JPH11290530A - カード式遊技機 - Google Patents

カード式遊技機

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Publication number
JPH11290530A
JPH11290530A JP9950998A JP9950998A JPH11290530A JP H11290530 A JPH11290530 A JP H11290530A JP 9950998 A JP9950998 A JP 9950998A JP 9950998 A JP9950998 A JP 9950998A JP H11290530 A JPH11290530 A JP H11290530A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
card
board
ball
payout
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9950998A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP9950998A priority Critical patent/JPH11290530A/ja
Publication of JPH11290530A publication Critical patent/JPH11290530A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造で容易且つ安価に製作できると共
に、大きな専有スペースを必要とせずコンパクトに配置
でき、また部品点数、組み立て工数を少なくできるカー
ド式遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技部材貸し出し装置4 に接続されるカ
ード式遊技機であって、遊技部材の払い出しを行う払い
出し手段手段と、遊技部材貸し出し装置4 のカード読み
取り手段6 により読み取られた情報を表示する表示手段
14と、カード読み取り手段6 からの情報に基づいて遊技
部材の貸し出し操作を行う操作手段15と、操作手段15の
貸し出し操作があたときにカード読み取り手段6 からの
情報に基づいて遊技部材の貸し出し動作を行い且つ入賞
があったときに遊技部材の払い出し動作を行うように払
い出し手段を制御する払い出し制御手段と、カード読み
取り手段6 と払い出し制御手段を接続するインターフェ
ースとを備え、払い出し制御手段とインターフェースと
を共通の基板に設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリペイドカード
を使用するカード式弾球遊技機等のカード式遊技機に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】球貸し装置に接続して使用するカード式
弾球遊技機は、特許第2574084号公報に開示され
るように、弾球遊技機本体の上皿カバー等に、プリペイ
ドカードの残額を表示する表示手段と、貸し出しスイッ
チ及び返却スイッチ等の操作手段とを設けると共に、弾
球遊技機本体の裏側に、払い出し手段用の払い出し制御
手段が実装された払い出し制御基板と、この払い出し制
御基板と球貸し装置のカード読み取り書き込み手段を接
続するインターフェースが実装されたインターフェース
基板とを配置している。
【0003】インターフェース基板には、カード読み取
り書き込み手段と接続される第1コネクタと、表示手段
及び操作手段に接続される第2コネクタと、払い出し制
御手段に接続される第3コネクタと、第1コネクタ及び
第2コネクタを接続する配線手段とを装着している。
【0004】そして、球貸し装置のカード挿排口にプリ
ペイドカードを挿入すると、カード読み取り書き込み手
段がプリペイドカードの情報を読み取って表示手段にそ
の残額を表示し、貸し出しスイッチを操作したときに、
インターフェースを介して払い出し制御手段が働いて、
払い出し手段がそのときの金額に応じた遊技球を払い出
すと共に、カード読み取り書き込み手段がプリペイドカ
ードの残額を書き換え、また返却スイッチを操作したと
きに、球貸し装置のカード挿排口からプリペイドカード
を返却するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のカード式弾球遊
技機では、払い出し手段用の払い出し制御手段が実装さ
れた払い出し制御基板と、インターフェースが実装され
たインターフェース基板とを分離して、払い出し制御基
板とインターフェース基板とを別々の基板ケースに収容
し、その各基板ケースを弾球遊技機本体の裏側の裏機構
板等に着脱自在に装着し、両基板ケース内の払い出し制
御基板とインターフェース基板とをコネクタ、ハーネス
等を介して接続している。
【0006】このため従来の弾球遊技機では、払い出し
制御基板とインターフェース基板との夫々に個別の基板
ケースが必要であり、しかも裏機構板に各基板ケースを
装着する装着手段を個別に設ける必要があるため、構造
的に非常に複雑で製作コストが著しく高騰する欠点があ
る。
【0007】また各基板ケースを裏機構板に別々に配置
するため、裏機構板側に各基板ケース毎にスペースを確
保する必要がある。特に2個の基板ケースに分けた場
合、各基板ケースが独立するため、1個の基板ケースに
した場合に比較して個々の基板ケースに無駄な部分がで
き、その結果、裏機構板側のケース装着部分にもスペー
ス的に無駄が生じ、大きなスペースが必要になる。
【0008】しかし、裏機構板には、通常、払い出し手
段、通路ユニット、その他の機構部品が集約的に配置さ
れているので、他の機構部品との相対的な位置関係もあ
り、基板ケースの装着用として十分なスペースを確保し
難く、従って、両基板間を接続するハーネスが非常に長
くなる等、構造上、設計の自由度が極端に制約される欠
点がある。
【0009】また払い出し制御基板とインターフェース
基板とをコネクタ、ハーネス等を介して接続するため、
コネクタ、ハーネス等が余分に必要となり、全体の部品
点数が大幅に増加する問題もある。その他、組み立て等
に際して作業工数も著しく増加する欠点がある。
【0010】本発明は、かかる従来の課題に鑑み、簡単
な構造で容易且つ安価に製作できると共に、大きな専有
スペースを必要とせずコンパクトに配置でき、また部品
点数、組み立て工数を少なくできるカード式遊技機を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、遊技部材貸し
出し装置4 に接続されるカード式遊技機であって、遊技
部材の払い出しを行う払い出し手段32と、前記遊技部材
貸し出し装置4 のカード読み取り手段6 により読み取ら
れた情報を表示する表示手段14と、前記カード読み取り
手段6 からの情報に基づいて遊技部材の貸し出し操作を
行う操作手段15と、前記操作手段15の貸し出し操作があ
たときに前記カード読み取り手段6 からの情報に基づい
て遊技部材の貸し出し動作を行い且つ入賞があったとき
に遊技部材の払い出し動作を行うように前記払い出し手
段32を制御する払い出し制御手段47と、前記カード読み
取り手段6 と前記払い出し制御手段47を接続するインタ
ーフェース48とを備え、前記払い出し制御手段47と前記
インターフェース48とを共通の基板42に設けている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳述する。
【0013】図面は遊技部材として遊技球を使用するカ
ード式弾球遊技機に採用した場合を例示する。
【0014】図1はカード式弾球遊技機の前側の斜視図
であり、1 は遊技機本体で、矩形枠状の外枠2 と、この
外枠2 に開閉自在に枢着された前枠3 を備えている。遊
技機本体1 は、カード式球貸し装置4 と左右に交互に並
べて島側に装着されている。
【0015】球貸し装置4 は遊技球の貸し出し処理を行
うためのもので、プリペイドカードを挿脱自在に挿入す
るカード挿排口5 と、カード挿排口5 に挿入されたプリ
ペイドカードに対して情報の読み取り書き込みを行うカ
ード読み取り書き込み手段6と、カード挿排口5 にプリ
ペイドカードを挿入したときに点灯するカード挿入表示
灯7 と、図外のカード挿排用の送り手段とを備えてい
る。
【0016】前枠3 はガラス扉8 及び前面板9 を備え、
その裏側に遊技盤10が配置されている。遊技盤10は前枠
3 の裏側の装着枠11(図2参照)に後方から着脱自在に
装着されている。遊技盤10の前面には、遊技球を案内す
るガイドレールと、そのガイドレールの内側の遊技領域
に配置された普通入賞手段、大入賞手段、その他の各種
遊技部品が設けられている。
【0017】前面板9 には、発射用の遊技球を貯留する
上皿12と、この上皿12を覆う上皿カバー13とが装着さ
れ、その上皿カバー13に表示手段14と操作手段15とが設
けられている。表示手段14と操作手段15は、上皿12の球
整列部の下流側で上皿カバー13の前側に設けられてい
る。なお、表示手段14と操作手段15は、遊技者が表示手
段14の表示を見易く、操作手段15を操作し易い位置に配
置すれば良く、上皿カバー13以外の箇所に設けても良
い。
【0018】前枠3 の下部には、余剰球を貯留する下皿
16と、遊技盤10側に遊技球を発射するための発射手段17
用の発射ハンドル18とが設けられている。
【0019】表示手段14は、カード読み取り書き込み手
段6 により読み取られた情報を表示するためのものであ
る。なお、この表示手段14は、例えば7セグメント式の
LED等によって構成されており、プリペイドカードの
残額を直接数字で表示しても良いし、使用度数を数字で
表示しても良く、その表示形態は問わない。
【0020】操作手段15は、カード読み取り書き込み手
段6 からの情報に基づいて遊技球の貸し出し操作を行い
且つカード読み取り書き込み手段6 を操作する機能と、
ゲーム終了時等にプリペイドカードを返却するように球
貸し装置4 側を操作する機能とを有し、貸し出しスイッ
チ19と返却スイッチ20とにより構成されている。貸し出
しスイッチ19は遊技球の貸し出し操作用であり、返却ス
イッチ20はプリペイドカードの返却操作用である。
【0021】なお、貸し出しスイッチ19、返却スイッチ
20は、押しボタンスイッチ、タッチスイッチ、その他の
各種スイッチを適宜選択して使用すれば良い。
【0022】図2は弾球遊技機の背面図を示す。図2に
おいて、発射手段17は、打撃槌21と、この打撃槌21を駆
動する発射モータ22とを備え、発射ハンドル18を操作し
たときに、発射モータ22が打撃槌21を駆動して、その打
撃槌21により発射レール上の遊技球を打撃して遊技盤10
側に発射させるようになっている。
【0023】23は裏機構板で、装着枠11に上下一対のヒ
ンジ23a により開閉自在に枢着されており、遊技盤10を
裏側から押圧して固定するように閉状態で4個のロック
レバー24によりロックされている。裏機構板23には、そ
の中央部に開口部25が形成され、この開口部25に遊技盤
10の裏側の裏カバー26が嵌合されている。
【0024】裏カバー26は、遊技盤10に装着された入賞
手段等の各遊技部品を裏側から覆うためのもので、上部
側に点検窓を塞ぐ蓋板27が、下部側に第1基板ケース28
が夫々着脱自在に設けられている。第1基板ケース28内
には、その遊技盤10側のゲーム構成に応じて固有の主制
御基板29が収容されている。主制御基板29には、遊技盤
10側における遊技動作の制御を行うためのもので、RO
M、RAM、CPU等の電気部品が実装されている。
【0025】裏機構板23には、開口部25の上側に遊技球
タンク30と遊技球案内レール31が、左右方向の一側方に
払い出し手段32と通路ユニット33が、下側に第2基板ケ
ース34が夫々装着されている。遊技球タンク30は島側の
球補給装置から補給された遊技球を貯留するためのもの
で、この遊技球タンク30からの遊技球案内レール31を経
て払い出し手段32側に遊技球を供給するようになってい
る。
【0026】払い出し手段32は、入賞時の景品球の払い
出しと、貸し出し操作時の遊技球の貸し出しとを行うた
めのものである。払い出し手段32は、上下方向に配置さ
れた払い出しケース35と、この払い出しケース35内に横
軸回りに回転自在に設けられた遊技球払い出し用の回転
体36と、この回転体36を駆動する払い出しモータ37と、
回転体36により払い出された遊技球を検出する検出スイ
ッチとを備え、払い出しモータ37により回転体36を駆動
して、この回転体36により遊技球を景品球又は貸し球と
して払い出すようになっている。
【0027】なお、回転体36は外周に螺旋溝を備え、縦
軸回りに回転するようにしても良い。払い出し手段32
は、回転体36を備えた回転式に限定されず、回転式以外
の払い出し形態を採用したものでも良い。
【0028】通路ユニット33は、払い出し手段32から払
い出された遊技球を上皿12側に案内し、上皿12の遊技球
が満杯状態のときに、その遊技球を分流させて下皿16側
に案内するようになっている。
【0029】第2基板ケース34は左右方向に長い矩形状
であって、図3に示すように、裏機構板23側の取り付け
板38に裏側から着脱自在に装着されている。取り付け板
38は上下両側に左右方向のガイド部39を備え、そのガイ
ド部39間に左右方向の一端側から第2基板ケース34が挿
脱自在に挿入されている。
【0030】第2基板ケース34は、取り付け板38側が開
放する基板取り付け部40と、この基板取り付け部40から
後方に張り出すカバー部41とを備え、そのカバー部41で
覆われるように基板取り付け部40に基板42が取り付けら
れている。第2基板ケース34のカバー部41側には、上
下、左右等の適当箇所の周縁部にコネクタ接続口43〜46
が切り欠き形成されている。
【0031】なお、この第2基板ケース34の形状、装着
構造は、これに限定されるものではない。例えば取り付
け板38を省略して、第2基板ケース34を裏機構板23に直
接取り付けるようにしても良い。また第2基板ケース34
は、遊技機本体1 の裏側であれば、裏機構板23以外の箇
所に取り付けても良い。
【0032】第2基板ケース34は、基板42を前側から覆
うように、基板取り付け部40の前側に底板を設けても良
いし、また前後に2分割して、基板42を収容した状態で
着脱自在に結合するように構成しても良い。
【0033】基板42は払い出し制御手段47及びインター
フェース48に共通であって、この基板42には、図4及び
図5に示すように払い出し制御手段47、インターフェー
ス48、第1配線手段49、第2配線手段50及び第1〜第5
コネクタ51〜55が設けられている。
【0034】払い出し制御手段47は、払い出し手段32の
景品球払い出し動作及び遊技球貸し出し動作を制御する
ためのもので、貸し出しスイッチ19を操作したときにカ
ード読み取り書き込み手段6 からの情報に基づいて遊技
球の貸し出し制御を行う機能と、遊技盤10上の入賞手段
に遊技球が入賞する等の入賞があったときに賞品球の払
い出し制御を行う機能とを有する。
【0035】インターフェース48は、カード読み取り書
き込み手段6 と払い出し制御手段47とを接続するための
もので、2個一組のホトカプラ56,57 と抵抗等を備えて
いる。
【0036】各コネクタ51〜55は、第2基板ケース34の
コネクタ接続口43〜46に対応して基板42の周縁部側に装
着されており、各コネクタ接続口43〜46を経て外部のコ
ネクタを着脱自在に接続可能である。
【0037】第1コネクタ51は、カード読み取り書き込
み手段6 が接続されるもので、例えば25本ピン式のコ
ネクタが使用され、この第1コネクタ51に着脱自在なケ
ーブルを介して、カード読み取り書き込み手段6 等を含
む球貸し装置4 側が接続されている。
【0038】第1コネクタ51の各端子は、その一部(例
えば9本)がインターフェース48側に、他の一部(例え
ば13本)が第1配線手段49側に、その他の残り(例え
ば3本)が第2配線手段50に、夫々基板42に形成された
回路パターンを介して接続されている。
【0039】第2コネクタ52は表示手段14及び操作手段
15と接続されるもので、15ピン式のコネクタが使用さ
れ、この第2コネクタ52にハーネスを介して表示手段14
及び前記操作手段15が着脱自在に接続されている。第2
コネクタ52の各端子は、基板42の回路パターンを介して
第1配線手段49に接続されている。
【0040】第1配線手段49は、第1コネクタ51と第2
コネクタ52とを直接接続する回路パターン、及び回路パ
ターン間に介在された抵抗等により構成されている。
【0041】第3コネクタ53は払い出し手段32が着脱自
在に接続されるもので、基板42側の回路パターンを介し
て払い出し制御手段47に接続されている。第4コネクタ
54は、主制御基板29からのハーネスが着脱自在に接続さ
れるもので、基板42側の回路パターンを介して払い出し
制御手段47に接続されている。
【0042】第5コネクタ55は枠基板58からのハーネス
が着脱自在に接続されるもので、基板42側の回路パター
ン、ヒューズ等を介して第1コネクタ51に接続されてい
る。第2配線手段50はカード読み取り書き込み手段6 側
に電源を供給するためのもので、回路パターン、ヒュー
ズ等により構成されている。枠基板58は前枠3 の裏側等
の適当箇所に装着され、電源コードに接続されている。
【0043】なお、図5において、第1コネクタ51側の
FG端子はグランド用、PRDY端子は弾球遊技機との
接続確認用、EXS端子は球払い出し信号用、BRDY
端子は球貸し装置4 の準備確認用、BRQ端子は弾球遊
技機側への球払い出し要求用、VL端子はDC18V
用、LGはグランド用、PS1は球貸し装置4 と弾球遊
技機との接続確認用、SEGa〜SEGg端子は表示手
段用、TDLO端子はプリペイドカードの挿入確認用、
DG1端子は表示の100円単位用、DG2端子は表示
の1000円単位用、DG3端子は表示の10000円
単位用、TDS端子は貸し出しスイッチ用、RES端子
は返却スイッチ用である。
【0044】第2コネクタ52側のVL端子はDC18V
用、LGはグランド用、SEGa〜SEGg端子は表示
手段14用、TDLO端子は了解確認用、DG1端子は表
示の100円単位用、DG2端子は表示の1000円単
位用、DG3端子は表示の10000円単位用、TDS
端子は貸し出しスイッチ用、RES端子は返却スイッチ
用である。
【0045】インターフェース48と払い出し制御手段47
との間のPRDY1端子とPRDY2端子は接続確認
用、EXS1端子とEXS2端子は了解確認用、BRD
Y1端子とBRDY2端子は接続準備確認用、BRQ1
端子とBRQ2端子は要求信号受け付け用、VL端子は
DC18V用、LGはグランド用である。第5コネクタ
側のFG端子はグランド用である。
【0046】上記構成において、遊技球貸し装置4 のカ
ード挿排口5 にプリペイドカードを挿入すると、カード
読み取り書き込み手段6 がプリペイドカードの残額等の
情報を読み取り、その情報が第1配線手段49を介して遊
技機本体1 側に送られ、表示手段14にプリペイドカード
の残額が表示される。
【0047】そして、遊技者が操作手段15の貸し出しス
イッチ19を押圧操作すると、その信号が第1配線手段49
を介してカード読み取り書き込み手段6 に送られ、カー
ド読み取り書き込み手段6 が残額から球貸し額分を減算
した新たな情報をプリペイドカードに書き込むと共に、
球貸し装置4 側から所定数の遊技球の貸し出し要求の信
号がインターフェース48を介して払い出し制御手段47に
送られる。
【0048】このため払い出し制御手段47が球貸し装置
4 側からの貸し出し要求に応じて払い出し手段32の貸し
出し制御を行い、払い出し手段32が作動して遊技球タン
ク30から遊技球案内レール31を経て供給される遊技球を
払い出し、所定数の遊技球を貸し球として上皿12側へと
貸し出す。
【0049】即ち、球貸し装置4 側からの貸し出し要求
があると、払い出し制御手段47の制御により払い出しモ
ータ37が起動して回転体36を駆動し、この回転体36の回
転によって払い出しケース35内の遊技球を貸し球として
順次払い出して行く。そして、その払い出された遊技球
を検出スイッチが検出して、払い出し制御手段47側で払
い出された遊技球の個数を計数し、所定数の遊技球を払
い出すように払い出しモータ37を制御する。
【0050】ゲーム中に遊技盤10の入賞手段に遊技球が
入賞すれば、主制御基板29又は入賞球検出手段等からの
景品球払い出し信号により払い出し制御手段47が景品球
の払い出し制御を行い、払い出し手段32が作動して景品
球を払い出す。
【0051】ゲームを終了する際には、遊技者が返却ス
イッチ20を押圧操作すると、第1配線手段49を介して球
貸し装置4 側に返却信号が送られ、カード挿排口5 から
プリペイドカードが返却される。これと同時に表示手段
14の表示が消える。なお、プリペイドカードの残額がな
くなったときには、そのプリペイドカードはカード挿排
口5 から返却される。
【0052】この実施形態では、払い出し制御手段47と
インターフェース48とを共通の基板42に設け、この基板
42を第2基板ケース34に収容して裏機構板23側の取り付
け板38に装着しているため、次のような利点がある。
【0053】即ち、払い出し制御手段47とインターフェ
ース48とを1枚の共通な基板42に設けているので、両者
を基板42側の回路パターンで簡単に接続でき、別々の基
板に設ける場合に比較して製作が容易であり、また両者
間を接続するコネクタ、ハーネス等が不要になり容易且
つ安価に製作できる。
【0054】また払い出し制御手段47及びインターフェ
ース48に共通の基板42を1個の基板ケース34に収容して
いるので、裏機構板23に基板ケース34を装着する装着手
段を個別に設ける必要がなく構造的に簡単であり、基板
ケース34が1個で良いことと相俟って製作コストを削減
できる。
【0055】しかも1個の基板ケース34を裏機構板23に
配置すれば良いので、個別の基板ケースを使用する場合
に比較してスペース的な無駄がなく、裏機構板23側の基
板ケース34の装着用のスペースを少なくできる。このた
め、基板ケース34の配置が容易であり、設計の自由度が
著しく向上する。
【0056】更に払い出し制御手段47とインターフェー
ス48とを共通の基板42に設け、この基板42を基板ケース
34に収容して裏機構板23側の取り付け板38に装着してい
るため、全体の部品点数が少なくなり、部品管理が容易
であると共に組み立て時の作業工数を削減できる。
【0057】以上、本発明の各実施形態について例示し
たが、本発明は各実施形態に限定されるものではない。
【0058】例えば、実施形態では、遊技部材として遊
技球を使用する弾球遊技機について例示しており、パチ
ンコ機、アレンジボール機等の弾球遊技機の全般に採用
できるが、本発明は、弾球遊技機の他に回胴式遊技機に
おいても同様に実施可能である。
【0059】但し、回胴式遊技機の場合には、遊技部材
として遊技コインを使用し、この遊技部材を貸し出して
ゲームを行うので、球貸し装置4 に代えてコイン貸し装
置を使用する。従って、本発明は、遊技球、遊技コイン
等の遊技部材を貸し出す遊技部材貸し出し装置を使用す
るものであれば、同様に実施可能である。
【0060】また基板42に払い出し制御手段47、インタ
ーフェース48、第1配線手段49、第2配線手段50を装着
しているが、これらは実施形態に例示する以外の箇所で
配置しても良い。
【0061】更に第2配線手段50は、払い出し制御手段
47及びインターフェース48に共通の基板42から分離して
設けても良い。
【0062】その他、払い出し制御手段47及びインター
フェース48以外の制御機能等を備えた他の回路素子等を
基板42に追加することも可能である。従って、基板42に
は少なくとも払い出し制御手段47及びインターフェース
48があれば十分である。
【0063】また実施形態では、読み取り機能と書き込
み機能とを有するカード読み取り書き込み手段6 を備え
た球貸し装置4 を例示したが、球貸し装置4 にカード読
み取り手段とカード書き込み手段とを別々に設けても良
いし、プリペイドカードに書き込みを必要としない場合
には、カード書き込み手段は省略しても良い。
【0064】なお、払い出し制御手段47は、パチンコ機
の場合には入賞手段への遊技球の入賞により払い出し制
御を行うが、アレンジボール機の場合には入賞役の成立
による入賞得点(入賞)に応じて払い出し制御を行うよ
うにすれば良い。
【0065】
【発明の効果】本発明では、払い出し制御手段47とイン
ターフェース48とを共通の基板42に設けているので、簡
単な構造で容易且つ安価に製作できると共に、大きな専
有スペースを必要とせずコンパクトに配置でき、しかも
基板42、基板ケース34、コネクタ及びハーネス等を含む
部品点数を少なくでき、組み立て時の組み立て工数を少
なくできる利点がある。
【0066】また基板42に、カード読み取り手段6 と接
続される第1コネクタ51と、表示手段14及び操作手段15
と接続される第2コネクタ52と、払い出し手段32装置と
接続される第3コネクタ53とを設けているので、基板42
をコネクタを介して各部に容易に接続できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すカード式球貸し装置と
カード式弾球遊技機の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示すカード式球貸し装置と
カード式弾球遊技機の背面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す基板ケース装着部分の
断面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す基板の説明図である。
【図5】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】
4 遊技部材貸し出し装置 6 カード読み取り手段 14 表示手段 15 操作手段 19 貸し出しスイッチ 20 返却スイッチ 32 払い出し手段 34 基板ケース 42 基板 47 払い出し制御手段 48 インターフェース 51 第1コネクタ 52 第2コネクタ 53 第3コネクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技部材貸し出し装置(4) に接続される
    カード式遊技機であって、遊技部材の払い出しを行う払
    い出し手段(32)と、前記遊技部材貸し出し装置(4) のカ
    ード読み取り手段(6) により読み取られた情報を表示す
    る表示手段(14)と、前記カード読み取り手段(6) からの
    情報に基づいて遊技部材の貸し出し操作を行う操作手段
    (15)と、前記操作手段(15)の貸し出し操作があったとき
    に前記カード読み取り手段(6) からの情報に基づいて遊
    技部材の貸し出し動作を行い且つ入賞があったときに遊
    技部材の払い出し動作を行うように前記払い出し手段(3
    2)を制御する払い出し制御手段(47)と、前記カード読み
    取り手段(6) と前記払い出し制御手段(47)を接続するイ
    ンターフェース(48)とを備え、前記払い出し制御手段(4
    7)と前記インターフェース(48)とを共通の基板(42)に設
    けたことを特徴とするカード式遊技機。
  2. 【請求項2】 前記基板(42)に、前記カード読み取り手
    段(6) と接続される第1コネクタ(51)と、前記表示手段
    (14)及び前記操作手段(15)と接続される第2コネクタ(5
    2)と、前記払い出し手段(32)と接続される第3コネクタ
    (53)とを設けたことを特徴とする請求項1に記載のカー
    ド式遊技機。
  3. 【請求項3】 前記基板(42)を基板ケース(34)に収容
    し、前記基板ケース(34)を遊技機本体(1) の裏側に配置
    したことを特徴とする請求項1又は2に記載のカード式
    遊技機。
  4. 【請求項4】 前記操作手段(15)に、遊技部材の貸し出
    し用の貸し出しスイッチ(19)と、カード返却用の返却ス
    イッチ(20)とを備えたことを特徴とする請求項1乃至3
    の何れかに記載のカード式遊技機。
JP9950998A 1998-04-10 1998-04-10 カード式遊技機 Withdrawn JPH11290530A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6743200B2 (en) 2000-10-05 2004-06-01 Seacoast Technologies, Inc. Expandable device for thermal therapy
JP2010227720A (ja) * 2010-07-23 2010-10-14 Sanyo Product Co Ltd 遊技機
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JP2023001483A (ja) * 2021-06-21 2023-01-06 株式会社藤商事 遊技機
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