JP3904042B2 - パチンコ台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、新規な枠構造を有するパチンコ台に係り、特に、ゲーム機種の交換を容易に行なえ、かつ優れた組付け精度が得られ、しかも、交換に伴なう廃棄部材を低減させることを可能にしたパチンコ台に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、パチンコホール等におけるパチンコ台は、通路間に挾まれた島と称する壁状支持構造物の片面若しくは両面に並列させて設置される。従来のパチンコ台は、図7に示すように、パチンコホールの島に取り付けられる外枠1と、この外枠1に対してヒンジ機構を介して開閉可能に取り付けられる内枠2とからなる二層構造体として構成されている。内枠2は、その表面側にゲージ盤面3を備え、また下部にはパチンコ球を貯溜する上皿4a、下皿4b及び操作用ハンドル4c等が取り付けられている。外枠1に対する内枠2の取り付けは、外枠1のヒンジブラケット1aに内枠2のヒンジブラケット2aを一致させ、それらのブラケットに付されたピンと穴とを整合させることにより行なっており、キーユニット4dの操作によりロック片4eを上下動作し、外枠1に対して内枠2をロックするようにしている。
【0003】
また、最近ではゲージ盤面3の中央部に液晶等の大形のディスプレイが組み込まれ、ゲーム性を盛り上げるようにした構成が多く採用される。
【0004】
更に、従来のパチンコ台における内枠2の内面側には、パチンコ玉の出入を管理する玉通路機構が設けられている。すなわち、図8に示すように、パチンコ玉を貯溜する受け皿5が内枠2の最上部に設置されており、受け皿5で貯溜した玉は、整列通路6を経て賞球払出しユニット7内に供給され、ゲージ盤面3のチャッカーやアタッカー等に入賞した際に、この賞球払出しユニット7からシュート通路を通じて上皿4aに所定個数の賞球が払い出される。
【0005】
更に、上記玉通路機構に加えて、玉を発射するための発射装置10、ディスプレイ(図8ではディスプレイカバーを符号11で示す)を制御する基板12等が内枠2の内面側に取り付けられている。
【0006】
このように、従来のパチンコ台においては、パチンコホールの島に取り付けられる外枠1と、ゲージ盤面3を備えた内枠2との二層構造体として構成され、特に内枠2の表面側にはゲーム性を左右するゲージ盤面3及びディスプレイが設けられ、内枠2の内面側には、受け皿5、整列通路6、賞球払出しユニット7、玉抜きユニット8、セーフ玉ユニット9等の玉通路機構及び発射装置10等、ゲーム性には直接関与しない様々な機構部品が設置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、パチンコホールに設置されるパチンコ台は、顧客のニーズや他店との競合で優位に立つために、斬新なゲーム性をもつパチンコ台に新台入れ替えと称して2〜3カ月に一度、あるいはそれより短いサイクルで交換するのが通例となっており、最近では、このサイクルが更に短くなる傾向にある。
【0008】
しかしながら、従来の外枠1と内枠2との二層構造体として構成されるパチンコ台では、ゲーム機種を交換する際に、重量のある種々の機構部品を盛り込み、かつ新規な内枠2を外枠1にヒンジ機構部分を介して取り付けるため、ゲージ盤面に傾斜バラツキ等が発生しやすく、良好な組付け精度を確保するのが困難であり、その調整作業が非常に面倒になるという問題点が指摘されている。
【0009】
また、ゲーム機種を新規に入れ替える場合、ゲーム盤面3並びにディスプレイ等、ゲーム性を左右する部品だけを変更することは困難であり、内枠2を交換すれば、受け皿5や賞球払出しユニット7等の玉通路機構や発射装置10、キーユニット4d等の種々の機構部品も変更しなければならず、部品の有効利用が図れず、廃棄部材が多くなり、廃棄処理にコストがかかるとともに、環境面においても問題があった。
【0010】
更に、内枠2の内面側に玉通路機構等の種々の機構を設置するという構造においては、これら機構部分をゲージカバーの裏面側に設置する関係上、ディスプレイやこれを制御する基板12等の設置スペースも制約を受け、配線コードの取付作業性及びゲージ盤面3の造形上の制約を受けるという問題点もあった。
【0011】
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、新規なゲーム機種に交換する際の組付け精度を高め、かつ交換作業を容易なものにでき、しかも、廃棄部材を低減することにより、大幅なコストメリットが得られるとともに、ゲージ盤面の造形自由度、並びにディスプレイや制御装置の設置自由度を高めることができるパチンコ台を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、1の発明は、遊技場の島側に取り付けられる外枠と、該外枠にヒンジ機構を介して開閉自在に取り付けられ、少なくとも玉通路機構が搭載された中間枠と、表面側にゲージ盤面を形成するとともに、該盤面下部にパチンコ玉を夫々貯留する貯留皿とパチンコ玉を発射させる操作ハンドルとを設ける一方、裏面側に少なくともゲージカバーを有する内枠と、から構成され、前記内枠を前記中間枠の表面側から中間枠に重なるように着脱可能に取り付けパチンコ台にある。
【0013】
外枠は、例えばパチンコホールの場合であれば、各島に並列状態で設置される。もっとも、島とは、パチンコホールに限らず、パチンコ台を取り付けるための支持構造物を広く総称する。また、中間枠は、好ましくは鋼板等の補強フレーム体から構成され、外枠に対してヒンジ機構を介して開閉可能に取り付けられる。中間枠の内面側に設けられる玉通路機構としては、好ましくは、各島の玉供給タンクから供給されるパチンコ玉の玉通路、賞球払出しユニット(CR機の場合にはCRサンド貸出しユニットも含む)、セーフ玉ユニット、アウト玉ユニット等を含む。加えて、中間枠には、好ましくは、玉通路機構の制御装置が搭載される。これには、チャッカーやアタッカーに入賞する度に、賞球を払出し動作させる制御装置並びに下皿満配時に発射口に玉の供給をストップする制御装置等の基板が含まれる。
【0014】
従って、1の発明によれば、中間枠にフレーム機能をもたせ、外枠に対して中間枠をヒンジ機構を介して取り付けているため、ゲーム機種を交換する際には、内枠をヒンジ取り付けする必要がなく、中間枠に対して新規な内枠を取り付けるだけで済み、良好な組付け精度が得られるとともに、交換作業も簡単に行なえる。
【0015】
更に、新規なゲーム機種に交換するには、ディスプレイ部を含むゲージ盤面を変更した内枠を交換するだけで済むため、中間枠に設置されている玉通路機構及び玉通路機構の制御装置等は共用化できる。
【0016】
2の発明は、前記中間枠は、縁部に玉通路機構を設けた補強フレーム体から構成され、該玉通路機構は、中間枠のヒンジ軸側縁部に沿って奥行側に向けて延設されていることを特徴とする。
【0017】
従って、2の発明によれば、玉通路機構は、中間枠のヒンジ軸側縁部側に集中設置され、しかも、奥行側に向けて延設設置されるという構成であるため、内枠の内面側スペースを大きく確保でき、ゲージ盤面に設置されるディスプレイ装置やディスプレイ装置の基板等の設置スペース、並びに配線コード等の取付作業スペースを多く確保できる。
【0018】
更に、玉通路機構及びその制御装置等を、中間枠のヒンジ軸側縁部に集中設置できるため、これら玉通路機構及びその制御装置等からヒンジ部分にかかる負荷が少なく、中間枠の開放操作も円滑に行なえる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るパチンコ台の一実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】
図1はパチンコホールの島に本発明に係るパチンコ台を並列状態で複数個配置した状態を示す説明図、図2は本発明に係るパチンコ台の概略構成の説明図、図3は本発明に係るパチンコ台における中間枠を裏面側から見た斜視図、図4は本発明に係るパチンコ台における内枠を裏面側から見た斜視図、図5は本発明に係るパチンコ台における外枠と中間枠との関係を示す裏面側から見た説明図、図6は本発明に係るパチンコ台における内枠と中間枠との関係を裏面側から見た説明図である。尚、この例に示されるパチンコ台は、パチンコ玉を発射装置によりゲージ盤面上に打ち込み、パチンコ玉がチャッカーやアタッカー等の入賞口に入賞した際に所定個数の賞球を獲得し、出玉を競うように構成される。
【0021】
本発明に係るパチンコ台がパチンコホールの島に複数台並列に取り付けられた状態の正面図が図1に示されている。同図から明らかなように、正面から一見したところでは、本発明のパチンコ台30は従前のものと外観上格別の相違は見られない。それらのパチンコ台30,30・・・は、従前のそれと同様にして、各島の支持テーブル20上にCR機用カードユニット21(一般パチンコ機の場合には、台間玉貸機)を挾んで並列に配置される。
【0022】
このパチンコ台30は、図2に示されるように、島に取り付けられる外枠40と、この外枠40に対してヒンジ機構を介して開閉可能に取り付けられ、後述するが、各種機能部品を内面側に設けたフレーム機能をもつ中間枠50と、この中間枠50に対して着脱可能に取り付けられる内枠60との三層構造体として構成されている。
【0023】
更に詳しくは、外枠40は、パチンコ台30全体を支持する強度を有する木枠から構成され、左側縁部の上下に中間枠50を開閉可能に支持するヒンジブラケット41が設けられており、上縁部には島の玉供給タンクからの供給玉を受けるノズルを支持する取付金具42が設けられている。
【0024】
また、中間枠50は、金属鋼板を断面L字状に折曲形成してなる補強フレーム体から構成され、外枠40のヒンジブラケット41に対応してヒンジブラケット51がビス止め、あるいはスポット溶接等により固定されている。このヒンジ軸側縁部には、その上下方向に沿って奥行方向に向けて玉通路機構70(詳しくは後述する)が設置される。一方、ヒンジ軸と反対縁部にはキーユニット52、キーユニット52の操作により、外枠40に対して中間枠50をロックするロック片53が設けられ、かつパチンコ玉を発射する発射ソレノイド等の発射装置54が設置されている。
【0025】
内枠60は、中間枠50に対して着脱可能に装着される。この内枠60の表面側には、ゲージ盤面61が形成され、ガラス62により保護されている。内枠60の表面下部には、パチンコ玉をそれぞれ貯溜する上皿63、下皿64が設置され、また内枠60の表面右下部分には、発射装置54を操作する操作用ハンドル65が設置されている。
【0026】
中間枠50の構成を更に詳細に説明する。図3は中間枠50を裏面側から見た斜視図であり、この中間枠50は、金属鋼板からなる補強フレーム体から構成され、優れた支持強度を備える一方、ヒンジ軸側には、ベースブラケット71が取付面と直交する奥行側に向けて延設設置され、このベースプレート71にパチンコ玉を管理する玉通路機構70が取り付けられている。
【0027】
玉通路機構70としては、ベースプレート71の内面上部側に設置される上通路ユニット72、上通路ユニット72の下部に並列設置される賞球払出しユニット73、CRサンド払出しユニット74、更にその下方に順次設置される玉抜きユニット75、下通路ユニット76、セーフ玉ユニット77、アウト玉ユニット78から構成されるほか、その制御装置(賞球払出しユニット73、及びCRサンド払出しユニット74内に内装されている)も含むものとする。
【0028】
尚、パチンコホールの各島に設けられている供給タンクから供給されるパチンコ玉は、外枠40に取り付けられている取付金具42にスライダ43を介してスライド自在に配設されている連結ノズル44に至り、さらに、この連結ノズル44からジャバラ45及び連結ノズル72aを介して上通路ユニット72に供給される。
【0029】
また、図4に示されるように、内枠60の裏面側には、ゲージ盤面61の中央部に位置するディスプレイ装置の筐体66が取り付けられ、これを制御する基板67がゲージカバー61aに取り付けられる。このように、ゲージ盤面61の裏面の機器配置は、かなりの自由度をもって行うことができる。
【0030】
次に、本発明に係るパチンコ台30を構成する外枠40、中間枠50、内枠60の相互の取付構造について説明する。まず、外枠40と中間枠50との取付構造は、図5に示されるように、外枠40の側縁部上下に設けられているヒンジブラケット41,41に対して、中間枠50のヒンジブラケット51,51を位置決めし、ヒンジピン51a,51aを取り付けることにより、ヒンジブラケット41,51を介して中間枠50が外枠40に対して開閉可能に取り付けられる。そして、キーユニット52の操作により、中間枠50に設けたロック片53を上下動操作することにより、中間枠50は外枠40にロック固定される。
【0031】
従って、優れたフレーム機能をもつ中間枠50を外枠40に対してヒンジ機構を介して取り付けるため、中間枠50と外枠40との間では良好な組付け精度が確保されることになる。
【0032】
次いで、中間枠50に対する内枠60の取付構造は、図6に示されるように、中間枠50の各コーナー部に設けられている鍵孔状の取付孔55内に、内枠60の内面に対応して設けられているレバー68を挿入し、このレバー68を90゜回動操作することにより、内枠60は中間枠50に対して取り付けるられる。中間枠50から内枠60を取り外すには、4箇所のレバー68を基位置に回動操作して鍵孔状の取付孔55から抜き取るだけでよい。このように、内枠60は中間枠50に対して簡単に着脱される。このように、中間枠50に対して内枠60が着脱可能に取り付けられるが、上記レバー68に替えて、ビス止め、クリップ止め、ホック止め等、適宜慣用の固定手段を用いても良い。
【0033】
以上述べたパチンコ台30は、外枠40、中間枠50、内枠60の三層構造体として構成され、外枠40は従来と同一構成であるが、フレーム機能をもつ中間枠50にパチンコ玉の出入を管理する玉通路機構70を組み付け、かつキーユニット52や発射装置54等、ゲーム機種交換に際しても共用化できる各種機構部品を上記中間枠50に取り付けるという構成を採用した。
【0034】
従って、外枠40に対してヒンジ機構を介して取り付けられる中間枠50は、剛性に優れた鋼板を断面L字状に折曲形成した補強フレーム体から構成されているため、従来のようにゲージ盤面を備えた化粧板を外枠に対してヒンジ機構部を介して取り付ける構造に比べ、外枠40と中間枠50との間で良好なヒンジ精度が確保されているため、ゲーム機種交換時においても良好な組付け精度が得られ、調整作業も簡易なものとなる。
【0035】
また、新規のゲーム機種に変更、交換する際には、中間枠50を共用化することにより、中間枠50に対して内枠60を交換するだけの簡単な作業で済み、レバー68を操作して旧ゲーム機種を取り外した後、新たなゲーム機種を盛り込んだ内枠60を中間枠50に対して適正位置に位置決めし、レバー68を90゜回動操作するだけで簡単に設置することができ、交換作業性を著しく向上させることができるという有利さがある。
【0036】
また、これに付随して、従来ではゲーム機種を交換する度に玉通路機構70やキーユニット52及び発射装置54等も新たなものとなり、従来では産業廃棄物が多量に発生するという不具合があったものの、本実施形態においては、玉通路機構70やキーユニット52、発射ユニット54等を共用化できるため、産業廃棄物としては最小限のもので済み、部品の有効利用が図れ、廃棄処理にかかる費用も低減化でき、環境問題も有効にクリアできる。
【0037】
更に、中間枠50に設置する玉通路機構70は、図3に示すように、中間枠50のヒンジ側縁部の上下方向に沿って奥行側に向けて延設状に設置するという構成を採用したため、中間枠50に対して内枠60を取り付けた際、これら玉通路機構70が内枠60の裏面側に股がることがなく、内枠60の裏面側に位置するディスプレイ装置やメイン基板67との干渉問題がなくなり、かなり大型のディスプレイ装置を搭載することも可能になり、基板67の設置自由度や配線コードの取付作業性を高めることができるため、ゲージ盤面61におけるディスプレイ部分の割合を自由に設定でき、ゲージ盤面の造形自由度を向上させ、かつ基板等の設置自由度や配線作業等も円滑に行なえるという有利さがある。
【0038】
また、玉通路機構70をヒンジ軸側縁部に集中設置したため、これら玉通路機構70からヒンジ機構部分に加わる負荷も少なくて済み、遊戯中にトラブルが生じた際、中間枠50を開閉する開閉操作性も円滑になる。
【0039】
また、この実施形態においては、内枠60の表面側に上皿63、下皿64、操作用ハンドル65を設けたが、上皿63、下皿64は煙草の灰等が落ちて汚れやすく、また、操作用ハンドル65は手汗等で汚れが激しく、新規なゲーム機種を交換する際に同時に交換するのが好ましいが、ゲーム機種の交換サイクルが最近のように特に短縮化される場合には、上皿63、下皿64、操作用ハンドル65等は、必ずしも内枠60に設置しなくても中間枠50に取り付けるか、あるいはゲージ盤面とは別個に別体を中間枠60に取り付けるようにしても良い。
【0040】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明に係るパチンコ台によれば、以下に記載する格別の作用効果を有する。
【0041】
(1)請求項1に記載の発明によれば、パチンコ台を外枠、中間枠、内枠の3ユニット体から構成し、フレーム機能をもつ中間枠を外枠に対してヒンジ機構を介して開閉可能に取り付けるとともに、ゲージ盤面を備えた内枠を中間枠に対して着脱可能に取り付けるという構成であるため、ゲーム機種を交換する際、ヒンジ機構部分の調整作業が不要となり、外枠と中間枠との間でヒンジ部分の精度が確保されているため、良好な組付け精度が得られるとともに、中間枠に対して新規な内枠を取り付けるだけで済み、交換作業が容易なものになるという効果を有する。
【0042】
更に、新規なゲーム機種に交換するには、ディスプレイ装置を含むゲージ盤面を変更した内枠を交換するだけで済むため、中間枠に設置されている玉通路機構及び玉通路機構の制御装置等を共用化できることから、交換時に発生する産業廃棄物を大幅に低減でき、コストメリットに優れるとともに、環境保全面でも好ましいという効果を有する。
【0043】
(2)請求項2に記載の発明によれば、玉通路機構並びにその制御装置は、中間枠のヒンジ軸側縁部の上下方向に沿って集中設置され、しかも、奥行側に向けて延設設置されるという構成であるため、内枠の内面側スペースを大きく確保でき、ゲージ盤面に設置されるディスプレイ装置やディスプレイ装置の基板等の設置スペースを多く確保できることから、ゲージ盤面の造形自由度を向上させ、かつ配線作業性を向上させることができるという効果を有する。
【0044】
更に、中間枠のヒンジ軸側縁部に集中設置するため、これら玉通路機構及びその制御装置から受ける負荷が少なく、中間枠の開放操作も円滑に行なえるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るパチンコ台の配置構成を示す説明図である。
【図2】本発明に係るパチンコ台の概略構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明に係るパチンコ台における中間枠の一実施形態を裏面側から見た斜視図である。
【図4】本発明に係るパチンコ台における内枠の一実施形態を裏面側から見た斜視図である。
【図5】本発明に係るパチンコ台における中間枠と外枠との取付構造の一実施形態を示す説明図である。
【図6】本発明に係るパチンコ台における中間枠と内枠との取付構造の一実施形態を示す斜視図である。
【図7】従来のパチンコ台の構成を示す概略図である。
【図8】従来のパチンコ台における内枠を裏面側から見た正面図である。
【符号の説明】
20 支持テーブル
21 CRユニット
30 パチンコ台
40 外枠
41 ヒンジブラケット
50 中間枠
51 ヒンジブラケット
52 キーユニット
54 発射ユニット
55 取付孔
60 内枠
61 ゲージ盤面
63 上皿
64 下皿
65 操作用ハンドル
66 ディスプレイ装置の筐体
67 基板
68 レバー
70 玉通路機構
71 ベースプレート
72 上通路ユニット
73 賞球払出しユニット
74 CRサンド貸出しユニット
75 玉抜きユニット
76 下通路ユニット
77 セーフ玉ユニット
78 アウト玉ユニット

Claims (2)

  1. 遊技場の島側に取り付けられる外枠と、
    該外枠にヒンジ機構を介して開閉自在に取り付けられ、少なくとも玉通路機構を搭載した金属板からなる中間枠と、
    表面側にゲージ盤面を形成するとともに、該盤面下部にパチンコ玉を夫々貯留する貯留皿とパチンコ玉を発射させる操作ハンドルとを設ける一方、裏面側に少なくともゲージカバーを有する内枠と、から構成され
    前記内枠を前記中間枠の表面側から中間枠に重なるように着脱可能に取り付けたことを特徴とするパチンコ台。
  2. 前記中間枠は、縁部に玉通路機構を設けた補強フレーム体から構成され、該玉通路機構は、中間枠のヒンジ軸側縁部に沿って奥行側に向けて延設されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ台。
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