JP3909548B2 - 内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用金型 - Google Patents
内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用金型 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3909548B2 JP3909548B2 JP2000067339A JP2000067339A JP3909548B2 JP 3909548 B2 JP3909548 B2 JP 3909548B2 JP 2000067339 A JP2000067339 A JP 2000067339A JP 2000067339 A JP2000067339 A JP 2000067339A JP 3909548 B2 JP3909548 B2 JP 3909548B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- decorative sheet
- crimping
- die
- trim
- graining
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用金型に関するもので、特に、金型強度を低下させることなく、装飾シートの端末をトリム本体の木目込み用溝部内に美麗に圧入処理できる装飾シートの圧着方法並びに圧着用金型に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、自動車室内には、各種内装部品が内装されており、図9は自動車のドアパネルに内装される自動車用ドアトリム1を示すもので、自動車用ドアトリム1は、所望の曲面形状に成形されたドアトリム本体2の表面所定箇所(中接部)にクロス等の装飾シート3が圧着一体化されており、装飾シート3の周縁端末3aは、ドアトリム本体2の木目込み用溝部2a内に圧入処理されている。
【0003】
そして、ドアトリム本体2と装飾シート3の圧着加工については、図10に示す圧着用金型4を使用して行なう。すなわち、圧着用金型4は、トリム本体2をセットする上下動可能な圧着用上型5と、装飾シート3をセットする圧着用下型6とから構成されている。
【0004】
まず、圧着用下型6の上面に装飾シート3をセットするが、このとき、装飾シート3の裏面には、接着剤、あるいは粘着剤が塗工処理されている。そして、圧着用下型6には、装飾シート3を適正位置にセットするためのセットガイド6aが設けられおり、このセットガイド6aの内側に沿って木目込み用バー7がシリンダ7aと連結され、木目込み用バー7は所定ストローク上下動可能である。
【0005】
次いで、図11に示すように、ドアトリム本体2をセットした圧着用上型5を下死点まで下降させて、圧着用上下型5,6の型締めにより、ドアトリム本体2の表面に装飾シート3を接着剤(粘着剤)を介して圧着一体化する。更に、圧着用上下型5,6の型締め後、木目込み用バー7をシリンダ7aの駆動により、所定ストローク上昇させて、装飾シート3の端末3aをドアトリム本体2の木目込み用溝部2a内に圧入する端末処理を行なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装飾シート3の圧着方法においては、ドアトリム本体2に形成される木目込み用溝部2aの形状や深さ寸法が型抜き上の問題や型強度等の面で多くの制約を受け、特に、木目込み用溝部2aの開口縁の肩部(図11中Aで示す部位)は角R形状に設定されているため、この肩部Aに圧力がかかりづらく、装飾シート3の端末剥がれが生じやすく、外観見栄えを著しく低下させるという不具合があった。特に装飾シート3の厚みを薄肉仕様とした場合、装飾シート3の剥がれが多発する傾向にある。従って、手直し作業等に多くの工数を費やし、生産性の低下を招くという欠点が指摘されている。
【0007】
更に、ドアトリム本体2の木目込み用溝部2aの肩部Aに圧力が加わるように、圧着用下型6の金型形状として、図12に符号Bで示す突出部を設定した場合、この突出部Bの型強度が低下し、圧着用下型6の耐久性を低下させる原因となる。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ドアトリムの中接部に圧着する装飾シートに代表される内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用金型において、金型の強度を低下させることなく装飾シートの端末処理(木目込み用溝部内への圧入処理)を確実に行なうことにより、外観見栄えの向上を図るとともに、手直し作業を廃止でき、生産性を高めることができる内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用金型を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、トリム本体をセットした圧着用上型と、装飾シートをセットした圧着用下型とを型締めすることにより、トリム本体の表面所定箇所に装飾シートを圧着し、圧着用下型に設けた木目込み用バーを上昇動作させることにより、トリム本体の木目込み用溝部内に装飾シートの端末を圧入処理する内装トリムにおける装飾シートの圧着方法であって、圧着用上下型の型締めによるトリム本体と装飾シートとの圧着一体化後、木目込み用バーの上昇時、木目込み用バーの上端と干渉する位置に設けられたシール材がトリム本体の木目込み用溝部内に一部侵入し、装飾シートの端末をトリム本体の木目込み用溝部の内壁面並びに開口縁の肩部に沿って押圧することを特徴とする。
【0010】
また、本発明に使用する圧着用金型は、トリム本体をセットする上下動可能な圧着用上型と、装飾シートの接合面を上側にしてセットする圧着用下型と、トリム本体の木目込み用溝部内に装飾シートの端末を圧入するための圧着用下型のセットガイド近傍に設けられる上下動可能な木目込み用バーと、圧着用下型の上面で、木目込み用バーの挿通孔の上面開口に先端テーパー部が臨むように設けられているシール材とから構成され、木目込み用バーの上昇動作に追従して、シール材の先端テーパー部が弾性変形して木目込み用溝部内に侵入することを特徴とする。
【0011】
ここで、内装トリムとしては、ドアトリムやワゴン車のラゲージサイドトリム等に適用でき、トリム本体は、合成樹脂の射出成形体、モールドプレス成形体であり、装飾シートはクロスや不織布等の布地シートが適している。
【0012】
また、装飾シートは、トリム本体に対する接着媒体として粘着剤が使用されても良く、また、溶媒タイプの接着剤が塗工されていても良い。尚、粘着剤を使用する際は離型紙が貼付されており、圧着加工前に離型紙を剥離操作して、粘着剤面を露出させて使用する。
【0013】
更に、圧着用金型は、固定側の圧着用下型と可動側の圧着用上型とから構成されており、装飾シートは圧着用下型にセットされ、トリム本体は圧着用上型にセットされる。
【0014】
そして、圧着用上型には、所定ストローク上下動可能となるように、昇降用シリンダが接続されている。一方、圧着用下型には、装飾シートを適正位置にセットするためのセットガイドが設けられているとともに、木目込み処理を行なう木目込み用バーがシリンダに接続され、上下動可能に付設されている。更に、装飾シートを木目込み用溝部の開口縁肩部に対して押圧できるように、木目込み用バーの先端に被さり、木目込み用バーの上下動作と追従して撓み変形するシール材が設けられている。
【0015】
上記シール材は、圧着用下型における木目込み用バーの挿通孔近傍部分に設けられ、シール材の上面が圧着用下型の型面を構成できるように、下型の凹部内に収容設置するのが良い。
【0016】
また、シール材は、シリコーンラバー等の弾性変形可能な素材であり、特に、木目込み用バーの動作に追従して、シール材が木目込み用溝部内に侵入しやすいように、シール材の先端をテーパー状にするのが良い。
【0017】
従って、本発明によれば、圧着用上下型の型締めにより、トリム本体に装飾シートを圧着固定した後、圧着用下型に設けた木目込み用バーを上昇させて、トリム本体の木目込み用溝部内に装飾シートの端末を木目込み処理する際、木目込み用バーの先端にかかるようにシール材が設けられているため、シール材の先端テーパー部が木目込み用バーとともに木目込み用溝部内に侵入することにより、装飾シートの端末部分をトリム本体の木目込み用溝部の側壁並びに開口縁肩部に強固に圧着することができ、装飾シート端末部分の剥離等の不具合を可及的に防止できる。
【0018】
そして、シール材を設けることにより、圧着用下型の造形状をテーパー状に設定する必要がないため、圧着用下型の型強度が低下することがない。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用金型の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】
図1,図2は本発明方法を適用して製作した自動車用ドアトリムを示す正面図並びに断面図、図3は本発明に係る圧着用金型の概略構成を示す説明図、図4は同圧着用金型の要部を示す拡大図である。
【0021】
更に、図5乃至図7は本発明方法をドアトリムに対する装飾シートの圧着方法に適用したもので、図5はセット工程を示す説明図、図6は圧着工程を示す説明図、図7は木目込み処理工程を示す説明図である。更に、図8は本発明に係る圧着用金型の別実施形態を示す要部断面図である。
【0022】
図1,図2において、本発明方法を適用して製作した自動車用ドアトリム10の構成について説明すると、自動車用ドアトリム10は、ドアトリム本体11とその中接部分に装着される装飾シート20とから大略構成されている。
【0023】
更に詳しくは、ドアトリム本体11は、ドアトリムアッパー12とドアトリムロア13との上下2分割体から構成されており、ドアトリムアッパー12には、装飾シート20の周縁部分を木目込み処理する木目込み用溝部14が凹設されているとともに、ドアトリムロア13には、ドアポケット15並びにスピーカグリル16が形成されており、ドアトリムアッパー12とドアトリムロア13は、図2に示すように、ドアトリムロア13の裏面に突設形成されている超音波用ボス13aをドアトリムアッパー12に開設されている取付孔12a内に挿入した後、超音波用ボス13aの先端を超音波溶着によりカシメ加工することにより、ドアトリムアッパー12とドアトリムロア13が強固に接合されている。
【0024】
尚、ドアトリムアッパー12並びにドアトリムロア13は、タルクを混入したPP(ポリプロピレン)樹脂をモールドプレス成形することにより所望の曲面形状に成形されており、装飾シート20は、ベルベット、モケット等のクロスシートが使用され、実際にはドアトリムアッパー12の表面に装飾シート20が圧着されているが、装飾シート20の裏面に塗工されている粘着剤層21を介してドアトリム本体11に圧着固定されている。
【0025】
次いで、図3,図4において、本発明に係る圧着用金型30の構成について説明すると、図3に示すように、圧着用金型30は、ドアトリム本体11(実際にはドアトリムアッパー12)をセットするための圧着用上型40と、装飾シート20をセットする圧着用下型50とから大略構成されており、圧着用上型40は所定ストローク上下動可能なように昇降用シリンダ41と接続している。一方、圧着用下型50は、装飾シート20を適正位置にセットできるようにセットガイド51が端末側に設けられており、ドアトリム本体11(ドアトリムアッパー12)の木目込み用溝部14に対応して、圧着用下型50には木目込み用バー60が設けられている。尚、この木目込み用バー60は、シリンダ61に接続され、所定ストローク上下動可能である。
【0026】
更に、本発明に係る圧着用金型30は、木目込み用バー60を挿通させる圧着用下型50の挿通孔52の上面開口52aに沿って、シリコーンラバーを素材とした弾性変形可能なシール材70が挿通孔52の上面開口52aに臨むように、取り付けられており、このシール材70は、先端が撓み変形しやすいように、先端縁に沿って先端テーパー部71が形成されている。
【0027】
そして、上記シール材70を圧着用下型50に取り付ける取付構造としては、図4に示すように、圧着用下型50には、挿通孔52の内側に沿ってシール材70を収容できる収容凹部53が設けられており、この収容凹部53内にシール材70をセットした状態では、圧着用下型50の型面とシール材70の上面とが面一になるように収容凹部53の深さが調整され、シール材70に設けた取付孔72内に挿通したビス73を圧着用下型50の取付孔54内に締付け固定することにより取り付けられ、ビス73を取り外すことでシール材70を簡単に交換でき、メンテナンスが容易に行なえる。
【0028】
次に、圧着用金型30を使用して、ドアトリム本体11に装飾シート20を圧着固定する工程について説明すると、まず、図5に示すように、圧着用上型40の型面にドアトリムアッパー13をセットするとともに、圧着用下型50の上面に装飾シート20をセットガイド51を利用して適正位置にセットする。このとき、シール材70は、木目込み用バー60の先端60aに当接した状態であり、シール材70の上面がフラット面であり、装飾シート20のセット作業に支障を与えることがない。
【0029】
次いで、圧着用上下型40,50にドアトリムアッパー13並びに装飾シート20のセットが完了すれば、図6に示すように、圧着用上型40が昇降用シリンダ41の駆動により、所定ストローク下降して、圧着用上下型40,50が型締めされて、ドアトリムアッパー12の表面所定箇所に装飾シート20が粘着剤21を介して圧着一体化される。
【0030】
その後、図7に示すように、木目込み用バー60がシリンダ61の駆動により所定ストローク上昇する。そして、このとき、シール材70の先端テーパー部71が木目込みバー60によりドアトリムアッパー12に形成されている木目込み用溝部14内に侵入し、木目込み用溝部14の開口縁の肩部(図7中Aで示す)についても、装飾シート20に強固な圧着力を付与することができ、装飾シート20の端末20aを木目込み用溝部14内に確実かつ堅固に接着固定することができ、装飾シート20の端末剥がれ等の不良が大幅に低減できるため、良好な外観見栄えが期待でき、手直し作業の廃止により、生産性を高めることができる。
【0031】
そして、本発明に係る圧着用金型30は、シール材70の弾性変形部(本実施形態では先端テーパー部71)が木目込み用バー60の動作と追従するように、シール材70の先端テーパー部71を木目込み用バー60の挿通孔52の上面開口52aに臨むように設ければ良く、圧着用下型60をテーパー状に加工する必要がないため、圧着用下型50の金型強度の低下を招くこともない。
【0032】
また、シール材70としては、シリコーンラバーを使用したが、ネオプレンラバー、イソプレンラバー等、汎用のラバー体やポリウレタンフォーム等の合成樹脂発泡体等の弾性体を使用することができるが、シリコーンラバーは離型性を備えており、粘着剤等が付着することがないため適している。
【0033】
更に、図8に示すように、シール材70は、装飾シート20を設置する圧着用下型50の上面の全面に亘って設けても良く、その場合についても、木目込み用バー60に対向する部位については、弾性変形可能な先端テーパー部71が設けられている。
【0034】
尚、シール材70を圧着用下型50の上面全面に設ける場合には、例えば装飾シート20を保持するための圧着用下型50に突設される真空吸引孔55と連通するように、シール材70においても真空吸引孔74を開設する必要がある。
【0035】
以上説明した実施形態は、自動車用ドアトリム10のドアトリム本体11に対する装飾シート20の圧着加工方法並びにそれに使用する圧着用金型30であるが、ワゴン車等のラゲージサイドトリムにおけるトリム本体にクロス、不織布等を素材とした装飾シートを圧着する方法等についても適用でき、本発明は上述した実施形態に限定されるものではない。
【0036】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係る内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用金型は、トリム本体の木目込み用溝部内に装飾シートの端末を木目込み処理する木目込み用バーの近傍部分にシール材を設け、木目込み用バーの上昇時にシール材の先端テーパー部が木目込み用溝部内に侵入することにより、従来圧力が加わりにくい木目込み用溝部開口縁の肩部に対しても、装飾シートをトリム本体側に強固に圧着することを可能としたため、装飾シート端末部の剥がれ不良を可及的に防止できるとともに外観見栄えを良好に維持でき、手直し作業の廃止により生産性を著しく高めることができるとともに、圧着用下型の造形においてもテーパー部を設定する必要がなく、圧着用下型の型強度を低下させることもない。
【0037】
従って、装飾シートが厚手仕様、薄手仕様のいずれの仕様においても、装飾シートの端末部分を木目込み用溝部内に確実かつ美麗に圧入処理でき、生産性を高めるとともに、装飾シート周縁部分の見栄えも美麗に維持できるという作用効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を使用して製作した自動車用ドアトリムを示す正面図である。
【図2】図1中II−II線断面図である。
【図3】本発明に係る圧着用金型の概略構成を示す説明図である。
【図4】図3に示す圧着用金型におけるシール材設置箇所を示す拡大図である。
【図5】本発明に係る装飾シートの圧着方法におけるトリム本体並びに装飾シートのセット工程を示す説明図である。
【図6】本発明に係る装飾シートの圧着方法における装飾シートの圧着工程を示す説明図である。
【図7】本発明に係る装飾シートの圧着方法における装飾シート端末部分の木目込み処理工程を示す説明図である。
【図8】本発明に係る圧着用金型の別実施形態の概略構成を示す部分断面図である。
【図9】従来の自動車用ドアトリムを示す正面図である。
【図10】従来の自動車用ドアトリムにおける装飾シートの圧着工程を示す説明図である。
【図11】従来の装飾シートにおける木目込み処理を示す説明図である。
【図12】従来の圧着用下型の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
10 自動車用ドアトリム
11 ドアトリム本体
12 ドアトリムアッパー
13 ドアトリムロア
14 木目込み用溝部
15 ドアポケット
16 スピーカーグリル
20 装飾シート
20a 端末
21 粘着剤層
30 圧着用金型
40 圧着用上型
41 昇降用シリンダ
50 圧着用下型
51 セットガイド
52 挿通孔
53 収容凹部
60 木目込み用バー
61 シリンダ
70 シール材
71 先端テーパー部
72 取付孔
Claims (3)
- トリム本体(11)をセットした圧着用上型(40)と、装飾シート(20)をセットした圧着用下型(50)とを型締めすることにより、トリム本体(11)の表面所定箇所に装飾シート(20)を圧着し、圧着用下型(50)に設けた木目込み用バー(60)を上昇動作させることにより、トリム本体(11)の木目込み用溝部(14)内に装飾シート(20)の端末(20a)を圧入処理する内装トリムにおける装飾シートの圧着方法であって、
圧着用上下型(40,50)の型締めによるトリム本体(11)と装飾シート(20)との圧着一体化後、木目込み用バー(60)の上昇時、木目込み用バー(60)の上端と干渉する位置に設けられたシール材(70)がトリム本体(11)の木目込み用溝部(14)内に一部侵入し、装飾シート(20)の端末(20a)をトリム本体(11)の木目込み用溝部(14)の内壁面並びに開口縁の肩部(A)に沿って押圧することを特徴とする内装トリムにおける装飾シートの圧着方法。 - トリム本体(11)をセットする上下動可能な圧着用上型(40)と、装飾シート(20)の接合面を上側にしてセットする圧着用下型(50)と、トリム本体(11)の木目込み用溝部(14)内に装飾シート(20)の端末(20a)を圧入するための圧着用下型(50)のセットガイド(51)近傍に設けられる上下動可能な木目込み用バー(60)と、圧着用下型(50)の上面で、木目込み用バー(60)の挿通孔(52)の上面開口(52a)に先端テーパー部(71)が臨むように設けられているシール材(70)とから構成され、木目込み用バー(60)の上昇動作に追従して、シール材(70)の先端テーパー部(71)が弾性変形して木目込み用溝部(14)内に侵入することを特徴とする内装トリムにおける装飾シートの圧着用金型。
- 前記シール材(70)は、装飾シート(20)の設置エリアの全面に亘り圧着用下型(50)の上面に設けられていることを特徴とする請求項2に記載の内装トリムにおける装飾シートの圧着用金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000067339A JP3909548B2 (ja) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | 内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000067339A JP3909548B2 (ja) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | 内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001252981A JP2001252981A (ja) | 2001-09-18 |
JP3909548B2 true JP3909548B2 (ja) | 2007-04-25 |
Family
ID=18586548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000067339A Expired - Fee Related JP3909548B2 (ja) | 2000-03-10 | 2000-03-10 | 内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3909548B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6047350B2 (ja) * | 2012-09-14 | 2016-12-21 | 信越ポリマー株式会社 | フィルム体の貼着方法及びその装置 |
CN114474754B (zh) * | 2022-02-09 | 2023-07-21 | 福建双羿竹木发展有限公司 | 锥形几何状竹产品成型设备及其成型方法 |
-
2000
- 2000-03-10 JP JP2000067339A patent/JP3909548B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001252981A (ja) | 2001-09-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3909548B2 (ja) | 内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用金型 | |
JP3767731B2 (ja) | トリム部品の製造方法並びにそれに使用する圧着用金型 | |
US5290093A (en) | Method of seam location using vacuum | |
JP2007038561A (ja) | 装飾シートの圧着装置 | |
JP2922377B2 (ja) | 圧着装置 | |
US20040258888A1 (en) | Method of manufacturing a composite vehicle body part, a composite part, and a foil for a composite part | |
JP2833638B2 (ja) | 圧着装置 | |
JP2823107B2 (ja) | 内装部品における装飾シートの圧着方法および圧着装置 | |
JP4610000B2 (ja) | 装飾シートの圧着方法 | |
JPH05309762A (ja) | 自動車用内装部品の製造方法 | |
KR102495704B1 (ko) | 자동차용 엠블럼의 제조방법 및 이를 이용한 자동차용 엠블럼 | |
JP2620003B2 (ja) | 自動車用内装部品及びその製造方法 | |
JPH0347163B2 (ja) | ||
KR100229196B1 (ko) | 자동차 내장재의 부분 외피재 부착장치 | |
JP3992266B2 (ja) | 装飾シートの端末処理方法及びそれに使用する圧着用金型 | |
JP3781342B2 (ja) | 内装トリムにおける装飾シートの圧着方法並びに圧着用治具 | |
JPH09183155A (ja) | 車輌用内装材の製造方法 | |
EP3335851B1 (en) | Fixed window assembly for a vehicle and method of manufacturing same | |
KR0178497B1 (ko) | 자동차 도어 트림의 클로스 부착방법 | |
WO2003066304A1 (en) | Method of pre-applying a bolster assembly to an interior trim part | |
JP2000289725A (ja) | 装飾シートの圧着方法並びにセット用治具 | |
JP3388652B2 (ja) | 自動車用ウェザーストリップ | |
JPH09234784A (ja) | ドアトリムの木目込み加工方法 | |
JPH0777761B2 (ja) | 自動車用内装部品における装飾シートの圧着方法および圧着装置 | |
JPH0234011Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040419 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050707 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061018 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061213 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20070117 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070117 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |