JP5942665B2 - 画像処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は画像処理装置に関する。
特許文献1に従来の画像処理装置が開示されている。この画像処理装置は、画像形成装置に用いられている。この画像形成装置は、本体部の一例としてのプリンタ部と、プリンタ部の後端側の第1揺動軸心周りで揺動可能に設けられた可動部の一例としての読取部とを備えている。読取部は、プリンタ部上に載置される第1載置位置と、プリンタ部から離間する第1離間位置とで変位可能である。
プリンタ部は、一対のサイドフレームと、画像処理部としての画像形成部と、本体カバーとを有している。一対のサイドフレームは、それぞれが第1揺動軸心と交差する面を形成している。画像形成部は、一対のサイドフレームに支持され、シートに対して画像形成を行う。本体カバーは、一対のサイドフレームをそれぞれ外側から覆う一対のサイドカバーを含む。また、本体カバーは、読取部が第1離間位置にある時、メンテナンスカバーを開くことによって、画像形成部を上方に露出する上開口が形成されている。
また、プリンタ部と読取部との間には排紙積載空間が形成され、プリンタ部の上面は画像形成されたシートが排紙積載空間に排紙される排紙トレイとして機能している。いわゆる、胴内排紙を行う構成となっている。
この画像形成装置では、読取部を第1揺動軸心周りで揺動させて第1離間位置とすれば、排紙積載空間の奥に排紙された小サイズの用紙を容易に取り出すことができる。また、画像形成部の保守を行おうとする場合、読取部を第1離間位置とし、プリンタ部の上面カバーであって、排紙トレイの一部を構成しているメンテナンスカバーを開けば、上開口が開放されて画像形成部が露出し、カートリッジ等の交換部品の交換や画像形成部におけるジャム処理等を行うことができる。
特開2005−258025号公報
ところで、上記従来のような画像処理装置では、画像処理部がカラー対応になる等、高性能化が進んでいる。このため、本体部内に収容しているカートリッジ等の交換部品の数や大きさが増している。また、ジャム処理等の作業をより迅速に行えることも要求されている。
この点、特許文献1のメンテナンスカバーの下方にある小さな開口では、カートリッジ等の交換部品の交換作業や、ジャム処理等の作業が行いにくいという問題がある。そこで、本体部の上方を大きく開放するように構成することが考えられる。この場合、本体部の上面を可動部と共に開放させる必要があるが、上記のようにメンテナンスカバーを開くよりも、より大きな開口によって画像処理部を上方に露出することができるため、画像処理部の保守等を行い易くなる。
しかしながら、上記のように本体部の上面カバーを開閉可能にするにあたり、不必要に本体部の上面カバーが開かないように、本体部の本体側と上面カバー側とをロックする機構が必要となる。また、上面カバー側が正しく本体側にロックした状態になっているかをセンサにより検出することで、装置の誤動作等を防ぐ対策も必要となる。このような観点から、本体部の本体側と上面カバーとをロックする位置、センサを設ける位置等について、十分に考慮する必要がある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、画像処理部の保守を行い易くするとともに、誤動作等を抑制できる画像処理装置を提供することを目的とする。
本発明の画像処理装置は、画像処理を行う画像処理部を収容し、上部に上開口を有する本体部と、
前記本体部に対して幅方向に延びる第1揺動軸心周りで揺動可能に設けられ、前記本体部上に載置され、前記上開口を覆う第1載置位置と、前記本体部から離間し、前記上開口の上方を開放する第1離間位置とで変位する第1可動部と、
前記第1揺動軸心と平行な第2揺動軸心周りで揺動可能に設けられ、前記第1可動部上に載置される第2載置位置と、前記第1可動部から離間した第2離間位置とで変位する第2可動部とを備えた画像処理装置であって、
前記本体部と前記第1可動部との間には、前記本体部と前記第1可動部とをロック状態又はアンロック状態とするロック機構と、前記ロック機構の状態を検出する検出部とが設けられ、
前記ロック機構は、前記本体部及び前記第1可動部の一方に設けられた係止部と、前記本体部及び前記第1可動部の他方に設けられ、前記係止部と係止可能な被係止部とを有し、
前記第1可動部と前記第2可動部との間には、下端部が前記第1可動部に取り付けられ、上端部が前記第2可動部に取り付けられ、前記第2可動部が前記第2離間位置にある時に前記第2可動部を固定位置に支持する支持アームが設けられ、
前記幅方向の一端側及び他端側にそれぞれ前記係止部、前記被係止部及び前記支持アームが設けられ、前記一端側及び前記他端側の一方に前記検出部が設けられていることを特徴とする。
本発明の画像処理装置は、本体部に対して第1可動部が第1揺動軸心周りで揺動可能であり、第1可動部に対して第2可動部が第2揺動軸心周りで揺動可能である。このため、第2可動部は第1可動部上で第2載置位置にあっても、第1可動部を本体部に対して第1離間位置に変位させれば、本体部の上方を大きく開放し、画像処理部の上方に位置する上開口を露出させることが可能である。この場合、第1可動部を変位させることで、上開口を介して本体部内の画像処理部の上方を大きく露出することができるため、画像処理部の保守を行い易くなる。
また、この画像処理装置では、本体部と第1可動部との間にロック機構が設けられているため、本体部と第1可動部とをロック状態又はアンロック状態とすることができ、不必要に第1可動部を開けないようにすることができる。さらに、本体部と第1可動部との間に検出部が設けられているため、ロック機構の状態を検出することができる。このため、本体部と第1可動部とがロック状態になっていないにもかかわらず、画像処理部が動作するといった誤動作等を防ぐことができる。
ここで、ロック機構を設ける位置としては、画像処理装置における幅方向の両端側ではなく、中央に設けることも十分考えられる。そして、第1可動部が第1載置位置にある状態で、第2可動部を第2離間位置にする場合について考える。第1可動部と第2可動部との間は、支持アームにより接続されており、支持アームは、幅方向の両端側にそれぞれ配置されているとする。その場合、第2可動部を第2離間位置に変位させようとすると、支持アームを介して第1可動部の両端側が上方に引っ張られる。この時、第1可動部と本体部との間のロック機構が中央にあると、第1可動部と本体部との両端側はロック機構によって拘束されないため、第1可動部が第2可動部と共に本体部から離れる方向に持ち上がる。この時、幅方向の両端側の一方に検出部が設けられていると、実際はロック機構がロック状態にあるにもかかわらず、検出部は、第1可動部が本体部から離れたこと、つまりアンロック状態であると誤って検出し、エラー状態にしてしまうおそれがある。このため、ユーザは、作業を中断し、エラー解除等の作業を行わなくてはならない。
この点、本発明の画像処理装置では、幅方向の一端側及び他端側にそれぞれロック機構の係止部及び被係止部と、支持アームとが設けられている。また、一端側及び他端側の一方に検出部が設けられている。すなわち、ロック機構が装置の幅方向の一端側及び他端側に設けられていることで、第2可動部を第2離間位置に変位させた際に、支持アームを介して第1可動部の両端側が本体部に対して持ち上がろうとするのをロック機構により良好に抑制することができ、検出部による誤検知を良好に防ぐことができる。
したがって、本発明の画像処理装置では、画像処理部の保守等を行い易くするとともに、本体部と第1可動部との間のロック状態を検出部により精度よく検出でき、誤動作等を抑制することができる。
本発明の画像処理装置において、幅方向は、左右に限定されず、前後であってもよい。
第1可動部の上面は、一端側及び他端側に位置して第1可動部に対して第2可動部が載置される載置領域と、幅方向の中間に位置して載置領域よりも低く形成されることにより第1可動部と第2可動部とが非接触となる非接触領域とを有し得る。そして、支持アームは、載置領域の範囲に設けられていることが好ましい。この場合、第1可動部の上面のうち、非接触領域が胴内排紙を行う排紙トレイとして機能し得る。そして、第1可動部は、非接触領域が形成されることによって幅方向の中間部分が薄くなっているため撓みやすく、第2可動部を持ち上げた際に、第1可動部の接触領域がある両端が上方向に持ち上がり易くなる。このため、一端側及び他端側にロック機構を設けることで、第1可動部の両端が持ち上がることを抑制し、検出部による誤検知を良好に防ぐことができる。
ロック機構は、係止部及び被係止部をロック状態からアンロック状態とするために操作される操作部を有し得る。また、本体部及び第1可動部における第1揺動軸心及び第2揺動軸心は画像処理装置の後面側に設けられ得る。操作部は、画像処理装置の前面側であって、幅方向の中央に設けられていることが好ましい。この場合、前面側の中央にある操作部を操作することで、両端側の係止部及び被係止部をアンロック状態にできるため、ユーザが第1可動部を第1離反位置にする操作が容易である。また、第1揺動軸心及び第2揺動軸心は画像処理装置の後面側に設けられているため、前面側からの操作で、第1可動部を第1載置位置と第1離間位置との間で変位させる作業を行い易い。
本体部は、それぞれ第1揺動軸心と交差する面を形成する一対のサイドフレームと、一対のサイドフレーム同士の間を前方側において連結する金属製のフロントフレームを有し得る。ロック機構は、第1可動部の前面側に第2揺動軸心と平行な軸心周りで揺動可能に設けられたロッドと、ロッドの両端側に一体に形成された係止部としての爪と、フロントフレームに形成された被係止部としての係合穴と、ロッドの中央に形成され、爪が係合穴に係合する位置から離間する位置にロッドを揺動させる操作部としてのレバーとを有し得る。この場合、金属製のフロントフレームに係合穴を形成することで、係合穴の強度を上げることができ、爪のロック状態(係合状態)を安定させることができる。また、ロッド、爪及びレバーが一体のロック部材となり、部品点数が少なく、製造コストの低廉化も実現できる。
本体部と第1可動部との間には、第1可動部が第1載置位置にあっても操作部を操作可能な操作空間が形成されていることが好ましい。この場合、第1可動部が第1載置位置にあっても容易に操作部を操作可能であり、ユーザが第1可動部を第1離反位置にする操作が容易である。
画像処理部は、一対のサイドフレームに支持され、シートに画像を形成する画像形成部であり得る。画像形成部は、交換を要する交換部と、交換を要しない作動部とを含み得る。上開口は交換部を露出可能であることが好ましい。この場合、第1可動部を離間位置に変位させることで、本体部の上開口を開放することができ、画像形成部の交換部の交換作業が行いやすい。
本発明の画像処理装置は、第2可動部に対して第1揺動軸心及び第2揺動軸心と平行な第3揺動軸心周りで揺動可能に設けられ、第2可動部上に載置される第3載置位置と、第2可動部から離間した第3離間位置とで変位する第3可動部を備えていることが好ましい。この場合、第2可動部を第2離反位置にすると、第2可動部の重心が第3可動部によって移動し、第1可動部の幅方向の両端側が持ち上がり易い。このため、本発明が顕著な効果を発揮する。
第3揺動軸心は、画像処理装置の後面側に設けられ、第1揺動軸心及び第2揺動軸心と平行であり得る。この場合、第2可動部の重心が第3可動部によって後方側に移動し、第1可動部の幅方向の両端部が持ち上がり易い。このため、本発明が顕著な効果を発揮する。
第1可動部の非接触領域は、画像処理部によって処理されたシートが排出される排紙トレイとされていることが好ましい。この場合、第2可動部を第2離間位置にすれば、排紙トレイ上に排紙された小サイズのシートを容易に取り出すことができる。また、排紙トレイに積載されたシートが飛散することを第2可動部により抑制できる。
第2可動部は、原稿が載置される載置面と、載置面上の原稿の画像を読み取る読取部とを有する読取装置であり得る。第3可動部は、載置面を開閉可能に覆うカバー部材であることが好ましい。この場合、読取部を収容することで、第2可動部が重くなり、第2可動部を変位させる際に第1可動部の両端部が引っ張られる力、押圧される力が大きくなる。このため、本発明が顕著な効果を発揮する。
カバー部材は、原稿を停止位置にある読取部に向けて搬送する搬送部を有することが好ましい。この場合、搬送部を収容することで、第3可動部が重くなり、第2可動部を変位させる際に第1可動部の両端部が引っ張られる力、押圧される力が大きくなる。このため、本発明が顕著な効果を発揮する。
一端側及び他端側の一方では、後方から前方に向かって、支持アーム、係止部及び被係止部、検出部がこの順に設けられていることが好ましい。この場合、支持アームに作用する力を係止部及び被係止部で吸収して第1可動部の変形を抑制し、検出部の誤検知をより確実に防ぐことができる。
検出部が設けられる一方の端部において、支持アームと検出部との間にロック機構が設けられていることが好ましい。この場合も、支持アームに作用する力を係止部及び被係止部で吸収して第1可動部の変形を抑制し、検出部の誤検知をより確実に防ぐことができる。
実施例1の画像形成装置を示し、ジョイントカバーが第1載置位置にある状態の斜視図である。 実施例1の画像形成装置を示し、ジョイントカバーが第1載置位置にある状態の模式斜視図である。 実施例1の画像形成装置を示し、ジョイントカバーが第1離間位置にある状態の斜視図である。 実施例1の画像形成装置を示し、読取装置が第2離間位置にある状態の斜視図である。 実施例1の画像形成装置を示し、ロック部材の斜視図である。 実施例1の画像形成装置を示し、ジョイントカバーが第1載置位置にある状態の右側面図である。 実施例1の画像形成装置を示し、読取装置が第2離間位置にある状態の右側面図である。 実施例1の画像形成装置を示し、自動給紙装置が第3離間位置にある状態の右側面図である。 実施例1の画像形成装置を示し、読取装置が第2離間位置にある状態の正面図である。 実施例1の画像形成装置を示し、図9のA−A矢視の断面図である。 実施例1の画像形成装置を示し、図9のA−A矢視の拡大断面図である。 実施例1の画像形成装置を示し、図9のB−B矢視の拡大断面図である。 実施例2の画像形成装置を示し、読取装置が第2離間位置にある状態の正面図である。
以下、本発明を具体化した実施例1、2を図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように、実施例1の画像形成装置は、本発明の画像処理装置の具体的態様の一例である。図1では、画像形成装置の給紙トレイ81を引き出す方向及び排紙トレイ83の開口側を画像形成装置の前側と規定し、給紙トレイ81を引き出す方向及び排紙トレイ83の開口側に向かった場合に左手に来る側を画像形成装置の左側と規定して、前後、左右及び上下の各方向を表示する。図2以降の各図に示す各方向は、全て図1に示す各方向に対応させて表示する。
<実施例1の画像形成装置の構成>
この画像形成装置は、図1に示すように、本体部の一例としてのプリンタ部1と、プリンタ部1上に設けられたジョイントカバー3と、ジョイントカバー3上に設けられた読取装置5と、読取装置5上に設けられた自動給紙装置7とを備えている。
プリンタ部1とジョイントカバー3との構成について説明する。プリンタ部1とジョイントカバー3との間には、図2、6等に示すように、それぞれの後端側に第1揺動軸心O1周りで両者を揺動させる一対の第1ヒンジ部9a、9bが設けられている。プリンタ部1は、図2に示すように、それぞれが第1揺動軸心O1と交差する面11a、13aを形成する一対の金属製サイドフレーム11、13を有している。一対のサイドフレーム11、13には、シートに対して画像形成を行う画像形成部15が面11a、13aによって支持されている。画像形成部15が画像処理部に相当する。なお、本実施形態では、サイドフレーム11、13が第1揺動軸心O1に直交する例を示しているが、本発明のサイドフレームは、例えば、後方から前方にかけて、互いの間隔が徐々に広くなるように配置されてもよく、又は徐々に狭くなるように配置されていてもよい。また、サイドフレームの平面部は、水平に限られず、一部に凹凸があったり、傾斜していたりしてもよい。
サイドフレーム11、13は樹脂製の本体カバー17によって外側から覆われている。図1に示すように、本体カバー17に給紙トレイ81が前方に引出可能に設けられており、給紙トレイ81の上方は前面カバー22で覆われている。また、ジョイントカバー3は、図1及び図2に示されるプリンタ部1上に載置される第1載置位置と、図3に示される第1揺動軸心O1を中心に上方に回動する第1離間位置との間で変位するように構成されている。そして、本体カバー17には、ジョイントカバー3が第1離間位置にある時に、画像形成部15を上方に露出する上開口23が形成されている。すなわち、上開口23は、サイドカバー19、21、前面カバー22及び背面カバー24の上縁によって囲まれる空間である。
画像形成部15は、四つのカートリッジ25K、25Y、25M、25Cを有している。カートリッジ25Kはブラック色に対応し、カートリッジ25Yはイエロー色に対応し、カートリッジ25Mはマゼンタ色に対応し、カートリッジ25Cはシアン色に対応している。各カートリッジ25K、25Y、25M、25Cは、トナー容器の他、感光ドラム、現像ローラ及び帯電器等を有している。各カートリッジ25K、25Y、25M、25Cが交換を要する交換部の一例である。
また、画像形成部15は、四つのLEDヘッド27K、27Y、27M、27Cを有している。これらLEDヘッド27K、27Y、27M、27Cは、ジョイントカバー3の下面側から吊り下げられており、上端側を基点として前後方向に揺動可能に取り付けられている。LEDヘッド27Kはブラック色に対応し、LEDヘッド27Yはイエロー色に対応し、LEDヘッド27Mはマゼンタ色に対応し、LEDヘッド27Cはシアン色に対応している。
さらに、画像形成部15は、図2に示すように、基板、配線等から構成される作動部49を有している。作動部49は、プリンタ部1内において、第1揺動軸心O1に近い後部分、つまり上開口23の後方側に配置されている。なお、プリンタ部1内には、給紙トレイ81内のシートを画像形成部15に搬送し、排紙トレイ83に排紙するための、図示しないローラ類、搬送ベルト及びガイド部等から構成される搬送部も設けられている。そして、作動部49は、画像形成部15や搬送部を駆動することにより、給紙トレイ81内に収容されているシートに対して画像を形成する。
ジョイントカバー3は、図3に示すように、第1ヒンジ部9a、9bによってプリンタ部1に対して第1揺動軸心O1周りで揺動可能になっている。ジョイントカバー3は、プリンタ部1上に載置される第1載置位置と、プリンタ部1から離間する第1離間位置とで変位可能である。ジョイントカバー3が第1可動部の一例である。
また、プリンタ部1とジョイントカバー3との間には、一対の支持アーム29、31と、1本のリンクアーム33とが設けられている。支持アーム29、31は、ジョイントカバー3が第1離間位置にある時にジョイントカバー3の位置を保持するようになっている。リンクアーム33は、ジョイントカバー3を第1離間位置まで揺動することにより、各LEDヘッド27K、27Y、27M、27Cの下端が第1揺動軸心O1に向かうように傾斜するようになっている。
ジョイントカバー3と読取装置5との構成について説明する。図4及び図6に示すように、ジョイントカバー3と読取装置5との間にはそれぞれの後端側に図示しない一対の第2ヒンジ部が設けられ、読取装置5は、ジョイントカバー3に対してこれら第2ヒンジ部により第2揺動軸心O2周りで揺動可能になっている。第2揺動軸心O2は第1揺動軸心O1と平行であり、第1揺動軸心O2に対して上部後方に位置している。
読取装置5は、第2揺動軸心O2周りで揺動することにより、図6に示すように、ジョイントカバー3上に載置される第2載置位置と、図7に示すように、ジョイントカバー3から離間する第2離間位置とで変位可能である。ジョイントカバー3の上面は、図4に示すように、右端側及び左端側において、ジョイントカバー3に対して読取装置5が載置される載置領域3pと、幅方向の中央に設けられ、載置領域3pよりも低く形成されて、ジョイントカバー3が第2載置位置にある場合でも、ジョイントカバー3と読取装置5とが非接触となる非接触領域3qとを有している。この非接触領域3qが、プリンタ部1のシート排紙口と連通する排紙トレイ83として機能する。そして、読取装置5を第2離間位置にすることにより、排紙トレイ83の奥に排紙された小サイズのシートを取出し易くなる。また、排紙トレイ83に積載されたシートが飛散することを読取装置5により抑制できる。読取装置5は、図8に示すように、読取対象となる原稿が載置される載置面5aと、載置面5a上の原稿の画像を移動しながら読み取る読取部5bとを有している。読取装置5が第2可動部の一例である。読取部5bの構成については周知のため、詳細な説明を省略する。
また、図4、7、9、10に示すように、ジョイントカバー3と読取装置5との間には、一対の支持アーム71、73が設けられている。支持アーム71は画像形成装置の幅方向の左端側に位置する載置領域3pの内側で、載置領域3pより低くなった領域に設けられ、支持アーム73は画像形成装置の幅方向の右端側に位置する載置領域3p設けられている。図10に示すように、支持アーム71の上端部71bは読取装置5に揺動可能に設けられている。また、ジョイントカバー3の両端には略水平方向に延びるスリット3aが形成されたガイド部3b(一方のみ図示)が設けられており、支持アーム71の下端部に形成されている突部71aはスリット3a内を転動するように設けられている。スリット3aの後端は上方に向かう形状となっており、この位置に支持アーム71の突部71aが到達してスリット3aの内縁に当て止まることで、読取装置5は第2離間位置に保持される。また、スリット3aの前端は下方に向かう形状となっており、この位置に支持アーム71の突部71aが到達してスリット3aの内縁に当て止まることで、読取装置5は第2載置位置に保持される。なお、支持アーム73は支持アーム71と面対称をなしているため、詳細な図示及び説明を省略する。
また、図2及び図9に示すように、プリンタ部1とジョイントカバー3との間には、プリンタ部1とジョイントカバー3とをロック状態又はアンロック状態とするロック機構60が設けられている。このロック機構60は、ロック部材61と、図10及び図11に示すフロントフレーム63とによって構成されている。
ロック部材61は、図2に示すように、ジョイントカバー3の前面側に設けられ、左右方向に延びるロッド61aを有している。ロッド61aの両端はジョイントカバー3の図示しないサイドフレームによって支持され、ロッド61aは第2揺動軸心O2と平行な軸心O周りで揺動可能になっている。図5に示すように、ロッド61aの両端側には、ロックアーム61b、61cがロッド61aに交差する方向に一体に形成されている。各ロックアーム61b、61cの先端には、係止部としての爪61d、61eがそれぞれ一体に形成されている。ロックアーム61b、61cがロッド61aから下方に延びた状態では、爪61d、61eは後方に突出している。また、ロッド61aの中央には、操作部としてのレバー61fが形成されている。
図2に示すように、プリンタ部1には、サイドフレーム11、13同士の間を前方側において連結する金属製のフロントフレーム63が設けられている。フロントフレーム63の両側には、被係止部としての係合穴63d、63eが貫設されている(図11では一方のみを図示)。図5に示すように、ロック部材61のレバー61fは、ロックアーム61b、61cがロッド61aから下方に延びた状態では、前方から後方に向かって昇り傾斜するように形成されている。このため、図12に示すように、ユーザがレバー61fに指の腹を当て、レバー61fを持ち上げれば、ロッド61aが軸心O周りで揺動する。この揺動により、図11に示す爪61d、61eの上面が係合穴63d、63eの上縁に係合する位置から離間する位置になる。つまり、ロック機構60における被係合部の一例としてのロック部材61の爪61d,61eは、プリンタ部1の一端側と他端側にあるサイドフレーム11、13に形成されている係合部の一例としての係合穴63d,63eに対応する位置に設けられ、ジョイントカバー3が第1載置位置にある時に、ジョイントカバー3とプリンタ部1とをロック状態にする。
図12に示すように、プリンタ部1とジョイントカバー3との間には、ジョイントカバー3が第1載置位置にあってもレバー61fを操作可能な操作空間3rが形成されている。この操作空間3rは大人の指の太さよりやや大きく設定されている。このため、第1載置位置にあるジョイントカバー3を第1離間位置に変位させる際に、レバー61fを操作しやすい。また、正面から見た場合には、レバー61fによって操作空間3rは遮られるため、操作空間3rが正面から見た場合に隙間のように見えるのを防止し、外観としての見映えもよくなる。
さらに、図2、3、9に示すように、サイドフレーム13の上端の前方には、プリンタ部1とジョイントカバー3との間に位置し、ロック機構61の状態を検出する検出部65が設けられている。
また、図2に示すように、画像形成装置の右端側では、前方に向かって、支持アーム73、爪61e及び係合穴63e、検出部65がこの順に設けられている。
そして、図6に示すように、読取装置5と自動給紙装置7との間にはそれぞれの後端側に図示しない一対の第3ヒンジ部が設けられ、自動給紙装置7は、読取装置5に対して、これら第3ヒンジ部により第3揺動軸心O3周りで揺動可能になっている。第3揺動軸心O3は第1、2揺動軸心O1、O2と平行であり、第2揺動軸心O2の真上に位置している。
自動給紙装置7は、図6に示される読取装置5上に載置されて載置面5aを覆う第3載置位置と、図8に示される読取装置5から離間する第3離間位置とで変位可能である。自動給紙装置7は、原稿を停止位置にある読取部5bに向けて搬送する搬送部7aを有している。自動給紙装置7が第3可動部及びカバー部材の一例である。
<実施例1の画像形成装置の作用>
この画像形成装置では、画像形成部15によるプリント機能の他、コピー機能も実行可能である。例えば、コピー機能が指定されると、自動給紙装置7の原稿給紙部にセットされた原稿が搬送部7aによって読取装置5の読取部5bに向けて搬送され、読取部5bによって原稿の画像が読み取られる。読み取られた画像データは、作動部49に含まれる記憶部(図示せず)に記憶され、作動部49に含まれる制御部(図示せず)によって印刷データに変換される。一方、作動部49により画像形成部15が駆動され、給紙トレイ81内のシートが搬送され、印刷データに基づいた画像がシート上に形成される。そして、画像が形成されたシートが排紙トレイ83に排紙される。
そして、この画像形成装置では、プリンタ部1に対してジョイントカバー3が第1揺動軸心O1周りで揺動可能であり、ジョイントカバー3に対して読取装置5が第2揺動軸心O2周りで揺動可能である。このため、画像形成部15の保守を行おうとする場合、図3に示すように、読取装置5がジョイントカバー3上で第2載置位置にある状態で、ジョイントカバー3を第1揺動軸心O1周りで揺動させて第1離間位置に変位させる。これにより、プリンタ部1の上方を大きく開放し、画像形成部15の上方に位置する上開口23を露出させることが可能である。これにより、プリンタ部1内のカートリッジ25K、25Y、25M、25Cの交換やプリンタ部1内におけるジャム処理等を容易に行うことができる。
また、この画像形成装置では、読取装置5が第2離反位置にある時、読取装置5の重心が自動読取装置7の重さによって移動するため、ジョイントカバー3の幅方向の両端側が持ち上がり易い。また、読取部5bを収容することで、読取装置5自体が重くなっている。このため、読取装置5の開閉時にジョイントカバー3が引っ張られる力、逆に押圧される力が大きくなる。
さらに、この画像形成装置では、プリンタ部1の上開口23が本体フレーム17の前後左右の上縁によって形成され、上開口23はプリンタ部1の前後方向及び左右方向に大きな開口となっている。この場合、ジョイントカバー3を変位させることで、プリンタ部1の上開口23を介して画像処理形成部15を大きく露出させることができ、保守を行い易い。
また、ジョイントカバー3は、支持アーム71、73が載置領域3p及びその近傍に設けられ、非接触領域3qが形成されることによって幅方向の中間部分が薄くなっているため撓みやすい。このため、読取装置5を持ち上げた際に、ジョイントカバー3の両端(載置領域3P)側が上方向に持ち上がり易くなる。また、この画像形成装置では、図4に示すように、支持アーム71、73がジョイントカバー3の両端(本実施形態では、支持アーム71は左端側に位置する載置領域3pの内側に設けられ、支持アーム73は幅方向の右端側に位置する載置領域3pの範囲)に設けられる。このため、装置の一端側及び他端側にロック機構を設けることで、ロック機構のロック状態を保持する力によってジョイントカバー3の両端が持ち上がることを抑制し、同じく装置の端部に設けられる検出部による誤検知を良好に防ぐことができる。
特に、この画像形成装置では、装置の右端側及び左端側にそれぞれロック機構61の爪61d、61e及び係合穴63d、63eと、支持アーム71、73とが設けられている。また、右端側に検出部65が設けられている。このため、読取装置5を第2離間位置に変位させたとしても、支持アーム71、73を介してジョイントカバー3の両端側が持ち上がることをロック機構61により抑制することができる。これにより、検出部65による誤検知を良好に防ぐことができる。
また、この画像形成装置では、右端側において、後方から前方に向かって、支持アーム73、爪61e及び係合穴63e、検出部65がこの順に設けられているため、支持アーム73に作用する力を爪61e及び係合穴63eで吸収してジョイントカバー3の変形を抑制し、検出部65の誤検知をより確実に防ぐことができる。
また、この画像形成装置では、図3に示すように、装置の前面側の中央にあるレバー61fを操作することで、両端側の爪61d、61e及び係合穴63d、63eをアンロック状態にできるため、ユーザがジョイントカバー3を第1離反位置にする操作が容易である。
特に、図11に示すように、剛性の高い金属製のフロントフレーム63に係合穴63d、63eを形成していることから、爪61d、1eとのロック状態を安定させることができる。また、ロッド61a、ロックアーム61b、61c、爪61d、61e及びレバー61fが一体のロック部材61となり、部品点数が少なく、製造コストの低廉化も実現できる。なお、ロッド61a、レバー61f等は樹脂製形により一体的に形成されていても、別々の部品を組み付けて形成してもよい。
また、この画像形成装置では、図12に示すように、プリンタ部1とジョイントカバー3との間に操作空間3rが形成されていることから、ジョイントカバー3が第1載置位置にあっても容易にレバー61fを操作可能であり、ユーザがジョイントカバー3を第1離反位置にする操作が容易である。
したがって、この画像形成装置によれば、画像形成部15の保守を行い易くするとともに、誤動作等を抑制できる。
(実施例2)
実施例2の画像形成装置では、図13に示すように、装置の左端側に検出部66を配置している。このため、この画像形成装置では、支持アーム71と検出部66との間に爪61d及び係合穴63dが位置している。他の構成は実施例1と同様である。
この画像形成装置も、支持アーム71に作用する力を爪61d及び係合穴63dで吸収してジョイントカバー3の変形を抑制し、検出部66の誤検知をより確実に防ぐことができる。他の作用効果は実施例1と同様である。
以上において、本発明を実施例1、2に即して説明したが、本発明は上記実施例1、2に制限されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、ロック機構61の構成も、上記実施例1、2に限定されるものではなく、ジョイントカバー3側に係合穴が設けられ、プリンタ部1側に爪が設けられてもよい。また、ロック機構61の形状も、レバーを操作することにより、ロック状態とアンロック状態とに切り替え可能であれば、上記実施例1、2の形状に限定されるものではない。
また、上記実施例1、2では、ジョイントカバー3と読取装置5との間に排紙空間を備える、いわゆる胴内排紙の画像形成装置について説明したが、本発明の画像処理装置は、この構成に限定されるものではない。例えば、プリンタ部1の上に読取装置5が載置位置と離間位置との間で変位可能に装着される構成であってもよく、他の機能を備えた装置が変位可能に装着されていてもよい。
第1揺動軸心O1、第2揺動軸心O2及び第3揺動軸心O3も平行に限定されるものではない。第3揺動軸心O3は、他の軸心に対して交差するように構成されていてもよい。また、上記実施例1、2では、各軸心O1〜O3の位置も、図6に示すように、装置の後端に設定されているが、これらの位置に限定されるものではなく、前方寄りに設定されていてもよい。
第1ヒンジ部9a、9bの構成も、第1揺動軸心O1を中心に回動する構成に限定されるものではなく、プリンタ部1に対して本体カバー3が載置位置と離間位置とで変位可能であれば、回転軸が移動しながら回動する構成であったり、スライド移動等の他の構成であってもよい。第2ヒンジ部、及び第3ヒンジ部も同様である。
上記実施例1、2では、左側の支持アーム71が、載置領域3pの内側に配置されていたが、載置領域3p上に配置されていてもよい。
本発明は、例えば画像形成装置、複合機等に利用可能である。
1…プリンタ部(本体部)、O1…第1揺動軸心、3…ジョイントカバー(第1可動部)、O2…第2揺動軸心、5…読取装置(第2可動部)、60…ロック機構、65…検出部、61d、61e…爪、係止部、63d、63e…被係止部、71、73…支持アーム、11a、13a…面、23…上開口、3p…載置領域、3q…非載置領域、3f…操作部、レバー、11、13…サイドフレーム、65…フロントフレーム、61a…ロッド、3f…操作空間、15…画像形成部(画像処理部)、25K、25Y、25M、25C…カートリッジ(交換部)、49…作動部、O3…第3揺動軸心、83…排紙トレイ、5a…載置面、5b…読取部、7…自動給紙装置(第3可動部、カバー部材)、7a…搬送部

Claims (13)

  1. 画像処理を行う画像処理部を収容し、上部に上開口を有する本体部と、
    前記本体部に対して幅方向に延びる第1揺動軸心周りで揺動可能に設けられ、前記本体部上に載置され、前記上開口を覆う第1載置位置と、前記本体部から離間し、前記上開口の上方を開放する第1離間位置とで変位する第1可動部と、
    前記第1揺動軸心と平行な第2揺動軸心周りで揺動可能に設けられ、前記第1可動部上に載置される第2載置位置と、前記第1可動部から離間した第2離間位置とで変位する第2可動部とを備えた画像処理装置であって、
    前記本体部と前記第1可動部との間には、前記本体部と前記第1可動部とをロック状態又はアンロック状態とするロック機構と、前記ロック機構の状態を検出する検出部とが設けられ、
    前記ロック機構は、前記本体部及び前記第1可動部の一方に設けられた係止部と、前記本体部及び前記第1可動部の他方に設けられ、前記係止部と係止可能な被係止部とを有し、
    前記第1可動部と前記第2可動部との間には、下端部が前記第1可動部に取り付けられ、上端部が前記第2可動部に取り付けられ、前記第2可動部が前記第2離間位置にある時に前記第2可動部を固定位置に支持する支持アームが設けられ、
    前記幅方向の一端側及び他端側にそれぞれ前記係止部、前記被係止部及び前記支持アームが設けられ、前記一端側及び前記他端側の一方に前記検出部が設けられていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第1可動部の上面は、前記一端側及び前記他端側に位置して前記第1可動部に対して前記第2可動部が載置される載置領域と、前記幅方向の中間に位置して前記載置領域よりも低く形成されることにより前記第1可動部と前記第2可動部とが非接触となる非接触領域とを有し、
    前記支持アームは、前記載置領域の範囲に設けられている請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記ロック機構は、前記係止部及び前記被係止部を前記ロック状態から前記アンロック状態とするために操作される操作部を有し、
    前記本体部及び前記第1可動部における前記第1揺動軸心及び前記第2揺動軸心は前記画像処理装置の後面側に設けられ、
    前記操作部は、前記画像処理装置の前面側であって、前記幅方向の中央に設けられている請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記本体部は、それぞれ前記第1揺動軸心と交差する面を形成する一対のサイドフレームと、前記一対のサイドフレーム同士の間を前方側において連結する金属製のフロントフレームを有し、
    前記ロック機構は、前記係止部及び前記被係止部を前記ロック状態から前記アンロック状態とするために操作される操作部を有し、
    前記ロック機構は、
    前記第1可動部の前面側に前記第2揺動軸心と平行な軸心周りで揺動可能に設けられたロッドと、
    前記ロッドの両端側に一体に形成された前記係止部としての爪と、
    前記フロントフレームに形成された前記被係止部としての係合穴と、
    前記ロッドの中央に形成され、前記爪が前記係合穴に係合する位置から離間する位置に前記ロッドを揺動させる前記操作部としてのレバーとを有する請求項1乃至3のいずれか1項記載の画像処理装置。
  5. 前記本体部と前記第1可動部との間には、前記第1可動部が前記第1載置位置にあっても前記操作部を操作可能な操作空間が形成されている請求項4記載の画像処理装置。
  6. 前記画像処理部は、前記一対のサイドフレームに支持され、シートに画像を形成する画像形成部であり、
    前記画像形成部は、交換を要する交換部と、交換を要しない作動部とを含み、
    前記上開口は前記交換部を露出可能である請求項4記載の画像処理装置。
  7. 前記第2可動部に対して前記第1揺動軸心及び前記第2揺動軸心と平行な第3揺動軸心周りで揺動可能に設けられ、前記第2可動部上に載置される第3載置位置と、前記第2可動部から離間した第3離間位置とで変位する第3可動部を備えている請求項1乃至6のいずれか1項記載の画像処理装置。
  8. 前記第3揺動軸心は、前記画像処理装置の後面側に設けられ、前記第1揺動軸心及び前記第2揺動軸心と平行である請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記第1可動部の前記非接触領域は、前記画像処理部によって処理されたシートが排出される排紙トレイとされている請求項2記載の画像処理装置。
  10. 前記第2可動部は、原稿が載置される載置面と、前記載置面上の前記原稿の画像を読み取る読取部とを有する読取装置であり、
    前記第3可動部は、前記載置面を開閉可能に覆うカバー部材である請求項7記載の画像処理装置。
  11. 前記カバー部材は、前記原稿を停止位置にある前記読取部に向けて搬送する搬送部を有する請求項10記載の画像処理装置。
  12. 前記一端側及び前記他端側の一方では、後方から前方に向かって、前記支持アーム、前記係止部及び前記被係止部、前記検出部がこの順に設けられている請求項1乃至11のいずれか1項記載の画像処理装置。
  13. 前記検出部が設けられる一方の端部において、前記支持アームと前記検出部との間に前記ロック機構が設けられている請求項1乃至12のいずれか1項記載の画像処理装置。
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