JP3910025B2 - ケーブル保護管 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ケーブル保護管に関し、特にその継手構造に関するものであって、例えば電力ケーブルの地中管路に用いられる。
【0002】
【従来の技術】
近年、都市部における電力ケーブルの地中管路は、シールド工法等により地下深部に掘削されたトンネル内に構築されることが一般的であるが、地下構造物が過密化しているため、トンネル掘削時に必要な立坑掘削場所の確保が困難であることが多く、また地下構造物を回避する必要から、急曲線長距離トンネルが多くなっている。
【0003】
このようなトンネルに地中管路を構築する場合、定尺のケーブル保護管をユニット化して台車上に多段多列に積載し、その台車を軌条に沿ってユニットごとに押し進め、トンネルの到達側から順次接続しながら発進側にわたり配管する、いわゆる台車配管が行われる(例えば、特開平11−113127号公報参照)。
【0004】
上記の台車配管に用いられるケーブル保護管は、図11に示すように、複合繊維強化プラスチック管により形成された保護管本体21の一端部外径面にゴム輪22を介在して受け口カラー23を嵌合して受け口24を形成し、保護管本体21の他端部を差し口25としたものである。受け口24の先端部内径面に周方向の複数の凹凸条が設けられたゴム輪26が接着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなケーブル保護管をユニット化してユニットごとにトンネル内に押し進め、到達側から順次台車配管を行う場合、その途中に曲線部があればその曲線に従って順次接続されるので特に問題はない。しかし、ケーブル保護管をユニット化して積載した台車をトンネル発進側の立坑内で順次連結しながらトンネル内に送り込み、到達側から引張力を加えて配管する方法をとった場合は、曲線部においてケーブル保護管相互の継手部に大きな曲げモーメントが発生し、台車及び台車を支持するトンネル壁面にかかる力(反力)が増大する。
【0006】
即ち、図11に示すように、後続のケーブル保護管の差し口25(一点鎖線参照)を押込位置表示線まで押込んで継手を構成すると、その内部で差し口25の端面と受け口24内の端面とが突き合わされる。曲線部においては、差し口25側がA部を支点とし、B部では端面相互が押し合い、C部では端面相互が離れてすき間を生じることで、ケーブル保護管相互が曲げ角度θで曲がることが可能となる。しかし、台車でケーブル保護管を固定した場合、台車の間隔は一定に固定され、また複数の台車が連結されているため、実際上、C部にすき間が生じるほど管は移動できない。無理に曲げようとすると、ケーブル保護管の破壊に至ることがある。
【0007】
これを避けるために、差し口25を押込位置表示線まで挿入せず、予め差し口25の端面と受け口24内の端面との間にケーブル保護管相互が曲がるために必要なすき間を設けて配管する方法がとられることがある。しかし、この方法では、配管現場で作業員が毎回すき間の確認を行いながら配管作業を行うことになるため、作業能率が著しく低下する原因となる。
【0008】
さらに、通常のケーブル保護管は、許容曲げ角度が1.5度と定められているため、管長2mのケーブル保護管を台車配管できる曲線部の曲率半径は76.4mが限度であった。これ以上の急曲線になると、例えば、曲率半径が上記の2分の1(38.2m)になると管長が1mとなり、さらに、その2分の1(19.1m)になると管長が0.5mとなる。また、管長が短くなればなるほど、施工時間、施工手数、台車数等が増加するため、施工コストの増大を招来する問題もある。
【0009】
そこで、この発明は、継手部における屈曲角度を大きくとることが容易であるようにして、比較的長い管長のケーブル保護管であっても急曲線部分における台車配管が可能であるようにすることを課題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決する第1の手段は、保護管本体の一端に受け口を設けるとともに他端部を差し口となし、上記保護管本体と受け口の間、及び該受け口の内径面とこれに差込まれる後続のケーブル保護管の差し口との間にそれぞれ弾性体を介在して屈曲可能な継手構造が形成できるようにしたケーブル保護管において、上記受け口の内径面に弾性素材でなるストッパーを設け、該ストッパーの上記差し口に対向する面の中心対称の2箇所に、該差し口の先端面が当接する突起部を設けた構成を採用したものである。
【0011】
上記の構成によると、後続のケーブル保護管の差し口が先行のケーブル保護管の受け口に差し込まれ、これにより継手が構成された際、差し口の先端面が上記の突起部に当接するため、その部分以外のストッパーの面との間に突起部の高さ分のすき間が生じる。このため、突起部の位置を配管の屈曲方向に対して90度異なる位置に設定することにより、差し口が受け口側の弾性体を支点としてこれを弾性変形させつつ屈曲した場合に、差し口の先端面が上記の突起部分をピボットとして上記のすき間分だけストッパーに接触することなく傾動する。従って、屈曲に伴う抵抗が小さく、かつ大きい角度で屈曲させることができる。
【0012】
上記の課題を解決する第2の手段は、上記受け口を、保護管本体の一端部に嵌合される受け口元カラーとその外径面に弾性体を介して屈曲可能に嵌合された受け口先カラーとにより構成し、その受け口先カラーの内径面に前記のストッパーを設け、該受け口先カラーに上記受け口元カラーに対向した他のストッパーを設け、該他のストッパーに受け口元カラーに対向した面の中心対称の2箇所に、該受け口元カラーの先端面が当接する突起部を設けた構成を採用したものである。なお、上記の差し口は保護管本体の他端部に嵌合された差し口カラーにより形成される。
【0013】
上記の構成によると、受け口が受け口元カラーと受け口先カラーとにより構成され、後続のケーブル保護管の差し口が上記の受け口先カラーに差し込まれる。受け口先カラーの2箇所のストッパーがそれぞれ受け口元カラーと差し口にそれぞれ対向し、いずれも各突起部に突き当てられる。その突起部に突き当てられた状態で、差し口は受け口先カラーに対して屈曲し、また、その受け口先カラーに対し受け口元カラーが屈曲するので、全体として大きな屈曲角が得られる。
【0014】
上記の課題を解決する第3の手段は、保護管本体の一端に受け口を設けるとともに他端部を差し口となし、上記保護管本体と受け口の間、及び該受け口の内径面とこれに差込まれる後続のケーブル保護管の差し口との間にそれぞれ弾性体を介在して屈曲可能な継手構造が形成できるようにしたケーブル保護管において、上記受け口を、保護管本体の一端部に弾性体を介して嵌合された受け口元カラーと、その受け口元カラーの外径面に弾性体を介在して嵌合された受け口中間カラーと、その受け口中間カラーの内径面に弾性体を介在して嵌合された受け口先カラーにより構成し、上記受け口中間カラーの内径面に上記受け口元カラーと受け口先カラーにそれぞれ対向した二つのストッパーを設け、各ストッパーの上記各受け口カラーに対向した面の中心対称の2箇所に、それぞれ対向した該受け口カラーの先端面が当接する突起部を設けた構成を採用したものである。
【0015】
この場合は、後続のケーブル保護管の差し口が受け口先カラーに差し込まれて継手が構成され、受け口先カラーがストッパーの突起部に突き当てられた状態で受け口中間カラーに対して屈曲し、また受け口元カラーがストッパーの突起部に突き当てられた状態で受け口中間カラーに対して屈曲するので、全体として大きな屈曲角が得られる。
【0016】
前記の課題を解決する第4の手段は、保護管本体の一端に受け口を設けるとともに他端部を差し口となし、上記保護管本体と受け口の間、及び該受け口の内径面とこれに差込まれる後続のケーブル保護管の差し口との間にそれぞれ弾性体を介在して屈曲可能な継手構造が形成できるようにしたケーブル保護管において、上記受け口を、保護管本体の一端部に弾性体を介して嵌合された受け口元カラーと、その受け口元カラーの内径面に弾性体を介在して嵌合された受け口中間カラーと、その受け口中間カラーの外径面に弾性体を介在して嵌合された受け口先カラーにより構成し、上記受け口元カラーと受け口先カラーの各内径面に上記受け口中間カラーの両端面にそれぞれ対向したストッパーを設け、各ストッパーの上記受け口中間カラーに対向した面の中心対称の2箇所に、それぞれ上記受け口中間カラーの端面が当接する突起部を設けた構成を採用することができる。
【0017】
この場合も、後続のケーブル保護管の差し口が受け口先カラーに差し込まれて継手が構成され、受け口先カラーがストッパーの突起部に突き当てられた状態で受け口中間カラーに対して屈曲し、また受け口中間カラーがストッパーの突起部に突き当てられた状態で受け口中間カラーに対して屈曲するので、全体として大きな屈曲角が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1から図7に示した第1の実施形態は、先に「課題解決するための手段」の項において「第3の手段」として挙げたものの実施形態である。
【0019】
この場合のケーブル保護管は、図1に示したように、保護管本体1の一端部に受け口2を設けるとともに、他端部を差し口3としたものであり、その受け口2は、保護管本体1の一端部に嵌合された受け口元カラー2aと、その外径面に嵌合された受け口中間カラー2bと、その受け口中間カラー2bの内径面に嵌合された受け口先カラー2cにより構成される。
【0020】
保護管本体1の一端部には接続用の弾性体としてのゴム輪4aが接着され、同様に受け口中間カラー2bの両端部内径面にも同様のゴム輪4b、4cが接着される。また、受け口先カラー2cの先端部内径面にゴム輪4dが接着される。これらの各ゴム輪4a〜4dは、複数の凹凸条が周方向に設けられ、所要の柔軟性をもつとともに、所要の嵌合抵抗をもって保護管本体1、受け口各カラー2a〜2cの相互を接合している。ゴム輪4a、4dに接近して案内用ゴム輪5a、5bが接着されているが、これは、内径面における段差を解消し、ケーブル等の挿通が円滑に行われるようにするためである。
【0021】
上記の受け口中間カラー2bの内径面に受け口元カラー2aと受け口先カラー2cに対向した二つのゴム製のストッパー6、6が所要の間隔をおいて設けられる。各ストッパー6は、段差面7を経て外方に延びた円筒部8を有し(図3参照)、各円筒部8側の段差面7の中心対称の2箇所に、それぞれ受け口元カラー2aと受け口先カラー2cの先端面が当接する一対の突起部9、9を設けている。
【0022】
受け口元カラー2aと受け口先カラー2cの先端面がそれぞれ突起部9、9に突き当てられ、突起部9、9の高さ分のすき間g(図2(a)参照)が生じる。また、各円筒部8の内径面と、受け口元カラー2a、受け口先カラー2cとの間にも半径方向のすき間g’が設けられる。
【0023】
なお、ストッパー6は、図2(b)に示すように、円筒部8の無いものでもよいが、この場合は受け口中間カラー2bの内壁との間にすき間g’が設けられる。
【0024】
第1の実施形態のケーブル保護管は以上のようなものであり、図4及び図5に示すように、複数本のケーブル保護管11が、先頭台車12に牽引された管受台車13上に複数段、複数列のユニットとして搭載される。先行するユニットのケーブル保護管11の受け口2に、後続するケーブル保護管11の差し口3が差し込まれ継手を構成する。地盤中に推進管により構築されトンネル14の中に、その発進側から到達側に向け、順次ユニット単位で導入され配管される。
【0025】
図6(a)に示した曲線部15において、保護管本体1と受け口元カラー2aとの間で角度θ1(図6(b)参照)、受け口元カラー2aと受け口中間カラー2bとの間で角度θ2、受け口中間カラー2bと受け口先カラー2cとの間で角度θ3、受け口先カラーと後続のケーブル保護管1との間で角度θ4ずつ屈曲し、全体としてこれらの角度の総和だけ屈曲する。なお、受け口先カラーと後続のケーブル保護管1との間においては、後続のケーブル保護管11がδだけ管軸方向にスライドする。
【0026】
図7は、上記の角度θ3の屈曲部分を拡大して示すものであるが、受け口中間カラー2bは、その内部のストッパー6の突起部9の位置を配管の屈曲方向に対して90度異なる位置となるように設定することにより、受け口先カラー2cの外径面がゴム輪4cを支点としてこれを弾性変形させつつ屈曲する。また、受け口先カラー2cの先端面は、一対の突起部9をピボットとして傾動し、受け口先カラー2は前記のすき間g、g’だけストッパー6に接触することなく受け口中間カラー2bに対して屈曲する。このため、小さい抵抗で、かつ大きい角度θ3で屈曲させることができる。なお、角度θ2の部分においても同様の態様で屈曲が行われる。
【0027】
上記の第1実施形態の場合、ケーブル保護管1の管長が2mであるときに、曲率半径19mの曲線部分の台車配管が可能であることを実験的に確認することができた。この場合の各屈曲角θ1〜θ4は、3〜1度であった。
【0028】
次に、図8に示した第2の実施形態は、前述の「第4の手段」として挙げた構成の実施形態であり、受け口2を、保護管本体1の一端部に接合される受け口元カラー2aと、その内径面に嵌合された受け口中間カラー2bと、その受け口中間カラー2bの外径面に嵌合された受け口先カラー2cにより構成する点は前述のものと同一であるが、この場合の受け口中間カラー2bは両側の受け口元カラー2aと、受け口先カラー2cより小径であり、これらの内径面に嵌合される点で相違している。
【0029】
上記の相違により、この場合のゴム輪4b及びストッパー6は受け口元カラー2aに接着され、またゴム輪4c及びストッパー6は受け口先カラー2cに接着される。各ストッパー6は、それぞれ段差面7がそれぞれ受け口中間カラー2bの両端面に対向し、受け口中間カラー2bの両端面がそれぞれストッパー6の突起部9に突き当てられる。
【0030】
この第2実施形態の場合も、前記の第1実施形態の場合と同様に、角度θ2、θ3の部分で、それぞれストッパー6、6の作用により、小さい抵抗で大きく屈曲する。
【0031】
次に、図9に示した第3実施形態は、先に「第1の手段」として示した構造の実施形態である。この場合の受け口2は、保護管本体1の一端部に嵌合された受け口元カラー2aにより構成され、その受け口2の内径面にストッパー6が接着される。後続のケーブル保護管1の差し口3の先端面が突起部9に突き当てられ、その差し口3が受け口2に対して角度θで屈曲する。この場合は、ゴム輪4a、4bの2箇所で屈曲するだけであるので、全体としての屈曲量は前述の場合に比べ小さいが、ストッパー6の作用は同様である。
【0032】
図10に示した第4実施形態は、前述の「第2の手段」として示した構成の実施形態であり、この場合は、受け口2を、受け口元カラー2aとその外径面に嵌合された受け口先カラー2cとにより構成される。また、差し口3は、保護管本体1の他端部に差し口カラー3aを嵌合したものである。後続のケーブル保護管の差し口3が受け口先カラー2cに嵌合される。
【0033】
上記の受け口先カラー2cは、第1実施形態の受け口中間カラー2b(図1参照)と同一構造であり、また、差し口カラー3aは受け口先カラー2cと同じ構造である。要するに、第1実施形態の受け口先カラー2cを外して、これを保護管本体1の他端部に嵌合して差し口3を構成したものということができる。
【0034】
この場合は、4箇所のゴム輪4a〜4dの部分において屈曲が可能であり、また、2箇所のストッパー6、6において前述の場合と同様の作用が行われる。
【0035】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係るケーブル保護管は、受け口を構成するカラーの内径面に弾性体でなるストッパーを設け、その受け口に差込まれる差し口又は他の受け口カラーを、該ストッパーの一対の突起部に突き当てることにより、ケーブル保護管の台車配管における急曲線部分において、小さい抵抗で大きい角度をもって屈曲することができる。その結果、ケーブル保護管の管長が比較的長い場合でも、屈曲の際の抵抗が軽減され、急曲線部に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の一部省略断面図
【図2】(a)同上の一部拡大断面図
(b)同上の変形例の一部拡大断面図
【図3】同上のストッパーの一部切欠き斜視図
【図4】同上の施工状態の縦断側面図
【図5】同上の施工状態の縦断正面図
【図6】(a)トンネルの平面的概念図
(b)継手部分の屈曲角を示す外観図
【図7】同上の継手部分の一部拡大断面図
【図8】第2実施形態の一部省略断面図
【図9】第3実施形態の一部省略断面図
【図10】第4実施形態の一部省略断面図
【図11】従来例の一部省略断面図
【符号の説明】
1 保護管本体
2 受け口
2a 受け口元カラー
2b 受け口中間カラー
2c 受け口先カラー
3 差し口
3a 差し口カラー
4a〜4d ゴム輪
5a,5b ゴム輪
6 ストッパー
7 段差面
8 円筒部
9 突起部
11 ケーブル保護管
12 先頭台車
13 管受台車
14 トンネル
Claims (4)
- 保護管本体の一端部に受け口を設けるとともに他端部を差し口となし、上記保護管本体と受け口の間、及び該受け口の内径面とこれに差込まれる後続のケーブル保護管の差し口との間にそれぞれ弾性体を介在して屈曲可能な継手構造が形成できるようにしたケーブル保護管において、上記受け口の内径面に弾性素材でなるストッパーを設け、該ストッパーの上記後続のケーブル保護管の差し口に対向する面の中心対称の2箇所に、該差し口の先端面が当接する突起部を設けたことを特徴とするケーブル保護管。
- 上記受け口を、保護管本体の一端部に嵌合される受け口元カラーとその外径面に弾性体を介して屈曲可能に嵌合された受け口先カラーとにより構成し、その受け口先カラーの内径面に前記のストッパーを設け、該受け口先カラーに上記受け口元カラーに対向した他のストッパーを設け、該他のストッパーに受け口元カラーに対向した面の中心対称の2箇所に、該受け口元カラーの先端面が当接する突起部を設けたことを特徴とする請求項1に記載のケーブル保護管。
- 保護管本体の一端に受け口を設けるとともに他端部を差し口となし、上記保護管本体と受け口の間、及び該受け口の内径面とこれに差込まれる後続のケーブル保護管の差し口との間にそれぞれ弾性体を介在して屈曲可能な継手構造が形成できるようにしたケーブル保護管において、上記受け口を、保護管本体の一端部に弾性体を介して嵌合された受け口元カラーと、その受け口元カラーの外径面に弾性体を介在して嵌合された受け口中間カラーと、その受け口中間カラーの内径面に弾性体を介在して嵌合された受け口先カラーにより構成し、上記受け口中間カラーの内径面に上記受け口元カラーと受け口先カラーにそれぞれ対向した二つのストッパーを設け、各ストッパーの上記各受け口カラーに対向した面の中心対称の2箇所に、それぞれ対向した該受け口カラーの先端面が当接する突起部を設けたことを特徴とするケーブル保護管。
- 保護管本体の一端に受け口を設けるとともに他端部を差し口となし、上記保護管本体と受け口の間、及び該受け口の内径面とこれに差込まれる後続のケーブル保護管の差し口との間にそれぞれ弾性体を介在して屈曲可能な継手構造が形成できるようにしたケーブル保護管において、上記受け口を、保護管本体の一端部に弾性体を介して嵌合された受け口元カラーと、その受け口元カラーの内径面に弾性体を介在して嵌合された受け口中間カラーと、その受け口中間カラーの外径面に弾性体を介在して嵌合された受け口先カラーにより構成し、上記受け口元カラーと受け口先カラーの各内径面に上記受け口中間カラーの両端面にそれぞれ対向したストッパーを設け、各ストッパーの上記受け口中間カラーに対向した面の中心対称の2箇所に、それぞれ上記受け口中間カラーの端面が当接する突起部を設けたことを特徴とするケーブル保護管。
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