JP3899101B2 - 立体状緩衝材及びその製造方法 - Google Patents

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Description

技術分野
本願発明は、びん等や電化製品等の保護対象物に対し、破損を防止して包装するための立体状緩衝材に関するものである。
背景技術
従来から、樹脂製のシートを重ね合わせ、それぞれのシートの間に空気封入部を形成した空気封入緩衝材が広く用いられている。これは、保護対象物の一部あるいは全部に空気封入部を当接させることにより、保護対象物を外部の衝撃から保護することができるものである。
上記のような空気封入緩衝材の一例としては、実公平6−35973号公報に示されるものが提案されている。これは、気密性プラスチックフィルムを接着することにより、空気を封入する小胞を区画形成し、この小胞が形成されたプラスチックフィルムを封筒状に形成することにより、内部に保護対象物を入れるための空間部を備えた立体状緩衝材が形成されたものである。
又、この立体状緩衝材の底部には、小胞が連通しており、小胞内に封入された空気が移動自在となっている。
しかし、上記の立体状緩衝材においては、びん等の破損しやすい保護対象物や電気製品等の比較的重量が大きい保護対象物を空間部に入れた際に、落下等により生じる衝撃を小胞の空気だけでは吸収しきれず、小胞が破裂したり、小胞内の空気が移動してしまい、保護対象物に直接衝撃が伝わったりして、保護対象物を破損させてしまうことがあった。
上記の問題点に鑑み、本願発明は、特に底部の保護を重視した、びん等の破損しやすい保護対象物に対しても充分な保護をなすことができる立体状緩衝材を提供することを第1の課題とする。
又、比較的重量が大きい保護対象物に対しても充分な保護をなすことができる立体状緩衝材を提供することを第2の課題とする。
発明の開示
上記課題を解決するために、本願第1の発明は、対向する、通気性の無い軟質樹脂シート同士の一部をシールすることにより、内部に空気を封入することによって緩衝効果を生ずる小胞12が集合した平面状緩衝材1を形成し、 上記の平面状緩衝材1を折り、一部を接着することにより、内部に保護対象物Aを収納するための空間部42を形成した立体状緩衝材4において、上記の小胞12は、上下方向に形成された短冊状のものであって、上記の平面状緩衝材1には、上記の小胞12が複数、左右方向に並列して設けられており、これらの各小胞12には、小胞12の外部から内部に空気を封入するための空気導入口12aが、小胞12の1つにつき1箇所設けられているものであり、立体状緩衝材4は、側部緩衝面31,34/61,65と端部緩衝面35/66とを有し、側部緩衝面31,34/61,65は、上記空間部42の側方に配位されたものであり、
端部緩衝面35/66は、上記側部緩衝面31,34/61,65の下端において上記の平面状緩衝材1を折り返すことにより、空間部42の下方に配位されたものであり、上記の平面状緩衝材1の折り返しは、上記の側部緩衝面31,34/61,65と端部緩衝面35/66との間における折目線21,23/51,54にてなされたものであって、上記の端部緩衝面35/66が、上記の側部緩衝面31,34/61,65の上端方向へと折り込まれたものであり、上記の折り込みは、上記の端部緩衝面35/66における折目線22/52,53において端部緩衝面35/66が折り曲げられてなされたものであって、上記の各折目線21,23/51,54、22/52,53は、上記の小胞12と直交するようにして形成されたものであり、上記の各折目線21,23/51,54、22/52,53において部分シールが形成されたものであり、この部分シールは、小胞12の一部におけるシートが接着されたものであって、小胞12の内部における空気の流通が 妨げられないことを特徴とする立体状緩衝材を提供する。
尚、上記における上下左右等の方向表現は相対的な位置関係を特定するためのものであって、絶対的な位置関係を示すものではない(以下同じ)。
この第1の発明によれば、端部緩衝面が、側部緩衝面の上端方向へと折り込まれたことにより、小胞内の空気のみで緩衝作用をなすものに比べて、この折り込まれた部分の緩衝作用が加わり、従来の緩衝材よりも、より効果的に保護対象物を保護することができる。
そして、空気導入口が小胞毎に設けられているため、仮に一つの小胞が破損したとしても、他の小胞には影響が及ばず、緩衝効果を維持することができる。又、折目シールが部分的になされるため、小胞内で空気を自由に流通させることができ、かつ、端部緩衝面の形態をはっきり決めることができる。
又、本願第2の発明は、上記第1の発明において、上記の側部緩衝面31,34は、上記空間部42の側方に互いに対向するように形成され、上記の端部緩衝面35は、上記の側部緩衝面31,34の下端を連結するように配位されるものであり、上記の折目線22において端部緩衝面35を屈曲させることで、端部緩衝面35において折目線22を挟んで形成された一方側の面32と他方側の面33とが、上記の折目線22を頂点とする傾斜面となり、上記の空間部42に対して端部緩衝面35が楔状に配位されたことを特徴とする立体状緩衝材を提供する。
この第2の発明によれば、上記の効果に加え、折目シールの形成により屈曲させた端部緩衝面が、保護対象物を効果的に保護する。
又、本願第3の発明は、上記第1の発明において、上記の側部緩衝面61,65は、上記空間部42の側方に互いに対向するように形成され、上記の端部緩衝面66は、上記の側部緩衝面61,65の下端を閉じるように配位されるものであり、上記の端部緩衝面66の一部を上記の側部緩衝面61,65に沿って折り返し、側部緩衝面61,65の下端よりも上部において、上記のように折り返された端部緩衝面66と側部緩衝面61,65とを、折目52,53において接着してシールを形成したことを特徴とする立体状緩衝材を提供する。
この第3の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、端部緩衝面の一部を側部緩衝面に沿わせて接着することにより、この各緩衝面が重なった部分の緩衝作用により、保護対象物を効果的に保護する。
又、本願第4の発明は、対向する、通気性の無い軟質樹脂シート同士の一部をシールすることにより、内部に空気を封入することによって緩衝効果を生ずる小胞12が集合した平面状緩衝材1を形成し、上記の平面状緩衝材1を折り、一部を接着することにより、内部に保護対象物Aを収納するための空間部42を形成した立体状緩衝材4において、空間部42の側方に側部緩衝面31,34/61,65を配位し、側部緩衝面31,34の下端において、平面状緩衝材1を折り返すことにより、空間部42の下方に端部緩衝面35/66を配位したものであり、端部緩衝面35/66が、側部緩衝面31,34/61,65の上端方向へと折り込まれたものであり、上記の側部緩衝面61,65は、上記空間部42の側方に互いに対向するように形成され、上記の端部緩衝面66は、側部緩衝面61,65の下端を閉じるように配位されるものであり、上記の端部緩衝面66の一部を上記の側部緩衝面61,65に沿って折り返し、側部緩衝面61,65の下端よりも上部において、上記のように折り返された端部緩衝面66と側部緩衝面61,65とを、折目52,53において接着してシールを形成することを特徴とする立体状緩衝材を提供する。
この第4の発明によれば、端部緩衝面が、側部緩衝面の上端方向へと折り込まれたことにより、小胞内の空気のみで緩衝作用をなすものに比べて、この折り込まれた部分の緩衝作用が加わり、従来の緩衝材よりも、より効果的に保護対象物を保護することができる。
そして、端部緩衝面の一部を側部緩衝面に沿わせて接着することにより、この各緩衝面が重なった部分の緩衝作用により、保護対象物を効果的に保護する。
又、本願第5の発明は、上記第2から第4のいずれかの発明において、上記対向する側部緩衝面31,34/61,65の、左右側辺1c,1d同士を各々接着することにより、側部緩衝面31,34/61,65を、上記の空間部42を囲むように形成したことを特徴とする立体状緩衝材を提供する。
この第5の発明によれば、上記第2から第4のいずれかの発明の効果に加え、側部緩衝面を、空間部を囲むように形成することにより、保護対象物を方向を問わずに保護できる。
又、本願第6の発明は、対向する、通気性の無い軟質樹脂シート同士の一部をシールすることにより、内部に空気を封入することによって緩衝効果を生ずる小胞12が集合した平面状緩衝材1が形成され、上記の平面状緩衝材1を折り、一部を接着することにより、内部に保護対象物Aを収納するための空間部42が形成される立体状緩衝材4の製造方法において、上記の小胞12は、上下方向に延びる短冊状のものとされ、この小胞12が複数、左右方向に並列して平面状緩衝材1に設けられ、各小胞12には、小胞12の外部から内部に空気を封入するための空気導入口12aが、小胞12の1つにつき1箇所設けられるものであり、上記の平面状緩衝材1は、上下方向に隣り合う第1面31、第2面32、第3面33、第4面34に区画され、上記各面31〜34の境界線21〜23を、上記の小胞12と直交するように折ることによって、第1面31と第4面34とが対向するように配位され、第1面31と第4面34との間に挟まれるようにして第2面32と第3面33とが折り込まれ、この状態で重なり合う左側辺1c同士と右側辺1d同士をそれぞれ接着することにより、各面31〜34に囲まれるように空間部42が形成され、その後、各小胞12に空気が充填されるものであり、この空気充填後において、上記の第2面32と第3面33とが、上記の折目線22を頂点とする傾斜面となり、上記の空間部42に対して楔状に配位されることとなることを特徴とする立体状緩衝材の製造方法を提供する。
この第6の発明によれば、平面状緩衝材を折ることにより容易に立体状緩衝材を形成することができ、従来の緩衝材に比べてより効果的な緩衝作用を有する立体状緩衝材を提供することができる。
又、本願第7の発明は、対向する、通気性の無い軟質樹脂シート同士の一部をシールすることにより、内部に空気を封入することによって緩衝効果を生ずる小胞12が集合した平面状緩衝材1が形成され、上記の平面状緩衝材1を折り、一部を接着することにより、内部に保護対象物を収納するための空間部42が形成される立体状緩衝材4の製造方法において、上記の平面状緩衝材1は、上下方向に隣り合う第1面61、第2面62、第3面63、第4面64、第5面65に区画されるものであり、上記各面61〜65の境界線51〜54を折ることによって、第1面61と第5面65とが対向するように配位され、第1面61と第2面62、第4面64と第5面65とが密着するものであり、この状態で重なり合う左側辺1c同士と右側辺1d同士をそれぞれ接着することにより、各面61〜65に囲まれるように上記の空間部42が形成されるものであることを特徴とする立体状緩衝材の製造方法を提供する。
この第7の発明によれば、平面状緩衝材を折ることにより容易に立体状緩衝材を形成することができ、従来の緩衝材に比べてより効果的な緩衝作用を有する立体状緩衝材を提供することができる。
発明を実施するための最良の形態
以下、本願発明に係る立体状緩衝材の実施例を取り上げて図と共に説明する。図1は第1実施例の立体状緩衝材を示す斜視図、図2は第1実施例に係る平面状緩衝材を示す平面図、図4は第1実施例の緩衝材の使用状態を示す断面図である。又、図5は第2実施例の立体状緩衝材を示す斜視図、図6は第2実施例に係る平面状緩衝材を示す平面図、図8は第2実施例の緩衝材の使用状態を示す断面図である。
まず、第1実施例を取り上げて説明する。
本願発明に係る立体状緩衝材4の材料には、通気性の無いポリエチレン製等の軟質樹脂シートが用いられ、これを用いて、まず平面状緩衝材1が形成される。本例では、上短辺1a、下短辺1bと、各短辺1a,1bに対して直交する位置関係にある左長辺1c、右長辺1dとを有する略長方形のポリエチレンシート(同形のもの)が2枚用いられている。このシートを重ね合わせ、シート同士の一部に対して、複数箇所に熱圧着等の手段によりシール11を形成することにより、複数の独立した小胞12と、小胞12に対して連通する空気導入路13とがそれぞれ区画形成され、これにより、図2に示されるような平面状緩衝材1が形成される。
尚、本例ではシートを2枚用いることにより平面状緩衝材1を形成するものとしているが、シート1枚を折りたたむことにより同様のものを形成するものとしても良く、その他種々の手段によりこの平面状緩衝材1を形成することができる。
本例において小胞12は、平面状緩衝材1の各長辺1c,1dと平行に形成される短冊状のものである。各小胞12は一端12aが開口されており、他端12bは閉鎖されている。そして、この開口端12aに逆止弁14を介して連通し、小胞12と直交する帯状の空気導入路13が形成されている。この空気導入路13についても、一端13aが開口され、他端13bは閉鎖されている。そしてこの開口端13aが空気を送り込むための入口となる。
つまり、空気導入路13の側方から一方向に枝分かれする形で小胞12が連続して形成されており、空気導入路13の開口端13aに空気を吹き込むことにより、小胞12に空気が充填される。
尚、本例のように空気導入路13を設けずに、直接各小胞12に空気を充填する構造をとっても良い。
本例においては、各小胞12の空気導入路13に連通する開口端12aに、逆止弁14が個々に設けられている。本説明では詳述しないが、軟質樹脂シートの小片からなり、空気導入路13から小胞12への空気の流れに対してはこれを許容し、逆の方向に対しては遮断するものであり、これによって、一旦小胞12に空気が充填されると、その状態を保持することができる。
本例においては、逆止弁14が小胞12毎に設けられているので、仮に一つの小胞12が破損したとしても、空気が抜けるのは破損した小胞12のみであり、他の小胞12には影響が及ばず、緩衝効果を維持することができる。
尚、逆止弁14の形成については、本例に示したものに限られるものではなく、空気導入路13の開口端13aにまとめて形成するものとしても良いし、逆止弁14自体を設けずに、小胞12に空気を充填した後に、小胞12の開口端12aあるいは空気導入路13の開口端13aを熱圧着等の手段により閉鎖し、空気の充填された状態を維持するものとしても良い。
そして必要により、空気を充填しない部分である蓋部15を形成する。この部分は、立体状緩衝材4の形成後、開口部41に対して蓋をする部分となる。
又、この平面状緩衝材1には、逆止弁14を小胞12の外部から開放操作できるようにして取り付けたり、小胞12にチャック等の開閉手段を設けることによって、各小胞12毎に空気の出し入れをできるものとしても良い。これにより、必要な部分だけの小胞12を膨らませたり、立体状緩衝材3の使用後に一旦小胞12内部の空気を抜くことにより減容して、再利用の際に改めて空気を充填するという使用方法も可能となる。
又、平面状緩衝材1の各長辺1c,1dの一部にあらかじめ切込を入れておき、立体状緩衝材3を廃棄する際、この切込の部分から各小胞12を切り裂いたり、各小胞12に容易に開放できる空気抜き用の窓を設けておくことにより、各小胞12の空気を抜いて容易に減容できるようにしても良い。
上記のように、小胞12の形態は種々に変更して実施することが可能である。
次に、図2に示されるように、小胞12が形成された平面状緩衝材1を折る。
まず、上記により小胞12や空気導入路13が形成された平面状緩衝材1を、図2上に示される折目線21〜23の位置で折り、これによって重なり合う各長辺1c,1d同士を接着する。
折目線21〜23は、本例においては小胞12と直交するようにして形成される。これにより、第1折目線21を挟んで第1面31と第2面32とが、第2折目線22を挟んで第2面32と第3面33とが、第3折目線23を挟んで第3面33と第4面34とがそれぞれ形成される。
そして、第1折目線21と第3折目線23とを表側(図2上における表側、以下同じ。)から見て山折に折り曲げる。又、第1折目線21と第3折目線23との間、本例では、どちらからも等距離であり、ちょうど中間の位置に形成される第2折目線22を表側から見て谷折に折り曲げる。これにより、平面状緩衝材1は、図3に示されるように、第1面31と第4面34とが対向するように配位され、第1面31と第4面34の間に第2面32と第3面33が折り込まれるように配位され、断面が略Σ形になるように変形される。そして、第2面32と第3面33とは、立体状緩衝材4の完成後に端部緩衝面35となる。尚、この各折目線21〜23で折られた時点においては、左右方向については開放されたままの状態となっている。
各折目線21〜23については、各々の形成される位置やそれぞれの間隔を変更することにより、対向する第1面31と第4面34の間隔や、第1面31と第4面34の間への第2面32と第3面33の折り込み方を種々に変更することができ、これにより、保護対象物の形状に対して最適な形態を有する端部緩衝面35を形成することができる。
そして、上記のように折られた状態である平面状緩衝材1に対し、対向した状態にある各長辺1c,1dがそれぞれ一まとまりになるように接着される。これにより、第1面31と第4面34が、筒状の側部緩衝面となり、左右方向が閉鎖され、立体状緩衝材4(膨張前の状態)が形成される。
尚、上側短辺1aと下側短辺1bについては接着がなされない。よって、この部分は、第1面31と第4面34との間が空いたままの状態におかれる。この部分は、後に、図4に示されるように、保護対象物Aを出し入れするための開口部41となる。
上記のようにして立体状緩衝材4が形成され、端部緩衝面35に形成された第2折目線22は、側部緩衝面31,34の左右両端辺(平面状緩衝材1における各長辺1c,1d)以外の部分においては、側部緩衝面31,34と離れて配位される。
そのため、小胞12に空気を充填すると、側部緩衝面31,34の下端である第1折目線21から第2折目線22にかけての第2面32と、第3折目線23から第2折目線22にかけての第3面33とは、第2折目線22を頂点とする傾斜面となる。
本例において、上記の折目線21〜23は、小胞12の一部に熱圧着の手段によって点状や短い線状の部分シールを形成したものである。この部分シールは、小胞12の全部を閉鎖するものではなく、各折目線21〜23を挟んで連通しており、小胞12内における空気の流通が妨げられないようになっている。
尚、第1折目線21と第3折目線23とについては、部分シールを形成せずに、単にこの部分を折るだけのものとしても良い。部分シールを設けた場合は、図4に示されるように、第1折目線21と第3折目線23の部分において、シールが存在するために空気層が薄くなる。そのため、この部分においての緩衝効果に不安がある。対して、部分シールを形成しない場合は、小胞12に空気を封入した際に、第1折目線21と第3折目線23とに相当する部分にもある程度の厚みを有する空気層ができるため、部分シールを形成した場合に比べて高い緩衝効果を持たせることができる。ただし、部分シールを形成した方が、端部緩衝面35の形態がはっきり決まるため、デザイン上の観点からは部分シールを形成した方が良い。よって、保護対象物Aや目的によって最適な加工を選択する。
尚、場合によっては、各折目線21〜23に対して小胞12を完全に閉鎖するようなシールを形成しても良い。ただしこの場合、各折目線21〜23によって小胞12が、第1面31〜第4面34毎に完全に独立したものとなってしまうため、各面31〜34毎に空気導入路13を設ける必要がある。
次に、上記のように形成された立体状緩衝材4(膨張前の状態)の各小胞12に空気を充填して、図1及び図4に示されるような、膨張させた立体状緩衝材4を形成する。
小胞12に空気を充填するためには、例えば、空気導入路13の開口端13aにパイプ等を挿入することにより行う。これにより小胞12に注入された空気は、空気導入路13を通り、逆止弁14を経て各小胞12に至る。本例においては、各小胞12に逆止弁14がそれぞれ設けられているため、小胞12が膨らんだ後は空気が抜けずにそのままの状態を維持することができる。ここで上記のように、小胞12に設けられた各折目線21〜23についても、部分シールがなされて空気の通路が確保されていることにより、小胞12内に支障なく空気が満たされる。
尚、本願発明においては、逆止弁14の形成は必須ではない。逆止弁14を設けない場合は、空気導入路13の開口端13aを小胞12への空気封入後に熱圧着を行ったり、栓を取り付けることにより閉鎖し、小胞12から空気が抜けてしまうことを防止する。
上記のようにして、小胞12に空気を充填することにより、図4に示されるように、第1面31〜第4面34が膨張する。この各面31〜34に囲まれた空間が空間部42であり、ここに保護対象物Aが配位される。
つまり、立体状緩衝材4の膨張に伴って、端部緩衝面35における第2面32と第3面33とが、第2折目線22を頂点とする傾斜面となり、空間部42に対して端部緩衝面35が楔状に配位される。
よって、保護対象物Aの底部は、第2面32及び第3面33とからなる端部緩衝面35に接するものである。従来の緩衝材においては、この部分が直接小胞に接するものであったが、本願発明においては、端部緩衝面35が第2折目線22の部分で上方に屈曲されているため、もし落下等により立体状緩衝材4の端部緩衝面35に衝撃が加えられたとしても、小胞12自体の緩衝作用に加えて、端部緩衝面35における屈曲した第2折目線22の部分が伸びようとする際にも緩衝作用が働き、より強い緩衝効果を持つ緩衝材とすることができる。
よって、保護対象物としては、破損しやすい酒類用等のガラス製のびんが最適であり、包装材を兼ねてこの立体状緩衝材を用いることにより、効果的な保護をなすことができる。
尚、蓋部15には、内面などに粘着テープや面ファスナー等の接合手段を取り付け、第1面31に対して巻き込むようにして貼り付けることにより、開口部41を閉鎖することができる。
立体状緩衝材4の形態は、上記に第1実施例として示したのものに限られず、種々に変更して実施することができる。
例えば、本例のように側部が曲面を呈するものとせず、折り方や平面状緩衝材1の各辺の接着方法を変更することにより、平面状の側面を備え、全体に角張った形状を有するものとしても良いし、円筒状や徳利形の形状とする等、形状を種々に変更して実施することができる。
又、蓋部15についても、例えば本例の立体状緩衝材4の場合、空気導入路13から、上記の小胞12と反対側にも小胞を分岐させるようにして形成し、空気を封入できるようにしても良い。これにより、蓋部15にも緩衝作用を持たせることができる。
次に、第2実施例を取り上げて説明する。尚、以下の説明においては、平面緩衝材や立体緩衝材において、上記の第1実施例と共通する部分については、同一の符号を付して説明する。
この第2実施例においても、主な構造は第1実施例と同様であり、材料として通気性の無いポリエチレン製等の軟質樹脂シートが用いられ、これを用いて、まず図6に示されるような平面状緩衝材1が形成される。
次に、上記の平面状緩衝材1を折る。折る要領は、図2に示される第1実施例とほぼ同様であるが、折る位置は、図6上に示される折目線51〜54の位置である。そして、重なり合う各長辺1c,1d同士を接着する。
折目線51〜54は、本例においては小胞12と直交するものである。ここで、本例の平面状緩衝材1を、第1折目線51を挟んで第1面61と第2面62に、第2折目線52を挟んで第2面62と第3面63に、第3折目線53を挟んで第3面63と第4面64に、第4折目線54を挟んで第4面64と第5面65にそれぞれ区画して説明する。
第1折目線51と第4折目線54とを表側(図6上における表側、以下同じ。)から見て山折に折り曲げる。又、第2折目線52と第4折目線54とを谷折に折り曲げる。そして、第2面62を第1面61に沿うように、第4面64を第5面65に沿うように、それぞれ重ねて配位する。
これにより、本例の平面状緩衝材1は、図7に示されるように、側部緩衝面である第1面61と第5面65とが対向するように配位され、第1面61と第5面65の間に端部緩衝面66である第2面62,第3面63,第4面64がそれぞれ折り込まれるように配位される。そして、第2面62と第4面64とが対向するように配位されるため、断面は略H形になる。
尚、この各折目線51〜54において、平面状緩衝材1を折った時点においては、左右方向については開放された状態となっている。
上記の第1実施形態の場合と同様、各折目線51〜54については、各々の形成される位置やそれぞれの間隔を変更することにより、対向する第1面61と第5面65の間隔や、第1面61と第2面62並びに第4面64と第5面との重ね方等を種々に変更することができ、保護対象物の形状に対して最適な形態を有する端部緩衝面35を形成することができる。
次に、第2折目線52の部分において第1面61と第2面62とが、そして第3折目線53の部分において第4面64と第5面65とが、熱圧着のシール等により接着され一体となる。
本例において、当初からシールの形成されている第1折目線51と第4折目線54、又、上記のように、折られた後にシールが形成される第2折目線52と第3折目線53は、第1実施例の場合と同様、小胞12の一部に熱圧着の手段によって点状や短い線状の部分シールを形成したものである。この部分シールは、小胞12の全部を閉鎖するものではなく、各折目線21〜23を挟んで連通しており、小胞12内における空気の流通が妨げられないようになっている。
尚、第1折目線51と第4折目線54とについては、第1実施例の場合と同様、部分シールを形成せずに、単にこの部分を折るだけのものとしても良い。
そして、上記のように折られた状態である平面状緩衝材1に対し、対向した状態にある各長辺1c,1dがそれぞれ一まとまりになるように接着される。これにより、第1面61と第5面65とが筒状の側部緩衝面となって、左右方向が閉鎖され、立体状緩衝材4(膨張前の状態)が形成される。
ここで、上側短辺1aと下側短辺1bについては接着がなされない。よって、この部分は、第1面61と第5面65との間が空いたままの状態におかれる。この部分は、後に、図8に示されるように、保護対象物Aを出し入れするための開口部41となる。
尚、用途によっては、上記のように各長辺1c,1dを接着することなく、左右方向が開放されたままの状態のままとしても良い。
次に、上記のように形成された立体状緩衝材4(膨張前の状態)の各小胞12に空気を充填して、図5及び図8に示されるような膨張させた立体状緩衝材4を形成する。小胞12に空気を充填するための方法は、先の第1実施例と同様である。
このようにして小胞12に空気を充填することにより、図8に示されるように、膨らんだ状態の第1面61,第3面63,第5面65に空間部42が囲まれる。これにより、空間部42に配位される保護対象物Aは、第1面61,第3面63,第5面65に接して保持される。
特に、膨張した第1面61の一部(図8における、第2折目線52よりも外側)と第2面62、そして第4面64と第5面65の一部(図8における、第2折目線52よりも下側)とが、保護対象物Aの角部の外側に位置する。この部分を衝撃吸収部70と称して説明する。
従来の緩衝材においては、特に、保護対象物を角落としした場合、つまり保護対象物の有する角部が先に着地するように落下させた場合では、小胞が保護対象物の角部に圧迫されてしまい、小胞が破裂したり、角部と着地面との間における小胞の空気が逃げてしまい、保護対象物が直接着地したのと同じ状態になることがあり、保護対象物が破壊されることがあった。
これに対して、本例のような立体緩衝材4においては、上記のように衝撃吸収部70を有するものであり、この部分において小胞12が二重に重ねられているため、より強い衝撃に対しても、この部分の小胞12が破裂したり、空気が逃げてしまうことが起こりにくく、保護対象物Aを充分に保護できる。
よって、保護対象物としては、第1実施例であげた、破損しやすい酒類用等のガラス製のびんに対しても有効であるが、特に、ビデオデッキ等、比較的重量が大きな保護対象物A対し、効果的な保護をなすことができる。
本願の発明者は、この第2実施例に係る立体状緩衝材4を用い、保護対象物Aとして、重量4kgのビデオデッキを、図8に示されるように空間部42に配位した状態でダンボールケースに入れ、高さ75cmから落下(角落とし)させたが、立体状緩衝材4の小胞12に異常はなく、ビデオデッキにも何らの損傷も発生しなかった。
又、比較のために、従来の緩衝材のように、小胞を単にコの字状にしてビデオデッキの周囲に配位したものをダンボールケースに入れ、上記と同条件で落下させたところ、小胞が破れ、ビデオデッキも破損してしまった。
よって、第2実施例に係る立体状緩衝材4は、比較的重量を有する保護対象物Aに適用した場合であっても、充分に保護がなされるものである。
この第2実施例における立体状緩衝材4の形態についても、第1実施形態のものと同じく、種々に変更して実施することができる。
この第2実施例における立体状緩衝材4においても、第1実施例と同様、開口部41を閉鎖することができるように、図1や図4に示したような、蓋部15のようなものを設けても良い。
又、第1折目線51と第2折目線52との距離を大きくとることによって、第1面61と第2面62、又、第4面64と第5面65とが重なり合う部分を大きくしても良く、この場合は、この重なり合った各面の内部が空間部42となる。
ただし、この場合は、衝撃吸収部70における小胞12が一重となるため、角落としの際の保護よりも、小胞12が二重となる側面に関する保護を重視する場合に適するものである。
又、図9に示されるように、図5と図8に示される立体状緩衝材4を二つ、開口部41が対向するようにして連結したような構造としても良い。この場合においては、開口部41aを、例えば側部緩衝面61の側にのみ設けることにより、保護対象物Aの全体を包むことができ、充分な保護をなすことができる。
本願発明は、上記のように構成されるものであるから、次の効果を有する。
本願第1の発明によれば、端部緩衝面が、側部緩衝面の上端方向へと折り込まれたことにより、小胞内の空気のみで緩衝作用をなすものに比べて、この折り込まれた部分の緩衝作用が加わり、従来の緩衝材よりも、より効果的に保護対象物を保護することができる。
そして、空気導入口が小胞毎に設けられているため、仮に一つの小胞が破損したとしても、他の小胞には影響が及ばず、緩衝効果を維持することができる。又、折目シールが部分的になされるため、小胞内で空気を自由に流通させることができ、かつ、端部緩衝面の形態をはっきり決めることができる。
又、第2の発明によれば、上記の効果に加え、折目シールの形成により屈曲させた端部緩衝面が、保護対象物を効果的に保護する。
又、第3の発明によれば、上記第1の発明の効果に加え、端部緩衝面の一部を側部緩衝面に沿わせて接着することにより、この各緩衝面が重なった部分の緩衝作用により、保護対象物を効果的に保護する。
又、第4の発明によれば、端部緩衝面が、側部緩衝面の上端方向へと折り込まれたことにより、小胞内の空気のみで緩衝作用をなすものに比べて、この折り込まれた部分の緩衝作用が加わり、従来の緩衝材よりも、より効果的に保護対象物を保護することができる。
そして、端部緩衝面の一部を側部緩衝面に沿わせて接着することにより、この各緩衝面が重なった部分の緩衝作用により、保護対象物を効果的に保護する。
又、第5の発明によれば、上記第2から第4のいずれかの効果に加え、側部緩衝面を、空間部を囲むように形成することにより、保護対象物を方向を問わずに保護できる。
又、第6又は第7の発明によれば、平面状緩衝材を折ることにより容易に立体状緩衝材を形成することができ、従来の緩衝材に比べてより効果的な緩衝作用を有する立体状緩衝材を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
図1は、本願発明の第1実施例に係る立体状緩衝材を示す斜視図である。
図2は、本願発明の第1実施例に係る立体状緩衝材の形成過程を示す図であり、平面状緩衝材を示す平面図である。
図3は、本願発明の第1実施例に係る立体状緩衝材の形成過程を示す図であり、平面状緩衝材を折った状態を示す斜視図である。
図4は、本願発明の第1実施例に係る立体状緩衝材の使用状態を示す断面図である。
図5は、本願発明の第2実施例に係る立体状緩衝材を示す斜視図である。
図6は、本願発明の第2実施例に係る立体状緩衝材の形成過程を示す図であり、平面状緩衝材を示す平面図である。
図7は、本願発明の第2実施例に係る立体状緩衝材の形成過程を示す図であり、平面状緩衝材を折った状態を示す斜視図である。
図8は、本願発明の第2実施例に係る立体状緩衝材の使用状態を示す断面図である。
図9は、本願発明の他の実施例に係る立体状緩衝材を示す断面図である。

Claims (7)

  1. 対向する、通気性の無い軟質樹脂シート同士の一部をシールすることにより、内部に空気を封入することによって緩衝効果を生ずる小胞(12)が集合した平面状緩衝材(1)を形成し、
    上記の平面状緩衝材(1)を折り、一部を接着することにより、内部に保護対象物(A)を収納するための空間部(42)を形成した立体状緩衝材(4)において、
    上記の小胞(12)は、上下方向に形成された短冊状のものであって、
    上記の平面状緩衝材(1)には、上記の小胞(12)が複数、左右方向に並列して設けられており、
    これらの各小胞(12)には、小胞(12)の外部から内部に空気を封入するための空気導入口(12a)が、小胞(12)の1つにつき1箇所設けられているものであり、
    立体状緩衝材(4)は、側部緩衝面(31,34/61,65)と端部緩衝面(35/66)とを有し、
    側部緩衝面(31,34/61,65)は、上記空間部(42)の側方に配位されたものであり、
    端部緩衝面(35/66)は、上記側部緩衝面(31,34/61,65)の下端において上記の平面状緩衝材(1)を折り返すことにより、空間部(42)の下方に配位されたものであり、
    上記の平面状緩衝材(1)の折り返しは、上記の側部緩衝面(31,34/61,65)と端部緩衝面(35/66)との間における折目線(21,23/51,54)にてなされたものであって、
    上記の端部緩衝面(35/66)が、上記の側部緩衝面(31,34/61,65)の上端方向へと折り込まれたものであり、
    上記の折り込みは、上記の端部緩衝面(35/66)における折目線(22/52,53)において端部緩衝面(35/66)が折り曲げられてなされたものであって、
    上記の各折目線(21,23/51,54)(22/52,53)は、上記の小胞(12)と直交するようにして形成されたものであり、
    上記の各折目線(21,23/51,54)(22/52,53)において部分シールが形成されたものであり、
    この部分シールは、小胞(12)の一部におけるシートが接着されたものであって、小胞(12)の内部における空気の流通が妨げられないことを特徴とする立体状緩衝材。
  2. 上記の側部緩衝面(31,34)は、上記空間部(42)の側方に互いに対向するように形成され、上記の端部緩衝面(35)は、上記の側部緩衝面(31,34)の下端を連結するように配位されるものであり、
    上記の折目線(22)において端部緩衝面(35)を屈曲させることで、端部緩衝面(35)において折目線(22)を挟んで形成された一方側の面(32)と他方側の面(33)とが、上記の折目線(22)を頂点とする傾斜面となり、上記の空間部(42)に対して端部緩衝面(35)が楔状に配位されたことを特徴とする、請求項1に記載の立体状緩衝材。
  3. 上記の側部緩衝面(61,65)は、上記空間部(42)の側方に互いに対向するように形成され、上記の端部緩衝面(66)は、上記の側部緩衝面(61,65)の下端を閉じるように配位されるものであり、
    上記の端部緩衝面(66)の一部を上記の側部緩衝面(61,65)に沿って折り返し、側部緩衝面(61,65)の下端よりも上部において、上記のように折り返された端部緩衝面(66)と側部緩衝面(61,65)とを、折目(52,53)において接着してシールを形成したことを特徴とする、請求項1に記載の立体状緩衝材。
  4. 対向する、通気性の無い軟質樹脂シート同士の一部をシールすることにより、内部に空気を封入することによって緩衝効果を生ずる小胞(12)が集合した平面 状緩衝材(1)を形成し、
    上記の平面状緩衝材(1)を折り、一部を接着することにより、内部に保護対象物(A)を収納するための空間部(42)を形成した立体状緩衝材(4)において、
    空間部(42)の側方に側部緩衝面(31,34/61,65)を配位し、
    側部緩衝面(31,34)の下端において、平面状緩衝材(1)を折り返すことにより、空間部(42)の下方に端部緩衝面(35/66)を配位したものであり、
    端部緩衝面(35/66)が、側部緩衝面(31,34/61,65)の上端方向へと折り込まれたものであり、
    上記の側部緩衝面(61,65)は、上記空間部(42)の側方に互いに対向するように形成され、上記の端部緩衝面(66)は、側部緩衝面(61,65)の下端を閉じるように配位されるものであり、
    上記の端部緩衝面(66)の一部を上記の側部緩衝面(61,65)に沿って折り返し、側部緩衝面(61,65)の下端よりも上部において、上記のように折り返された端部緩衝面(66)と側部緩衝面(61,65)とを、折目(52,53)において接着してシールを形成することを特徴とする立体状緩衝材。
  5. 上記対向する側部緩衝面(31,34/61,65)の、左右側辺(1c,1d)同士を各々接着することにより、側部緩衝面(31,34/61,65)を、上記の空間部(42)を囲むように形成したことを特徴とする、請求項2から4のいずれかに記載の立体状緩衝材。
  6. 対向する、通気性の無い軟質樹脂シート同士の一部をシールすることにより、内部に空気を封入することによって緩衝効果を生ずる小胞(12)が集合した平面状緩衝材(1)が形成され、
    上記の平面状緩衝材(1)を折り、一部を接着することにより、内部に保護対象物(A)を収納するための空間部(42)が形成される立体状緩衝材(4)の製造方法において、
    上記の小胞(12)は、上下方向に延びる短冊状のものとされ、この小胞(12)が複数、左右方向に並列して平面状緩衝材(1)に設けられ、
    各小胞(12)には、小胞(12)の外部から内部に空気を封入するための空気導入口(12a)が、小胞(12)の1つにつき1箇所設けられるものであり、
    上記の平面状緩衝材(1)は、上下方向に隣り合う第1面(31)、第2面(32)、第3面(33)、第4面(34)に区画され、
    上記各面(31〜34)の境界線(21〜23)を、上記の小胞(12)と直交するように折ることによって、第1面(31)と第4面(34)とが対向するように配位され、第1面(31)と第4面(34)との間に挟まれるようにして第2面(32)と第3面(33)とが折り込まれ、
    この状態で重なり合う左側辺(1c)同士と右側辺(1d)同士をそれぞれ接着することにより、各面(31〜34)に囲まれるように空間部(42)が形成され
    その後、各小胞(12)に空気が充填されるものであり、
    この空気充填後において、上記の第2面(32)と第3面(33)とが、上記の折目線(22)を頂点とする傾斜面となり、上記の空間部(42)に対して楔状に配位されることとなることを特徴とする立体状緩衝材の製造方法。
  7. 対向する、通気性の無い軟質樹脂シート同士の一部をシールすることにより、内部に空気を封入することによって緩衝効果を生ずる小胞(12)が集合した平面状緩衝材(1)が形成され、
    上記の平面状緩衝材(1)を折り、一部を接着することにより、内部に保護対象物を収納するための空間部(42)が形成される立体状緩衝材(4)の製造方法において、
    上記の平面状緩衝材(1)は、上下方向に隣り合う第1面(61)、第2面(62)、第3面(63)、第4面(64)、第5面(65)に区画されるものであり、
    上記各面(61〜65)の境界線(51〜54)を折ることによって、第1面(61)と第5面(65)とが対向するように配位され、第1面(61)と第2面(62)、第4面(64)と第5面(65)とが密着するものであり、
    この状態で重なり合う左側辺(1c)同士と右側辺(1d)同士をそれぞれ接着することにより、各面(61〜65)に囲まれるように上記の空間部(42)が形成されるものであることを特徴とする立体状緩衝材の製造方法。
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