JP3906209B2 - 無線受信装置及び無線受信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアンテナ素子を有する無線受信装置及び無線受信方法に関し、特に各アンテナ素子に接続している各アンテナ素子の受信信号のゲインを1つの制御信号によって制御する無線受信装置及び無線受信方法に関する。
一般に、デジタル信号を使って復調を行う受信装置ではA/D変換器が必須となる。一般のA/D変換器ではアナログ信号をデジタル信号に変換することができるアナログ信号の電力範囲がある一定範囲しかない。したがって、一般のA/D変換器はこの電力範囲を超えるようなアナログ信号を適切にデジタル信号に変換することができず、適切にデジタル信号に変換することができないと変換後のデジタル信号は歪を含んでしまう。この歪は受信特性を大幅に劣化させてしまうことが知られている。この歪を発生させないようにして受信特性を良好に保つために、アナログ信号が適切にデジタル信号に変換されるようにA/D変換器への入力信号を適切に利得調整する必要がある。
アンテナ素子が複数ある場合、一般にアンテナ素子が受け取った信号の利得を調整する装置も複数必要になる。この複数の利得調整装置を別々に制御することができる場合には、それぞれの利得調整装置でA/D変換器の入力が適切な値になるように利得を調整すればよい。しかしながら、これら複数の利得調整装置を1つの制御信号で調整しなければならない場合は、それぞれの信号ごとに適切な利得調整値が異なる場合があるため、全ての信号を適切に制御するのは難しくなる。
複数の利得調整装置を1つの制御信号で調整する技術としては、複数のアンテナ素子と複数の利得制御装置を有する受信装置において、全ての利得制御装置を1つの制御信号で制御する受信装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−152611公報
しかしながら、特許文献1のように、A/D変換器がアナログ信号をデジタル信号に適切に変換することのできる範囲内にアナログ信号の振幅を抑制すると、抑制のやり方によっては各アンテナ素子が受け取った信号に対応する複数のデジタル信号を合成する際の合成信号の受信特性が悪くなってしまう場合がある。
この具体的な例を1つ挙げる。一般の無線機には受信電力に依存しないノイズフロアが存在するため、ある程度以上に電力があがってもSNR(signal-to-noise ratio)はあがらなくなる。アンテナ素子のうちある一本が非常に高い電力で、残りのアンテナ素子(ここでは2本以上)の電力がSNRがちょうどあがらなくなる周辺の電力だった場合、最大電力に利得制御を合わせてしまって他のアンテナが使えなくなってしまうよりも、低い電力でも最大電力のものとほとんどSNRがかわらない複数のアンテナに利得制御を合わせてこれを合成した方が特性が良くなる場合がある。
本発明は、上述した従来の技術に鑑み、複数のアンテナから受信した信号の利得を1つの制御信号で制御する場合に、受信特性を良くすることが可能な無線受信装置及び無線受信方法を提供することを目的とする。
本発明の無線受信装置は、複数のアンテナと、前記複数のアンテナと1対1に接続している複数の無線部であって、接続しているアンテナを介して入力した受信信号の利得を調整して出力する各無線部からなる複数の無線部と、前記複数の無線部と1対1に接続している複数の変換手段であって、接続している無線部から出力された受信信号をデジタル信号に変換する各変換手段からなる複数の変換手段と、複数の前記変換されたデジタル信号から幾つかのデジタル信号を選択してデジタル信号の組を複数個作成し、各組ごとに、含まれているデジタル信号を合成した場合の各受信特性を推定し、該受信特性が良好な一組を選択する選択手段と、前記選択された組に含まれる各デジタル信号に変換した各変換手段と接続している各無線部へ、前記複数の無線部での各利得の調整を制御する1つの制御信号を出力する制御手段と、前記制御信号に基づき前記各無線部が利得を調整した場合に、前記選択された組に対応する各変換手段で変換された各デジタル信号を入力して、各デジタル信号ごとに、受信特性が良くなる各重みを計算する重み計算手段と、前記選択された組に対応する各変換手段で変換された各前記デジタル信号ごとに、該デジタル信号と該デジタル信号に対応する前記重みとをかけ算し、かけ算後の複数のデジタル信号を合成する合成手段と、前記合成されたデジタル信号を復調する復調手段を具備することを特徴とする。
また、本発明の無線受信装置は、n個(n:2以上の自然数)のアンテナを介して入力したn個の受信信号の利得を調整して出力するn個の無線部と、前記出力されたn個の受信信号をn個のデジタル信号に変換するn個の変換手段と、n個の前記変換されたデジタル信号から幾つかのデジタル信号を選択してデジタル信号の組を複数個作成し、各組ごとに、含まれているデジタル信号を合成した場合の各受信特性を推定し、該受信特性が良好な一組を前記複数個の組から選択する選択手段と、前記選択された組に含まれる各デジタル信号に変換した各変換手段と接続している各無線部へ、前記n個の無線部での各利得の調整を制御する1つの制御信号を出力する制御手段と、前記制御信号に基づき前記各無線部が利得を調整した場合に、前記選択された組に対応する各変換手段で変換された各デジタル信号を入力して、各デジタル信号ごとに、受信特性が良くなる各重みを計算する重み計算手段と、前記選択された組に対応する各変換手段で変換された各前記デジタル信号ごとに、該デジタル信号と該デジタル信号に対応する前記重みとをかけ算し、かけ算後の複数のデジタル信号を合成する合成手段と、前記合成されたデジタル信号を復調する復調手段を具備することを特徴とする。
本発明の無線受信方法は、n個(n:2以上の自然数)のアンテナを介して入力したn個の受信信号の利得を調整して出力し、前記出力されたn個の受信信号をn個のデジタル信号に変換し、n個の前記変換されたデジタル信号から幾つかのデジタル信号を選択してデジタル信号の組を複数個作成し、各組ごとに、含まれているデジタル信号を合成した場合の各受信特性を推定し、該受信特性が良好な一組を前記複数個の組から選択し、前記選択された組に含まれる各デジタル信号に変換される各受信信号の各利得の調整を制御する1つの制御信号を出力し、前記制御信号に基づき前記各受信信号の各利得の調整が行われた場合に、前記選択された組に対応して変換された各デジタル信号を入力して、各デジタル信号ごとに、受信特性が良くなる各重みを計算し、前記選択された組に対応して変換された各前記デジタル信号ごとに、該デジタル信号と該デジタル信号に対応する前記重みとをかけ算し、かけ算後の複数のデジタル信号を合成し、前記合成されたデジタル信号を復調することを特徴とする。
本発明によれば、複数のアンテナから受信した信号の利得を1つの制御信号で制御する場合に、受信特性を良くすることが可能になる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る無線受信装置及び無線受信方法について詳細に説明する。
本実施形態の無線受信装置の具体的な構成の一例を図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る無線受信装置のブロック図である。
本実施形態の無線受信装置は、復調される際の受信特性を推定し受信特性が良好になる受信信号の組を選択し各受信信号の利得を制御し制御後の各受信信号に付与するウェイト(重み)を計算しこれらのウェイトで複数の受信信号を合成するものである。無線受信装置は、図1に示すように、複数のアンテナ素子1(本実施形態ではn個のアンテナ素子1があるとする。n:自然数かつn≧2)、n個の無線部2、n個のA/D変換器3(analog-to-digital converter)3、素子選択装置4、利得制御装置5、ウェイト計算装置6、合成装置7、及び復調装置8からなる。
アンテナ素子1は、例えば他の無線通信装置及び基地局から送信された信号を受け取り、受け取った信号を無線部2に渡す。無線部2は、アンテナ素子1から渡された信号の利得を調整すると共に、ベースバンド信号に変換する。また、無線部2では、所望のチャネル以外の不要信号成分も除去される。この無線部2は、各アンテナ素子1に対応して1つずつ設けられている。A/D変換器3は、無線部2から受け取ったベースバンド信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器3も各アンテナ素子1に対応して1つずつ設けられており、A/D変換器3は無線部2に対応して1つずつ設けられる。すなわち、n個のアンテナ素子1が無線受信装置に設置されている場合には、この無線受信装置はn個の無線部2及びn個のA/D変換器3を備えている。
素子選択装置4は、各A/D変換器3から出力されたデジタル信号を受け取り、これらのn個のデジタル信号に基づいて合成装置7から出力されて復調装置8で復調される際の受信特性を推定し、この受信特性を良くすると推定されるデジタル信号の幾つかを、n個のA/D変換器3から出力されたn個のデジタル信号から選択する。素子選択装置4は、後に図4、図5、及び図6を参照してより詳細に説明される。また、素子選択装置4の変形例を後に図9、図10、及び図11を参照して説明する。
そして、素子選択装置4が選択したデジタル信号がn個のA/D変換器3から出力されたデジタル信号のうちのどのデジタル信号であるかを示す情報を素子選択情報として生成する。この素子選択情報は、例えば図2に示したように「0」又は「1」の情報を系列状に各A/D変換器3に対応して並べた信号である。ここで、例えば「0」は対応するデジタル信号を選択しないことを示し「1」は対応するデジタル信号を選択することを示す。「0」又は「1」の各情報は各A/D変換器3に対応して信号中に配置されている。すなわち、例えば、素子選択情報の中の第1の情報は第1のA/D変換器3から出力されたデジタル信号が選択されたか否かを示し、第2の情報は第2のA/D変換器3から出力されたデジタル信号が選択されたか否かを示す。図に示した例では、第1、第3、第4、第5、及び第nのA/D変換器3から出力されたデジタル信号が選択されており、第2のA/D変換器3から出力されたデジタル信号が選択されていないことを示している。
利得制御装置5は、素子選択装置4から受け取った素子選択情報に基づいて素子選択装置4が選択したデジタル信号に対応する無線部2がアンテナ素子1から受け取る信号のみの利得を調整するように無線部2を制御する。逆に言えば、利得制御装置5は素子選択装置4が選択しなかったデジタル信号に対応する無線部2に対しては制御を行わない。利得制御装置5は、後に図7を参照してより詳細に説明される。また、利得制御装置5の変形例を後に図12を参照して説明する。
ウェイト計算装置6は、利得制御装置5が素子選択情報に基づいて無線部2を制御した後にn個のA/D変換器3から出力されたデジタル信号のうち素子選択装置4が選択したデジタル信号を素子選択情報により識別しこれらのデジタル信号を取得し、選択されたデジタル信号を合成した合成信号が良い受信特性を持つように選択されたデジタル信号ごとにウェイトを計算する。例えば、合成信号のSNRが最大になるによう各ウェイトを計算する。他に、合成信号に含まれる干渉信号が最小になるように各ウェイトを計算することもある。後者は換言すれば、SIR(signal-to-interference ratio)が最大になるように各ウェイトを計算することである。ウェイト計算装置6は、後に図8を参照して詳細に説明される。また、ウェイト計算装置6の変形例を後に図13を参照して説明する。
合成装置7は、ウェイト計算装置6で計算されたウェイトを使用して、A/D変換器3から出力されて素子選択装置4により選択されたデジタル信号を合成する。すなわち、選択されたデジタル信号とこのデジタル信号に対応して計算されたウェイトとをかけ算し、このかけ算された値を選択されたデジタル信号全てに対してたし合わせ合成する。
復調装置8は、合成装置7で合成されたデジタル信号を復調する。
次に、図1を参照して説明した本実施形態の無線受信装置の動作の一例を図3を参照して説明する。
まず、n個(n≧2、nは自然数)のアンテナ素子1が信号を受け取り各アンテナ素子1に1対1に接続している無線部2に信号を出力する。各無線部2が受け取った信号の利得を調整しベースバンド信号に変換した後、このベースバンド信号をA/D変換器3に出力する。A/D変換器3はベースバンド信号をデジタル信号に変換し、素子選択装置4、利得制御装置5、ウェイト計算装置6、及び合成装置7に出力する(ステップS1)。
次に、素子選択装置4が、各A/D変換器3からデジタル信号を受け取り、これらn個のデジタル信号に基づいて合成装置7から出力されて復調装置8で復調される際の受信特性を推定する(ステップS2)。そして、素子選択装置4が、各A/D変換器3から出力された合計n個のデジタル信号からこの受信特性を良くすると推定されるデジタル信号を選択する(ステップS3)。
利得制御装置5が選択されたデジタル信号に対応する無線部2に制御信号を出力し、各無線部2は接続しているアンテナ素子1から受け取った信号の利得を利得制御装置5からの指示によって調整する(ステップS4)。ウェイト計算装置6は、利得が調整されてA/D変換器3から出力されるデジタル信号を合成する際の各デジタル信号にかけ算するウェイトを計算する(ステップS5)。ウェイト計算装置6がウェイトを計算する場合、合成信号が良い受信特性を持つように、選択されたデジタル信号ごとにウェイトを計算する。例えば、合成信号のSNR又は合成信号のSIRが最大になるように各ウェイトを計算する。
合成装置7は、A/D変換器3から出力されて素子選択装置4により選択されたデジタル信号をステップS5で計算されたウェイトにしたがって合成する(ステップS6)。復調装置8が合成装置7で合成された合成信号を復調する(ステップS7)。
次に、図1の素子選択装置4を図4、図5、及び図6を参照して説明する。
素子選択装置4は、電力測定装置41及びSNR最大化素子選択装置42からなる。電力測定装置41は、各A/D変換器3が出力した合計でn個のデジタル信号を入力し、各デジタル信号の電力を測定する。SNR最大化素子選択装置42は、電力測定装置41が出力した各デジタル信号の電力から幾つかのデジタル信号の組を作成し、この組のデジタル信号を合成した場合の合成後のSNRを推定する。そして、SNR最大化素子選択装置42は、合成後のSNRが最大になるデジタル信号を選択し、この選択した情報を素子選択情報として出力する。
本実施形態の無線受信装置も含めて一般の無線機では、各A/D変換器3が出力した信号の電力とこの信号のSNRには高い相関があるため、信号の電力からこの信号のSNRを推定することができる。また、一般にn個のA/D変換器3から出力された各信号に重畳されているノイズは互いに無相関であることと、これら各信号からノイズを除いた純粋な信号成分については相関が非常に高いことを用いると、n個のA/D変換器3から出力された各信号を合成した後の合成信号のSNRについても推定することができる。この合成信号のSNRは合成信号の受信特性と非常に相関が高いので、上述したようにSNRを参照して比較することにより、より良好な受信特性を見つけ出すことができる。
次に、図4のSNR最大化素子選択装置42を図5を参照して説明する。
上述したSNR最大化素子選択装置42は、SNR推定装置421、組合せ作成装置422、合成後SNR推定装置423、及び最大組合せ選択装置424を備えている。SNR推定装置421は、電力測定装置41が出力した、各A/D変換器3からの合計n個のデジタル信号のそれぞれの電力を入力して、各デジタル信号のSNRを推定する。そして、SNR推定装置421は各デジタル信号の推定したSNRを合成後SNR推定装置423に出力する。
一方、組合せ作成装置422は、n個のA/D変換器3から出力されるn個のデジタル信号のうちから幾つかを選択して組合せを合成後SNR推定装置423に出力する。組合せ作成装置422は、n個のデジタル信号の全ての組合せ、すなわち2のn乗通りの組合せを全て出力してもよいが、全ての組合せのうち、選択されているデジタル信号の個数がある一定値よりも大きい組合せだけ出力することもできる。例えば、n=4の場合は、全ての組合せは16通りであるが、選択されているデジタル信号の数が3つ以上の組合せに限定すると、選択されているデジタル信号を1、選択されていないデジタル信号を0で表現すると、組合せ作成装置422は「0111」「1011」「1101」「1110」「1111」の5通りの組合せだけを出力することになる。通常は素子選択装置4が選択するデジタル信号の数は多い方が合成後の受信特性は良くなる場合が多いため、このように、組合せ作成装置422が選択されているデジタル信号の数をある数以上に限定して組合せを計算しても受信特性が最も良いデジタル信号の組合せを取りこぼすことはほとんどない。このように、組合せ作成装置422が選択されているデジタル信号の数をある数以上に限定して組合せを計算すれば、組合せ作成装置422の計算量を減らすことができるので、本実施形態の無線受信装置の処理負荷を減らすことができ、この無線受信装置の処理速度を速くすることが可能になる。
合成後SNR推定装置423は、組合せ作成装置422で作成された組合せとSNR推定装置421で推定されたn個のデジタル信号のSNRとを入力して、デジタル信号の組合せにしたがってこの組合せで合成した合成信号のSNRを推定する。そして、組合せとこの組合せの合成信号のSNRとを出力する。最大組合せ選択装置424は、合成後SNR推定装置423から入力した複数の合成信号のSNRのうち、最大のSNRを有する組合せを選択する。最大組合せ選択装置424は、この最大のSNRを有する組合せを素子選択情報として出力する。
次に、図5のSNR推定装置421を図6を参照して説明する。
図5を参照して説明したSNR推定装置421は、テーブル4211及び補間装置4212を備えている。一般の無線機では、ある信号の電力とこの信号のSNRには高い相関があるためある信号の電力に対応するこの信号のSNRを推定することができる。そこで、テーブル4211は複数の電力値に対応する複数のSNRの値を格納している。このテーブル4211に格納されている複数の電力値は、電力測定装置41から出力されると想定される電力値の近傍範囲に含まれていることが望ましい。テーブル4211は、例えば電力測定装置41が出力した電力値を含んでいた場合にはこの電力値に対応するSNRを出力し、それ以外の場合は、テーブル4211に含まれる情報を補間装置4212に出力する。補間装置4212はテーブル4211が有する離散的な電力値を補間して入力した電力値に対応するSNRを計算する。
補間装置4212は、電力測定装置41からn個の電力値を入力し、電力値ごとにテーブル4211を参照してこの電力値に対応するSNRを計算する。電力測定装置41から入力した電力値がテーブル4211に格納されている電力値とほぼ同じ値である場合は、この電力値に対応するテーブル4211に格納されているSNRをこの電力値のSNRであるとしてSNRを決定する。しかし、電力測定装置41から入力した電力値がテーブル4211に必ず有るとは限らず、電力測定装置41から入力した電力値がテーブル4211に無い場合は、補間装置4212がテーブル4211に格納されている複数の電力値及び複数のSNRに基づいてこれらの値を補間し、電力測定装置41から入力した電力値に対応するSNRを求める。すなわち、電力測定装置41から入力した電力値がテーブル4211に無い場合は、テーブル4211に格納されている複数の電力値及び複数のSNRから、入力した電力値がテーブル4211に格納されている複数の電力値の範囲内である場合は内挿によってその電力値に対応するSNRを求める。一方、入力した電力値がテーブル4211に格納されている複数の電力値の範囲外の場合は外挿によってその電力値に対応するSNRを求める。また、補間装置4212が、テーブル4211が格納している複数の電力値とこれら電力値に対応する複数のSNRとから、これらの値を補間して電力値とSNRの関係を示す連続的な関数を求めて、この関数に基づいて電力測定装置41から入力した電力値に対応するSNRを求めてもよい。
上述した素子選択装置4によって選択されたデジタル信号を示す素子選択情報は、利得制御装置5に入力される。利得制御装置5を図7を参照して詳細に説明する。
利得制御装置5は、電力測定装置51、最大電力判定装置52、及び制御値換算装置53からなる。電力測定装置51は、図4を参照して説明した素子選択装置4に含まれる電力測定装置41と基本的に同様であるが、素子選択装置4から受け取った素子選択情報にあるデジタル信号のみの電力を測定することが電力測定装置41とは異なる。また、電力測定装置41で測定した電力値をメモリ(図示せず)に格納し、電力測定装置51が選択素子情報にあるデジタル信号に対応する電力値をメモリから抽出してもよい。
最大電力判定装置52は、電力測定装置51が測定した複数の電力値のうち最大の電力値を求め、出力する。制御値換算装置53は、最大電力判定装置52で求められた最大電力値を有するデジタル信号に対応する無線部2からの信号がA/D変換器3に入力される際にA/D変換器3が適切にA/D変換することが可能な振幅レベルになるように指示するための利得制御信号を無線部2に出力する。この利得制御信号は、図1に示したように、ほぼ同時に全ての無線部2に出力される。このように、最大の電力値を有する信号に対応する信号の振幅値を制御することで、無線部2から出力されて素子選択装置4により選択される信号は全てA/D変換器3にとって適切な値に制御することができる。換言すれば、選択された信号全てをA/D変換器3のダイナミックレンジ内に収めることができる。したがって、A/D変換器3からのデジタル信号も適切な電力値に制御することができる。
利得制御された後のA/D変換器3から出力されるデジタル信号は図1に示したウェイト計算装置6に入力され、ウェイト計算装置6が選択されたデジタル信号ごとにウェイトを計算する。ウェイト計算装置6の詳細を図8を参照して説明する。
ウェイト計算装置6は、非選択素子0(ゼロ)化装置61、0(ゼロ)信号出力装置62、スイッチ63、及びn素子ウェイト計算装置64からなる。非選択素子0化装置61は、素子選択装置4からの素子選択情報を入力してn系統のデジタル信号のうち、どのデジタル信号を入力してどのデジタル信号を入力しないかを判定し、この判定結果を各デジタル信号に対応して出力する。0信号出力装置62は、0信号を出力する装置である。
スイッチ63は、非選択素子0化装置61からの判定結果に基づいて、利得調整後のA/D変換器3から出力されたデジタル信号をn素子ウェイト計算装置64に渡すか否かを切り換える。すなわち、非選択素子0化装置61からの判定結果がデジタル信号を入力する結果であった場合(選択されている場合)にはこのデジタル信号をn素子ウェイト計算装置64に出力し、非選択素子0化装置61からの判定結果がデジタル信号を入力しない結果であった場合(選択されていない場合)には対応する0信号出力装置62からゼロ信号をn素子ウェイト計算装置64に出力する。
n素子ウェイト計算装置64は、n素子のウェイトを計算する。上述したようにn素子ウェイト計算装置64は選択されたデジタル信号を合成した合成信号が良い受信特性を持つように選択されたデジタル信号ごとに受信特性が良くなるようなウェイトを計算する。n素子ウェイト計算装置64は、選択素子情報によらず常に同様な処理を行う。図8のウェイト計算装置6では、選択されていないデジタル信号にはゼロ信号をn素子ウェイト計算装置64に入力するだけであり、選択素子情報を考慮したウェイト計算をする必要がない。他のウェイト計算装置6の例は図13を参照して後述される。
その後、合成装置7がウェイト計算装置6で計算されたウェイトと、このウェイトに対応するデジタル信号をかけ算し、かけ算したデジタル信号を全て合成して、復調装置8がこの合成された信号を復調する。
以上説明したように、本実施形態の無線受信装置によれば、復調される際の受信特性を推定してこの受信特性を良くするデジタル信号を選択して無線部が出力する受信信号の利得を調整するので、受信特性の良い状態で信号を復調することが可能になる。
以下、図4の素子選択装置4、素子選択装置4に含まれる図5のSNR最大化素子選択装置42、図7の利得制御装置5、及び図8のウェイト計算装置6の各変形例を図9から図13までを参照して説明する。
(素子選択装置4の変形例)
素子選択装置4の変形例は、図9に示したように、素子間相関計算装置43及び相関平均値最大/最小化素子選択装置44からなる。素子間相関計算装置43は、n個のA/D変換器3から出力されたn個のデジタル信号の相関値を計算する。すなわち、n個のデジタル信号から2つのデジタル信号を1組とするすべての組を選択し、これら組ごとにこの組の2つの信号の相関値を計算する。例えば、n=3の場合は、3個のデジタル信号をそれぞれ第1デジタル信号、第2デジタル信号、及び第3デジタル信号とすると、(第1デジタル信号、第2デジタル信号)、(第1デジタル信号、第3デジタル信号)、(第2デジタル信号、第3デジタル信号)の3つの組がある。これら3組ごとに相関値を計算する。
相関平均値最大/最小化素子選択装置44は、素子間相関計算装置43で計算された相関値の平均値を計算し、この平均値が最大又は最小になるデジタル信号を選択する。ここで、選択するデジタル信号の最小個数は2以上であると定めておいてもよい。相関値の平均値が最大となるデジタル信号を選択するか、若しくは相関値の平均値が最小となるデジタル信号を選択するかは無線受信装置が望む受信特性によって異なる。ウェイト計算装置6が最大比合成により各デジタル信号のウェイトを計算する場合は相関平均値最大/最小化素子選択装置44は、相関値の平均値の最大となるデジタル信号を選択する。一方、無線受信装置がMIMO(Multi-Input Multi-Output)システムの受信装置として使用される場合は相関平均値最大/最小化素子選択装置44は、相関値の平均値の最小となるデジタル信号を選択する。ここで、最大比合成は、合成装置7で合成される合成信号のSNRが最大となるようにウェイト計算装置6が各デジタル信号のウェイトを計算することである。また、MIMOシステムは、異なるデータ系列を同一周波数で複数アンテナから並列送信することにより通信容量(bps/Hz)を飛躍的に高めるためのものである。このMIMOシステムでは、合成装置7で合成される合成信号のSIRが最大となるようにウェイト計算装置6が各デジタル信号のウェイトを計算する。また、MIMOシステムでは、アンテナ素子1ごとに対応する各デジタル信号同士は相関値が小さい方が異なるデータに対応するため好ましい。
(SNR最大化素子選択装置42の変形例)
SNR最大化素子選択装置42の変形例は、図10に示したように、領域判定装置425、信号集中度判定装置426、及び最大領域素子選択装置427からなる。領域判定装置425は、電力測定装置41で測定される際に得られるであろう電力値範囲を予め複数の領域に分割して、電力測定装置41から入力した各デジタル信号の各電力値がどの領域に属しているかを判定する。
信号集中度判定装置426は、各領域に属するデジタル信号の個数をカウントし、この個数に領域ごとに重みをかけた値を信号集中度として出力する。例えば、電力値範囲を3つの領域に分割しそれぞれ0.5、0.8、1.0の重みを付与し、それぞれの領域にデジタル信号が1個、2個、3個属している場合は、各領域の信号集中度はそれぞれ0.5×1=0.5、0.8×2=1.6、1.0×3=3.0になる。このように、各領域に属する個数に重みをかけた値を信号集中度とすることによって、電力値範囲が狭い領域や電力値が高い領域などに重みを置くことができる。
最大領域素子選択装置427は、信号集中度判定装置426から入力した信号集中度が最も大きい領域を決定し、この領域に属するデジタル信号を選択し、どのデジタル信号を選択したかを素子選択情報として出力する。これに限らず、例えば、信号集中度が最大と第2番目に大きい領域に属するデジタル信号を選択してもよい。他に、信号集中度が最大である領域が示す電力値以下の領域に属するデジタル信号を選択するという手法もある。
複数の信号を同一の制御信号を使って無線部2を制御する場合、同時にA/D変換器3にとって適切な利得に電力差が大きい信号を調整することは難しいが、このように、比較的電力が同じデジタル信号が集まっている領域を検出しこれらのデジタル信号を選択すると、合成装置7が合成する合成信号のSNRが高くなると期待することができる。
SNR最大化素子選択装置42の別の変形例を図11を参照して説明する。図11のSNR最大化素子選択装置42は、電力差判定装置428及び周辺領域素子選択装置429からなる。電力差判定装置428は、電力測定装置41から入力したn個のデジタル信号の電力値から2つの電力値を全て抽出し全ての組の電力値の差を計算する。周辺領域素子選択装置429は、電力差判定装置428から全ての組の電力値の差を入力しこの電力値差の最も小さい2つのデジタル信号を選択し、これら2つの信号を基準としてこれらのデジタル信号から予め定めたある値だけ離れた範囲に電力値を有するデジタル信号を選択する。そして、周辺領域素子選択装置429は、電力値差の最も小さい2つのデジタル信号と、ある範囲内に電力値を有するデジタル信号(通常は複数ある)とが選択されたデジタル信号であるという情報を含んだ素子選択情報を出力する。
このように、電力値が比較的同じデジタル信号が集まっている場合、これらのデジタル信号間の電力差は小さくなると考えられる。そのため、電力値差が小さい2つのデジタル信号の電力に近いデジタル信号を選択することによっても、合成信号のSNRが高くなると期待することができる。
(利得制御装置5の変形例)
利得制御装置5の変形例は、図12に示したように、電力測定装置51、平均電力計算装置54、制御値換算装置55からなる。電力測定装置51は、図7に示した利得制御装置5の構成要素と同様であるのでこの詳細な説明を省略する。平均電力計算装置54は電力測定装置51で測定された複数の電力値の平均値を求め、この平均値を制御値換算装置55に出力する。制御値換算装置55は、平均電力計算装置54で求められた平均電力値を有するデジタル信号に対応する無線部2からの信号がA/D変換器3に入力される際にA/D変換器3が適切にA/D変換することが可能な振幅レベルになるように指示するための利得制御信号を無線部2に出力する。この利得制御信号は、図1に示したように、ほぼ同時に全ての無線部2に出力される。このように、平均電力値を有する信号に対応する信号の振幅値を制御することで、無線部2から出力されて素子選択装置4により選択されるデジタル信号は、素子選択装置4が適切なデジタル信号を選択することができなかった場合にも受信特性の大きな劣化を防ぐことができる。
なお、利得制御装置5が、図7や図12のようにデジタル信号の電力値を測定し、この電力値を用いて制御信号を計算する場合に、はじめに利得制御信号を適切な値まで下げることで電力の測定をより正確に行うことができる。
(ウェイト計算装置6の変形例)
ウェイト計算装置6の変形例は、図13に示したように、信号選択装置65、k(k=2、3、・・・n−1、n)素子ウェイト計算装置66、及びウェイト選択装置67からなる。信号選択装置65は、素子選択情報を入力してこの素子選択情報から素子選択装置4が選択したデジタル信号を選択されたデジタル信号の個数に対応するk素子ウェイト計算装置66に出力する。選択された個数に対応するk素子ウェイト計算装置66が無い場合は、このデジタル信号の個数よりも大きい個数に対応するk素子ウェイト計算装置66の中で、最も小さい個数に対応するk素子ウェイト計算装置66に選択された全てのデジタル信号を出力する。出力する際、足りないデジタル信号分については0信号を出力する。また、信号選択装置65は、この他の使用していないk素子ウェイト計算装置66には何の信号も出力しない。
k素子ウェイト計算装置66は、k素子のウェイトを計算する。上述したようにk素子ウェイト計算装置66は選択されたデジタル信号を合成した合成信号が良い受信特性を持つように選択されたデジタル信号ごとに受信特性が良くなるようなウェイトを計算する。
ウェイト選択装置67は、k素子ウェイト計算装置66から出力されたウェイトのうち、選択素子情報で選択されているデジタル信号の個数に対応するk素子ウェイト計算装置66から入力されたウェイトを選択し出力する。選択された個数に対応するk素子ウェイト計算装置66が無い場合は、この個数よりも大きい個数に対応するk素子ウェイト計算装置66の中で、最も小さい個数に対応するk素子ウェイト計算装置66から入力されたウェイトを選択し出力する。この変形例は、図8の変形例よりも構成は複雑になるが、選択されたデジタル信号の個数に最適なk素子ウェイト計算装置66を使用してウェイトを計算しk素子ウェイト計算装置66は選択されたデジタル信号の個数に対応する専用アルゴリズムを有していてより精度を高めることができるため、より正確なウェイトを求めることができる。
なお、本実施形態で電力と記述されている箇所はすべて平均振幅、クリッピング数で置き換えて解釈することができる。平均振幅は電力の平方根に比例するので電力と同等に扱うことができる。クリッピング数は、A/D変換器の最小値又は最大値をとるサンプル数を示し、一般に電力が上がるほどクリッピング数が多くなるため電力と同等に扱うことができる。
なお、本実施形態で電力を測定している装置(例えば電力測定装置41、電力測定装置51)への入力信号は、そのデジタル信号のA/D変換される直前の信号で置き換えることができる。この場合、電力を測定している装置はアナログ信号を入力してこの信号の電力をデジタル信号として出力する装置に置き換える。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施形態に係る無線受信装置のブロック図。 図4の素子選択装置から出力される素子選択情報の例を示した図。 本発明の実施形態に係る無線受信装置の動作の一例を示すフローチャート。 図1の素子選択装置のブロック図。 図4のSNR最大化素子選択装置のブロック図。 図5のSNR推定装置のブロック図。 図1の利得制御装置のブロック図。 図1のウェイト計算装置のブロック図。 図1の素子選択装置の変形例を示すブロック図。 図4のSNR最大化素子選択装置の第1の変形例を示すブロック図。 図4のSNR最大化素子選択装置の第2の変形例を示すブロック図。 図1の利得制御装置の変形例を示すブロック図。 図1のウェイト計算装置の変形例を示すブロック図。
符号の説明
1・・・アンテナ素子、2・・・無線部、3・・・A/D変換器、4・・・素子選択装置、5・・・利得制御装置、6・・・ウェイト計算装置、7・・・合成装置、8・・・復調装置、41・・・電力測定装置、42・・・SNR最大化素子選択装置、43・・・素子間相関計算装置、44・・・相関平均値最大/最小化素子選択装置、51・・・電力測定装置、52・・・最大電力判定装置、53・・・制御値換算装置、54・・・平均電力計算装置、55・・・制御値換算装置、61・・・非選択素子0化装置、62・・・0信号出力装置、63・・・スイッチ、64・・・n素子ウェイト計算装置、65・・・信号選択装置、66・・・k素子ウェイト計算装置、67・・・ウェイト選択装置、421・・・SNR推定装置、422・・・組合せ作成装置、423・・・合成後SNR推定装置、424・・・最大組合せ選択装置、425・・・領域判定装置、426・・・信号集中度判定装置、427・・・最大領域素子選択装置、428・・・電力差判定装置、429・・・周辺領域素子選択装置、4211・・・テーブル、4212・・・補間装置

Claims (19)

  1. 複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナと1対1に接続している複数の無線部であって、接続しているアンテナを介して入力した受信信号の利得を調整して出力する各無線部からなる複数の無線部と、
    前記複数の無線部と1対1に接続している複数の変換手段であって、接続している無線部から出力された受信信号をデジタル信号に変換する各変換手段からなる複数の変換手段と、
    複数の前記変換されたデジタル信号から幾つかのデジタル信号を選択してデジタル信号の組を複数個作成し、各組ごとに、含まれているデジタル信号を合成した場合の各受信特性を推定し、該受信特性が良好な一組を選択する選択手段と、
    前記選択された組に含まれる各デジタル信号に変換した各変換手段と接続している各無線部へ、前記複数の無線部での各利得の調整を制御する1つの制御信号を出力する制御手段と、
    前記制御信号に基づき前記各無線部が利得を調整した場合に、前記選択された組に対応する各変換手段で変換された各デジタル信号を入力して、各デジタル信号ごとに、受信特性が良くなる各重みを計算する重み計算手段と、
    前記選択された組に対応する各変換手段で変換された各前記デジタル信号ごとに、該デジタル信号と該デジタル信号に対応する前記重みとをかけ算し、かけ算後の複数のデジタル信号を合成する合成手段と、
    前記合成されたデジタル信号を復調する復調手段を具備することを特徴とする無線受信装置。
  2. 前記選択手段は、
    複数の前記変換されたデジタル信号の各電力値を測定する測定手段と、
    前記各電力値に基づいて、複数の前記変換されたデジタル信号から幾つかのデジタル信号を選択してデジタル信号の組を複数個作成し、各組ごとに、含まれているデジタル信号を合成した場合の各SNR(signal-to-noise ratio)を推定し、該SNRが最大となるデジタル信号の組を前記複数個の組から選択する組選択手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  3. 前記組選択手段は、
    前記各電力値に基づいて、各前記変換されたデジタル信号の各SNRを推定する合成前SNR推定手段と、
    複数の前記変換されたデジタル信号から幾つかのデジタル信号を選択してデジタル信号の組を複数個作成する作成手段と、
    各前記組にしたがって各組ごとに、含まれているデジタル信号を合成した場合に、前記推定された各SNRに基づいて各組ごとに、含まれているデジタル信号を合成した場合の各SNRを推定する合成後SNR推定手段と、
    各組ごとに合成した場合の複数の前記SNRのうち、該SNRが最大となるデジタル信号の組を複数個の前記組から選択する組選択手段を具備し、
    前記合成前SNR推定手段は、
    デジタル信号がとりうる複数の電力値に対応する複数のSNRの値を格納している格納手段と、
    各前記変換されたデジタル信号の各電力値を入力し、該電力値に対応する値が前記格納手段に有る場合には該電力値に対応するSNRを前記格納手段から取得し、該電力値に対応する値が前記格納手段に無い場合には該値に対応するSNRを前記格納されている電力値及び前記格納されているSNRに基づいて補間して算出する算出手段を具備することを特徴とする請求項2に記載の無線受信装置。
  4. 前記作成手段は、値が0でないデジタル信号が1つの組にある数量以上存在するようにデジタル信号の組を作成することを特徴とする請求項3に記載の無線受信装置。
  5. 前記組選択手段は、
    ある電力値範囲が複数の領域に分割されていて、各前記変換されたデジタル信号の電力値がどの前記領域に属しているか否かを判定する判定手段と、
    前記領域ごとに属しているデジタル信号の数をカウントし、領域の範囲の大きさ、または、領域が対応する電力値に応じて領域ごとに異なる重みを付与し、領域ごとに対応する重みと対応するデジタル信号の数をかけ算して信号集中度として算出する算出手段と、
    前記領域ごとに算出された前記信号集中度のうち最も大きい度数を有する領域に属するデジタル信号の組を前記複数個の組から選択する選択手段を具備することを特徴とする請求項2に記載の無線受信装置。
  6. 前記組選択手段は、
    複数の前記変換されたデジタル信号から2つのデジタル信号の組を全て抽出しこれら2つのデジタル信号の電力差を全ての組について計算する計算手段と、
    該電力差の最も小さい2つのデジタル信号を前記全ての組から抽出し、該抽出された2つのデジタル信号の各電力値からある値だけ離れた範囲に電力値を有するデジタル信号と該抽出された2つのデジタル信号との組を選択する選択手段を具備し、前記ある値は、該組に含まれているデジタル信号を合成した場合のSNR(signal-to-noise ratio)が閾値より高くなる値であることを特徴とする請求項2に記載の無線受信装置。
  7. 前記選択手段は、
    複数の前記変換されたデジタル信号から2つのデジタル信号の組を全て抽出しこれら2つのデジタル信号間の相関値を全ての組について計算する計算手段と、
    全ての組について計算された複数の前記相関値からこれら相関値の平均値を算出し、前記重み計算手段の計算方法に応じて該平均値が最大または最小となるデジタル信号の組を選択する組選択手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  8. 前記組選択手段は、前記重み計算手段が、前記抽出されたデジタル信号を合成した場合のSNR(signal-to-noise ratio)が最大となるように各デジタル信号の重みを計算する場合に、前記平均値が最大になるデジタル信号の組を選択することを特徴とすることを特徴とする請求項に記載の無線受信装置。
  9. 前記組選択手段は、前記重み計算手段が、前記抽出されたデジタル信号を合成した場合のSIR(signal-to-interference ratio)が最大となるように各デジタル信号の重みを計算する場合に、前記平均値が最小になるデジタル信号の組を選択することを特徴とすることを特徴とする請求項に記載の無線受信装置。
  10. 前記制御手段は、
    前記選択された組に含まれる全てのデジタル信号の電力値を測定する測定手段と、
    測定された複数の前記デジタル信号の電力値のうちの最大電力値及び該最大電力値を有するデジタル信号を決定する決定手段と、
    前記最大電力値を有するデジタル信号に対応する無線部から出力された受信信号が前記変換手段で適切にデジタル信号に変換されることが可能なように、該出力された受信信号の振幅を調整するための制御信号を生成し、1つの該制御信号を前記複数の無線部に出力する出力手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  11. 前記制御手段は、
    前記選択された組に含まれる全てのデジタル信号の電力値を測定する測定手段と、
    測定された複数の前記デジタル信号の電力値の平均値を計算する平均値計算手段と、
    前記電力値の平均値の大きさに対応する振幅の大きさを有する無線部から出力された受信信号が前記変換手段で適切にデジタル信号に変換することが可能なように、該出力された受信信号の振幅を調整するための制御信号を生成し、1つの該制御信号を前記複数の無線部に出力する出力手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  12. 前記重み計算手段は、
    前記制御信号に基づき前記各無線部の利得を調整した場合に、前記複数の無線部から出力されて変換された複数の前記デジタル信号を入力し、該複数のデジタル信号のうち前記選択手段に選択されなかったデジタル信号には0信号を対応させて該0信号を出力し、該複数のデジタル信号のうち前記選択手段に前記選択されたデジタル信号の組に含まれるデジタル信号はそのまま出力する出力手段と、
    前記出力手段から出力される前記0信号及びデジタル信号を入力して該デジタル信号ごとに重みを計算する計算手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  13. 前記重み計算手段は、
    重みを計算することが可能なデジタル信号の数が異なる複数の計算手段と、
    前記選択された組を入力して、該選択されたデジタル信号の数を算出しこの数に対応する計算手段を前記複数の計算手段から選択し、該選択された計算手段に前記選択された組を出力するデジタル信号出力手段と、
    前記選択された組に含まれるデジタル信号の数に対応する計算手段を前記複数の計算手段から選択し、該選択された計算手段から前記選択されたデジタル信号に対応する重みを出力する重み出力手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の無線受信装置。
  14. n個(n:2以上の自然数)のアンテナを介して入力したn個の受信信号の利得を調整して出力するn個の無線部と、
    前記出力されたn個の受信信号をn個のデジタル信号に変換するn個の変換手段と、
    n個の前記変換されたデジタル信号から幾つかのデジタル信号を選択してデジタル信号の組を複数個作成し、各組ごとに、含まれているデジタル信号を合成した場合の各受信特性を推定し、該受信特性が良好な一組を前記複数個の組から選択する選択手段と、
    前記選択された組に含まれる各デジタル信号に変換した各変換手段と接続している各無線部へ、前記n個の無線部での各利得の調整を制御する1つの制御信号を出力する制御手段と、
    前記制御信号に基づき前記各無線部が利得を調整した場合に、前記選択された組に対応する各変換手段で変換された各デジタル信号を入力して、各デジタル信号ごとに、受信特性が良くなる各重みを計算する重み計算手段と、
    前記選択された組に対応する各変換手段で変換された各前記デジタル信号ごとに、該デジタル信号と該デジタル信号に対応する前記重みとをかけ算し、かけ算後の複数のデジタル信号を合成する合成手段と、
    前記合成されたデジタル信号を復調する復調手段を具備することを特徴とする無線受信装置。
  15. 前記選択手段は、
    n個の前記デジタル信号の各電力値を測定する測定手段と、
    前記各電力値に基づいて、前記n個のデジタル信号から幾つかのデジタル信号を選択してデジタル信号の組を複数個作成し、各組ごとに、含まれているデジタル信号を合成した場合の各SNR(signal-to-noise ratio)を推定し、該SNRが最大となるデジタル信号の組を前記複数個の組から選択する組選択手段を具備することを特徴とする請求項14に記載の無線受信装置。
  16. 前記選択手段は、
    前記n個のデジタル信号から2つのデジタル信号の組を全て抽出しこれら2つのデジタル信号間の相関値を全ての組について計算する計算手段と、
    全ての組について計算された複数の前記相関値からこれら相関値の平均値を算出し、前記重み計算手段の計算方法に応じて該平均値が最大または最小となるデジタル信号の組を選択する組選択手段を具備することを特徴とする請求項14に記載の無線受信装置。
  17. 前記制御手段は、
    前記選択された組に含まれる全てのデジタル信号の電力を測定する測定手段と、
    測定された複数の前記デジタル信号の電力値のうちの最大電力値及び該最大電力値を有するデジタル信号を決定する決定手段と、
    前記最大電力値を有するデジタル信号に対応する無線部から出力された受信信号が前記変換手段で適切にデジタル信号に変換されることが可能なように、該出力された受信信号の振幅を調整するための制御信号を生成し、1つの該制御信号を前記n個の無線部に出力する出力手段を具備することを特徴とする請求項14に記載の無線受信装置。
  18. 前記重み計算手段は、
    前記制御信号に基づき前記各無線部の利得を調整した場合に、n個の前記無線部から出力されて変換されたn個の前記デジタル信号を入力し、該n個のデジタル信号のうち前記選択手段に選択されなかったデジタル信号には0信号を対応させて該0信号を出力し、該n個のデジタル信号のうち前記選択手段に前記選択されたデジタル信号の組に含まれるデジタル信号はそのまま出力する出力手段と、
    前記出力手段から出力される前記0信号及びデジタル信号を入力して該デジタル信号ごとに重みを計算する計算手段を具備することを特徴とする請求項14に記載の無線受信装置。
  19. n個(n:2以上の自然数)のアンテナを介して入力したn個の受信信号の利得を調整して出力し、
    前記出力されたn個の受信信号をn個のデジタル信号に変換し、
    n個の前記変換されたデジタル信号から幾つかのデジタル信号を選択してデジタル信号の組を複数個作成し、各組ごとに、含まれているデジタル信号を合成した場合の各受信特性を推定し、該受信特性が良好な一組を前記複数個の組から選択し、
    前記選択された組に含まれる各デジタル信号に変換される各受信信号の各利得の調整を制御する1つの制御信号を出力し、
    前記制御信号に基づき前記各受信信号の各利得の調整が行われた場合に、前記選択された組に対応して変換された各デジタル信号を入力して、各デジタル信号ごとに、受信特性が良くなる各重みを計算し、
    前記選択された組に対応して変換された各前記デジタル信号ごとに、該デジタル信号と該デジタル信号に対応する前記重みとをかけ算し、かけ算後の複数のデジタル信号を合成し、
    前記合成されたデジタル信号を復調することを特徴とする無線受信方法。
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