JP3902176B2 - 蛍光灯脱着具 - Google Patents

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Description

本発明は、蛍光灯を点灯器具に脱着する際に使用する蛍光灯脱着具に関するものである。
従来、天井など高所に配設された点灯器具に蛍光灯を脱着する際には、作業者がはしごや脚立等を用いて高所に上り、危険な作業をしている。しかも、床面等を広い範囲で片付けて、設置スペースを安全に確保する必要もあり、作業工数が多く時間と労力を要するという不具合がある。
このような不具合に対して、脚立等を使用することなく、高所に設置されている蛍光灯を遠隔操作により脱着する蛍光灯脱着具が提案されている。この蛍光灯脱着具は、支軸の上部に、蛍光灯を保持する大型クリップと、蛍光灯の電極部分を点灯器具の電極部から切り離す小型クリップとを備えており、支軸の下部に、拳銃型のグリップを備えている。グリップには、大型クリップの前方押板を開閉操作する引金型金具と、小型クリップの電極部離脱押板を作動させる撃鉄型金具とが設けられている。
実用新案登録第3019325号公報
しかしながら、上記の蛍光灯脱着具では、以下のような問題がある。すなわち、
(1)大型クリップの開閉動作が、当該クリップの基端側で行われるため、クリップの遊 端側における把持力が弱くなり、蛍光灯が脱落する危険性がある。
(2)引金型金具と拳銃型金具がグリップに設けられているため、片方の手の手指で操作 しなければならず、片方の手にかかる作業負担が大きく、ミスを起こしやすい。
(3)蛍光灯取り付け作業において、蛍光灯の一端側を点灯器具に取り付けた後、蛍光灯 の他端側を点灯器具内に挿入するための隙間を作るために、蛍光灯の一端側をさら に点灯器具側に寄せるように、蛍光灯脱着具に力を加えた場合に、長い操作杆の先 端では力が小さくなるため大きな力が必要で、作業負担が大きい。
(4)蛍光灯脱着具を点灯器具に対して所定の位置に持っていくのが難しい。
本発明は、以上の問題に鑑みてなされたものであって、簡単な操作により安全かつ確実に蛍光灯を脱着できる蛍光灯脱着具を提供することを目的とするものである。
以上の目的を達成するために、請求項1記載の蛍光灯脱着具は、
直管の蛍光灯を点灯器具に脱着する時に鉛直状態に保持して使用する蛍光灯脱着具であって、
操作杆と、操作杆の上端に設けられる脱着機構と、上記操作杆の下端に設けられる操作機構とを備え、
脱着機構が、上記操作杆の上端から分岐して側方に延出した蛍光灯支持杆を有し該蛍光灯支持杆の先端に蛍光灯を受け止める蛍光灯受け部を有する蛍光灯支持体と、操作杆の上端部に設けられた開閉操作可能な把持部と、操作杆の上端部に設けられた揺動操作可能な割り込み具と、操作杆の上端部に固着された口金ストッパーを、有しているとともに、 操作機構が、上記把持部を開閉させる開閉操作部と、上記割り込み具を揺動させる揺動操作部とを、備え、かつ、上記操作杆の下端部から上記蛍光灯支持杆と同一の上記一側方に延出した分岐操作杆を設けて、該分岐操作杆の遊端部にグリップ部と揺動操作レバーを設けて、上記揺動操作部を構成し、さらに、上記操作杆の下端部にグリップ部と開閉操作レバーを設けて上記開閉操作部を構成し、上記揺動操作部と開閉操作部を離間させた状態に配設したことを特徴とするものである。
また、請求項2記載の蛍光灯脱着具は、蛍光灯脱着時に点灯器具側のソケットホルダの外周面に当接させて、点灯器具に対する所定の位置に、脱着機構を案内するソケットホルダガイドを備えていることを特徴とするものである。
また、請求項3記載の蛍光灯脱着具は、上記開閉操作レバーと上記把持部とを開閉操作ワイヤにて連動連結し、かつ、上記揺動操作レバーと上記割り込み具とを揺動操作ワイヤにて連動連結したことを特徴とするものである。
なお、このような蛍光灯脱着具を用いて蛍光灯を点灯器具に対して取り付けまたは取り外す蛍光灯脱着方法は、次のような手順とする。つまり、蛍光灯取り付け時には、
(1)口金ストッパーに蛍光灯の口金を当接させ、把持部に蛍光灯の一端部を把持させ るとともに、蛍光灯受け部で蛍光灯の中央寄り側を受け止めさせる。
(2)点灯器具の一方のソケットに蛍光灯の他端部を取り付ける。
(3)蛍光灯の他端部をソケットに取り付けたまま、割り込み具の基端部がその先端部 よりも外側に位置するように操作杆を傾斜させる。
(4)割り込み具を点灯器具の端部に当接させ、その状態で操作杆を垂直方向に戻しな がら押し上げて、ソケット若しくは蛍光灯を移動させ、蛍光灯口金の導電ピンが ソケットに当接すると、割り込み具の操作部を操作して割り込み具を傾斜させて 、蛍光灯口金とソケットとをさらに離間させ、さらに操作杆を押し上げて、ソケ ットホルダーガイドをソケットホルダーに当接させた後、割り込み具の操作部を 操作して割り込み具を元の位置に戻し、口金ピンをソケットに嵌入させる。
(5)把持部の操作部を操作して、把持部を開き、蛍光灯を開放する。
蛍光灯取り出し時には、
(1)割り込み具の基端部が、その先端部よりも外側に位置するように操作杆を傾斜さ せ、把持部を開いて割り込み具をソケットと蛍光灯との間に割り込ませる。
(2)その状態で操作杆を垂直方向に戻しながら押し上げて、ソケットと蛍光灯を移動 させ、割り込み具をソケットと蛍光灯との間に介在させる。
(3)ソケットホルダーガイドをソケットホルダーに当接させ、把持部の操作部を操作 して、把持部に蛍光灯を把持させるとともに、蛍光灯受け部に蛍光灯の中央寄り 部を受け止めさせる。
(4)割り込み具の操作部を操作して、点灯器具から蛍光灯を離間させ、蛍光灯を点灯 器具から取り出す。
請求項1記載の蛍光灯脱着具によれば、直管の蛍光灯を点灯器具に脱着する際には、蛍光灯を蛍光灯受け部と把持部とにより確実に支持しつつ、割り込み具で点灯器具側のソケット若しくは蛍光灯を移動させて蛍光灯の脱着を行うため、蛍光灯の脱落などの危険がなく安全である。
また、把持部の操作部と割り込み具の操作部とを操作杆の下端部に離間させた状態で設けたので、両方の操作部を左右の手で別々に持って操作することができる。したがって、片方の手にだけ過大な作業負担がかかるのを防止でき、作業に伴う疲労を軽減できる。
また、請求項2記載の蛍光灯脱着具によれば、ソケットホルダガイドが、蛍光灯脱着時に点灯器具側のソケットホルダの外周面を受け止めて、点灯器具に対する所定の位置に脱着機構を案内するので、把持部の位置決めおよびソケットに対する導電ピンの位置決めが容易となり、作業能率が向上する。
本発明にかかる蛍光灯脱着具の第1の実施形態について説明する。
本実施形態の蛍光灯脱着具1aは、図1に示すように、FRP製の中空筒で形成された長さ約2mの操作杆2と、この操作杆2の上端部に設けられる脱着機構3と、この操作杆2の下端部に設けられる操作機構4とを備えている。
脱着機構3は、基体31と、基体31に取り付けられた脱着部5と、基体31から分岐して側方に延出する蛍光灯支持体6とを備えている。
脱着部5は、図2に示すように、蛍光灯を把持する把持部7と、把持部7を開閉させる開閉部8と、蛍光灯脱着時に蛍光灯の口金と点灯器具側のソケットとの間に割り込ませる割り込み具9と、割り込み具9を揺動させる揺動部10と、蛍光灯Aの口金A2を受け止める口金ストッパー30とを備えて構成されている。
口金ストッパー30は、図2,図3に示すように、所定間隔離間させて設けた左右一対のL字型のガイド部310を備えており、ガイド部310には、点灯器具のソケットホルダB3に当接させる左右一対のソケットホルダガイド311が一体に設けられている。
把持部7は、左右一対の基部72,72と、基部72,72の側方に延びる板状部71,71と、基部72,72から上方に延びる環状把持体73,73と、環状把持体73,73の上端部に形成された左右一対のガイド体74,74とを備えている。ガイド体74,74には、蛍光灯の外周面に沿う湾曲面状のガイド面740,740が形成されている。環状把持体73,73は、やや縦長の長円形状の環状体を縦方向に2分割して形成されており、閉止状態において、内面側の幅方向長さWは蛍光灯の外径よりもやや狭く、縦方向長さLは、蛍光灯Aを把持したときに、蛍光灯Aが把持した部分を支店として上下方向に揺動可能となるように、蛍光灯Aの外径よりも5mm程度長く形成されている。また、基部72,72の両側面にはボス111,111が形成されている。
開閉部8は、把持部7の基部72,72をそれぞれ枢支する枢支軸11,11と、把持部7を閉止方向に付勢するために、前記ボス111,111から係止部14,14にわたって架着された蔓巻きバネ12と、把持部7を開方向に引っ張るショートワイヤ130と、ショートワイヤ130に連結される開閉操作ワイヤ13とを備えている。
ショートワイヤ130は、中央部分がワイヤ連結器15に架け渡されており、両端部が把持部7の板状部71に係止部14,14で形成されている。
開閉操作ワイヤ13は、ワイヤ連結器15を介してショートワイヤ130に連結されており、筒状のアウターワイヤ412と、アウターワイヤ412内を移動可能なインナーワイヤ131とを備えている。インナーワイヤ131の一端部は、アウターワイヤ412の一端部から露出して、ワイヤ連結器15に連結されている。また、開閉操作ワイヤ412の他端部は、開閉操作レバー411に連結されている。
枢支軸11には、ほぼ中央にフランジ112が形成され、両端部に雄ネジが形成されている。枢支軸11,11の一端部は、基体31および口金ストッパー30内に挿嵌されて、先端部がナット114により基体31および口金ストッパー30に固定されている。
また、枢支軸11,11の他端部は、把持部7に形成されたボス111,111内に遊挿され、枢支軸11,11を挿通可能な穴が並列に形成された2穴ワッシャー116が、枢支軸11,11の双方にまたがって取り付けられており、さらに、枢支軸11,11の先端部には、ナット115、115が取り付けられている。把持部7は、フランジ112と2穴ワッシャー116との間に介装され、枢支軸11,11の軸方向への移動が規制されている。
蔓巻きバネ12は、中央部分がボス111、111の双方に巻回され、左右の各遊端部が把持部7における左右の各係止部14,14の下面部に当接させた状態で係止されており、把持部7を閉じる方向に付勢している。
割り込み具9は、絶縁材料で形成されており、割り込み片91と、割り込み片91の基端部から割り込み片91に対してほぼ直角方向に延びる突出部93と、割り込み片91の基端部の左右両側に形成されたボス部94,94とを有している。割り込み片91は、先端部に向かって薄くなる楔状となっており、突出部93形成側の面に傾斜面92を有している。割り込み片91の幅方向長さは、図3に示すように、蛍光灯Aの口金A2から突出する2本の導電ピンA3の間に挿入可能な幅であるとともに、割り込み片91の厚さは、導電ピンA3の軸方向長さよりもやや薄く、所定の位置で導電ピンがソケットから外れない厚さに形成されている。
割り込み具9は、突出部93が外側を向くように、ストッパー30のガイド部310,310の間にガイド部310の内面と面一に配置されている。
揺動部10は、図2,図3に示すように、割り込み具9を揺動可能に支持する支持軸18と、支持軸18を回動中心として割り込み具9を反時計回り方向に付勢する蔓巻きバネ19と、蔓巻きバネ19の張力に抗して割り込み具9を時計回り方向に引っ張る揺動操作ワイヤ20とを備えている。
揺動操作ワイヤ20は、開閉操作ワイヤ13と同様に、筒状のアウターワイヤ422と、アウターワイヤ422内を移動可能なインナーワイヤ201とを備えており、アウターワイヤ422の一端部にはアウターワイヤ止め23が取り付けられている。インナーワイヤ201の一端部は、アウターワイヤ止め23から露出して、ワイヤ係止体21に係止されている。また、揺動操作ワイヤ20の他端部は、操作機構4側の揺動操作レバー421に連結されている。
支持軸18の露出部分は割り込み具9のボス部94,94で覆われており、蔓巻きバネ19の中央部分は、図2,図3に示すように、基端部92の下面に架け渡されており、両端部がボス部94,94の周囲に巻回されて、口金ストッパー30の側面に係止されている。
蛍光灯支持体6は、アルミニウム製の中空筒で形成された蛍光灯支持杆61と、蛍光灯の中央寄り部分を支持する蛍光灯受け部62とを備えている。蛍光灯支持杆61は、基体31の側面部からほぼ水平方向に延出し、先端が上方に向かってほぼ直角に屈曲している。また、蛍光灯受け部62は、上方が開いたU型の溝状に形成されている。
操作機構4は、把持部7の開閉動作を操作する開閉操作部41と、割り込み具9の揺動動作を操作する揺動操作部42とを備えている。
開閉操作部41は、操作杆2の下端部に形成されており、グリップ410と、開閉操作レバー411とを備えている。開閉操作レバー411には、開閉操作ワイヤ13の他端部が取り付けられている。
揺動操作部42は、操作杆2の側面部から分岐する分岐操作杆423と、分岐操作杆423の先端部に設けられるグリップ420と、揺動操作レバー421とを備えている。分岐操作杆423は、操作杆2から蛍光灯支持杆61と同一方向に延出しており、遊端部が下方に向けてへの字に屈曲形成されている。揺動操作レバー421には、揺動操作ワイヤ20の他端部が取り付けられている。また、グリップ410とグリップ420とは、高さ方向においてほぼ同じ位置に配備されている。
以上のように構成された蛍光灯脱着具1aを用いて蛍光灯Aを天井の点灯器具Bに取り付ける操作方法について説明する。
まず、図1に示すように、蛍光灯Aを蛍光灯脱着具1aに取り付ける。すなわち、作業者は、把持部7の板状部71を手で押し下げて環状把持体73を開き、環状把持体73に蛍光灯Aの端部を把持させる。このとき、蛍光灯Aの口金A2を口金ストッパー30の内面に突き当てて口金A2を口金ストッパー30内に位置決めする。さらに、蛍光灯Aの中央寄り部分を蛍光灯受け部62に支持させる。
次に、開閉操作部41のグリップ410と揺動操作部42のグリップ420とをそれぞれ左右の手で握り、蛍光灯Aを取り付けた蛍光灯脱着具1aを支持し、点灯器具Bにおける一方のソケットの下方に立つ。そして、操作杆2を持ち上げて、図3に示すように、蛍光灯Aにおける蛍光灯脱着具1aに装着されていない側の口金A1を点灯器具の一方のソケットB1に取り付ける。
そして、口金A1がソケットB1から外れないようにしながら、割り込み片91の基端部が割り込み片91の先端部よりも外側に位置するように操作杆2を傾斜させ、割り込み片91の傾斜面92を点灯器具BのソケットB2の端面に当接させる。その状態で操作杆2を垂直方向に戻し、割り込み片91の先端部でソケットB2をソケットホルダB3内に押し込む。
しかる後に、操作杆2を持ち上げて、割り込み片91を点灯器具B内に挿入する。ソケットB2の下端部に導電ピンA3が当たったら、揺動操作部42の揺動操作レバー421を引き、図4に示すように、割り込み片91を外方に傾斜させて、蛍光灯Aの口金A1とソケットB2との間を導電ピンA3の長さよりも大きく離間させる。そして、さらに操作杆2を持ち上げて、ソケットホルダB3にソケットホルダガイド311を当接させて、蛍光灯Aを点灯器具B内の所定の位置に挿入する。
そして、図5に示すように、揺動操作レバー421から手を離し、割り込み片91を初期位置に戻し、導電ピンA3をソケットB2に嵌合させる。蛍光灯Aが点灯器具Bに取り付けられたのを確認したら、開閉操作部41の開閉操作レバー411を引いて、環状把持体73を開いて蛍光灯Aを環状把持体73から解放し、操作杆2を下方に下げて、蛍光灯Aから蛍光灯脱着具1aを取り外す。
次に、蛍光灯脱着具1aを用いて蛍光灯Aを天井の点灯器具Bから取り外す操作方法について次に説明する。
まず、作業者は、蛍光灯を取り付ける場合と同様に、開閉操作部41のグリップ410と揺動操作部42のグリップ420とをそれぞれ左右の手で握って蛍光灯脱着具1aを支持し、点灯器具Bにおける一方のソケットの下方に立つ。
次に、図6に示すように、蛍光灯Aの下面にガイド体74のガイド面740を当接させて、蛍光灯脱着具1aの軸中心を蛍光灯Aの軸中心に合わせる。そして、割り込み片91の基端部が割り込み片91の先端部よりも外側に位置するように操作杆2を傾斜させ、割り込み片91を蛍光灯Aの口金A2と点灯器具BのソケットB2との間に割り込ませる。その状態で操作杆2を垂直方向に戻すと同時に、開閉操作部41の開閉操作レバー411を引いて、環状把持体73を開き、蛍光灯Aを受け入れるようにする。
操作杆2を持ち上げて、ソケットホルダB3にソケットホルダガイド311が当接したら、開閉操作レバー411から手を離して環状把持体73を閉じ、蛍光灯Aを把持する。このとき、図示していないが、蛍光灯支持体6の蛍光灯受け部62が蛍光灯Aの中央寄り部分を受け止めている。
そして、揺動操作部42の揺動操作レバー421を引いて、図4に示すように、割り込み片91を外方に傾斜させ、割り込み片91でソケットB2をさらにソケットホルダB3側に押し込む。口金A1とソケットB2との隙間が、導電ピンA3の長さよりも大きくなって、導電ピンA3がソケットB2から外れたら、割り込み片91を外方に傾斜させた状態を維持しつつ、操作杆2を下方に移動させて、蛍光灯Aを点灯器具Bから取り外す。
以上詳細に述べたように、本実施形態の蛍光灯脱着具1aは、直管の蛍光灯Aを点灯器具Bに脱着する際に、蛍光灯受け部62と環状把持部73とにより蛍光灯Aを保持した状態で、割り込み具9により点灯器具BのソケットB2を簡単かつ確実に移動させて、蛍光灯Aの脱着を行うので、蛍光灯の落下などの操作ミスを防止でき、安全かつ確実に効率よく脱着作業をすることができる。
また、把持部7の開閉動作を操作する開閉操作部41を操作杆2の下端部に設けるとともに、割り込み具9の揺動動作を操作する揺動操作部42を操作杆2から分岐させた分岐操作杆423の先端部に設けることにより、開閉操作部41と揺動操作部42とを離間させた状態で設けたので、両方の操作部41,42を左右の手で別々に持って操作することができる。したがって、片方の手にだけ過大な作業負担がかかるのを防止でき、作業に伴う疲労を軽減できる。
さらに、分岐操作杆423が、操作杆2の上端側に設けた蛍光灯支持体6の蛍光灯支持杆61と同一方向に延設されているので、操作杆2を傾斜させた時は勿論のこと、操作杆2を垂直方向に支持した時においても回転モーメントや蛍光灯脱着具1a全体の荷重を無理なく受け止めることができる。したがって、作業時のバランスを崩しにくく、作業の安全性が向上する。
加えて、操作杆2をFRP製の中空筒で、分岐操作杆423をアルミニウム製の中空筒で形成したので、蛍光灯脱着具1a全体を軽量化でき、作業者の疲労も軽減できる。
また、把持部7と開閉操作部41と、割り込み具9と揺動操作部42とをワイヤケーブルで連結しているので、把持部の開閉動作および割り込み具の揺動動作をそれぞれ遠隔操作することができる。その際、開閉操作部41および揺動操作部42は、グリップ410,420および操作レバー411,421とを備えているので、操作レバー411,421を引くときの力の入れ具合を調節しやすい。
さらに、割り込み片91は、先端部に向かって傾斜する傾斜面92を有しており、先端部に向かって薄くなる楔状となっているので、蛍光灯Aの脱着時において、点灯器具BのソケットB1と蛍光灯Aとの隙間への差し込みや抜き取りをスムーズに行うことができる。
また、割り込み具9は絶縁材料で形成されているので、脱着時に感電する恐れがなく安全性が高い。
また、割り込み片91の幅方向長さが、蛍光灯Aの口金A1から突出する2本の導電ピンA3の間に挿入可能な長さであるとともに、割り込み片91の厚さが、導電ピンA3の軸方向長さよりもやや薄く、所定の位置で導電ピンがソケットから外れない厚さに形成されているので、導電ピンA3の間への差し込み作業や抜き取り作業などの各作業ステップを確実に行うことができる。
環状把持部73は、閉止状態において、内面側の幅方向長さWが蛍光灯の外径よりもやや短く形成されているので、蛍光灯Aの左右両側を確実に把持できる。
環状把持部73の縦方向長さLは、蛍光灯Aを把持したときに、蛍光灯Aが把持した部分を支点として上下方向に揺動可能となるように、蛍光灯Aの外径よりも5mm程度長く形成されている。また、環状把持部73が蛍光灯受け部62とは別個に設けられている。したがって、蛍光灯Aを点灯器具Bに脱着する際に、蛍光灯Aを環状把持部73で把持した状態で、蛍光灯Aに対して蛍光灯脱着具1aを相対的に傾斜させることができ、脱着作業時の操作杆2の操作をスムーズに行うことができる。
ところで、点灯器具の構造としては、ソケットB1,B2がソケットホルダB3,B4から突出したものだけでなく、図7に示すように、ソケットC1がソケットホルダC2内に設けられているものもある。
このような点灯器具Cに取り付けられた蛍光灯Aを取り外す場合には、まず、蛍光灯Aの下面にガイド体74のガイド面740を当接させて、蛍光灯脱着具1aの軸中心を蛍光灯Aの軸中心に合わせ、割り込み片91のソケットC1への挿入位置を位置決めする。開閉操作レバー411を引いて、環状把持部73を開くとともに、揺動操作レバー421を引いて割り込み片91を外方に大きく傾斜させる。そして、割り込み片91の基端部が割り込み片91の先端部よりも内側に位置するように操作杆2を傾斜させ、割り込み片91の先端部をソケットC1に当接させる。
割り込み片91を傾斜方向に押し込み、割り込み片91を口金A2とソケットC1との間に割り込ませる。そして、揺動操作レバー421から手を離して、割り込み片91が初期位置に戻ろうとする復元力を利用して蛍光灯Aの口金A2をソケットホルダC2側に移動させる。
しかる後、操作杆2を垂直方向に立て直し、操作杆2を上方に押し上げる。口金ストッパー310内に口金A2を案内しながら、操作杆2をさらに上方に押し上げて、ソケットホルダB3にソケットホルダガイド311を当接させて、割り込み片91を一対の導電ピンA3の間に挿入する。その後は、前述したソケットB1からの取り外す場合の手順と同様にして、蛍光灯Aを点灯器具Cから取り外す。
なお、点灯器具Cに蛍光灯Aを取り付ける場合には、点灯器具Bに取り付ける手順と同様に、蛍光灯脱着具1aを操作すればよい。
このように、本実施の形態の蛍光灯脱着具1aは、割り込み片91を揺動操作可能に設けているとともに、割り込み片91の形状を先端に向かって薄くなる楔状に形成したものであるので、点灯器具の種類にかかわらず使用可能であり、汎用性があり便利である。
なお、蛍光灯脱着具1aの使用は、点灯器具が天井に設置された場合に限定されるものではなく、例えば、天井近くの側壁面や軒下、あるいは外壁面など、手の届きにくい高所に蛍光灯を脱着する場合に好適である。
また、操作杆2の長さは、本実施の形態に限られず、長くても短くても構わない。例えば、操作杆2に延長用アタッチメントを取り付けたり、伸縮可能な構造にするなどして操作杆2の長さを調節可能にすれば、取り付け場所までの高さに応じた最適な長さで作業ができるので、より好適である。
また、環状把持体73の内面をゴムシートなどの弾性材で被覆してもよい。このようにすれば、製作誤差を吸収できる上、滑り止め効果も得られるので、当接時の衝撃力が吸収され、より安全に蛍光灯を把持することができる。
また、操作杆2および蛍光灯支持杆61の材質は、実施の形態に限られず、他の合成樹脂製あるいは金属製であってもよいが、強度が高く軽量のものが好ましい。
さらに、割り込み具9は、金属製で先端部を絶縁材料でカバーしたものであってもよい。このようにすれば、割り込み具9の強度が向上し、割り込み具9の破損を効果的に防止できる。
また、割り込み片91の幅方向長さは、蛍光灯Aにおける一対の導電ピンA3の間にほぼ隙間なく挿入可能な程度に長さとしたが、導電ピンA3との間に余裕を持って挿入可能な程度に狭くしてもよい。このようにすれば、ソケットB2に導電ピンA3が縦向きまたは斜め向きに嵌合するタイプの点灯器具に蛍光灯Aを取り付ける際にも使用できる。
次に、第2の実施形態の蛍光灯脱着具1bについて説明する。蛍光灯脱着具1bは、例えば110Wの太径の直管蛍光灯を対象としたもので、図9に示すように、導電ピンの周囲が筒状のカバー体D1で覆われた蛍光灯Dを点灯器具Bに脱着する場合に使用されるものである。なお、蛍光灯脱着具1bは、基本的には蛍光灯脱着具1aと同様の構造であるので同一の符号を付すことにより説明を省略し、異なる部分についてのみ説明する。
割り込み具9bは、図8に示すように、左右1対の割り込み片91bと、割り込み片91bの基端部から割り込み片91bに対してほぼ直角方向に延びる突出部93bを有している。一対の割り込み片91bは、突出部93b形成側の面に、先端部に向かって傾斜する傾斜面92bを有しており、先端部に向かって薄くなる楔状となっている。また、一対の割り込み片91bは、カバー体D1の幅方向長さよりもやや長い距離だけ離間させて並列に設けられており、蛍光灯Dの口金D2から突出するカバー体D1を挿入可能となっている。さらに、図9に示すように、割り込み片91bおよび口金ストッパー30の厚さtは、カバー体D1の突出長さよりもやや薄く形成されている。
揺動部10bは、割り込み具9bを揺動可能に支持する支持軸18bと、割り込み具9bとアウターワイヤ止め23との間に配置され、割り込み具9bを反時計回り方向に付勢するコイルバネ24と、コイルバネ24に抗して割り込み具9bを時計回り方向に引っ張る揺動操作ワイヤ20を備えている。
ソケットホルダガイド311bは、割り込み具9bの側面に割り込み具9bに一体に形成されている。
把持部7bは、側方に延びる板状部71,71が形成された基部72,72と、基部72,72の上方に延設された左右一対の環状把持体73とを備えている。
なお、左右1対の割り込み片91bで蛍光灯Dへの取り付け位置を位置決めできるため、蛍光灯脱着具1aの把持部7に形成されているガイド体74は形成されていない。
また、蛍光灯Dの導電ピンは絶縁材料からなるカバー体D1で覆われているので、割り込み具9bは、絶縁材料で形成されていなくてもよい。
以上のように構成された蛍光灯脱着具1bを用いて蛍光灯Dを天井の点灯器具Eから取り外す操作方法について説明する。図9に示すように、把持部7bを開いた状態で、操作杆2を傾斜させて、口金D2とソケットホルダE1との間に割り込み片91bの先端部を斜め下方から割り込ませる。
操作杆2を垂直方向に戻しながら、割り込み片91bの先端部で蛍光灯DをソケットホルダE3側に移動させる。操作杆2を持ち上げて、口金ストッパー30内に口金D2を案内する。
そして、割り込み片91bを口金D2とソケットホルダE1との間に挿入する。ソケットホルダE1にソケットホルダガイド311bを当接させて、割り込み片91bの位置決めをし、割り込み片91bをカバー体D1の両側に配置させる。
次に、把持部7bを閉じて把持部7bで蛍光灯Dを把持するとともに、蛍光灯受け部62で蛍光灯Dを支持する。その状態で、揺動操作レバー421を引いて割り込み片91bを外側に傾斜させて、蛍光灯DをソケットE3側に移動させることにより、反対側のソケットE2をソケットホルダE3内に押し込み、カバー体D1をソケットホルダE1から離間させて、蛍光灯Dを点灯器具Eから取り外す。
蛍光灯Dを点灯器具Eに取り付ける場合は、まず、蛍光灯Dを蛍光灯脱着具1bに取り付ける際に、割り込み片91bの間にカバー体D1を配置させるとともに、口金ストッパー30内に蛍光灯Dを配置させる。その後は、蛍光灯脱着具1aを使用する場合と同様の手順で取り付ければよい。
なお、蛍光灯脱着具1bは、割り込み片91bがカバー体D1の幅方向長さよりもやや長い距離だけ離間させて並列に設けられているので、ソケットB2に導電ピンA3が縦向きまたは斜め向きに嵌合するタイプの点灯器具に蛍光灯Dを取り付ける際にも使用できる。
本発明における第1実施形態の蛍光灯脱着具1aの外観図。 蛍光灯脱着具1aの一部を拡大して示す斜視図。 点灯器具に蛍光灯を取り付ける際の蛍光灯脱着具1aの操作手順を示す説明図。 点灯器具に蛍光灯を脱着する際の蛍光灯脱着具1aの操作手順を示す説明図。 点灯器具に蛍光灯を脱着する際の蛍光灯脱着具1aの操作手順を示す説明図。 点灯器具から蛍光灯を取り外す際の蛍光灯脱着具1aの操作手順を示す説明図。 点灯器具から蛍光灯を取り外す際の蛍光灯脱着具1aの操作手順を示す説明図。 本発明における第2実施形態の蛍光灯脱着具1bの一部を拡大して示す斜視図。 点灯器具から蛍光灯を取り外す際の蛍光灯脱着具1bの操作手順を示す説明図。
符号の説明
1a,1b 蛍光灯脱着具
2 操作杆
41 開閉操作部(把持部の操作部)
411 開閉操作レバー
42 揺動操作部(割り込み具の操作部)
421 揺動操作レバー
423 分岐操作杆
6 蛍光灯支持体
61 蛍光灯支持杆
62 蛍光灯受け部
7,7b 把持部
9,9b 割り込み具 30 口金ストッパー

Claims (3)

  1. 直管の蛍光灯を点灯器具に脱着する時に鉛直状態に保持して使用する蛍光灯脱着具であって、
    操作杆と、操作杆の上端に設けられる脱着機構と、上記操作杆の下端に設けられる操作機構とを備え、
    脱着機構が、上記操作杆の上端から分岐して側方に延出した蛍光灯支持杆を有し該蛍光灯支持杆の先端に蛍光灯を受け止める蛍光灯受け部を有する蛍光灯支持体と、操作杆の上端部に設けられた開閉操作可能な把持部と、操作杆の上端部に設けられた揺動操作可能な割り込み具と、操作杆の上端部に固着された口金ストッパーを、有しているとともに、
    操作機構が、上記把持部を開閉させる開閉操作部と、上記割り込み具を揺動させる揺動操作部とを、備え、かつ、上記操作杆の下端部から上記蛍光灯支持杆と同一の上記一側方に延出した分岐操作杆を設けて、該分岐操作杆の遊端部にグリップ部と揺動操作レバーを設けて、上記揺動操作部を構成し、さらに、上記操作杆の下端部にグリップ部と開閉操作レバーを設けて上記開閉操作部を構成し、上記揺動操作部と開閉操作部を離間させた状態に配設したことを特徴とする蛍光灯脱着具。
  2. 蛍光灯脱着時に点灯器具側のソケットホルダの外周面に当接させて、点灯器具に対する所定の位置に脱着機構を案内するソケットホルダガイドを備えていることを特徴とする請求項1記載の蛍光灯脱着具。
  3. 上記開閉操作レバーと上記把持部とを開閉操作ワイヤにて連動連結し、かつ、上記揺動操作レバーと上記割り込み具とを揺動操作ワイヤにて連動連結した請求項1又は2記載の蛍光灯脱着具。
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