JP3910251B2 - 車両用変速装置の潤滑構造 - Google Patents

車両用変速装置の潤滑構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用変速機装置の潤滑構造に関し、特に潤滑油の攪拌抵抗を極力少なくし得る車両用変速装置の潤滑構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車両用変速装置について、前輪駆動車用自動変速装置の断面図を示す図6によって説明する。
【0003】
符号1はトルクコンバータケースであり、このトルクコンバータケース1の後方に順次ディファレンシャルハウジング2、メインケース3及びリヤケース4が一体的に連続して接合し、メインケース3の下部にオイルパン5が取り付けられ、これら一体的に接合されるケース部材によってトランスミッションケース6を形成している。
【0004】
符号10は縦置きエンジンであり、このエンジン10のクランク軸11がトルクコンバータケース1内部のロックアップクラッチ12を備えたトルクコンバータ13に連結し、トルクコンバータ13からの入力軸14がメインケース3内の自動変速機20に入力し、自動変速機20からの出力が入力軸14と同軸芯上に配置される出力軸15に出力する。
【0005】
メインケース3内部において上記入力軸14及び出力軸15に対してフロントドライブ軸16が平行配置され、メインケース3とリヤケース4との接合部に形成されるリダクション機構部Aにおいて、フロントドライブ軸16の後端には出力軸15の後端に設けられたリダクションドライブギヤ18に噛み合うリダクションドリブンギヤ19が設けられ、リダクションドライブギヤ18とリダクションドリブンギヤ19によりリダクション装置17を構成している。フロントドライブ軸16の前端に設けられるドライブピニオン16dはディファレンシャルハウジング2内部のフロントディファレンシャル装置40のファイナルギヤ、例えばハイポイドギヤ41に噛み合い、フロントディファレンシャル装置40を介して前輪に伝動構成される。
【0006】
自動変速機20は、入力軸14及び出力軸15と同軸芯上にフロントプラネタリギヤ21とリヤプラネタリヤギヤ22の1組のプラネタリギヤを有し、同じく入力軸14及び出力軸15と同軸芯上に配置されたフォワードクラッチ23、ローリバースブレーキ24、バンドブレーキ25、ハイクラッチ26、リバースクラッチ27等を有している。
【0007】
そしてフォワードクラッチ23、ローリバースブレーキ24、バンドブレーキ25、ハイクラッチ26及びリバースクラッチ27等を選択的に作動せしめることによって前進4段後進1段の変速段が得られ、入力軸14からの動力を出力軸15に変速出力する。
【0008】
このように構成される車両用変速装置のトルクコンバータ13、入力軸14、出力軸15、フロントドライブ軸16、リダクション装置17、自動変速機20等の各構成要素は、一般に一体的に構成されたトルクコンバータケース1、ディファレンシャルハウジング2、メインケース3、リヤケース4及びオイルパン5からなるトランスミッションケース6内の同一の潤滑油、例えばオートマチック・トランスミッション・フルード(ATF)で潤滑される構造であり、その内のリダクション装置のリダクションギヤ等には油浴潤滑するのが一般的である。
【0009】
一方、このように構成される車両用変速装置は後部が車室下部に形成されるトンネル内に張り出した状態でエンジンルーム内に収容配置されることから車室内の居住性及び衝突時のクラッシュストロークを確保する目的で図6に示すようにその後部が下方となるように傾斜して車体に搭載され、入力軸14、出力軸15、フロントドライブ軸16等が後方に移行するに従って次第に下降するように傾斜して配置される。
【0010】
次に、4輪駆動車用変速装置について、その断面図を示す図7によって説明する。
【0011】
図7において上記図6と対応する部位に同一符号を付することで詳細な説明を省略するが、上記リヤケース4に代えてメインケース3の後方にトランスファ装置を収容するエクステンションケース7が接合され、メインケース3とエクステンションケース7の接合部にリダクション機構部Aが形成され、このリダクション機構部Aにおいて第1のドライブ軸となるフロントドライブ軸16の後端に設けられたリダクションドリブンギヤ19と出力軸15の後端に設けられたリダクションドライブギヤ18が互いに噛合している。
【0012】
エクステンションケース7内に収容されるトランスファ装置50は、エクステンションケース7から突出してプロペラ軸32及びリヤディファレンシャル装置等を介して後輪に伝動構成される第2のドライブ軸となるリヤドライブ軸31と出力軸15との間で可変に動力伝達可能に介設されるトランスファクラッチによって構成され、前輪回転数センサ、後輪回転数センサ、蛇角センサ等の各センサからの前輪回転数、後輪回転数及び蛇角等の信号をもとに走行状態に応じた油圧をトランスファ装置50に供給することにより所定のクラッチトルクTcが生じる。
【0013】
そこで出力軸15とリヤドライブ軸31との間にトランスファ装置50を経由した伝達系路が形成されることになり、走行状態に応じて出力軸15とリヤドライブ軸31がトランスファ装置50を介して一体的に連結する直結式4輪駆動走行状態から出力軸15とリヤドライブ軸31の間の動力伝達が遮断されて出力軸15からリダクションドライブギヤ18、リダクションドリブンギヤ19、フロントドライブ軸16等を介して前輪にのみ動力伝達する前輪駆動走行状態までの間で連続する幅広い前後輪へのトルク配分制御が得られる。
【0014】
また旋回する場合には、その蛇角に相応してトランスファ装置50のクラッチトルクTcが減少補正され、このトランスファ装置50の伝達トルクは減じて前後輪の回転差を充分に吸収することが可能になり、タイトコーナブレーキング現象が回避されて操縦性が良好になる。
【0015】
この車両用変速装置においても前記前輪駆動車用変速装置同様、トルクコンバータ13、入力軸14、出力軸15、フロントドライブ軸16、リダクション装置17、自動変速機20及びトランスファ装置50等の各構成要素はディファレンシャルハウジング2、メインケース3、エクステンションケース7及びオイルパン5等によって一体的に構成されるトランスミッションケース6内の同一の潤滑油で油浴潤滑される構造である。また車両用変速機の後部は車室下方に形成されるトンネル内に張り出した状態で図7に示すように入力軸14、出力軸15、フロントドライブ軸16が後方に移行するに従って次第に下降するように傾斜し、その後部が下方となるように傾斜して車体に搭載さている。
【0016】
なお、車両用変速装置において自動変速機及びフロントディファレンシャル装置を同一の潤滑油で油浴潤滑する潤滑構造に関しては特開平7ー269683号公報の先行技術がある。
【0017】
この先行技術は、前輪駆動式の変速装置において変速機ケースとフロントディファレンシャルハウジングとの間に隔壁を設けると共にこの隔壁の下端部に連通油路を形成することにより、ディファレンシャルケースが高回転になるに連れてディファレンシャルハウジング内の潤滑油を変速機ケース側に掻き上げることによりディファレンシャルハウジング内の潤滑油の油面を次第に下降せしめてディファレンシャルケースによる潤滑油の攪拌抵抗を抑制して燃費を改善するものである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】
上記エンジン及び変速機を車両前後方向に縦置き配置した車両用変速装置にあっては入力軸、出力軸、フロントドライブ軸、自動変速機、リダクション装置等の各構成要素が同一の潤滑油で潤滑される構造であり、特に後部が下方となるように傾斜して車体に搭載されことから、リダクション装置、特にフロントドライブ軸の後端に設けられるリダクションドリブンギヤのかなりの部分が潤滑油の静止油面下に没することになる。
【0019】
この状態で車両を運転すると、特にフロントドライブ軸の後端に設けられるリダクションドリブンギヤに潤滑油がつれ回る。このつれ回り現象は、車速の増大に従って顕著に表れ、潤滑油の攪拌抵抗が増大して動力伝達効率が低下し、燃費が悪化する。これは高速走行時特に顕著であり、また加速走行や登坂走行に起因して潤滑油がリダクション装置側に移行し、リダクション装置による潤滑油の攪拌抵抗が増大して燃費の悪化を招く要因となる。
【0020】
また、特に高速走行中に増加する潤滑油の攪拌に起因して油温が上昇し、この結果潤滑油の劣化が進み、変速機の各ギヤ、リダクション装置の各ギヤ等、更に4輪駆動車用変速装置にあってはトランスファ装置の各構成要素の摩耗や損傷等を誘発する原因となる。
【0021】
従って本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、リダション装置による潤滑油の攪拌を極めて小として潤滑油の攪拌抵抗の少ない高品質の車両用変速装置の潤滑構造を提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明による車両用変速装置の潤滑構造は、変速機の出力軸と一方のディファレンシャル装置に動力伝達する第1のドライブ軸が互いに平行配置され、かつ他方のディファレンシャル装置に動力伝達する第2のドライブ軸と上記出力軸とを動力伝達可能に連結するトランスファ装置及び出力軸と第1のドライブ軸とを動力伝達可能に連結するリダクション装置を有し、これら変速機、リダクション装置及びトランスファ装置がトランスミッションケース内に収容されてトランスミッションケース内の潤滑油によって油浴潤滑される車両用変速装置の潤滑構造において、トランスミッションケース内の底部を潤滑油溜まり部とリダクション装置の下部を収容するリダクション装置収容部とに区画する仕切部と、トランスファ装置から落下する潤滑油を潤滑油溜まり部に誘導する潤滑油誘導リブとを有することを特徴とする。
【0025】
従って、変速機の出力軸と一方のディファレンシャル装置に動力伝達する第1のドライブ軸、出力軸と他方のディファレンシャル装置に動力伝達する第2のドライブ軸とを動力伝達可能に連結するトランスファ装置及び出力軸と第1のドライブ軸とを動力伝達可能に連結するリダクション装置とを有する車両用変速装置において、トランスファ装置からの潤滑油がリダクション装置収容部に落下することが抑制されかつ、リダクション装置収容部内でリダクション装置につれ回る潤滑油が掻き出されて潤滑油溜まり部側へ移行しすることからリダクション装置収容部内の潤滑油液面位置が下降してリダクション装置の油面下に没する部分が減少し、潤滑油のつれ回りによる攪拌抵抗が減少して動力伝達効率の向上が得られ燃費の向上が図られる。更に油温の上昇が抑制され、この結果潤滑油の劣化が防止されて、油浴潤滑される変速機、リダクション装置、トランスファ装置等の各構成要素の摩耗や損傷が回避される。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による車両用変速機の第1の実施の形態を前輪駆動車用変速装置に適用した場合を例に図1及び図2により説明する。
【0027】
図1は、本実施の形態における前輪駆動車用変速装置の要部を示すリダクション機構部Aの断面図であり、図2は図1のa−a線断面図である。
【0028】
なお、本実施の形態における前輪駆動車用変速装置は、前記図6に示す縦置きエンジン10、トルクコンバータ13、自動変速機20、フロントドライブ軸16、リダクション装置17、フロントディファレンシャル装置40等の主要部と同一構造であることから、上記図6と対応する部位に同一符号を付することで同一部分の説明は省略する。
【0029】
前輪駆動車用変速機の後部に形成されるリダクション機構部Aは、メインケース3の後端とリヤケース4の前端との接合部付近に形成され、メインケース3の後端近傍にはメインケース3の下端から上方に向かってリヤケース4の後壁4aと対峙する隔壁3aがメインケース3と一体に設けられて隔壁3a及びリヤケース4の後壁4aとの間にリダクション装置17を収容するリダクション装置収容室8が形成されている。
【0030】
この隔壁3a及びリヤケース4にベアリング15a、15bを介して出力軸15の後端が回転可能に支持され、かつフロントドライブ軸16の後端がベアリング16aを介して隔壁3aに回転可能に支持されている。
【0031】
隔壁3aとリヤケース4の後壁4aとの間において出力軸15にリダクションドライブギヤ18が動力伝達可能に取り付けられる一方、フロントドライブ軸16の後端にはリダクションドライブギヤ18に噛み合うリダクションドリブンギヤ19が設けられ、互いに噛合するリダクションドライブギヤ18及びリダクションドリブンギヤ19によって出力軸15とフロントドライブ軸16が動力伝達可能に構成される。なお、図2において矢印Fは前進時のリダクションドライブギヤ18及びリダクションドリブンギヤ19の回転方向を示す。
【0032】
前記メインケース3には隔壁3aから突出してメインケース3の下端から上方に向けてリダクションドリブンギヤ19の外周に沿ってフロントドライブ軸16の軸芯16cを中心とする円弧状のメインケース側リブ9aが形成される一方、リヤケース4には後壁4aから突出してリヤケース4の下端から上方に向け、かつリダクションドリブンギヤ19の外周に沿って先端がメインケース側リブ9aの先端に当接する円弧状のリヤケース側リブ9bが形成され、メインケース側リブ9aとリヤケース側リブ9bによってトランスミッションケース6内の底部を潤滑油溜まり部Bとリダクション装置17の下部が収容されるリダクション装置収容部Cとに区画する仕切部9を形成している。
【0033】
仕切部9の高さHaは潤滑油の静止油面高さHbより所定量高く形成され、隔壁3aの下端には潤滑油溜まり部Bとリダクション装置収容部Cとを連通する連通油路3bが穿設されている。
【0034】
ここでエンジン停止中や、リダクションドリブンギヤ19の回転が極めて遅い状態では、潤滑油の油面は静止油面高さは実線Hbで示す状態となるように潤滑油の油量が設定される。
【0035】
この状態からリダクションドリブンギヤ19の回転速度が上昇するに従って回転するリダクションドリブンギヤ19によりリダクション装置収容部C内の潤滑油は潤滑油溜まり部B側へ掻き出される。
【0036】
この結果、仕切部9によって潤滑油溜まり部Bと区画されたリダクション装置収容部C内の潤滑油の油面位置は、図1及び図2に鎖線Hcで示すように連通油路3bの開口高さと略等しくなる。一方、再びリダクションドリブンギヤ19の回転速度が極めて遅い状態或いはエンジンが停止状態になると、リダクションドリブンギヤ19によるリダクション装置収容部C内から掻き出される潤滑油の量が減少或いは零になり、潤滑油溜まり部Bより連通油路3bを介して潤滑油がギヤ収容部C側へ供給される。
【0037】
従って、リダクションドリブンギヤ19の回転速度の上昇に伴ってリダクション装置収容部C内の潤滑油液面位置が下降してリダクションドリブンギヤ19の油面下に没する部分が減少し、リダクションドリブンギヤ19による潤滑油のつれ回りによる攪拌抵抗が減少して動力伝達効率の向上が得られ燃費の向上が図られる。
【0038】
更に攪拌される潤滑油の減少に伴って油温の上昇が抑制され、この結果潤滑油の劣化が防止されて、自動変速機20の各ギヤ、リダクション装置17のリダクションドライブギヤ18及びリダクションドリブンギヤ19等の各構成要素の摩耗や損傷が回避される。
【0039】
次に、本発明による車両用変速装置の第2の実施の形態を4輪駆動車用変速装置に適用した場合を例に図3及び図4により説明する。
【0040】
図3は、本実施の形態における4輪駆動車用変速装置の要部を示すリダクション機構部Aの断面図であり、図4は図3のb−b線断面図である。
【0041】
なお、この4輪駆動車用変速装置は、前記図7に示す車両用変速装置の縦置きエンジン10、トルクコンバータ13、自動変速機20、フロントドライブ軸16、リダクション装置17、フロントディファレンシャル装置40、リヤドライブ軸31、トランスファ装置50等の主要部と同一構造であることから、上記図7と対応する部位に同一符号を付することで同一部分の説明は省略する。
【0042】
4輪駆動車用変速装置の後部に形成されるリダクション機構部Aは、メインケース3の後端とエクステンションケース7の前端との接合部付近に形成され、メインケース3の後端近傍にはメインケース3の下端から上方に向かってエクステンションケース7の縦壁7aと対峙する隔壁3aがメインケース3と一体に設けられて隔壁3a及びエクステンションケース7の縦壁7aとの間にリダクション装置17を収容するリダクション装置収容室8が形成され、この隔壁3aにベアリング15a、16aを介して出力軸15及びフロントドライブ軸16の各後端が各々回転可能に支持されている。
【0043】
リダクション装置収容室8内において、出力軸15の後端にはリダクションドライブギヤ18がスプライン嵌合して設けられる一方、出力軸15の下方に平行配置されるフロントドライブ軸16の後端にはこのリダクションドライブギヤ18に噛み合うリダクションドリブンギヤ19が固設され、出力軸15からの出力はリダクションドライブギヤ18及びリダクションドリブンギヤ19を有するリダクション装置17を介して常時フロントドライブ軸16に伝動構成される。なお、図4において矢印Fは前進時のリダクションドライブギヤ18及びリダクションドリブンギヤ19の回転方向を示す。
【0044】
リヤドライブ軸31はエクステンションケース7にベアリング31aを介して回転可能に支持され、出力軸15とリヤドライブ軸31は、ブッシュ31b及びスラストベアリング31cを介して同軸芯上に回転可能に嵌合し、かつ出力軸15とリヤドライブ軸31との間にトランスファ装置50が介在されている。
【0045】
トランスファ装置50は出力軸15にハブ部材51が一体結合し、ハブ部材51の外周にドライブプレート52aがスプライン嵌合して設けられ、リヤドライブ軸31にドラム部材53が一体結合し、ドラム部材53の内側にドリブンプレート52bがスプライン嵌合して設けられ、これら両プレート52a、52bが相互に配置されて出力軸15とリヤドライブ軸45との間にバイパスして動力伝達可能に介設される。
【0046】
そして油圧室54の油圧でピストン55を介してドラム部材53に固定したスナップリング52cに当接するリテーニングプレート52dにドライブプレート52a、ドリブンプレート52bを押圧してクラッチトルクTc、即ち伝達トルクを生じるように構成され、前輪回転数センサ、後輪回転数センサ、蛇角センサ等からの信号に基づいて走行状態に応じた油圧を油圧室54に供給することによりクラッチトルクTcが可変制御される。
【0047】
メインケース3には隔壁3aから突出してメインケース3の下端から上方に向けてリダクションドリブンギヤ18の外周に沿ってフロントドライブ軸16の軸芯16cを中心とする円弧状のメイン側リブ55aが形成される一方、エクステンションケース7には縦壁7aから突出してエクステンションケース7の下端から上方に向け、かつリダクションドリブンギヤ19の外周に沿って先端がメインケース側リブ55aの先端に当接する円弧状のエクステンションケース側リブ55bが形成され、メインケース側リブ55aとエクステンションケース側リブ55bによってトランスミッションケース6内の底部を潤滑油溜まり部Bとリダクション装置収容部Cとに区画する仕切部55を形成している。
【0048】
仕切部55の高さHaは潤滑油の静止油面高さHbに対して所定量高く形成され、隔壁3aの下端には潤滑油溜まり部Bとリダクション装置収容部Cとを連通する連通油路3bが穿設されている。
【0049】
エクステンションケース7の縦壁7a上部にはトランスファ装置50を収容するケース内壁7bから縦壁7aを越えてメインケース3の隔壁3aに向けて庇状に突設しかつ、エクステンションケース7の側壁からリヤドライブ軸31の軸芯を中心とてドラム部材53の外周に沿ってドラム部材53を覆うように下方に延びる円弧状の潤滑油誘導リブ60が形成され、潤滑油誘導リブ60の下端60aは仕切部55の上を越えて潤滑油溜まり部Bの上方に達している。
【0050】
ここでエンジン停止中や、リダクションドリブンギヤ19の回転が極めて遅い状態では、潤滑油の油面は静止油面高さHbで示す状態となるように潤滑油の油量が設定される。
【0051】
この状態からリダクションドリブンギヤ19の回転速度が上昇するに従って回転するリダクションドリブンギヤ19によりリダクション装置収容部C内の潤滑油は潤滑油溜まり部B側へ掻き出される一方、トランスファ装置50に供給された潤滑油はドラム部材53の外周に沿って形成された潤滑油誘導リブ60に沿って誘導されてリダクション装置収容部Cに落下することが防止され潤滑油誘導リブ60の下端60aから潤滑油溜まり部B上に落下して回収される。
【0052】
この結果、仕切部55によって潤滑油溜まり部Bと区画されたリダクション装置収容部C内の潤滑油の油面位置は、図3に鎖線Hcで示すように下降して連通油路3bの開口高さと等しくなる。一方、再びリダクションドリブンギヤ19の回転速度が極めて遅い状態或いはエンジンが停止状態になると、リダクションドリブンギヤ19によるリダクション装置収容部C内から掻き出される潤滑油の量が減少或いは零になり、潤滑油溜まり部Bより連通油路3bを介して潤滑油がリダクション装置収容部C側へ供給される。
【0053】
従って、トランスファ装置50に供給された潤滑油はドラム部材53の外周に沿って形成された潤滑油誘導リブ60に誘導されて潤滑油誘導リブ60の下端60aから潤滑油溜まり部B上に落下して回収されてリダクション装置収容部Cに落下することが防止され、リダクションドリブンギヤ19の回転速度の上昇に伴ってリダクション装置収容部C内の潤滑油はリダクションドリブンギヤ19によって潤滑油溜まり部B側へ汲み出されて油面位置が下降し、リダクションドリブンギヤ19の油面下に没する部分が減少し、リダクションドリブンギヤ19による潤滑油のつれ回りによる攪拌抵抗が減少して動力伝達効率の向上が得られ燃費の向上が図られる。
【0054】
更に潤滑油の攪拌の減少に伴って油温の上昇が抑制され、潤滑油の劣化が防止されて、自動変速機20の各ギヤ、リダクション装置17のリダクションドライブギヤ18及びリダクションドリブンギヤ19、トランスファ装置50等の各構成要素の摩耗や損傷が回避される。
【0055】
次に、本発明による車両用変速装置の第3の実施の形態を前輪駆動車用変速装置に適用した場合を例に図5により説明する。
【0056】
図5は、本実施の形態における前輪駆動車用変速装置の要部を示すリダクション機構部Aの断面図である。
【0057】
なお、本実施の形態における前輪駆動車用変速装置は、前記図6に示す縦置きエンジン10、トルクコンバータ13、自動変速機20、フロントドライブ軸16、リダクション装置17、フロントディファレンシャル装置40等の主要部と同一構造であることから、上記図6と対応する部位に同一符号を付することで同一部分の説明は省略する。
【0058】
前輪駆動車用変速装置の後部に形成されるリダクション機構部Aは、メインケース3の後端とリヤケース4の前端との接合部付近に形成され、リヤケース4内にリダクション装置17が収容され、メインケース3の後端近傍にはリヤケース4の後壁4aと対峙する隔壁3aがメインケース3と一体に設けられて隔壁3a及びリヤケース4の後壁4aとの間にリダクション装置17を収容するリダクション装置収容室8が形成されている。この隔壁3a及びリヤケース4にベアリング15a、15bを介して出力軸15の後端が回転可能に支持され、かつフロントドライブ軸16の後端がベアリング16aを介して隔壁3aに回転可能に支持されている。
【0059】
隔壁3aとリヤケース4の後壁4aとの間において出力軸15にリダクションドライブギヤ18が取り付けられ、フロントドライブ軸16の後端にリダクションドリブンギヤ19が設けられ、互いに噛合するリダクションドライブギヤ18及びリダクションドリブンギヤ19によって出力軸15とフロントドライブ軸16が動力伝達可能に構成される。
【0060】
前記メインケース3の後端とリヤケース4の前端とは、環状のメタルガスケット65を介して接合され、トランスミッションケース6の底部から堰状に突出するメタルガスケット65の下部に形成される仕切部66によってトランスミッションケース6内の底部を潤滑油溜まり部Bとリダクッション装置17の下部となるリダクションドリブンギヤ19を収容するリダクション装置収容部Cとに区画している。
【0061】
メタルガスケット65の仕切部66の高さHaは潤滑油の静止油面高さHbより所定量高く形成され、仕切部66には潤滑油溜まり部Bとリダクション装置収容部Cとを連通する連通油路66aが穿設されている。
【0062】
ここでエンジン停止中や、リダクションドリブンギヤ19の回転が極めて遅い状態では、潤滑油の油面は静止油面高さHbで示す状態となるように潤滑油の油量が設定される。
【0063】
この状態からリダクションドリブンギヤ19の回転速度が上昇するにつれて回転するリダクションドリブンギヤ19つれ回る潤滑油の一部は飛散して潤滑油溜まり部B側へ落下してリダクション装置収容部C内の潤滑油はの油面は次第に低下する。
【0064】
この結果、仕切部66によって潤滑油溜まり部Bと区画されたリダクション装置収容部C内の潤滑油の液面位置は、図5に鎖線Hcで示すように低下する。一方、再びリダクションドリブンギヤ19の回転速度が極めて遅い状態或いはエンジンが停止状態になると、リダクションドリブンギヤ19により飛散してリダクション装置収容部C内から掻き出される潤滑油の量が減少或いは零になり、潤滑油溜まり部Bより連通油路66aを介して潤滑油がリダクション装置収容部C側へ供給される。
【0065】
従って、前記同様リダクションドリブンギヤ19の回転速度の上昇に伴ってリダクション装置収容部C内の潤滑油液面位置が下降してリダクションドリブンギヤ19の油面下に没する部分が減少し、リダクションドリブンギヤ19による潤滑油の連れ回りによる攪拌抵抗が減少して動力伝達効率の向上及び燃費の向上が図られる。
【0066】
更に潤滑油の攪拌の減少に伴って油温の上昇が抑制され、この結果潤滑油の劣化が防止されて、自動変速機20、フロントディファレンシャル装置40の各ギヤ、リダクション装置17のリダクションドライブギヤ18及びリダクションドリブンギヤ19等の各構成要素の摩耗や損傷が回避される。
【0067】
本実施の形態によると、トランスミッションケース6内の底部を潤滑油溜まり部Bとリダクション装置収容部Cとに区画する仕切部66がメインケース3とリヤケース4との接合部に介装されるメタルガスケット65に一体的に形成することからメインケース3及びリヤケース4に仕切部を形成するためのメインケース側リブやリヤケース側リブ等の突起を形成する必要がなくメインケース及びリヤケースの形状の簡素化が得られかつ、トランスミッションケース6の外径寸法の長大化が防止できる。
【0068】
また、上記第2実施の形態に示すようなトランスファ装置を設けた4輪駆動車用変速装置においてメインケースとエクステンションケースの接合部に介設されるメタルガスケットによってトランスミッションケース内の底部を潤滑油溜まり部とトランスファ装置の下部を収容するトランスファ装置収容部とに区画する仕切部を形成することも可能である。
【0069】
以上の各実施の形態においては、変速機が自動変速機の場合について説明したがリダクション装置を具備する手動変速機を有する車両変速装置に適用することは勿論、出力軸とフロントドライブ軸とを動力伝達可能構成するにするリダクション装置が出力軸及びフロントドライブ軸の後端に各々設けられるスプロケットとこれらスプロケット間に掛け渡されるチェーン等によって形成される、いわゆるチェーン駆動によるリダクション装置に適用することも可能であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0070】
【発明の効果】
以上説明した本発明の車両用変速装置の潤滑構造によると、仕切部によってトランスミッションケース内の底部を潤滑油溜まり部とリダクション装置を収容するリダクション装置収容部とに区画することから、リダクション装置収容部内においてリダクション装置につれ回る潤滑油が潤滑油溜まり部に掻き出され、リダクション装置収容部内の潤滑油の油面位置が下降してその油面下に没するリダクション装置の部分が減少し、リダクション装置による潤滑油のつれ回りによる攪拌抵抗が減少して動力伝達効率の向上が得られ燃費の向上が図られる。
【0071】
更に潤滑油の攪拌の減少に伴って油温の上昇が抑制され、この結果潤滑油の劣化が防止されて、変速機、リダクション装置等の各構成要素の摩耗や損傷が回避される等本発明特有の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に第1実施の形態を説明する要部断面図である。
【図2】図1におけるa−a線断面図である。
【図3】本発明に第2実施の形態を説明する要部断面図である。
【図4】図1におけるb−b線断面図である。
【図5】本発明に第3実施の形態を説明する要部断面図である。
【図6】従来の車両用変速装置を説明する断面図である。
【図7】従来の車両用変速装置を説明する断面図である。
【符号の説明】
3 メインケース
3b 連通油路
4 リヤケース
6 トランスミッションケース
7 エクステンションケース
9 仕切部
15 出力軸
16 フロントドライブ軸
17 リダクション装置
18 リダクションドライブギヤ
19 リダクションドリブンギヤ
20 自動変速機
31 リヤドライブ軸
50 トランスファ装置
55 仕切部
60 潤滑油誘導リブ
65 メタルガスケット
66 仕切部
66a 連通油
B 潤滑油溜まり部
C リダクション装置収容部

Claims (7)

  1. 変速機の出力軸と一方のディファレンシャル装置に動力伝達する第1のドライブ軸が互いに平行配置され、かつ他方のディファレンシャル装置に動力伝達する第2のドライブ軸と上記出力軸とを動力伝達可能に連結するトランスファ装置及び出力軸と第1のドライブ軸とを動力伝達可能に連結するリダクション装置を有し、これら変速機、リダクション装置及びトランスファ装置がトランスミッションケース内に収容されてトランスミッションケース内の潤滑油によって油浴潤滑される車両用変速装置の潤滑構造において、
    トランスミッションケース内の底部を潤滑油溜まり部とリダクション装置の下部を収容するリダクション装置収容部とに区画する仕切部と、トランスファ装置から落下する潤滑油を潤滑油溜まり部に誘導する潤滑油誘導リブとを有することを特徴とする車両用変速装置の潤滑構造。
  2. 仕切部が、トランスミッションケースを構成するケース部材間の接合部に介装されるメタルガスケットによって形成されることを特徴とする請求項に記載の車両用変速装置の潤滑構造。
  3. 上記ディファレンシャル装置が、トランスミッションケース内の潤滑油によって油浴潤滑されることを特徴とする請求項1または2に記載の車両用変速装置の潤滑構造。
  4. 上記変速機の出力軸及びドライブ軸が、縦置き配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用変速装置の潤滑構造。
  5. リダクション装置収容部が、トランスミッションケース後部に配置されることを特徴とする請求項に記載の車両用変速装置の潤滑構造。
  6. 出力軸及びドライブ軸が、車体後方に移行するに従って次第に下降するように傾斜していることを特徴とする請求項4または5に記載の車両用変速装置の潤滑構造。
  7. 潤滑油溜まり部とリダクション装置収容部とを連通する連通油路を有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用変速装置の潤滑構造。
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