JP2001137441A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2001137441A
JP2001137441A JP32559899A JP32559899A JP2001137441A JP 2001137441 A JP2001137441 A JP 2001137441A JP 32559899 A JP32559899 A JP 32559899A JP 32559899 A JP32559899 A JP 32559899A JP 2001137441 A JP2001137441 A JP 2001137441A
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power
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board
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Sadao Ioki
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源装置を共通化してコストを低減する。 【解決手段】 外部から電源が供給される遊技機におい
て、外部からの電源を各種制御装置置31〜33,42,
44,46で使用する電源に変換して供給可能な電源装
置41と、遊技機に併設されるカード球貸ユニット2と
電気的に接続可能なカード球貸ユニット用中継基板45
と、外部からの電源を入力可能であり、入力された電源
を前記電源装置41とカード球貸ユニット用中継基板4
5に分配して供給可能な電源用中継基板36とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、遊技機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のパチンコ遊技機は、プリペイドカ
ードを使用して遊技球を借りるいわゆるCR機と、現金
を使用して遊技球を借りるいわゆる現金機に区別されて
おり、CR機の場合、パチンコ遊技機と隣接した状態で
カード球貸ユニットを備え、該カード球貸ユニットに有
価価値データが付加されたプリペイドカードを挿入し、
パチンコ遊技機前面(例えば、上皿)に備えられるカー
ド球貸ユニット用操作部を操作することにより、パチン
コ遊技機の球排出装置から球を排出し、その球により遊
技を行うことが可能である。
【0003】また、従来のパチンコ遊技機は、外部から
供給される電源を電源用中継基板から遊技機盤用の電源
と遊技機枠用の電源に分配していた。遊技機盤用の電源
は、遊技の制御を統括的に行う遊技制御装置に供給さ
れ、そこから画像表示装置の表示制御装置等に供給され
ていた。遊技機枠用の電源は、球排出装置の球の排出を
制御する排出制御装置、打球発射装置を制御する発射制
御装置等に供給され、CR機の場合、排出制御装置を経
てカード球貸ユニット用中継基板にも供給されていた。
このカード球貸ユニット用中継基板に供給された電源
は、カード球貸ユニットに供給され、カード球貸ユニッ
トからパチンコ遊技機への球貸し可能信号等の電源とし
て使用されていた。
【0004】即ち、従来は、遊技機外部から供給された
電源を元に、使用する電源を各制御装置毎に生成してい
た。具体的には、家庭用電源AC100Vを遊技店の島
設備内に備えられたトランスによりAC24Vに変圧
し、そのAC24Vを電源用中継基板に入力し、遊技制
御装置と排出制御装置に分配し、遊技制御装置では例え
ばAC24V以外にAC12V、DC32V等を、排出
制御装置では例えばAC12V、DC24V等を生成し
て使用していた。カード球貸ユニット用中継基板では、
排出制御装置からのAC24Vをカード球貸ユニットに
供給し、カード球貸ユニットが所定電源に変換して使用
していた。
【0005】また、電源用中継基板には、電源を切る
(遊技機盤用、遊技機枠用の電源を一括して切る)ため
のスイッチが備えられている。
【0006】なお、パチンコ遊技機前面のカードユニッ
ト用操作部としてカードの残存データ量表示部、球貸し
スイッチ、カード返却スイッチ等が備えられ、この操作
部の電源はカード球貸ユニットからカード球貸ユニット
用中継基板を経て供給されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、パチンコ遊技機
に備えられる制御装置は、機能別に分けて構成されるよ
うになってきている。例えば、遊技制御装置、表示制御
装置、排出制御装置、発射制御装置等のほかに、各装飾
用のランプ等を制御する装飾制御装置、音制御装置等が
設けられる。
【0008】しかしながら、このように制御装置が増え
ると、使用する電源を各制御装置毎に生成しているので
は、それだけ電源装置の数が増え、コストアップとなっ
てしまう。
【0009】これに対して、各制御装置で使用する電源
をまとめて生成して各制御装置に供給可能な電源装置を
備えることが考えられる。
【0010】一方、CR機の場合、カード球貸ユニット
用中継基板に電源を供給する必要が有るが、カード球貸
ユニット用中継基板を持たない現金機では、それへの電
源の供給は不要である。
【0011】したがって、各制御装置で使用する電源を
まとめて生成する場合、CR機用としてカード球貸ユニ
ット用中継基板に電源を供給する出力部を設けた電源装
置と、現金機用としてその出力部を設けない電源装置を
用意しなければならず、そのため、例えば同じタイプの
パチンコ遊技機(CR機と現金機の違いはあるものの、
基本的に同じ機種(シリーズ機))であっても、CR機
用と現金機用の2種類の電源装置が必要であり、それほ
どのコストダウンを図れないのである。
【0012】この発明は、このような問題点を解決し、
高い実用性を得ることを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、外部から
電源が供給される遊技機において、外部からの電源を各
種制御装置で使用する電源に変換して供給可能な電源装
置と、遊技機に併設されるカード球貸ユニットと電気的
に接続可能なカード球貸ユニット用中継基板と、外部か
らの電源を入力可能であり、入力された電源を前記電源
装置とカード球貸ユニット用中継基板に分配して供給可
能な電源用中継基板とを備える。
【0014】第2の発明は、第1の発明において、前記
電源用中継基板は、前記電源装置への電源を供給するか
否かを決定する電源スイッチを備える。
【0015】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、遊技機の裏面側に、遊技領域を形成する遊技盤を
収納する遊技盤収納フレームと、遊技盤の裏面側部品に
対応する開口窓部を形成した裏機構盤とを備え、この裏
機構盤に前記電源用中継基板、電源装置、カード球貸ユ
ニット用中継基板を取り付けると共に、この裏機構盤に
前記開口窓部に沿い電源用中継基板から電源装置まで、
電源用中継基板から電源装置への配線ならびに電源用中
継基板からカード球貸ユニット用中継基板への配線を共
通に収納する配線収納部を形成する。
【0016】第4の発明は、第1または第2の発明にお
いて、前記電源用中継基板、ならびに該電源用中継基板
の代わりにカード球貸ユニット用中継基板への電源供給
を行わない現金機用中継基板を、共通に取付可能な取付
部を備える。
【0017】第5の発明は、第4の発明において、遊技
機は、本体枠に一側部を回動可能に軸支された前面枠を
備え、この前面枠は、裏面側に、遊技領域を形成する遊
技盤を収納する遊技盤収納フレームと、各種制御装置を
取付可能な裏機構盤とを備え、前記取付部は、その前面
枠の回動軸側にて裏機構盤の上部に四方を起立壁に囲ま
れた凹室形状に形成する。
【0018】
【発明の効果】第1の発明によれば、外部からの電源を
電源用中継基板により電源装置とカード球貸ユニット用
中継基板とに分配供給すると共に、電源装置がその供給
電源を各制御装置で使用する電源に変換して、各制御装
置に供給するようにしたため、同じタイプのパチンコ遊
技機の場合に、カード球貸ユニットを併設したCR機と
現金を使用して遊技球を借りるいわゆる現金機とで電源
装置を別個設ける必要がなく、電源装置を共通化するこ
とができ、コストダウンを図れる。
【0019】第2の発明によれば、電源用中継基板に電
源装置への電源の供給、電源の断を行うための電源スイ
ッチを設けるので、カード球貸ユニット用中継基板への
電源の供給に対して電源装置への電源の供給、電源の断
を独立に行え、また万が一電源スイッチに球が当たって
スイッチが断した場合、これをカード球貸ユニットが検
出でき、カード球貸ユニットが電源スイッチの断のエラ
ー表示を行うようにできる。このため、電源装置への電
源の断の異常に速やかに対応できる。
【0020】第3の発明によれば、電源装置、カード球
貸ユニット用中継基板への配線を行いやすく、良好な配
線処理を確保できる。
【0021】第4の発明によれば、CR機用の電源用中
継基板と現金機用の中継基板とを、取付部に共通に取り
付けることができるので、CR機と現金機とで取付部を
形成する裏機構盤を設計変更することなく共通利用可能
である。
【0022】第5の発明によれば、電源用中継基板、現
金機用中継基板を島設備からのこぼれ球に対して保護す
ることでき、また前面枠を開放した場合に、島設備から
電源を取り入れる電源線が邪魔になることがなく、点検
作業がし易い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0024】図1は遊技機(パチンコ遊技機)1にカー
ド球貸ユニット2を併設したCR機を示し、遊技機1の
前面枠3は本体枠(外枠)4に左側部のヒンジ5を介し
て開閉回動可能に組付けられ、遊技盤6は前面枠3の裏
面に取り付けられた収納フレーム7(図2)に収装され
る。
【0025】遊技盤6の表面には、画像表示装置8、変
動入賞装置10、各入賞口11〜17が配設された遊技
領域が形成される。前面枠3の前面には、遊技盤6の前
面を覆うカバーガラス18が取り付けられる。
【0026】前面枠3の下部の開閉パネル20には球を
打球発射装置に供給する上皿21が、固定パネル22に
は下皿23、打球発射装置の操作部24等が配設され
る。
【0027】カード球貸ユニット2には、前面のカード
挿入部25に挿入されたカード(プリペイドカード等)
のデータの読込、書込等を行うカードリーダライタと球
貸制御装置が内蔵され、カード球貸ユニット用の操作パ
ネル26は遊技機1の上皿21の外面に形成される。
【0028】カード球貸ユニット用の操作パネル26に
は、カードの残高を表示するカード残高表示部27と、
球貸しを指令する球貸しスイッチ28と、カードの返却
を指令するカード返却スイッチ30等が設けられる。
【0029】図2は遊技機1ならびにカード球貸ユニッ
ト2の裏側を示すもので、遊技盤6の裏面側には、変動
入賞装置10、各入賞口11〜17に入賞した入賞球を
案内する入賞球集合カバー(図示しない)、画像表示装
置8を制御する表示制御装置31、遊技盤6ならびに前
面枠3の装飾用のランプ等を制御する装飾制御装置3
2、音制御装置33等が取り付けられる。
【0030】前面枠2の収納フレーム7の裏面側には、
中央部に遊技盤6の裏面側の入賞球集合カバー、各制御
装置31〜33等の点検用の開口窓部34が設けられた
裏機構盤35が取り付けられる。
【0031】裏機構盤35の上部には、前面枠3のヒン
ジ5側の右隅に遊技機外部(遊技店の島設備)から電源
を取り入れる(ならびに遊技店の管理装置の間の外部信
号線を接続する)外部ターミナル(電源用中継基板)3
6が、中央から左側に球貯留タンク37が、球貯留タン
ク37、外部ターミナル36の下方にほぼ開口窓部34
に沿い球貯留タンク37の球を導く誘導樋38が取り付
けられる。
【0032】裏機構盤35の開口窓部34の右側には、
誘導樋38の球を機前面の上皿21、下皿23に払い出
す球排出ユニット40が、左側には各制御装置等に電源
を供給する電源供給ユニット(電源装置)41が取り付
けられる。
【0033】裏機構盤35の下部には、右側に球排出ユ
ニット40を制御する排出制御装置42が、中央から左
側にパネルブラケット43(後述する)を介して遊技の
制御を統括的に行う遊技制御装置44が、排出制御装置
42の直ぐ下方にカード球貸ユニット用中継基板45
が、遊技制御装置44の直ぐ下方に打球発射装置を制御
する発射制御装置46が取り付けられる。
【0034】図2、図3のように、遊技機外部から電源
(例えば、AC24V)を取り入れる外部ターミナル3
6には配線51,52(後述する)を介して電源供給ユ
ニット41とカード球貸ユニット用中継基板45とが接
続され、外部からの電源が外部ターミナル36より電源
供給ユニット41とカード球貸ユニット用中継基板45
とに供給される。また、外部ターミナル36には、電源
供給ユニット41への電源の供給、電源の断を行うため
の電源スイッチ47が設けられる。
【0035】電源供給ユニット41は、外部ターミナル
36より供給された電源を各制御装置31〜33,42,
44,46等で使用する電源に変換して供給するもの
で、例えば表示制御装置31にはDC12V、AC5V
を、装飾制御装置32にはDC30V、AC5V、24
V、12Vを、音制御装置33にはDC12V、AC5
Vを、排出制御装置42にはDC24V、AC5V、1
2Vおよび排出制御データのバックアップ用としてDC
5Vを、遊技制御装置44にはDC32V、AC5V、
24V、12Vを、発射制御装置46にはDC30V、
AC12Vを、供給する。
【0036】カード球貸ユニット用中継基板45は、外
部ターミナル36より供給された電源のカード球貸ユニ
ット(CRサンドユニット)2への中継を行うと共に、
カード球貸ユニット2より遊技機1の上皿21のカード
球貸ユニット用の操作パネル26のカード残高表示部2
7、球貸しスイッチ28、カード返却スイッチ30等へ
供給される電源の中継を行う。また、操作パネル26の
カード残高表示部27、球貸しスイッチ28、カード返
却スイッチ30等とカード球貸ユニット2間の信号の中
継を行うと共に、排出制御装置42、カード球貸ユニッ
ト2間の信号の中継を行う。例えば、カード球貸ユニッ
ト2から送信された球貸しの準備完了を示すBRDY信
号、球貸しを要求するBRQ信号等を排出制御装置42
に中継し、排出制御装置42からの貸し球排出の準備完
了を示すPRDY信号、貸し球排出の終了を示すEXS
信号等をカード球貸ユニット2に中継する。
【0037】このカード球貸ユニット用の操作パネル2
6のカード残高表示部27の表示例を図4、図5に示
す。図4は、カード球貸ユニット2のカード挿入部25
に挿入したカードに1万円分のデータが残っている場合
の表示例を示し、カード残高表示部27に3桁の数字を
表すようにしてあり、下2桁の00は予め上皿1にシー
ル等を貼ってある。また、図5は、エラーの表示例を示
し、例えばカードの異常、カードのデータの読込の異
常、カード球貸ユニット2の球貸制御装置等の異常、排
出制御装置42からの信号および中継の異常、排出制御
装置42等の電源が断している等の異常があったとき
に、3桁のカード残高表示部27にバー表示するように
なっている。このバー表示は、エラーの種類によって点
滅表示させるようにして良い。
【0038】カード球貸ユニット2のカード挿入部25
にカードを挿入して、カード球貸ユニット用の操作パネ
ル26の球貸しスイッチ28を押すと、球貸しならびに
貸し球排出の準備を完了している場合に、カード球貸ユ
ニット2から排出制御装置42に球貸し要求が出され、
排出制御装置42により球排出ユニット40が駆動さ
れ、球排出ユニット40から所定数の貸し球が上皿21
等に払い出される。
【0039】また、打球発射装置より遊技領域に発射さ
れた球が各入賞口11〜17、変動入賞装置10に入賞
すると、遊技制御装置44から所定の賞球信号が排出制
御装置42に送られ、排出制御装置42により球排出ユ
ニット40が駆動され、球排出ユニット40から所定数
の賞球が上皿21等に払い出される。
【0040】図6、図7には外部ターミナル36の取付
部50ならびに外部ターミナル36から電源供給ユニッ
ト41、カード球貸ユニット用中継基板45への配線5
1,52を示す。
【0041】外部ターミナル36には、外部から電源を
取り入れるための電源コード53が接続されると共に、
その電源の出力端子54が設けられ、その出力端子54
に電源供給ユニット41、カード球貸ユニット用中継基
板45への配線51,52が接続される。
【0042】外部ターミナル36の取付部50は、裏機
構盤35の上部の右隅(前面枠3のヒンジ5側)に四方
を起立壁に囲まれた凹室形状に形成され、この取付部5
0に外部ターミナル36が収納され、ビス等により固定
されると共に、この取付部50の下部の起立壁に切り欠
き55が形成され、出力端子54からの配線51,52
が通される。
【0043】そして、この外部ターミナル36の取付部
50の下部の起立壁と開口窓部34の間に凹状の配線収
納部56が形成され、この配線収納部56に続いて開口
窓部34の上側に開口窓部34に沿って溝状の配線収納
部57が形成され、この配線収納部57に続いて開口窓
部34の左側に開口窓部34に沿って溝状の配線収納部
58が形成される。この配線収納部58は、遊技制御装
置44を取り付ける裏機構盤35の下部のパネルブラケ
ット43の側方まで形成される。
【0044】配線収納部57,58には、図8〜図10
のように配線抑え65が設けられる。この場合、配線抑
え65は、一旦配線収納部57,58に収納した配線5
1,52が抜け落ちることのないように、配線収納部5
7,58の両側に交互に設けられると共に、それぞれ配
線収納部57,58の幅方向に中央位置より所定長さ突
出するように形成される。なお、図6、図7には、配線
抑え65の一部のみ図示されている。
【0045】外部ターミナル36から電源供給ユニット
41、カード球貸ユニット用中継基板45への配線5
1,52は、この配線収納部56、配線収納部57、な
らびに開口窓部34の左側に配設される電源供給ユニッ
ト41まで配線収納部58に共通に収納される。
【0046】そして、配線51は電源供給ユニット41
に接続され、他方、配線52はパネルブラケット43の
側方まで配線収納部58に収納され、パネルブラケット
43の表面に形成してある複数の溝状の配線収納部60
の少なくとも1つを通して、排出制御装置42の下方の
カード球貸ユニット用中継基板45に接続される。
【0047】開口窓部34の上側の配線収納部57は、
裏機構盤35に開口窓部34に沿い取り付けられる誘導
樋38によって覆われる。また、開口窓部34の左側の
配線収納部58には、電源供給ユニット41の近傍まで
配線カバー61が取り付けられる。また、パネルブラケ
ット43の表面の配線収納部60は、パネルブラケット
43に取り付けられる遊技制御装置44によって覆われ
る。
【0048】なお、図2中、62はカード球貸ユニット
2とカード球貸ユニット用中継基板45とを接続する配
線である。
【0049】このように、カード球貸ユニット2を併設
したCR機では、外部ターミナル36と電源供給ユニッ
ト41とカード球貸ユニット用中継基板45とを備え、
遊技機外部から外部ターミナル36に入力された電源
は、外部ターミナル36により電源供給ユニット41と
カード球貸ユニット用中継基板45とに分配供給され
る。そして、外部ターミナル36より電源供給ユニット
41に供給された電源は、電源供給ユニット41により
各制御装置(表示制御装置31、装飾制御装置32、音
制御装置33、排出制御装置42、遊技制御装置44、
発射制御装置46)等で使用する電源に変換して、各制
御装置31〜33,42,44,46等に供給され、また
外部ターミナル36よりカード球貸ユニット用中継基板
45に供給された電源は、カード球貸ユニット2に供給
され、カード球貸ユニット2にて変換された電源が、カ
ード球貸ユニット用中継基板45を介して遊技機1の上
皿21のカード球貸ユニット用の操作パネル26のカー
ド残高表示部27、球貸しスイッチ28、カード返却ス
イッチ30等へ供給され、使用される。
【0050】これに対して、現金を使用して遊技球を借
りるいわゆる現金機の場合の電源供給系を図11に示す
と、現金機では、遊技機外部から外部ターミナル(現金
機用中継基板)70に入力された電源は外部ターミナル
70より電源供給ユニット(電源装置)71に供給さ
れ、供給された電源は、電源供給ユニット71により各
制御装置(表示制御装置72、装飾制御装置73、音制
御装置74、排出制御装置75、遊技制御装置76、発
射制御装置77)等で使用する電源に変換して、各制御
装置72〜77等に供給されるが、この場合前述のCR
機と異なり、カード球貸ユニット用中継基板ならびに外
部ターミナル70からカード球貸ユニット用中継基板へ
の電源供給が不用となる。
【0051】即ち、CR機において、遊技機外部からの
電源を外部ターミナル36により電源供給ユニット41
とカード球貸ユニット用中継基板45とに分配供給する
と共に、電源供給ユニット41がその供給電源を各制御
装置(表示制御装置31、装飾制御装置32、音制御装
置33、排出制御装置42、遊技制御装置44、発射制
御装置46)等で使用する電源に変換して、各制御装置
31〜33,42,44,46等に供給するようにしたた
め、同じタイプのパチンコ遊技機(基本的に同じ機種)
の場合に、CR機と現金機とで電源供給ユニット41,
71を別個設ける必要がなく、CR機と現金機とで電源
供給ユニット41,71を共通化することができる。
【0052】また、現金機の場合、外部ターミナル70
からカード球貸ユニット用中継基板への配線が不用なた
め、外部ターミナル70として、カード球貸ユニット用
中継基板への配線の出力端子を備えないもので良く、そ
のため図6、図7のCR機用に設けた外部ターミナル3
6の取付部50に現金機用の外部ターミナル70を共通
に取り付けることができ、その取付部50を共通化でき
る。したがって、CR機と現金機とで裏機構盤35を設
計変更することなく共通利用することが可能である。
【0053】一方、外部ターミナル36(70)の取付
部50を裏機構盤35の上部の右隅つまり前面枠3のヒ
ンジ5側に形成したので、前面枠3を開放した場合に、
島設備から電源を取り入れる電源線(電源コード53)
が邪魔になることがなく、点検作業がし易い。また、取
付部50を四方を起立壁に囲まれた凹室形状に形成し
て、その凹室に外部ターミナル36(70)を収納して
取り付けるので、島設備からのこぼれ球が外部ターミナ
ル36(70)に当たったり、また点検中に外部ターミ
ナル36(70)に不用意にものを当てたりする心配が
なく、外部ターミナル36(70)を保護できる。
【0054】また、外部ターミナル36に電源供給ユニ
ット41への電源の供給、電源の断を行うための電源ス
イッチ47を設けるので、カード球貸ユニット用中継基
板45への電源の供給に対して電源供給ユニット41へ
の電源の供給、電源の断を独立に行え、CR機と現金機
とでスイッチ部品の共通化を図れる。また、CR機にお
いて、万が一電源スイッチ47に球が当たってスイッチ
47が断した場合、排出制御装置42からの信号等の異
常、排出制御装置42等の電源が断している等に基づき
カード球貸ユニット2が検出でき、機前面の上皿21の
カード球貸ユニット用の操作パネル26のカード残高表
示部27にエラー表示する。このため、電源供給ユニッ
ト41への電源の断の異常を容易に見つけることがで
き、速やかに対応できる。
【0055】また、CR機の場合、外部ターミナル36
から電源供給ユニット41、カード球貸ユニット用中継
基板45への配線51,52は、外部ターミナル36の
取付部50の下部の起立壁と遊技盤6の裏面側部品に対
応する開口窓部34の間の配線収納部56と、開口窓部
34の上側および左側に開口窓部34に沿って形成され
た配線収納部57,58に共通に収納され、配線51は
配線収納部58の途中より電源供給ユニット41に接続
され、配線52はパネルブラケット43の側方まで配線
収納部58に収納され、パネルブラケット43の表面の
配線収納部60を通して、カード球貸ユニット用中継基
板45に接続される。これにより、電源線51,52の
すっきりとした配線処理を行える。
【0056】そして、この場合、開口窓部34の上側の
配線収納部57は、球貯留タンク37の球を導く誘導樋
38(開口窓部34に沿って取り付けられる)によって
覆われ、開口窓部34の左側の配線収納部58は、電源
供給ユニット41の近傍まで配線カバー61よって覆わ
れる。また、パネルブラケット43の表面の配線収納部
60は、パネルブラケット43に取り付けられる遊技制
御装置44によって覆われる。したがって、外部ターミ
ナル36から電源供給ユニット41、カード球貸ユニッ
ト用中継基板45への電源線51,52はほとんど露出
することがなく、そのため一層良好な配線処理を行える
と共に、電源配線51,52の高い信頼性を確保でき
る。
【0057】もちろん現金機の場合も、すっきりとした
配線処理を行え、電源配線の高い信頼性を確保できる。
【0058】なお、今回開示された実施の形態は全ての
点で例示であって制限的なものではないと考えられるべ
きである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許
請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意
味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の正面図である。
【図2】遊技機の裏面図である。
【図3】電源供給系統図である。
【図4】カード残高表示部の表示例を示す図である。
【図5】カード残高表示部の表示例を示す図である。
【図6】裏機構盤の配線の取付を示す分解斜視図であ
る。
【図7】裏機構盤の配線の取付を示す分解斜視図であ
る。
【図8】配線収納部の配線抑えの詳細図である。
【図9】図8のA−A線断面図である。
【図10】図8のB−B線断面図である。
【図11】現金機の電源供給系統図である。
【符号の説明】
1 遊技機 2 カード球貸ユニット 3 前面枠 4 本体枠 5 ヒンジ 6 遊技盤 7 収納フレーム 26 操作パネル 27 カード残高表示部 28 球貸しスイッチ 31 表示制御装置 32 装飾制御装置 33 音制御装置 34 開口窓部 35 裏機構盤 36 外部ターミナル(電源用中継基板) 40 球排出ユニット 41 電源供給ユニット(電源装置) 42 排出制御装置 43 パネルブラケット 44 遊技制御装置 45 カード球貸ユニット用中継基板 46 発射制御装置 47 電源スイッチ 50 取付部 51,52 配線 53 電源コード 54 出力端子 56〜58,60 配線収納部 61 配線カバー 65 配線抑え

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部から電源が供給される遊技機におい
    て、 外部からの電源を各種制御装置で使用する電源に変換し
    て供給可能な電源装置と、 遊技機に併設されるカード球貸ユニットと電気的に接続
    可能なカード球貸ユニット用中継基板と、 外部からの電源を入力可能であり、入力された電源を前
    記電源装置とカード球貸ユニット用中継基板に分配して
    供給可能な電源用中継基板とを備えることを特徴とする
    遊技機。
  2. 【請求項2】 前記電源用中継基板は、前記電源装置へ
    の電源を供給するか否かを決定する電源スイッチを備え
    る請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 遊技機の裏面側に、遊技領域を形成する
    遊技盤を収納する遊技盤収納フレームと、遊技盤の裏面
    側部品に対応する開口窓部を形成した裏機構盤とを備
    え、 この裏機構盤に前記電源用中継基板、電源装置、カード
    球貸ユニット用中継基板を取り付けると共に、この裏機
    構盤に前記開口窓部に沿い電源用中継基板から電源装置
    まで、電源用中継基板から電源装置への配線ならびに電
    源用中継基板からカード球貸ユニット用中継基板への配
    線を共通に収納する配線収納部を形成した請求項1また
    は2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記電源用中継基板、ならびに該電源用
    中継基板の代わりにカード球貸ユニット用中継基板への
    電源供給を行わない現金機用中継基板を、共通に取付可
    能な取付部を備える請求項1または2に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 遊技機は、本体枠に一側部を回動可能に
    軸支された前面枠を備え、 この前面枠は、裏面側に、遊技領域を形成する遊技盤を
    収納する遊技盤収納フレームと、各種制御装置を取付可
    能な裏機構盤とを備え、 前記取付部は、その前面枠の回動軸側にて裏機構盤の上
    部に四方を起立壁に囲まれた凹室形状に形成した請求項
    4に記載の遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011172869A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Newgin Co Ltd 遊技機
JP2014138743A (ja) * 2013-12-16 2014-07-31 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
JP2015091428A (ja) * 2015-02-06 2015-05-14 株式会社三洋物産 遊技機

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