JP3898641B2 - 海外宅配輸送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は海外から国内又は国内から海外に送る荷物を荷受人に送るとき、短時間で荷受人に送ることができる海外宅配輸送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に海外の個別の依頼主(荷送人ともいう)からの荷物を日本国内に輸送する場合の宅配輸送管理システムは、例えば図1に示すように、ハワイの荷送人は、海外国内用送り状Aiに所定の事項を記入して、荷物1に張り付けてXX社の宅配便に連絡して荷物1を宅配便車で運搬させる。
【0003】
前述の海外国内用送り状Aiは、図2に示すように、依頼主のアドレスとネームと電話番号とを記載する依頼主欄、パスポート番号欄、届け先欄、問い合わせ番号欄……バーコード(問い合わせ番号)等からなっており、複数枚綴りとなっている。また、これらの欄には、英語(ローマ字)と日本語とで何の欄かが書き込まれている。
【0004】
このような海外国内用送り状Aiの欄に所定の事項が書き込まれて荷物1に張り付けられて宅配便車によって地域毎の集荷拠点に集められた後に別の運送車で海外営業拠点に運ばれる。
【0005】
この海外営業拠点には、図1に示すようにパーソナルコンピュータ2(以下単にパソコン2という)と、荷札用印字機3と、通関書類用印字機4とがそれぞれLANで接続されて設けられている。また、パソコン2には、バーコードスキャナ5が接続されている。
【0006】
XX宅配便の海外営業拠点のオペレータは、荷物1が到着すると、例えば荷札Bi用の入力フォーマットを画面に表示して、荷物1に張り付けられている海外国内用送り状Aiの写しAipのバーコードをバーコードスキャン5によって読み込みさせる。
【0007】
これによって、画面の荷札Bi用の入力フォーマットの所定欄にはバーコードの問い合わせ番号(送り状番号ともいう)が表示される。そして、オペレータは海外国内用送り状Aiの写しAipに基づいて送り先(荷受人)の住所、電話番号、荷送人の住所、電話番号等を英文で入力して荷札用印字機3を用いて図3に示す荷札Biを得て荷物1に張り付ける。この荷札Biは図3に示すようにMASTER−AMBと、HOUSE−AMBの記入の荷札が作成されていた。
【0008】
一方、XX宅配便の海外営業拠点の通関士は、画面に出国用の通関書類のフォーマットを画面に表示し、海外国内送り状Aiの写しAipを読み込んで、出国に必要な情報(製品名、製品の種類、値段、個数、荷受人の住所、電話番号等)を英文で入力して通関書類用印字機4によって出国用の通関書類Di(英文)を得て、ハワイの税関に送付する。
【0009】
そして、海外国内用送り状Aiと荷札Biとが張り付けられた荷物1aが航空機等に運ばれて搭載されると、現場の作業員は出国用の通関書類Diの写し(以下出国時の通関書類Diaという)を事務所等に持ち込んでファクスで日本のXX宅配便の通関に送信する。
【0010】
日本のXX宅配便のXX通関は、パーソナルコンピュータ10(パソコン10という)と通関書類用印刷機11とを備え、出国時の通関書類Diaとが送られて来ると、国内の通関士は、パソコン10を操作して出国時の通関書類Diaに基づいて同様な入国用の通関書類Eiを作成しておく。
【0011】
また、荷物1aが到着すると、国内の作業員はパソコン10を操作して、荷物1aの海外国内送り状Ai、通関書類Eiの写しに基づく所定の情報(荷受人名、住所、電話番号、着点コード等)とを国内用の荷札の入力フォーマットに入力して、印刷機12から国内用の荷札Bia(図3の日本語の荷札)を得て荷物1aに張り付ける。
【0012】
この荷札Biaにおける番号(例えば、着店コード)は、国内独自の番号を新たに付与していた。
【0013】
そして、国内用の荷札Biaが張り付けられた荷物1aaは、大地域の営業所(発店)に運ばれ、この発店から小地域(着店)に運ばれて最終的に荷受人に届けられていた。
【0014】
また、近年はA国の水産物又は肉類を産地直送という形で国内の荷受人に配送するサービスもある。このようなサービスは、例えばA国から大量に一度に輸入(数十個単位に梱包されている)して倉庫に保管し、荷受人から要望があったときに、荷受人用に再包装して荷受人の住所、氏名、電話番号を書き込んだ荷札を印刷して張り付けて配送していた。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のシステムは、XX宅配便の海外営業拠点において、荷物1の出国用の荷札Biを生成すると共に出国用の通関書類Diを生成している。
【0016】
また、国内(入国側)では、国内用の荷札Biaを新たに生成している。つまり、荷物が国内に入って来たときに、国内用の荷札を作成している。
【0017】
また、通関書類においては、同じ会社のシステムであって、かつ同じ内容であっても、国内と海外とでそれぞれ個別に作成している。
【0018】
つまり、同じ会社のシステムであっても、海外と国内でそれぞれの荷札(合計で3枚)と通関書類を作成しているので、手間と時間がかかり、その結果コスト高になるという課題があった。
【0019】
また、出国用の通関書類の写しは、航空機に荷物1aを搭載した後に作業員がファクスで国内に送信しているので、作業員にとっても手間がかかっていた。また、作業員によっては、ファックスの送信を忘れる場合もある。
【0020】
このような場合は、航空機の到着後にあらためて出国用の通関書類をおくって貰うことになるので、国内用の通関書類の作成を待って荷札Biaを荷物にはって荷受人に配送することになるから荷受人に荷物が届くまでの時間がかかるという課題があった。
【0021】
また、例え出国用の通関書類の写しがファックスで送られてきたとしても、非常に出国用の通関書類の写しのファックスの量が多い場合は、同様な入国用の通関書類を手入力で作成しなければならないので、通関士にとっても作業が膨大になり、荷物1aが到着してもその荷物に対する入国用の通関書類の作成ができていない場合があり、結果として荷受人に到達するまでの時間がかかるという課題があった。
【0022】
特に、荷物が膨大になると、前の荷物の通関書類と荷札を作成し終わるまでは、倉庫に保管しておかなければならないので、倉庫保管費がかかると共に荷受人に到達するまでの時間がさらにかかるという課題があった。
【0023】
また、荷受人は、一刻でも早く荷物を受け取りたい。しかし、同じ会社のシステムであっても、海外と国内でそれぞれの荷札を作成すると共に、出国用の通関書類のファックスから入国用の通関書類を作成しているので、荷物が非常に膨大な場合は、荷受人に到着するまで時間がかかるという課題があった。
【0024】
さらに、A国の水産物又は肉類を産地直送という形で国内の荷受人に配送するサービスは、再包装と倉庫保管が必要であるから、倉庫保管費がかかると共に、再包装の手間がかかるので、コスト高になると共に荷受人に到達するまでの時間がかかるという課題があった。
【0025】
本発明は以上の課題を解決するためになされたもので、海外から国内への荷受人までの荷物の到着時間を大幅に低減できる海外宅配輸送システムを得ることを目的とする。
【0026】
【発明の実施の形態】
図4は本発明の海外からの宅配輸送管理システムの概略構成図である。このシステムは、海外の荷送人からの荷物1を海外の宅配ドライバーが宅配車で集荷拠点(図示せず)に集め、この集荷拠点から別の運送車でXX宅配便の海外営業拠点に運び、ここで海外国内用送り状Aiの写しAipの情報をオペレータが入力することによって、海外及び国内の共通荷札Bk(Bk又はBkp;Bkはヒットしたときのものを示し、Bkpはヒットしないときを示す)を発行させると共に、出国用の通関書類Diを発行させる。
【0027】
そして、この共通荷札Bkのデータbk(又はbkp)、海外国内送り状Aipのデータaip、出国用の通関書類DiのデータdiをインターネットのWebサーバーに送信する。これらのデータは送り状番号ai(送り状の識別コードともいう。)が付加されている。
【0028】
一方、国内のXX宅配便の通関は、Webサーバにアクセスして共通荷札Bkのデータbk、海外国内送り状Aipのデータaip、出国用の通関書類Diのデータdiを画面に表示して内容を確認して(不備等があれば修正)、正規の入国用の通関書類Dkを得る。
【0029】
これによって、荷札及び入国用の通関書類の作成に対する手間が省けるので、荷受人により早く海外からの荷物を配送できる。
【0030】
また、追徴課税が発生した場合は、追徴料金を荷受人から貰う必要があることを示す元代引を印字した新たな共通荷札Bkaを生成して荷物1aに張り付ける。以下日本国内で新たに共通荷札が貼られたものを荷物1aaという。
【0031】
前述の宅配車、集荷拠点、運送車には、PDT(ポータブル・データ・ターミナル:携帯端末)を備え、荷物を受け取ったときPDTでバーコード(送り状番号;問い合わせ番号ともいう)をスキャニングし、これを集荷拠点に送信させている。また、海外及び国内の空港の作業員はPDTを備え、荷物を航空機に搭載したとき、或いは国内で航空機から荷物を受け取ったとき、バーコードをPDTでスキャニングさせて、海外営業拠点、国内のXX通関に送信させている。
【0032】
(海外営業拠点の構成)
海外営業拠点では、図4に示すようにパソコン15(海外用の主端末ともいう。)と、荷札用印字機3と、通関書類用印字機4とがそれぞれLANで接続されて設けられている。また、パソコン15には、バーコードスキャナ5が接続されている。また、パソコン15には図示しない通信装置(ルータ等)が接続され、通信プロトコルはTCP/IP(Transport control Protocol/Internet Protocol)で行う。
【0033】
XX宅配便の海外営業拠点のオペレータは、荷物1が到着すると、例えば荷札用の入力フォーマットを画面に表示し、荷物1に張り付けられている海外国内用送り状Aiの写しAipのバーコードをバーコードスキャン5によって読み込みさせる。これによって、画面の荷札用の入力フォーマットの所定欄にはバーコードの問い合わせ番号(送り状番号aiともいう)が表示される。
【0034】
そして、オペレータは海外国内用送り状Aiの写しAipに基づいて送り先(荷受人)の住所、電話番号、荷送人の住所(英文又はローマ字)、氏名(英文又はローマ字)及び電話番号ab等(総称して送り状データaipという;荷札のものは送り状情報という)を入力する。
【0035】
この送り状データaipの入力に伴って、電話番号ab(荷受人を識別する識別情報の一例)に関連するインターネットのwebサーバ18のユーザデータMiを読み、このユーザデータMiに存在(ヒットともいう)する着店コード、荷受人住所、荷受人名称等を読み出し、画面の共通荷札用フォーマットの所定欄(住所欄、氏名欄、着店コード欄)に割り当て、印刷機3を用いて共通荷札Bk(ヒット時)を得る。
【0036】
また、パソコン15は、送り状情報aipの電話番号abで着店コード、荷受人住所、荷受人名称等がヒットしない場合は、画面の共通荷札用の入力フォーマットの住所欄に日本のXX宅配便の通関住所を書き込み、また、名所欄に日本のXX宅配便の通関名称を書き込んだ共通荷札Bkp(ヒットしない時)を作成する。
【0037】
さらに、パソコン15は、海外営業拠点の出国用の通関書類Diを印刷機4で印字させて得る。
【0038】
そして、パソコン15は、海外の空港の飛行機に荷物1aが搭載され、この荷物1aの送り状AiのバーコードがPDTでスキャニングされて、送り状番号aiが送信されて当該パソコン15が受信したことを確認した後に、前述の送り状情報aip、共通荷札データbk、出国用の通関書類データdiを受託予定データとしてインターネットのwebサーバ18に送信する。
【0039】
(webサーバ18の構成)
webサーバ18は、情報をハイパーテキスト形式で表した分散データベース・システムで、インターネット上の情報を統一的に得ることを可能としている。
【0040】
前述のハイパーテキストとはテキスト中にポインタが埋め込まれ、そこから関連情報にジャンプできる構造を持ち、情報はHTMLで記述し、サーバに対してポイントやリンクを指定することによって、次々と新しいテキストファイルにジャンプして必要な情報を得る。
【0041】
そして、このwebサーバ18は、図5及び図6に示すように、ユーザファイルと、送り状ファイルと、一部日本語の共通荷札データが記憶された共通荷札ファイル(以下第1の共通荷札ファイルという)と、日本の通関宛の共通荷札データが記憶された共通荷札ファイル(以下第2の共通荷札ファイルという)と、海外からの出国用の通関書類ファイル等を備えている。
【0042】
ユーザファイルは図5の(a)に示すように、電話番号と郵便番号と住所(日本語)と氏名(日本語)と着店コード等からなる。
【0043】
送り状ファイルは、海外営業拠点から送付されたものであり、図5の(b)に示すように、海外国内用送り状Aiの写しから入力された送り状情報(送り状番号ai、荷送人住所(英文)、荷送人氏名(英文)、荷送人電話番号、荷受人住所(英文/ローマ字)等からなる。
【0044】
第1の共通荷札ファイルは、海外の営業拠点から送付された共通荷札データであり、図5の(c)に示すように、送り状番号、着店コード、荷受人住所(日本語)、荷受人氏名(日本語)、荷受人電話番号、荷送人氏名(英語)、荷送人住所(英語)等からなる。
【0045】
第2の共通荷札ファイルは、海外の営業拠点から送付された日本の通関宛の共通荷札データであり、図6の(a)に示すように、送り状番号、着店コード、荷受人住所(日本のXX宅配便の通関:日本語)、荷受人氏名(日本のXX宅配便の通関:日本語)、荷受人電話番号、荷受人氏名(英語)、荷受人住所(英語)等からなる。
【0046】
さらに、通関書類ファイルは、海外の営業拠点から送付されたものであり、図6の(b)に示すように、送り状番号と氏名(英文)、アドレス(英文)、品種(英文)、個数等からなる。
【0047】
すなわち、これらのファイルが送り状番号、電話番号等でリンク付けされている。
【0048】
また、ユーザ情報ファイルは、具体的には電話番号マスタ又は郵便番号マスタ等が用いられる。
【0049】
これらのファイルデータを総称して受託予定データとも称する。
【0050】
(日本のXX宅配便の通関の構成)
日本のXX宅配便のXX通関は、図4に示すように、パソコン20(国内用の主端末ともいう。)と通関書類用印刷機11と、共通荷札用の印刷機12を備えている。また、パソコン20には図示しない通信装置(ルータ等)が接続され、通信プロトコルはTCP/IP(Transport control Protocol/Internet Protocol)で行う。
【0051】
パソコン20はオペレータの指示に従って、Webサーバ18にアクセスして受託予定データとなっている送り状番号aiを画面に表示させ、選択された送り状番号aiに関連する送り状Aiのデータaip、共通荷札Bkのデータbk、共通荷札Bkpのデータbkp、出国用の通関書類Diのデータdiを画面に表示させる。
【0052】
そして、出国用の通関書類のデータdiの荷受人住所(英語/ローマ字)、氏名(英語/ローマ字)等に対して文字変換の指示があったときは、荷受人の電話番号を入力させて、電話番号マスタ又は郵便マスタにてヒットした荷受人の住所(日本語)、氏名(日本語)を、固定のローマ字に変換する文字変換ソフトを備えている。つまり、この文字変換によって誤りの無い入国用の通関書類Dkのデータdkを得ている。
【0053】
また、共通荷札Bkpのデータbkp(ヒットしないときのデータ)の場合は、XX宅配便の通関のオペレータは、画面の海外の荷送人の送り状Aipのデータaip及び送り状Aipに基づいてオペレータが手入力で正しい荷受人の住所、氏名、着店コードを入力した共通荷札データbka(日本側で生成される荷札のデータ)を得る。
【0054】
また、パソコン20は、追徴課税が入力されると、共通荷札Bkのデータbk又は共通荷札Bkaのデータbkaに追徴課税があることを示す元代引きを付加し、この元代引きを有する共通荷札データbkaを生成する。ヒットしたデータbkの場合は、元代引が割り付けられるとデータbka1、ヒットしないデータbkpの場合は元代引が割り付けられるとデータbka2となる。
【0055】
これらの、共通荷札のデータは、荷物が国内に到着して空港の作業員がPDTで複数の送り状Aiのバーコードを記しているシートをスキャニングして、そのバーコードデータを受信したときに印刷機11、12に出力させて印字させるのが好ましい。つまり、荷物1aの到着に伴って、共通荷札若しくは共通荷札Bkaを得て、これを荷物1aに張り付けさせている。
【0056】
また、パソコン20は、荷物1aが到着したことが知らせられると、前述の共通荷札データ(bk、bkp、bka)、入国用の通関書類、出国用の通関書類、送り状情報Aiを受託確定データとしてセンターサーバ19に送信して記憶させると共に、Webサーバ18に対して受託確定となった送り状番号を知らせる。
【0057】
上記のように構成された海外からの宅配輸送システムについて図7、図8のシーケンス図を用いて以下に説明する。
【0058】
図7に示すように、荷送人から荷物1を受け取ったドライバーがPDTを操作してバーコードを読みとり、これを宅配車の送信装置(図示せず)に接続すると、このバーコードデータ(少なくとも送り状番号)と、荷物1を宅配車に搭載したことを示すデータP1(ポイント情報ともいう)とを集荷拠点に送信させる(S1)。集荷拠点はこれらのデータを受信すると、これを海外営業拠点に送信し、海外営業拠点ではこれらのデータをインターネットを介してwebサーバ18に送信している。つまり、それぞれがミラーリングを行っている。
【0059】
そして、この宅配車が集荷拠点に到達すると、集荷拠点の作業員は集荷拠点のPDT(図示せず)を用いて荷物1のバーコードを読みとり、これを集荷拠点の送信装置(図示せず)に接続させて、このバーコードデータ(少なくとも送り状番号)と、荷物1が集荷拠点に到達したことを示すデータP2とを集荷拠点に送信(有線又は無線)させる(S2)。また、集荷拠点で別の配送車に荷物1が搭載されると、ここでもドライバーによって配送車のドライバーのPDTが操作され、バーコードデータと海外営業拠点に向かう配送車に搭載したことを示すデータを送信する(図示せず)。
【0060】
次に、海外営業拠点に配送車が到達すると、海外営業拠点の作業員が営業拠点のPDTを操作して、バーコードデータと海外営業拠点に到達したことを示すデータP3とを海外営業拠点の送信装置を用いてインターネットのwebサーバ18に送信させる(S3)。
【0061】
次に、XX宅配便の海外営業拠点のオペレータは、荷物1が到着すると、荷物1に張り付けられている海外国内用送り状Aiの写しAipのバーコードをバーコードスキャン5によって読み込みさせ、キーボードを操作して手入力で依頼主(荷送人)のアドレス、ネーム、パスポート番号、荷受人のアドレス、ネーム、電話番号等を入力する。
【0062】
これらが、送り状データaipとなってパソコン15のハードディスクに記憶されると共に、インターネットのwebサーバ18に送信される(S4)。
【0063】
また、荷受人の電話番号の入力に伴って、共通荷札作成処理22が起動し、共通荷札作成処理22は、インターネットのwebサーバにアクセスして電話番号abを送信し(S5)、この電話番号abにリンク付けされている日本語の住所、氏名を引き当て(S6)、これを画面の共通荷札Aiの荷受人アドレス欄、ネーム欄、着店コード欄に割り付け表示する(ヒットした場合)。
【0064】
つまり、図9に示すようにwebサーバ18のユーザファイルである電話番号マスタ(郵便番号マスタでもよい)を検索し、ヒットした荷受人の住所(日本語)、荷受人の氏名(日本語)、着店コードを読み出して割り付け、これを印刷機3を用いて図7の(a)に示すような共通荷札Bkを得ている。
【0065】
また、webサーバ18でヒットしない場合は(S7)、予めハードディスクに記憶されているXX宅配便会社の通関の住所(日本語)、名称(日本語)を荷受人のアドレス欄、ネーム欄に割り付け、印刷機3を用いて図10の(b)に示す共通荷札Bkpを得ている。これにより、XX宅配便会社の通関の住所(日本語)、名称(日本語)が記載されているときは、日本国内の通関で荷受人のメンテナンスが必要なことがわかる。
【0066】
次に、海外営業拠点のパソコン15は、出国用の通関書類作成画面を開き、送り状Aipに記載の内容に基づき手入力で所定事項(便名、年月日、品種、個数、税金、荷送人住所、氏名、荷受人住所、……)を入力して英文の出国用の通関書類Diのデータdiを生成する(S8)。このとき送り状Aipのバーコードをスキャナーで読み込みさせ、この送り状番号aiを通関書類Diのデータに付加させている。つまり、印刷機4で印刷させた出国用の通関書類Diに図11に示すように送り状番号aiも印刷されることになる。この出国用の通関書類Diのデータdiは、ハードディスクに記憶される。
【0067】
荷物1aに貼付する荷札をシステム印字出力同時に、出力日時をハードディスクに記憶し、この情報よりポイント情報(荷物を飛行機に搭載)を作成する(S9)。
【0068】
この知らせを受け取った海外営業拠点のパソコン15は、ハードディスクに記憶している送り状データaip、出国用の通関書類のデータdi、共通荷札データbk(又はbkp)をインターネットのwebサーバ18に送信する(S10)。このときのプロトコルはインターネットプロトコル(Internet protocol)である。尚、送信されたデータすべて(aip、di、bk、bkp)には、送り状番号が付加されている。
【0069】
前述の共通荷札作成処理22について図12のフローチャートを用いて説明を補充する。
【0070】
共通荷札作成処理22は、初めにハードディスクに記憶されている送り状番号群を画面に表示させ、先頭の送り状番号に関連させられている送り状データaipを表示させる(S30)。
【0071】
次に、共通荷札生成用のフォーマット画面を開き、表示されている送り状データaipの中から必要なデータ(荷送人住所、氏名、電話番号;英文)を共通荷札生成用の入力フォーマットの所定欄に割り当てる。つまり、共通荷札を一部作成(英文)している(S31)。
【0072】
次に、送り状の荷受人の電話番号abを入力させる(S32)。この電話番号abの入力に伴って、共通荷札作成処理22は、通信ソフトを起動させて、webサーバ18にアクセスして電話番号abに関連するユーザデータを転送させる(S33)。webサーバ18が電話番号マスタを有している場合は、電話番号abに関連する日本語の荷受人住所、日本語の荷受人氏名、着店コードを転送する。
【0073】
共通荷札作成処理22は、ユーザデータが転送されたかどうかを判定し(S34)、転送された場合は電話番号abに関連するユーザデータを一旦、ハードディスクに記憶する(S35)。
【0074】
そして、判定項目を設定する(S36)。例えば、荷受人住所を判定項目として設定する。
【0075】
次に、この判定項目の情報が転送されたユーザデータにあるかどうかを判定(ヒットしたかどうかを判定する)する(S37)。
【0076】
ステップS37で判定項目の情報がヒットしたと判定すると、その情報(例えば、荷受人住所、氏名又は着店コード)を共通荷札生成用のフォーマットの所定の欄に張り付けて表示させる(S38)。
【0077】
次に、判定項目が他にないかどうかを判定し(S39)、他にある場合は、判定項目を更新して(S40)、処理をステップS36に戻す。例えば、荷受人の氏名(日本語)を次の判定項目とする。
【0078】
また、ステップS37で判定項目の情報がヒットしないと判定したときは、予め記憶されている日本のxx宅配便会社の住所、電話番号、名称を読み、これを共通荷札用フォーマットの住所欄、氏名欄に割り当てる(S41)。
【0079】
そして、ステップS39において、判定項目が他に存在しないと判定した場合(ヒットした情報に基づいて共通荷札用フォーマットのデータbkが生成された場合)又は日本のxx宅配便会社の住所、電話番号、名称にされた共通荷札用の入力フォーマットのデータbkpが生成された場合は、一部の項目を日本語にした共通荷札データとしてハードディスクに記憶すると共に(S42)、印刷機3を用いて印刷させる(S43)。このとき、送り状番号とバーコード等も印刷される。
【0080】
つまり、ヒットした場合は、共通荷札Bkが得られ、ヒットしない場合は共通荷札Bkpが得られる。そして、いずれかの共通荷札が荷物1に張り付けられることになる。
【0081】
従って、日本国内の通関では、ヒットしている場合は新たに荷札を作成しなくともよいので、作業効率及び荷受人までの到着時間を短縮させることができる。
【0082】
一方、XX宅配便の日本の通関のオペレータは、パソコン20を操作して、図8に示すようにインターネットのwebサーバ18にアクセス(IDコード、パスワードでログイン)させ、受託予定の送り状番号aiを画面に表示し、この送り状番号aiに関連する送り状データaip、入国用の通関書類データdi、共通荷札データbi(bk又はbkp)を転送させて(S11)、以下に示す入国用の通関書類データdkを生成する(S12)。
【0083】
そして、入国用の通関書類用フォーマット画面を開いて、文字変換ソフトを起動させる。文字変換ソフトは、画面上の入国用の通関書類のデータdiの住所欄に記載の住所(ローマ字)が変換に指定されると、各文字列を認識し、この認識した文字列に対応する予め記憶されているローマ字に変換する。これを入国用の通関書類データdkとしてハードディスクに記憶する。つまり、入国用の通関書類ファイルは図13に示す構造となる。
【0084】
例えば、住所が「TOUKYOU」となっている場合は、「TOKYO」と変換する。また、何も変換する必要がないとオペレータが判断した場合は、変換処理はさせない。
【0085】
さらに、オペレータは画面の出国用の通関書類データdiから追徴課税が必要と判断したときは、この追徴課税分を入国用の通関書類データdkに書き込む。
【0086】
すなわち、出国用の通関書類は、インターネットのwebサーバに送信して記憶させているので、日本国内のXX宅配便の通関のオペレータ(通関士でもよい)がインターネットのwebサーバ18の出国用の通関書類を確認した後は容易に入国用の通関書類とすることができている。
【0087】
また、オペレータはパソコン20の画面の共通荷札の荷受人が日本国内のXX宅配便会社の通関宛になっているかどうかを判断し(S13)、通関宛になっている場合は、共通荷札作成処理(図示せず)を起動させる。
【0088】
通関宛になっている場合は、オペレータは、共通荷札用の入力フォーマットを画面に表示し、送り状データaip、入国用の通関書類データ等に基づいて手入力で正しい荷受人の住所、氏名、電話番号、着店コードを入力して正しい共通荷札データbka2を生成し、これを印刷機12で印刷させる(S14)。
【0089】
また、オペレータは追徴があるかどうかを判断し(S15)、追徴がある場合は、共通荷札データbk、bka1に元代引きを印字した共通荷札データを生成してこれを印字させる(S16)。つまり、図14の(a)に示すように、通関宛になっている場合は、図14の(b)に示すように、正しい住所と着店コードが付加された共通荷札が得られ、また、追徴課税がある場合は図11の(c)に示すような元代引きを印字した共通荷札が得られることになる。但し、図14の(c)は、ヒットした場合の共通荷札である。
【0090】
そして、飛行機が到着し、貨物が到着してMASTER−AWB(混載単位)ナンバー及びHOUSE−AWB(貨物単位)ナンバーのシステム手入力する。
【0091】
次に、通関書類データ、送り状データ、共通荷札データ等が受託確定データとなったことをWebサーバに知らせる。これは送り状番号に受託確定データとなったことを示すコードを付加することで知らせる(S17)。また、センターには実際に通関書類データ、送り状データ、共通荷札データ等を受託確定データとして送信する(S18)。
【0092】
尚、共通荷札の荷受人が日本国内の通関宛になっていて、正しい荷受人の住所、氏名、電話番号、着店コード等が入力された場合は、新たな顧客データとして、Webサーバのユーザファイルに追加する(S19)。
【0093】
従って、従来のように海外の荷札を3枚作成しないで、海外営業拠点においては、例えば図14の(c)に示すように1枚で通用する共通荷札を生成すると共に、出国用の通関書類を生成して、これをインターネットのWebサーバに送り、かつ入国側の通関は、インターネットのWebサーバにアクセスしてこれらの共通荷札、出国用の通関書類を転送させる構成をとっているので、海外からの荷物があっても、日本の通関では荷札、通関書類の作成は特別(通関宛又は追徴若しくは文字変換が必要な場合)な場合のみであるから日本の荷受人に荷物が届くまでの時間を短縮でき、かつコストを低減できる。荷札においては、1枚で済む
ので荷札作成の手間及びコストを削減できる。
【0094】
なお、上記実施の形態では、海外から日本国内に荷物を宅配するときに共通荷札を生成するとしたが、海外の荷受人のユーザファイル(英文で住所、氏名、着店コード)が生成されているのであれば、国内から海外に荷物を送るときに、海外の荷受人用の共通荷札を生成するようにしてもよい。
【0095】
また、上記実施の形態では航空機による宅配として説明したが船舶であっても船舶荷物に対して共通荷札を得るようにしてもよい。
【0096】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、海外用の主端末と国内用の主端末とサーバとをネットワークで接続し、海外用の主端末は、荷物の送り状に書き込まれている荷受人を識別する識別情報(電話番号等)を読みとり、これをサーバに送信して識別情報に関連する予め記憶されている所定情報(国内の言語で記述されている住所、氏名、着店コード)をサーバから提供させ、この所定情報を荷受人に輸送させるための荷札データに割り付け、これを共通荷札として印刷させる。
【0097】
つまり、XX会社の海外営業拠点で国内の言語で記述された荷受人宛の共通荷札を生成することにより、XX会社の通関で国内用の荷札を新たに作る必要がないので、荷受人にまでの荷物の到達時間を短縮できると共に、国内で荷札を作る必要がないのでコストを低減できるという効果が得られている。
【0098】
また、海外用の主端末と国内用の主端末とサーバとをネットワークで接続し、国内用の主端末は、荷物の送り状に書き込まれている荷受人を識別する識別情報(電話番号等)を読みとり、これをサーバに送信して識別情報に関連する予め記憶されている海外の所定情報(入国する言語で記述されている住所、氏名、着店コード)をサーバから提供させ、この所定情報を荷受人に輸送させるための荷札データに割り付け、これを共通荷札として印刷させる。
【0099】
つまり、XX会社の国内営業拠点で海外の言語で記述された荷受人宛の共通荷札を生成することにより、XX会社の海外営業(通関)でこの国の荷受人宛の荷札を新たに作る必要がないので、この国の荷受人にまでの荷物の到達時間を短縮できると共に、コストを低減できるという効果が得られている。
【0100】
すなわち、従来は海外からの荷物に貼る荷札は、3種類(MASTER AMBNo記入したもの、HOUSE AMBNo記入したもの、日本語の荷受人情報を記入したもの)が必要であったが、本発明では3種類をまとめた1枚の荷札にしているので、コスト低減と作業効率が図れる。
【0101】
また、海外用の主端末は、荷物の送り状情報の識別コードを付加した出国用の通関書類データ(英文)をサーバに送って記憶させ、国内用の主端末から送り状の識別コードが送信されたとき、送り状データ及び通関書類データを国内用の主端末に提供することにより、国内では送り状データと出国用の通関書類とを確認し、修正等が不要な場合は、その通関書類をそのまま入国用の通関書類とすることができる。
【0102】
従って、国内用の荷札の生成及び国内での通関書類の生成作業がなくなるから荷受人までの到達時間を短縮できると共に、コストを低減できるという効果が得られている。
【0103】
また、海外用の主端末は、荷受人を識別する識別情報に関連する国内の言語で記述されている所定情報がサーバから送信されないときは、予め記憶されている国内の言語で記述された国内営業拠点の住所、名称を荷札データに割り付けた国内営業拠点用の共通荷札を得ると共に、この国内営業拠点宛の共通荷札データをサーバに送信する。
【0104】
このため、新たな荷受人であって、この荷受人の国の言語の住所、氏名、着店コードが海外営業拠点で分からなくとも、荷受人の国に荷物が運ばれ、ここで正しい荷受人の国の言語の荷受人の住所、氏名、着店コードにした共通荷札を生成させることができるという効果が得られている。
【0105】
また、送り状データ、共通荷札データ及び通関書類データは、荷物が空港又は港湾から出国したことが知らされたときに、サーバに送信するので、電子データのやりとりであっても入国管理法に従った荷物の受け取りをすることができるという効果が得られている。
【0106】
また、国内用の主端末は、国内営業拠点用の共通荷札データの場合は、送り状情報に基づく荷受人の住所、氏名、着店コードを付した共通荷札を生成するので、正しい荷受人に荷物を輸送させることができるという効果が得られている。
【0107】
また、新たな荷受人であっても、正しい荷受人宛の共通荷札データとしてサーバに送信され、新たな顧客データとして追加されるので、次回からはこの荷受人までの荷物の到達時間を短縮できると共に、コストを低減できるという効果が得られている。
【0108】
さらに、国内用の主端末は、出国用の通関書類データの確認によって追徴課税があると、共通荷札データに対して追徴課税による料金徴収があることを示す符号を割り付けて印刷させる。
【0109】
このため、新たに伝票を発行しなくとも荷受人から追徴課税分を確実に徴収することができるという効果が得られている。
【0110】
さらに、サーバは、情報をハイパーテキスト形式で表した分散データベースシステムであり、ポインタを送り状の番号にして各データをリンク付けし、各主端末及びサーバはTCP/IPプロトコルで通信を行う。
【0111】
このため、インターネットで海外営業拠点及び国内営業拠点で必要によってメール感覚でサーバから送り状、通関書類、共通荷札、顧客情報を容易に得ることができるという効果が得られている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の海外からの宅配システムの構成図である。
【図2】 送り状の説明図である。
【図3】 従来の荷札の説明図である。
【図4】 本実施の形態の海外宅配輸送システムの概略構成図である。
【図5】 webサーバに記憶される各種データを説明する説明図である。
【図6】 webサーバに記憶される各種データを説明する説明図である。
【図7】 本実施の形態のシステムの動作を説明するシーケンス図である。
【図8】 本実施の形態のシステムの動作を説明するシーケンス図である。
【図9】 変換ソフトを説明する説明図である。
【図10】 海外での共通荷札を説明する説明図である。
【図11】 通関書類の説明図である。
【図12】 共通荷札生成処理の動作を説明するフローチャートである。
【図13】 webサーバに保管される通関書類データを説明する説明図である。
【図14】 日本国内で生成される共通荷札を説明する説明図である。

Claims (5)

  1. 海外の空港又は港湾に配置された宅配業者の海外営業拠点に設けられた海外用の主端末及び国内の空港又は港湾に配置された前記宅配業者の国内営業拠点に設けられた国内用の主端末を、ネットワークを介してサーバに接続して、該サーバが前記海外用の主端末又は前記国内用の主端末の各種データを集め、いずれかの前記主端末に提供する海外宅配輸送システムであって、
    前記海外用の主端末は
    前記荷物の送り状の荷受人を識別する荷受人識別情報を読取り、これを前記サーバに送信して該荷受人識別情報に関連する前記国内の言語記述されている所定情報を前記サーバから転送させる手段と
    前記送り状に書き込まれている送り状情報を読取り、これを前記サーバに送信する手段と
    前記送り状に基づいて生成された前記国内への出国用の通関書類データに前記送り状に記されている識別コードを付加して前記サーバに送信する手段と
    前記サーバからの所定情報及び前記送り状の識別コードを割付けた共通荷札データを生成し、これを共通荷札として印刷する手段とを備え
    前記国内用の主端末は、
    前記送り状の識別コードを前記サーバに送信し、該サーバから前記出国用の通関書類データ、前記共通荷札データを提供させる手段と
    前記提供された共通荷札データに、追徴課税があることを示す文字を前記共通荷札データに割付けて印刷させる手段と
    前記提供された出国用の通関書類データに前記追徴課税分を付加した入国用の通関書類データを作成し、これを印刷する手段と
    を備え、
    前記サーバは、
    前記海外用の主端末からの前記送り状のデータ、前記出国用の通関書類データ、前記共通荷札データを受信して、前記送り状の識別コードに関連づけて記憶する手段と
    前記荷受人識別情報コードを受信し、該荷受人識別情報に関連する、予め記憶されている前記荷受人の住所情報及び前記荷物の着店コードを含む前記所定情報を前記海外用の主端末に送信する手段と、
    前記国内用の主端末から前記送り状の識別コードを受信したとき、該識別コードに関連する前記送り状データ、前記出国用の通関書類データ、前記共通荷札データを提供する手段と
    を有することを特徴とする海外宅配輸送システム。
  2. 前記海外用の主端末は、
    前記荷受人識別情報に関連する前記国内の言語で記述されている前記所定情報が前記サーバから転送されないときは、予め記憶されている前記国内の言語で記述された前記国内営業拠点の住所、名称を前記共通荷札のデータに割り付けた国内営業拠点用の共通荷札データを生成して印刷すると共に、この国内営業拠点用の共通荷札データを前記サーバに送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の海外宅配輸送システム。
  3. 前記海外用の主端末は、
    前記送り状のデータ、共通荷札データ及び出国用の通関書類データは、
    前記荷物が前記空港又は港湾から出国したことが知らせられ、かつ前記送り状の識別コードが入力したときに、該識別コードに関連する送り状のデータ、共通荷札データ及び出 国用の通関書類データを検索して前記サーバに送信することを特徴とする請求項2記載の海外宅配輸送システム。
  4. 前記国内用の主端末は、
    前記荷物が入国したとき、前記送り状の識別コードを前記サーバに送信して、
    この送り状の識別コードに関連する前記送り状データ、前記共通荷札データ、前記国内営業拠点用の共通荷札データ、前記出国用の通関書類データを提供させる手段と、
    前記国内営業拠点用の共通荷札データの場合は、前記送り状情報に基づく荷受人の国内言語の住所、氏名、着店コードをその共通荷札データの所定欄に割り付けた正しい荷受人宛の共通荷札データを得て、
    これを印刷させる手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の海外宅配輸送システム。
  5. 前記正しい荷受人宛の共通荷札データは、
    前記サーバに送信して顧客データとして新たに記憶させることを特徴とする請求4項記載の海外宅配輸送システム。
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