JP2006211366A - 送信装置、送信方法、受信装置及び受信方法 - Google Patents

送信装置、送信方法、受信装置及び受信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 より正確な受信信号品質の測定値に基づいて適応変調符号化方式の実効性を向上させること。
【解決手段】 送信装置は、互いに指向性の異なる複数の指向性ビームの各々でパイロットチャネルを送信する手段と、1以上の指向性ビームの各々に対応する1以上の受信信号品質に基づいて導出されたフィードバック情報を無線リンクを通じて受信する手段と、フィードバック情報、変調方式及び符号化率の間の所定の対応関係を参照し、少なくともデータチャネルの送信に使用する変調方式及び符号化率を決定する手段とを備え、フィードバック情報の導出に使用される1以上の指向性ビームを識別する識別情報を、無線リンクを通じて送信する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、無線通信の技術分野に関し、特に適応変調符号化の制御が行われるシステムに使用される送信装置、送信方法、受信装置及び受信方法に関する。
この種の技術分野では、無線リソースを効率的に使用するために、伝送信号の適応変調符号化(AMC:Adaptive Modulation and channel Coding)を採用することが間々ある。AMCは、送信信号の変調方式及び符号化率を伝搬環境に合わせて適応的に制御するものであり、大容量且つ高速のパケット伝送が行われやすい下りリンクで特に有益である。AMCでは、受信機側でパイロットチャネルの信号品質(例えば、信号電力対干渉電力(SIR)等)が測定され、その信号品質が送信機側にフィードバックされる(図1参照。)。パイロットチャネルは、送信機及び受信機の双方で既知の信号であり、既知信号、参照信号、トレーニング信号等と言及されることもある。送信機は、信号品質、変調方式及び符号化率の間の予め定められている対応関係を参照し、フィードバックされて来た信号品質に基づいて、変調方式及び符号化率を決定する。決定された変調方式及び符号化率を用いて、データチャネルが受信機に送信される。変調方式及び符号化率は、受信機での受信信号品質が向上するように事前に定められている。
このように、データチャネルを伝送する際の変調方式及び符号化率は、パイロットチャネルの受信信号品質に基づいて決定される。この種の無線通信システムについては、例えば特許文献1に記載されている。
特開2004−72539号公報
ところで、セルに収容するユーザ数又は容量を増やすため、移動端末の位置に応じて適応的に変化する指向性ビームを用いてデータチャネルを伝送する技術がある。適応的に変化する指向性ビーム(適応指向性ビーム)を用いることで、移動端末での受信品質を向上させ、スループットの向上等を図ることが期待できる。この場合において、パイロットチャネルは、セル内のいかなる移動端末でも受信できる必要があるので、セル又はセクタ全域に向けて送信される。
図2は、1つのセクタ全域にパイロットチャネルを送信し、特定の移動端末に適応指向性ビームでデータチャネルを送信している様子を示す。しかしながら、このようなシステムを構築すると、データチャネルのビームパターンとパイロットチャネルのビームパターンは相違する。従って、パイロットチャネルで伝搬路(channel)を推定しても、その推定値はデータチャネルの伝搬路を正確に反映していない。このため、受信機で受信したパイロットチャネルに基づいて受信信号品質が決定され、その受信信号品質に基づいて変調方式及び符号化率が決定されても、それらは送信されるデータチャネルに適切なものであるとは限らない。このため、適応変調符号化方式を採用することで期待される伝送効率の向上を図ることが困難になることが懸念される。
本発明は、上記問題点の少なくとも1つに対処するためになされたものであり、その課題は、より正確な受信信号品質の測定値に基づいて適応変調符号化方式の実効性を向上させる送受信装置及び方法を提供することである。
本発明による送信装置は、互いに指向性の異なる複数の指向性ビームの各々でパイロットチャネルを送信する手段と、1以上の指向性ビームの各々に対応する1以上の受信信号品質に基づいて導出されたフィードバック情報を無線リンクを通じて受信する手段と、フィードバック情報、変調方式及び符号化率の間の所定の対応関係を参照し、少なくともデータチャネルの送信に使用する変調方式及び符号化率を決定する手段とを備え、フィードバック情報の導出に使用される1以上の指向性ビームを識別する識別情報を、無線リンクを通じて送信する。
本発明による受信装置は、互いに指向性の異なる複数の指向性ビームの各々で送信されたパイロットチャネルを、無線リンクを通じて受信する手段と、1以上の指向性ビームの各々に対応する1以上の受信信号品質に基づいて、フィードバック情報を導出する手段と、前記フィードバック情報を無線リンクを通じて送信する手段とを備える。
本発明によれば、より正確な受信信号品質の測定値に基づいて適応変調符号化方式の実効性を向上させることができる。
本発明の一態様によれば、互いに指向性の異なる複数の指向性ビームの各々でパイロットチャネルが送信され、1以上の指向性ビームの各々に対応する1以上の受信信号品質に基づいて導出されたフィードバック情報が、無線リンクを通じて受信され、フィードバック情報、変調方式及び符号化率の間の所定の対応関係を参照することで、少なくともデータチャネルの送信に使用する変調方式及び符号化率が決定され、フィードバック情報の導出に使用される1以上の指向性ビームを識別する識別情報が、無線リンクを通じて送信される。
パイロットチャネルはマルチビームで送信され、マルチビームの中でデータチャネルのビームに近いビームで伝送されたパイロットチャネルに基づいて、受信信号品質が測定され、それがフィードバックされる。これにより、データチャネルの伝搬路の影響を、より正確に反映した受信信号品質に基づいて、適応変調符号化の制御を行うことができる。
本発明の一態様によれば、パイロットチャネルを送信する複数の指向性ビームの少なくとも1つと前記可変指向性ビームとの利得差により、前記フィードバック情報が補正される。受信信号品質を更に正確に評価することで、より適切な適応変調符号化の制御を行うことができる。
本発明の一態様によれば、前記フィードバック情報が、マルチパス伝搬環境におけるパス毎に補正される。これにより、マルチパス伝搬環境下でも適切な適応変調符号化の制御を行うことができる。
本発明の一態様によれば、前記フィードバック情報が、1以上の受信信号品質の中から選択された1つの受信信号品質に基づいて導出される。受信信号品質の良否は、受信装置単独で評価できるので、フィードバック情報の導出に、送信装置側からの付加的な制御情報を使用しなくて済む。
本発明の一態様によれば、前記フィードバック情報が、1以上の受信信号品質を重み付け合成することで導出され、1以上の重み係数が、無線リンクを通じて受信される。重み係数を様々に設定することで、多岐にわたる導出法が実現でき、フィードバック情報の更なる高精度化を図ることができる。
図3は、本発明の一実施例による送信機のブロック図を示す。送信機300は、符号化部302と、変調部304と、フレーム生成部306と、分配部308と、データチャネル用の重み係数乗算部310と、パイロットチャネル処理部312と、M個の多重部320−1〜Mと、M個の信号変換部322−1〜Mと、M個のRF送信部324−1〜Mと、M個のサーキュレータ326−1〜Mと、M個のアンテナ328−1〜Mとを有する。Mはアンテナ数である。パイロットチャネル処理部312は、N個のフレーム生成部314−1〜Nと、N個の分配部316−1〜Nと、N個のパイロットチャネル用の重み係数乗算部318−1〜Nとを含む。Nは後述の指向性ビーム数である。更に送信機300は、M個のRF受信部330−1〜Mと、M個の信号変換部332−1〜Mと、合成部334と、上り制御チャネル復調部336と、AMC処理部338とを有する。
符号化部302は、指示された符号化率R(例えば、R=1/3)に従って、そこに入力されたデータチャネル用の送信データ系列を符号化する。
変調部304は、指示された変調方式に従って、そこに入力された信号を変調する。変調方式は、例えば、BPSK、QPSK、16QAM、64QAM等のような適切ないかなる変調方式でもよい。
フレーム生成部306は、入力された信号を、その通信システムで使用されるフォーマットに合わせる。
分配部308は、送信機300に備わる送信用のアンテナ数(M)に合わせて信号を分配する。本実施例では、送信用のアンテナ数と受信用のアンテナ数は同数であり、送受共用アンテナが使用されるが、そのような態様に限定されない。適切ないかなるアンテナ数が採用されてもよい。
データチャネル用の重み係数乗算部310は、データチャネル用の指向性ビームが実現されるように、各アンテナに関する適切な重み係数(ベクトル)wの各成分が、入力されたM個の信号のそれぞれに乗算される。重み係数ベクトルwは、M個の成分を有するベクトルである。この指向性ビームは、特定の移動端末の位置に応じて適応的に調整される、比較的狭い角度に絞り込まれた指向特性を有する(このような指向性ビームを、必要に応じて、適応指向性ビームと呼ぶことにする。)。従って、この重み係数は時間と共に変化する性質を有する。一例として、重み係数ベクトルwは、次式(1)のように表現できる:
Figure 2006211366
ここで、dはM個のアンテナ間の間隔(M個のアンテナを直線状に配置する場合を仮定している)であり、λは無線信号の波長であり、φは基地局に対する特定の移動端末の所在する角度(即ち、メインローブの方向又は主方向)である。
パイロットチャネル処理部312は、パイロットチャネルを送信する際のビームパターンを実現するための処理を行う。本実施例では、パイロットチャネルは、互いに指向性の異なる複数の(N個の)指向性ビームで送信される。N個の指向性ビーム全体で1つのセクタ又はセルが網羅されるように、Nは設定される(図4参照。)。
N個のフレーム生成部314−1〜Nは、それぞれ同様な構成及び機能を有する(分配部及び重み係数乗算部についても同様。)。フレーム生成部314−1は、1番目の指向性ビームで信号を送信するためのフレームを作成する。
分配部316−1は、そこに入力された信号をアンテナ数個(M個)に分配する。
パイロットチャネル用の重み係数乗算部318−1は、1番目の指向性ビームが実現されるように、そこに入力されたM個の信号に重み係数(ベクトル)wの各成分をそれぞれ乗算する。重み係数ベクトルwは、M個の成分を有するベクトルである。この指向性ビームの各々は、比較的狭い角度に絞り込まれた指向特性を有するが、移動端末の位置に依存しない一定のビームパターンを有する。従って、指向性ビームの個々の重み係数は時間と共に変化しない。一例として、重み係数ベクトルwは、次式(2)のように表現できる:
Figure 2006211366
ここで、nはビームの各々を区別するパラメータであり、1乃至Mまでの値をとり、dはM個のアンテナ間の間隔であり、λは送信信号の波長であり、θは予め固定的に設定された値であり、n番目の指向性ビームのメインローブの方向を示す。
図4は、重み係数乗算部310,318−1〜Nで乗算された重み係数w,w(n=1,...,N)により実現される指向性ビームのパターンをそれぞれ模式的に示している。図示されているように、パイロットチャネルは、N個の指向性ビーム(ビーム1乃至N)で伝送され、このような一群の指向性ビームは、マルチビームと呼ばれる。データチャネルは、1つの指向性ビーム(適応指向性ビーム)で伝送される。データチャネル用の適応指向性ビームの重み係数は、上記の(1)式で表現されるような重み係数でもよいし、マルチビームに含まれる1つの指向性ビームの重み係数でもよいし、或いはマルチビームに含まれる複数の指向性ビームの重み係数を重ね合わせてもよい。マルチビームに使用される重み係数を使用する場合には、各ビームの重み係数wは固定値であるので、改めて演算する必要はなく、重み係数の演算負担を軽減することができる。移動端末の位置に合わせて、1以上のビーム番号nを指定すればよいからである。マルチビーム中の1以上のビームを適応的に選択することで実現される指向性ビームは、スイッチトビームと呼ばれる。データチャネルの伝送に使用される指向性ビームは、必要に応じて、可変指向性ビームとも呼ばれ、これは適応指向性ビーム及びスイッチトビームの双方を含む。
図5は、12個の指向性ビームの指向特性を示す。これら12個の指向性ビームで120度(±60度)の広がりを有するセクタが網羅される。アンテナ数は8であるものとしている。図示されているように、12個のメインローブがほぼ等間隔に生じていることが分かる。これらのビームを用いてパイロットチャネルが送信される。
図3のM個の多重部320−1〜Mは、それぞれ同様の構成及び機能を有するので、第1の多重部320−1がそれらを代表して説明される(信号変換器、RF送信部、サーキュレータ、RF受信部についても同様。)。多重部320−1は、データチャネルに関する重み付け後のM個の信号、ビーム1に関する重み付け後のM個の信号、...、ビームNに関する重み付け後のM個の信号のうち、第1のアンテナ328−1に関連する信号の成分を加算し、出力する。即ち、多重部320−1では、N個のパイロットチャネルに関する信号と1つのデータチャネルに関する信号とが加算される。適応指向性ビーム及びマルチビームの合計N+1個の指向性ビームは、時間、周波数及び/又は符号を用いて、互いに直交するように多重部320−1〜Mで多重化される。
信号変換部322−1は、ディジタル信号をアナログ信号に変換する。
RF送信部324−1は、低い周波数のアナログ信号を、適切な高い周波数帯域の信号に変換し、必要に応じて帯域制限等の処理を行う。
サーキュレータ326−1は、送信及び受信の切換を行う。
RF受信部330−1は、高周波の受信信号を適切な低い周波数帯域に変換し、必要に応じて帯域制限等の処理を行う。
信号変換部332−1は、アナログ信号をディジタル信号に変換する。
合成部334は、各アンテナから受信されたM個の信号を加算し、出力する。
上り制御チャネル復調部336は、受信信号(上り制御チャネル)を復調し、移動端末で測定された受信信号品質を抽出する。即ち、ここで復調される信号は、移動端末からのフィードバック信号に相当する。受信信号品質は、例えば信号電力対干渉電力比(SIR)で評価される。より一般的には、受信信号品質は、希望信号と非希望信号の電力比として表現できる。
AMC処理部338は、受信信号品質に基づいて、データチャネルを送信する際に採用する変調方式及び符号化率を決定し、その結果を符号化部302及び変調部304に通知する。適切な変調方式及び符号化率は、例えば、予め定められている対応関係を参照することによって行われる。そのような対応関係は、例えば次のように構成されてもよい:
SIR<Sならば、Mod(1)及びR(1)が採用される;
≦SIR<Sならば、Mod(2)及びR(2)が採用される;
≦SIR<Sならば、Mod(3)及びR(3)が採用される;
・・・
S−1≦SIR ならば、Mod(S)及びR(S)が採用される;
ただし、SIRは測定された受信信号品質(受信SIR)を表し、S,...,Sは所定の信号品質を表し(S<・・・<SS−1)、Mod(1),...,Mod(S)の各々は変調方式を表し、R(1),...,R(S)の各々は符号化率を表す。
図6は、本発明の一実施例による受信機のブロック図を示す。受信機600は、アンテナ602と、サーキュレータ604と、RF受信部606と、信号変換部608と、分配器610と、信号品質測定部612と、データチャネル処理部620と、制御チャネル復調部654とを有する。信号品質測定部612は、ビーム数個(N個の)の信号品質推定部614−1〜Nと、受信信号品質出力部616とを有する。データチャネル処理部620は、伝搬路推定及び補償部622と、復調部624と、復号化部626とを有する。受信機600は、制御チャネルの送信データ系列生成部630と、符号化部632と、変調部634と、フレーム生成部636と、データチャネルの送信データ系列生成部640と、符号化部642と、変調部644と、フレーム生成部646と、合成部648と、信号変換部650と、RF送信部652とを有する。
アンテナ602、サーキュレータ604、RF受信部606、RF送信部652、信号変換部608,650は、送信機300にて説明済みの要素と同様であるため、更なる説明を省略する。
分配器610は、そこに入力されたディジタル信号を、N個の信号品質推定部に分配する。また、指定されたビームに関するディジタル信号が、伝搬路推定部及び補償部622に与えられる。
信号品質測定部612は、受信信号品質を導出し、フィードバック信号として送信するために出力する。
N個の信号品質推定部614−1〜Nは、ビーム#1〜#Nの各々について、パイロット信号の受信信号品質SIR,...,SIRを推定し、出力する。例えば、受信信号品質SIRは、ビーム#1で伝送されたパイロットチャネルの信号電力と干渉電力との比率で評価することができる。
受信信号品質出力部616は、N個の受信信号品質SIR,...,SIRに基づいて1つの値を出力する。例えば、受信信号品質出力部616は、N個の受信信号品質のうちの最良の値を出力してもよい。或いは、N個の受信信号品質の総和を出力してもよい。
データチャネル処理部620は、受信信号からデータチャネルを復元するための処理を行う。
伝搬路推定及び補償部622は、送信機側から指定されたビーム#nで伝送されたパイロットチャネルに基づいて、チャネル推定を行い、振幅及び位相の変動を補償する。送信機の側で指定されるビーム番号kは、データチャネルの指向方向φに最も近い指向方向θを有するビーム番号である。
復調部624は、チャネル補償済みのデータチャネルを復調する。
復号化部626は、復調されたデータチャネルを復号化し、誤り訂正等を行う。以後、データチャネルを復元するための処理が行われる。
制御チャネル復調部654は、制御チャネルを復調する。復調された制御チャネルの内容は、本実施例では、データチャネル処理部620で使用され、信号品質測定部612では使用されない。しかし、他の実施例では制御チャネルの内容が信号品質測定部612で使用されてもよい(後述)。
制御チャネルの送信データ系列生成部630は、制御チャネルで送信する信号系列を作成する。この場合に、受信信号品質出力部616からの出力が、制御チャネルの送信データ系列に含められる。
符号化部632,642は、送信機側から指定された符号化率で、そこに入力された信号を符号化する。
変調部634,644は、送信機側から指定された変調方式で、そこに入力された信号を変調する。
フレーム生成部636,646は、制御チャネル又はデータチャネルで送信する信号を、その通信システムで使用されているフォーマットに合わせる。
合成部648は、制御チャネルとデータチャネルを合成し、送信信号を作成する。
図7は、本発明の一実施例による方法を表すフローチャートである。フローはステップ702から始まる。少なくとも基地局はアレーアンテナを備えている。基地局は、下りチャネルでパイロットチャネルとデータチャネルを伝送する。パイロットチャネルはマルチビームで伝送される。データチャネルは適応指向性ビーム又はスイッチトビームで伝送される。本実施例では、パイロットチャネルは1種類しか登場していないが、他の実施例では2種類以上のパイロットチャネルが使用されてもよい。例えば、マルチビームの各々で第1のパイロットチャネルを伝送することに加えて、適応指向性ビームで第2のパイロットチャネルを伝送してもよい。
ステップ704では、移動端末が、マルチビームで伝送されたパイロットチャネルを受信し、図6の信号品質測定部612にて受信信号品質(受信SIR)を測定する。信号品質推定部614−1〜Nの各々で、各ビームに関する受信信号品質SIR〜SIRが出力される。本実施例では、これらN個の受信信号品質の内で最も良好なSIRを示すものが、受信信号品質出力部616で選択され、出力される。出力された値は、制御チャネルの送信データ系列生成部630に与えられ、符号化部632、変調部634及びフレーム生成部636を経てフィードバック信号が作成される。
ステップ706では、フィードバック信号が、必要に応じてデータチャネルと合成され、基地局に向けて無線送信される。
ステップ708では、基地局が、受信したフィードバック信号を、図3の上り制御チャネル復調部336で復調する。これにより、移動端末により測定された受信信号品質(受信SIR)が判明する。AMC処理部338は、記憶済みの所定の対応関係を参照し、入力された受信信号品質に相応しい変調方式及び符号化率を、変調部304及び符号化部302に通知する。通知された変調方式及び符号化率を用いて、以後データチャネルの送信が行われる。
ステップ704で選択された最良のSIRを与えるビーム#nは、その移動端末に対する適応指向性ビームに最も似ている(少なくとも、マルチビーム中のN個の指向性ビームの中では最も似ている。)。ビーム#nに関する伝搬路は、適応指向性ビームの伝搬路を適切に近似する。従って、最良のSIRをAMC制御の基礎にすれば、適切な変調方式及び符号化率を決定できる可能性が高くなる。
また、最良のビーム#n以外のビーム#k(k≠n)の指向方向θは、移動端末の方向φと比較的大きく異なるので、SIR(k≠n)も比較的小さな値になる場合が多い。このような観点からは、N個の受信信号品質SIR〜SIRを総て加算し、その総和を信号品質測定部612から出力してもよい。更には、所定の閾値ΔSIRを設定し、それを超えるSIRのみを加算して、その総和を信号品質測定部612から出力してもよい。或いは、上位から所定数のSIRのみを加算してもよい。これらの様々なフィードバック情報の導出法は、移動端末の側で単独に実行できる。この点、本実施例は、フィードバック情報の導出に基地局からの付加的な情報を必要とする実施例2(後述)と大きく異なる。
セクタ内の移動端末の位置は、基地局で把握されている場合が多い。そこで、実施例2では、図6の信号品質測定部612が、マルチビームの中のどのビームに基づいて出力信号を導出すべきかを、基地局が下り制御チャネルを通じて移動端末に通知する。この下り制御チャネルは、図6の制御チャネル復調部654で復調される。その内容は、例えば1つのビーム番号(例えば、n)である。復調された内容に示されるビーム番号に対応する信号品質推定部614−nが起動され、SIRが測定され、それが受信信号品質出力部616を経て出力される。指定されたビーム以外のビームに関する信号品質推定部はディセーブルにされる。或いは、総ての信号品質推定部をイネーブルにし、指定されたビーム番号nに関するSIRを受信信号品質出力部616で選択してもよい。消費電力を減らす観点からは、前者の方が好ましい。
移動端末に通知される1つのビーム番号は、例えば、移動端末から基地局への上りリンクの受信電力が最大となるパスの到来方向に最も近接したビームとしてもよい。或いは、上りリンクで検出した複数のパスの到来方向を、受信電力で重み付け平均化した方向に最も近いビームとしてもよい。
制御チャネルで通知される内容には様々なものが考えられる。例えば、移動端末があるビームnと隣のビームn+1との中間に位置するような場合(双方のビームから同程度に良好なSIRを得ることが予想される場合)に、ビーム番号nとn+1を移動端末に通知し、2つのビームに関するSIRを平均化し、それを信号品質測定部612から出力することが挙げられる。
より一般的には、N個のビームの各々に関する重み係数α(n=1,...,N)が制御チャネルで移動端末に通知されてもよい。この場合は、受信信号品質出力部616は、次式(3)に示されるように、SIR,...,SIRを重み付け合成して出力する。
Figure 2006211366
このような重み係数αは、基地局又は移動端末の何れの側でも決定することができる。但し、基地局は、マルチビーム、スイッチトビーム及び適応指向性ビームと移動端末の位置との関係を把握しており、移動端末におけるSIR測定に相応しいビームを簡易に決定することができるので、重み係数αの決定も簡易に行うことができる。
図8は、本発明の一実施例による送信機のブロック図を示す。図3で説明済みの要素については、同様の参照番号が付されており、更には説明しない。本実施例では、図3のAMC処理部338が改善されている。図8には、主ビーム方向記憶部802と、アンテナ利得差演算部804と、受信SIR補正部806と、MC選択部808とが描かれている。
主ビーム方向記憶部802は、移動端末がSIRを測定した時刻tにおける適応指向性ビームの主ビームの方向θ(t)、マルチビームの中で適応指向性ビームに近接するビームのビーム番号n(n=1,...,N)とを記憶する。
アンテナ利得差演算部804は、適応指向性ビームの方向θ(t)及びそれに近接するビーム#nの指向方向θに基づいて、各ビームのアンテナ利得差ΔGainを次式に従って算出する。
Figure 2006211366
ここで、wは適応指向性ビーム用の重み係数ベクトルを表し、wはn番目の指向性ビーム用の重み係数ベクトルを表し、上付き文字のHは共役転置を表し、上付き文字のTは転置を表し、dはM個のアンテナ間の間隔を表し、λは送信信号の波長を表す。(4)式の右辺第1項は適応指向性ビームの利得を表し、右辺第2項はそれに近接する指向性ビームの利得を表す。
図9は、指向方向θ,θ及びアンテナ利得差ΔGainの間の関係を模式的に示す。
図8の受信SIR補正部806は、アンテナ利得差ΔGainを用いて、フィードバック信号から得たSIR(受信SIR)を補正する。
MC選択部808は、補正された受信SIRに基づいて、データチャネルを送信する際に採用する変調方式及び符号化率を決定し、その結果を符号化部302及び変調部304に通知する。適切な変調方式及び符号化率は、例えば、予め定められている対応関係を参照することによって行われる。そのような対応関係は、例えば次のように構成されてもよい:
(SIR+ΔGain)<S ならば、Mod(1)及びR(1)が採用される;
≦(SIR+ΔGain)<Sならば、Mod(2)及びR(2)が採用される;
≦(SIR+ΔGain)<Sならば、Mod(3)及びR(3)が採用される;
・・・
S−1≦(SIR+ΔGain)ならば、Mod(S)及びR(S)が採用される;
ただし、SIRは測定された受信信号品質を表し、S〜Sは所定の信号品質を表し、S<・・・<SS−1が満たされ、Mod(1)〜Mod(S)は変調方式を表し、R(1)〜R(S)は符号化率を表す。
図10は、本発明の一実施例による送信機のブロック図を示す。実施例4も、図3のAMC処理部338の改善例である。図10には、図3で説明済みの要素に加えて、到来方向推定部1002と、アンテナ利得差演算部1004と、受信SIR補正部1006と、MC選択部1008とが描かれている。
到来方向推定部1002は、移動端末からの上りチャネルのパス毎の到来方向(DOA:Direction of Arrival)を推定する。パスの各々はpで指定され、p番目のパスの到来方向はθで表現される。pは1,2,...,Pの値をとり、Pは考察対象のマルチパス数を表す。
アンテナ利得差演算部1004は、p番目のパスの到来方向θに近接する指向方向θを有するビーム番号nを判別する。アンテナ利得差演算部1004は、移動端末がSIRを測定した時刻tにおける適応指向性ビームのアンテナ利得(p番目のパスに関するもの)と、マルチビームの中で適応指向性ビームに近接するビームn(n=1,...,N)のアンテナ利得とを算出し、パス毎のアンテナ利得差を求め、それを全パスについて加算することで、全利得差Δgainを求める。全利得差Δgainは、次式(5)により算出できる。
Figure 2006211366
図11は、パスの到来方向とアンテナ利得差の関係を示す。
受信SIR補正部1006は、アンテナ利得差Δgainを用いて、フィードバック信号から得たSIR(受信SIR)を補正する。
MC選択部1008は、補正された受信SIRに基づいて、データチャネルを送信する際に採用する変調方式及び符号化率を決定し、その結果を符号化部302及び変調部304に通知する。
本実施例によれば、パス毎にアンテナ利得差を求めて受信SIRを補正するので、マルチパス伝搬環境でも良好に受信SIRを正確に把握することができる。
パイロットチャネルとデータチャネルのビームパターンを示す図である。 パイロットチャネルとデータチャネルのビームパターンを示す図である。 本発明の一実施例による送信機のブロック図を示す。 各重み係数により実現される指向性ビームのパターンを示す図である。 指向性ビームの指向特性の一例を示す図である。 本発明の一実施例による受信機のブロック図を示す。 本発明の一実施例による方法を表すフローチャートである。 本発明の一実施例による送信機のブロック図を示す。 指向方向θ,θ及びアンテナ利得差ΔGainの間の関係を示す図である。 本発明の一実施例による送信機のブロック図を示す。 パスの到来方向及びアンテナ利得差の間の関係を示す。
符号の説明
300 送信機; 302 符号化部; 304 変調部; 306 フレーム生成部; 308 分配部; 310 データチャネル用の重み係数乗算部; 312 パイロットチャネル処理部; 314−1〜N フレーム生成部; 316−1〜N 分配部; 318−1〜N パイロットチャネル用の重み係数乗算部; 320−1〜M 多重部; 322−1〜M 信号変換部; 324−1〜M RF送信部; 326−1〜M サーキュレータ; 328−1〜M アンテナ; 330−1〜M RF受信部; 332−1〜M 信号変換部; 334 合成部; 336 上り制御チャネル復調部; 338 AMC処理部338;
600 受信機; 602 アンテナ; 604 サーキュレータ; 606 RF受信部; 608 信号変換部; 610 分配器610; 612 信号品質測定部; 614−1〜N 信号品質推定部; 616 受信信号品質出力部; 620 データチャネル処理部; 622 伝搬路推定及び補償部; 624 復調部; 626 復号化部; 630 制御チャネルの送信データ系列生成部; 632 符号化部; 634 変調部; 636 フレーム生成部; 640 データチャネルの送信データ系列生成部; 642 符号化部; 644 変調部; 646 フレーム生成部; 648 合成部; 650 信号変換部; 652 RF送信部; 654 制御チャネル復調部;
802 主ビーム方向記憶部; 804 アンテナ利得差演算部804; 806 受信SIR補正部; 808 MC選択部;
1002 到来方向推定部; 1004 アンテナ利得差演算部; 1006 受信SIR補正部1006; 1008 MC選択部

Claims (9)

  1. 互いに指向性の異なる複数の指向性ビームの各々でパイロットチャネルを送信する手段と、
    1以上の指向性ビームの各々に対応する1以上の受信信号品質に基づいて導出されたフィードバック情報を無線リンクを通じて受信する手段と、
    フィードバック情報、変調方式及び符号化率の間の所定の対応関係を参照し、少なくともデータチャネルの送信に使用する変調方式及び符号化率を決定する手段と、
    を備え、フィードバック情報の導出に使用される1以上の指向性ビームを識別する識別情報を、無線リンクを通じて送信する
    ことを特徴とする送信装置。
  2. 特定の移動端末の位置に基づいて変化する可変指向性ビームでデータチャネルを送信する請求項1記載の送信装置であって、
    パイロットチャネルを送信する複数の指向性ビームの少なくとも1つと前記可変指向性ビームとの利得差により、前記フィードバック情報を補正する手段を更に有する
    ことを特徴とする送信装置。
  3. 前記フィードバック情報が、マルチパス伝搬環境におけるパス毎に補正される
    ことを特徴とする請求項2記載の送信装置。
  4. 互いに指向性の異なる複数の指向性ビームの各々でパイロットチャネルを送信し、
    1以上の指向性ビームの各々に対応する1以上の受信信号品質に基づいて導出されたフィードバック情報を無線リンクを通じて受信し、
    フィードバック情報、変調方式及び符号化率の間の所定の対応関係を参照し、少なくともデータチャネルの送信に使用する変調方式及び符号化率を決定し、
    フィードバック情報の導出に使用される1以上の指向性ビームを識別する識別情報を、無線リンクを通じて送信する
    ことを特徴とする送信方法。
  5. 互いに指向性の異なる複数の指向性ビームの各々で送信されたパイロットチャネルを、無線リンクを通じて受信する手段と、
    1以上の指向性ビームの各々に対応する1以上の受信信号品質に基づいて、フィードバック情報を導出する手段と、
    前記フィードバック情報を無線リンクを通じて送信する手段と、
    を備えることを特徴とする受信装置。
  6. フィードバック情報を導出するのに使用される1以上の指向性ビームを識別する識別情報を、無線リンクを通じて受信する
    ことを特徴とする請求項5記載の受信装置。
  7. 前記フィードバック情報が、1以上の受信信号品質の中から選択された1つの受信信号品質に基づいて導出される
    ことを特徴とする請求項5記載の受信装置。
  8. 前記フィードバック情報が、1以上の受信信号品質を重み付け合成することで導出され、
    1以上の重み係数が、無線リンクを通じて受信される
    ことを特徴とする請求項5記載の受信装置。
  9. 互いに指向性の異なる複数の指向性ビームの各々で送信されたパイロットチャネルを、無線リンクを通じて受信し、
    1以上の指向性ビームの各々に対応する1以上の受信信号品質に基づいて、フィードバック情報を導出し、
    前記フィードバック情報を無線リンクを通じて送信する
    ことを特徴とする受信方法。
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