JP3899647B2 - 組紐 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、耐摩耗性に優れ、代替フロンを使用する冷蔵庫やエアコンのコンプレッサーの銅線(コイルエンド)などを結束する結束材として用いた際、毛羽を発生させることが少ない組紐に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、冷蔵庫、冷凍庫、エアコンなどのコンプレッサーのモーターのコイルを結束するために結束材が用いられている。この結束材は、冷媒中に浸漬されるか又は冷媒と接触して用いられる。これまで、この冷媒としてはフロン11、12、114、115などが用いられ、結束材としてはポリエチレンテレフタレートからなるポリエステル繊維を、そのまま撚糸するか組糸の状態で問題なく使用されていた。
【0003】
しかるに、上記フロンは地球のオゾン層を破壊する恐れがあることから、法律や業界の自主規制などにより、その使用が今後規制されていくことになった。これらのフロンの代替品としては、フロン134a(オゾン破壊係数0)やフロン22(オゾン破壊係数0.05)などが検討されている。
【0004】
しかしながら、これらの代替フロンを冷媒とするコンプレッサー用コイルに、従来の結束材を使用すると、使用温度が高くなるためかポリエステル繊維内に存在するモノマーやオリゴマーなどが冷媒によって抽出され、これにより冷媒中に電流がリークし、異常電流が発生しヒューズを飛ばす問題を引き起こしている。このような事情から、冷媒を代替フロンに変更しても従来と同様の性能を発揮する結束材の開発が、多くの電気メーカーから強く要求されている。
【0005】
これらの要請に対して、特開平6-024461号公報では結束材として合成繊維に付着している油剤を除去した後のキシレン抽出量が0.3重量%以下の合成繊維を使用することが提案されている。しかしながら、該公報に記載された技術では冷媒によって抽出されたモノマーやオリゴマーにより生ずる問題は解決されるものの、コイル結束時、繊維に毛羽が発生するという問題点があることが判明した。結束材に毛羽があると、その毛羽が切断されて、冷媒を気化させるキャピラリーでの異物詰まりが発生する。異物詰まりが発生すると、冷媒が十分に循環されず、したがって冷却が十分行われないという問題が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、耐摩耗性に優れ、代替フロンを使用する冷蔵庫やエアコンのコンプレッサーの銅線(コイルエンド)などを結束する結束材として用いたとしても毛羽の発生が少ない組み紐を提供せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる課題を解決するために次のような手段を採用する。すなわち、ポリフェニレンサルファイド繊維からなり、組みピッチ数が3回/10cm以上15回/10cm以下であることを特徴とする組紐を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体的に説明する。本発明の構成によれば、ポリフェニレンサルファイド繊維製であって、組みピッチ数を3回/10cm以上15回/10cm以下にすることにより、代替フロンを使用する冷蔵庫やエアコンのコンプレッサーの銅線(コイルエンド)などを結束する結束材として用いたとしても毛羽を発生させない組紐を実現できる。組紐の組みピッチ数は毛羽発生の原因と考えられる耐摩耗性の面から3回/10cm以上15回/10cm以下にする必要がある。組みピッチ数が15回/10cmより多い場合、単糸のずれが生じないため、特定の単糸にコンプレッサーのコイルとの擦過部分が集中してしまい、毛羽が発生しやすくなる。組みピッチ数が3回/10cm未満であった場合、単糸のずれが大きいことから、結束時繊維がコイルに引っかかり、切断する。
【0009】
本発明で用いられるポリフェニレンサルファイド繊維とは耐熱性、耐薬品性、耐加水分解性に優れていることで知られている繊維であり、該繊維はその構成単位の90%以上が―(C6H4―S)―で構成されるフェニレンサルファイド構造単位を含有する重合体からなる繊維である。この繊維を使用すれば、結束材として代替フロンを冷媒とするモーターなどに使用しても電気絶縁性を低下させることはない。
【0010】
上記した繊維は、重量平均分子量が3万以上であることが好ましく、さらに好ましくは5万以上であることが、耐摩耗性に優れた組紐を得るために好ましい。さらに好ましくは5万〜100万、さらに好ましくは5万〜50万、さらに好ましくは5万〜10万、さらに好ましくは5万〜7万である。重量平均分子量が3万未満である場合、単糸強力が低くなり、結束時に単糸切れが発生しやすくなる。そのため、組紐に毛羽が発生する。重量平均分子量が高くなるに従ってメルトフラクチャーが生じやすくなり、紡糸安定性が低下していく。
【0011】
上記した繊維の単糸繊度は好ましくは2デニール以上20デニール以下とするのが好ましく、さらに好ましくは5〜20デニール、さらには10〜20デニールの繊維を使用するのが、耐摩耗性に優れた組紐を得るために好ましい。単糸繊度が2デニールより細い場合、単糸強力が低くなるため、結束時に単糸切れが発生しやすくなり、組紐に毛羽が発生する。単糸繊度が20デニールを越えると、単糸繊度が太すぎるため、製糸時に繊度むらが生じやすく、紡糸安定性にかける。
【0012】
また、ポリフェニレンサルファイド繊維は、長繊維でも短繊維を用いた紡績糸からなるものであってもよい。得られた繊維は、公知の方法で組状体にされる。組数は4組、8組、16組、24組、32組などのいかなる組数であってもよい。得られた組紐はこのままの状態で使用されうる。また、組み紐にはコンプレッサーの操業性を損なわない程度にポリエステル繊維を混繊しても良い。
【0013】
上記した組紐の総繊度は好ましくは300デニール以上とするのが、耐摩耗性に優れた組紐を得るために良い。組紐の総繊度が細い場合、組紐の強力が低くなり、結束時に糸切れが発生しやすくなり切断する。
【0014】
【実施例】
以下、実施例によって本発明をさらに具体的に説明する。なお、実施例における重量平均分子量、摩耗強さは次の方法により測定した。
【0015】
重量平均分子量:溶媒に1クロロナフタレンを用いて基準ポリマーはポリスチレンを用い、ゲル浸透クロマトグラフ法(GPC)にて測定した。
【0016】
摩耗強さ:JIS L−1096 6.17 A−2に記載の屈曲法に準じて測定し、試験片が切断するまでの回数をはかった。
【0017】
実施例1
ジクロロベンゼンと硫化ナトリウムを反応させ、重量平均分子量5万のポリフェニレンサルファイドポリマを得た。このポリマより得られたポリフェニレンサルファイド繊維(繊度250デニール、30フィラメント、単糸繊度8.3デニール)を2本引き揃え、製紐機を用い8打ちで組みあげ、組みピッチ14回/10cmである組紐を得た。
【0018】
得られた組紐は、摩耗強さが2480回と耐摩耗性に優れており、また、毛羽の発生が見られず、毛羽立ち性の問題点も見出されなかった。
【0019】
このようにして得られた組紐を結束材として使用したモーターを内蔵したコンプレッサーを搭載し、冷媒としてフロン22を使用した冷蔵庫を3ヶ月稼働させたが、冷媒を気化させるキャピラリーにも異物詰まりは認められず、問題点は発生しなかった。
【0020】
実施例2
実施例1で用いたのと同一のポリマーから得られたポリフェニレンサルファイド繊維(繊度432デニール、24フィラメント、単糸繊度18デニール)を2本引き揃え、製紐機を用い24打ちで組みあげ、組みピッチ4回/10cmである組紐を得た。
【0021】
得られた組紐は、摩耗強さが3140回と耐摩耗性に優れており、また、毛羽の発生が見られず、毛羽立ち性の問題点も見出されなかった。
【0022】
このようにして得られた組紐を結束材として使用したモーターを内蔵したコンプレッサーを搭載し、冷媒としてフロン134aを使用した冷蔵庫を3ヶ月稼働させたが、冷媒を気化させるキャピラリーにも異物詰まりは認められず、問題点は発生しなかった。
【0023】
比較例1
実施例1で用いたのと同一の繊維を2本引き揃え、製紐機を用い8打ちで組みあげ、組みピッチ24回/10cmである組紐を得た。
【0024】
得られた組紐は、摩耗強さが470回と耐摩耗性に劣り、また、毛羽数が7個/10cmと毛羽立ちも多数見られた。
【0025】
このようにして得られた組紐を結束材として使用したモーターを内蔵したコンプレッサーを搭載し、冷媒としてフロン22を使用した冷蔵庫を3ヶ月稼働させたが、冷媒を気化させるキャピラリーに異物詰まりが認められ、結束材としては不十分なものであった。
【0026】
比較例2
実施例1で用いたのと同一の繊維を4本引き揃え、製紐機を用い16打ちで組みあげ、組みピッチ2回/10cmである組紐を得た。
【0027】
得られた組紐は、摩耗強さが3170回と耐摩耗性に優れていたが、コイルの結束時に組紐が切断してしまい、コイルを結束することができなかった。
【0028】
比較例3
ジクロロベンゼンと硫化ナトリウムを反応させ、重量平均分子量2万のポリフェニレンサルファイドポリマを得た。このポリマより得られたポリフェニレンサルファイド繊維(繊度250デニール、30フィラメント、単糸繊度8.3デニール)を2本引き揃え、製紐機を用い24打ちで組みあげ、組みピッチ18回/10cmである組紐を得た。
【0029】
得られた組紐は、摩耗強さが590回と耐摩耗性に劣り、また、毛羽数が6個/10cmと毛羽立ちも多数見られた。
【0030】
このようにして得られた組紐を結束材として使用したモーターを内蔵したコンプレッサーを搭載し、冷媒としてフロン22を使用した冷蔵庫を3ヶ月稼働させたが、冷媒を気化させるキャピラリーに異物詰まりが認められ、結束材としては不十分なものであった。
【0031】
比較例4
実施例1で用いたのと同一のポリマより得られたポリフェニレンサルファイド繊維(繊度50デニール、36フィラメント、単糸繊度1.4デニール)を2本引き揃え、製紐機を用い32打ちで組みあげ、組みピッチ30回/10cmである組紐を得た。
【0032】
得られた組紐は、摩耗強さが280回と耐摩耗性に劣り、また、毛羽数が14個/10cmと毛羽立ちも多数見られた。
【0033】
このようにして得られた組紐を結束材として使用したモーターを内蔵したコンプレッサーを搭載し、冷媒としてフロン22を使用した冷蔵庫を3ヶ月稼働させたが、冷媒を気化させるキャピラリーに異物詰まりが認められ、結束材としては不十分なものであった。
【0034】
比較例5
実施例1で用いたのと同一のポリマより得られたポリフェニレンサルファイド繊維(繊度30デニール、15フィラメント、単糸繊度2デニール)を2本引き揃え、製紐機を用い4打ちで組みあげ、組みピッチ20回/10cmである組紐を得た。
【0035】
得られた組紐は、摩耗強さが430回と耐摩耗性に劣り、また、毛羽数が14個/10cmと毛羽立ちも多数見られた。
【0036】
このようにして得られた組紐を結束材として使用したモーターを内蔵したコンプレッサーを搭載し、冷媒としてフロン22を使用した冷蔵庫を3ヶ月稼働させたが、冷媒を気化させるキャピラリーに異物詰まりが認められ、結束材としては不十分なものであった。
【0037】
【発明の効果】
本発明の組紐は、合成繊維としてポリフェニレンサルファイド繊維を用い、組みピッチ数を3回/10cm以上15回/10cm以下にすることにより、耐摩耗性に優れ、代替フロンを使用する冷蔵庫やエアコンのコンプレッサーの銅線(コイルエンド)などを結束する結束材として用いた際に、毛羽の発生が少なく、電気絶縁性を長期間保持できる組紐を提供することができる。
Claims (9)
- ポリフェニレンサルファイド繊維からなり、組みピッチ数が3回/10cm以上15回/10cm以下であることを特徴とする組紐。
- 重量平均分子量が3万以上のポリフェニレンサルファイド繊維からなることを特徴とする請求項1記載の組紐。
- 重量平均分子量が5万以上のポリフェニレンサルファイド繊維からなることを特徴とする請求項1記載の組紐。
- 単糸繊度が2デニール以上20デニール以下のポリフェニレンサルファイド繊維からなることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の組紐。
- 単糸繊度が5デニール以上20デニール以下のポリフェニレンサルファイド繊維からなることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の組紐。
- 単糸繊度が10デニール以上20デニール以下のポリフェニレンサルファイド繊維からなることを特徴とする請求項1〜3いずれかに記載の組紐。
- 総繊度が300デニール以上のポリフェニレンサルファイド繊維からなることを特徴とする請求項1〜6いずれかに記載の組紐。
- 代替フロンを用いたモーターのコイルを結束する結束材であることを特徴とする請求項1〜7いずれかに記載の組紐。
- 請求項1〜7いずれかの組紐からなる結束材。
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