JP3905184B2 - 電線配索転写方法及びその装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車などに用いられる電気配線を平面的に配索して製造する電線配索転写方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車などに用いられる平面的な電気配線(いわゆるフラットワイヤーハーネス)は、銅箔を打ち抜いて所定パターンを作成する方法───FFC(Flexible Flat Circuit )───や、直線状のフラットケーブル又はリボン電線を所定形状に配索して作成する方法にて製造されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、銅箔を打ち抜く方法では、導体部以外が除去される(捨てられる)ため、銅箔の無駄が多いという問題があり、また、フラットケーブルやリボン電線は折り曲げによってコーナー部を形成しなければならず、任意形状に配索することは困難であった。
【0004】
そこで、本発明は、容易かつ正確に配索パターンを作製できると共に、資源の無駄を省くことができる電線配索転写方法及びその装置に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る電線配索転写方法は、電線供給部から電線配索手段へ電線を送り出し、該電線配索手段の可動部から送出される電線の始端を電線配索板の表て面側に設けられた第1チャック部に固定すると共に、上記可動部を移動させて上記配索板の表て面に突設された複数本の配索ピンに電線を引掛けて所定パターンに配索し、電線を上記配索板の第2チャック部に固定してその終端を切断し、その後、配索板の表て面に接近・離間可能に設けられた転写板にて転写用シートを配索板側に押し付けると共に、配索板の表て面側に設けられた往復動可能な掻き落とし板を上記配索ピンの先端側へ移動させて配索された電線を上記転写用シートに貼付けて転写し、その後、上記第1・第2チャック部を開放すると共に、上記転写板を配索板から離間させるものである。
【0006】
また、複数枚の電線配索板を一軸心廻りに回転可能に保持する保持枠を設け、該保持枠を所定中心角度で間欠的に回転させて電線が配索された一の配索板を転写板側へ向け、かつ、他の配索板を電線配索手段側へ向けて電線を配索するものである。
【0007】
また、本発明に係る電線配索転写は、表て面から突出状にかつ所定位置に配設された複数本の配索ピンを有する電線配索板と、該配索ピンを挿通させる小孔を有しかつ該電線配索板の表て面側に配設された掻き落とし板と、該掻き落とし板を上記配索ピンの先端側へ往復動させる往復駆動機構と、電線を送り出す電線供給部と、該電線供給部から供給された電線を上記配索ピンに引掛けながら移動する可動部を有する電線配索手段と、上記配索板の表て面に接近・離間可能に設けられた転写板と、を備え、上記配索手段にて配索板上に所定パターンで配索した電線を上記転写板によって配索板側へ押し付けられた転写用シートに貼付け転写するように構成したものである。
【0008】
また、電線配索板を一軸心廻りに間欠的に回転可能に保持する保持枠を設けると共に、該保持枠に複数枚の上記配索板を取付けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
【0010】
図1〜図4は、本発明の電線配索転写装置の実施の一形態を示し、この電線配索転写装置Fは、基台9の上部に間欠的に回転可能に保持された回転部10と、基台9の下部に設けられた電線供給部3と、電線供給部3から供給された電線2を回転部10に送出して配索する電線配索手段4と、回転部10の下方に設けられた転写板5と、を備えている。
【0011】
具体的に説明すると、回転部10は、一軸心P廻りに回転可能な保持枠11と、保持枠11に複数枚取付けられると共に表て面1aから突出状にかつ所定位置に配設された複数本の配索ピン8…を有する電線配索板1,1と、配索ピン8…を挿通させる小孔を有しかつ電線配索板1の表て面1a側に配設された掻き落とし板6,6と、掻き落とし板6を配索ピン8の先端側へ往復動させる往復駆動機構7…と、を備えている。
【0012】
保持枠11は水平支軸12を介して基台9の天板9aから上方に突設された左右一対の取付部に枢着されており、水平支軸12に固着された左右一対の短板11a,11aと、複数個の窓部13…を有する一対の長板11b,11bと、から成る矩形状である。なお、水平支軸12の一端は、ロータリーアクチュエータ15の出力軸と連結されていると共に、基台9の天板9aには保持枠11の下部を下方へ露出させる窓部14が形成されている。
【0013】
電線配索板1は、上記保持枠11に固着された基板部16aと、基板部16aに固着されると共に複数本の配索ピン8…を表て面1aから突出させるピン押え板16bと、を有し、静止状態に於て、保持枠11の上下の開口部に2枚の配索板1,1が取付けられている。つまり、2枚の配索板1,1の各表て面1a,1aは上向き及び下向きとされている。
【0014】
掻き落とし板6は、例えば、アルミ目板にて配索板1のピン押え板16bと略等しい大きさに形成されており、その表て面には弾性シート体6a(例えば厚さ3mm〜5mmのシリコンゴム)が積層されている。
【0015】
往復駆動機構7としては、例えば小型のエアシリンダが用いられており、配索板1の裏面に複数個付設されている。そして、そのロッドの先端は配索板1に設けられた孔部を挿通して掻き落とし板6の裏面に固着されている。
【0016】
また、図5と図9に示すように、この電線配索転写装置Fには、配索板1の表て面1aから掻き落とし板6を貫通して外方へ突出するストッパ17が設けられている。このストッパ17は配索板1の左右2箇所に設けられ、掻き落とし板6の表て面から突出した配索ピン8の高さ寸法よりも僅かな寸法H( 0.2mm程度)分高く設定されている。
【0017】
また、図3と図9に示すように、配索板1の基板部16a表て面の端部には、短軸20とこの短軸20側へ弾発付勢される半円形状の偏心カム21とを有する第1チャック部18及び第2チャック部19が設けられている。なお、弾発付勢に代えて、シリンダ等を用いて偏心カム21を付勢するようにしても良い。
【0018】
図1と図2にもどって、電線供給部3は、巻回した電線2を回転して送り出すボビン部22を有し、電線供給部3から送り出された電線2は、ローラ及び矯正ロール23を通過して電線配索手段4に供給される。
【0019】
電線配索手段4は、3次元的に移動可能な可動部24を有する多軸ロボット(直交座標型ロボット)を備えており、電線2は上記可動部24に送り込まれている。そして、可動部24は電線2を回転部10の配索ピン8…に引掛けながら送出しつつ移動するよう制御されている。なお、33は可動部24、回転部10及び転写板5等を所定の関係で連動させるよう制御する制御部である。
【0020】
また、可動部24の先端には、図6と図7に示すように、電線2をガイドする細長円筒状の先端部材25が設けられており、その先端には低摩擦部材(例えばセラミック)にて形成した電線ガイド部26を有している。
【0021】
電線ガイド部26の内径寸法Dは使用する電線2の直径よりも大きく設定されている。また、送出する電線2を傷つけないように、電線ガイド部26の先端開口縁にはアール状の面取り部27が形成されている。
【0022】
図1と図2に示すように、回転部10の下方に設けられた矩形状の転写板5は、4本の伸縮シリンダ28…にて支持されており、伸縮シリンダ28…が伸縮することによって転写板5は回転部10の下部、即ち、下向きとされた電線配索板1の表て面1aに接近・離間することができる。
【0023】
しかして、本発明の電線配索転写装置Fは、図1と図13に示す如く、転写用シート32を巻設した送りロール29とシート32を巻取る巻取りロール30の間に設置され、回転部10と転写板5との間に転写用シート32を張設している。なお、31はカバーフィルム35用の送りロールである。
【0024】
次に、この電線配索転写装置Fを用いた電線配索転写方法を説明すると、図1と図2に示す如く、先ず、電線供給部3から電線配索手段4へ電線2が送り出され、かつ、可動部24が回転部10側へ下降する。
【0025】
そして、図8と図9に示すように、回転部10上部の配索板1に接近した可動部24は、その先端部材25から電線2の始端34aを送出しつつ移動して、配索板1に設けられた第1チャック部18に始端34aを固定させる。
【0026】
電線2の始端34aが固定されると、可動部24は電線2を送出しつつ突出した配索ピン8…の間を所定のルートで移動し、かつ、配索ピン8…に電線2を引掛けて所定パターンに配索する。そして、電線2を第2チャック部19に固定してその終端34bを(図示省略の)切断手段にて切断する。これによって、電線2が一筆書きの如く配索されてフラットなパターン形状が作製される。なお、切断手段は、回転部10側に設けるも、あるいは、可動部24側に設けるも自由である。
【0027】
その後、図10に示す如く、保持枠11を所定中心角度で間欠的に回転させて電線2が配索された一の配索板1を転写板5側へ向け、かつ、他の配索板1を電線配索手段4側へ向けて電線2を配索する。つまり、(図1で説明した)ロータリーアクチュエータ15を駆動し回転部10を 180°回転させて上方位置の配索板1を下方位置へ反転させて転写工程に移し、かつ、下方位置の配索板1を上方位置に反転させて次の配索工程に移す。
【0028】
転写工程では、先ず、転写板5を上昇させて転写用シート32を(電線2が配索された)下方位置の配索板1側に押し付ける。このとき、配索板1に突設されたストッパ17がシート32を介して転写板5に当接し、シート32に多数の配索ピン8…の痕が付くのを防止すると共に、ピン8…の先端がつぶれるのを防止している。
【0029】
次に、図11に示すように、下方位置の配索板1側の往復駆動機構7…を駆動させて、掻き落とし板6を配索ピン8の先端側へ移動させる。すると、電線2は掻き落とし板6にて掻き落とされて(ピン8…に沿って滑り落ち)、転写用シート32上面に所定パターン形状のまま貼付けられ転写される。このとき、掻き落とし板6に弾性シート体6aが積層されているので、電線2がつぶれない。なお、この場合、転写用シート32が粘着シートの場合である。
【0030】
その後、図9と図12に示すように、配索板1の第1・第2チャック部18,19を開放すると共に、転写板5を下降させて配索板1から離間させると共に、掻き落とし板6を元の位置に移動させる。そして、転写用シート32を下流側へ所定量送る。
【0031】
なお、下方位置の配索板1側で転写工程が行われている間に、上方位置の配索板1側では(上述と同様にして)電線2を所定パターン形状に配索している。配索が完了すると、回転部10が再び 180°回転して下方位置で転写工程が行われ、かつ、上方位置で次の配索工程が行われる。
【0032】
このように、電線供給部3、電線配索手段4、回転部10及び転写板5等が所定の関係で連動して配索と転写を同時進行できるよう、(図1で説明した)制御部33にて制御している。
【0033】
なお、電線2が裸線の場合は電線2を被覆することが必要であり、図13に示す如く、転写用シート32に転写された電線2の上からカバーフィルム35が貼合せロールにて貼り合せられ、その後、巻取りロール30にて巻回される。
【0034】
次に、図14〜図16は、本発明の電線配索転写装置の他の実施の形態を示し、このものは、回転部10の保持枠11に6枚の配索板1…を取付けると共に、その各表て面1a…に掻き落とし板6…を往復動可能に設け、さらに、回転部10上部の3枚の配索板1…夫々に対応する電線配索手段4…を3組設けたものである。
【0035】
この配索転写装置Fを用いた配索転写方法では、図16(イ)に示す如く、1番目の配索手段4にて一の配索板1に所定のパターンを配索する。そして、回転部10を60°回転させて、同図(ロ)に示す如く、同じ配索板1に2番目の配索手段4にて別のパターンを配索する。さらに、回転部10を60°回転させて、同図(ハ)に示す如く、同じ配索板1に3番目の配索手段4にてさらに別のパターンを配索する。
【0036】
つまり、同じ配索板1が60°ずつ回転していく毎に異なるパターンが順次配索されていく。このとき、次の配索板1も順次能率良く配索されていく。そして、配索が完了した配索板1が下方位置に移動すると、(上述と同様に)転写板5が転写用シート32を配索板1側へ押し付け、かつ、掻き落とし板6が電線2を掻き落とし、転写用シート32の同一区域内に異なるパターン形状が転写される。即ち、図16(ハ)のパターン形状が転写される。
【0037】
また、この方法では、径の異なる電線2…も配索及び転写することができる。なお、転写の際、掻き落とし板6の弾性シート体6aが電線2の径の差を吸収するので、電線2を加圧しすぎることがない(電線2を押しつぶすことがない)。
【0038】
次に、図17は別の実施の形態を示し、このものは、(図1〜図13で説明した)電線配索転写装置Fを3組並設したものである。配索転写装置F…を並設した場合は、1番目の装置Fで所定のパターン形状を転写した転写用シート32の転写区域を、2番目、3番目の装置F,Fへ順次移動させることにより、同一区域内に異なるパターン形状を混在させること、及び、異なる径の電線2…を混在させることが可能となる。なお、1〜3番目の配索転写装置F…を全て同じ配索パターンとし、同時に配索・転写を行って能率を向上させるようにしても良い。
【0039】
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されず、例えば、転写用シート32が加熱によって接着力を発揮する接着シートの場合、転写板5の裏面に転写板5を加熱するヒータを付設するのが望ましい。また、電線2の配索パターンが交差部を有する形状の場合、その部位の掻き落とし板6の弾性シート体6aを削除し、転写の際に交差部を加圧せず電線2を傷めないようにするのが良い。また、使用する電線2の径(サイズ)に応じた電線配索手段4の先端部材25を使用するため、先端部材25を着脱交換可能とするも、好ましい。
【0040】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0041】
(請求項1によれば)配索ピン8…に電線2を引掛けて配索していくので、コーナー部の形成が容易であり、複雑なパターン形状でも容易に作製することができる。そして、転写板5及び掻き落とし板6によって作製したパターン形状を正確かつ確実に転写用シート32に転写することができる。また、電線2(資源)の無駄が全く無く、ゴミも生じない。
【0042】
(請求項2によれば)配索と転写を同時進行で行うことができるので、作業能率が向上する。また、一の配索板1に配索された電線2を転写している間、他の複数枚の配索板1…に電線配索手段4…にて配索を行うことが可能で、これによって、転写用シート32の同一区域内に異なるパターン形状や異なる径(サイズ)の電線2を混在させることができる。
【0043】
(請求項3によれば)配索ピン8…に電線2を引掛けて配索していくことができるので、コーナー部の形成が容易であり、複雑なパターン形状でも容易に作製することができる。また、転写板5及び掻き落とし板6によって作製したパターン形状を正確かつ確実に転写用シート32に転写することができる。また、電線2(資源)の無駄が全く無く、ゴミも生じることがない。
【0044】
(請求項4によれば)配索と転写を同時進行で行うことができるので、作業能率が向上する。また、一の配索板1に配索された電線2を転写している間、他の複数枚の配索板1…に複数の電線配索手段4…によって配索を行うことが可能で、これによって、転写用シート32の同一区域内に異なるパターン形状や異なる径(サイズ)の電線2を混在させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電線配索転写装置の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】側面図である。
【図3】回転部の内部を示す要部断面正面図である。
【図4】回転部の内部を示す要部断面側面図である。
【図5】ストッパを示す要部拡大断面図である。
【図6】先端部材を示す断面正面図である。
【図7】先端部材の電線ガイド部を示す要部拡大断面図である。
【図8】電線の配索状態を示す作用説明図である。
【図9】電線の配索パターンを示す要部平面図である。
【図10】回転部の回転状態を示す作用説明図である。
【図11】電線の転写状態を示す作用説明図である。
【図12】転写後の移送される転写用シートを示す作用説明図である。
【図13】カバーフィルムの貼合せ工程を示す簡略説明図である。
【図14】本発明の電線配索転写装置の他の実施の形態を示す簡略正面図である。
【図15】簡略側面図である。
【図16】異なる配索パターンを示す説明図である。
【図17】別の実施の形態を示す簡略正面図である。
【符号の説明】
1 電線配索板
1a 表て面
2 電線
3 電線供給部
4 電線配索手段
5 転写板
6 掻き落とし板
7 往復駆動機構
8 配索ピン
11 保持枠
18 第1チャック部
19 第2チャック部
24 可動部
32 転写用シート
34a 始端
34b 終端
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車などに用いられる電気配線を平面的に配索して製造する電線配索転写方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車などに用いられる平面的な電気配線(いわゆるフラットワイヤーハーネス)は、銅箔を打ち抜いて所定パターンを作成する方法───FFC(Flexible Flat Circuit )───や、直線状のフラットケーブル又はリボン電線を所定形状に配索して作成する方法にて製造されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、銅箔を打ち抜く方法では、導体部以外が除去される(捨てられる)ため、銅箔の無駄が多いという問題があり、また、フラットケーブルやリボン電線は折り曲げによってコーナー部を形成しなければならず、任意形状に配索することは困難であった。
【0004】
そこで、本発明は、容易かつ正確に配索パターンを作製できると共に、資源の無駄を省くことができる電線配索転写方法及びその装置に関する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本発明に係る電線配索転写方法は、電線供給部から電線配索手段へ電線を送り出し、該電線配索手段の可動部から送出される電線の始端を電線配索板の表て面側に設けられた第1チャック部に固定すると共に、上記可動部を移動させて上記配索板の表て面に突設された複数本の配索ピンに電線を引掛けて所定パターンに配索し、電線を上記配索板の第2チャック部に固定してその終端を切断し、その後、配索板の表て面に接近・離間可能に設けられた転写板にて転写用シートを配索板側に押し付けると共に、配索板の表て面側に設けられた往復動可能な掻き落とし板を上記配索ピンの先端側へ移動させて配索された電線を上記転写用シートに貼付けて転写し、その後、上記第1・第2チャック部を開放すると共に、上記転写板を配索板から離間させるものである。
【0006】
また、複数枚の電線配索板を一軸心廻りに回転可能に保持する保持枠を設け、該保持枠を所定中心角度で間欠的に回転させて電線が配索された一の配索板を転写板側へ向け、かつ、他の配索板を電線配索手段側へ向けて電線を配索するものである。
【0007】
また、本発明に係る電線配索転写は、表て面から突出状にかつ所定位置に配設された複数本の配索ピンを有する電線配索板と、該配索ピンを挿通させる小孔を有しかつ該電線配索板の表て面側に配設された掻き落とし板と、該掻き落とし板を上記配索ピンの先端側へ往復動させる往復駆動機構と、電線を送り出す電線供給部と、該電線供給部から供給された電線を上記配索ピンに引掛けながら移動する可動部を有する電線配索手段と、上記配索板の表て面に接近・離間可能に設けられた転写板と、を備え、上記配索手段にて配索板上に所定パターンで配索した電線を上記転写板によって配索板側へ押し付けられた転写用シートに貼付け転写するように構成したものである。
【0008】
また、電線配索板を一軸心廻りに間欠的に回転可能に保持する保持枠を設けると共に、該保持枠に複数枚の上記配索板を取付けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
【0010】
図1〜図4は、本発明の電線配索転写装置の実施の一形態を示し、この電線配索転写装置Fは、基台9の上部に間欠的に回転可能に保持された回転部10と、基台9の下部に設けられた電線供給部3と、電線供給部3から供給された電線2を回転部10に送出して配索する電線配索手段4と、回転部10の下方に設けられた転写板5と、を備えている。
【0011】
具体的に説明すると、回転部10は、一軸心P廻りに回転可能な保持枠11と、保持枠11に複数枚取付けられると共に表て面1aから突出状にかつ所定位置に配設された複数本の配索ピン8…を有する電線配索板1,1と、配索ピン8…を挿通させる小孔を有しかつ電線配索板1の表て面1a側に配設された掻き落とし板6,6と、掻き落とし板6を配索ピン8の先端側へ往復動させる往復駆動機構7…と、を備えている。
【0012】
保持枠11は水平支軸12を介して基台9の天板9aから上方に突設された左右一対の取付部に枢着されており、水平支軸12に固着された左右一対の短板11a,11aと、複数個の窓部13…を有する一対の長板11b,11bと、から成る矩形状である。なお、水平支軸12の一端は、ロータリーアクチュエータ15の出力軸と連結されていると共に、基台9の天板9aには保持枠11の下部を下方へ露出させる窓部14が形成されている。
【0013】
電線配索板1は、上記保持枠11に固着された基板部16aと、基板部16aに固着されると共に複数本の配索ピン8…を表て面1aから突出させるピン押え板16bと、を有し、静止状態に於て、保持枠11の上下の開口部に2枚の配索板1,1が取付けられている。つまり、2枚の配索板1,1の各表て面1a,1aは上向き及び下向きとされている。
【0014】
掻き落とし板6は、例えば、アルミ目板にて配索板1のピン押え板16bと略等しい大きさに形成されており、その表て面には弾性シート体6a(例えば厚さ3mm〜5mmのシリコンゴム)が積層されている。
【0015】
往復駆動機構7としては、例えば小型のエアシリンダが用いられており、配索板1の裏面に複数個付設されている。そして、そのロッドの先端は配索板1に設けられた孔部を挿通して掻き落とし板6の裏面に固着されている。
【0016】
また、図5と図9に示すように、この電線配索転写装置Fには、配索板1の表て面1aから掻き落とし板6を貫通して外方へ突出するストッパ17が設けられている。このストッパ17は配索板1の左右2箇所に設けられ、掻き落とし板6の表て面から突出した配索ピン8の高さ寸法よりも僅かな寸法H( 0.2mm程度)分高く設定されている。
【0017】
また、図3と図9に示すように、配索板1の基板部16a表て面の端部には、短軸20とこの短軸20側へ弾発付勢される半円形状の偏心カム21とを有する第1チャック部18及び第2チャック部19が設けられている。なお、弾発付勢に代えて、シリンダ等を用いて偏心カム21を付勢するようにしても良い。
【0018】
図1と図2にもどって、電線供給部3は、巻回した電線2を回転して送り出すボビン部22を有し、電線供給部3から送り出された電線2は、ローラ及び矯正ロール23を通過して電線配索手段4に供給される。
【0019】
電線配索手段4は、3次元的に移動可能な可動部24を有する多軸ロボット(直交座標型ロボット)を備えており、電線2は上記可動部24に送り込まれている。そして、可動部24は電線2を回転部10の配索ピン8…に引掛けながら送出しつつ移動するよう制御されている。なお、33は可動部24、回転部10及び転写板5等を所定の関係で連動させるよう制御する制御部である。
【0020】
また、可動部24の先端には、図6と図7に示すように、電線2をガイドする細長円筒状の先端部材25が設けられており、その先端には低摩擦部材(例えばセラミック)にて形成した電線ガイド部26を有している。
【0021】
電線ガイド部26の内径寸法Dは使用する電線2の直径よりも大きく設定されている。また、送出する電線2を傷つけないように、電線ガイド部26の先端開口縁にはアール状の面取り部27が形成されている。
【0022】
図1と図2に示すように、回転部10の下方に設けられた矩形状の転写板5は、4本の伸縮シリンダ28…にて支持されており、伸縮シリンダ28…が伸縮することによって転写板5は回転部10の下部、即ち、下向きとされた電線配索板1の表て面1aに接近・離間することができる。
【0023】
しかして、本発明の電線配索転写装置Fは、図1と図13に示す如く、転写用シート32を巻設した送りロール29とシート32を巻取る巻取りロール30の間に設置され、回転部10と転写板5との間に転写用シート32を張設している。なお、31はカバーフィルム35用の送りロールである。
【0024】
次に、この電線配索転写装置Fを用いた電線配索転写方法を説明すると、図1と図2に示す如く、先ず、電線供給部3から電線配索手段4へ電線2が送り出され、かつ、可動部24が回転部10側へ下降する。
【0025】
そして、図8と図9に示すように、回転部10上部の配索板1に接近した可動部24は、その先端部材25から電線2の始端34aを送出しつつ移動して、配索板1に設けられた第1チャック部18に始端34aを固定させる。
【0026】
電線2の始端34aが固定されると、可動部24は電線2を送出しつつ突出した配索ピン8…の間を所定のルートで移動し、かつ、配索ピン8…に電線2を引掛けて所定パターンに配索する。そして、電線2を第2チャック部19に固定してその終端34bを(図示省略の)切断手段にて切断する。これによって、電線2が一筆書きの如く配索されてフラットなパターン形状が作製される。なお、切断手段は、回転部10側に設けるも、あるいは、可動部24側に設けるも自由である。
【0027】
その後、図10に示す如く、保持枠11を所定中心角度で間欠的に回転させて電線2が配索された一の配索板1を転写板5側へ向け、かつ、他の配索板1を電線配索手段4側へ向けて電線2を配索する。つまり、(図1で説明した)ロータリーアクチュエータ15を駆動し回転部10を 180°回転させて上方位置の配索板1を下方位置へ反転させて転写工程に移し、かつ、下方位置の配索板1を上方位置に反転させて次の配索工程に移す。
【0028】
転写工程では、先ず、転写板5を上昇させて転写用シート32を(電線2が配索された)下方位置の配索板1側に押し付ける。このとき、配索板1に突設されたストッパ17がシート32を介して転写板5に当接し、シート32に多数の配索ピン8…の痕が付くのを防止すると共に、ピン8…の先端がつぶれるのを防止している。
【0029】
次に、図11に示すように、下方位置の配索板1側の往復駆動機構7…を駆動させて、掻き落とし板6を配索ピン8の先端側へ移動させる。すると、電線2は掻き落とし板6にて掻き落とされて(ピン8…に沿って滑り落ち)、転写用シート32上面に所定パターン形状のまま貼付けられ転写される。このとき、掻き落とし板6に弾性シート体6aが積層されているので、電線2がつぶれない。なお、この場合、転写用シート32が粘着シートの場合である。
【0030】
その後、図9と図12に示すように、配索板1の第1・第2チャック部18,19を開放すると共に、転写板5を下降させて配索板1から離間させると共に、掻き落とし板6を元の位置に移動させる。そして、転写用シート32を下流側へ所定量送る。
【0031】
なお、下方位置の配索板1側で転写工程が行われている間に、上方位置の配索板1側では(上述と同様にして)電線2を所定パターン形状に配索している。配索が完了すると、回転部10が再び 180°回転して下方位置で転写工程が行われ、かつ、上方位置で次の配索工程が行われる。
【0032】
このように、電線供給部3、電線配索手段4、回転部10及び転写板5等が所定の関係で連動して配索と転写を同時進行できるよう、(図1で説明した)制御部33にて制御している。
【0033】
なお、電線2が裸線の場合は電線2を被覆することが必要であり、図13に示す如く、転写用シート32に転写された電線2の上からカバーフィルム35が貼合せロールにて貼り合せられ、その後、巻取りロール30にて巻回される。
【0034】
次に、図14〜図16は、本発明の電線配索転写装置の他の実施の形態を示し、このものは、回転部10の保持枠11に6枚の配索板1…を取付けると共に、その各表て面1a…に掻き落とし板6…を往復動可能に設け、さらに、回転部10上部の3枚の配索板1…夫々に対応する電線配索手段4…を3組設けたものである。
【0035】
この配索転写装置Fを用いた配索転写方法では、図16(イ)に示す如く、1番目の配索手段4にて一の配索板1に所定のパターンを配索する。そして、回転部10を60°回転させて、同図(ロ)に示す如く、同じ配索板1に2番目の配索手段4にて別のパターンを配索する。さらに、回転部10を60°回転させて、同図(ハ)に示す如く、同じ配索板1に3番目の配索手段4にてさらに別のパターンを配索する。
【0036】
つまり、同じ配索板1が60°ずつ回転していく毎に異なるパターンが順次配索されていく。このとき、次の配索板1も順次能率良く配索されていく。そして、配索が完了した配索板1が下方位置に移動すると、(上述と同様に)転写板5が転写用シート32を配索板1側へ押し付け、かつ、掻き落とし板6が電線2を掻き落とし、転写用シート32の同一区域内に異なるパターン形状が転写される。即ち、図16(ハ)のパターン形状が転写される。
【0037】
また、この方法では、径の異なる電線2…も配索及び転写することができる。なお、転写の際、掻き落とし板6の弾性シート体6aが電線2の径の差を吸収するので、電線2を加圧しすぎることがない(電線2を押しつぶすことがない)。
【0038】
次に、図17は別の実施の形態を示し、このものは、(図1〜図13で説明した)電線配索転写装置Fを3組並設したものである。配索転写装置F…を並設した場合は、1番目の装置Fで所定のパターン形状を転写した転写用シート32の転写区域を、2番目、3番目の装置F,Fへ順次移動させることにより、同一区域内に異なるパターン形状を混在させること、及び、異なる径の電線2…を混在させることが可能となる。なお、1〜3番目の配索転写装置F…を全て同じ配索パターンとし、同時に配索・転写を行って能率を向上させるようにしても良い。
【0039】
なお、本発明は上述の実施の形態に限定されず、例えば、転写用シート32が加熱によって接着力を発揮する接着シートの場合、転写板5の裏面に転写板5を加熱するヒータを付設するのが望ましい。また、電線2の配索パターンが交差部を有する形状の場合、その部位の掻き落とし板6の弾性シート体6aを削除し、転写の際に交差部を加圧せず電線2を傷めないようにするのが良い。また、使用する電線2の径(サイズ)に応じた電線配索手段4の先端部材25を使用するため、先端部材25を着脱交換可能とするも、好ましい。
【0040】
【発明の効果】
本発明は上述の如く構成されるので、次に記載する効果を奏する。
【0041】
(請求項1によれば)配索ピン8…に電線2を引掛けて配索していくので、コーナー部の形成が容易であり、複雑なパターン形状でも容易に作製することができる。そして、転写板5及び掻き落とし板6によって作製したパターン形状を正確かつ確実に転写用シート32に転写することができる。また、電線2(資源)の無駄が全く無く、ゴミも生じない。
【0042】
(請求項2によれば)配索と転写を同時進行で行うことができるので、作業能率が向上する。また、一の配索板1に配索された電線2を転写している間、他の複数枚の配索板1…に電線配索手段4…にて配索を行うことが可能で、これによって、転写用シート32の同一区域内に異なるパターン形状や異なる径(サイズ)の電線2を混在させることができる。
【0043】
(請求項3によれば)配索ピン8…に電線2を引掛けて配索していくことができるので、コーナー部の形成が容易であり、複雑なパターン形状でも容易に作製することができる。また、転写板5及び掻き落とし板6によって作製したパターン形状を正確かつ確実に転写用シート32に転写することができる。また、電線2(資源)の無駄が全く無く、ゴミも生じることがない。
【0044】
(請求項4によれば)配索と転写を同時進行で行うことができるので、作業能率が向上する。また、一の配索板1に配索された電線2を転写している間、他の複数枚の配索板1…に複数の電線配索手段4…によって配索を行うことが可能で、これによって、転写用シート32の同一区域内に異なるパターン形状や異なる径(サイズ)の電線2を混在させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電線配索転写装置の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】側面図である。
【図3】回転部の内部を示す要部断面正面図である。
【図4】回転部の内部を示す要部断面側面図である。
【図5】ストッパを示す要部拡大断面図である。
【図6】先端部材を示す断面正面図である。
【図7】先端部材の電線ガイド部を示す要部拡大断面図である。
【図8】電線の配索状態を示す作用説明図である。
【図9】電線の配索パターンを示す要部平面図である。
【図10】回転部の回転状態を示す作用説明図である。
【図11】電線の転写状態を示す作用説明図である。
【図12】転写後の移送される転写用シートを示す作用説明図である。
【図13】カバーフィルムの貼合せ工程を示す簡略説明図である。
【図14】本発明の電線配索転写装置の他の実施の形態を示す簡略正面図である。
【図15】簡略側面図である。
【図16】異なる配索パターンを示す説明図である。
【図17】別の実施の形態を示す簡略正面図である。
【符号の説明】
1 電線配索板
1a 表て面
2 電線
3 電線供給部
4 電線配索手段
5 転写板
6 掻き落とし板
7 往復駆動機構
8 配索ピン
11 保持枠
18 第1チャック部
19 第2チャック部
24 可動部
32 転写用シート
34a 始端
34b 終端
Claims (4)
- 電線供給部から電線配索手段へ電線を送り出し、該電線配索手段の可動部から送出される電線の始端を電線配索板の表て面側に設けられた第1チャック部に固定すると共に、上記可動部を移動させて上記配索板の表て面に突設された複数本の配索ピンに電線を引掛けて所定パターンに配索し、電線を上記配索板の第2チャック部に固定してその終端を切断し、その後、配索板の表て面に接近・離間可能に設けられた転写板にて転写用シートを配索板側に押し付けると共に、配索板の表て面側に設けられた往復動可能な掻き落とし板を上記配索ピンの先端側へ移動させて配索された電線を上記転写用シートに貼付けて転写し、その後、上記第1・第2チャック部を開放すると共に、上記転写板を配索板から離間させることを特徴とする電線配索転写方法。
- 複数枚の電線配索板を一軸心廻りに回転可能に保持する保持枠を設け、該保持枠を所定中心角度で間欠的に回転させて電線が配索された一の配索板を転写板側へ向け、かつ、他の配索板を電線配索手段側へ向けて電線を配索する請求項1記載の電線配索転写方法。
- 表て面から突出状にかつ所定位置に配設された複数本の配索ピンを有する電線配索板と、該配索ピンを挿通させる小孔を有しかつ該電線配索板の表て面側に配設された掻き落とし板と、該掻き落とし板を上記配索ピンの先端側へ往復動させる往復駆動機構と、電線を送り出す電線供給部と、該電線供給部から供給された電線を上記配索ピンに引掛けながら移動する可動部を有する電線配索手段と、上記配索板の表て面に接近・離間可能に設けられた転写板と、を備え、上記配索手段にて配索板上に所定パターンで配索した電線を上記転写板によって配索板側へ押し付けられた転写用シートに貼付け転写するように構成したことを特徴とする電線配索転写装置。
- 電線配索板を一軸心廻りに間欠的に回転可能に保持する保持枠を設けると共に、該保持枠に複数枚の上記配索板を取付けた請求項3記載の電線配索転写装置。
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