JP3911948B2 - 自動販売機の扉装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機の本体に回動可能に枢支され、本体前面を開閉可能な自動販売機の扉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動販売機の扉装置には商品選択ボタンを配した透明パネル、サンプル商品等を照明するための照明装置、投入された金銭を選別処理するための金銭処理装置、利用者が商品を購入する際に視認或いは操作するための接客装置、扉装置を本体にロックするためのロック装置等のパーツが配設されているが、これらのパーツは扉本体に設けられた取付部に各々別個に取付組立されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうした自動販売機の扉装置においては、各パーツを扉本体に直接取付組立する構成であるために、各パーツの取付作業を同時に行うことができず、組立効率の悪いものとなっていた。また、近年、扉装置の樹脂パネル部や扉本体の比較的柔らかい部分を破って金銭処理装置等のパーツを盗み取る悪戯が増加しており、各パーツが各々別個に取り付けられている構成の扉装置の場合には局部的な破壊でも容易に取り外されてしまうケースがあった。
【0004】
したがって、本発明は、扉装置の組立作業を容易にするとともに、破壊行為等の悪戯による被害を低減することのできる自動販売機の扉装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明に係る自動販売機の扉装置は、自動販売機の本体に回動可能に枢支され、本体前面を開閉可能な自動販売機の扉装置において、前面に金銭開口部を備えた扉本体と、金銭処理装置と、接客装置と、この金銭処置装置及び接客装置を取り付けるユニット本体とを有し、前記扉本体と別体で組立可能な金銭処理ユニットと、前記ユニット本体の前面側に露出するように取り付けられた前記接客装置が前記金銭開口部に臨むとともに前記ユニット本体が前記扉本体の背面側から前記金銭開口部を覆う状態で該金銭処理ユニットを前記扉本体の背面側に装着する装着手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】
この構成によれば、金銭処理装置と接客装置とを備えた金銭処理ユニットを別個に組立られるので、扉装置の別のパーツの組立と並行して組立作業でき、さらに、金銭処理ユニットを扉本体に装着するだけでユニット本体が金銭開口部を覆うとともに接客装置が金銭開口部に臨む状態で配設されるので、扉装置の組立作業の効率が良い。また、金銭処理装置及び接客装置をユニット本体に取り付けたユニット体で構成しているので、悪戯で扉装置が破壊されても金銭処理装置を扉装置から引き出すことが困難であるとともに、ユニット本体を頑強に構成すれば扉本体の強度を上げることなく金銭処理装置付近の破壊を防止することができる。
【0007】
請求項2の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項1の構成において、前記接客装置は金額表示装置であることを特徴とするものである。
【0008】
この構成によれば、金銭表示装置と金銭処理装置とのハーネス処理が金銭処理ユニット4内で別個に行えるので、扉装置組立時のハーネス処理作業が容易になる。
【0009】
請求項3の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項1または請求項2の構成において、前記装着手段によって前記金銭処理ユニットを前記扉本体に取り付けたとき、前記金銭開口部と前記金銭処理ユニットとの隙間を塞ぐシール部材を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
この構成によれば、金銭処理ユニットを取り付けるだけで金銭開口部のシールがなされるので、組立作業が容易でなおかつ金銭開口部からの扉装置内への雨水やほこりの進入を防ぐことができる。
【0011】
請求項4の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項1乃至請求項3の構成において、前記金銭処理ユニットは、扉装置の開閉操作を行う為の操作レバーと当該操作レバーの操作に連動して前記本体と扉装置とのロックを行うロック機構とを備え、この操作レバーとロック機構とは前記ユニット本体に取り付けられるとともに、前記金銭処理ユニットを前記扉本体に装着したとき、前記ユニット本体の前面側に露出するように取り付けられた前記操作レバーが前記開口部に臨むように構成されていることを特徴とするものである。
【0012】
この構成によれば、操作レバー及びロック機構も金銭処理ユニットに取り付けられ、金銭処理ユニットを扉本体に装着するだけで操作レバーが金銭開口部に位置した状態で組立られるので、組立作業がより容易になるとともに、ユニット本体を頑強に構成すれば扉本体の強度を上げることなくロック機構付近の破壊を防止することができ、扉のこじ開けを阻止できる。
【0013】
請求項5の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項1乃至請求項4の構成において、前記ユニット本体は、前記金銭処理装置の前面及び左右側面を覆う壁面を有して形成されていることを特徴とするものである。
【0014】
この構成によれば、金銭処理装置の盗難をより強固に防ぐことができる。
【0015】
請求項6の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項5の構成において、前記金銭処理ユニットは、背面に前記ユニット本体の左右側面壁を接続するように配設された把持部材を備えたことを特徴とするものである。
【0016】
この構成によれば、左右側面壁を接続する把持部材によって金銭処理ユニットを容易に持ち運びすることができ、扉本体への装着作業がいっそう容易になる。
【0017】
請求項7の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項5または請求項6の構成において、前記金銭処理ユニットは扉装置の開放端部に装着され、扉装置を閉じたときに前記扉本体と前記本体との間に生じる扉装置の開放端部側の隙間を覆うカバー部材を前記ユニット本体の前記開放端部側の側面壁に備えたことを特徴とするものである。
【0018】
この構成によれば、カバー部材によってバール等による扉装置のこじ開けを防ぐことができると共に、カバー部材が金銭処理ユニットのユニット本体に設けているので、ユニット本体に取り付けられた金銭処理装置の盗難がより困難になる。
【0019】
請求項8の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項5乃至請求項7の構成において、前記金銭処理ユニットは、前記ユニット本体の左側面壁から右側面壁に渡って配設され前記金銭処理装置の背面を覆うカバー部材を備え、当該カバー部材は、施錠手段を有し、該施錠手段による施錠を解除したとき前記金銭処理装置の背面を開放可能に構成されていることを特徴とするものである。
【0020】
この構成によれば、扉装置がこじ開けられても、金銭処理装置の背面がカバー部材によって覆われているとともに施錠されているので、金銭盗難の被害を防ぐことができる。また、金銭管理者と商品補充者が異なる場合には、商品補充者による金銭処理装置への悪戯も防ぐことができる。
【0021】
請求項9の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項4の構成において、前記金銭処理ユニットは扉装置の開放端部に装着されるとともに、前記ユニット本体は前記金銭処理装置の前面および左右側面を覆う壁面を有して形成され、前記ロック機構は、前記金銭処理装置よりも前記扉本体の側端に近い位置においてロックを行うものであって、前記扉本体の側端から遠い方の前記ユニット本体の側面壁を前記本体と連結させる連結手段を備え、当該連結手段は、前記操作レバーの操作に連動して連結および連結解除動作することを特徴とするものである。
【0022】
この構成によれば、金銭処理装置の一側面側は、扉装置のロック機構によりロックされ、なおかつ金銭処理装置の他側面側は、連結手段によって本体に連結されるので、金銭処理装置がより強固に保護される。
【0023】
請求項10の発明に係る自動販売機の扉装置は、自動販売機の本体に回動可能に枢支され、本体前面を開閉可能な自動販売機の扉装置において、前面に金銭開口部を備えた扉本体と、金銭処理装置と、接客装置と、この金銭処理装置及び接客装置を取り付けるユニット本体とを有し、前記扉本体と別体で組立可能な金銭処理ユニットと、前記ユニット本体の前面側に露出するように取り付けられた前記接客装置が前記金銭開口部に臨むとともに前記ユニット本体が前記扉本体の背面側から前記金銭開口部を覆う状態で該金銭処理ユニットを前記扉本体の背面側に装着する装着手段とを備え、前記扉本体はその前面に展示開口部を更に備えるとともに、透明パネル、この透明パネルの前面に露出して取付られた商品選択ボタン、サンプル商品の展示装置、サンプル商品を照明する照明装置、該透明パネルと該展示装置と該照明装置とを取り付けるユニット本体を有し、前記扉本体と別体で組立可能な展示ユニットと、前記透明パネルに取り付けられた前記商品選択ボタンが前記展示開口部に臨むとともに前記透明パネルが前記展示開口部を前記扉本体の背面側から覆う状態で該展示ユニットを前記扉本体の背面側に装着する装着手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0024】
この構成によれば、金銭処理ユニットに加えて、透明パネルとこの透明パネルに取付られた商品選択ボタンとサンプル商品の展示装置とを備えた展示ユニットを別個に組立られるので、扉装置の別のパーツの組立と並行して組立作業でき、さらに、展示ユニットを扉本体に装着するだけで透明パネルが展示開口部を覆うとともに商品選択ボタンが展示開口部に配設されるので、扉装置の組立作業の効率が上がる。また、万一悪戯で透明パネルが破壊されたときにも展示ユニットを扉本体から取り外すことで透明パネルの交換作業を容易に行える。
【0025】
請求項11の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項10の構成において、前記装着手段によって前記展示ユニットを前記扉本体に取り付けたとき、前記展示開口部と前記展示ユニットとの隙間を塞ぐシール部材を備えたことを特徴とするものである。
【0026】
この構成によれば、展示ユニットを取り付けるだけで展示開口部のシールがなされるので、組立作業が容易でなおかつ展示開口部からの扉装置内への雨水やほこりの進入を防ぐことができる。
【0027】
請求項12の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項10または請求項11の構成において、前記透明パネルは前記ユニット本体の前面を覆うように取り付けられ、前記透明パネルが前記ユニット本体に取り付けられたとき前記透明パネルと前記ユニット本体との隙間をシールするユニットシール部材を備えたことを特徴とするものである。
【0028】
この構成によれば、ユニット本体内に雨水が進入しにくくなるので、ユニット本体に取り付けられた照明装置等の電装部品が濡れてしまうことを確実に防止できる。
【0029】
請求項13の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項10乃至請求項12の構成において、前記透明パネルは前記ユニット本体に弾性部材によって着脱可能に取付保持されることを特徴とするものである。
【0030】
この構成によれば、透明パネルをユニット本体から容易に着脱できるので、透明パネルが破損した際の取り替えをより容易に行うことができる。
【0031】
請求項14の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項10乃至請求項13の構成において、前記ユニット本体は、前記展示ユニットの背面側を開閉可能な展示扉を備え、前記照明装置は当該展示扉に取り付けられていることを特徴とするものである。
【0032】
この構成によれば、展示扉によって展示ユニット内の清掃作業が容易に行えるとともに、照明装置が展示扉に取り付けられているので、照明装置の交換作業が容易に行える。
【0033】
請求項15の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項10乃至請求項14の構成において、前記扉本体の背面側に、前記展示ユニットを装着位置に案内するガイド手段を設けたことを特徴とするものである。
【0034】
この構成によれば、ガイド手段によって展示ユニットが装着位置に案内されるので、装着作業が容易に行える。
【0035】
請求項16の発明に係る自動販売機の扉装置は、自動販売機の本体に回動可能に枢支され、本体前面を開閉可能な自動販売機の扉装置において、前面に金銭開口部を備えた扉本体と、金銭処理装置と、接客装置と、この金銭処理装置及び接客装置を取り付けるユニット本体とを有し、前記扉本体と別体で組立可能な金銭処理ユニットと、前記ユニット本体の前面側に露出するように取り付けられた前記接客装置が前記金銭開口部に臨むとともに前記ユニット本体が前記扉本体の背面側から前記金銭開口部を覆う状態で該金銭処理ユニットを前記扉本体の背面側に装着する装着手段とを備え、前記扉本体はその前面に広告開口部を更に備えるとともに、透明パネル、宣伝ポスターや装飾パネル等の広告部材、制御装置等の電装部品、透明パネルと広告部材と電装部品とを取り付けるユニット本体であって、前面側に広告部材配設部、背面側に電装部品配設部、前記広告部材配設部の前方に前記透明パネルを配設する透明パネル配設部を備えたユニット本体を有し、前記扉本体と別体で組立可能な広告ユニットと、前記透明パネルが前記広告開口部を前記扉本体の背面側から覆う状態で該広告ユニットを前記扉本体の背面側に装着する装着手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0036】
この構成によれば、金銭処理ユニットに加えて、透明パネルと広告部材と電装部品とを備えた広告ユニットを別個に組み立てられるので、扉装置の別のパーツの組み立てと並行して組み立て作業ができ、さらに、広告ユニットを扉本体に装着するだけで透明パネルが広告開口部を覆うので扉装置の組立作業効率が上がる。また、万一悪戯等で透明パネルが破壊されたときにも、広告ユニットを扉本体から取り外すことで透明パネルの交換作業を容易に行える。
【0037】
請求項17の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項16の構成において、前記扉本体の背面側に、前記広告ユニットを装着位置に案内するガイド手段を設けたことを特徴とするものである。
【0038】
この構成によれば、ガイド手段によって広告ユニットが装着位置に案内されるので、装着作業が容易に行える。
【0039】
請求項18の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項16または請求項17の構成において、前記装着手段によって前記広告ユニットを前記扉本体に取り付けたとき、前記広告開口部と前記広告ユニットとの隙間を塞ぐシール部材を備えたことを特徴とするものである。
【0040】
この構成によれば、、広告ユニットを取り付けるだけで広告開口部のシールがなされるので、組立作業が容易でなおかつ広告開口部からの雨水やほこりの進入を防ぐことができる。
【0041】
請求項19の発明に係る自動販売機の扉装置は、請求項16乃至請求項18の構成において、前記透明パネルは前記ユニット本体に弾性部材によって着脱可能に取付保持されることを特徴とするものである。
【0042】
この構成によれば、透明パネルをユニット本体から容易に着脱できるので、透明パネルが破損した際の取り替え作業が容易になる。
【0043】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0044】
図1は本発明の扉装置1の正面図である。
【0045】
図1に示すように、本発明の扉装置1は、自動販売機の本体に左側端がヒンジ6で回動自在に軸支された扉本体2と、扉本体2の背面側から装着された金銭処理ユニット4と、同じく扉本体2の背面側から装着された展示ユニット3と、展示ユニット3の下方に設けられ扉本体2に取り付けられた広告ユニット9と、この広告ユニット9の下方に設けられた商品取り出し口25と、商品取り出し口25の右側に配設された返却口部23とを備えて構成されている。
【0046】
扉本体2は、図1に示すように展示ユニット3に対応して開口形成された展示開口部22と、金銭処理ユニット4に対応して開口形成された金銭開口部21と、広告ユニット9に対応して開口形成された広告開口部24を備えている。
【0047】
ここで、金銭処理ユニット4について説明する。
【0048】
金銭処理ユニット4は、図1または図2に示すように、発光素子等で電気的に金額を表示する金額表示装置41と、貨幣を選別処理する金銭処理装置としての貨幣処理装置44と、硬貨を選別処理する金銭処理装置としての硬貨処理装置42と、貨幣投入口装置44aと、金銭投入口装置43と、硬貨返却口装置48と、後述するロック機構52(図4参照)と、このロック機構52を操作するとともに扉装置1を開閉する際の取っ手となる操作レバー51と、これらの部品を取付保持するユニット本体45とを備えて構成されている。
【0049】
ユニット本体45は板金部材を折り曲げ形成したものであり、前記各部品が取り付けられる前面壁45aと、前面壁45aに取り付けられた各部品の側面を覆うように平面断面コ字状に後方に立ち上げ形成された左右側面壁45c、45bと、この左右側面壁45c、45bを上下2カ所において横断するように接続固定された把持シャフト45fと、左右側面壁45c、45bと同様に後方に立ち上げ形成された上下壁45d、45eとを備え、この上下壁45d、45eには金銭処理ユニット4を扉本体2に装着する装着手段としての上下取付フランジ401、402がそれぞれ形成されている。この上取付フランジ401は図3(b)に示すように、フック状に折り曲げ形成されており、一方扉本体2には上下取付フランジ401、402と係合する上下取付梁26、27が配設されている。
【0050】
また、図3(b)に示すように前面壁45aに取り付けられる部品の内、顧客が商品購入の際に視認及び操作する接客装置としての金額表示装置41と、貨幣投入口装置44aと、金銭投入口装置43と、硬貨返却口装置48と、オペレーターが扉装置を開放する際に操作する操作レバー51は、図3に示すようにその一部が前面壁45aを貫通して配設され前面壁45aの前方に一部が露出した状態で取付固定されている。
【0051】
また、図4に示すようにユニット本体45の右側面壁45bの後端外側にはガード部材7が後方へ延出するように取り付けられており、ユニット本体45の右側面壁45bの後端内側にはロック機構52が上下動可能に構成されている。このロック機構52は図4に示すように操作レバー51の後端に連動可能に接続されており、操作レバー51の回動操作によって上下動可能に構成されたものである。そして、ロック機構52の後面には、本体8に配設されたロックプレート81と係合する係合孔(図示せず)が開孔形成されており、ロック機構52とロックプレート81が係脱することにより扉装置1と本体8とがロック・アンロック可能に構成されている。
【0052】
このようにして構成された金銭処理ユニット4を組立て扉本体2に装着する際の動作について説明する。
【0053】
まず、ユニット本体45に硬貨処理装置42等の金銭処理ユニット4の構成部品を前面壁45aに取付けて金銭処理ユニットを組み立てる。そして、完成した金銭処理ユニット4の把持シャフト45fを持ち、まず上取付フランジ401を扉本体2の背面側から上取付梁26に引っかける。このとき金銭処理ユニット4の上下方向の位置決めがなされるため、下取付フランジ402が下取付梁27に当接位置する。そしてこの状態で、上下取付フランジ401、402と、上下取付梁26、27とをそれぞれねじ止め固定すれば取付が完了する。そしてこのとき、図1に示すようにユニット本体45の前面壁45aが扉本体2の金銭開口部21を覆う状態で取付られるとともに、この金銭開口部21の周囲には図4に示すように発泡ウレタン等で形成されたシール部材21aが張り付けられているため、金銭処理ユニット4を取り付けたときに、シール部材21aが扉本体2と前面壁45aとに挟まれた状態となる。これにより、金銭開口部21のシールがなされるため、扉装置1内部への雨水やほこりの進入が防止される。またこのとき、ユニット本体45の前面壁45aを貫通して配設された金額表示装置41と、貨幣投入口装置44aと、金銭投入口装置43と、操作レバー51の前方に露出した部分は金銭開口部21に臨む状態で取り付けられる。すなわち、図1に示されるように扉装置1の前方から視認あるいは操作可能な状態に取り付けられる。
【0054】
なお、本実施の形態では、図1に示すように接客装置である硬貨返却口装置48は、金銭開口部21には位置させず、金銭開口部21と別個に開口形成した返却口部23に位置させ、扉装置1の前方から釣銭等の取り出しが可能となるように構成しているが、金銭開口部21を上下方向に大きく形成して、硬貨返却口装置46も金銭開口部21内に位置させるようにすることも可能である。この場合には返却口部23の構成が不要になる。
【0055】
また、このようにして金銭処理ユニット4を扉本体2に取り付けた状態では、図4に示すようにユニット本体45に取り付けられたガード部材7が扉本体2の右側面の外側から後方に延出する状態で固定される。したがって、図4(a)に示すように扉装置1を閉じた状態ではこのガード部材が、扉装置1の開放端と本体8の開放端とに生じる隙間Sを覆う状態となる。
【0056】
以上の如く金銭処理ユニット4を構成することで、扉本体2と離れた場所でも金銭回りやロック回りのパーツを組立作業することができるので、扉装置1の他の部品の組立作業と並行して組立作業を行うことができ、扉装置1の組立作業の効率が良い。また、金銭処理ユニット4を扉本体2に装着するだけで金額表示装置41、貨幣投入口装置44a、金銭投入口装置43の接客装置と、操作レバー51が金銭開口部21内の所定位置に配設されるとともに、金銭開口部21周囲のシールもなされるので、扉装置1の組立作業の効率がよりいっそう向上する。また、金銭処理に関する一連の装置を平面断面コ字状に前面から覆うようなユニット本体45に取り付けてユニット体を構成しているので、悪戯で扉装置1の一部が破られても貨幣処理装置44や硬貨処理装置42等を扉装置1から引き出すことが困難であるとともに、ユニット本体45を頑強に構成すれば扉本体2の強度を上げなくても貨幣処理装置44や硬貨処理装置42付近の破壊を防止することができる。
【0057】
また、図4に示すように操作レバー51及びロック機構52もユニット本体45によって前方から覆われた状態となっているため、扉本体2の強度を上げることなくロック機構52の破壊を防止することができ、扉装置1のこじ開けを阻止することができる。さらに、ユニット本体45に取り付けられたガード部材7が、扉装置1の開放端と本体8の開放端とに生じる隙間Sを覆うため、この隙間Sへのバール等の差込による扉装置1のこじ開けも防止できる。
【0058】
また、金銭処理ユニット4はユニット本体45を扉本体2にねじ止めすることにより装着可能に構成しているため、金銭処理ユニット4の着脱を容易に行えるとともに、上下2カ所に把持シャフト45fが形成されているため、金銭処理ユニット4を容易に持ち運びすることができる。
【0059】
なお、上記実施の形態では、金額表示装置41と、貨幣投入口装置44aと、金銭投入口装置43の接客装置を金銭開口部21に臨ませるように構成した例を示したが、金銭開口部21に臨ませる接客装置はこれに限られたものではなく、上述の通り金銭開口部21を大きく形成すれば硬貨返却口装置48も臨ませるように構成できる。また、本発明の接客装置とは購買者が商品購入の際に視認或いは操作するための装置を示すものであり、例えば金銭を返却させるための返却レバー等も含まれ、上記の構成に限られたものではない。
【0060】
さらに、これら接客装置を全て金銭処理ユニット45に納めて金銭開口部21より視認あるいは操作可能に構成しなくてもよく、上記金額表示装置41、貨幣投入口装置44a、金銭投入口装置43、硬貨返却口装置48等の接客装置のうち、少なくとも1つの接客装置を金銭処理ユニット4に納めて構成すれば上記作用効果を奏するものである。この場合、接客装置として、電装部品である金銭表示装置41を金銭処理ユニット4に納めて構成した場合には、同じく電装部品である貨幣処理装置44および硬貨処理装置とともに金銭関係のハーネス処理が金銭処理ユニット4内で行えるので、扉装置1組立時のハーネス処理作業が容易になり、特に効果が大きい。
【0061】
また、上記実施の形態では、金銭処理装置として、貨幣処理装置44と硬貨処理装置42の2つの装置を構成した例を示したが、取り扱い商品や設置環境に応じて貨幣処理装置44或いは硬貨処理装置42のいずれか一方の装置のみで構成してもよい。
【0062】
また、上記実施の形態では、金銭処理ユニット4を扉本体2に装着した際に、ユニット本体45の前面壁45aが扉本体2の背面に取り付けられたシール部材21を押しつけて金銭開口部21のシールを行う例を示したが、前面壁45aの表面に装飾用の樹脂プレート等を配設して、金銭処理ユニット4を扉本体2に装着した際に、この樹脂プレート等を介してシール部材21を押圧して金銭開口部21のシールを行うようにしても良い。
【0063】
次に、ユニット本体45の背面側を覆うカバー部材46を備えて構成した金銭処理ユニット4の例について図5を用いて説明する。
【0064】
図5に示す金銭処理ユニット4は、ユニット本体45の背面側を覆うカバー部材46を備えている。このカバー部材46は、板金部材を折り曲げて形成したカバー本体46aと、カバー本体46aの右端上下3カ所に配設されたヒンジ46bと、カバー本体46aの左端中央付近に配設された錠46cとを備えている。
【0065】
カバー本体46aは、幅方向はユニット本体45の左側面壁45cから右側面壁45bに渡って形成され、縦方向はユニット本体45の上壁45dから下壁45eに渡って形成され、ユニット本体45の背面略全域を覆うように形成されている。このカバー本体46aは、ヒンジ46bによってユニット本体45の背面に開閉可能に取り付け支持されるとともに、錠46cによって施錠可能に構成されている。
【0066】
このように、金銭処理ユニット4に施錠可能なカバー部材46を備えて構成した場合には、悪戯によって扉装置1がこじ開けられても、硬貨処理装置42や貨幣処理装置44の背面がカバー部材46によって覆われているとともに錠46cにより施錠されているので、金銭盗難の被害を防ぐことができる。また、金銭管理者と商品補充者が異なる場合には、金銭管理者が錠46cの鍵(図示せず)を保持し管理することで、商品補充者による硬貨処理装置42や貨幣処理装置44への悪戯を防ぐことができる。
【0067】
なお、上記の例では、カバー部材46がユニット本体45の背面全域を覆うように形成した例を示したが、カバー部材46は、特にユニット本体45の背面全域を覆うものでなくてもよく、硬貨処理装置42や貨幣処理装置44の背面部分のみを覆うように形成しても有効である。
【0068】
次に、上記金銭処理ユニット4において、ユニット本体45の左側面壁45cを自動販売機の本体8と連結可能に構成した例を、図6および図7を用いて説明する。
【0069】
図6に示すように、この金銭処理処理ユニット4は、ユニット本体45の左側面壁45cと本体8とを連結する連結手段47を備えている。この連結手段47は、本体8に取り付けられた断熱扉82に設けられた連結フック47aと、この連結フック47aを受け入れ係合する係合孔(図示せず)を備えた連結アングル47bと、この連結アングル47bと係合して上下動させるレバー47cとを備えている。
【0070】
連結フック47aは、図7に示すように、連結アングル47bの係合孔(図示せず)に対応して上下2カ所に配設されている。一方連結アングル47bは、ユニット本体45の左側面壁45cの先端フランジ450cの前面に上下移動可能に配設されており、先端フランジ450cには、扉装置1を閉じたときに連結フック47aが挿通可能な逃げ穴(図示せず)が開口形成されている。また、レバー47cは操作レバー51と連動可能に取り付けられている。
【0071】
このように構成された連結手段47の動作について説明する。扉装置1を閉じると、図6に示すように連結フック47aが左側面壁45cの先端フランジ450cの逃げ穴(図示せず)を挿通して、連結アングル47bの係合孔(図示せず)内に進入する。そして、図4に示すロック機構52とロックプレート81とを係合させるように操作レバー51を操作すると、この操作に連動してレバー47cが回動し、連結アングル47bを下降させる。これにより、連結アングル47bが連結フック47aと係合する。このとき、図6に示すように、左側面壁45cの先端フランジ450cが連結アングル47bと断熱扉82の間に挟まれた状態となるので、ユニット本体45の左側面壁45cが本体8と連結した状態となる。
【0072】
したがって、例えば展示ユニット3の透明パネル31を破って金銭を盗もうとしても、金銭処理ユニット4の左側面壁45cが本体8と連結した状態となっているため、硬貨処理装置42や貨幣処理装置44を取り出すことができない。また、図2および図6に示すように、扉装置1のロック機構52は硬貨処理装置42や貨幣処理装置44よりも扉本体2の開放側の側端に近い位置に設けられロックされているので、金銭処理ユニット4の右側面壁45b側からも硬貨処理装置42や貨幣処理装置44が盗みとられることがなく、金銭の盗難が確実に防止できる。
【0073】
次に、展示ユニット3について説明する。
【0074】
展示ユニット3は、図1及び図8に示すように、アクリル樹脂等で形成された透明パネル31と、この透明パネル31に取り付けられた商品選択ボタン32と、サンプル商品33aの展示装置33と、サンプル商品33aを照明するための蛍光灯34と、これら透明パネル31と展示装置33と蛍光灯34とを取付保持するユニット本体35(図9参照)とを備えて構成されている。
【0075】
ユニット本体35は板金部材で形成され、図9に示すように背面壁35aと、この背面壁35aに取り付けられ前方に向かって枠状に立ち上がった上下左右の側面壁35bとを備え、この側面壁35bの前端部には図10に示すように発泡ウレタン等で形成されたユニットシール部材37が貼りつけられているとともに、側面壁35bの外面には板バネ350bが取り付けられている。
【0076】
そして、図10に示すように透明パネル31は、この板バネ350bと側面壁35bとの間に挿入されて、板バネ350bの押圧力によって側面壁35bの前端部との間でユニットシール部材37を挟み込んだ状態でユニット本体35に取付保持される。このユニットシール部材37によって展示ユニット3内に雨水や虫の進入が防止され、蛍光灯34や商品選択ボタン32の電装部分が保護されるとともに、虫や汚れにより展示の美観を損ねないように構成されている。また、透明パネル31は板バネ350bによって挟持させて取り付けるように構成しているので、その着脱が容易であり、透明パネル31の交換作業も容易である。
【0077】
また、背面壁35aには図2に示すように開孔形成された把持孔36が左右2カ所に設けられており、この把持孔36によって展示ユニット3の持ち運びが容易になるように構成されている。
【0078】
また、背面壁35aの周縁付近には図2に示すように上部1ヶ所、左右各2ヶ所に開孔形成された装着手段としての取付孔350が設けられており、この5ヶ所の取付孔350にて扉本体2に形成された下穴(図示せず)にねじ止めすることにより展示ユニット3を扉本体2に装着するように構成されている。
【0079】
このようにして構成された展示ユニット3を組立て扉本体2に装着する際の動作について説明する。
【0080】
まず、ユニット本体35の内面に、展示装置33と、蛍光灯34を取り付け、その後、ユニット本体35の前面に透明パネル31を取り付けて展示ユニット3を組み立てる。そして、完成した展示ユニット3の把持孔36を持ち、展示ユニット3の前面の透明パネル31を扉本体2の背面側から展示開口部22を覆うように当接させる。この状態で、背面壁35に形成された装着手段としての複数の取付孔350部にて、背面壁35と扉本体2とをねじ止め固定することで展示ユニット3の装着が完了する。
【0081】
こうして展示ユニット3が取り付けられた状態では、図9に示すように透明パネル31が扉本体2の展示開口部22を覆うとともに、この展示開口部22の周囲には図10に示すように発泡ウレタン等で形成されたシール部材22aが張り付けられているため、シール部材22aが扉本体2と透明パネル31とに挟まれた状態となり、展示開口部22のシールがなされる。よって、扉装置1内部への雨水やほこりの進入が防止される。またこのとき、商品選択ボタン32が展示開口部22に位置して扉本体2の前面側に露出した状態となるため、図1に示されるように扉装置1の前方から視認及び操作可能な状態となる。
【0082】
したがって、このように展示ユニット3を構成することで、透明パネル31、商品選択ボタン32、展示装置33及び蛍光灯34等を備えた展示ユニット3が扉本体2と別の場所でも組み立てることができるので、扉装置1の別の部品の組立作業と並行して組立作業することができるとともに、展示ユニット3を扉本体2に装着するだけで開口部のシールもなされるので、扉装置1の組立作業が非常に容易になる。また、万一悪戯で透明パネルが破壊されたときにも展示ユニットを扉本体から取り外すことで透明パネルの交換作業を容易に行える。
【0083】
次に、背面側を開閉可能に構成した展示ユニット3について図11を用いて説明する。この場合、ユニット本体35は、図11に示すように展示枠35cと、展示扉35dとを備えて構成されている。展示枠35cと展示扉35dとは右端がヒンジ35eにより連結支持され、展示扉35dはこのヒンジ35eを支点に回動し、展示ユニット3の背面側を開閉可能になっている。また、展示扉35dの前面には照明装置としての蛍光灯34が取付部材34aにより取り付けられるように構成されている。
【0084】
そして、このように展示ユニット3を構成することにより、展示扉35dを開放することにより展示ユニット3内の清掃作業が容易に行えるとともに、展示扉35dを開放すると、蛍光灯34が展示ユニット3の後方に露出されるので、蛍光灯34の交換作業が容易に行える。
【0085】
次に、展示ユニット3を扉本体2の装着位置に案内するガイド手段を設けた例を図12を用いて説明する。図12および図16に示すように、扉本体2の背面側で展示ユニット3の下面に対応する位置にガイドレール2a(ガイド手段)を2本配設し、展示ユニット3の下面には、このガイドレール2aに対応位置して、ガイドレール2aとに嵌合するガイド溝3aを2カ所に形成している。
【0086】
このように構成することにより、展示ユニット3のガイド溝3aをガイドレール2aに嵌合させて押し込むことにより、展示ユニット3が扉本体2の装着位置へと案内されるので、展示ユニット3の装着作業が容易に行えるようになる。
【0087】
次に、広告ユニット9について説明する。
【0088】
広告ユニット9は、図13及び図14に示すように、アクリル樹脂等で形成された透明パネル91と、宣伝ポスターや装飾パネル等の広告部材92と、制御装置等の電装部品94と、透明パネル91と広告部材92と電装部品94とを取り付けるユニット本体93とを備えて構成されている。
【0089】
ユニット本体93は、図13に示すように広告枠93aと、広告ベース93bとを備えて構成され、広告ベース93bは広告枠93aにヒンジ930にて回動可能に連結される。
【0090】
広告枠93aの前端部周縁には、複数の板バネ930aが取り付けられている。
【0091】
そして、図14および図15に示すように透明パネル91は、この板バネ930aと広告枠93aの前端部との間に挿入されて、板バネ930aの押圧力によって広告枠93aの前端部に押しつけられた状態で保持される。
【0092】
この場合、透明パネル91は、広告枠93aの前端部に板バネ930aによって挟持させて取り付けるように構成しているので、その着脱が容易であり、透明パネル91の交換作業も容易である。
【0093】
また、この広告枠93aの下面には、後述するガイドレール2bと嵌合するガイド溝9aが2カ所に設けられている。
【0094】
また、広告枠93aの周縁には図14に示すように上部2ヶ所、左右各2ヶ所に開孔形成された装着手段としての取付孔933が設けられており、この6ヶ所の取付孔933にて扉本体2に形成された下穴(図示せず)にねじ止めすることにより、図15に示す如く広告ユニット9が扉本体2に固定されるように構成されている。
【0095】
一方、広告ベース93bは、図13に示すように、後方に開口を有する箱状に形成されたものであって、その前面側には広告部材92を保持する保持片931aを下端に備えた広告部材配設部931が形成され、その背面側には電装部品94を受け入れる収納空間を有する電装部品配設部932が形成されている。そしてこの広告ベース93bは、広告枠93aにヒンジ930にて回動可能に連結されているため、広告部材92の着脱は、広告ベース93bを後方に回動させることによりなされるので、その作業が容易である。
【0096】
このようにして構成された広告ユニット3を組立て、扉本体2に装着する際の動作について説明する。
【0097】
まず、広告ベース93bの電装部品配設部932に電装部品94を取り付けるとともに、広告部材配設部931に広告部材92を取り付ける。そして、広告枠93aと広告ベース93bとをヒンジ930にて連結し、透明パネル91を板バネ930aによって広告枠93aの前端部に保持させて広告ユニット9を組み立てる。
【0098】
そして、完成した広告ユニット9を持ち、透明パネル91を扉本体2の背面側から広告開口部24を覆うように当接させる。この状態で、広告枠93aに形成された装着手段としての取付孔933部にて、図15に示す如く、広告枠93aと扉本体2とをネジ993aにより固定することで広告ユニット3の装着が完了する。
【0099】
広告ユニット3を装着した状態では、透明パネル91が扉本体2の広告開口部24を覆うとともに、この広告開口部24の周囲には、図15に示すように発泡ウレタン等で形成されたシール部材24aが貼り付けられているため、シール部材24aが扉本体2と透明パネル24とに挟まれた状態となり、広告開口部24のシールがなされる。よって、広告開口部24から扉装置1内部への雨水やほこりの進入が防止される。
【0100】
また、広告ユニット9の装着に際して、本例では図14および図16の如く扉本体2に広告ユニット9を装着位置案内するガイドレール2b(ガイド手段)を設けているので、装着作業を容易に行えるようになっている。すなわち、図14および図16に示すように、扉本体2の背面側で広告ユニット9の下面に対応する位置にガイド手段としてガイドレール2bを2本配設し、広告ユニット9の下面には、上述の如く、このガイドレール2bに対応位置して、ガイドレール2bとに嵌合するガイド溝9aを2カ所に形成している。
【0101】
このように構成することにより、広告ユニット9のガイド溝9aをガイドレール2bに嵌合させて押し込むことにより、広告ユニット9が扉本体2の装着位置へと案内されるので、広告ユニット9の装着作業が容易に行えるようになる。
【0102】
【発明の効果】
本発明によれば、金銭処理装置と接客装置とを備えた金銭処理ユニットを別個に組立られるので、扉装置の別のパーツの組立と並行して組立作業でき、さらに、金銭処理ユニットを扉本体に装着するだけでユニット本体が開口部を覆うとともに接客装置が開口部に臨む状態で配設されるので、扉装置の組立作業の効率が良い。また、金銭処理装置及び接客装置をユニット本体に取り付けたユニット体で構成しているので、悪戯で扉装置が破壊されても金銭処理装置を扉装置から引き出すことが困難であるとともに、ユニット本体を頑強に構成すれば扉本体の強度を上げることなく金銭処理装置付近の破壊を防止することができる。
【0103】
また、金銭処理ユニットに加え、透明パネルとこの透明パネルに取付られた商品選択ボタンとサンプル商品の展示装置とを備えた展示ユニットを別個に組立られるので、扉装置の別のパーツの組立と並行して組立作業でき、さらに、展示ユニットを扉本体に装着するだけで透明パネルが開口部を覆うとともに商品選択ボタンが開口部に配設されるので、扉装置の組立作業の効率が上がる。また、万一悪戯で透明パネルが破壊されたときにも展示ユニットを扉本体から取り外すことで透明パネルの交換作業を容易に行える。
【0104】
また、金銭処理ユニットに加え、透明パネルと広告部材と電装部品とを備えた広告ユニットを別個に組み立てられるので、扉装置の別のパーツの組み立てと並行して組み立て作業ができ、さらに、広告ユニットを扉本体に装着するだけで透明パネルが開口部を覆うので扉装置の組立作業効率が上がる。また、万一悪戯等で透明パネルが破壊されたときにも、広告ユニットを扉本体から取り外すことで透明パネルの交換作業を容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の扉装置の正面図である。
【図2】 本発明の扉装置の背面図である。
【図3】 本発明の扉装置の側面断面図であって、(a)は金銭処理ユニットを装着した状態の図であり、(b)は金銭処理ユニットを取り外した状態の図である。
【図4】 本発明の扉装置の平面断面図であって、(a)は金銭処理ユニットを装着した状態の図であり、(b)は金銭処理ユニットを取り外した状態の図である。
【図5】 カバー部材を設けた金銭処理ユニットの斜視図である。
【図6】 金銭処理ユニットの連結手段を設けた本発明の扉装置の要部平面断面図である。
【図7】 金銭処理ユニットの連結手段を設けた本発明の扉装置の要部斜視図である。
【図8】 展示ユニットの正面図である。
【図9】 本発明の扉装置の平面断面図であって、(a)は展示ユニットを装着した状態の図であり、(b)は展示ユニットを取り外した状態の図である。
【図10】 図9(a)におけるA部拡大図である。
【図11】 展示扉を設けた展示ユニットの分解図である。
【図12】 展示扉を設けた展示ユニットの斜視図である。
【図13】 広告ユニットの分解図である。
【図14】 広告ユニットの斜視図である。
【図15】 広告ユニットの要部平面断面図である。
【図16】 扉本体の斜視図である。
【符号の説明】
1 扉装置 2 扉本体 2a ガイドレール(ガイド手段) 2b ガイドレール(ガイド手段) 3 展示ユニット 4 金銭処理ユニット 6 ヒンジ 8 本体 9 広告ユニット 21 金銭開口部 21a シール部材 22 展示開口部 22a シール部材 23 返却口部 24 広告開口部 24a シール部材 25 商品取り出し口 31 透明パネル 32 商品選択ボタン 33 展示装置 34 蛍光灯 35 ユニット本体 35d 展示扉 36 把持孔 37 ユニットシール部材 41 金銭表示器(接客装置) 42 硬貨処理装置(金銭処理装置) 43 金銭投入口装置 44 貨幣処理装置(金銭処理装置) 44a 貨幣投入口装置 45 ユニット本体 45b 右側面壁 45c 左側面壁 45f 把持シャフト 46 カバー部材 46c 錠(施錠手段) 47 連結手段 48 硬貨返却口装置 51 操作レバー 52 ロック機構 81 ロックプレート 91 透明パネル 92 広告部材 93 ユニット本体 94 電装部品 350 取付孔(装着手段) 350b 板バネ(弾性部材) 401 上取付フランジ 402 下取付フランジ 930a 板バネ(弾性部材) 933 取付孔(装着手段)

Claims (19)

  1. 自動販売機の本体に回動可能に枢支され、本体前面を開閉可能な自動販売機の扉装置において、
    前面に金銭開口部を備えた扉本体と、
    金銭処理装置と、接客装置と、この金銭処理装置及び接客装置を取り付けるユニット本体とを有し、前記扉本体と別体で組立可能な金銭処理ユニットと、
    前記ユニット本体の前面側に露出するように取り付けられた前記接客装置が前記金銭開口部に臨むとともに前記ユニット本体が前記扉本体の背面側から前記金銭開口部を覆う状態で該金銭処理ユニットを前記扉本体の背面側に装着する装着手段とを備えたことを特徴とする自動販売機の扉装置。
  2. 前記接客装置は金額表示器であることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の扉装置。
  3. 前記装着手段によって前記金銭処理ユニットを前記扉本体に取り付けたとき、前記金銭開口部と前記金銭処理ユニットとの隙間を塞ぐシール部材を備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動販売機の扉装置。
  4. 前記金銭処理ユニットは、扉装置の開閉操作を行う為の操作レバーと当該操作レバーの操作に連動して前記本体と扉装置とのロックを行うロック機構とを備え、この操作レバーとロック機構とは前記ユニット本体に取り付けられるとともに、前記金銭処理ユニットを前記扉本体に装着したとき、前記ユニット本体の前面側に露出するように取り付けられた前記操作レバーが前記金銭開口部に臨むように構成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の自動販売機の扉装置。
  5. 前記ユニット本体は、前記金銭処理装置の前面及び左右側面を覆う壁面を有して形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4に記載の自動販売機の扉装置。
  6. 前記金銭処理ユニットは、背面に前記ユニット本体の左右側面壁を接続するように配設された把持部材を備えたことを特徴とする請求項5に記載の自動販売機の扉装置。
  7. 前記金銭処理ユニットは扉装置の開放端部に装着され、扉装置を閉じたときに前記扉本体と前記本体との間に生じる扉装置の開放端部側の隙間を覆うガード部材を前記ユニット本体の前記開放端部側の側面壁に備えたことを請求項5または請求項6に記載の自動販売機の扉装置。
  8. 前記金銭処理ユニットは、前記ユニット本体の左側面壁から右側面壁に渡って配設され前記金銭処理装置の背面を覆うカバー部材を備え、当該カバー部材は、施錠手段を有し、該施錠手段による施錠を解除したとき前記金銭処理装置の背面を解放可能に構成されていることを特徴とする請求項5乃至請求項7に記載の自動販売機の扉装置。
  9. 前記金銭処理ユニットは扉装置の開放端部に装着されるとともに、前記ユニット本体は前記金銭処理装置の前面および左右側面を覆う壁面を有して形成され、前記ロック機構は、前記金銭処理装置よりも前記扉装置の開放側の側端に近い位置においてロックを行うものであって、前記扉本体の開放側の側端から遠い方の前記ユニット本体の側面壁を前記本体と連結させる連結手段を備え、当該連結手段は、前記操作レバーの操作に連動して連結および連結解除動作することを特徴とする請求項4に記載の自動販売機の扉装置。
  10. 自動販売機の本体に回動可能に枢支され、本体前面を開閉可能な自動販売機の扉装置において、
    前面に金銭開口部を備えた扉本体と、
    金銭処理装置と、接客装置と、この金銭処理装置及び接客装置を取り付けるユニット本体とを有し、前記扉本体と別体で組立可能な金銭処理ユニットと、
    前記ユニット本体の前面側に露出するように取り付けられた前記接客装置が前記金銭開 口部に臨むとともに前記ユニット本体が前記扉本体の背面側から前記金銭開口部を覆う状態で該金銭処理ユニットを前記扉本体の背面側に装着する装着手段とを備え、
    前記扉本体はその前面に展示開口部を更に備えるとともに、透明パネル、この透明パネルの前面に露出して取付られた商品選択ボタン、サンプル商品の展示装置、サンプル商品を照明する照明装置、該透明パネルと該展示装置と該照明装置とを取り付けるユニット本体を有し、前記扉本体と別体で組立可能な展示ユニットと、前記透明パネルに取り付けられた前記商品選択ボタンが前記展示開口部に臨むとともに前記透明パネルが前記展示開口部を前記扉本体の背面側から覆う状態で該展示ユニットを前記扉本体の背面側に装着する装着手段とを備えたことを特徴とする自動販売機の扉装置。
  11. 前記装着手段によって前記展示ユニットを前記扉本体に取り付けたとき、前記展示開口部と前記展示ユニットとの隙間を塞ぐシール部材を備えたことを特徴とする請求項10に記載の自動販売機の扉装置。
  12. 前記透明パネルは前記ユニット本体の前面を覆うように取り付けられ、前記透明パネルが前記ユニット本体に取り付けられたとき前記透明パネルと前記ユニット本体との隙間をシールするユニットシール部材を備えたことを特徴とする請求項10または請求項11に記載の自動販売機の扉装置。
  13. 前記透明パネルは前記ユニット本体に弾性部材によって着脱可能に取付保持されることを特徴とする請求項10乃至請求項12に記載の自動販売機の扉装置。
  14. 前記ユニット本体は、前記展示ユニットの背面側を開閉可能な展示扉を備え、前記照明装置は当該展示扉に取り付けられていることを特徴とする請求項10乃至請求項13に記載の自動販売機の扉装置。
  15. 前記扉本体の背面側に、前記展示ユニットを装着位置に案内するガイド手段を設けたことを特徴とする請求項10乃至請求項14に記載の自動販売機の扉装置。
  16. 自動販売機の本体に回動可能に枢支され、本体前面を開閉可能な自動販売機の扉装置において、
    前面に金銭開口部を備えた扉本体と、
    金銭処理装置と、接客装置と、この金銭処理装置及び接客装置を取り付けるユニット本体とを有し、前記扉本体と別体で組立可能な金銭処理ユニットと、
    前記ユニット本体の前面側に露出するように取り付けられた前記接客装置が前記金銭開口部に臨むとともに前記ユニット本体が前記扉本体の背面側から前記金銭開口部を覆う状態で該金銭処理ユニットを前記扉本体の背面側に装着する装着手段とを備え、
    前記扉本体はその前面に広告開口部を更に備えるとともに、透明パネル、宣伝ポスターや装飾パネル等の広告部材、制御装置等の電装部品、透明パネルと広告部材と電装部品とを取り付けるユニット本体であって、前面側に広告部材配設部、背面側に電装部品配設部、前記広告部材配設部の前方に前記透明パネルを配設する透明パネル配設部を備えたユニット本体を有し、前記扉本体と別体で組立可能な広告ユニットと、前記透明パネルが前記広告開口部を前記扉本体の背面側から覆う状態で該広告ユニットを前記扉本体の背面側に装着する装着手段とを備えたことを特徴とする自動販売機の扉装置。
  17. 前記扉本体の背面側に、前記広告ユニットを装着位置に案内するガイド手段を設けたことを特徴とする請求項16に記載の自動販売機の扉装置。
  18. 前記装着手段によって前記広告ユニットを前記扉本体に取り付けたとき、前記広告開口部と前記広告ユニットとの隙間を塞ぐシール部材を備えたことを特徴とする請求項16または請求項17に記載の自動販売機の扉装置。
  19. 前記透明パネルは前記ユニット本体に弾性部材によって着脱可能に取付保持されることを特徴とする請求項16乃至請求項18に記載の自動販売機の扉装置。
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