける必要がなく、電気光学装置を小型化することができる。
【0017】
また、前記第1凹部は前記導光領域と前記支持領域との間に配置されていることを特徴とする。
【0018】
このような構成によれば、支持領域があるにも関わらず光源からの光は支持領域を通過することなく導光領域に照射することができる。したがって、従来のものとほぼ同じ照度の光源を使用することができる。
【0019】
また、前記張出し部上に配置された端子部に接続された可撓性基板を更に備えていることを特徴とする。
【0020】
このような構成によれば、張出し部は導光板の支持領域により支持されているため、張出し部に配置された端子部に接続された可撓性基板の剥がれの発生が抑制されるので、品質の優れた電気光学装置を得ることができる。
【0021】
また、前記光源は前記可撓性基板上に配置されていることを特徴とする。
【0022】
このように光源を可撓性基板上に配置することができる。
【0023】
また、前記導光板は、前記第2基板に隣接した面と対向する面に複数の第2支持部を有し、前記第1凹部は前記第2支持部間に配置されていることを特徴とする。
【0024】
このように第1凹部を挟むように第2支持部が設けることができる。
【0025】
また、記導光板は、前記第2基板に隣接した面と対向する面に複数の第2支持部を有し、前記第1凹部は前記複数の第2支持部間に配置され、前記可撓性基板は前記複数の第2支持部に固定されていることを特徴とする。
【0026】
このように第1凹部を挟むように第2支持部を設け、この第2支持部と可撓性基板とを固定することにより、第1凹部に収容される光源がずれることを防止することができる。尚、ここで、第2支持部を3つ以上設けることがより好ましく、第1凹部を1つ設け第2支持部を2つ設ける場合と比較して、導光板と可撓性基板との接着面積を大きくすることができ、接着強度が向上する。特に、電気光学装置を駆動した場合、配線から発せられる熱により接着層自体の接着強度が落ちやすい場合においては、導光板と可撓性基板との接着箇所を増やし、接着面積を大きくすることは有効である。
【0027】
また、前記導光板は、前記第2基板に隣接した面と対向する面に第2凹部を有し、前記第2凹部は前記支持領域内にあることを特徴とする。
【0028】
このような構成によれば、例えばこの第2凹部に回路素子を収納することができ、回路素子を導光板の外側に配置させる必要がなく、電気光学装置を小型化することができる。尚、回路素子とは、電気光学物質を駆動する駆動回路を構成する素子を指し、例えば半導体装置やキャパシタなどがある。
【0029】
また、前記第2基板と前記導光板との間にシート状光学部品を更に備えたことを特徴とする。このように、光学部品を具備させても良い。
【0030】
本発明の他の電気光学装置は、第1基板と、前記第1基板と対向配置され、前記第1基板から突出している張出し部を有する第2基板と、前記第1基板と前記第2基板との間に配置された電気光学物質と、前記第1基板に隣接し、前記電気光学物質に対し光を出射する導光領域と前記導光領域およびおよび前記張出し部に隣接した支持領域とを有する導光板と、前記導光領域に隣接した光源と
を具備することを特徴とする。
【0031】
本発明のこのような構成によれば、導光板に張出し部を支持する支持領域を設けたので、第1基板、第2基板及び電気光学物質を含む電気光学パネルの張出し部の外部からの力に対する強度を向上させることができる。すなわち、電気光学パネルにおいて、張出し部は基板が1枚しかないため、第1基板と第2基板とが重なりあった部分と比較して強度が低いが、支持領域を設けることにより張出し部の強度を向上させることができる。これにより、電気光学パネルを構成する基板に割れや欠けなどの損傷が発生することを抑制することができるし、また、張出し部に配置された端子部に接続された可撓性基板や半導体装置の剥がれの発生が抑制されるので、品質の優れた電気光学装置を得ることができる。更に、導光板をフレームにより支持した場合、フレームに衝撃が加わっても張出し部に直接衝撃は伝わらないため、張出し部への衝撃を少なくすることができる。これにより、液晶パネルを構成する基板に割れや欠けなどの損傷が発生することや、張出し部上に配置された可撓性基板または半導体装置が剥がれることが更に抑制され、品質の優れた電気光学装置を得ることができる。
【0032】
また、前記支持領域は前記導光領域よりも厚いことを特徴とする。
【0033】
このような構成によれば、電気光学パネル側に位置する導光板の導光領域の面を支持領域まで延在させた表面から電気光学パネルまでの距離分、導光板の支持領域における厚みを導光領域における厚みよりも厚くすることにより、電気光学パネルを導光板により面内均一に保持することができる。
【0034】
また、前記張出し部上に回路素子を更に備えることを特徴とする。尚、回路素子とは、電気光学物質を駆動する駆動回路を構成する素子を指し、例えば半導体装置やキャパシタなどがある。
【0035】
また、前記支持領域は第1支持部を有し、前記回路素子は前記第1支持部に固定されていることを特徴とする。
【0036】
このように、回路素子を第1支持部に固定してもよい。
【0037】
また、前記導光板は、前記第1基板に隣接した面と対向する面に前記光源を収納する第1凹部を有することを特徴とする。
【0038】
このような構成によれば、導光板の導光領域に対して光を照射する光源を収納する第1凹部を導光板に設けることにより、導光板から突出した状態で光源を設ける必要がなく、電気光学装置を小型化することができる。
【0039】
また、前記第1凹部は前記導光領域と前記支持領域との間に配置されていることを特徴とする。
【0040】
このような構成によれば、支持領域があるにも関わらず光源からの光は支持領域を通過することなく導光領域に照射することができる。したがって、従来のものとほぼ同じ照度の光源を使用することができる。
【0041】
また、前記張出し部上に配置された端子部に接続された可撓性基板を更に備えていることを特徴とする。
【0042】
このような構成によれば、張出し部は導光板の支持領域により支持されているため、張出し部に配置された端子部に接続された可撓性基板の剥がれの発生が抑制されるので、品質の優れた電気光学装置を得ることができる。
【0043】
また、前記光源は前記可撓性基板上に配置されていることを特徴とする。
【0044】
このように光源を可撓性基板上に配置することができる。
【0045】
また、前記導光板は、前記第2基板に隣接した面と対向する面に複数の第2支持部を有し、前記第1凹部は前記第2支持部間に配置されていることを特徴とする。
【0046】
このように第1凹部を挟むように第2支持部が設けることができる。
【0047】
また、前記導光板は、前記第1基板に隣接した面と対向する面に複数の第2支持部を有し、前記第1凹部は前記第2支持部間に配置され、前記可撓性基板は前記複数の第2支持部に固定されていることを特徴とする。
【0048】
このように第1凹部を挟むように第2支持部を設け、この第2支持部と可撓性基板とを固定することにより、第1凹部に収容される光源がずれることを防止することができる。尚、ここで、第2支持部を3つ以上設けることがより好ましく、第1凹部を1つ設け第2支持部を2つ設ける場合と比較して、導光板と可撓性基板との接着面積を大きくすることができ、接着強度が向上する。特に、電気光学装置を駆動した場合、配線から発せられる熱により接着層自体の接着強度が落ちやすい場合においては、導光板と可撓性基板との接着箇所を増やし、接着面積を大きくすることは有効である。
【0049】
また、前記導光板は、前記第2基板に隣接した面と対向する面に第2凹部を有し、前記第2凹部は前記支持領域内にあることを特徴とする。
【0050】
このような構成によれば、例えばこの第2凹部に回路素子を収納することができ、回路素子を導光板の外側に配置させる必要がなく、電気光学装置を小型化することができる。尚、回路素子とは、電気光学物質を駆動する駆動回路を構成する素子を指し、例えば半導体装置やキャパシタなどがある。
【0051】
また、前記第1基板と前記導光板との間にシート状光学部品を更に備えることを特徴とする。
【0052】
このように、光学部品を具備させても良い。
【0053】
また、前記シート状光学部品は、プリズムシートおよび拡散板のうち少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0054】
このような構成によれば、反射板を設けることにより導光板から出た光を電気光学パネル側へ反射させるので光効率を良くすることができ、拡散板を設けることにより表示画面内の光の輝度をより均一化させることができ、プリズムシートを設けることにより導光板から出射される出射光の配向角を調整し、正面の輝度を向上させることができる。
【0055】
また、前記導光板を収納し、凹部を有するフレームを更に備え、前記導光板は突起を有し、前記突起は前記凹部とかみ合うことを特徴とする。
【0056】
このような構成によれば、フレームに衝撃が加わっても、導光板を介して張出し部に衝撃が伝わるため、張出し部に直接衝撃は伝わらず、張出し部への衝撃を少なくすることができる。これにより、電気光学パネルを構成する基板に割れや欠けなどの損傷が発生することや、張出し部上に配置された可撓性基板または半導体装置が剥がれることが更に抑制され、品質の優れた電気光学装置を得ることができる。
【0057】
本発明の電子機器は、上述に記載の電気光学装置を有することを特徴とする。
本発明のこのような構成によれば、電子機器に衝撃が加わっても、電気光学装置の張出し部への衝撃を少なくすることができる。これにより、電気光学装置の基板に割れや欠けなどの損傷が発生することや、張出し部上に配置された可撓性基板または半導体装置が剥がれることが抑制される。従って、品質の優れた電子機器を得ることができ、特に衝撃を受けやすい環境下で用いられる携帯機器などの電子機器に適用することが有効である。
【0058】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、図1〜図7を用いて本発明による電気光学装置の一例としてパッシブ型透過型液晶装置について説明する。
【0059】
図1は、本実施形態における液晶装置の分解斜視図、図2は液晶装置の断面図、図3は液晶装置の斜視図である。図4は液晶パネルの概略斜視図である。図5は導光板の構造を示す図であり、図5(a)は第1面を上にした場合の斜視図、図5(b)は第2面を上にした場合の斜視図、図5(c)は図5(a)の線A−A’における断面図、図5(d)は図5(a)の線B−B’における断面図である。図6は第1接着層の配置を説明するための液晶装置の概略平面図であり、図7は一部が第3接着層として機能する接着シートの配置を説明するための液晶装置の概略平面図である。
【0060】
図1〜図3において、液晶装置1は、液晶パネル100と、バックライト200と、液晶パネル100とバックライト200とを接着する額縁状の接着シート20と、バックライト200を収納するフレーム300とを有する。尚、本実施形態においては、バックライトの一部である光源部としてLED12を用い、このLED12は液晶パネル100に接続されている可撓性を有する回路基板10に固定されている。
【0061】
図1、図2及び図4に示すように、液晶パネル100は、第1基板3と、第1基板3から張出した張出し部2aを有する第2基板2と、これら第1基板3及び第2基板2を貼り合わせるための基板周縁部に設けられたシール材7と、第1基板3及び第2基板2とシール材7とにより形成された空間内に配置された電気光学物質としてのSTN液晶9と、一対の基板を挟むように設けられた第1偏光板8a及び第2偏光板8bとを有する。
【0062】
第1基板3の第2基板2と対向する面上には、複数のITO(Indium Tin Oxide)膜からなるストライプ状の第1透明電極4aが設けられ、この第1透明電極4aを覆うようにポリイミドなどからなる配向膜(図示せず)が形成されている。一方、第2基板2の第1基板3と対向する面上には、第1透明電極4aと交差するように複数のITO膜からなるストライプ状の第2透明電極4bが設けられ、この第2透明電極4bを覆うようにポリイミドなどからなる配向膜(図示せず)が形成されている。
【0063】
第1基板3、第2基板2はそれぞれ矩形状を有し、第2基板2は、第1基板3から張出した張出し部2aを有している。張出し部2aの第1基板3と対向する面上には、第2透明電極4bが延在してなる第1配線5と、この第1配線5と電気的に接続する第1端子6aと、第1透明電極4aとシール材7に混入された導電材を介して電気的に接続された第2配線(図示せず)と、この第2配線と電気的に接続する第2端子(図示せず)とが形成されている。液晶装置1においては、対向する第1透明電極4a及び第2透明電極4bと、これらに挟持される液晶とにより画素が形成される。そして、各画素に印加する電圧を選択的に変化させることによって液晶の光学特性を変化させ、バックライトから照射される光は各画素のこの液晶を透過することによって変調される。このように光を変調させることによって画像などを表示することができ、液晶パネルにおける表示領域はシール材7により囲まれた領域に略等しい。
【0064】
回路基板10は第1面10c及び第2面10dを有し、回路基板10の端部10aの第1面10cには、張出し部2a上に配置された第1端子6a及び第2端子からなる端子部とACFにより導電接続される配線14が形成されている。更に、回路基板10の他端部10bの第1面10cには、配線14と電気的に接続される回路素子としての複数の半導体装置11(本実施形態においては5つ)が配置され、これら半導体装置11の配置方向に沿って複数の光源部としてのLED12(本実施形態においては4つ)が配置されている。半導体装置11は第1透明電極4a及び第2透明電極4bに対して駆動信号を供給するものである。更に、回路基板10の第1面10c上には、外部から半導体装置11に対して制御信号や電源などを供給するための配線(図示せず)が形成されている。
【0065】
バックライト200は、液晶パネル100の第2基板2に隣り合って配置され、液晶パネル100の第2基板は、バックライト200から照射される光が入射する光入射側の基板となり、液晶パネル100の第1基板3は、バックライト200から照射された光が液晶パネル100内を通過して液晶パネル100から出射する光出射側の基板となる。したがって、上述の第1偏光板8a及び第2偏光板8bは、それぞれ光出射側の基板、光入射側の基板に配置される。
【0066】
次に、バックライトについて説明する。
【0067】
図1及び図2に示すように、バックライト200は、液晶パネル100の第2基板2側に光出射面となる第1面211aを向けるほぼ矩形の導光板210と、液晶装置として組み立てた時に導光板210の第1凹部210bに収納される回路基板10上に配置されたLED12からなる光源と、液晶パネル100と導光板210との間に導光板210から液晶パネル100に向かって順に配置された矩形状のシート状光学部品としての拡散板222と2枚のプリズムシート220及び221と、導光板210の光出射面となる第1面211aと対向する第2面211bと隣り合って配置された矩形状のシート状光学部品としての反射板223とを有する。
【0068】
導光板210は、導光板210に対応して配置された液晶パネルに対し、LED12から出射された光を液晶パネルの面内に均一に照射するためのものであり、アクリル樹脂やポリカーボネートなどから形成される。反射板223は、導光板210から出た光を液晶パネル100側へ反射させるためのものである。拡散板222は、表示画面内の光の輝度をより均一化させるためのものである。2枚のプリズムシート220及び221は、出射光の配向角を調整し、正面の輝度を向上させるためのものである。
【0069】
以下に、バックライト200を構成する導光板の構成について図1、図2及び図5を用いて詳細に説明する。
【0070】
導光板210は、液晶パネル100の表示領域に対して光を出射する導光領域210dと、液晶装置1として組み立てときに張出し部2aを支持する第1支持部210aが配置される支持領域210gと、支持領域210gと導光領域210dとの間の領域に配置されたLED12を収納する4つの第1凹部210bが設けられたLED領域210fとを有する。
【0071】
導光板210の第1支持部210aは、導光領域210dが延在した形状となっており、導光板210の一辺212aに沿って配置され、第1面211aを上にした時に、導光領域210dからやや突き出した凸部状となるように形成されている。更に、図5に示すように、第1支持部210aは、第2面211b側に第2凹部210cを有している。図5(d)において、第2凹部210cの深さbは約1.2mm、幅eは約3.4mmとなっている。また、第2凹部210cが設けられた第1支持部210aの側部の厚みdは約1.0mm、液晶装置として組み立てた時に張出し部2aを支持する部分の厚みcは約0.3mmとなっている。本実施形態においては、第1支持部210aの導光領域210dを基準としたときの高さは、第2偏光板8b、プリズムシート220、プリズムシート221及び拡散板222を重ねた時の厚みにほぼ相当する。このように、本実施形態においては、導光板に張出し部を支持する第1支持部を設けたので、液晶パネルの張出し部の外部からの力に対する強度を向上させることができる。すなわち、液晶パネルにおいて、張出し部は基板が1枚しかないため、第1基板と第2基板とが重なりあった部分と比較して強度が低いが、第1支持部を設けることにより張出し部の強度を向上させることができる。これにより、液晶パネルを構成する基板に割れや欠けなどの損傷が発生することを抑制することができるし、また、張出し部に配置された端子部に接続された回路基板の剥がれの発生が抑制されるので、品質の優れた液晶装置を得ることができる。また、半導体装置を収納する第2凹部が設けられているので、液晶装置を小型化することができる。導光板210の導光領域210dはほぼ液晶パネルの表示領域に対応している。導光板210の一辺212aに直交する二辺212b及び212cには、導光領域210d部分から突出する突出部210eが、各辺5つづつ設けられている。これら各突出部210eは、フレーム300に設けられた対応する凹部300aに挿入され、固定される。突出部210eはほぼ等間隔に配置されている。図5(d)において、導光領域210dにおける導光板の厚さaは約1mmである。
【0072】
導光板210のLED領域210fは、液晶装置1として組み立てた時に、第2面211b側に第1接着層21を介して導光板210と回路基板10とを接着固定して回路基板10を支持する5つの第2支持部210hと、隣り合う第2支持部210h間に配置されたLED12が収納される4つの第1凹部210bとを有する。第1凹部210bは、導光板210の第2面211b側に位置する。本実施形態においては、LED12の高さ、すなわち導光板210の厚さ方向に沿ったLEDの寸法が約1mmと、導光領域210dにおける導光板210の厚さとほぼ同じため、第1凹部210bは導光板210を貫通する孔状となっている。このようにLEDを収納する第1凹部を導光板に設けることにより、導光板から突出した状態でLEDを設ける必要がなく、液晶装置を小型化することができる。また、支持領域と導光領域との間の領域に、第1凹部は設けられるので、導光板に支持領域があるにも関わらずLEDからの光は支持領域を通過することなく導光領域に照射することができる。したがって、従来のものとほぼ同じ照度の光源を使用することができる。本実施形態においては、図6に示すように、第1接着層21(図上、斜線で埋められた部分)は、導光板210のLED領域210fの第2面211b側に位置する5つの第2支持部210hに対応して形成されている。第1接着層21としては両面テープが用いられる。本実施形態においては、5箇所に設けられた第1接着層21によって、導光板210と回路基板10とが接着される。例えば、第1凹部210bを複数設けず、導光板210の一辺212aに沿った細長い凹部を1つ設け、この凹部に4つのLEDが配置されるように構成することも可能であるが、凹部を複数設けることにより、第2支持部210hを3つ以上設けることができ、導光板210と回路基板10との接着箇所及び接着面積を大きくすることができ、液晶装置1に衝撃が加わっても、回路基板10が導光板210から剥がれにくい。特に、液晶装置を駆動した場合、LEDから発せられる熱により第1接着層自体の接着強度が落ちやすい場合においては、導光板と回路基板との接着箇所を増やし、接着面積を大きくすることは有効である。
【0073】
図1〜図3に示すように、フレーム300は矩形の中央部がくりぬかれた額縁状を有し、液晶パネル100及びバックライト200がフレーム300により収納される。フレーム300には、液晶装置1としたときに回路基板10が折曲がって回路基板10の他端部10bが導光板210の第2面側211bに位置しやすいように、フレーム300の一辺に回路基板用凹部300bが設けられ、この回路基板用凹部300bが設けられた一辺と直交する二辺それぞれに沿って導光板210の複数の突出部210eそれぞれに対応した凹部300aが設けられている。
【0074】
液晶装置1として組み立てられる場合、フレーム300に導光板210が配置され、凹部300aに導光板210の突出部210eがはめ込まれることにより導光板210はフレーム300に固定される。更に、導光板210上に、拡散板222、2枚のプリズムシート221及び220、額縁状の接着シート20が配置され、接着シート20により、拡散板222、2枚のプリズムシート221及び220は、導光板210に固定配置される。更に、接着シート20上に液晶パネル100が配置され、接着シート20により液晶パネル100とバックライト200とは固定される。また、反射板223はフレーム300の裏側に導光板210とフレーム300とを覆うように貼り付けられる。
【0075】
従来においては、液晶パネルの張出し部はフレームによって支持されていたため、フレームの衝撃が加わった場合、液晶パネルを構成する基板に割れや欠けなどの損傷が発生する問題があった。また、張出し部の端子部にACFにより電気接続されていた回路基板が剥がれるという問題があった。更には、張出し部上に実装されている半導体装置といった回路素子が剥がれたりするという問題があった。これに対し、本実施形態においては、液晶パネルの張出し部はフレームには支持されず、フレームにより支持された導光板に支持されるので、フレームに衝撃が加わっても、導光板を介して張出し部に衝撃が伝わるので、液晶パネルを構成する基板の損傷や回路基板の剥がれ、回路素子の剥がれ等の発生を少なくすることが出来る。
【0076】
更に、本実施形態においては、張出し部を支持する第1支持部が配置された支持領域ではなく導光領域に、フレームに設けられた凹部にかみあって固定される突起としての突出部が設けられているので、支持領域にフレームに固定される突出部が設けられる場合と比較して、張出し部への衝撃を小さくすることができ、液晶パネルを構成する基板の損傷や回路基板の剥がれ、回路素子の剥がれ等の発生を少なくすることができる。更に、本実施形態においては、フレームに固定される突出部を複数設けているので、フレームに衝撃が加わっても、導光板に対する衝撃が局部的に集中するのではなく、衝撃を分散することができる。
【0077】
接着シート20は、両面が接着可能なシートであり、図7に示すように、導光板210の突出部210eを除く、第1面211aの外縁部に沿った額縁形状を有している。接着シート20は、LED領域210f、支持領域210g及び導光領域210dの外周部を覆う形状を有している。接着シート20は、その内縁部が、プリズムシート220及び221、拡散板222が配置される領域(一点鎖線で囲まれる領域)内におさまるように形成されている。接着シート20は、一部が第1支持部210aと張出し部2aとを接着する第3接着層として機能し、より回路基板の剥がれの発生を少なくすることができる。また、ここでは図示を省略しているが、接着シート20の内縁部は、接着シート20の内縁部により規定された領域内に表示領域がおさまるような形状に形成されている。更に、本実施形態においては、接着シート20は遮光性を有しており、バックライトからの光もれを防止することができる。
【0078】
(第2実施形態)
第1実施形態においては、張出し部2aを有する第2基板2が、バックライト側に配置されるように液晶パネル100が組み込まれているが、第2実施形態として、図8に示すように、第1基板3が、バックライト130側に配置されるように液晶パネル100が組み込まれる構成としても良い。以下に、第2実施形態についての液晶装置の構造について説明するが、第1実施形態と同様の構成については説明を省略し、異なる構造についてのみ説明する。
【0079】
第2実施形態における液晶装置10は、液晶パネル100の配置が第1実施形態と異なる。
【0080】
これに伴い、第2実施形態においては、張出し部2aを支持する導光板120の第1支持部120aの厚みが、第1実施形態における第1支持部210aの厚みよりも厚くなっている。本実施形態においては、第1支持部120aの導光領域120dを基準としたときの高さは、液晶層9、第1基板3、第1偏光板8a、プリズムシート220、プリズムシート221及び拡散板222を重ねた合計の厚み分の値にほぼ相当する。
【0081】
また、第1実施形態では、回路基板10の第1面10cに半導体装置11が配置されているが、本実施形態では、回路基板10の第2面10dに半導体装置11が配置されている。
【0082】
また、第1実施形態では第1支持部210aと張出し部2aとは接着シート20により接着されているのに対し、本実施形態では接着シートを設けていないが、回路基板10と第1支持部120aとの間に接着シートを設けてもよい。尚、この場合、接着シートは、第1実施形態と同様に液晶パネル100とバックライト130とを接着する額縁状の接着シートを第1支持部120aまで延在した形状のものを用いることもできるし、液晶パネル100とバックライト130とを接着する額縁状シート20と別に設けても良い。
【0083】
尚、本実施形態において、第1実施形態における導光板210の第1凹部210b、第2凹部210c、導光領域210d、LED領域210f及び支持領域210gは、それぞれ導光板120の第1凹部120b、第2凹部120c、導光領域120d、LED領域120f、支持領域120gに相当する。
【0084】
(第3実施形態)
以下、図9を用いて本発明による電気光学装置の一例としてのCOG方式を採用した単純マトリクス液晶装置について説明する。図9は第3実施形態における液晶装置の断面図である。尚、本実施形態においては、第1実施形態と同様の構造については同じ符号を付している。
【0085】
第1実施形態では、液晶パネルの張出し部を有する第2基板がバックライト側に配置されているのに対し、本実施形態では、バックライト側に第1基板が配置され、この第1基板に対向して液晶パネルの張出し部を有する第2基板が配置されている。すなわち、張出し部を有する第2基板が観察面側に配置される。また、第1実施形態においては、回路基板に半導体装置が実装され、この回路基板が張出し部に接着されていたが、本実施形態においては半導体装置が張出し部に実装されている。
【0086】
図9において、液晶装置401は、液晶パネル100と、バックライト500と、液晶パネル100とバックライト500とを接着する額縁状の接着シート420と、バックライト500を収納するフレーム300とを有する。本実施形態においても、バックライトの一部である光源部としてのLED12は、液晶パネル100の張出し部に電気的に接続される可撓性基板としての配線基板410に固定配置されている。
【0087】
本実施形態においては、張出し部2aの第1基板3側の面には、半導体装置411が実装され、この半導体装置411と第2電極4bとを電気的に接続する第2電極4bが延在してなる配線405、半導体装置411とACF(異方性導電フィルム)により配線基板410とを電気的に接続する端子部406とが配置されている。
【0088】
配線基板410は第1面410c及び第2面410dを有し、配線基板410の端部410aの第1面410cには、張出し部2a上に配置された第1端子406a及び第2端子からなる端子部とACFにより導電接続される配線が形成されている。更に、配線基板410の他端部410bの第2面410dにはLED12が例えば4つ固定配置されている。
【0089】
バックライト500は、液晶パネル100の第1基板3に隣り合って配置され、液晶パネル100の第1基板3側の面は、バックライト500から照射される光が入射する光入射側の面となり、液晶パネル100の第2基板2側の面は、バックライト500から照射された光が液晶パネル100内を通過して液晶パネル100から出射する光出射側の面となる。
【0090】
次に、バックライトについて説明する。
【0091】
バックライト500は、液晶パネル100の第1基板3に光出射面である第1面511aを向けるほぼ矩形の導光板510と、液晶装置として組み立てた時に導光板510の第1凹部510bに収納される配線基板410上に固定配置されたLED12と、液晶パネル400と導光板510との間に導光板510から液晶パネル400に向かって順に配置された矩形状のシート状光学部品としての拡散板222と2枚のプリズムシート220及び221と、導光板510の光出射面となる第1面511aと対向する第2面511bと隣り合って配置された矩形状のシート状光学部品としての反射板223とを有する。
【0092】
導光板510は、導光板510に対応して配置された液晶パネル100に対し、LED12から出射された光を液晶パネルの面内に均一に照射するためのものであり、アクリル樹脂やポリカーボネートなどから形成される。反射板223は、導光板210から出た光を液晶パネル100側へ反射させるためのものである。拡散板222は、表示画面内の光の輝度をより均一化させるためのものである。2枚のプリズムシート220及び221は、出射光の配向角を調整し、正面の輝度を向上させるためのものである。
【0093】
以下に、バックライト500を構成する導光板510の構成について説明する。
【0094】
本実施形態における導光板510は、液晶パネル100の表示領域に対して光を出射する導光領域510dと、液晶装置401として組み立てときに張出し部2aを支持する第1支持部510aが配置される支持領域510gと、支持領域部510gと導光領域510dとの間の領域に配置されたLED12を収納する4つの凹部510bが設けられたLED領域510fとを有する。
【0095】
導光板510の第1支持部510aは、導光領域510dが延在した形状となっており、第1実施形態と同様に、導光板510の一辺に沿って配置され、第1面511aを上にした時に、導光領域510dからやや突き出した凸部状となるように形成されている。本実施形態においては、第1支持部510aの導光領域510dを基準としたときの高さは、液晶層9、第1基板3、第1偏光板8a、プリズムシート220、プリズムシート221及び拡散板222を重ねた合計の厚みから半導体装置411の厚み分を差し引いた値にほぼ相当する。
【0096】
導光板510の導光領域510dはほぼ液晶パネルの表示領域に対応している。本実施形態においても、第1実施形態と同様に、導光板510向かいあう二辺に、導光領域510d部分から突出する突起としての突出部が設けられ、これら各突出部は、フレーム300に設けられた対応する凹部に挿入されて固定される。
【0097】
導光板510のLED領域510fは、第1実施形態と同様に、液晶装置401として組み立てた時に、第2面511b側に第1接着層21を介して導光板510と配線基板410とを接着固定して配線基板410を支持する5つの第2支持部510hと、隣り合う第2支持部510h間に配置されたLED12が収納される4つの第1凹部510bとを有する。第1凹部510bは、導光板510の第2面511b側に設けられる。本実施形態においても第1実施形態と同様に、LED12の高さ、すなわち導光板510の厚さ方向に沿ったLEDの寸法が約1mmと、導光領域510dにおける導光板510の厚さとほぼ同じため、第1凹部510bは導光板510を貫通する孔状となっている。第1接着層21は、導光板510のLED領域510fの第2面511b側に位置する5つの第2支持部510hに対応して形成されている。第1接着層21としては例えば両面テープが用いられる。本実施形態においても、5箇所に設けられた第1接着層21によって、導光板510と配線基板410とが接着固定される。
【0098】
フレーム300は、第1実施形態のフレームと同様の構造を有しており、詳細な構造については説明を省略する。第1実施形態においては回路基板用凹部300bに沿って回路基板が配置されていたが、本実施形態では、回路基板用凹部に相当する凹部に配線基板が沿うように配置される。
【0099】
液晶装置1として組み立てられた場合、フレーム300に反射板223及び導光板510が配置され、フレームの凹部に導光板510の突出部がはめ込まれることにより反射板223及び導光板510は固定される。更に、導光板510上に、拡散板222、2枚のプリズムシート221及び220、額縁状の接着シート420が配置され、接着シート420により、拡散板222、2枚のプリズムシート221及び220は、導光板510に固定配置される。更に、接着シート420上に液晶パネル100が配置され、接着シート420により液晶パネル100とバックライト500とは接着固定される。また、半導体装置411と第1支持部510aとは、両面テープからなる第2接着層520によって接着固定されている。
【0100】
このように、本実施形態においても、導光板に張出し部を支持する第1支持部が設けられることにより、液晶パネルの張出し部の外部からの力に対する強度を向上させることができる。すなわち、液晶パネルにおいて、張出し部は基板が1枚しかないため、第1基板と第2基板とが重なりあった部分と比較して、張出し部は強度が低いが、第1支持部を設けることにより張出し部の強度を向上させることができる。これにより、張出し部に配置された端子部に接続される配線基板の剥がれの発生が抑制され、品質特性の優れた液晶装置を得ることができる。
【0101】
また、従来においては、液晶パネルの張出し部はフレームによって支持されていたため、フレームの衝撃が加わった場合、端子部が設けられている張出し部に直に衝撃が伝わったため、張出し部に実装される半導体装置といった回路素子が破壊されたり、剥がれるという問題があった。更に、張出し部の端子部にACFにより電気接続されていた配線基板が剥がれるという問題があった。これに対し、本実施形態においては、液晶パネルの張出し部はフレームには支持されず、フレームにより支持された導光板に支持されるので、フレームに衝撃が加わっても、導光板を介して張出し部に衝撃が伝わるので、張出し部に実装された半導体装置などの回路素子の破壊や剥がれ、配線基板の剥がれの発生を少なくすることが出来る。また、本実施形態においては、導光板の第1支持部に半導体装置が接着固定されているので、半導体装置の剥がれの発生を更に少なくすることができる。
【0102】
このように、半導体装置といった回路素子が液晶パネルの張出し部に実装されている液晶装置に対しても本発明を適用することができる。また、液晶パネルの張出し部を有する基板が観察面側に位置する場合においても本発明を適用することができる。
【0103】
(第4実施形態)以下、図10を用いて本発明による電気光学装置の一例としてのCOG方式を採用した単純マトリクス型透過型液晶装置について説明する。本実施形態は、第3実施形態と比較して、張出し部2aを支える部分の導光板形状が異なるという点で相違し、以下、第3実施形態と同様の構造については説明を省略する。
【0104】
本実施形態における液晶装置601のバックライト700を構成する導光板710の構造について説明する。
【0105】
本実施形態における導光板710は、液晶パネル100の表示領域に対して光を出射する導光領域710dと、液晶装置601として組み立てときに張出し部2aを支持する第1支持部710aが配置される支持領域710gと、支持領域部710gと導光領域710dとの間の領域に配置されたLED12を収納する4つの凹部710bが設けられたLED領域710fとを有する。また導光板710は、液晶パネル100側に向けられた光出射面となる第1面711aと、この第1面711aと対向する第2面711bとを有している。
【0106】
導光板710の第1支持部710aは、導光領域710dが延在した形状となっており、第3実施形態と同様に、導光板710の一辺に沿って配置され、出射面711aを上にした時に、導光領域710dからやや突き出した凸部状となるように形成されている。本実施形態においては、第1支持部710aの導光領域710dを基準としたときの高さは、液晶層9、第1基板3、第1偏光板8a、プリズムシート220、プリズムシート221及び拡散板222を重ねた合計の厚みにほぼ相当する。本実施形態では、導光板710の第1支持部710aの第1面711a側に半導体装置411を収納する第2凹部710cが設けられている。本実施形態においては、第2凹部710cを有する第1支持部710aの第1面711aと張出し部2aとが当接している構造となっているが、例えば、第1支持部710aと張出し部2aとの間に第3接着層として両面テープを設けて接着しても良い。
【0107】
導光板710の導光領域710dはほぼ液晶パネルの表示領域に対応している。本実施形態においても、第2実施形態と同様に、導光板710の向かいあう二辺に、導光領域710d部分から突出する突起としての突出部が設けられ、これら各突出部は、フレーム300に設けられた対応する凹部に挿入されて固定される。
【0108】
このように、本実施形態においても、導光板に張出し部を支持する第1支持部が設けられることにより、液晶パネルの張出し部の外部からの力に対する強度を向上させることができる。すなわち、液晶パネルにおいて、張出し部は基板が1枚しかないため、第1基板と第2基板とが重なりあった部分と比較して、張出し部は強度が低いが、第1支持部を設けることにより張出し部の強度を向上させることができる。これにより、張出し部に配置された端子部に接続される配線基板の剥がれの発生が抑制され、品質特性の優れた液晶装置を得ることができる。
【0109】
また、本実施形態においても、第2実施形態と同様に、液晶パネルの張出し部はフレームには支持されず、フレームにより支持された導光板に支持されるので、フレームに衝撃が加わっても、導光板を介して張出し部に衝撃が伝わるので、張出し部に実装された半導体装置などの回路素子の破壊や剥がれ、配線基板の剥がれの発生を少なくすることが出来る。
【0110】
このように、半導体装置といった回路素子が液晶パネルの張出し部に実装されている液晶装置に対しても本発明を適用することができる。また、液晶パネルの張出し部を有する基板が観察面側に位置する場合においても本発明を適用することができる。
【0111】
(第5実施形態)
第3及び第4実施形態においては、第1基板3がバックライト500又は700側に配置されるように液晶パネル100が組み込まれている。しかし、本実施形態のように、図11に示すように、張出し部2aを有する第2基板2が、バックライト800側に配置されるように液晶パネル100が組み込まれる構成としても良い。以下に、第5実施形態についての液晶装置の構造について説明するが、第3実施形態と同様の構成については説明を省略し、異なる構造についてのみ説明する。
【0112】
第5実施形態における液晶装置801は、液晶パネル100の配置が第3実施形態と異なる。
【0113】
これに伴い、第5実施形態においては、張出し部2aを支持する導光板810の第1支持部810aの厚みが、第3実施形態における第1支持部510aの厚みよりも薄くなっている。本実施形態においては、第1支持部810aの導光領域810dを基準としたときの高さは、第2偏光板8b、プリズムシート220、プリズムシート221及び拡散板222を重ねた合計の厚み分の値にほぼ相当する。
【0115】
第3実施形態では第1支持部510aと半導体装置411とは接着シート520により接着されているのに対し、本実施形態では接着シート421は、液晶パネル100とバックライト800とを接着する額縁状の接着シートを第1支持部810aまで延在した形状のものを用いている。
【0116】
尚、本実施形態において、第3実施形態における導光板510の第1凹部510b、導光領域510d、LED領域510f及び支持領域510gは、それぞれ導光板810の第1凹部810b、導光領域810d、LED領 域810f、支持領域810gに相当する。
【0117】
(第6実施形態)
上述の実施形態においては、単純マトリクス型液晶装置を例にあげて説明したが、これに限られるものではなく、TFTやTFDといったスイッチング素子を用いたアクティブマトリクス型液晶装置にも適用できる。以下に、図12を用いて第6実施形態として、COG方式を採用したTFDを用いたアクティブマトリクス型透過型液晶装置を例にあげて説明する。尚、本実施形態においては、第5実施形態に示す液晶装置と比較して、液晶パネルの構造のみが異なるので、主に異なる構造のみを説明し、第5実施形態と同様の構造については同じ符号を付し、説明を省略する。
【0118】
図12において、液晶装置900は、液晶パネル400と、バックライト500と、液晶パネル400とバックライト500とを接着する額縁状の接着シート421と、バックライト800を収納するフレーム300とを有する。
【0119】
液晶パネル400は、第1基板としてのアレイ基板403と、アレイ基板403から張出した張出し部402aを有する第2基板としての対向基板402と、これら一対の対向基板402及びアレイ基板403を貼り合わせる基板周縁部に設けられたシール材7と、一対の基板402及び403とシール材7とにより形成された空間内に挟持された電気光学物質としての90度ねじれのネマティック液晶409と、一対の基板を挟むように設けられた第1偏光板8a及び第2偏光板8bと、張出し部402aのアレイ基板403側の面に実装された半導体装置911と、この半導体装置911と走査線404とを電気的に接続する走査線404が延在してなる配線905、半導体装置911とACF(異方性導電フィルム)により配線基板410とを電気的に接続する端子部906とが配置されている。
【0120】
対向基板402のアレイ基板403と対向する面上には、複数のITO(Indium Tin Oxide)膜からなるストライプ状の第2電極としての走査線404が形成され、この走査線404を覆うようにポリイミドなどからなる配向膜(図示せず)が形成されている。走査線404には、走査線駆動回路から走査信号が供給される。一方、アレイ基板403の対向基板402と対向する面上には、走査線404と交差するように複数のITO膜からなるストライプ状のデータ線414と、データ線414に電気的に接続する複数のスイッチング素子としてのTFD素子(図示せず)と、各TFD素子に電気的に接続した画素電極424とが形成され、更にこれらデータ線414、TFD素子、画素電極424を覆うようにポリイミドなどからなる配向膜(図示せず)が形成されている。データ線414にはデータ線駆動回路から画像信号が供給される。
【0121】
対向基板402、アレイ基板403はそれぞれ矩形状を有し、対向基板402は、アレイ基板403から張り出した張出し部402aを有している。本実施形態においては、データ線駆動回路の一部を構成する半導体装置911及び走査線駆動回路の一部を構成する 半導体装置(図示せず)が、張出し部402aのアレイ基板403側の面に実装されている。張出し部402aのアレイ基板403と対向する面上には、走査線404が延在して走査線駆動用の半導体装置911と電気的に接続する第1配線905と、走査線駆動用の半導体装置911と電気的に接続する第1端子906と、データ線414とシール材7に混入された導電材を介して電気的に接続されデータ線駆動用の半導体装置(図示せず)と電
気的に接続する第2配線(図示せず)と、この第2配線と電気的に接続するデータ線駆動用の半導体装置と電気的に接続する第2端子(図示せず)とが形成されている。第1端子906及び第2端子は、配線が形成された可撓性基板としての配線基板410の配線と電気的に接続し、配線基板410を介して外部から、張出し部402aに実装された走査線駆動回路の半導体装置911及びデータ線駆動回路の半導体装置に対して制御信号や電源などが供給される。液晶パネル400においては、対向する走査線及び画素電極、これらにより挟持される液晶とにより画素が形成される。そして、各画素に印加する電圧を選択的に変化させることによって液晶の光学特性を変化させ、バックライトから照射される光は各画素のこの液晶を透過することによって変調される。
【0122】
(第7実施形態)
上述の実施形態においては、透過型液晶装置を例にあげて説明したが、これに限られるものではなく、バックライトが搭載される液晶装置に適用でき、例えば半透過半反射型の液晶装置にも適用することもできる。以下に、図13を用いて第7実施形態として、COG方式を採用したTFDを用いたアクティブマトリクス型半透過半反射型液晶装置を例にあげて説明する。尚、本実施形態においては、第6実施形態に示す液晶装置と比較して、液晶パネルの構造の一部のみが異なるので、主に異なる構造のみを説明し、第6実施形態と同様の構造については同じ符号を付し、説明を省略する。
【0123】
図12に示すように、本実施形態における液晶装置1000は、液晶パネル401として第6実施形態に示す液晶パネル400に反射膜430が設けられている点で大きく異なる。具体的には、対向基板402上に、アルミニウムなどからなる反射部材が反射膜430として設けられ、この反射膜430を覆うように絶縁膜432が設けられ、この絶縁膜432上に走査線404が設けられた構成となっている。反射膜430は、各画素電極424毎に開口部430aが設けられている。この液晶装置1000においては、外光が十分な場合には、外光が液晶パネル401を通過して反射膜430で反射し、この反射光を利用して表示が行われる。一方、外光が不十分な場合には、バックライト800からの光が反射膜430に設けられた開口部430aを通過し、更に液晶パネル401を通過して表示が行われる。
【0124】
以上各実施形態に示した液晶装置は、半導体装置などの回路素子が直接実装される、あるいは回路素子が実装された回路基板が接着される張出し部が、導光板の第1支持部により支持されるため、外部からの衝撃に強い。更に、半導体装置などの回路素子は導光板に形成された凹部に収納される、あるいは、液晶パネルと導光板との間に位置するように設計されているため薄型及び小型化が可能であるので、携帯電話や電子手帳といった携帯電子機器に組み込むのに特に適している。
【0125】
また、上述の実施形態においては、回路素子として半導体装置を例にあげて説明したが、液晶を駆動するための駆動回路を構成する回路素子であればよく、半導体装置の他に、キャパシタなどに適用することができる。
【0126】
また、上述の実施形態においては、光源は可撓性基板上に配置されているが、必ずしもこのような構造をとる必要はない。
【0127】
また、上述の実施形態に示したように、本発明は、バックライトが搭載される液晶装置に適用でき、透過型液晶装置や半透過半反射型の液晶装置に適用することができる。
【0128】
また、上述の実施形態に示したように、本発明は、パッシブ型液晶装置やTFTやTFDといったスイッチング素子を用いたアクティブマトリクス型液晶装置に適用できる。
【0129】
また、半導体装置の実装形態も限定されない。例えば、ICチップが基板上に直接実装される構造のCOG方式、ICチップが実装されたTAB(Tape Automated Bonding)基板を液晶パネル側の基板に接続する構造やFPC(Flexible Printed Circuit)を介して基板にICチップを接続する構造などの液晶装置に適用できる。
【0130】
(第8実施形態)
図14は本発明に係る電子機器の一実施形態であるモバイル型のパーソナルコンピュータを示している。ここに示すコンピュータ50は、キーボード51を備えた本体部52と、液晶表示ユニット53とから構成されている。液晶表示ユニット53は外枠に液晶装置54が組み込まれてなり、この液晶装置54は、例えば上述した実施形態に示した液晶装置を用いて構成できる。
【0131】
(第9実施形態)
図15は、本発明に係る電子機器の他の実施形態である携帯電話機を示している。ここに示す携帯電話機60は、複数の操作ボタン61の他、受話口62、送話口63を有する外枠に、液晶装置64が組み込まれてなる。この液晶装置64は、例えば上述した実施形態に示した液晶装置を用いて構成できる。
【0132】
(第10実施形態)
図16は、本発明に係る電子機器の更に他の実施形態であるデジタルスチルカメラを示している。通常のカメラは、被写体の光像によってフィルムを感光するのに対し、デジタルスチルカメラ70は、被写体の光像をCCD(ChargeCoupled Device)などといった撮像素子により光電変換して撮像信号を生成するものである。
【0133】
ここで、デジタルスチルカメラ70のケース71の背面には、液晶装置74が設けられ、CCDによる撮像信号に基づいて表示を行う構成となっている。このため、液晶装置74は、被写体を表示するファインダとして機能する。また、ケース71の前面側(図14に示す構造の裏面側)には、光学レンズやCCDなどを含んだ受光ユニット72が設けられている。液晶装置74は、例えば上述した実施形態に示した液晶装置を用いて構成できる。撮影者は、液晶表示装置74に表示された被写体を確認して、シャッタボタン73を押下して撮影を行う。
【0134】
また、本発明に係る電子機器としては、図14のパーソナルコンピュータや、図15の携帯電話機や、図16のデジタルスチルカメラの他に、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話機、POS端末機などがあげられる。そして、これらの各種電子機器の表示部として本発明に係る液晶装置を用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態にかかわる液晶装置の分解斜視図である。
【図2】 第1実施形態にかかわる液晶装置の断面図である。
【図3】 第1実施形態にかかわる液晶装置の斜視図である。
【図4】 第1実施形態にかかわる液晶パネルの斜視図である。
【図5】 図5(a)は第1実施形態における第1面を上に位置させた場合の導光板の斜視図であり、図5(b)は図5(a)の導光板を第1面を下に位置させた場合の導光板の斜視図であり、図5(c)は図5(a)の線A−A’で切断した断面図であり、図5(d)は図5(a)の線B−B’で切断した断面図である。
【図6】 第1実施形態に液晶装置の導光板と第1接着層との位置関係を説明するための図である。
【図7】 第1実施形態にかかわる液晶装置のシート状光学部品、導光板及び第3接着層としての接着シートとの位置関係を説明するための図である。
【図8】 第2実施形態にかかわる液晶装置の断面図である。
【図9】 第3実施形態にかかわる液晶装置の断面図である。
【図10】 第4実施形態にかかわる液晶装置の断面図である。
【図11】 第5実施形態にかかわる液晶装置の断面図である。
【図12】 第6実施形態にかかわる液晶装置の断面図である。
【図13】 第7実施形態にかかわる液晶装置の断面図である。
【図14】 本発明に係る電子機器の一実施形態であるモバイル型コンピュータを示す斜視図である。
【図15】 本発明に係る電子機器の他の実施形態である携帯電話機を示す斜視図である。
【図16】 本発明に係る電子機器の他の実施形態であるデジタルスチルかメタを示す斜視図である。
【符号の説明】
1、110、401、601、801、900、1000…液晶装置
2・・・第2基板
2a、402a・・・張出し部
3・・・第1基板
6、406・・・端子部
9…STN液晶
10・・・回路基板
11、411…半導体装置
12…LED
14…配線
20、420、421…接着テープ
21…第1接着層
50…コンピュータ
60…携帯電話機
70…デジタルスチルカメラ
100、400、401…液晶パネル
130、200、500、700、800…バックライト
120、210、510、710、810…導光板
120a、210a、510a、710a、810a…第1支持部
210b、510b、710b…第1凹部
210c、710c…第2凹部
210d、510d、710d…導光領域
210e…突出部
210f、510f、710f…LED領域
210g、510g、710g…支持領域
210h、510h、710h…第2支持部
211a、511a、711a…導光板の第1面
211b、511b、711b…導光板の第2面
300…フレーム
300a…凹部
220、221…プリズムシート
222…拡散板
223…反射板
403…アレイ基板
402…対向基板
409…90度ねじれのネマティック液晶
520…第2接着層

Claims (7)

  1. 一対の基板間に電気光学物質を挟持した電気光学パネルと、
    少なくとも前記電気光学物質が挟持された表示領域に光を出射する光出射面が対向するように前記電気光学パネルの背面側に配設される導光板と、
    前記光出射面と略同等な大きさの外形を有し、前記表示領域を含む領域を開口部とした両面が接着可能な額縁状の接着シートと、
    前記接着シートよりも小さな外形を有し、前記導光板が出射する光を拡散させる拡散板を含む複数の光学シートと、
    少なくとも前記電気光学パネルと、前記導光板と、前記接着シートと、前記光学シートとを収納するとともに、前記導光板を支持するフレームと、を備え、
    前記一対の基板のうち、一方の基板は、他方の基板から突出している張出し部を有し、
    前記導光板は、前記光出射面と、前記光出射面と段差を持って設けられた前記張出し部を支持する支持領域とを有し、
    前記光学シート、前記接着シート、前記電気光学パネルは、この順に前記導光板の上に重畳されるとともに、前記接着シートにより前記導光板に固定され、
    前記電気光学パネルは、前記張出し部が前記支持領域に当接するように前記導光板に固定されることを特徴とする電気光学装置。
  2. 前記接着シートの外形は、前記導光板の支持領域を覆うように延長されて設けられ、
    前記電気光学パネルの張出し部は、前記接着シートにより前記導光板の支持領域に固定されることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置。
  3. 前記接着シートは、遮光性を有することを特徴とする請求項1または2に記載の電気光学装置。
  4. 前記光学シートには、出射光の配光角を調整するプリズムシートが含まれることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  5. 前記導光板は、光を放射する光源を収納する第1凹部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  6. 前記導光板の支持領域には、回路素子を収納するための第2凹部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の電気光学装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の電気光学装置を有することを特徴とする電子機器。
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