JP3907777B2 - 画面表示システムにおけるスクロール制御方式及びスクロール制御プログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

画面表示システムにおけるスクロール制御方式及びスクロール制御プログラムを記憶した記憶媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画面表示システムにおけるスクロール制御方式、及びスクロール制御プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
このスクロール制御方式は、CADシステム等に用いられるものであり、ディスプレイ上に実際に図形を表示する表示画面に、図形領域の図形を捕らえて表示するためのビューポート領域を、図形領域に対して移動させることにより表示画面上で図形のスクロールを行い、所望の図形を表示するものである。
【0003】
ビューポート領域の移動はマウス操作又はキーボードのキー操作によって行うようになっており、ビューポート領域を例えば左方向に移動させると、表示画面に表示された図形は右方向に移動するように見える。このようなスクロール制御を簡単な操作で容易に行える方式が要望されている。
【0004】
【従来の技術】
図49に画面表示システムのブロック構成図を示し、その説明を行う。図49において、1はマウス、2はキーボード、3はイベント処理部、4はスクロール制御部、5はビューポート領域管理部、6はスクロール管理部、7はディスプレイである。
【0005】
ディスプレイ7には、図50に示すように、表示画面10に、この例では円形の図形(以降、円図形という)11が表示され、また、表示画面10の下に水平スクロールバー12が表示され、右横に垂直スクロールバー13が表示されている。
【0006】
水平スクロールバー12は、図51にその詳細を示すように、両端に左及び右矢印部14,15が配置され、その間に水平スライダトロフ16が配置され、更に水平スライダトロフ16を左右に移動する水平スライダ17が配置されている。
【0007】
これと同様に、垂直スクロールバー13においても、上下端に上及び下矢印部18,19が配置され、その間に垂直スライダトロフ20が配置され、更に垂直スライダトロフ20を上下に移動する垂直スライダ21が配置されている。
【0008】
また、表示画面10に表示されている円図形11は、図52に示すスクロール可能領域21内を、マウス1の操作又はキーボード2のキー操作によってスライダ17,21を移動することによって移動できるビューポート領域22で捕らえられたものである。スクロール可能領域21及びビューポート領域22とも仮想的に存在するものであるが、ビューポート領域22は表示画面10に対応している。
【0009】
図50のスクロールバー12,13に示す位置にスライダ17,21を移動して図示するように表示画面10に円図形11を表示した場合、この表示を行うための仮想領域ではスクロール可能領域21の左端部にスライダ17が移動し、中央部にスライダ21が移動することによって、スクロール可能領域21の左側に配置された円図形11をビューポート領域22が捕らえていることになる。
【0010】
次に、図49に示すイベント処理部3は、マウス1の操作又はキーボード2のキー操作によるビューポート領域22の移動指示を認識してスクロール制御部4へ通知するものである。スクロール制御部4は、イベント処理部3で認識された移動指示に応じてビューポート領域管理部5が行う描画変更、及びスクロール管理部6が行うスクロールコマンド状態変更の制御を行うものである。
【0011】
描画変更とは、ビューポート領域22の移動に応じて表示画面10上の図形位置を変更するものである。スクロールコマンド状態変更とは、ビューポート領域22を移動させるための水平及び垂直スライダ17,21の移動指示コマンドに応じて、各スライダ17,21を移動させるものである。
【0012】
次に、ビューポート領域22を移動して円図形11をスクロールする従来の第1〜第5のスクロール制御方式を説明する。
第1スクロール制御方式は、左及び右矢印部14,15と上及び下矢印部18,19の何れかに、マウス1で図示せぬカーソルを合わせた後、マウス1の図示せぬ第1ボタンでクリックを行うと、その矢印方向にスライダ17,21が設定移動量だけ移動し、この移動に対応してビューポート領域22が移動するようになっているものである。
【0013】
その設定移動量は、予めキーボード2のキー操作によって行うようになっており、ここでは図53に示すように、スクロール可能領域21の幅をxとした場合に、設定移動量が1/xに設定されている。
【0014】
例えば図53において、最初に、水平スライダ17が符号23で示す位置にあってビューポート領域22が符号24の破線枠で示す位置にあるとする。この場合に、符号25で示すように右矢印部15を1回クリックすると、水平スライダ17が符号26で示すように右方向に1/x移動し、これによってビューポート領域22が符号27の実線枠で示す位置に移動する。この移動したビューポート領域22内の図形が表示画面10に表示されることになる。
【0015】
即ち、左矢印部14をクリックするとビューポート領域22が左方向に移動する。つまり円図形11はそれと逆方向に移動するように見える。右矢印部15をクリックするとビューポート領域22が右方向に移動する。上矢印部18をクリックするとビューポート領域22が上方向に移動する。下矢印部19をクリックするとビューポート領域22が下方向に移動する。
【0016】
第2スクロール制御方式は、水平スライダトロフ16及び垂直スライダトロフ20をマウス1の第1ボタンでクリックすることによってビューポート領域22を設定移動量だけ移動させるものである。
【0017】
その設定移動量は、ビューポート領域22の幅に対応する1ページである。例えば図54において、最初に、水平スライダ17が符号29で示す位置にあってビューポート領域22が符号30の破線枠で示す位置にあるとする。この場合に、符号32で示すように水平スライダトロフ16を1回クリックすると、水平スライダ17が符号32で示すように右方向に1ページ移動し、これによってビューポート領域22が符号33の実線枠で示す位置に移動する。
【0018】
第3スクロール制御方式は、キーボード2のコントロールキーを押しながら矢印部14,15,18,19をクリックすることによってビューポート領域22を設定移動量だけ移動させるものである。
【0019】
その設定移動量は、ビューポート領域22がクリックした地点からクリックされた矢印部の方向のスクロール可能領域21の端まで移動する量である。例えば図55において、最初に、水平スライダ17が符号33で示す位置にあってビューポート領域22が符号34の破線枠で示す位置にあるとする。この場合に、符号35で示すように右矢印部15をコントロールキーを押しながら1回クリックすると、水平スライダ17が符号36で示すようにスクロール可能領域21の右端に移動し、これによってビューポート領域22が符号36の実線枠で示す位置に移動する。
【0020】
第4スクロール制御方式は、水平スライダ17及び垂直スライダ21をドラッグすることによってビューポート領域22を任意位置に移動させるものである。ドラッグとはマウス1によってカーソルをスライダ17,21に合わせ、ここでクリック釦を押したままスライダ17,21を左右又は上下に移動させて離すとこの位置にスライダ17,21が止まる操作である。
【0021】
例えば図56において、最初に、水平スライダ17が符号39で示す位置にあってビューポート領域22が符号40の破線枠で示す位置にあるとする。この場合に、水平スライダ17をドラッグして符号41で示す位置に移動させるとビューポート領域22が符号42の実線枠で示す位置に移動する。
【0022】
第5スクロール制御方式は、スライダトロフ16,20をマウス1の第2ボタンでクリックすることによってビューポート領域22をクリック位置まで移動させるものである。
【0023】
即ち、スライダトロフ16,20の第2ボタンでクリックするとそのクリック位置までスライダ17,21が移動するようになっている。
例えば図57において、最初に、水平スライダ17が符号44で示す位置にあってビューポート領域22が符号45の破線枠で示す位置にあるとする。この場合に、符号46で示すように水平スライダトロフ16を第2ボタンで1回クリックすると、水平スライダ17が符号47で示すようにクリック位置まで移動し、これによってビューポート領域22が符号48の実線枠で示す位置に移動する。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した従来の第1〜第5スクロール制御方式においては次に記述する問題がある。
【0025】
第1〜第5全てのスクロール制御方式において、スライダ17,21が上下左右に移動するに対応してビューポート領域22が移動するが、スクロール可能領域21が限定されているため、その領域21よりも広い図形領域が存在する場合は、スライダ17,21がスクロールバー12,13の上下左右何れかの端に位置した時点でスクロールできなくなる問題があった。
【0026】
また、スクロールバー12,13によるビューポート領域22のスクロールは上下左右にしか行えないので、ビューポート領域22を斜めにスクロールする場合、第1〜第5方式の何れを用いても例えばビューポート領域22を上方向に移動し、この後、右方向に移動させるといった操作を行わねばならず、スクロール操作に手間がかかる問題があった。
【0027】
更に、第1方式においては、設定移動量が小さいので一回のクリックによるビューポート領域22の移動量が小さすぎてスクロールに時間がかかる問題があった。
【0028】
第2及び第3方式においては、設定移動量が大きいので一回のクリックによるビューポート領域22の移動量が大きすぎて少量のスクロールを行うことができない問題があった。
【0029】
この問題は第4及び第5方式でカバーできるが、第4及び第5方式においては一定量の移動ができない問題があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、図形領域上のビューポート領域を移動させることにより画面に表示されるビューポート領域内の図形を簡単な操作で容易にスクロールすることができる画面表示システムにおけるスクロール制御方式を提供することを目的としている。
【0030】
【課題を解決するための手段】
図1に本発明の原理図を示す。この図1に示す画面表示システムにおけるスクロール制御方式は、キー操作に応じたスクロール制御手段4の制御によって図形領域上のビューポート領域を移動させることにより画面7に表示されるビューポート領域内の図形11をスクロールするものであり、本発明の特徴は、スクロール制御手段4に、スクロール制御手段4の制御で画面11に表示される水平及び垂直スクロールバー12,13内のスライダ17,21に、つまみ部52,53,52′,53′を表示するつまみ部表示制御手段50と、ビューポート領域の移動限界であるスクロールバー12,13の端に位置したスライダ17,21のつまみ部52,53,52′,53′がマウス1でドラッグされた場合に、スライダ17,21を端よりも更に端方向へ移動させる拡大制御手段51とを具備して構成したことにある。
このような構成によれば、スライダ17,21がスクロールバー12,13の端に来ても、つまみ部52,53,52′,53′のドラッグ操作によってビューポート領域を更にその先に進めて図形11のスクロールを行うことができる。従って、従来のように、スライダ17,21がスクロールバー12,13の端に位置した時点でスクロールできなくなることがなくなる。
【0031】
つまみ部表示制御部50、及び拡大制御部51を含むスクロール制御部4は、例えば、プロセッサ上で動作するスクロール制御プログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図2は本発明の第1実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【0033】
この図2において図49に示した従来例の画面表示システムの各部に対応する部分には同一符号を付し、その説明を省略する。また、図2においては図49に示したイベント処理部3、ビューポート領域管理部5及びスクロール管理部6は同構成なので省略する。
【0034】
図2に示す第1実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、つまみ部表示制御部50及びスクロール可能領域拡大制御部51(以下、拡大制御部51という)を設けたことにある。
【0035】
つまみ部表示制御部50は、図3に示すように、ディスプレイ7に表示される水平スクロールバー12の水平スライダ17の両端につまみ部52,53を表示するものである。また、図示せぬが、垂直スクロールバー13の垂直スライダ21にも同様につまみ部を表示する。
【0036】
拡大制御部51は、図52にて従来例で説明したように、水平スライダ17がビューポート領域22の左方向の移動限界である水平スクロールバー12の左端まで移動した場合に、水平スライダ17の右のつまみ部53をマウス1でドラッグすることによって、水平スライダ17を更に左方向へ移動させるように制御するものである。この拡大制御は、右方向及び上下方向においても同様に行われる。
【0037】
また、スライダ17,21がスクロールバー12,13の端にない場合につまみ部をドラッグすると、従来例で説明したと同様にスライダ17,21が移動するようになっている。
【0038】
つまみ部表示制御部50、及び拡大制御部51を含むスクロール制御部4は、プロセッサ上で動作するスクロール制御プログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0039】
このような構成の動作を図4及び図5を参照して説明する。
図4のステップS1において、描画が行われる。即ち、図5に符号54で示すようにビューポート領域22で円図形11が捕らえられ、図50に示したように表示画面10に円図形11が表示されている。この時、水平スライダ17が符号54の図に示すように水平スクロールバー12の左端に存在するものとする。
【0040】
この場合、従来例で説明した操作ではビューポート領域22をこれ以上左方向へ進ませることはできない。
そこで、図4のステップS2に示すように、水平スライダ17の右のつまみ部53をドラッグする。ここで、ステップS3に示すように拡大制御部51がつまみ部52,53がスクロール可能領域21の端に有るかを判断する。
【0041】
この判断結果がNOであればステップS4において通常のスライダ操作時の処理が実行される。YESであればステップS5においてつまみ部53を移動したかが判断される。
【0042】
この判断結果がNOであればステップS5に戻り、YESであればステップS6において、拡大制御部51がつまみ部53による水平スライダ17のクリック釦が押されて続けている時間相当の移動量取得する。
【0043】
例えば図5に符号55及び56で示すように、つまみ部53がドラッグによって左方向へ順次移動させられたとすると、その移動量が拡大制御部51で認識され、ステップS7において符号55及び56で示すようにビューポート領域22を変更し、この時、ビューポート領域22で捕らえられた円図形11を表示画面10に表示する。
【0044】
同時に、ステップS8において水平スライダ17の状態を、符号55及び56で示すように変更する。この水平スライダ17の状態は図示するように移動した分、サイズが小さくなって表示される。
【0045】
また上述した説明ではつまみ部をドラッグすることを前提としたが、1回毎のクリックによって従来例で説明した設定移動量だけスライダ17,21を移動させるようにしてもよい。また、従来例で説明したキーボード2のキー操作との組み合わせで所定量移動させるようにしてもよい。
【0046】
以上説明した第1実施形態によれば、スライダ17,21がスクロール可能領域21、即ちスクロールバー12,13の端に来ても、つまみ部の操作によってビューポート領域22を更にその先に進めることができる。
【0047】
従って、従来のようにスライダ17,21がスクロールバー12,13の上下左右何れかの端に位置した時点でスクロールできなくなることがなくなる。
次に、第2実施形態を図6を参照して説明する。図6に示す第2実施形態において図2に示した第1実施形態の各部に対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0048】
図6に示す第2実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、設定時間検出部57と、スクロール可能領域拡大制御部58(以下、拡大制御部58という)を設けたことにある。
【0049】
設定時間検出部57は、マウス1のクリック釦(第1ボタン)が設定時間、例えば5秒押され続けたことを認識するものである。
拡大制御部58は、図50に示したように水平スライダ17がビューポート領域22の左方向の移動限界である水平スクロールバー12の左端まで移動した場合に、左矢印部14をマウス1でクリックし、このクリックボタンが設定時間押され続けた場合に水平スライダ17を更に左方向へ移動させるように制御するものである。この拡大制御は、右方向及び上下方向においても同様に行われる。
【0050】
拡大制御部58を含むスクロール制御部4は、プロセッサ上で動作するスクロール制御プログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0051】
このような構成の動作は図7のフローチャートに示すように、まず、ステップS1において、スクロール制御部4が矢印クリック情報であるイベントを取得する。この取得後に、拡大制御部58がステップS2に示すように例えば左矢印部14が設定時間以上押されたかを判断する。この判断結果がNOの場合はステップS3において従来例で説明したスクロール処理が完了している。
【0052】
YESの場合はステップS4に示すように水平スライダ17が水平スクロールバー12の端にあるかを判断する。この判断結果がNOの場合はステップS5において従来例で説明した水平スライダ17を設定移動量移動させる通常のスライダ処理を行う。
【0053】
YESの場合は、ステップS6において、拡大制御部51が水平スライダ17のクリック釦が押されて続けている時間相当の移動量取得する。例えば図5に符号55及び56で示したように、左矢印部14の連続押下クリック操作によって左方向へ順次移動させられたとすると、その移動量が拡大制御部51で認識され、ステップS7において符号55及び56で示すようにビューポート領域22を変更し、この時、ビューポート領域22で捕らえられた円図形11を表示画面10に表示する。
【0054】
同時に、ステップS8において水平スライダ17の状態を、符号55及び56で示すように変更する。この水平スライダ17の状態は図示するように移動した分、サイズが小さくなって表示される。このステップS8の処理後、ステップS1へ戻る。
【0055】
以上説明した第2実施形態によれば、スライダ17,21がスクロール可能領域21、即ちスクロールバー12,13の端に来ても、矢印部14,15,18,19の連続押下クリック操作によってビューポート領域22を更にその先に進めることができる。
【0056】
従って、従来のように、スライダ17,21がスクロールバー12,13の上下左右何れかの端に位置した時点でスクロールできなくなることがなくなる。
次に、第3実施形態を図8を参照して説明する。図8に示す第3実施形態において図2に示した第1実施形態の各部に対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0057】
図8に示す第3実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、第1方向指示釦表示制御部60と、第1移動方向制御部61とを設けたことにある。
第1方向指示釦表示制御部60は、図9に水平及び垂直スクロールバー12,13の間の何も表示されていない予備領域63に、図10に符号64で示す正方形の第1方向指示釦を表示するものである。
【0058】
第1移動方向制御部61は、第1方向指示釦64がマウス1でクリックされた際に、図11に符号65で示す表示画面10の中心点から符号66で示すそのクリック点を破線で示す直線で結んだ角度を求め、この角度方向にビューポート領域22を所定量移動させる制御を行うものである。
【0059】
第1移動方向制御部61を含むスクロール制御部4は、プロセッサ上で動作するスクロール制御プログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0060】
このような構成の動作を図12のフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS1において、予備領域63の第1方向指示釦64を図13に符号67で示すようにクリックする。このクリックにより得られるイベントがステップS2において第1移動方向制御部61で取得される。
【0061】
次に、ステップS3において、表示画面10の移動方向、即ちビューポート領域22の移動方向を図13に符号68で示すようにクリックする。これによって、ステップS4において、中心点65からクリック点68を直線接続した角度、例えば45°が求められ、この求められた角度方向にビューポート領域22がクリック釦が押されて続けている時間に相当する所定量移動する。これによって、表示画面10に符号69で示すように円図形11がスクロールされて表示される。これと同時に、ステップS5に示すようにスライダ17,21の位置状態が変更される。
【0062】
また、第1移動方向制御部61が、中心点とクリック点との直線接続角度方向に、ビューポート領域22を設定移動量移動させる制御を行うようにしてもよい。
【0063】
更に、第1移動方向制御部61が、中心点からクリック点までの距離を求め、中心点とクリック点との直線接続角度方向に、ビューポート領域22をその距離移動させる制御を行うようにしてもよい。
【0064】
以上説明した第3実施形態によれば、第1方向指示釦64をクリックした後、ビューポート領域22の移動方向を画面上でクリックするだけで360°所望方向に円図形11のスクロールを行うことができる。
【0065】
従って、従来のように、図13に符号70で示すように上矢印部18を、円図形11が符号71で示す位置に来るまで何回かクリックした後、符号72で示すように左矢印部14を、円図形11が符号73で示す位置に来るまで何回かクリックするといった操作を行わなくてもよくなる。
【0066】
次に、第4実施形態を図14を参照して説明する。図14に示す第4実施形態において図8に示した第3実施形態の各部に対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0067】
図14に示す第4実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、第2方向指示釦表示制御部75と、第2移動方向制御部76とを設けたことにある。
第2方向指示釦表示制御部75は、図15に示すように予備領域63に、符号77で示す第2方向指示釦を表示するものである。
【0068】
第2方向指示釦77は、同図15に示すように、ビューポート領域22(表示画面10)を45°方向に移動させる指示を行う際にクリックされる右上移動指示部78と、135°方向に移動させる指示を行う際にクリックされる左上移動指示部79と、225°方向に移動させる指示を行う際にクリックされる左下移動指示部80と、315°方向に移動させる指示を行う際にクリックされる右下移動指示部81とに分割されている。
【0069】
第2移動方向制御部76は、第2方向指示釦77の右上移動指示部78がクリックされた際に45°方向にビューポート領域22をクリック釦が押されている間移動させ、左上移動指示部79がクリックされた際に135°方向にビューポート領域22をクリック釦が押されている間移動させ、左下移動指示部80がクリックされた際に225°方向にビューポート領域22をクリック釦が押されている間移動させ、右下移動指示部81がクリックされた際に315°方向にビューポート領域22をクリック釦が押されている間移動させる制御を行うものである。
【0070】
第2方向指示釦表示制御部75、第2方向指示釦77、及び第2移動方向制御部76を含むスクロール制御部4は、プロセッサ上で動作するプログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0071】
このような構成の動作を図16のフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS1において、予備領域63の第2方向指示釦77を図17に符号67で示すようにクリックする。ここでは左下移動指示部80がクリックされたとする。
【0072】
このクリックにより得られるイベントがステップS2において第2移動方向制御部75で取得される。次に、ステップS3において、第2移動方向制御部76が選択された表示画面10の移動方向(135°方向)、即ちビューポート領域22の135°方向を取得して認識し、ステップS4において、その135°方向にビューポート領域22がクリック釦の押されている間移動する。
【0073】
これによって、表示画面10に符号83で示すように円図形11がスクロールされて表示される。これと同時に、ステップS5に示すようにスライダ17,21の位置状態が変更される。
【0074】
また、予備領域63に配置される第2方向指示釦77は、図18に符号85で示すように、中央に非クリック領域である菱形が形成されるように、右上移動指示部86、左上移動指示部87、左下移動指示部88、及び右下移動指示部89に分割してもよい。
【0075】
以上説明した第4実施形態によれば、ビューポート領域22の移動方向を画面上で第2方向指示釦77をクリックするだけで45°方向、135°方向、225°方向、315°方向の何れかの方向に円図形11のスクロールを行うことができる。
【0076】
従って、従来のように、図17に符号70で示すように上矢印部18を、円図形11が符号71で示す位置に来るまで何回かクリックした後、符号72で示すように左矢印部14を、円図形11が符号73で示す位置に来るまで何回かクリックするといった操作を行わなくてもよくなる。
【0077】
次に、第5実施形態を図19を参照して説明する。図19に示す第5実施形態において図8に示した第3実施形態の各部に対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0078】
図19に示す第5実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、第3方向指示釦表示制御部85と、第3移動方向制御部86とを設けたことにある。
第3方向指示釦表示制御部85は、図20に示すように予備領域63に、符号87で示す第3方向指示釦を表示するものである。
【0079】
第3方向指示釦87は、同図20に示すように、ビューポート領域22(表示画面10)を135°方向に移動させる指示を行う第1指示部88と、90°方向に移動させる指示を行う第2指示部89と、45°方向に移動させる指示を行う第3指示部90と、180°方向に移動させる指示を行う第4指示部91と、0°方向に移動させる指示を行う第5指示部92と、225°方向に移動させる指示を行う第6指示部93と、270°方向に移動させる指示を行う第7指示部94と、315°方向に移動させる指示を行う第8指示部95との8要素からなり、各々をクリックすることによってその角度方向への移動指示を行う。
【0080】
第3移動方向制御部86は、第1指示部88がクリックされた際に135°方向にビューポート領域22を移動させ、第2指示部89がクリックされた際に90°方向に移動させ、第3指示部90がクリックされた際に45°方向に移動させ、第4指示部91がクリックされた際に180°方向に移動させ、第4指示部92がクリックされた際に0°方向に移動させ、第6指示部93がクリックされた際に225°方向に移動させ、第7指示部94がクリックされた際に270°方向に移動させ、第8指示部95がクリックされた際に315°方向に移動させる指示を行う。また、クリックされている間ビューポート領域22を移動させるようになっている。
【0081】
第3方向指示釦87、及び第3移動方向制御部86を含むスクロール制御部4は、プロセッサ上で動作するスクロール制御プログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0082】
このような構成の動作を図20のフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS1において、予備領域63の第3方向指示釦86を図22に符号96で示すようにクリックする。ここでは第3指示部90がクリックされたとする。
【0083】
このクリックにより得られるイベントがステップS2において第3移動方向制御部86で取得される。次に、ステップS3において、第3移動方向制御部86が選択された表示画面10の移動方向(45°方向)、即ちビューポート領域22の45°方向を取得して認識し、ステップS4において、その45°方向にビューポート領域22がクリック釦の押されている間移動する。
【0084】
これによって、表示画面10に符号97で示すように円図形11がスクロールされて表示される。これと同時に、ステップS5に示すようにスライダ17,21の位置状態が変更される。
【0085】
以上説明した第5実施形態によれば、ビューポート領域22の移動方向を画面上で第3方向指示釦87をクリックするだけで0°方向、45°方向、90°方向、135°方向、180°方向、225°方向、270°方向、315°方向の8方向の何れかに円図形11のスクロールを行うことができる。
【0086】
従って、従来のように、図17に符号70で示すように上矢印部18を、円図形11が符号71で示す位置に来るまで何回かクリックした後、符号72で示すように左矢印部14を、円図形11が符号73で示す位置に来るまで何回かクリックするといった操作を行わなくてもよくなる。
【0087】
次に、第6実施形態を図23を参照して説明する。図23に示す第6実施形態において図8に示した第3実施形態の各部に対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0088】
図23に示す第6実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、第4方向指示釦表示制御部99と、第4移動方向制御部100とを設けたことにある。
第4方向指示釦表示制御部99は、図23に示すように予備領域63に、符号101で示す第4方向指示釦を表示するものであり、図25に示すように、スクロール可能領域21とビューポート領域22との大きさの比率と双方の領域21と22の位置関係を求め、第4方向指示釦101をスクロール可能領域21に見立て、先に求めた比率と位置関係で第4方向指示釦101内に相似ビューポート領域102を表示させるものである。
【0089】
これによって、スクロール可能領域21内のどこにビューポート領域22が存在するかを視覚的に捕らえることが可能となる。
第4移動方向制御部100は、相似ビューポート領域102がドラッグによって所望位置に移動させられた場合に、その位置を検出し、第4方向指示釦表示制御部99で求められた比率で、先の検出位置に対応するスクロール可能領域21の位置を検出し、この検出位置にビューポート領域22を移動する制御を行うものである。
【0090】
第4方向指示釦表示制御部99、及び第4移動方向制御部100を含むスクロール制御部4は、プロセッサ上で動作するスクロール制御プログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0091】
このような構成の動作を図26のフローチャートを参照して説明する。但し、前提条件として、現在、図27に示すスクロール可能領域21のビューポート領域22が符号104で示すハート型図形を捕らえており、これをビューポート領域22を符号105で示す破線枠の位置に移動させることによって符号106で示すスペード型図形を捕らえる動作を行うものとする。この場合、表示画面10にはハート型図形104が表示されている。
【0092】
まず、図26に示すステップS1において、予備領域63の第4方向指示釦101の相似ビューポート領域102を、図27に符号107で示す位置から108で示す位置にドラッグする。このドラッグにより得られるイベントがステップS2において第4移動方向制御部100で取得される。
【0093】
次に、ステップS3において、第4移動方向制御部101が、符号109で示すドラッグされた位置を検出し、既に第4方向指示釦表示制御部99で求められている比率で、ドラッグされた検出位置に対応するスクロール可能領域21の位置を検出する。
【0094】
この後、ステップS4において、スクロール可能領域21の検出位置にビューポート領域22を移動する。即ち、前記した破線枠105の位置にビューポート領域22が移動してスペード型図形106を捕らえ、これによって表示画面10に104が表示される。同時に、ステップS5において、符号110,111で示すようにスライダ17,21の位置状態が変更される。
【0095】
また、第4移動方向制御部100が、第4方向指示釦101内の相似ビューポート領域102以外の位置をクリックし、相似ビューポート領域102を起点とし、この起点とクリック点を直線接続した延長線方向にスクロール可能領域21の移動限界点までビューポート領域22を移動する制御を行うようにしてもよい。
【0096】
以上説明した第6実施形態によれば、スクロール可能領域21内のどこにビューポート領域22が存在するかを視覚的に捕らえることが可能となる。
また、視覚的に捕らえた相似ビューポート領域102をドラッグすることによってスクロール可能領域21内の斜め方向へも容易にビューポート領域22を移動させる事が可能となる。従って第3実施形態同様の効果を得ることができる。
【0097】
次に、第7実施形態を図28を参照して説明する。図28に示す第7実施形態において図8に示した第3実施形態の各部に対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0098】
図28に示す第7実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、第5方向指示釦表示制御部113と、第5移動方向制御部114とを設けたことにある。
第5方向指示釦表示制御部113は、図29に示すように予備領域63に、符号115で示す矢印形状の第5方向指示釦を表示するものであり、同図29に示すように、第5方向指示釦115に対してマウス1の第2ボタンを押しつづけるドラッグが行われた場合に、矢印116で示す時計方向に第5方向指示釦115が回転しつづける動作を行わせ、第2ボタンが放された時点で停止させることによって例えば符号117で示す0°の方向を指示する動作を制御するものである。
【0099】
第5移動方向制御部114は、第5方向指示釦115をマウス1の第1ボタンが押されつづけている間、その第5方向指示釦115が指示する方向にビューポート領域22を移動する制御を行うものである。
【0100】
第5方向指示釦表示制御部113、及び第5移動方向制御部114を含むスクロール制御部4は、プロセッサ上で動作するスクロール制御プログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0101】
このような構成の動作を図30のフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS1において、矢印ボタンである第5方向指示釦115を第2ボタンでプレスし、このプレスによりドラッグされたイベントをステップS2において第5移動方向制御部114が取得し、更にステップS3において、第2ボタンからのイベントを取得する。
【0102】
これによって、ステップS3において、第2ボタンがプレスされている間、第5方向指示釦115を時計方向に回転させ、ここで所望の位置方向へ第5方向指示釦115の矢印を向けて固定する。
【0103】
次に、ステップS5において、第5方向指示釦115を第1ボタンでプレスし、このイベントをステップS6において第5移動方向制御部114が取得する。これによってステップS6において第1ボタンがプレスされている間、第5方向指示釦115の示す方向にビューポート領域22を移動させる。同時に、ステップS5において、そのビューポート領域22の移動位置にスライダ17,21の位置状態を変更する。
【0104】
以上説明した第7実施形態によれば、第5方向指示釦115で移動方向を設定した後、その移動方向へビューポート領域22を移動させるので、斜め方向へも容易にビューポート領域22を移動させる事が可能となる。従って第3実施形態同様の効果を得ることができる。
【0105】
次に、第8実施形態を図31を参照して説明する。図31に示す第8実施形態において図28に示した第7実施形態の各部に対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0106】
図31に示す第8実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、第6方向指示釦表示制御部119と、第6移動方向制御部120とを設けたことにあり、第7実施形態で説明した矢印形状の第5方向指示釦115の機能を、水平又は垂直スクロールバー12又は13の矢印部14,15又は18,19に持たせたことにある。ここでは、垂直スクロールバー13の矢印部18,19にその機能を持たせたものとして説明する。
【0107】
第6方向指示釦表示制御部119は、図32に示すように、垂直スクロールバー13の矢印部18,19の何れかがマウス1の第2ボタンを押しつづけるドラッグが行われた場合に、互いに180°異なる方向を指示する双方の矢印部18,19が回転しつづける動作を行わせ、第2ボタンが放された時点で停止させることによって例えば符号122で示すように矢印部18が0°の方向を指示し、符号123で示すように矢印部18が180°の方向を指示する動作を制御するものである。
【0108】
第6移動方向制御部120は、符号124で示すように矢印部18をマウス1の第1ボタンで押しつづけている間、矢印部18が指示する0°方向へビューポート領域22を移動させ、即ち円図形11が符号125で示す位置から126で示す位置へ移動するようにし、また、符号127で示すように矢印部19をマウス1の第1ボタンで押しつづけている間、矢印部19が指示する180°方向へビューポート領域22を移動させ、即ち円図形11が符号128で示す位置から129で示す位置へ移動するように制御を行うものである。
【0109】
第6方向指示釦表示制御部119、及び第6移動方向制御部120を含むスクロール制御部4は、プロセッサ上で動作するプログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0110】
このような構成の動作を図33のフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS1において、垂直スクロールバー13の矢印部18,19の何れかを第2ボタンでプレスし、このプレスによりドラッグされたイベントをステップS2において第7移動方向制御部120が取得し、更にステップS3において、第2ボタンからのイベントを取得する。
【0111】
これによって、ステップS3において、第2ボタンがプレスされている間、双方の矢印部18,19を互いに180°異なる方向を指示した関係で時計方向に回転させ、ここで所望の位置方向へ向けて固定する。
【0112】
次に、ステップS5において、ビューポート領域22を移動させたい方向を指示する矢印部、例えば18を第1ボタンでプレスし、このイベントをステップS6において第6移動方向制御部120が取得する。これによってステップS6において第1ボタンがプレスされている間、矢印部18の示す方向にビューポート領域22を移動させる。同時に、ステップS5において、そのビューポート領域22の移動位置にスライダ17,21の位置状態を変更する。
【0113】
以上説明した第8実施形態によれば、水平及び垂直スクロールバー12,13の矢印部14,15,18,19の何れかで移動方向を設定した後、その移動方向へビューポート領域22を移動させるので、斜め方向へも容易にビューポート領域22を移動させる事が可能となる。
【0114】
次に、第9実施形態を図34を参照して説明する。図34に示す第9実施形態において図8に示した第3実施形態の各部に対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0115】
図34に示す第9実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、第7方向指示釦表示制御部131と、第7移動方向制御部132とを設けたことにある。
第7方向指示釦表示制御部131は、図9に示した予備領域63に、図35に示すように、円形を円の中心を通る直線でn分割して得られ、ビューポート領域22の移動方向の指示を行う第1〜第n指示部より成る第7方向指示釦133を表示するものである。
【0116】
この図35の場合は、円形が8分割されることによって第1〜第8指示部134〜141が設定されている。
第1指示部134はビューポート領域22を0°方向に移動させる指示を行い、第2指示部135はクリックされることによって45°方向に移動させる指示を行い、第3指示部136は90°方向に移動させる指示、第4指示部137は135°方向に移動させる指示、第5指示部138は180°方向に移動させる指示、第6指示部139は225°方向に移動させる指示、第7指示部140は270°方向に移動させる指示、第8指示部141は315°方向に移動させる指示を行うようになっている。
【0117】
第7移動方向制御部132は、第1指示部134がクリックされた際にビューポート領域22を0°方向に移動させ、第2指示部135がクリックされた際に45°方向に、第3指示部136がクリックされた際に90°方向に、第4指示部137がクリックされた際に135°方向に、第5指示部138がクリックされた際に180°方向に、第6指示部139がクリックされた際に225°方向に、第7指示部140がクリックされた際に270°方向に、第8指示部141がクリックされた際に315°方向に移動させるようになっている。
【0118】
また、第7方向指示釦表示制御部131が、円形を円の中心を通る直線でn分割して得られる第7方向指示釦133を表示するものであるので、上述した例の他に、図36に示すように16分割した符号143で示す第7方向指示釦を表示するようにしてもよい。
【0119】
この場合、第1〜第16指示部の内、例えば符号144で示す第2指示部はビューポート領域22を22.5°方向に移動させる指示を行い、符号145で示す第5指示部は90°方向に、符号146で示す第11指示部は225°方向に、符号147で示す第16指示部は315°方向に移動させる指示を行う。
【0120】
このように円形をn分割して方向指示部を形成した場合、分割数が前記した16よりも更に増加したとしても、分割された個々の領域(指示部)がどの方向を指示しているかを視覚的に容易に捕らえることができる。
【0121】
また、16分割の方向指示釦143が表示された場合、第7移動方向制御部132は、例えば第2指示部144がクリックされた際にビューポート領域22を22.5°方向に移動させ、第5指示部145がクリックされた際に90°方向に、第11指示部146がクリックされた際に225°方向に、第16指示部147がクリックされた際に315°方向に移動させるようになっている。
【0122】
第1〜第8指示部、及び第7移動方向制御部132を含むスクロール制御部4は、プロセッサ上で動作するスクロール制御プログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0123】
このような構成の動作を図37のフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS1において、放射状コマンドである例えば図35に示す第7方向指示釦133の第6指示部139がクリックされたとすると、このクリックにより得られるイベントがステップS2において第7移動方向制御部132で取得される。
【0124】
次に、ステップS3において、第7移動方向制御部132が選択された第6指示部139が示すビューポート領域22の移動方向(225°方向)を取得して認識し、ステップS4において、その225°方向にビューポート領域22がクリック釦の押されている間移動する。これによって、表示画面10に図形がスクロールされて表示される。これと同時に、ステップS5においてスライダ17,21の位置状態が変更される。
【0125】
また、第7方向指示釦表示制御部131が、図38に示すように、図36に示した第7方向指示釦143に円の中心から一定間隔で符号149,150,151で示すように第1〜第3の同心円で区切り、中心から第1同心円149までの範囲を第1移動範囲、同心円149と150間の範囲を第2移動範囲、同心円150と151間の範囲を第3移動範囲、同心円151と外周との範囲を限界移動範囲とした第7方向指示釦143′を表示するようにしてもよい。
【0126】
この場合、第7移動方向制御部132は、例えば第2指示部144′の第1移動範囲がクリックされた際にビューポート領域22を22.5°方向に同心円149まで移動させ、第5指示部145の第2移動範囲がクリックされた際に90°方向に同心円150まで移動させ、第11指示部147の第3移動範囲がクリックされた際に225°方向に同心円151まで移動させ、第16指示部147の限界移動範囲がクリックされた際に315°方向にスクロール可能領域21の移動限界点まで移動させる制御を行う。
【0127】
以上説明した第9実施形態によれば、ディスプレイ7に表示される第7方向指示釦133又は143が、円形をn分割して形成されたものなので、分割された個々の領域(指示部)がどの方向を指示しているかを視覚的に容易に捕らえることができ、これによってビューポート領域22の移動方向指示を的確に行うことが可能となる。
【0128】
また、図38に示した第7方向指示釦143′によれば、ビューポート領域22を指示方向に一定間隔で移動させることが可能となる。従って、従来第4及び第5方式における一定量の移動ができない問題を解消することが可能となる。
【0129】
次に、第10実施形態を図39を参照して説明する。図39に示す第10実施形態において図8に示した第3実施形態の各部に対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0130】
図39に示す第10実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、第1方向指示領域表示制御部153と、第8移動方向制御部154とを設けたことにある。
第1方向指示領域表示制御部153は、図40に示すように、表示画面10の周囲に、画面10の一辺に対応する区間を等間隔で分割した複数の長方形領域及び画面10の4角の角領域から成る第1方向指示領域155を表示するものである。また、各長方形領域及び各角領域は、表示画面10の中心と各領域の中心との直線接続ラインによる角度をビューポート領域22の移動方向角度として指示するようになっている。
【0131】
第8移動方向制御部154は、例えば符号156で示す角領域がクリックされている間ビューポート領域22を45°方向に移動させ、符号157で示す長方形領域がクリックされている間75°方向に、符号158で示す長方形領域がクリックされている間195°方向に、符号159で示す長方形領域がクリックされている間300°方向に移動させる制御を行う。
【0132】
このように表示画面10の周囲に第1方向指示領域155を設けた場合、画面10の一辺に対応する区間の分割数が、多くなり個々の長方形領域が小さくなったとしても個々の領域がどの方向を指示しているかを視覚的に容易に捕らえることができるようになっている。
【0133】
第1方向指示領域表示制御部153、及び第8移動方向制御部154を含むスクロール制御部4は、プロセッサ上で動作するスクロール制御プログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0134】
このような構成において、例えば長方形領域157がクリックされたとすると、第8移動方向制御部154がクリックされた長方形領域157の指示する75°方向へビューポート領域22を移動させ、これと同時に、その移動したビューポート領域22の配置位置を示すようにスライダ17,21の位置が変更される。
【0135】
また、第7方向指示釦表示制御部131が、図41に示すように、図40に示した第1方向指示領域155の各長方形領域及び各角領域を外周領域と内周領域とに分割し、クリック時に内周領域がその長方形領域又は角領域が示す角度方向への小移動量を指示し、外周領域がその長方形領域又は角領域が示す角度方向への大移動量を指示する第1方向指示領域155′を表示するようにしてもよい。
【0136】
この場合、第8移動方向制御部154は、例えば符号160で示す角領域の外周領域がクリックされた場合ビューポート領域22を45°方向に移動させ、符号161で示す長方形領域の外周領域がクリックされた場合75°方向に、符号162で示す長方形領域の内周領域がクリックされた場合195°方向に、符号163で示す長方形領域の内周領域がクリックされた場合300°方向に移動させる制御を行う。
【0137】
以上説明した第10実施形態によれば、第3実施形態同様の効果が得られる他、表示画面10の周囲に各々異なる移動方向角度を指示する複数の長方形領域及び角領域を設けたので、個々の領域がどの方向を指示しているかを視覚的に容易に捕らえることができ、これによってビューポート領域22の移動方向指示を的確に行うことが可能となる。
【0138】
次に、第11実施形態を図42を参照して説明する。図42に示す第11実施形態において図8に示した第3実施形態の各部に対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0139】
図42に示す第11実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、第2方向指示領域表示制御部165と、第9移動方向制御部166とを設けたことにある。
第2方向指示領域表示制御部165は、図43に示すように、表示画面10の4角の外側に、内領域168及び外領域169を有する第1領域170と、内領域171及び外領域172を有する第2領域173と、内領域174及び外領域175を有する第3領域176と、内領域177及び外領域178を有する第4領域179とから成る第2方向指示領域180を表示するものである。
【0140】
第1領域170は、クリック時に内領域168が表示画面10の中心から画面外周45°方向への小移動量を指示し、外領域169が同方向への大移動量を指示するものである。
【0141】
第2領域173は、クリック時に内領域171が135°方向への予め定められた小移動量を指示し、外領域169が同方向への大移動量を指示するものであり、第3領域176は、クリック時に内領域174が225°方向への小移動量を指示し、外領域175が同方向への大移動量を指示するものであり、第4領域179は、クリック時に内領域177が315°方向への小移動量を指示し、外領域178が同方向への大移動量を指示するものである。
【0142】
第9移動方向制御部166は、例えば外領域169がクリックされた場合ビューポート領域22を45°方向に大移動させ、内領域171がクリックされた場合に135°方向に、内領域174がクリックされた場合に225°方向に、内領域177がクリックされた場合に179°方向に移動させる制御を行う。
【0143】
このような構成において、例えば内領域171がクリックされたとすると、第9移動方向制御部166がクリックされた内領域171の指示する135°方向へビューポート領域22を移動させ、これと同時に、その移動したビューポート領域22の配置位置を示すようにスライダ17,21の位置が変更される。
【0144】
また、第2方向指示領域表示制御部165が、表示画面10の4角に、クリックされている間、45°方向へビューポート領域22を移動する指示を行う第1領域、135°方向へ移動する指示を行う第2領域、225°方向へ移動する指示を行う第3領域、315°方向へ移動する指示を行う第4領域を表示するようにし、この場合に、第9移動方向制御部166が、例えば第1領域がクリックされている間ビューポート領域22を45°方向に移動させ、第2領域がクリックされている間ビューポート領域22を135°方向に移動させ、第3領域がクリックされている間ビューポート領域22を225°方向に移動させ、第4領域がクリックされている間ビューポート領域22を315°方向に移動させる制御を行うようにしてもよい。
【0145】
以上説明した第11実施形態によれば、第3実施形態同様の効果を得ることができる。
次に、第12実施形態を図44を参照して説明する。図44に示す第12実施形態において図8に示した第3実施形態の各部に対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0146】
図44に示す第12実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、第3方向指示領域表示制御部182と、第10移動方向制御部183とを設けたことにある。第3方向指示領域表示制御部182は、図45に示すように、表示画面10の4角の内側に、表示画面10の色と異なる色で示され、クリックされている間に画面10の中心から角方向へのビューポート領域22の移動を指示する第1〜第4シフト領域184,185,186,187から成る第3方向指示領域188を表示するものである。
【0147】
第1シフト領域184は45°方向への指示を行い、第2シフト領域185は135°方向へ、第3シフト領域186は225°方向へ、第4シフト領域187は315°方向への指示を行う。第1〜第4シフト領域184〜187は、キーボード2のキー操作に応じてその形状を任意に変更できるようになっている。これによって表示画面10に表示される図形と混同しないようになっている。
【0148】
第10移動方向制御部183は、第1シフト領域184がクリックされている間ビューポート領域22を45°方向へ移動し、第2シフト領域185がクリックされている間ビューポート領域22を135°方向へ、第3シフト領域186がクリックされている間ビューポート領域22を225°方向へ、第4シフト領域187がクリックされている間ビューポート領域22を315°方向へ移動する制御を行う。
【0149】
第3方向指示領域表示制御部182、及び第10移動方向制御部183を含むスクロール制御部4は、プロセッサ上で動作するスクロール制御プログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0150】
このような構成において、例えば第3シフト領域187が符号190で示すようにクリックされたとすると、第10移動方向制御部183がクリックされた領域187の指示する315°方向へビューポート領域22を移動させ、これと同時に、その移動したビューポート領域22の配置位置を示すようにスライダ17,21を符号191,192で示す位置に変更する。
【0151】
また、第10移動方向制御部183が、第1〜第4シフト領域184〜187がマウス1の第1ボタンでクリックされた場合にビューポート領域22をそのクリック領域の指示する角度方向へスクロール可能領域21の10%移動し、第2ボタンでクリックされた場合に50%移動し、第3ボタンでクリックされた場合に100%移動する制御を行うようにしてもよい。
【0152】
以上説明した第11実施形態によれば、第3実施形態同様の効果を得ることができ、また、ビューポート領域22を指示方向に一定間隔で移動させることが可能となるので、従来第4及び第5方式における一定量の移動ができない問題を解消することが可能となる。
【0153】
次に、第13実施形態を図46を参照して説明する。図46に示す第13実施形態において図8に示した第3実施形態の各部に対応する部分には同一符号を付しその説明を省略する。
【0154】
図46に示す第13実施形態の特徴は、スクロール制御部4に、第4方向指示領域表示制御部195と、第11移動方向制御部196とを設けたことにある。第4方向指示領域表示制御部195は、図47に示すように、表示画面10の周囲の内側に沿って周回する領域197であり、表示画面10の色と異なる色で示され、クリックされている間に画面10の中心からクリック点を直線接続した方向へのビューポート領域22の移動を指示する第4方向指示領域197を表示するものである。
【0155】
また、その領域197の形状は、画面197を周回することには変わりはないが、キーボード2のキー操作に応じてその形状を任意に変更できるようになっており、表示画面10に表示される図形と混同しないようになっている。
【0156】
第11移動方向制御部196は、第4方向指示領域197の符号198で示すクリック点と表示画面10の中心点との座標位置を求め、それらを直線接続したクリック点198の方向へビューポート領域22を移動する制御を行う。
【0157】
第4方向指示領域表示制御部195、及び第11移動方向制御部196を含むスクロール制御部4は、プロセッサ上で動作するプログラムにより構成し、このプログラムをフロッピーディスクなどの記憶媒体に記憶しておき、この記憶媒体からプログラムをメインメモリにロードして、実行する構成にする。
【0158】
中心点及びクリック点198の求め方は、図48に示すように、中心点Oの座標を(x0,y0)、クリック点198の座標を(x1,y1)、表示画面10の原点を0,0、この原点0,0の対交点をXw,Ywとすると、中心点Oの座標(x0,y0)は、x0=Xw/2及びy0=Yw/2で求められ、また、クリック点198の座標(x1,y1)は、dx=x1−x0及びdy=y1−y0で求められる。
【0159】
クリック点198の場合は、図47に示すようにビューポート領域22が移動し、この移動を示すスライダ17,21が符号200,201で示す位置に移動する。
【0160】
また、第11移動方向制御部196が、第4方向指示領域197の任意点がマウス1の第1ボタンでクリックされた場合にビューポート領域22をそのクリック点方向へスクロール可能領域21の10%移動し、第2ボタンでクリックされた場合に50%移動し、第3ボタンでクリックされた場合に100%移動する制御を行うようにしてもよい。
【0161】
以上説明した第12実施形態によれば、ビューポート領域22を360方向に一定間隔で移動させることが可能となるので、従来第4及び第5方式における一定量の移動ができない問題を解消することが可能となる。
【0162】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、図形領域上の表示領域を移動させることにより画面に表示される表示領域内の図形を簡単な操作で容易に任意方向へスクロールさせることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図3】つまみ部を示す図である。
【図4】図2の動作説明フローチャートである。
【図5】図2の動作説明図である。
【図6】本発明の第2実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図7】図6の動作説明フローチャートである。
【図8】本発明の第3実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図9】予備領域を示す図である。
【図10】第1方向指示釦を示す図である。
【図11】移動方向クリック設定動作説明図である。
【図12】図8の動作説明フローチャートである。
【図13】図8の動作説明図である。
【図14】本発明の第4実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図15】第2方向指示釦を示す図である。
【図16】図14の動作説明フローチャートである。
【図17】図14の動作説明図である。
【図18】他の第2方向指示釦を示す図である。
【図19】本発明の第5実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図20】第3方向指示釦を示す図である。
【図21】図19の動作説明フローチャートである。
【図22】図19の動作説明図である。
【図23】本発明の第6実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図24】第4方向指示釦を示す図である。
【図25】図24に示す第4方向指示釦の説明図である。
【図26】図23の動作説明フローチャートである。
【図27】図23の動作説明図である。
【図28】本発明の第7実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図29】第5方向指示釦を示す図である。
【図30】図28の動作説明図である。
【図31】本発明の第8実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図32】図31の動作説明図である。
【図33】図31の動作説明フローチャートである。
【図34】本発明の第9実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図35】8分割された第7方向指示釦を示す図である。
【図36】16分割された第7方向指示釦を示す図である。
【図37】図34の動作説明フローチャートである。
【図38】移動量指示範囲を追加した第7方向指示釦を示す図である。
【図39】本発明の第10実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図40】第1方向指示領域を示す図である。
【図41】移動量指示範囲を追加した第1方向指示領域を示す図である。
【図42】本発明の第11実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図43】第2方向指示領域を示す図である。
【図44】本発明の第12実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図45】第3方向指示領域を示す図である。
【図46】本発明の第13実施形態の画面表示システムにおけるスクロール制御部のブロック構成図である。
【図47】第4方向指示領域を示す図である。
【図48】第13実施形態において移動方向を求める際の説明図である。
【図49】画面表示システムのブロック構成図である。
【図50】ディスプレイ表示図形を示す図である。
【図51】水平スクロールバーの構成図である。
【図52】従来の問題点説明図である。
【図53】従来の第1スクロール制御方式説明図である。
【図54】従来の第2スクロール制御方式説明図である。
【図55】従来の第3スクロール制御方式説明図である。
【図56】従来の第4スクロール制御方式説明図である。
【図57】従来の第5スクロール制御方式説明図である。
【符号の説明】
1 マウス
2 キーボード
4 スクロール制御手段
7 画面
11 図形
12 水平スクロールバー
13 垂直スクロールバー
14,15,18,19 矢印部
17,21 スライダ
50 つまみ部表示制御手段
51 拡大制御手段
52,53,52′,53′ つまみ部

Claims (4)

  1. 図形領域上のビューポート領域を移動させることにより画面に表示されるビューポート領域内の図形をスクロールする画面表示システムにおけるスクロール制御方式であって、
    マウスの操作に基づき前記ビューポート領域の移動方向及び移動量を決定し、該移動方向及び該移動量に従って前記ビューポート領域を移動するスクロール制御手段を備え、
    前記スクロール制御手段
    前記画面に、矢印形状の第5方向指示釦を表示し、第5方向指示釦が前記マウスの一方のボタンでクリックされている間、該第5方向指示釦を回転させることにより移動方向の指示を決定する第5表示制御手段と、
    該第5方向指示釦が前記マウスの他方のボタンでクリックされている間、該第5方向指示釦の示す方向に前記ビューポート領域を移動する第5移動方向制御手段とを具備したことを特徴とする画面表示システムにおけるスクロール制御方式。
  2. 図形領域上のビューポート領域を移動させることにより画面に表示されるビューポート領域内の図形をスクロールする画面表示システムにおけるスクロール制御方式であって、
    マウスの操作に基づき前記ビューポート領域の移動方向及び移動量を決定し、該移動方向及び該移動量に従って前記ビューポート領域を移動するスクロール制御手段を備え、
    前記スクロール制御手段
    該スクロール制御手段の制御で前記画面に表示される一方のスクロールバー内の矢印部が前記マウスの一方のボタンでクリックされている間、該矢印部を回転させることにより移動方向の指示を決定する第6表示制御手段と、
    該矢印部が前記マウスの他方のボタンでクリックされている間、該矢印部の示す方向に前記ビューポート領域を移動する第6移動方向制御手段とを具備したことを特徴とする画面表示システムにおけるスクロール制御方式。
  3. 図形領域上のビューポート領域を移動させることにより画面に表示されるビューポート領域内の図形をスクロールするコンピュータを備えた画面表示システムにおいて、
    前記コンピュータを、
    マウスの操作に基づき前記ビューポート領域の移動方向及び移動量を決定し、該移動方向及び該移動量に従って前記ビューポート領域を移動するスクロール制御手段として機能させるとともに、
    前記画面に、矢印形状の第5方向指示釦を表示し、第5方向指示釦が前記マウスの一方のボタンでクリックされている間、該第5方向指示釦を回転させることにより移動方向の指示を決定する前記スクロール制御手段に含まれる第5表示制御手段と、
    該第5方向指示釦が前記マウスの他方のボタンでクリックされている間、該第5方向指示釦の示す方向に前記ビューポート領域を移動する前記スクロール制御手段に含まれる第5移動方向制御手段として機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  4. 図形領域上のビューポート領域を移動させることにより画面に表示されるビューポート領域内の図形をスクロールするコンピュータを備えた画面表示システムにおいて、
    前記コンピュータを、
    マウスの操作に基づき前記ビューポート領域の移動方向及び移動量を決定し、該移動方向及び該移動量に従って前記ビューポート領域を移動するスクロール制御手段として機能させるとともに、
    該スクロール制御手段の制御で前記画面に表示される一方のスクロールバー内の矢印部が前記マウスの一方のボタンでクリックされている間、該矢印部を回転させることにより移動方向の指示を決定する前記スクロール制御手段に含まれる第6表示制御手段と、
    該矢印部が前記マウスの他方のボタンでクリックされている間、該矢印部の示す方向に前記ビューポート領域を移動する前記スクロール制御手段に含まれる第6移動方向制御手段として機能させるためのプログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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