JP3913321B2 - エア・バッグ拡張システム用限流制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に集積回路素子に関し、更に特定すれば、エア・バッグの拡張(air bag deployment)を起動させる半導体回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動車両用エア・バッグ拡張システムは、一般に、自動車の動き、特に減速に対して感応する加速度計を、センサとして用いる。車両のバッテリまたは点火システムの電圧が、拡張回路および点火回路に給電する。拡張回路および点火回路は、加速度計を監視する集積回路チップ上のマイクロプロセッサによってかなり高度に制御されるが、各エア・バッグの場所にある導火線(squib) に導くのは外部ハーネスである。導火線とは加熱され爆発性物質を点火するワイヤであり、これによりエア・バッグの膨張が起こる。
【0003】
導火線の点火には、典型的に、導火線の各側に1つずつ、電流を導通させる1対の電界効果トランジスタ(FET)が必要である。車両のバッテリが供給する電圧よりも点火回路の電圧を上昇させるにはチャージ・ポンプを用いる。衝突事象の間、車両バッテリが切れるか、または損傷を受けた場合には、充電されたコンデンサを用いて、電子回路に電力を供給することができる。
【0004】
点火回路への偶発的な電気的接続により、エア・バッグの拡張が起こったり、システムが使用不可能になったりする可能性を未然に防ぐため、システムを監視して、かかる事態を全て回避するのが望ましい。通常の車両運転状態の間、エア・バッグ拡張システムは連続診断検査を行う。かかる診断検査には、導火線の抵抗率パラメータを監視するものや、導火線を点火するエネルギを蓄積する、充電ブースト蓄積コンデンサ(charged boost storage capacitor) に生成された約24ボルトの電圧を監視するものがある。また、点火回路の点火の準備状態を保証するためには、FET(およびそれらの駆動回路)の動作性について検査することが望ましい。
【0005】
加速度計が読み取り値を記録し、それをマイクロプロセッサが衝突として解釈すると、マイクロプロセッサは1対のFETに導火線を点火するための伝導電流を供給する。点火を始動し維持するためのエネルギは、充電ブースト蓄積コンデンサにおいて生成された電圧から得られる。典型的に、規定の点火電流が導火線に与えられると、ブースト蓄積コンデンサは、約10ボルトまで低下する。チャージ・ポンプは能動的に電圧を上げ、導火線によって消費された電荷を補充しようとする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
導火線を起動し、エア・バッグを拡張するための適切な電流を生成する、改良された回路があれば望ましいであろう。かかる導火線点火電流を生成する回路は、エア・バッグが拡張する約2ミリ秒の間定電流を提供し、また、点火の準備状態および動作性を確認する診断検査のための監視を行えなければならない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明によるエア・バッグ拡張システムは、導火線を起動し、エア・バッグを拡張するために適切な電流を生成する。別個のコンデンサが駆動制限制御装置の回路に給電し、導火線点火電流を調整するMOS素子に可変電圧駆動を供給する。スイッチ回路はトランジスタにゲート電圧を供給して電気接続経路を形成し、導火線にエネルギを供給するコンデンサが別個のコンデンサの充電を可能とする。導火線点火およびエア・バッグ拡張の間、スイッチ回路は、導火線電流を給電するコンデンサと、駆動制限制御装置から導火線への電流の調整を行うコンデンサとの間に電気的絶縁を与える。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の一実施例によるエア・バッグ拡張システム10の一部を示すブロック図である。好適実施例では、バッテリ12は、端子14において、約12ないし14ボルトの正の電圧を供給する。バッテリ12の負端子は、接地に接続されている。ブースト・ポンプ回路16の入力端子18は約12ないし14ボルトの電圧を受け、出力端子20において約24ボルトの電圧を供給する。500ないし10,000マイクロファラッド(μf)の範囲の値を有するコンデンサ22は、端子24と接地との間に接続されている。端子24は、端子20において、ブースト・ポンプ回路16が生成したブ−スト電圧を受け、そのブ−スト電圧をコンデンサ22に蓄積する(コンデンサ22の対向側は電気的接地に結合されている)。
【0009】
機械的アーム26の端子28,電圧モニタ32の端子34,スイッチ回路38の端子40およびNPNトランジスタ46のコレクタは、ブースト・ポンプ回路16の端子20に結合されている。トランジスタ46は、ベース,導通電極としてのコレクタ,および導通電極としてのエミッタを有する、三端子半導体素子である。電圧モニタ32の端子36およびコンデンサ48の端子50は、トランジスタ46のエミッタに接続されている。好適実施例では、約0.1μfの値を有するコンデンサ48は、端子50と接地との間に接続されている。スイッチ回路38の端子44は、トランジスタ46のベースに接続されている。スイッチ回路38の端子41は、診断検査信号DISABLEを受信するように結合されている。スイッチ回路38の端子43は、信号NBIASを受信するように結合されている。
【0010】
図1のハイ・サイド電流回路(high side current circuit) 52は、駆動制限コントローラ54,N型金属酸化膜半導体(MOS)素子68,および抵抗70を有する。駆動制限コントローラ54の端子56は端子50に結合されて、この好適実施例では約20ないし30ボルトである、充電ゲート駆動(CGD:Charged Gate Drive )電圧を受ける。駆動制限コントローラ54の端子58は、エア・バッグが拡張されるとき、MOS素子68のゲートに可変電圧出力を供給する。MOS素子68のドレインは、ハイ・サイド電流回路52の出力端子60に接続されている。端子60は、エア・バッグを拡張すべきことを示す電圧を、機械的アーム60の端子30から受ける。抵抗70は、駆動制限コントローラ54の端子64および66間に結合され、更にMOS素子68と直列に接続されている。MOS素子68のソースは、端子64に接続されている。駆動制限コントローラ54の端子66は、ハイ・サイド電流回路52の端子72に接続されている。導火線74は、ハイ・サイド電流回路52の端子72に接続された第1端子を有する、低抵抗ワイヤである。導火線74の第2端子は、MOS素子76のドレインに接続されている。MOS素子76のゲートは端子78に、またMOS素子76のソースは接地に接続されている。導火線74が点火すると、すなわち導火線に約2.1アンペアの電流が導通されると、MOS素子68がハイ・サイドFETとして、またMOS素子76がロ−・サイドFETとして、オンに切り替えられ導火線電流を導通させる。今後の業界の傾向としては、導火線への点火電流は2.1アンペア未満に向かっている。
【0011】
図2は、図1に示した駆動制限コントローラ54の一実施例の概略図である。電流源82は、端子56と、NPNトランジスタ84のコレクタとの間に接続されている。電流源88は、端子56と、NPNトランジスタ86のコレクタとの間に接続されている。トランジスタ84および86の共通ベースは、トランジスタ86のコレクタに接続され、これにより、トランジスタ84および86のカレント・ミラーを形成する。トランジスタ84のエミッタおよびトランジスタ86のエミッタは、駆動制限コントローラ54の端子66,64にそれぞれ接続されている。別の実施例では、エア・バッグ拡張の間MOS素子68に電流制限が必要でない場合、駆動制限コントローラ54は、端子56と端子58との間に接続された電流源とすることも可能である。
【0012】
図3は、図1に示したエア・バッグ拡張システムのスイッチ回路38の概略図である。NチャネルMOS素子92のゲートは、端子41に接続されている。端子41は、診断のためのDISABLE信号を受信する。MOS素子92は、接地に接続されたソース、およびMOS素子94のソースに接続されたドレインを有し、端子44のノードを形成する。端子44は、トランジスタ46(図1を参照)のベースに信号を供給するように結合されている。PチャネルMOS素子94,96の共通ゲートは、MOS素子96のドレインに接続されている。MOS素子94,96双方のソースは、端子40に接続されている。N型MOS素子98のドレインは、MOS素子96のドレインに接続されている。MOS素子98のソースは、N型MOS素子100のドレインに結合されている。MOS素子100のソースは接地に、また、ゲートは端子43に接続されている。反転器102は、入力および出力を有し、入力は端子41に、また出力はMOS素子98のゲートに接続されている。
【0013】
動作の間、図1に示すエア・バッグ拡張システム10の実施例は、拡張が開始されると、電流制限を設定し、導火線74に供給する電流を調整する。車両バッテリ12は、約12ないし14ボルトの電圧を供給し、これは、ブースト・ポンプ16により約20ないし30ボルトに高められる。コンデンサ22はブーストされた電荷を蓄積し、エア・バッグ(図示せず)を拡張する場合に、約2.1アンペアの電流を供給して導火線を点火する。エア・バッグの拡張は、典型的に、加速度計の出力に応答して行われる。この出力はマイクロプロセッサ(図示せず)によって監視され、減速を評価し衝突が起こったか否かを判定する。機械的アーム26は、偶発的な電気的接続によって点火が起こりエア・バッグの拡張に至る可能性を防ぐ。
【0014】
エア・バッグの拡張を開始するため、機械的アーム26の閉成によって活性化される導電路を通じて、ハイ・サイドMOS素子68およびロ−・サイドMOS素子76の双方が電流を導通させる。具体的には、コンデンサ22からの電流が、機械的アーム26,ハイ・サイドMOS素子68,抵抗70,導火線74,ロ−・サイドMOS素子76を通じて接地へと流れる。
【0015】
図1に示すハイ・サイド電流回路52は、コンデンサ48に電気的に蓄積された電荷による給電を受ける。抵抗70は、導火線74を導通する約2.1アンペアの電流を監視し、MOS素子68のゲート電圧を変調する。好適実施例では、MOS素子68が導火線74に対し約2.1アンペアの比較的一定な電流を維持する電流源として機能するように、駆動制限コントローラ54はハイ・サイドMOS素子68に約18ボルトの可変ゲート電圧を供給する。図2に示す駆動制限コントローラ54の実施例では、電流源82は、約8マイクロアンペアの電流を、トランジスタ84のコレクタに供給する。電流源88は、約1マイクロアンペアの電流を、トランジスタ86のコレクタに供給する。抵抗70(図1)を通過する約2.1アンペアの導火線点火電流によって、約56ミリボルトの電圧が端子64,66間に発生する。好適実施例では、導火線74に対する電流制限は、以下の式によって求められる。
【0016】
I (lim)=26ミリボルト*ln (I82/I88)/V (R70)
ここで、I82 は電流源82によって供給される電流、I88 は電流源88によって供給される電流、V(R70) は、抵抗70両端の端子64,66間の電圧である。
このため、電流源82,88により供給される電流および抵抗70を通る電圧の比に応じて、トランジスタ84のドレインからMOS素子68のゲートに電圧が供給され、この好適実施例においては、パワーFETMOS素子68のドレイン−ソース間導通電流が約2.1アンペアに調整される。抵抗70を通る電圧に、トランジスタ86のベース−エミッタ間電圧(Vbe)を加えると、電流を調整したときのカレント・ミラーにおけるトランジスタ84のVbeと一致する。
例えば、MOS素子68の導通電流が、2.0アンペアのようなある値のあたりで変化すると、直列に接続された抵抗70の電流の変化により、抵抗70を通る電圧に変化が生じる。電流が増大すると、端子64の電圧が上昇し、これとトランジスタ86のVbeとの結合により、トランジスタ84のVbeが上昇する。トランジスタ84のVbeの上昇にしたがって、トランジスタ84のコレクタにおける電圧は低下する。トランジスタ84のコレクタには、MOS素子68のゲートが接続されているので、MOS素子68のゲート−ソース間電圧が低下する。このため、MOS素子68内で2.0アンペアを超えて増大した伝導電流が抵抗70において検出されると、駆動制限コントローラ54におけるカレント・ミラー・トランジスタ84が、MOS素子68に、低下したゲート電圧を供給し、これにより、導火線電流を約2.0アンペアの値に調整する。
【0017】
好適実施例では、電流源82,88は、端子56においてコンデンサ48(図1を参照)に蓄積された電流を供給され、また、導火線74には、コンデンサ22に蓄積された電流を供給される。導火線によってエア・バッグを展開する間、コンデンサ48は、電流源88に約1マイクロアンペアの電流を供給し、電流源82に約8マイクロアンペアの電流を供給し、一方コンデンサ22は、約2.1アンペアの電流を導火線74に供給する。例えば、コンデンサ22の電圧が約24ボルトから開始して約10ボルトに低下するのに比較して、別個の蓄積コンデンサ48は、エア・バッグ拡張の間、18ないし24ボルトの範囲に電圧を維持する。従って、駆動制限コントローラ54にエネルギを供給する別個のコンデンサ48を設けることにより、エア・バッグ拡張の間、導火線74に約2.1アンペアの比較的一定の電流が維持されるように、MOS素子68のゲートを駆動する電圧の生成が可能となる。
【0018】
図1に示す実施例の一部として、端子24に接続されたコンデンサ22は、NPNトランジスタ46を介して、端子50に接続されたコンデンサ48に結合されている。このため、通常の動作または待機状態の間、ゲート駆動コンデンサ48がコンデンサ22とほぼ同じ電圧、すなわち24ボルトに充電されるよう、スイッチ回路38は、トランジスタ46に電流を導通させ続ける。診断検査により、コンデンサ22からトランジスタ46を介してコンデンサ48を充電することは不可能になる。即ち、コンデンサ22からコンデンサ48に絶縁経路(isolation path)が生成される。絶縁されている場合も、コンデンサ48を通る電圧を、約18ボルトの最小値を超えるように監視することができる。コンデンサ48を通る電圧は、エア・バッグ拡張の2ミリ秒の間、コンデンサ48から駆動制限コントローラ54に供給される小さな電流にしたがって、比較的一定に維持される。エア・バッグ拡張の間、トランジスタ46は逆バイアスされるので、コンデンサ22,48間の導電路が遮断される。
【0019】
図1に示したように、エア・バッグ拡張システム10の別の実施例では、トランジスタ46をPNダイオード(図示せず)と交換し、また、スイッチ回路38を機能的に除去する。具体的には、PNダイオードの接続は、ダイオードのP側が端子24に、ダイオードのN側が端子50に接続するように行う。この実施例では、通常の動作時にダイオードは順バイアスされ、コンデンサ48はコンデンサ22により充電される。導火線74の点火の間は、ダイオードが逆バイアスされるように、コンデンサ22を放電させる。
【0020】
図3のスイッチ回路38は、以下のように機能する。端子41における入力信号DISABLEがハイ(high)のとき、MOS素子92が導通し、端子44における電圧が約0ボルトになる。0ボルトの電圧のゲート電圧により、トランジスタ46(図1を参照)がオフとなり、このため、コンデンサ22とコンデンサ48との間の導電路が妨げられる。コンデンサ22,48の電圧を判定する診断検査の間、入力信号DISABLEはハイとなっている。
入力信号DISABLEがロー(low) のとき、直列に接続されたMOS素子96,98,100は、約25マイクロアンペアの電流を導通させる。好適実施例では、MOS素子94は、MOS素子96のチャネル幅よりも約20倍大きいチャネル幅を有する大きさであり、約400マイクロアンペアの電流を導通する。MOS素子94によって供給される約400マイクロアンペアの電流は端子44へのベース電流となるので、トランジスタ46(図1を参照)は、コンデンサ22からコンデンサ48への充電が可能となる導電路を与える。待機状態または通常動作時において、コンデンサ48は、エア・バッグの放出(discharge) に備えて、約20ないし30ボルトの電圧に充電される。
【0021】
以上、本発明のエア・バッグ拡張システム10は、導火線74を活性化し、エア・バッグを拡張するために適切な電流を生成することが認められよう。導火線に点火するエネルギを供給するコンデンサ22とは別個のコンデンサ48が、駆動制限コントローラ54内の回路に給電する。駆動制限コントローラ54はMOS素子68に、可変駆動電圧を供給し、導火線に点火するための電流を約2.1アンペアに調整する。スイッチ回路38は、電気接続経路によりコンデンサ22がコンデンサ48を充電することができるように、トランジスタ46にゲート電流を供給する。コンデンサ48に蓄積された電荷は、点火の準備完了および動作性を確認するため、診断検査により監視される。また、スイッチ回路38は、エア・バッグ拡張の間、駆動制限コントローラ54への電圧が18ボルトを超えて維持されるように、コンデンサ22,48間に電気的絶縁を与える。製造に適した集積回路により、ブースト・ポンプ回路16,電圧モニタ32,スイッチ回路38,トランジスタ46,および駆動制限コントローラ54を含むように構築することができる。
【0022】
本発明の具体的な実施例を図示し説明してきたが、当業者には更に別の変更および改良も想起されよう。例えば、一実施例では、2ループのハイ・サイド電流回路52に電力を供給するコンデンサ22,48を有し、潜在的に2 本の導火線74を点火し、2個のエア・バッグを拡張することができる。しかしながら、エア・バッグ拡張システム10は、単一ループ・システムのハイ・サイド電流回路52に給電し、単一の導火線74に点火し、単一のエア・バッグを拡張するものであってもよい。また、2.1アンペア未満の電流で点火する導火線も予測される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるエア・バッグ拡張システムの一部を示す部分構成ブロック図。
【図2】図1に示した駆動制限制御装置の簡略化した実施例の構成図。
【図3】図1に示したエア・バッグ拡張システムのスイッチ回路の構成図。
【符号の説明】
10 エア・バッグ拡張システム
12 バッテリ
16 ブースト・ポンプ回路
22 コンデンサ
26 機械的アーム
32 電圧モニタ回路
38 スイッチ回路
46 トランジスタ
48 コンデンサ
52 ハイ・サイド電流回路
54 駆動制限コントローラ
68,76 MOS素子
70 抵抗
74 導火線
82,88 電流源
84,86 NPNトランジスタ
94,96,98,100 MOS素子
102 インバータ

Claims (3)

  1. エア・バッグ拡張システム(10)であって
    第1のコンデンサ(22)と、
    前記第1のコンデンサに接続された第1の導通電極、第2の導通電極、及び制御電極を有するトランジスタ(46)と、
    前記トランジスタの前記制御電極に接続され、前記トランジスタを制御するスイッチ回路(38)と、
    前記トランジスタの前記第2の導通電極に接続された第2のコンデンサ(48)と、
    前記第2のコンデンサ及び導火線接続され、前記第2のコンデンサに蓄積された電圧を受け取り、導火線に流れる電流を調整するための駆動制限制御装置(54)とを備え、
    前記スイッチ回路(38)は、エア・バッグが拡張される際に前記トランジスタ(46)をオフして前記第1及び第2のコンデンサ(22,48)間の電気導通経路を遮断することを特徴とするエア・バッグ拡張システム。
  2. エア・バッグ拡張システムのための電気導通経路であって、
    第1のコンデンサ(22)と、
    スイッチ回路(38)と、
    前記スイッチ回路(38)に接続された制御端子、前記第1のコンデンサに接続された第1の導通電極、及び第2の導通電極を有するトランジスタ(46)であって、前記スイッチ回路(38)によって制御される電気導通経路を提供する前記トランジスタ(46)と、
    前記トランジスタの前記第2の導通電極に接続された第2のコンデンサ(48)とを備え、
    スイッチ回路(38)は、エア・バッグが拡張される際に前記トランジスタ(46)をオフして前記第1及び第2のコンデンサ(22,48)間の電気導通経路を遮断することを特徴とする電気導通経路。
  3. エア・バッグ拡張用集積回路であって、
    第1のコンデンサ(22)と、
    前記第1のコンデンサに接続された第1の導通電極、第2の導通電極、及び制御電極を有するトランジスタ(46)と、
    前記トランジスタ(46)の前記制御端子に接続され、前記トランジスタ(46)を制御するスイッチ回路(38)と、
    前記トランジスタの第2の導通電極に接続された第2のコンデンサ(48)と、
    前記第2のコンデンサに接続され、前記第2のコンデンサに蓄積された電圧を受け取り、エア・バック拡張用の電流を生成するハイ・サイド電流回路(52)とを備え、
    前記スイッチ回路(38)は、エア・バッグが拡張される際に前記トランジスタ(46)をオフして前記第1及び第2のコンデンサ(22,48)間の電気導通経路を遮断することを特徴とするエア・バッグ拡張用集積回路。
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