JP3899967B2 - 拡張メモリ装置を接続可能な情報処理装置及び拡張メモリ装置 - Google Patents

拡張メモリ装置を接続可能な情報処理装置及び拡張メモリ装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メモリ空間を拡張するために拡張メモリ装置を接続可能な情報処理装置及びその情報処理装置に接続される拡張メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より情報処理装置に予め備えられた基本記憶部の記憶容量を拡張したり、処理プログラムを拡張するために拡張メモリ装置の増設が行なわれている。
【0003】
例えば、拡張メモリ装置に新しい起動プログラムを格納しておき、起動時に拡張メモリ装置から起動プログラムを読み込んで実行することにより情報処理装置の起動手段を変更する方法が用いられている。
【0004】
特開平7−210375号公報には、情報処理装置の起動装置についての技術が開示されている。本技術は、情報処理装置に拡張メモリ装置が接続されているか否かを判断し、拡張メモリ装置が接続されている場合には、拡張メモリ装置に搭載された拡張記憶部から起動プログラムを読み込むことによって、コンピュータの起動手段を変更する技術である。
【0005】
図5に、本技術における情報処理装置及び拡張メモリ装置の構成図を示す。情報処理装置10は、中央制御部12、基本制御部14、基本記憶部16、接続判断部34を含んで基本的に構成され、中央制御部12と基本制御部14は情報伝達可能に接続されている。基本制御部14と基本記憶部16はアドレスバス18とデータバス20を介して情報伝達可能に接続されている。さらに、基本制御部14と基本記憶部16は選択信号線22を介して接続されている。拡張メモリ装置24は、拡張記憶部26と接続信号出力部32を含んでいる。拡張メモリ装置24は、インターフェース28とインターフェース30を介して情報処理装置10に接続される。
【0006】
図6に、拡張メモリ装置が接続された情報処理装置の構成図を示す。また、図7に、基本制御部14によって認識が可能なアドレスマップへの記憶部の割り当て状態を示す。
【0007】
拡張メモリ装置24が接続されていない場合には、中央制御部12から起動プログラムの読み出し指令を受けた基本制御部14は、選択信号線22を介して基本記憶部16に対して選択信号(CS信号)をCS0から出力する。CS信号を受けた基本記憶部16はアクセス可能状態となり、基本記憶部16の記憶領域が基本制御部14に拠って認識可能なアドレスマップに割り当てられる(図7(a))。基本制御部14はアドレスバス18及びデータバス20を介してアドレスマップに割り当てられた基本記憶部16の記憶領域から起動プログラムを読み出し、中央制御部12へ引き渡す。
【0008】
拡張メモリ装置24が接続されている場合には、接続判断部34は接続信号出力部32からの接続信号を受け、基本制御部14へ選択信号を切り替えるための切替信号を出力する。中央制御部12から起動プログラムの読み出し命令を受けた基本制御部14は、接続判断部34からの切替信号を受けて拡張記憶部26へCS信号をCS1から出力する。CS信号を受けた拡張記憶部26はアクセス可能状態となり、アドレスマップに割り当てられる。基本制御部14はアドレスバス18及びデータバス20を介してアドレスマップに割り当てられた拡張記憶部26の記憶領域から起動プログラムを読み出し、中央制御部12へ引き渡す。
【0009】
このように、本技術を用いることによって、拡張メモリ装置24が接続された場合には、基本記憶部16に代えて拡張記憶部26に格納されている起動プログラムを用いて情報処理装置を起動することができる。
【0010】
しかしながら、本技術においては、拡張メモリ装置24が接続されている場合には拡張記憶部26のみから起動することとなり、基本記憶部16から起動することができなくなる問題があった。
【0011】
また、アドレスマップへの記憶領域の割り当ては基本制御部14によって行なわれるため、情報処理装置10の製造時からの割り当て方法のみしか用いることができなかった。そのため、拡張メモリ装置24に拡張記憶部26に応じて、柔軟に記憶領域の割り当てをすることができなかった。
【0012】
また、拡張メモリ装置24を接続する必要がない場合においても、当初から情報処理装置10の基本制御部14に選択信号を切り替える機能を備え、接続判断部34を用意しておく必要があり、情報処理装置10の製造コストが高くなる問題があった。
【0013】
特開平10−27105号公報には、外部スイッチによって起動プログラムの読み出し先を変更可能な情報処理装置の技術が開示されている。本技術では、基本記憶部から起動を行なうか、拡張記憶部から起動を行なうかを外部スイッチにより選択可能としている。
【0014】
図8に、拡張メモリ装置が接続された情報処理装置の構成図を示す。
【0015】
本技術においては、拡張メモリ装置が接続された場合に、外部スイッチ36をユーザが切り替えることによって基本制御部14は選択信号の出力先を基本記憶部16又は拡張記憶部26のいずれかに切り替える。その結果、基本記憶部16又は拡張記憶部26のいずれか一方がアクセス可能状態となり、その記憶領域がアドレスマップに割り当てられる。基本制御部14はアドレスマップに割り当てられた記憶領域に存在する起動プログラムを読み出し、中央制御部12に引き渡す。以上によって、基本記憶部16又は拡張記憶部26のいずれか一方に記憶された起動プログラムによって情報処理装置を起動することができる。
【0016】
本技術においては、拡張メモリ装置24が接続されている場合においても、拡張記憶部26のみならず、基本記憶部16から起動することができる。しかしながら、記憶部の切替はユーザ自身が外部スイッチ36を切り替えて行なう必要があり、誤動作をさせることがあった。
【0017】
また、本技術においてもアドレスマップへの記憶領域の割り当ては基本制御部14によって行なわれるため、拡張記憶部26に応じて柔軟な記憶領域の割り当てを行なうことができない問題を解決できなかった。
【0018】
また、拡張メモリ装置24を接続する必要がない場合においても、当初から情報処理装置10の基本制御部14に選択信号を切り替える機能を備えておく必要があり、情報処理装置10の製造コストが高くなる問題も解決できなかった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来技術においては、基本記憶部と拡張記憶部の選択ができない問題があった。また、基本記憶部と拡張記憶部の選択が可能な場合においても、ユーザの操作が必要であり、誤動作させる可能性がある問題があった。
【0020】
さらに、拡張メモリ装置に搭載された拡張記憶部の記憶容量等に応じて、アドレスマップに記憶領域を柔軟に割り当てることができなかった。
【0021】
さらに、情報処理装置自体の記憶制御部に選択信号を切り替える機能を備えておく必要があり、拡張メモリ装置の接続が必要ない場合においても情報処理装置の製造コストが高くなる問題があった。
【0022】
本発明は、上記の従来技術の問題を解決できる情報処理装置及び拡張メモリ装置を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明は、基本記憶部と、前記基本記憶部を制御する基本制御部と、を含み、拡張メモリ装置を接続可能な情報処理装置であって、前記拡張メモリ装置が接続された場合には、前記基本制御部による前記基本記憶部の制御を遮断することを特徴とする。
【0024】
より具体的には、本発明は、アクセス信号線に接続され、制御信号を受けることに拠って制御が行なわれる基本記憶部と、前記基本記憶部に対して制御信号を出力する基本制御部と、を含み、前記アクセス信号線にさらに拡張メモリ装置を接続可能な情報処理装置であって、前記拡張メモリ装置が前記アクセス信号線に接続された場合には、前記基本記憶部に対する前記基本制御部からの制御信号を遮断することを特徴とする。
【0025】
また、本発明は、基本記憶部を含んで成る情報処理装置、に接続される拡張メモリ装置であって、前記基本記憶部を制御する拡張制御部を含み、前記情報処理装置に接続された場合には、前記拡張制御部によって前記基本記憶部を制御することを特徴とする。
【0026】
より具体的には、本発明は、アクセス信号線に拡張メモリ装置を接続可能である情報処理装置に接続される拡張メモリ装置であって、前記アクセス信号線に接続可能であり、制御信号を受けることに拠って制御が行なわれる拡張記憶部と、前記拡張記憶部に対して制御信号を出力する拡張制御部と、を含むことを特徴とする。
【0027】
さらに、本発明は、前記情報処理装置は、アクセス信号線に接続され、制御信号を受けることに拠って制御が行なわれる基本記憶部と、前記基本記憶部に対して制御信号を出力する基本制御部と、を含み、前記拡張メモリ装置が前記アクセス信号線に接続された場合には、前記基本記憶部に対する前記基本制御部からの制御信号を遮断するものであって、前記拡張制御部は、前記拡張メモリ装置が前記アクセス信号線に接続された場合には、前記基本記憶部に対して選択信号を出力可能であることを特徴とすることが好適である。
【0028】
また、上記拡張メモリと情報処理装置を結合することによる本発明は、基本記憶部と、前記基本記憶部を制御する基本制御部と、を含み、拡張メモリ装置を接続可能な情報処理装置であって、前記拡張メモリ装置は、前記基本記憶部を制御する拡張制御部を含み、前記拡張メモリ装置が接続された場合には、前記基本制御部による前記基本記憶部の制御を遮断し、前記拡張制御部によって前記基本記憶部の制御を行なうことを特徴とする。
【0029】
より具体的には、本発明は、アクセス信号線に接続され、選択信号を受けることに拠って前記アクセス信号線を介するアクセスが許可される基本記憶部と、前記基本記憶部に対して選択信号を出力する基本制御部と、を含み、前記アクセス信号線にさらに拡張メモリ装置を接続可能な情報処理装置であって、前記拡張メモリ装置は、前記アクセス信号線に接続可能であり、選択信号を受けることに拠って前記アクセス信号線を介するアクセスが許可される拡張記憶部と、前記拡張記憶部に対して選択信号を出力する拡張制御部と、を含み、前記拡張メモリ装置が前記アクセス信号線に接続された場合には、前記基本記憶部に対する前記基本制御部からの選択信号を遮断することを特徴とする。
【0030】
さらに、前記拡張メモリ装置が前記アクセス信号線に接続された場合には、前記拡張制御部は、前記基本記憶部に対して選択信号を出力可能であることが好適である。
【0031】
また、本発明は、アクセス信号線に接続され、制御信号を受けることに拠って制御が行なわれる基本記憶部と、前記基本記憶部に対して制御信号を出力する基本制御部と、を含み、前記アクセス信号線にさらに拡張メモリ装置を接続可能な情報処理装置であって、前記拡張メモリ装置は、前記アクセス信号線に接続可能であり、制御信号を受けることに拠って制御が行なわれる拡張記憶部と、前記拡張記憶部に対して制御信号を出力する拡張制御部と、を含み、前記拡張メモリ装置が前記アクセス信号線に接続された場合には、前記基本記憶部に対する前記基本制御部からの制御信号を遮断することを特徴とする。
【0032】
さらに、前記拡張メモリ装置が前記アクセス信号線に接続された場合には、前記拡張制御部は、前記基本記憶部に対して制御信号を出力可能であることが好適である。
【0033】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の実施の形態における情報処理装置及び拡張メモリ装置の構成図を示す。
【0034】
情報処理装置40は、中央制御部12、基本制御部14、基本記憶部16及び遮断スイッチ42を含んでいる。中央制御部12は基本制御部14と情報伝達可能に接続されている。基本制御部14と基本記憶部16はアドレスバス18とデータバス20(併せて、アクセス信号線という)を介して情報伝達可能に接続されている。さらに、基本制御部14と基本記憶部16は選択信号線22によって、遮断スイッチ42を介して接続されている。遮断スイッチ42は遮断信号受信部44に遮断信号を受けることによって基本制御部14と基本記憶部16の接続を切断する機能を有する。
【0035】
拡張メモリ装置46は、拡張記憶部26、拡張制御部48及び遮断信号発生部50を含んでいる。拡張メモリ装置46は、インターフェース28とインターフェース30を介して情報処理装置40に着脱可能に接続される。
【0036】
図2に、本発明の実施の形態における拡張メモリ装置が接続された情報処理装置の構成図を示す。
【0037】
インターフェース28とインターフェース30が接続されることによって、情報処理装置40のアドレスバス18とデータバス20に拡張記憶部26が接続される。
【0038】
また、遮断信号発生部50が遮断スイッチ42の遮断信号受信部44に接続される。これによって、遮断スイッチ42が作動し、基本制御部14と基本記憶部16の接続が遮断される。
【0039】
さらに、基本制御部14と拡張制御部48が接続され、基本制御部14から出力される選択信号を拡張制御部48で受信可能となる。さらに、拡張制御部48と基本記憶部16も接続される。
【0040】
図3に、遮断スイッチ42及び遮断信号発生部50の構成の例を示す。本例では、遮断スイッチ42はゲート素子52を含み、遮断信号発生部50はゲート素子52の非導通状態にできる電圧を出力する。拡張メモリ装置46が情報処理装置40に接続されていない場合は、ゲート素子52のゲート端子(G)は接地(GND)状態にあり、ゲート素子52は導通状態となる。一方、拡張メモリ装置46が情報処理装置40に接続された場合は、ゲート素子52のゲート端子はバイアス状態となるので非導通状態となる。
【0041】
以上のように、基本制御部14と基本記憶部16の接続の遮断スイッチ42はゲート素子52を1つ用いることで実現することができる。本例は、遮断スイッチ42の一例であり、これに限られるものではなく別のスイッチ回路で構成することも可能である。
【0042】
拡張制御部48には、基本制御部14からの選択信号を受け、基本記憶部16及び拡張記憶部26の記憶領域を必要な形態に応じてアドレスマップに割り付ける機能を持たせておくことができる。
【0043】
図4に、本発明の実施の形態における記憶領域のアドレスマップへの割り付けの例を示す。
【0044】
図4(a)では、アドレスマップの起動プログラム領域に基本記憶部16の記憶領域を割り当て、アドレスマップの拡張記憶領域に拡張記憶部26の記憶領域を割り付けた例を示す。この例では、拡張制御部48は基本制御部14からの選択信号及びアドレスバス18によるアドレス指定を受けて、情報処理装置40の起動時には選択信号をCS0から出力し、基本記憶部16をアクセス可能状態とする。基本制御部14は、基本記憶部16から起動プログラムを読み込んで、中央制御部12へ転送することができる。一方、拡張記憶領域へのデータの書き込み時又は拡張記憶領域からのデータの読み出し時には、拡張制御部48は基本制御部14からの選択信号及びアドレスバス18によるアドレス指定を受けて、選択信号をCS1から出力し、拡張記憶部26をアクセス可能状態とする。基本制御部14は、拡張記憶部26へデータを書き込み又は拡張記憶部26からデータを読み出すことができる。
【0045】
図4(b)では、起動プログラム領域に拡張記憶部26の記憶領域を割り当て、拡張記憶領域に基本記憶部16の記憶領域を割り当てた例を示す。この例では、情報処理装置40の起動時には、拡張制御部48は選択信号をCS1から出力し、拡張記憶部26をアクセス可能状態とする。一方、拡張記憶領域に対するデータの書き込み又は読み出しには、拡張制御部48は選択信号をCS0から出力し、基本記憶部16をアクセス可能状態とする。
【0046】
図4(c)では、起動プログラム領域に拡張記憶部26の記憶領域の一部を割り当て、拡張記憶領域に基本記憶部16の記憶領域と拡張記憶部26の記憶領域の残りを割り当てた例を示す。この例では、情報処理装置40の起動時には、拡張制御部48は基本制御部14からの選択信号及びアドレスバス18によるアドレス指定を受けて、選択信号をCS1から出力し、拡張記憶部26をアクセス可能状態とする。基本制御部14は、アクセス可能状態にある拡張記憶部26における起動プログラムが格納されている記憶領域をアドレスバス18によって指定し、起動プログラムを読み出し、中央制御部12へ転送する。一方、拡張記憶領域に対するデータの書き込み又は読み出し時には、拡張制御部48は基本制御部14からの選択信号及びアドレスバス18によるアドレス指定を受けて、選択信号をCS0又はCS1のいずれかに出力する。このとき、アドレスバス18からの拡張記憶領域に対するアドレス指定を拡張制御部48が受けることによって、そのアドレス指定に対応する拡張記憶領域に割り当てられた記憶部へ選択信号が出力される。基本制御部14は、選択された基本記憶部16又は拡張記憶部26に対してデータを書き込み又は読み出すことができる。
【0047】
上記のような基本記憶部16及び拡張記憶部26の記憶領域のアドレスマップへの割り付けは、拡張メモリ装置46の機能に応じて自由に選択することができる。
【0048】
例えば、拡張メモリ装置46が単なる記憶領域の拡張を目的とするものであれば、図4(a)の割り当てを選択することができる。
【0049】
一方、拡張メモリ装置46が情報処理装置40の起動方法を変更し又は機能を変更・拡張することを目的とするものであれば、図4(b)又は(c)の割り当てを選択することができる。
【0050】
なお、本実施の形態では、選択信号を制御する手段を示したが、基本記憶部16又は拡張記憶部26に対する制御信号であれば同様に制御できる。
【0051】
上記のように、本実施の形態によって、拡張メモリ装置を接続した状態においても、基本記憶部と拡張記憶部とへのアクセスを自由に制御することができる。また、拡張メモリ装置を接続することによって、自動的に制御が切り替えられ、ユーザの操作が不要であり、誤動作を生ずる問題がない。
【0052】
さらに、拡張メモリ装置に搭載された拡張記憶部の記憶容量等に応じて、アドレスマップに記憶領域を柔軟に割り当てることができる。
【0053】
さらに、情報処理装置自体の記憶制御部に選択信号を切り替える機能を備えておく必要がなく、拡張メモリ装置の接続が必要ない場合は情報処理装置の製造コストを低く抑えることができる。
【0054】
【発明の効果】
本発明によって、拡張メモリ装置の接続時におけるユーザの操作による誤動作がなく、記憶部へのアクセスの制御の変更の自由度が高い情報処理装置及び拡張メモリ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における情報処理装置及び拡張メモリ装置の構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態における拡張メモリ装置が接続された情報処理装置の構成図である。
【図3】 本発明の実施の形態における遮断スイッチ及び遮断信号発生部の構成の例を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態におけるアドレスマップへの記憶領域の割り当ての例を示す図である。
【図5】 従来の情報処理装置及び拡張メモリ装置の構成図である。
【図6】 従来の拡張メモリ装置が接続され情報処理装置の構成図である。
【図7】 従来のアドレスマップへの記憶領域の割り当てを示す図である。
【図8】 従来の情報処理装置及び拡張メモリ装置の別の構成図である。
【符号の説明】
10 情報処理装置、12 中央制御部、14 基本制御部、16 基本記憶部、18 アドレスバス(アクセス信号線)、20 データバス(アクセス信号線)、22 選択信号線、24 拡張メモリ装置、26 拡張記憶部、28 インターフェース、30 インターフェース、32 接続信号出力部、34 接続判断部、36 外部スイッチ、40 情報処理装置、42 遮断スイッチ、44遮断信号受信部、46 拡張メモリ装置、48 拡張制御部、50 遮断信号発生部、52 ゲート素子。

Claims (4)

  1. 基本記憶部と、前記基本記憶部を制御する基本制御部と、を含み、拡張メモリ装置を接続可能な情報処理装置であって、
    前記拡張メモリ装置は、前記基本記憶部を制御する拡張制御部を含み、
    前記拡張メモリ装置が接続された場合には、前記基本制御部による前記基本記憶部の制御を遮断し、前記拡張制御部によって前記基本記憶部の制御を行なうことを特徴とする情報処理装置。
  2. アクセス信号線に接続され、選択信号を受けることに拠って前記アクセス信号線を介するアクセスが許可される基本記憶部と、
    前記基本記憶部に対して選択信号を出力する基本制御部と、
    を含み、
    前記アクセス信号線にさらに拡張メモリ装置を接続可能な情報処理装置であって、
    前記拡張メモリ装置は、
    前記アクセス信号線に接続可能であり、選択信号を受けることに拠って前記アクセス信号線を介するアクセスが許可される拡張記憶部と、
    前記拡張記憶部に対して選択信号を出力する拡張制御部と、
    を含み、
    前記拡張メモリ装置が前記アクセス信号線に接続された場合には、
    前記拡張制御部は、前記基本記憶部に対して選択信号を出力可能であり、前記基本記憶部に対する前記基本制御部からの選択信号を遮断することを特徴とする情報処理装置。
  3. アクセス信号線に接続され、制御信号を受けることに拠って制御が行なわれる基本記憶部と、
    前記基本記憶部に対して制御信号を出力する基本制御部と、
    を含み、
    前記アクセス信号線にさらに拡張メモリ装置を接続可能な情報処理装置であって、
    前記拡張メモリ装置は、
    前記アクセス信号線に接続可能であり、制御信号を受けることに拠って制御が行なわれる拡張記憶部と、
    前記拡張記憶部に対して制御信号を出力する拡張制御部と、
    を含み、
    前記拡張メモリ装置が前記アクセス信号線に接続された場合には、
    前記拡張制御部は、前記基本記憶部に対して制御信号を出力可能であり、前記基本記憶部に対する前記基本制御部からの制御信号を遮断することを特徴とする情報処理装置。
  4. アクセス信号線に拡張メモリ装置を接続可能である情報処理装置に接続される拡張メモリ装置であって、
    前記アクセス信号線に接続可能であり、制御信号を受けることに拠って制御が行なわれる拡張記憶部と、
    前記拡張記憶部に対して制御信号を出力する拡張制御部と、
    を含み、
    前記情報処理装置は、
    アクセス信号線に接続され、制御信号を受けることに拠って制御が行なわれる基本記憶部と、
    前記基本記憶部に対して制御信号を出力する基本制御部と、
    を含み、
    前記拡張メモリ装置が前記アクセス信号線に接続された場合には、前記基本記憶部に対する前記基本制御部からの制御信号を遮断するものであって、
    前記拡張制御部は、前記拡張メモリ装置が前記アクセス信号線に接続された場合には、前記基本記憶部に対して選択信号を出力可能であることを特徴とする拡張メモリ装置。
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