JP3914816B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリを包含する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
画像形成装置、とくに卓上型の画像形成装置は通常複数のオペレータにより運搬されその手段として左右側面下方に把手形状が設けられているものがほとんどを占めている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
把手形状の運搬手段を備えた画像形成装置の移動運搬時において不意に給紙トレイが開放された場合(とくに転写紙満載時)、給紙トレイは重心が移動して把手に掛かる重量バランスが想定外に変化し、最悪の場合、制御できずに横転落下することが予想される。また、最初(設置時)から給紙トレイを開放した状態で運搬しようとすれば、給紙トレイを固定する固定手段が設けられていてもその効力は発揮されない。さらに、電源投入のままで運搬しようとする行為も否定できない。
【0004】
本発明の目的は、給紙トレイが開放されたまま搬送されるのを防止し、電源が投入されたまま搬送作業が行われるのを防止し得る画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
したがって、前記課題を解決するために、請求項1記載の発明では、搬送時に使用する運搬手段を給紙トレイに隣接する側面に備えた画像形成装置であって、前記運搬手段の使用中に前記給紙トレイを開放不能に固定する給紙トレイ固定手段と、前記給紙トレイ開放時、前記運搬手段の利用を不能にするために前記運搬手段を覆い隠す運搬防止手段と、を備え、前記給紙トレイ固定手段は、前記運搬手段と前記給紙トレイの間に設けられることを特徴とする画像形成装置を最も主要な特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の画像形成装置において、電源投入のままでの前記運搬手段の使用に対して警告を発する警告手段を備え、前記警告手段は、前記固定手段近傍に設けることを主要な特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面により本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は画像形成装置を示す左斜視図である。図2は画像形成装置の内部を示す概略図である。画像形成装置Aには、左右側面下方に2名以上で運搬するための運搬手段である把手11,12が設けられている(右側の把手は図2には示されてない)。給紙トレイ21,22が上下2段で配備され、第1給紙トレイ21は小サイズ紙専用、第2給紙トレイ22は通常一般に使用される紙サイズのすべてに対応する構成としている。両者とも前方に引き出して転写紙を出し入れする。
【0009】
第1および第2給紙トレイ21,22は画像形成装置Aに装着されると、図示していない押え部材のばね力などにより運搬作業者の操作力よりも下回る程度の力で画像形成装置Aに保持される。ここで、画像形成装置Aが、第1および第2給紙トレイ21,22の自重が操作力を上回るほどに前方へ傾斜するか、または、画像形成装置Aに後方より外力が加わると、第1および第2給紙トレイ21,22は不意に前方へ開放される。この現象は運搬時の画像形成装置Aの不安定な状態や環境によってとくに発生し易い。
【0010】
図3は図1に示した画像形成装置の左側面の下方前方の把手に連動した給紙トレイ固定手段を示す断面図である。把手11内にはこれに隣接して枢動可能に取り付けられ、給紙トレイ固定手段を構成する3本のアーム3a,3b,3cを備えたレバー3を配置している。このレバー3は、常時、圧縮ばね34によって下方へ規制されている。第1および第2給紙トレイ21,22を画像形成装置A内に収納した状態でアーム3bを持ち上げると、レバー3の先端にあるアーム3aが支点38を中心に回転する。このとき、レバー3に取り付けられた固定部材31が第1給紙トレイ21の側面に開口している穴26に外側から挿入されて第1給紙トレイ21を固定する。
【0011】
第2給紙トレイ22にはその側面に開口している穴27の内側からアーム3cに取り付けられた固定部材32が挿入されて第2給紙トレイ22を固定する。固定穴26,27が少しでもずれると固定部材31,32が挿入できないためレバー3を押すことができず、運搬作業者に第1および第2給紙トレイ21,22の収納不良を認識させる。上述の構成により運搬時、把手に荷重をかけることによりレバー操作され、第1および第2給紙トレイ21,22が固定される。
【0012】
しかしながら、第1および第2給紙トレイ21,22をほとんど開放して把手11より前方に突出した場合、上述のレバー3は操作できることになる。図4は運搬防止手段と給紙トレイを示す側面図、そして図5はリンクレバーとツメの関係を示す概略斜視図である。把手11を覆い隠すように運搬防止手段を構成するシャッタ4が後方(矢印Bと反対方向)にスライドするように設けられる。このシャッタ4の後方中央に支点40を中心に回転する上下方向に延びたリンクレバー45を取着している。図4においては把手11とシャッタ4との関連を示すためにシャッタ4を切り欠いて把手11を表出している。
【0013】
第1および第2給紙トレイ21,22が完全に開放されると、シャッタ4は圧縮バネ44によって矢印B方向において前方に押され把手11を覆い隠す。第1および第2給紙トレイ21,22を画像形成装置A内に収納することにより、両給紙トレイ21,22の1側面に設けたツメ28,29がリンクレバー45のアーム45a,45bを押し、シャッタ4は後方(矢印Bと反対方向)にスライドし把手11を開放する。しかも、シャッタ4の完全開放は両ツメ28,29をともに押し込まなければならない位置関係にすることにより、いずれかの給紙トレイが収納不良であればシャッタ4が完全にスライドせず運搬作業者に収納不良を認識させることができる。
【0014】
これとは別に、搬作運業者が電源投入中に誤って画像形成装置Aを運搬する可能性も考えられる。図3では、レバー3のアーム3aの上端を屈曲させ、対向する位置にセンサ35を配置している。通電中センサ35は稼動しており、このさい把手11内のアーム3bを操作しようとすると、アーム3aの屈曲部がセンサ35の検知部から解除され、電源投入中の把手操作行為であることを搬作運業者に認識させる。搬作運業者への警告は、認識を受けて画像形成装置Aの図示していない操作部より警告音、赤点灯ならびに警告通知メッセージを発することにより伝達でき、これにより電源投入時の運搬を防止する。
【0015】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、画像形成装置、とくに卓上型の画像形成装置において、運搬手段の使用中給紙トレイを開放不能に固定するための給紙トレイ固定手段を前記運搬手段と前記給紙トレイの間に設けたので運搬時の外乱による給紙トレイの突出を防止することができ、また、給紙トレイの引き出しに連動した運搬防止手段を有することによって、給紙トレイが開放されたままで運搬作業を行うのを防止することができる。
【0016】
請求項2記載の発明によれば、電源投入中の運搬手段への運搬作業者の触手を警告する警告手段を設けることによって、電源投入中の運搬行為を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置を示す左斜視図である。
【図2】画像形成装置の内部を示す概略図である。
【図3】図1に示した画像形成装置の左側面の下方前方の把手に連動した給紙トレイ固定手段を示す断面図である。
【図4】運搬防止手段と給紙トレイを示す側面図である。
【図5】リンクレバーとツメの関係を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
3 レバー(給紙トレイ固定手段)
3a アーム
3b アーム
3c アーム
4 シャッタ(運搬防止手段)
11 把手(運搬手段)
12 把手(運搬手段)
21 第1給紙トレイ
22 第2給紙トレイ
26 穴
27 穴
28 ツメ
29 ツメ
31 固定部材
32 固定部材
35 センサ(警告手段)
A 画像形成装置
Claims (2)
- 搬送時に使用する運搬手段を給紙トレイに隣接する側面に備えた画像形成装置であって、
前記運搬手段の使用中に前記給紙トレイを開放不能に固定する給紙トレイ固定手段と、
前記給紙トレイ開放時、前記運搬手段の利用を不能にするために前記運搬手段を覆い隠す運搬防止手段と、を備え、
前記給紙トレイ固定手段は、前記運搬手段と前記給紙トレイの間に設けられることを特徴とする画像形成装置。 - 電源投入のままでの前記運搬手段の使用に対して警告を発する警告手段を備え、
前記警告手段は、前記固定手段近傍に設けることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
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