JP3901999B2 - 分周比可変型奇数分周回路 - Google Patents

分周比可変型奇数分周回路 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルタ−回路のチューニングの基準周波数信号に用いて最適な分周比可変型奇数分周回路に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の奇数分周回路の代表例として、図4に示したような構成が知られている。カウンタ15と、デコーダ25と、スイッチ部20と、F.F.30とを備え、クロック入力端子1に入力されるクロック信号CLKをカウンタ15でカウントし、カウンタ15の各段を構成しているF.F.(フリップフロップ)16〜19の非反転出力あるいは反転出力をデコーダ25でデコードし、スイッチ部20で、n分の1分周に対しn−2のカウント値をデコードしているデコード信号を、分周比選択信号入力端子3に入力される選択信号SELによって選択し、クロック入力端子に前記クロック信号CLKが入力されるF.F.30のD入力端子に入力されるカウント値n−2の選択されたデコード信号を前記CLK信号の1周期分遅延させた信号であるF.F.30の反転あるいは反転出力信号を、分周回路の出力信号DEVOUTとして出力端子2に出力すると同時に前記カウンタ15をリセットするというn分の1分周回路である。
【0003】
この回路の動作を図5を用いて説明する。今9分の1分周の動作をさせるとすると、n=9からデコーダ25はカウンタ15がn−2=7をカウントするタイミングをデコードすればよく、カウンタ15の各段の出力のうちQ1=Q2=Q3=1でデコード信号Dn−2を“Lo”から“Hi”へ移行している。このデコード信号は、次段のスイッチ回路20でPn−2=Dn−2として選択されてF.F.30のD入力端子に入力され、CLKの1周期分遅延されてカウント“8”から“9”の期間に非反転出力端子にDEVOUTが出力される。このDEVOUT信号で前記カウンタ15がリセットされるのでデコード信号Dn−2(=Pn−2)がカウント“8”の時点で“Hi”から“Lo”に戻され、カウント“9”までQ1、Q2、Q3、(Q4)は“Lo”固定となる。したがってDEVOUT信号はCLKの9周期毎に出力され、9分の1分周動作となっている。
【0004】
図4、図5に示した従来例は、n=2m−1、m=5、n=9(9分の1分周)であり、n―2=7より、Q1(“1”)+Q2(“2”)+Q3(“4”)=7をデコーダ(25)でデコードしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の分周回路の分周出力DEVOUTは、“Hi”期間と“Lo”期間が異なり、Duty比が50ではなく、分周比を変えながらSCF方式でのフィルターのチューニング回路などに用いる場合は、CLKの周期を2倍にし、DEVOUTをさらに2分の1分周する必要があった。しかもデコーダでのデコード回路において、分周比の選択数だけのデコード信号を用意しておくことが必要であった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の分周回路は、上記問題点に鑑みなされたもので、従来の分周回路でのデコーダを省き、偶数分周と奇数分周の両方の分周に対し、CLKの周期を2倍に上げることなくDuty50の分周出力を得ることを可能にしたものである。
【0007】
従来の分周回路におけるカウンタ部をシフトレジスタとし、分周比選択信号SELで選択された前記シフトレジスタの各段出力信号を取り込むF.F.のクロック信号を、前記F.F.の出力信号を2分の1分周して得られるDEVOUT出力信号自身で反転切り替えをするという手段を備えている。
【0008】
すなわち、本発明の分周比可変型奇数分周回路は、シフトレジスタと、スイッチ部と、D−F.F.と、2分の1分周器と、クロック反転用排他的論理回路(EX−OR)ゲートと、切り替えSWとを備え、複数のF.F.からなる前記シフトレジスタは、初段のF.F.の入力端子が接地されるとともに各段のF.F.のクロック入力端子はクロック信号CLKが入力される分周回路のクロック入力端子に接続され、前記スイッチ部は、前記シフレジスタの各段出力信号の1つを、分周比選択信号入力端子に入力される信号により選択し、前記D−F.F.は、D入力端子が前記スイッチ部の出力端子に接続されるとともに、非反転出力端子は、前記シフトレジスタの初段のF.F.のセット入力端子および次段以降のF.F.のリセット入力端子に接続され、かつ反転出力端子は、前記2分の1分周器のクロック入力端子に接続され、前記2分の1分周器は、非反転出力端子が奇数分周信号出力端子に接続されるとともに、前記切り替えSWを介して、前記クロック反転用EX−ORゲートの一方の入力端子に接続され、前記EX−ORゲートは、他方の入力端子が前記クロック信号入力端子に接続されるとともに、出力端子が前記D−F.F.のクロック入力端子に接続されていることを特徴とするものである。
【0009】
上記本発明の構成によれば、シフトレジスタの各段出力のうち同一の信号がSEL信号により選択されている状態で、前記F.F.のクロック信号反転切り替えを停止するだけで偶数分周動作が可能になり、反転切り替えを行えば奇数分周動作が可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施の形態に係る奇数分周回路の構成を示したもので、シフトレジスタ10と、スイッチ部20と、D−F.F.30と、2分の1分周器40と、クロック反転用EX−ORゲート50と、切り替えSW60とを備えている。クロック信号CLKが入力されるクロック入力端子1は、初段のF.F.の入力端子がVSSに接続されるシフトレジスタ10の各段F.F.のクロック入力端子に接続され、シフレジスタの各段出力信号の1つを、分周比選択信号入力端子3に入力されるSEL信号によりスイッチ部20において選択する。スイッチ部20の出力端子は、非反転出力がシフトレジスタ10のリセット入力端子に入力されるD−F.F.30のD入力端子に接続され、D−F.F.30の反転出力端子は、非反転出力端子がDEVOUT出力端子2に接続される2分の1分周器40のクロック入力端子に接続されている。
【0012】
2分の1分周器40の非反転出力信号DEVOUTは、切り替えSW60を介してクロック反転用EX−ORゲート50の一方の入力端子に接続され、EX−ORゲート50は、他方の入力端子がCLK信号入力端子1に接続されるとともに、出力端子はD−F.F.30のクロック入力端子に接続されている。なお、D−F.F.30の非反転出力端子は、シフトレジスタ10の初段のみリセットではなくセット入力端子に接続されている。
【0013】
このように構成された本実施の形態における動作を図2、図3を用いて9分の1分周動作で説明する。シフトレジスタ10が初段のみセット、初段以外がリセットの解除がされてから、CLKが3発入力されたタイミングでシフトレジスタ10を構成するF.F.14の出力Sm−2(=S)が“Lo”から“Hi”に移行し、SEL信号によりスイッチ部でS信号が選択されてD−F.F.30で取りこまれるが、DEVOUT信号の“Hi/Lo”によりD−F.F.30のクロック入力端子にはシフトレジスタのクロックであるCLKと同一信号か、その反転信号が入力されるので、取り込みタイミングが一回おきに異なる。DEVOUTが“Hi”でD−F.F.のD入力に信号pの“Hi”が到来するとEX−ORゲート50はCLKと同一信号をD−F.F.30のクロック信号として供給するのでD−F.F.30の非反転出力信号qは信号pの“Hi”になるタイミングからCLKの1周期後に“Hi”に移行し、シフトレジスタの初段をセット、初段以外をリセットするので信号pは“Hi”から“Lo”に戻され、さらにCLKの1周期後に信号qも“Hi”から“Lo”に復帰する。この信号qの“Hi”から“Lo”への復帰タイミングを2分の1分周器40で分周して分周出力端子2にDEVOUTとして出力している。したがって9分の1分周出力DEVOUTは信号qの立ち下がりタイミングで“Hi”/“Lo”が切り替わるのでEX−ORゲート50の出力すなわちD−F.F.30のクロック信号が反転させられるが、D−F.F.30は信号pの“Lo”を取り込んだ後のアクティブでないクロックエッジの変化なので何ら問題とならない。
【0014】
次にDEVOUTが“Lo”でD−F.F.30のD入力に信号pの“Hi”が到来するとEX−ORゲート50はCLKの反転信号をD−F.F.30のクロック信号として供給するのでD−F.F.30の非反転出力信号qは信号pの“Hi”になるタイミングからCLKの2分の1周期後に“Hi”に移行し、シフトレジスタの初段をセット、初段以外をリセットするので信号pはCLKの半周期で“Hi”から“Lo”に戻され、さらにCLKの1周期後に信号qも“Hi”から“Lo”に復帰する。この信号qの“Hi”から“Lo”への復帰タイミングを2分の1分周器40で分周して分周出力端子2にDEVOUTとして出力している。したがって9分の1分周出力DEVOUTは信号qの立ち下がりタイミングで“Hi”/“Lo”が切り替わるのでEX−ORゲート50の出力すなわちD−F.F.30のクロック信号が反転させられるが、D−F.F.30は信号pの“Lo”を取り込んだ後のアクティブでないクロックエッジの変化なので何ら問題とならない。
【0015】
このような動作が繰り返される結果、DEVOUTは“Hi”期間がCLK4.5周期分、“Lo”期間もCLK4.5周期分すなわちDuty50の9分の1分周出力信号となる。
【0016】
また、切り替えSW60をVDD側に接続することにより、EX−ORゲート50の出力は常にCLKと同一信号となり、図3に示すようにDEVOUTは“Hi”期間がCLK5周期分、“Lo”期間もCLK5周期分の10分の1分周出力を得ることができる。
【0017】
図1、図2に示した例はn=2m−1、m=5、n=9(9分の1分周)であり、シフトレジスタ信号Sm−2(=S3)を選択している。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の奇数分周回路によれば、入力クロックを2逓倍することなく、任意の奇数分周信号をDuty50で得ることができ、しかも切り替え信号により偶数分周も得られるので、数種類の連続した分周比の出力信号が必要なフィルタのチューニング用基準周波数信号などに利用して最適な素子数が少なく簡単な構成で実現可能な分周器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における奇数分周回路の構成図
【図2】図1に示す一実施の形態における動作波形図
【図3】図1に示す一実施の形態における別の動作波形図
【図4】従来例の回路構成図
【図5】従来例の動作波形図
【符号の説明】
1 クロック(CLK)入力端子
2 奇数分周信号(DEVOUT)出力端子
3 分周比選択信号(SEL)入力端子
10 シフトレジスタ
11〜14 シフトレジスタを構成するF.F.
20 スイッチ部
30 D−F.F.
40 2分の1分周器
50 クロック反転用EX−ORゲート
60 切り替えSW

Claims (1)

  1. シフトレジスタと、スイッチ部と、Dフリップフロップと、2分の1分周器と、クロック反転用排他的論理回路(EX−OR)ゲートと、切り替えスイッチとを備え、
    複数のフリップフロップからなる前記シフトレジスタは、初段のフリップフロップの入力端子が接地されるとともに各段のフリップフロップのクロック入力端子はクロック信号が入力される分周回路のクロック入力端子に接続され、
    前記スイッチ部は、前記シフレジスタの各段出力信号の1つを、分周比選択信号入力端子に入力される信号により選択し、
    前記Dフリップフロップは、D入力端子が前記スイッチ部の出力端子に接続されるとともに、非反転出力端子は、前記シフトレジスタの初段のフリップフロップのセット入力端子および次段以降のフリップフロップのリセット入力端子に接続され、かつ反転出力端子は、前記2分の1分周器のクロック入力端子に接続され、
    前記2分の1分周器は、非反転出力端子が奇数分周信号出力端子に接続されるとともに、前記切り替えスイッチを介して、前記クロック反転用排他的論理回路(EX−OR)ゲートの一方の入力端子に接続され、
    前記クロック反転用排他的論理回路(EX−OR)ゲートは、他方の入力端子が前記クロック信号入力端子に接続されるとともに、出力端子が前記Dフリップフロップのクロック入力端子に接続されていることを特徴とする分周比可変型奇数分周回路。
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