JP3908366B2 - 人型作業ロボットの腕体構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、人型ロボットの腕体構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
人間と同様に胴体の両側に腕体を有する人型ロボットにあっては、例えば図7に示すような腕体の関節構造を採用したものが一般的に知られている。
【0003】
この人間型ロボットの各腕体Aは、肩関節a、肘関節b、及び手首関節cを備えている。そして、肩関節aは、胴体Bの上部の側部から水平方向に延設された第1軸dの回りに回転自在に胴体Bに連結された第1関節eと、第1軸dと直交する第2軸f(図7の紙面に垂直な軸)の回りに回転自在に第1関節eに連結された第2関節gと、第2軸fと直交する第3軸hの回りに回転自在に第2関節gに連結された第3関節iとにより構成されている。この場合、第1乃至第3関節e,g,iは、その任意の動作位置(回転位置)においてそれぞれの回転軸心である第1乃至第3軸d,f,hが一点で交わるような位置関係で設けられている。
【0004】
尚、肘関節bは、第4軸j(図7では紙面に垂直な軸)の回りに回転自在に肩関節aの第3関節iに上腕部kを介して連結された第4関節bにより構成されている。さらに、手首関節cは、第5乃至第7軸m,n,o(図示の状態では、これらの軸m,n,oは互いに直交している)の回りにそれぞれ回転自在な第5乃至第7関節p,q,rを順次、肘関節bから連結して構成されている。そして、手首関節cの先端に手先部sが連結されている。
【0005】
このような腕体Aの構造によって、該腕体の肩関節a、肘関節b、及び手首関節cは人間の腕とほぼ同様の動作が可能とされている。
【0006】
尚、図7のロボットでは、肘関節bは肩関節aの第3関節iの第3軸hの軸心上に配置しているが、肘関節bを第3関節の第3軸の軸心上から径方向に離間した位置で該第3関節に連結する場合もある。
【0007】
ところで、このような構造のロボットの腕体Aでは、図8に示すように肩関節aの第1関節eの第1軸dと第3関節iの第3軸hとが同軸となる状態があり、このような状態は、一般に肩関節aの特異点状態(もしくは特異点姿勢)と言われている。尚、該特異点状態は、第1関節eあるいは第3関節iの回転位置によらずに、第1関節eの第1軸dと第3関節iの第3軸hとが同軸となる状態を指すものであり、このことは、肘関節を第3関節の第3軸の軸心上から径方向に離間した位置で該第3関節に連結した場合でも同様である。
【0008】
このような特異点状態では、肩関節aは第1関節eもしくは第3関節iによる第1軸d(=第3軸h)回りの回転動作と、第2関節gによる第2軸f回りの回転動作しか行うことができなくなる。このため、肩関節aの第3関節iに連結されている肘関節bの姿勢の自由度が少なくなって、腕体Aの動作性が悪くなる。
【0009】
例えば図8の特異点状態において、肘関節bの第4軸jの向きを鉛直軸回りに僅かに変更しようとした場合であっても、このような僅かな動きを肘関節bに行わせるためには、肩関節aの第1関節e及び第3関節iをそれぞれ第1軸d及び第3軸hの回りに互いに逆向きに90度づつ回転させた後に、第2関節gを第2軸fの回りに僅かに回転させるという肩関節aの動作を行わなければならない。
【0010】
このように肩関節aの特異点状態では、肘関節bの僅かな位置あるいは姿勢変化に対して肩関節aの大きな動作を要する事態が生じてしまい、肘関節bの所望の位置あるいは姿勢への変更の柔軟性や迅速性が損なわれる。
【0011】
尚、肩関節aの特異点状態以外の状態(非特異点状態)では、上記のような不都合を生ぜず、例えば図7の状態では、肘関節bの第4軸jの向きの任意の向きへの僅かな変更は、第1関節eもしくは第3関節i、あるいはその両者の僅かな回転動作によって行うことができる。
【0012】
一方、本願発明者等の知見によれば、この種の人型ロボットの腕体Aによる作業においては、通常、肘関節bを、肩関節aの中心、すなわち前記第1乃至第3関節e,g,iの各軸d,f,hの交点と同じ高さに位置させ、あるいはそれよりも下げた状態で各種作業が行われる。特に、人間の腕の動きと同じような動作をロボットの腕体に行わしめるマスタースレーブ方式の人型ロボットでは、人間の腕による作業性上、上記のような傾向が強い。
【0013】
しかるに、従来の人型ロボットでは、上記のような実際の作業時における腕体Aの肘関節bの位置を考慮せずに、肩関節aの第1乃至第3関節のレイアウトや姿勢が設計されていたため、人型ロボットの作業時に通常的に肘関節bが動作し得る位置で、肩関節aの前記特異点状態が発生するものとなってしまう。例えば図7の人型ロボットでは、肘関節bを、肩関節aの中心と同じ高さで胴体Bの側方に延ばした状態が特異点状態となるが、このような肘関節bの位置状態は、作業時に通常的に生じ得る状態である。このため、従来の人型ロボットでは、その腕体Aによる通常的な作業時において肩関節aの特異点状態が発生しやすく、その結果、通常的な作業時の腕体Aの動作性が損なわれやすいものとなっていた。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はかかる背景に鑑み、人型ロボットの腕体による通常的な作業時に肩関節の特異点状態が発生するのを極力排除して、腕体の円滑な動作性を確保することができる人型ロボットの腕体構造を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の人型ロボットの腕体構造はかかる目的を達成するために、第1軸の回りに回転自在に胴体に連結された第1関節と、該第1軸と交差する第2軸の回りに回転自在に前記第1関節に連結された第2関節と、該第2軸と交差する第3軸の回りに回転自在に前記第2関節に連結された第3関節とから成り、且つ第1乃至第3関節の各軸が一点で交わるように設けられた肩関節と、該肩関節の第3関節に連結された肘関節とを具備した人型作業ロボットの腕体構造において、前記肩関節を構成する前記第1関節の第1軸と前記第3関節の第3軸とが同軸となる該肩関節の特異点状態に該肩関節を動作させると共に前記肘関節を前記胴体の側方に位置させた状態で、該肘関節が前記第1乃至第3関節の各軸の交点を通る水平面よりも上方に存するように、前記肩関節の第1関節乃至第3関節の位置及び姿勢、並びに該第3関節に対する前記肘関節の位置が設定されていることを特徴とする。
【0016】
すなわち、人型ロボットの腕体による作業においては、一般に、前記肘関節を前記胴体の側方側に位置させ、且つ、前記第1乃至第3関節の各軸の交点、すなわち肩関節の中心を通る水平面よりも上側に該肘関節を位置させた状態で作業が行われることはほとんどない。従って、前記肩関節を前記特異点状態に動作させると共に前記肘関節を前記胴体の側方に位置させた状態で、該肘関節が前記第1乃至第3関節の各軸の交点を通る水平面よりも上方に存するように、前記肩関節の第1関節乃至第3関節の位置及び姿勢、並びに該第3関節に対する前記肘関節の位置を設定しておくことで、人型ロボットの腕体による実際の作業に際して該腕体の肘関節を通常的に動作させる該肘関節の位置で、肩関節の特異点状態が生じるような事態を排除することが可能となる。
【0017】
よって本発明によれば、人型ロボットの腕体による通常的な作業時に肩関節の特異点状態が発生するのを極力排除して、腕体の円滑な動作性を確保することが可能となる。
【0018】
かかる本発明では、前記肘関節を、前記第3関節の第3軸の軸心上で該第3関節に連結した場合には、例えば前記肩関節は、その第1関節が前記第1軸を前記胴体から該胴体の側方側であって斜め上方に向けた姿勢で該胴体に連結されると共に前記第2関節及び第3関節が該肩関節の前記特異点状態において前記第1関節から肘関節に向かって順番に前記第1軸の軸心上に並ぶようにそれぞれ第1関節及び第2関節に連結されている。
【0019】
このような構成によれば、前記肩関節の特異点状態では、前記肘関節は、胴体の側方側で前記水平面よりも上方に存するものとなる。
【0020】
また、本発明では、前記肘関節を、前記第3関節の第3軸の軸心から離間した位置で該第3関節に連結した場合には、前記肩関節の第1乃至第3関節の位置及び姿勢は、前記肩関節を前記特異点状態に動作させると共に前記肘関節を前記胴体の側方側の任意の位置に前記第3軸の回りに回転させた状態で、該肘関節が前記水平面よりも上方に存するように設定されている。
【0021】
すなわち、前記肘関節を、前記第3関節の第3軸の軸心から径方向に離間した位置で該第3関節に連結した場合には、前記特異点状態において前記第1関節あるいは第3関節をそれぞれ前記第1軸、第3軸(これらは特異点状態では同軸である)の回りに回転させることで、前記肘関節の位置は、該肘関節と第1及び第3軸との距離を半径とする円周上を動き、その肘関節のどの回転位置でも肩関節の特異点状態である。従って、この場合には、前記肩関節を前記特異点状態に動作させると共に前記肘関節を前記胴体の側方側の任意の位置に前記第3軸の回りに回転させた状態で、該肘関節が前記水平面よりも上方に存するように前記肩関節の第1関節乃至第3関節の位置及び姿勢を設定しておくことで、人型ロボットの腕体による通常的な作業時に肩関節の特異点状態が発生するのを極力排除することが可能となる。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施形態を図1及び図2を参照して説明する。図1は本実施形態の腕体構造を具備した人型ロボットの模式的正面図、図2は図1の人型ロボットの動作説明図である。
【0023】
図1を参照して、この人型ロボットは、胴体1と、胴体1の上面部に取着された頭部2と、胴体1の上部の両側部から延設された左右一対の腕体3,3と、胴体1の下端部から延設された左右一対の脚体4,4とを具備して人型に構成されている。腕体3,3は左右で同一構造とされ、また、脚体4,4も左右で同一構造とされている。
【0024】
各腕体3は、胴体1側から肩関節5、肘関節6、手首関節7、及び手先部9を順次連接して構成されている。
【0025】
肩関節5は、胴体1からその側方側に斜め上方に向かって延在する第1軸10の回りに回転自在に胴体1に連結された第1関節11と、第1軸10と直交して延在する第2軸12の回りに回転自在に第1関節11に連結された第2関節13と、第2軸12と直交して延在する第3軸14の回りに回転自在に第2関節13に連結された第3関節15とにより構成されている。尚、図示の状態において、第2軸12は、前後方向(図1の紙面に垂直な方向)に延在し、第3軸14は、上下方向に延在している。また、第1乃至第3関節11,13,15は、それらの任意の回転状態で、それらの各軸10,12,14が第2軸12上の一点で交わるような位置関係で配置されている。
【0026】
肘関節6は、前記第3軸14の軸心上で第3関節15に上腕部16を介して連結された第4関節により構成され、この第4関節6(=肘関節6)は、第3軸14と直交する第4軸17(図の状態では前後方向に延在する軸)の回りに回転自在とされている。
【0027】
手首関節7は、第4軸17と直交する方向(図の状態では上下方向)に延在する第5軸18の回りに回転自在に第4関節6(膝関節6)に連結された第5関節19と、第5軸18と直交する方向(図の状態では前後方向)に延在する第6軸20の回りに回転自在に第5関節19に連結された第6関節21と、第6軸20と直交する方向(図の状態では左右方向)に延在する第7軸22の回りに回転自在に第6関節21に連結された第7関節23とにより構成され、該第7関節23に手先部9が連結されている。
【0028】
尚、前記第1乃至第7の各関節11,13,15,6,19,21,23は、それぞれモータ等のロータリアクチュエータにより構成されたもので、それらは、所要の作業に際して、図示しないロボット操縦装置(例えばマスター装置)からの指令、あるいはあらかじめ定められたティーチングデータ等に基づき動作する。この場合、各関節11,13,15,6,19,21,23は、ロータリアクチュエータに限らず、例えばシリンダ等の直動型アクチュエータによりそれぞれの軸10,12,14,17,18,20,22の回りに回転するような構造を採用してもよい。
【0029】
以上のような肩関節5、肘関節6及び手首関節7の構造によって、肩関節5は、後述の特異点状態を除き3軸回りの回転動作を行うことができ、また、肘関節6及び手首関節8はそれぞれ1軸回り、3軸回りの回転動作を行うことができる。そして、これらの回転動作によって、各腕体3は、人間の腕と同じような動作を行うことができるようにされている。
【0030】
尚、各脚体4は、胴体1側から股関節24、膝関節25、足首関節26、及び足平部27を順次連接して構成されている。この場合、詳細な図示は省略するが、股関節24は前後、左右及び上下方向の3軸回りの回転動作、膝関節25は、左右方向の1軸回りの回転動作、足首関節26は、前後及び左右方向の2軸回りの回転動作を行い得るように構成されている。
【0031】
前述のような構成の各腕体3にあっては、図1の状態から肩関節5の第2関節13を第2軸12の回りに反時計方向に角度Θだけ回動させると、図2に示すように第1関節11の第1軸10と第3関節15の第3軸14とが同軸となって、肩関節5の特異点状態が生じる。この特異点状態では、例えば肘関節6の第4軸17の向きを第2軸12及び第3軸14を含む平面内で僅かに変更しようとする場合に、肩関節5の第1関節11及び第3関節15をそれぞれ互いに逆向きに90度回転させた後、第2関節13を回転させなければならず、第1関節11及び第3関節15の大きな動作を要する。
【0032】
一方、上記の特異点状態では、前述した肩関節5の第1乃至第3関節11,13,15の配置構成、並びに肘関節6の第3関節15への連結構成によって、第1乃至第3関節11,13,15、並びに肘関節6は、胴体1からその側方側に斜め上方に向かって延在する第1軸10の軸心(=第3軸14の軸心)上で、順番に並ぶ。このため、上記特異点状態における肘関節6の位置は、胴体1の側方側で、第1乃至第3関節11,13,15の各軸10,12,14の交点を通る水平面Sの上方に存する。
【0033】
他方、本実施形態の人型ロボットの腕体3による作業は、基本的には、肘関節6を前記水平面S以下の高さに位置させた状態で行われる。このため、前記のように肘関節6が水平面Sよりも上方に存するような状態で作業が行われることは基本的には無い。従って、前記肩関節5の特異点状態は、腕体3による作業中に生じることは無く、換言すれば、作業中における肩関節5の動作状態は、非特異な状態である。その結果、腕体3の円滑な動作性を確保しつつ該腕体3による作業を円滑に行うことができる。
【0034】
尚、理論上は、図2の腕体3の状態から、第2関節13を第2軸12の回りに180度回転させた状態も特異点状態である。しかるに、実際には、このような状態は、腕体3と胴体1との干渉、あるいは、第1関節11と第3関節13との干渉等のために生じることはない。
【0035】
また、本実施形態では、胴体1に連結する第1関節11の第1軸10を胴体1からその真横方向で上方に向かって延在させるようにしたが、例えば図3に示すように第1軸10をロボットの前後方向で若干傾斜させるようにしてもよい(図3では第1軸10をロボットの後方側に若干傾斜させている)。
【0036】
次に、本発明の第2実施形態を図4を参照して説明する。図4は本実施形態の人型ロボットの要部の模式的正面図である。
【0037】
尚、本実施形態の人型ロボットは、前記図1及び図2に示した第1実施形態のものと、肩関節の第1乃至第3関節の配置構成、並びに肘関節の第3関節に対する連結構成のみが相違しているものであるので、各部の構成については前記第1実施のものと同一の参照符号を用いて説明する。
【0038】
図4を参照して、本実施形態の人型ロボットでは、左右の各腕体3(図ではロボットの左側の腕体3のみを示す)の肩関節5は、前記第1の実施形態のものと同様に第1乃至第3関節11,13,15を胴体1側から順番に連結して構成されているが、この場合、第1関節11は、その第1軸10を胴体1から鉛直方向上方に向かって延在させた姿勢で胴体1に連結されている。
【0039】
また、各腕体3の肘関節6は、第3関節15の第3軸14の軸心上から離間した位置で上腕部16を介して連結されている。この場合、図示のように前記第1関節11の第1軸10及び第3関節15の第3軸14が同軸となる肩関節5の特異点状態に該肩関節5を動作させ、さらに肘関節6を第1関節11もしくは第3関節15の回転動作によって第1軸10の回り(=第3軸14の回り)に回転させて胴体1の側方側に位置させた状態で、第1乃至第3関節11,13,15の各軸10,12,14の交点を通る水平面Sよりも上方に肘関節6が存するように第3関節15に対する肘関節6の位置が設定されている。逆に言えば、肩関節5をその特異点状態に動作させ、さらに肘関節6を胴体1の側方側に位置させたとき、前記水平面Sよりも上方に肘関節6が存するように第1乃至第3関節11,13,15の相互の位置関係(具体的には、第1乃至第3関節11,13,15の相互の間隔)が設定されている。
【0040】
尚、本実施形態では、第1関節11の第1軸10は鉛直方向に延在しているため、図示の特異点状態において、肘関節6を第1軸10の回り(=第3軸14の回り)にどの位置に回転させても、肘関節6は水平面Sの上方に存在することとなる。
【0041】
以上説明した以外の他の構成は、図1及び図2のロボットと全く同一である。
【0042】
かかる本実施形態の人型ロボットにおいては、図示のように肩関節5をその特異点状態に動作させた場合には、例えば肘関節6の第4軸17の向きを第2軸12及び第3軸14に垂直な方向回りに僅かに変更しようとしたとき、第1関節11及び第3関節15をそれぞれ互いに逆向きに90度回転させた後に、第2関節13を回転させなければならず、第1及び第3関節11,15の大きな動作を要する。
【0043】
しかるに、前述の如く、肩関節5の特異点状態においては、肘関節6を、胴体1の側方側を含めて、第1軸10の回り(=第3軸14の回り)にどの位置に回転させても、前記水平面Sよりも上方に肘関節6が存在することとなる。そして、このように肘関節6が水平面Sよりも上方に存するような状態で腕体3による作業が行われることは基本的には無い。
【0044】
従って、本実施形態においても、腕体3による作業中における肩関節5の動作状態は、基本的には常に非特異な状態となり、その結果、腕体3の円滑な動作性を確保しつつ該腕体3による作業を円滑に行うことができる。
【0045】
尚、本実施形態では、第1関節11の第1軸10を鉛直方向に延在させて設けたが、本実施形態のように肩関節5の特異点状態において、肘関節6を、胴体1の側方側を含めて、第1軸10の回り(=第3軸14の回り)にどの位置に回転させても、前記水平面Sよりも上方に肘関節6が存在するようにする上では、例えば図5に示すように第1関節11の第1軸10を胴体1の内側寄りに若干傾けたり、あるいは、これと逆に第1軸10を胴体1の側方側に若干傾けたりしてもよい。この場合、図5に示すように第1軸10を傾けた場合には、肩関節5の特異点状態において、図示のように肘関節6が胴体1の側方側に位置する状態から同図の仮想線で示すように肘関節6を第1軸10の回り(=第3軸14の回り)に180度回転させた状態で(但し、図5のロボットでは実際上は、腕体3が頭部2に干渉するため、このような状態は生じ得ない)、肘関節6の高さが最も低くなるが、この状態においても、該肘関節6は水平面Sよりも上方に存在する。従って、肩関節5の特異点状態において、肘関節6を第1軸10の回り(=第3軸14の回り)にどの位置に回転させても、肘関節6は水平面Sよりも上方に存在することとなる。
【0046】
次に、本発明の第3の実施形態を図6を参照して説明する。図6は本実施形態の人型ロボットの要部の模式的正面図である。
【0047】
尚、本実施形態の人型ロボットは、前記図1及び図2に示した第1実施形態のものと、肩関節の第1乃至第3関節の配置構成、並びに肘関節の第3関節に対する連結構成のみが相違しているものであるので、各部の構成については前記第1実施のものと同一の参照符号を用いて説明する。
【0048】
図6を参照して本実施形態の人型ロボットでは、左右の各腕体3(図ではロボットの左側の腕体3のみを示す)の肩関節5は、前記第1の実施形態のものと同様に第1乃至第3関節11,13,15を胴体1側から順番に連結して構成されているが、この場合、第1関節11は、前記図5に示したものと同様に、その第1軸10を胴体1から該胴体1の内側寄りに斜め上方に向かって延在させた姿勢で胴体1に連結されている。
【0049】
また、各腕体3の肘関節6は、その中心(第4軸17上の点)と第1乃至第3軸10,12,14の交点とを結ぶ線分L(図に破線で示す)が、肩関節5の図示の特異点状態(第1軸10及び第3軸14が同軸となる状態)において第1軸10及び第3軸14と直交するようにして、第3関節15の第3軸14の軸心から離間した位置で第3関節15に上腕部16を介して連結されている。
【0050】
他の構成は第1の実施形態のものと全く同一である。
【0051】
かかる構成の人型ロボットの腕体3では、肩関節5を特異点状態に動作させた状態で、肘関節6を、肩関節5の第1軸10(=第3軸14)の回りに回転させて、図示のように胴体1の側方側(より詳しくは、第2軸12よりもロボットの左側)に位置させたときには、該肘関節6は第1乃至第3軸10,12,14の交点を通る水平面Sよりも上方に存在することとなる。
【0052】
一方、肩関節5の特異点状態において、肘関節6を、胴体1の内方側(より詳しくは、第2軸12よりもロボットの右側)に第1軸10(=第3軸14)の回りに回転させたときには、該肘関節6は前記水平面Sよりも下方に存在することとなる。しかるに、実際には、腕体3が頭部2や胴体1に干渉するため、肩関節5の特異点状態において肘関節6を胴体1の内方側の任意の位置に回転させることはできず、該肘関節6を胴体1の内方側に回転させ得る範囲は比較的小さなものに限られる。そして、このように、肩関節5の特異点状態において肘関節6を胴体1の内方側に位置させて作業を行う機会は少ないと考えられる。また、肩関節5の特異点状態において該肘関節6を胴体1の側方側に回転させた状態では前記水平面Sよりも上方に該肘関節6が位置するため、このような状態で作業を行うことは基本的には無い。
【0053】
従って、本実施形態においても、腕体3による通常的な作業は、ほとんどの場合、肩関節5の非特異な状態で行われ、腕体3の円滑な動作性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を適用した人型ロボットの模式的正面図。
【図2】図1のロボットの要部の動作説明図。
【図3】本発明の第1の実施形態の変形例を示す人型ロボットの要部の模式的側面図。
【図4】本発明の第2の実施形態を適用した人型ロボットの要部の模式的正面図。
【図5】本発明の第2の実施形態の変形例を示す人型ロボットの要部の模式的正面図。
【図6】本発明の第3の実施形態を適用した人型ロボットの要部の模式的正面図。
【図7】従来の人型ロボットの模式的正面図。
【図8】図7のロボットの要部の動作説明図。
【符号の説明】
1…胴体、3…腕体、5…肩関節、6…肘関節、10…第1軸、11…第1関節、12…第2軸、13…第2関節、14…第3軸、15…第3関節、S…水平面。
Claims (3)
- 第1軸の回りに回転自在に胴体に連結された第1関節と、該第1軸と交差する第2軸の回りに回転自在に前記第1関節に連結された第2関節と、該第2軸と交差する第3軸の回りに回転自在に前記第2関節に連結された第3関節とから成り、且つ第1乃至第3関節の各軸が一点で交わるように設けられた肩関節と、該肩関節の第3関節に連結された肘関節とを具備した人型作業ロボットの腕体構造において、
前記肩関節を構成する前記第1関節の第1軸と前記第3関節の第3軸とが同軸となる該肩関節の特異点状態に該肩関節を動作させると共に前記肘関節を前記胴体の側方に位置させた状態で、該肘関節が前記第1乃至第3関節の各軸の交点を通る水平面よりも上方に存するように、前記肩関節の第1関節乃至第3関節の位置及び姿勢、並びに該第3関節に対する前記肘関節の位置が設定されていることを特徴とする人型作業ロボットの腕体構造。 - 前記肘関節は、前記第3関節の第3軸の軸心上で該第3関節に連結され、前記肩関節は、その第1関節が前記第1軸を前記胴体から該胴体の側方側であって斜め上方に向けた姿勢で該胴体に連結されると共に前記第2関節及び第3関節が該肩関節の前記特異点状態において前記第1関節から肘関節に向かって順番に前記第1軸の軸心上に並ぶようにそれぞれ第1関節及び第2関節に連結されていることを特徴とする請求項1記載の人型作業ロボットの腕体構造。
- 前記肘関節は、前記第3関節の第3軸の軸心から離間した位置で該第3関節に連結され、前記肩関節の第1乃至第3関節の位置及び姿勢は、前記肩関節を前記特異点状態に動作させると共に前記肘関節を前記胴体の側方側の任意の位置に前記第3軸の回りに回転させた状態で、該肘関節が前記水平面よりも上方に存するように設定されていることを特徴とする請求項1記載の人型作業ロボットの腕体構造。
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