JP3905306B2 - 給紙装置・画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、給紙トレイに積載された用紙を一枚ずつ画像転写部位へ給送する給紙装置、及び該給紙装置を備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、複写機等の画像形成装置における給紙装置では、低コスト、軽量化、小型化が強く求められている。普及クラスでは特にその要望が強く、そのため金属部品を減らしてモールド成形等による合成樹脂製部品を多用している。
さらに、低コスト、軽量化、小型化を満足するために、給紙分離方式としてフリクションパッド分離方式が多く採用されている。該分離方式では、給紙トレイに積載された用紙の上面に接触する給紙コロに対向して分離パッドが設けられており、給紙コロの回転により最上の用紙が送り出される。
このとき、2枚の用紙が重なって送られることがあるが、下側の用紙と分離パッド間の摩擦力が用紙間の摩擦力より大きく設定されているため、結果的に最上の用紙のみが分離されて送られる。
給紙コロは給紙軸に支持されており、該給紙軸には必要時のみ給紙コロを回転させるための給紙クラッチが設けられている。該給紙クラッチにより駆動源からの回転力の入力が任意にオン・オフされる。
【0003】
フリクションパッド分離方式において、分離パッドはバネ等の弾性部材により給紙コロに圧接されている。用紙の給紙動作において分離パッドが変位動作をするため、振動が生じ、これによって分離パッドにおけるいわゆる鳴き(異音)が発生し易い。
この分離部での異音対策としては、分離パッドに重りを付けたり、実開平5−12432号公報に記載されているように、分離パッドとパッド支持機構の間に振動吸収手段を設ける構成が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述のように、近年における給紙装置では合成樹脂製部品が多く用いられているため、給紙コロ支持部周辺が剛性低下して給紙軸、給紙コロが振動し易くなっており、これが分離パッドにおける異音発生を助長する結果となっている。すなわち、今まで以上に分離部での異音が発生し易くなっている。
上記のような従来の異音対策では、分離パッド側の振動吸収のみであるため、異音対策が満足できる状況になかった。
【0005】
そこで、本発明は、給紙コロ支持部周辺の剛性低下があっても分離部における異音の発生を良好に抑制できる給紙装置、及びこれを備えた画像形成装置の提供を、その主な目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、用紙が積載される給紙トレイと、用紙を給送する給紙コロと、該給紙コロを支持する給紙軸と、該給紙軸に駆動源からの回転力を伝達する給紙クラッチと、給送された用紙を分離する分離部を備えた給紙装置において、上記給紙クラッチに上記給紙軸の振動を抑制する重りが取り付けられ、上記重りが、上記給紙クラッチに嵌め込まれる取付部と、該取付部から上記給紙軸の略径方向に延びる重り本体部を有している、という構成を採っている。
【0007】
請求項2記載の発明では、用紙が積載される給紙トレイと、用紙を給送する給紙コロと、該給紙コロを支持する給紙軸と、該給紙軸に駆動源からの回転力を伝達する給紙クラッチと、給送された用紙を分離する分離部を備えた給紙装置において、上記給紙軸の振動を抑制する重りが設けられ、上記重りが、上記給紙軸の回転中心を含む鉛直平面に対して対称性を有しないように取り付けられている、という構成を採っている。
【0008】
請求項3記載の発明では、請求項1又は2記載の給紙装置において、上記重りが良熱伝導性を有する材料で形成されている、という構成を採っている。
【0009】
請求項4記載の発明では、給紙装置から給送された用紙に、像担持体上に形成された可視像を転写する画像形成装置において、上記給紙装置が、請求項1乃至3のうちの一つに記載のものである、という構成を採っている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。
図1に示すように、本実施形態における画像形成装置の一例としてのプリンタ2は、給紙装置4と、レジストローラ対6と、像担持体としての感光体ドラム8と、転写手段10と、定着装置12等を有している。
給紙装置4は、用紙Pが積載状態で収容される給紙トレイ14と、給紙トレイ14に収容された用紙Pを最上のものから順に給送する給紙コロ16と、分離部17等を有している。
給紙コロ16によって送り出された用紙Pはレジストローラ対6で一旦停止され、姿勢ずれを矯正された後、感光体ドラム8の回転に同期するタイミングで、すなわち、感光体ドラム8上に形成されたトナー像の先端と用紙Pの搬送方向先端部の所定位置とが一致するタイミングでレジストローラ対6により転写部位Nへ送られる。
【0013】
感光体ドラム8の周りには、矢印で示す回転方向順に、帯電手段としての帯電ローラ18と、図示しない露光手段の一部を構成するミラー20と、現像ローラ22aを備えた現像手段22と、転写手段10と、クリーニングブレード24aを備えたクリーニング手段24等が配置されている。帯電ローラ18と現像手段22の間において、ミラー20を介して感光体ドラム8上の露光部26に露光光Lbが照射され、走査されるようになっている。
【0014】
プリンタ2における画像形成動作は従来と同様に行われる。すなわち、感光体ドラム8が回転を始めると、感光体ドラム8の表面が帯電ローラ18により均一に帯電され、画像情報に基づいて露光光Lbが露光部26に照射、走査されて作成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。この静電潜像は感光体ドラム8の回転により現像手段22へ移動し、ここでトナーが供給されて可視像化され、トナー像が形成される。
感光体ドラム8上に形成されたトナー像は、所定のタイミングで転写部位Nに進入してきた用紙P上に転写手段10による転写バイアス印加により転写される。
【0015】
トナー像を担持した用紙Pは定着装置12へ向けて搬送され、定着装置12で定着された後、図示しない排紙トレイへ排出・スタックされる。
転写部位Nで転写されずに感光体ドラム8上に残った残留トナーは、感光体ドラム8の回転に伴ってクリーニング手段24に至り、このクリーニング手段24を通過する間にクリーニングブレード24aにより掻き落とされて清掃される。その後、感光体ドラム8上の残留電位が図示しない除電手段により除去され、次の作像工程に備えられる。
【0016】
次に、図2及び図3に基づいて給紙装置4を詳細に説明する。
図2に示すように、給紙コロ16は給紙軸32に支持されており、該給紙軸32は図示しない装置本体に固定された給紙フレーム34に支持されている。給紙軸32の一端側には、給紙軸32に図示しない駆動源からの回転力を任意に伝達する給紙クラッチ36が設けられている。
分離部17は、給紙コロ16に対向して設けられた分離パッド38と、該分離パッド38を保持し図示しないガイド部材によりガイドされるパッドホルダ40と、分離パッド38を給紙コロ16に向けて付勢するバネ42等から構成されている。給紙フレーム34、給紙軸32、給紙コロ16等は合成樹脂で形成されている。
給紙コロ16の回転により最上の用紙Pが送り出される。このとき、2枚の用紙が重なって送られることがあるが、下側の用紙Pと分離パッド38間の摩擦力が用紙間の摩擦力より大きく設定されているため、結果的に最上の用紙Pのみが分離されて送られる。
【0017】
図3に示すように、給紙クラッチ36は、図示しない駆動源に接続されるクラッチギヤ44と、クラッチ本体部46を有している。該給紙クラッチ36には、給紙軸32の振動を抑制するための重り48が取り付けられている(図1及び図2では省略)。重り48は平板状に形成されており、クラッチ本体部46の小径部46aに嵌め込んで(例えば圧入して)固定された取付部48aと、給紙軸32の略径方向に延びる重り本体部48bを有している。
重り48は、良熱伝導性を有する材料で形成するのが望ましく、本実施形態では鉄(金属)で形成されている。
【0018】
このように構成した場合、給紙コロ16支持部周辺の剛性が低下して給紙軸32、給紙コロ16で振動が発生しても、重り48のイナーシャ(慣性)作用により抑制され、これにより分離部17での異音が抑制される。
また、重り48は鉄で形成されているので、連続使用によって給紙クラッチ36の温度が上昇しても、その熱は重り48に伝わって放熱される。この重り48のヒートシンクの作用により、給紙クラッチ36の過熱を防止することもでき、給紙クラッチ36の長寿命化を図ることができる。
重り48の材料としては、金属材料に限らず、良熱伝導性を有する他の材料でもよい。重り48を金属材料で形成した場合、重りとしての本来の重量機能と放熱機能を同時に得ることができる利点がある。
【0019】
重り48が給紙軸32の振動に共振した場合には、十分なイナーシャ機能が得られず、異音を抑制できない場合がある。この問題に対処した実施形態を図4及び図5に基づいて説明する。
なお、上記実施形態と同一部分は同一符号で示し、既にした構成上及び機能上の説明は省略する。また、要部のみ説明する。
図4に示すように、本実施形態における重り50は、クラッチ本体部46の小径部46aに嵌め込んで(例えば圧入して)固定された環状の取付部50aと、給紙軸32の略径方向に延びる平板状の重り本体部50bを有している。
【0020】
図5に示すように、重り50は、給紙軸32の回転中心Aを含む鉛直平面VF(厳密には鉛直線)に対して対称性を有しないように取り付けられている。このような構成とすることにより、給紙軸32に対する重り50の共振を防止することができ、重り50のイナーシャ機能を確実に得ることができる。図5において、重り50は判り易いように特にハッチングで表示している。
重り50は、上記実施形態と同様に良熱伝導性を有する材料としての金属材料で形成されている。従って、上記実施形態と同様の放熱機能をも得ることができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、給紙コロ支持部周辺の剛性低下があっても分離部における異音の発生を良好に抑制することができる。
【0022】
本発明によれば、重りを容易に固定することができる。
【0023】
本発明によれば、重りのイナーシャ機能を確実に得ることができ、異音の抑制機能を高精度に得ることができる。
【0024】
本発明によれば、給紙クラッチの過熱を防止することができ、給紙クラッチの長寿命化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における画像形成装置としてのプリンタの概要正面図である。
【図2】給紙装置の概要斜視図である。
【図3】給紙クラッチ周辺の拡大斜視図である。
【図4】他の実施形態における給紙クラッチ周辺の拡大斜視図である。
【図5】図4で示した実施形態における重りの取り付け状態を示す正面図である。
【符号の説明】
14 給紙トレイ
16 給紙コロ
32 給紙軸
36 給紙クラッチ
48,50 重り
48a,50a 取付部
48b,50b 重り本体部

Claims (4)

  1. 用紙が積載される給紙トレイと、用紙を給送する給紙コロと、該給紙コロを支持する給紙軸と、該給紙軸に駆動源からの回転力を伝達する給紙クラッチと、給送された用紙を分離する分離部を備えた給紙装置において、
    上記給紙クラッチに上記給紙軸の振動を抑制する重りが取り付けられ、上記重りが、上記給紙クラッチに嵌め込まれる取付部と、該取付部から上記給紙軸の略径方向に延びる重り本体部を有していることを特徴とする給紙装置。
  2. 用紙が積載される給紙トレイと、用紙を給送する給紙コロと、該給紙コロを支持する給紙軸と、該給紙軸に駆動源からの回転力を伝達する給紙クラッチと、給送された用紙を分離する分離部を備えた給紙装置において、
    上記給紙軸の振動を抑制する重りが設けられ、上記重りが、上記給紙軸の回転中心を含む鉛直平面に対して対称性を有しないように取り付けられていることを特徴とする給紙装置。
  3. 請求項1又は2記載の給紙装置において、
    上記重りが良熱伝導性を有する材料で形成されていることを特徴とする給紙装置。
  4. 給紙装置から給送された用紙に、像担持体上に形成された可視像を転写する画像形成装置において、
    上記給紙装置が、請求項1乃至3のうちの一つに記載のものであることを特徴とする画像形成装置
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